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【市況一覧】
日経平均株価
38,324.43 +772.27 04/24
TOPIX
2,701.42 +35.19 04/24
マザーズ
655.81 +5.17 04/24
NYダウ平均
38,503.69 +263.71 04/24
ナスダック総合
15,696.64 +245.34 04/24


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    28日の日経平均は2万7500円を割り込む場面があり、マザーズ指数は3%を超える下落と、日本株の弱さが目立った1日だった。短期勝負でIPOに向かったとしても、ブレインズの初値買いで本日リターンを得ることは難しい。直近IPO銘柄も総崩れとなっており、資金の振り向け先がなかった。
    チャート上では、再び200日移動平均線を下回り、調整が尾を引いている。
     
    イベントを無難に消化して米国株も上昇する展開に期待したいところだろう。
     
    あす29日の日経平均株価は、21年4−6月期の企業決算が本格化し、個別株物色の色彩が強ってくるとみられる。ただ、「余程のサプライズがないと相場の好転は期待しにくい」との声も聞かれ、銘柄の選別物色が進みそうだ。
     
    あすは米連邦公開市場委員会(FOMC)結果を受けた米国株の動向が注目される。FOMCに関しては、米国の長期金利が低位で推移する中、FRBが市場を混乱させるようなアナウンスを出すとは考えづらい。一方で中国当局によるネット企業などへの規制強化が懸念される中国株の動きも引き続き注視する必要があるだろう。
    国内では東京都を中心に新型コロナウイルスの感染が再拡大し、景気の先行きを警戒する見方は根強く、積極買いは期待しにくい。
    金曜30日が月内最終日で下げの特異日。コロナの感染被害が拡大傾向にある週末で、7月も傾向通り下落となりそうな雰囲気が漂っている。
     
     
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(28日現在)
     
    28796.96  均衡表雲上限(日足)
    28750.68  75日移動平均線
    28597.52  均衡表雲下限(日足)
    28514.34  13週移動平均線
    28405.50  均衡表転換線(週足)
    28386.47  25日移動平均線
    28267.64  ボリンジャー:-1σ(26週)
    28252.16  均衡表基準線(日足)
    28013.48  均衡表転換線(日足)
    27914.16  ボリンジャー:-1σ(13週)
    27883.32  ボリンジャー:-1σ(25日)
    27782.33  200日移動平均線
    27662.35  6日移動平均線
    27586.84  ボリンジャー:-2σ(26週)
     
    27581.66  ★日経平均株価28日終値
     
    27380.17  ボリンジャー:-2σ(25日)
    27313.97  ボリンジャー:-2σ(13週)
    26906.04  ボリンジャー:-3σ(26週)
    26877.02  ボリンジャー:-3σ(25日)
    26713.78  ボリンジャー:-3σ(13週)
     
    ローソク足はマドを空けて下落し、陰線を描いて売り圧力の強さを再確認した格好。終値は5日線や200日線を再び下回ったほか、一目均衡表では横ばいだった転換線が下降して下落圧力の増大を窺わせている。8月3日にかけての応当日株価上昇から弱気シグナル増大が予想される一方、本日の25日線との下方乖離率は2.84%と底値圏入りの5%ラインに届いていないため、20日の直近安値27330.15円割れリスクには引き続き留意が必要となろう。
     

    【大引け概況】
    28日の日経平均株価は大幅に反落し、前日比388円56銭安の2万7581円66銭で終えた。下げ幅は500円を超える場面があった。
     
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:56 容量:8.4M

    過去のマーケット動画はこちら
     
     前日の米国株市場ではNYダウをはじめ主要株指数が揃って反落したが、ナスダック総合指数の下げがきつく、東京株式市場もその影響を受けている。取引時間中はアジア市場が総じて軟調な動きとなったこともセンチメントを悪化させた。
    値がさのグロース(成長)株に売りが目立ち、相場を下押しした。
     
    国内での新型コロナ感染者数の拡大に歯止めがかからないことや、中国政府によるネット企業への規制強化の動きなどが嫌気され、投資家心理が大きくリスクオフに傾いた。
    中国当局がネット企業への統制を強化していることをきっかけに、前日までに上海総合指数などが大幅安となった。きょうも上海総合指数は軟調に推移しており、投資家心理を悪化させた。中国との関わりが強い銘柄には売りが目立った。ソフトバンクグループ(SBG)は大幅安で年初来安値を連日で更新した。
     
    五輪開催中の東京都で27日に過去最多となる2848人のコロナ新規感染者数が確認された。神奈川、埼玉、千葉の3県も緊急事態宣言の要請を検討するとも伝わり、経済活動の正常化が遠のくとの懸念が出ている。
     
    米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表され、また、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が会見する。FOMCでは金融政策の方針に大きな変更はないとの見方が大勢だが、注目する向きもある。「内容によっては株価が急落するリスクがあるので買いを入れにくい」(シンクタンク)といい、反転上昇の気配は見られない。
     
    市場からは「海外株安の影響を受け、上値が重いでは済まされない感じになってきた。国内では決算発表が本格化してくるが、余程のサプライズがないと相場の好転は期待しにくい」との声が聞かれた
     
    JPX日経インデックス400は反落。終値は前日比163.47ポイント安の1万7256.96だった。東証株価指数(TOPIX)は反落し、18.39ポイント安の1919.65で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆2055億円。売買高は10億3788万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1679と、全体の8割弱を占めた。値上がりは422、変わらずは89銘柄だった。

