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【市況一覧】
日経平均株価
40,168.07 -594.66 03/28
TOPIX
2,750.81 -48.47 03/28
マザーズ
734.79 -4.44 03/28
NYダウ平均
39,760.08 +477.75 03/28
ナスダック総合
16,399.52 +83.82 03/28


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07月29日 マーケットコメント


     
     
    今週は軟調展開となった。
    東京株式市場が大型連休の間、ダウ平均が終値で初の3万5000ドル台に到達するなど米国株は強い動きを見せた。
    日経平均は連休前が弱かった反動もあり、26日、27日は連日で3桁の上昇。ただ、高くなったところでは2万8000円が壁となった。
    そのような中、東京では新型コロナウイルスの新規感染者数が急増。28日はこれを警戒して大幅安となった。米国株が7月FOMCを無難に消化したことを好感して29日は上昇したものの、30日は弱材料が多く500円近い下落。直近安値を下回り、2万7200円台まで下落した。
    日経平均は週間では約264円の下落となり、週足では5週連続で陰線を形成した。
     
     
    来週はもみ合い展開か。8月相場に突入するが、米国では週末に7月雇用統計の発表が控えている。
    今週、FOMCでFRBの利上げを急がない姿勢を再確認したばかりではあるが、それでも雇用指標の改善度合いは市場の大きな注目点であるため、指標発表を前にしては身構える地合いとなるだろう。中国株の動向や国内のコロナ感染動向に神経質となる状況にも大きな変化はないと思われる。注目度の高い銘柄の決算も出てくることから、悲観一辺倒にもなりづらい。
    今週は決算に対する株価反応が案外となったが、仮に下に振れたとしてもトレードチャンスにはなるため、商いの活況が全体を一定程度下支えする展開は期待できる。指数は上値を追いづらい一方で、ここからの下値も限定的と考える。
     
    下値2万7000円辺りには52週移動平均線という最後の支持線があるため、8月相場はここで下げ止まるだろう。ただ、コロナの感染状況によっては一時的に割り込む可能性も考えられる。
     
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(30日現在)
     
    28491.42  13週移動平均線
    28376.67  均衡表転換線(週足)
    28278.75  25日移動平均線
    28231.20  ボリンジャー:-1σ(26週)
    28223.33  均衡表基準線(日足)
    28147.51  新値三本足陽転値
    27851.65  ボリンジャー:-1σ(13週)
    27823.93  200日移動平均線
    27744.56  ボリンジャー:-1σ(25日)
    27736.90  均衡表転換線(日足)
    27666.53  6日移動平均線
    27525.43  ボリンジャー:-2σ(26週)
     
    27283.59  ★日経平均株価30日終値
     
    27211.88  ボリンジャー:-2σ(13週)
    27210.37  ボリンジャー:-2σ(25日)
    26819.67  ボリンジャー:-3σ(26週)
    26695.80  均衡表雲上限(週足)
    26676.19  ボリンジャー:-3σ(25日)
    26572.11  ボリンジャー:-3σ(13週)
    22668.86  均衡表雲下限(週足)
     
    7月20日ザラ場に付けた直近安値を下回ってほぼ安値引けし、ローソク足は胴体部分の長い大陰線を示現。11カ月連続の月末安で7月の取引を終えた。
    一目均衡表では株価が雲下限を下放れるとともに遅行線は弱気シグナルを増大。基準線とその下を走る転換線がともに下向きで終了して弱気形状が顕著になった。
     
    一方、25日線との下方乖離率は3.52%、RSIは39.45%と売られ過ぎの目安となる5%、30%にそれぞれ到達していないため、来週もダウントレンド継続リスクに留意が必要となろう。
     

    【大引け概況】
    30日の日経平均株価は大幅に反落し、前日比498円83銭安の2万7283円59銭で終えた。1月6日以来の安値となった。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:34 容量:13.92M

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    前日の米株式市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)を経てテーパリング(量的緩和縮小)に対する警戒感が後退したことが引き続き好感され、NYダウとナスダック指数は上昇した。ただ、東京株式市場は値を下げてスタートし、後場にかけ下げ幅を拡大し一時500円を超す下落となった。月末の下落は11ヵ月連続と月末安のアノマリー(経験則)は継続した。
     
    国内で新型コロナウイルスの感染に歯止めがかからず、大阪府などに緊急事態宣言が追加発令される見通しとなった。経済活動の正常化が後退する懸念が広がった。
     
    29日に国内で確認されたコロナの新規感染者数は初めて1万人を超えた。感染力が強いとされるインド型(デルタ型)も急拡大しており、警戒感が強まっている。政府は30日夕にも、8月2日から31日の期間で大阪府や首都圏3県を宣言対象地域に追加することを決める見通し。東京都と沖縄県の宣言期間も31日まで延長される見込みとなった。
     
    29日に発表した米アマゾン・ドット・コムの決算で増収率が鈍化したことなどをきっかけに日本の取引時間中の米株価指数先物が下落。中国当局のネット企業への統制強化を嫌気して混乱が続いた香港株式市場でハンセン指数が大幅安となったのも回避姿勢を強めた。
    米経済指標の公表などを控えた週末の月末で持ち高調整の売りも出て相場を下押しした。
     
    市場からは「月末安傾向の影響もあろうが、米国株が腰砕けになれば、連鎖安は避けられないだけに下値リスクがチラつく。好決算が出てもそれほど株価は伸びず、または安くなるなど反応の鈍さもうかがえる」との声が聞かれた。
     