     

    業種別株価指数(33業種)では金属製品、情報・通信業、空運業などが下落。鉄鋼、石油・石炭製品、電気・ガス業などは上昇した
     
    個別では、売買代金首位のソフトバンクグループが大幅安に売り込まれ、売買代金2位のレーザーテックも1000円超の下落。ファストリも年初来安値を付けた。東エレク、レーザーテクが安かった。日電産も大幅安だった。
     
    一方、ソニーグループがしっかり、三菱自は大幅高。日産自動車、日清粉G、コマツ、シマノなども高かった。日本製鉄、JFEが堅調だった。
     
    東証2部株価指数は前日比68.28ポイント安の7730.52ポイントと4日ぶり反落した。
    出来高1億3974万株。値上がり銘柄数は118、値下がり銘柄数は278となった。
     
    個別では、高田工業所、フルスピード、クシム、ポラリス・ホールディングス、FRACTALEなど12銘柄が年初来安値を更新。ゼット、フジオーゼックス、日本アビオニクス、ヨネックス、アートスパークホールディングスが売られた。
     
    一方、テクノ菱和、ブルボン、リバーホールディングス、安楽亭、黒田精工など7銘柄が年初来高値を更新。川本産業、アゼアス、東邦金属、エリアリンク、ユーピーアールが買われた。
     


    日経ジャスダック平均株価は4営業日ぶりに反落した。終値は前日比38円12銭安い3956円89銭だった。
    ジャスダック平均は反落してスタート。その後も大引け近くまで大きく下げ幅を拡げていく動きが続いた。ジャスダック市場の出来高や売買代金は本日も低調で、マザーズ指数が3%安と大幅に下落するなか新興市場全体で売り優勢の展開となった。
    国内で新型コロナウイルスの感染者数が増加し、景気悪化への懸念が強まった。東証1部の主力銘柄も軟調に推移し、新興企業株にも売りが波及。午後にかけて下げ幅を拡大した。
    ウエストHDやフェローテクが下落した。ジャスダック市場の売買代金は概算で449億円、売買高は6320万株だった。値上がり銘柄数は157、値下がり銘柄数は447となった。
     
    個別ではオンキヨーホームエンターテイメントがストップ安。地域新聞社、アミタホールディングス、ドーン、出前館、JTPなど18銘柄は年初来安値を更新。テセック、両毛システムズ、ウィルソン・ラーニング ワールドワイド、キタック、シキノハイテックが売られた。
     
    一方、ウエストホールディングス、エスケー化研、イボキン、デイトナ、ムラキなど6銘柄が年初来高値を更新。エヌアイシ・オートテック、カイノス、日邦産業、協和日成、ゼネラルパッカーが買われた。
     


    東証マザーズ指数は前日比39.62ポイント安の1097.30ポイントと続落。5月19日以来の安値となった。
    世界的に相場の地合いが悪化する中、新興企業市場も手じまい売りが広がる軟調な展開となった。マザーズでは時価総額上位銘柄が大きく値を下げ、指数の下落率が大きくなった。
    後場一段安となり、下げ幅は3%を超えた。中国のネット規制などを警戒して売りが先行しており、主力ではBASE、プレミアアンチエイジング、メルカリなどが下落した。
    前日の業績予想を下方修正したマクアケにも売りが集中した。前日に上場したサーキュも安い。
    「マザーズだけで見れば、信用取引の評価損率は10%台後半まで広がっているとみられ、手の内は悪くなっている」との指摘があった。
    値上がり銘柄数は38、値下がり銘柄数は326となった。
     
    マザーズ市場にきょう新規上場したブレインズは公開価格(1780円)の2.3倍にあたる4165円で初値を付け、終値は3540円だった。
     
    個別では、マクアケがストップ安。AMBITION、ベガコーポレーション、スタジオアタオ、ロコンド、ディジタルメディアプロフェッショナルなど70銘柄は年初来安値を更新。BASE、BCC、BlueMeme、ベイシス、アシロが売られた。
     
    一方、グローバルウェイがストップ高。アジャイルメディア・ネットワークは一時ストップ高と値を飛ばした。アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、ポート、シック・ホールディングス、サーキュレーション、グッドスピードなど6銘柄は年初来高値を更新。LeTech、AmidAホールディングス、ツクルバ、バルニバービ、関通が買われた。

    「レポート」

    日経平均株価は年初来でほぼ変わらず。
    ただファーストリテとSBG2銘柄だけで約900円押し下げている計算。

    ある報道。

    英国で新型コロナウイルスで感染力の強いのインド型(デルタ型)の感染拡大がピークを超えた可能性がある。
    26日時点で新型コロナウイルスの新規感染者は24950人。
    前日の29173人から減少し今月4日以来の低水準となった。
    過去1週間の新規感染者の合計は25万人強。
    前週から20%余り減少した。
    ファンドストラットのリポート。
    「ここ数週間の最も重要な動きの一つ。
    英国は新たな行動制限措置をとらなかった。
    にもかかわらず、デルタ型の感染が45日後にピークに達したという事実だ」と指摘。
    米国では感染者数の急増が続いており、今後12日間でピーク時には10万人以上に達する可能性があるという。
    ただ、到達後には英国と同様に鈍化傾向が続くとみられる。
    デルタ型の感染拡大が懸念され、米国市場の投資家心理の重荷となっている。
    しか市場の声は「FRBがハト派であり続けるならば、リスクオンは適切だと思われる」。
    英国で感染のピークに達したこと。
    2019年に米国で第2波が広がった時、S&P500は第2波がピークに到達する34日前に底を打っていた。
    「感染拡大の震源地となった地域の株式市場にとって逆転を意味すると考えられる」との見方だ。FOMCについてのコメント。

    ノムラ・セキュリティーズのレポート。
    「7月のFOMCにおいて、テーパリングに関するタイミングやペース、構成に関する技術的側面について、 FOMCが議論を継続することを期待する。
    7月中のFRBメンバーのコメントは、テーパリングの適切なタイミングについて様々な見解を示唆している。
    インフレやフォワードガイダンスの文言に大きな変化はない。
    ドイツ銀行のリポート。
    (1)直近の消費者物価上昇の反応としての最新のインフレ見通し
    (2)最近の市場動向、とりわけ債券に関する市場動向の解釈
    (3)経済見通しに対する下振れリスクとしてのデルタ型の出現。

    モルガン・スタンレーMUFG証券のレポート。
    「自社株買い候補銘柄群」。

    ホギメディ(3593)
    東製鉄(5423)
    デンソー(6902)
    塩野義(4507)
    Gウイン(8111)
    ソニーG(6758)
    富士フイルム(4901)
    関西ペ(4613)
    日光電(6849)
    NTT(9432)
    KDDI(9433)
    SB(ソフトバンク、9434)

    みずほ証券のレポートは「8月11日にMSCIが発表する四半期見直し」。
    日本銘柄からは新規採用、除外なしと予想。
    リバランスは8月31日の引けで発生する。
    見直しにともなう日本銘柄の株数変更で下記の通りのパッシブ需要が発生するとも推計。

                          パッシブ需要(100万円)  売買日数
      7912  大日印                 -728.5           -0.33
      3231  野村不HD            -1,063.3          -0.68
      8766  東京海上              -1,261.7          -0.15
      7741  HOYA              -2,722.3          -0.29
      4307  NRI                -3,627.1          -1.27
      7202  いすゞ                -3,881.1          -1.07
      8031  三井物                -4,088.1           -0.5
      6988  日東電                -4,175.8          -1.04
      8750  第一生命              -8,186.3          -0.92
      4568  第一三共             -19,241.3          -2.03
      9984  ソフトバンクG       -96,965.7          -1.36




    (櫻井)。

     
    28日午前の日経平均株価は反落し、前引けは前日比321円45銭(1.15%)安の2万7648円77銭だった。下げ幅は400円に迫る場面があった。
     
    きょう前場は主力株中心に幅広く売られ、日経平均は大幅反落となった。中国政府がネット企業や教育産業への規制強化を打ち出していることがリスク要因として意識されている。
     
    また、国内では前日に東京都で新型コロナウイルスの感染者数が過去最大となる2848人に達するなど、コロナまん延に伴う経済への影響が懸念されている。
    東京五輪開催中で世界の注目が集まるなかの感染拡大で政権支持率の低下などにもつながるとの懸念も出ている。
     
    アジア株市場では、香港株は自律反発に転じているものの、中国・上海株や台湾株など総じて軟調な値動きとなっていることもマーケット心理にネガティブに働いている。
    「中国当局のネット企業への取り締まり強化をきっかけに、足元で上海や香港株の極端な下げが続いたことから中国に関わりが深い銘柄を中心に売られ、一時的に日本株の重荷になっている」とみていた。
     
    半面、前日に上方修正を発表した銘柄など好業績銘柄が買われ、相場を支える展開となった。
     
    日経平均は引き続き200日移動平均線を意識したもみ合いが継続。前日の米株市場がハイテク株を中心に大きく下落したなかでも下げ渋り、同線が支持線として引き続き意識されてきているようだ。バリュエーション面でもこの水準では割安感があるため、当面はこの水準が下値メドとなりそうだ。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに反落した。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆647億円、売買高は5億1246万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1605と、全体の約7割を占めた。値上がりは458、変わらずは117銘柄だった。
     
     
    業種別株価指数(33業種)は金属製品、情報・通信業、陸運業などが下落。上昇は鉄鋼、繊維製品、石油・石炭製品など。
     
    個別では売買代金トップのソフトバンクグループ、売買代金2位のレーザーテックいずれも下値を探る展開となっているほか、ファストリも売られた。東エレク、アドテストも安かった。塩ビなど生活環境基盤材料がけん引する形で市場予想を上回る第1四半期決算となった信越化は、軟調な地合いの影響もありもみ合いの末下落。今期営業利益予想がほぼ市場予想並みにとどまったGenky DrugStoresは短期的な材料出尽くしで利益確定売りに押された。
     
    一方、決算や業績予想の引き上げを手掛かりにシマノ、日清粉G、三菱自は8%超高、メルコなどが大きく上昇。先日第1四半期業績予想の上方修正を発表していたKOAは、修正値通りの着地となった一方、上半期業績予想として新たに前年同期比7.4倍となる営業利益を示したことに加え、未定だった中間配当の実施を示したことで大幅高となった。日本製鉄、JFEが買われた。
     
     
    東証2部株価指数は前日比52.98ポイント安の7745.82ポイントと4日ぶり反落した。
    出来高は9035万株。値上がり銘柄数は124、値下がり銘柄数は255となった。
     
    個別では、高田工業所、クシム、ポラリス・ホールディングス、リスクモンスター、SIGなど6銘柄が年初来安値を更新。フジオーゼックス、ゼット、アートスパークホールディングス、イムラ封筒、日本アビオニクスが売られた。
     
    一方、ブルボン、リバーホールディングス、安楽亭、黒田精工が年初来高値を更新。東邦金属、川本産業、アゼアス、エリアリンク、大黒屋ホールディングスが買われた。

     


    日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日比27円77銭安い3967円24銭となった。東京都の27日の新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最多となり、投資家心理が悪化。東証1部の主力銘柄も軟調に推移し、新興企業株も売りが優勢となった。
    ウエストHDやシンバイオが下落した。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で254億円、売買高は3528万株。
    値上がり銘柄数は160、値下がり銘柄数は383となった。
     
    個別ではオンキヨーホームエンターテイメントが一時ストップ安と急落した。アミタホールディングス、ドーン、出前館、JTP、新都ホールディングスなど14銘柄は年初来安値を更新。テセック、両毛システムズ、ズーム、ジェイエスエス、ウィルソン・ラーニング ワールドワイドが売られた。
     
    一方、ウエストホールディングス、エスケー化研、イボキン、デイトナ、ムラキなど6銘柄が年初来高値を更新。中京医薬品、元旦ビューティ工業、サカイホールディングス、Shinwa Wise Holdings、アルファグループが買われた。
     


    東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比32.47ポイント安い1104.45だった。米国市場やナイトセッションが下落した流れを引き継ぎ続落している。時価総額が大きいマクアケは今期の業績予想を下方修正し売りが集中した。半面、JTOWERは上昇した。
    値上がり銘柄数は52、値下がり銘柄数は303となった。
     
    マザーズに上場したブレインズは買い注文が膨らみ、午前は取引が成立しなかった。前引け時点の気配値は3120円と、公開価格(1780円)を約75%上回った。
     
     個別ではベガコーポレーション、スタジオアタオ、ロコンド、モブキャストホールディングス、FFRIセキュリティなど54銘柄が年初来安値を更新。BASE、FRONTEO、BCC、ケアネット、BlueMemeが売られた。
     
    一方、グローバルウェイがストップ高。アジャイルメディア・ネットワークは一時ストップ高と値を飛ばした。アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、ポート、シック・ホールディングス、サーキュレーション、グッドスピードなど6銘柄は年初来高値を更新。関通、霞ヶ関キャピタル、ツクルバ、イノベーション、うるるが買われた。

    【寄り付き概況】

     
    28日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比295円23銭安の2万7674円99銭。下げ幅は一時300円を超えた。
     
    中国当局がネット企業などへの取り締まりを強化するなか、27日は上海総合指数や香港ハンセン指数が大幅安となった。米株式市場ではNYダウ工業株30種平均が6営業日ぶりに反落するなど主要3指数が下落した。
     
    東京株式市場では前日まで米株高に追随する形で日経平均は3日続伸となっていたが、きょうは米株安を受けリスク回避の売りが再び優勢となっている。
    また、中国や米国の株式相場が下落したのも嫌気され、投資家がリスク回避姿勢を強めている。
    国内で新型コロナウイルスの感染が急拡大していることも、経済活動に与える影響が懸念される状況にある。また、日本時間あす未明に判明するFOMCの結果やパウエルFRB議長の記者会見を前に、買い手控えムードが助長されやすい。
     
    感染力の強いインド型(デルタ型)が世界的に感染拡大するなか、東京都で27日の感染者数が2848人と過去最多となった。五輪開催中の感染拡大で政権支持率の低下にもつながりかねず、警戒する向きが多い。外国為替市場で円相場が109円後半とやや円高水準で推移していることも輸出関連銘柄には重荷だ。
     
    東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=109円台の後半(27日は1ドル=110円08−10銭)、1ユーロ=129円台の後半(同129円70−74銭)で取引されている。
     
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに反落している。
     
    個別では、ソフトバンクグループが連日で年初来安値を付けた。ファストリも年初来安値。東エレクも売られている。一方、前日に業績の上方修正を発表した三菱自が大幅上昇。ソニーGが買われている。



    「ミュータント」

    火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って6日ぶりの反落。
    「大手ハイテク企業の決算発表やFOMCを控え警戒感が拡大」との解釈。
    下落をけん引したのはNASDAQ。
    1.21%安と5月12日以来の大幅な下落率となった。
    ただ、主要3指数は取引終盤にかけて下落幅を縮小。
    安値からは大きく戻した。
    アップル、マイクロソフト、アルファベットは引け後の決算発表を控えて下落。
    アマゾンも売られた。
    インテルは2.1%安。
    テスラは2%安。
    一方でマクドナルドは1%高。
    耐久財受注統計でコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注は前月比0.5%増。
    市場予想は0.7%増だった。
    CB消費者信頼感指数は129.1。
    パンデミックが始まる直前の昨年2月以来の高水準。
    IMFは世界経済見通しを改定。
    2021年の世界成長率予想を6%で据え置いた。
    米国などの先進国の予想は引き上げ。
    一方で新興国の見通しを引き下げた。
    10年国債利回りは1.239%。
    2年国債利回りは0.207%。
    ドル円は109円台後半。
    WTI原油先物は0.26ドル(0.36%)安の1バレル=71.65ドル。
    ビットコインは1.04%高の37677.58ドル
    SKEW指数は159.44→153.20→151.04。
    恐怖と欲望指数は32→26。

    火曜のNYダウは85ドル(0.24%)安の35058ドルと6日ぶりに反落。
    NASDAQは180ポイント(1.21%)安の14660ポイントと6日ぶりに反落。
    S&P500は20ポイント(0.47%)安の4401ポイントと6日ぶりに反落。
    ダウ輸送株指数は326ポイント安の14446ポイントと3日ぶりに反落。
    SOX指数は1.86%安の3215ポイントと続落。
    VIX指数は19.36と上昇。
    合算売買高は103.6億株(前日97.7億株、過去20日平均は98.5億株)。
    225先物CME円建ては大証比日中比320円安の27590円。
    ドル建ては大証比日中比295円安の27615円。
    ドル円は109.76円。
    10年国債利回りは1.239%。
    2年国債利回りは0.207%。

    火曜の日経平均は寄り付き78円高。
    一時28000円台を回復した場面もあった。
    ザラバ高値2は28036円。
    終値は136円高の27970円と3日続伸。
    3日連続で3ケタ高となった。
    上昇率は0.49%。
    日足は3日ぶりに陰線。
    TOPIXは0.64%上昇で3日続伸。
    東証マザーズ指数は0.45%下落で4日ぶりに反落。
    日経ジャスダック平均は0.25%上昇で3日続伸。
    東証1部の売買代金は1兆9972億円(前日2兆2493億円)。
    13日ぶり¥に2兆円割れ。
    値上がり1571銘柄(前日1757銘柄)。
    値下がり536銘柄(前日352銘柄)。
    新高値72銘柄(前日64銘柄)。
    新安値16銘柄(前日20銘柄)。
    騰落レシオは96.54(前日89.25)。
    NTレシオは14.43倍(前日14.45倍)。
    38日連続で14倍台。
    サイコロは5勝7敗で41.67%。
    右肩下がりの25日線(28403円)から▲1.53%。
    19日連続で下回った。
    13週線は28544円。
    右肩下がりの75日線は28778円。
    19日連続で下回った。
    右肩上がりの200日線(27759円)からは△0.76%(前日△0.35%)。
    2日連続で上回った。
    右肩下がりの5日線(27678円)から△1.05%。
    2日連続で上回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.275%(前日▲14.325%)。
    買い方▲8.106%  (前日▲8.627%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲6.058%(前日▲6.539%)。
    買い方▲19.809% (前日▲19.669%)。
    空売り比率は40.8%(8日連続で40%超:前日40.3%)。
    空売り規制なしの比率は8.1%(前日6.7%)。
    7月21日時点の信用売り残は189億円減の6585億円。
    2週ぶりに減少。
    同信用買い残は293億円増の3兆5614億円。
    2週ぶりに増加。
    金額ベースでの信用倍率は5.41倍(前週は5.21倍)。
    3週連続で5倍台。
    日経VIは20.98(前日21.69)。
    日経平均採用銘柄の予想PERは13.71倍(前日13.63倍)。
    19日連続で13倍台。
    前期基準では17.69倍。
    EPSは2040円(前日2042円)。
    225のPBRは1.22倍。
    BPSは22926円(前日23002円)
    日経平均の益回りは7.29%(前日7.34%)。
    配当利回りは1.88%。
    10年国債利回りは0.015%。
    東証1部全銘柄だと予想PERは15.99倍。
    前期基準では20.82倍。
    PBRは1.31倍。
    東証1部単純平均株価は17円高の2424円。
    東証1部売買単価は2126円(前日は2326円)。
    東証1部時価総額は720兆円(前日は715兆円)。
    54日連続で700兆円超。
    ドル建て日経平均は253.86(前日251.27)。
    火曜のシカゴ225先物終値は大証日中比320円安の27590円。
    高値は28020円、安値は27360円。
    225先物大証夜間取引終値は日中比410円安の27500円。
    気学では「前日来高き日は売り方針」。
    木曜は「良く動く日にして前後場仕成りを異にする」。
    金曜は「人気一新。変化を見せる重要日」。
    ボリンジャーのマイナス1σが27921円。
    マイナス2σが27439円。
    一目均衡の雲の上限が28848円。
    下限が28796円。
    8日連続で雲の下。
    一目均衡の雲は今日と8月11日に白くねじれる。
    勝手雲の上限は28296円。
    下限が28172円。
    8日連続で雲の下。
    勝手雲は29日に白くねじれる。
    RSIが40.87(前日36.37)。
    RCIが19.51(前日15.38)。
    7月SQ値は27726円。
    アノマリー的には明日が「上げの特異日」。
    7月月内受け渡し最終日。

    《今日のポイント7月28日》

    (1)火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って6日ぶりの反落。
       「大手ハイテク企業の決算発表やFOMCを控え警戒感が拡大」との解釈。
       10年国債利回りは1.239%。
       2年国債利回りは0.207%。
       ドル円は109円台後半。
       SKEW指数は159.44→153.20→151.04。
       恐怖と欲望指数は32→26。

    (2)ダウ輸送株指数は326ポイント安の14446ポイントと3日ぶりに反落。
       SOX指数は1.86%安の3215ポイントと続落。
       VIX指数は19.36と上昇。
       合算売買高は103.6億株(前日97.7億株、過去20日平均は98.5億株)。
       225先物CME円建ては大証比日中比320円安の27590円。

    (3)東証1部の売買代金は1兆9972億円(前日2兆2493億円)。
       新高値72銘柄(前日64銘柄)。
       新安値16銘柄(前日20銘柄)。
       騰落レシオは96.54(前日89.25)。
       NTレシオは14.43倍(前日14.45倍)。
       サイコロは5勝7敗で41.67%。

    (4)右肩下がりの25日線(28403円)から▲1.53%。
       19日連続で下回った。
       13週線は28544円。
       右肩下がりの75日線は28778円。
       19日連続で下回った。
       右肩上がりの200日線(27759円)からは△0.76%(前日△0.35%)。
       2日連続で上回った。
       右肩下がりの5日線(27678円)から△1.05%。
       2日連続で上回った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.275%(前日▲14.325%)。
       買い方▲8.106%  (前日▲8.627%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲6.058%(前日▲6.539%)。
       買い方▲19.809% (前日▲19.669%)。

    (6)空売り比率は40.8%(8日連続で40%超:前日40.3%)。
       空売り規制なしの比率は8.1%(前日6.7%)。
       7月21日時点の信用売り残は189億円減の6585億円。
       2週ぶりに減少。
       同信用買い残は293億円増の3兆5614億円。
       2週ぶりに増加。
       金額ベースでの信用倍率は5.41倍(前週は5.21倍)。
       3週連続で5倍台。
       日経VIは20.98(前日21.69)。

    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.71倍(前日13.63倍)。
       EPSは2040円(前日2042円)。
       BPSは22926円(前日23002円)
       日経平均の益回りは7.29%(前日7.34%)。

    (8)東証1部時価総額は720兆円(前日は715兆円)。
       ドル建て日経平均は253.86(前日251.27)。

    (9)ボリンジャーのマイナス1σが27921円。
       マイナス2σが27439円。
       一目均衡の雲の上限が28848円。
       下限が28796円。
       8日連続で雲の下。
       一目均衡の雲は今日と8月11日に白くねじれる。
       勝手雲の上限は28296円。
       下限が28172円。
       8日連続で雲の下。
       勝手雲は29日に白くねじれる。
       RSIが40.87(前日36.37)。
       RCIが19.51(前日15.38)。
       7月SQ値は27726円。
       アノマリー的には明日が「上げの特異日」。
       7月月内受け渡し最終日。

    今年の曜日別勝敗(7月27日まで)

    月曜17勝12敗
    火曜16勝12敗
    水曜11勝18敗
    木曜16勝10敗
    金曜13勝15敗

    7月第2週の海外投資家動向
    現物1101億円買い越し(2週連続買い越し)
    先物1959億円売り越し(3週連続売り越し)
    合計858億円売り越し(3週連続売り越し)

    7月第1週の海外投資家動向。
    現物137億円買い越し(2週間ぶり)。
    先物2186億円売り越し(2週連続)。
    合計2048億円売り越し(2週連続)。

    国際通貨基金(IMF)が世界経済見通しを発表。
    2021年の日本の実質成長率は2.8%。
    4月時点の予測を0.5イント下方修正した。
    G7で予測が悪化したのは日本のみ。
    ワクチン普及で米欧の景気が好転する中、日本は感染再拡大による規制強化で年前半の経済活動が停滞した。
    世界全体の成長率予測は4月時点と変わらず6.0%。
    1980年以降で最大。
    米国の21年成長率予想は7%。
    4月時点の見通しの6,4%から上方修正。
    ユーロ圏と中南米、中東および中央アジアの予測も引き上げた。
    変異株が広がる新興・途上国は0.4ポイント悪化の6.3%とした。
    因みに・・・。
    「世界経済回復の断層線 亀裂の広がり」というのが今回の表題だ。
    「ワクチンへのアクセスが主要な断層線となり、世界は景気回復について2つのグループに分断された。
    今年中にさらなる活動正常化が望めるグループと、依然として感染再拡大および死者増加に直面するグループだ。
    先進国・地域の大半が前者に入る。
    しかし現時点で感染者数が非常に少なくなっている国々でも、他の国・地域でウイルスが猛威を振るっている限り、回復は確実ではない」。

    結果が需要なのか、同時体験が需要なのか。
    スポーツでも株式市場でもこの答えは難しい。
    日本がメダルを取れば単純に嬉しい。
    そのプロセスでは感動する。
    これは間違いない。
    株価も儲かれば単純にうれしい。
    そのプロセスでも「おお」感動する場面がある。
    どちらも求められているということなのだろう。
    しかし・・・。
    オリンピックの競技に夢中になっているうちに世界では静かに大きな変化が起こることも多い。
    米国の実質金利は過去最低水準。
    そして国防長官は「安定した米中関係模索」の方向。
    2025年には半導体で世界一を目指す方向、
    加えて北朝鮮と韓国は和解の方向。
    何よりコロナの猛威は世界的に収まらない。
    かつてGHQが採用したとされる「3S」は今回も適用されるのだろうか。
    IMFによる日本の経済見通しの下方修正などどこ吹く風ではない。

    そのコロナ。
    昨日あるバイオベンチャーのトップの話。
    「コロナウィルスだって生き残るためにに必死ですよ。
    人類の抗体の進化に適応しようとするから変異型が発生するんです。
    そしてミュータントは突然発生している訳ではなく強いミュータントが生き残ります。
    そこと戦っているのは人類ということになります」。
    いままで変異型というのが理解できなかったがよくわかった。
    だから変異型が登場すると従来のウィルスが消えていくということなのだろう。
    この1年半の疑問が解けたような気がした。


    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    タケエイ(2151)・・・動兆

    タケエイに注目する。
    同社は産業廃棄物の再資源化から最終処分まで一貫。
    バイオマス発電も推進。
    リバーHDと経営統合 
    持株会社は10月1日上場予定。

    (兜町カタリスト櫻井)


    28日の日経平均株株価は反落後、弱含みの展開か。
    日経平均株株価予想レンジ:2万7500円−2万7800円。
    米国株は下落。NYダウ平均は85ドル安の35058ドルで取引を終えた。FOMCの結果発表を前に調整売りに押された。米国株の下落は当然売り材料で、そもそも本日はFOMCの結果発表を前に買いは手控えられやすいだろう。
    きのう27日の日経平均株価は、2万8000円を超える場面がみられたものの、戻り待ちの売りに押される格好だった。現地27日の欧米株式が下落したこともあり、売り優勢のスタートとなろう。東証1部の売買代金は、きのう27日に1兆9971億円と6日以来となる2兆円割れとなっており、手控えムードが継続するなか、軟調な展開を強いられそう。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の後半(27日は110円08−10銭)とやや円高方向に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の後半(同129円70−74銭)と小動き。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、27日の大阪取引所清算値比320円安の2万7590円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■ピックルスコーポレーション <2925>
    8月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。また、株式分割後も株主優待制度における保有株数の条件は100株以上を据え置く。実質拡充となる。
     
    ■ACCESS <4813>
    NTT <9432> と同社が推進する「IOWN 構想の実現」を目的に業務提携。
     
    ■三菱自動車工業 <7211>
    今期経常を38%上方修正。
     
    ■シック・ホールディングス <7365>
    今期最終を3.7倍上方修正・2期ぶり最高益更新へ。
     
    ■スリー・ディー・マトリックス <7777>
    アスベストが原因で発症する悪性胸膜中皮腫に対して、顕著な治療効果の可能性がある核酸医薬の抗がん剤の開発に成功したと共同開発先の広島大学が発表。
     
    ■フルヤ金属 <7826>
    前期経常を32%上方修正・最高益予想を上乗せ。
     
    ■日清製粉グループ本社 <2002>
    上期経常を一転14%増益に上方修正、通期も増額。
     
    ■コスモ・バイオ <3386>
    今期経常を一転16%増益に上方修正。
     
    ■霞ヶ関キャピタル <3498>
    8月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
     
    ■メルコホールディングス <6676>
    4-6月期(1Q)経常は3.1倍増益で着地。
     
    ■KOA <6999>
    非開示だった上期経常は6.3倍増益、未定だった上期配当は11.5円増配。
     
    ■シマノ <7309>
    今期経常を17%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も80円増額。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.9%にあたる180万株(金額で500億円)を上限に自社株買いを実施する。
     
    ■ジャパンベストレスキューシステム <2453>
    シック・ホールディングス <7365> [東証M]傘下のアクトコールとTSUNAGUを株式交換で完全子会社化する。また、シックHDと資本業務提携。
     
     
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    28(水)
    【国内】
    日銀金融政策決定会合の「主な意見」(7/15〜16開催分)
    《決算発表》
    エムスリー、キヤノン、日産自、アドバンテ、TDK、JPX、サイバエージ、小糸製、日立金、東ガス、京王、日立建、東映アニメ、スクリン、静岡銀、カゴメ、アイカ工、大特鋼、マネックスG、アサヒHD、航空電、トクヤマ、沖縄セルラー、H2Oリテイル、SHOEI、Vコマース、メタウォーター、横河ブHD、エクセディ、モリタHD、太平洋、ブルボン、SBテクノロジ、アイチコーポ、伊藤忠食、東エレデバ、エレマテック、エンプラス、青森銀、バルカー、エステー
     
    【海外】
    パウエルFRB議長会見
    《米決算発表》
    ボーイング、ファイザー、マクドナルド、フェイスブック、クアルコム、フォード、ペイパル
     


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    [概況]


    27日、欧米時間の外国為替市場の米ドル円は一時109.580円まで下落し軟調な展開となった。NYダウをはじめ米主要株価が下落したことなどを受け、リスク回避の動きで比較的安全通貨として考えられる円が買われた。
     
    また。新型コロナウイルスの変異株インド型(デルタ型)の感染拡大などで経済の先行き懸念が強まったことや、中国政府がインターネット企業の規制強化など集中的に取り締まる方針を示したことで香港ハンセン指数や中国上海総合指数などが大幅下落したことなども投資家心理を悪化させた。
     
    テクニカル的には米ドル円は一目均衡表の転換線(109.582円)付近では反発している。引き続き同線や一目均衡表の雲上限(109.690円)付近がサポートとして意識される可能性が考えられそうか。


    [提供:AIゴールド証券株式会社]

    [株価材料]
     
     
    ■東京、最多2848人感染 首都圏3県、緊急事態要請へ調整
     
    ■中国株、マネー流出加速 指数急落、高値の半分に
     
    ■味の素<2802>
    植物性タンパクの新飲料 環境・健康志向に対応
     
    ■住友化学<4005>
    半導体材料、24年度までに最大500億円投資
     
    ■中外製薬<4519>
    政府 抗体カクテル薬、7万回分確保
     
    ■DIC<4631>
    バイオSAPと次世代エンプラ、新規2樹脂の商業化検討
     
    ■楽天G<4755>
    楽天モバイル、エリア拡大に遅れ
     
    ■ダイキン工業<6367>
    欧新興に出資 EV電池材料開発
     
    ■ホンダ<7267>
    鈴鹿工場の停止拡大 半導体・東南ア製部品滞る
     
    ■ANA<9202>
    4〜6月の営業赤字半減、750億円に コスト削減効果
     
    ■ソフトバンクG<9984>
    イスラエルの電池レス技術に出資
     
     


    27日のNYダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反落し、前日比85ドル79セント安の3万5058ドル52セントで終えた。
     
    ダウ平均は最近、4〜6月期決算での好業績を好感して上昇した。先週末から前日に掛け、2日連続で過去最高値を更新していた。この日は、高値への警戒もあり、利益を確定する売りが先行。引け後に決算発表を予定するアップル、マイクロソフト、アルファベットなどは、好業績への期待から上昇していた反動もあり、持ち高調整の売りに押された。
     
    中国政府がインターネット企業への規制を強化する中、香港株と上海株が大幅安になったのも投資家心理の重荷だった。
    中国政府によるITや教育関連企業への規制強化への懸念から、中国、香港市場では株価が下落し、投資家心理が悪化した。市場では「中国政府は、(ITだけでなく)幅広く規制をしようとしている」と警戒する声が上がった。米市場に上場する中国企業株も売られ、百度(バイドゥ)は2.8%安、阿里巴巴(アリババ)集団は3.0%安だった。
     
    新型コロナウイルスのインド型(デルタ型)の感染拡大で世界経済の先行き懸念が強まったことも、投資家がリスクを取る姿勢を後退させた。航空機のボーイングや建機のキャタピラーが下げた。決算発表で2021年12月期通期の売上高見通しを上方修正した工業製品・事務用品のスリーエムも材料出尽くしの売りに押された。26日夕に発表した成長戦略で新製品投入計画に変更がなく、期待外れと受け止められた半導体のインテルも安い。
     
    主力ハイテク株が総じて売られたのも相場を押し下げた。主力ハイテクは27日夕から決算発表が本格化するが、決算期待で事前に上昇していた銘柄が持ち高調整の売りに押された。スマートフォンのアップルとソフトウエアのマイクロソフトが下げた。ダウ平均の構成銘柄以外ではネット通販のアマゾン・ドット・コムやグーグルの親会社アルファベットも安い。
     
    ダウ平均は取引終了にかけて下げ幅を縮めた。医薬のメルクなど景気変動の影響を受けにくいディフェンシブ銘柄には買いが入り、指数の支えになった。
     
    ナスダック総合株価指数は6営業日ぶりに反落した。前日比180.137ポイント安の1万4660.576で終えた。主力ハイテク株に加え、半導体関連株も売られて指数の重荷となった。半導体不足の生産への悪影響が懸念され、電気自動車のテスラも下落した。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    35,058.52−85.79
    S&P500種
    4,401.46−20.84
    ナスダック
    14,660.576−180.137
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,799.80+0.60
    NY原油(ドル/バレル)
    71.94+0.29
    円・ドル
    109.77 - 109.79−0.31


     

    【シカゴ日本株先物概況】


    27日のシカゴ日経平均先物は続落した。
    9月物は前日比360円安の2万7590円で引け、27日の大取終値を320円下回った。
    27日の米株式市場で主要株価指数が反落し、日経平均先物に売りが波及した。。
    NYダウやナスダック指数は、前日まで最高値を更新していたことから利益確定売りが膨らんだ。中国企業の下落が警戒されたほか、米大手ハイテク企業の決算や米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に、積極的に買いを入れる動きは控えられた。
     
     
    シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
    27590 ( -320 )
    シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
    27615 ( -295 )
     ( )は大阪取引所終値比




    【欧州株式市場】

     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 6996.08(−29.35)
    27日のFTSE100種総合株価指数は続落した。前日の終値に比べ29.35ポイント(0.4%)安の6996.08で引けた。構成銘柄の約7割が下落した。
     
    世界で新型コロナウイルスの感染が再拡大しつつあり、景気回復の遅れを懸念した売りが先行した。中国と香港の株式相場の急落もあり、欧州各国の株式相場とともに英国株もつれ安となった。時価総額の大きい日用品のレキットベンキーザーの大幅安が株価指数の下げに大きく影響した。
     
    個別銘柄では、レキットベンキーザーは8%超下げた。2021年4〜6月期の増収率が市場予想を下回ったことなどが嫌気された。投資信託のスコティッシュ・モーゲージ・インベストメント・トラストの下げも目立った。資産運用会社インターメディエイト・キャピタル・グループが3.5%安と売られた。
     
    一方、特殊化学のクローダ・インターナショナルは5%超上昇した。21年1〜6月期の利益が大幅増となり、通期利益も現在の予想を大きく上回るとの見通しを示したことが好感された。オンライン食品デリバリー大手ジャストイート・テークアウェイが3.8%高、包装資材DSスミスが1.4%高と堅調だった。
     
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 15519.13(−99.85)
    27日のドイツ株式指数(DAX)は続落した。終値は前日と比べて99.85ポイント(0.6%)安の1万5519.13だった。中国株の大幅下落を受け欧州各国の株式相場はそろって下げた。
     
    個別では、フォルクスワーゲン(VW)など自動車株が売られた。料理宅配大手のデリバリーヒーローの下げも目立った。アナリストが株価目標を引き上げたIT(情報技術)のSAPは買われた。
     
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 6531.92(−46.68)

07月28日 毎日コラム
「今日値上がりした株」はまだ上がる?
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