    東証株価指数(TOPIX)は反落し、26.35ポイント安の1901.08で終えた。JPX日経インデックス400も反落した。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆8469億円。売買高は12億3671万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1875だった。値上がりは275、変わらずは40銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)では医薬品、その他製品、情報・通信業の下落が目立った。上昇は海運業、ゴム製品の2業種だった。
     
    個別では、ソフトバンクGやレーザーテックが2〜3%下落し、任天堂は4%近い下落。トヨタ自やソニーGもさえない。決算発表銘柄ではファナックが6%超の下落。業績上方修正にもかかわらず、材料出尽くし感や部品調達への懸念から売りが出たようだ。富士通は受注の回復が鈍いと受け止められ、9%近く下落した。アンリツが大幅下落した。三越伊勢丹、任天堂も売られた。
     
    一方、決算が好感されたキーエンスは4%超の上昇。前引け後に決算発表した商船三井が12%を超える上昇となり、郵船など他の海運株にも買いが波及した。その他ではルネサスやデンソーが上昇し、神鋼商はストップ高。トーメンデバは買い気配のままストップ高比例配分となった。
     
    東証2部株価指数は前日比74.05ポイント安の7678.15ポイントと反落。
    出来高1億4521万株。値上がり銘柄数は132、値下がり銘柄数は268となった。
     
    30日に東証2部に新規上場したAIメカは公開価格(1920円)を上回る1941円で初値を付け、終値は1707円だった。
     
    個別では、高田工業所、クシム、STIフードホールディングス、ポラリス・ホールディングス、クロスプラスなど17銘柄が年初来安値を更新。千代田化工建設、黒田精工、日本アビオニクス、ウイルテック、富士古河E&Cが売られた。
     
    一方、高砂鐵工がストップ高。ジー・スリーホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。ブルボン、クリヤマホールディングス、バイク王&カンパニー、安楽亭、三谷商事など7銘柄は年初来高値を更新。セキド、NCS&A、アオイ電子、ダイトーケミックス、セーラー万年筆が買われた。
     


    日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比26円65銭安い3953円15銭だった。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて東京市場全体の地合いが悪化する中、個人投資家も手じまい売りを強めた。
    今期見通しを据え置いたセプテニHDが売られたほか、シンバイオが下落した。半面、ウエストHDが一時、初めて5000円台まで買われたほか、プロルートも上昇した。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で421億円、売買高は1億1646万株だった。値上がり銘柄数は157、値下がり銘柄数は450となった。
     
    個別ではオンキヨーホームエンターテイメントがストップ安。セプテーニ・ホールディングスは一時ストップ安と急落した。オールアバウト、ナフコ、ランドネット、プロパスト、アスコットなど30銘柄は年初来安値を更新。元旦ビューティ工業、SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ、太洋工業、テンダ、シキノハイテックが売られた。
     
     一方、京極運輸商事がストップ高。菊水電子工業は一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、ソーバル、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、東映アニメーション、エイケン工業など7銘柄は年初来高値を更新。三ッ星、プロルート丸光、ウィルソン・ラーニング ワールドワイド、アズジェント、Success Holdersが買われた。


    東証マザーズ指数は反落した。終値は前日比29.33ポイント安い1085.34と、およそ2カ月半ぶりの安値を付けた。
    国内で新型コロナウイルスの感染拡大が続き、景気の不透明感が高まった。収益成長の鈍化への懸念から増益決算を発表した銘柄の一角にも売りが出た。直近の新規株式公開(IPO)銘柄の下落を受けて損失拡大を避けるため、保有株を売却する動きも出たようだ。
    ジーエヌアイやBASEが下落した。一方、GWやウェルスナビが上昇した。
     
    調整地合いが続いたことで「信用取引の評価損益率が徐々に悪化している」という。月末安のアノマリーも意識され、休日を前に手じまい売りや見切り売りが広がって、新興企業市場は終日軟調な展開が続いた。
    値上がり銘柄数は57、値下がり銘柄数は306となった。
     
    個別ではジーエヌアイグループ、総医研ホールディングス、AMBITION、ベガコーポレーション、スタジオアタオなど68銘柄が年初来安値を更新。プロパティデータバンク、デリバリーコンサルティング、ブレインズテクノロジー、ドリコム、BASEが売られた。
     
    一方、グローバルウェイがストップ高。ランディックス、シンメンテホールディングス、サーキュレーションなど4銘柄は年初来高値を更新。アクアライン、アイドマ・ホールディングス、ロコンド、テックポイント・インク、キャリアが買われた。

    30日午前の日経平均株価は反落し、前日比373円16銭(1.34%)安の2万7409円26銭だった。
     
    NYダウは3日ぶりに反発し、153ドル高となった。4-6月期の国内総生産(GDP)速報値は実質ベースで前期比年率6.5%増と市場予想を下回ったが、個人消費の強さが好感された。連邦準備理事会(FRB)が当面のあいだ金融緩和策を維持する姿勢を示したことや、堅調な企業決算も相場を押し上げた。
     
    ただ、国内で新型コロナウイルスの感染が急拡大しており、経済活動の再開の遅れを懸念した売りが出た。
    国内で29日に確認された新型コロナの新規感染者は初めて1日当たり1万人を超えた。ワクチンの接種は進んでいるものの、感染力が強いインド型(デルタ型)の変異ウイルスも急速に広がり、行動範囲の広い若者の感染も目立っていることが懸念されている。
     
    政府は感染状況を踏まえて30日夕に、緊急事態宣言の延長や対象地域の拡大を決める。埼玉など首都圏3県と大阪府が新たに加わることになる。8月22日を期限とする東京、沖縄の宣言も31日へと延長する。
     
    香港株など主要なアジア株式相場や米株価指数先物が軟調に推移したのも重荷で、日経平均の下げ幅は一時500円に迫った。
     
    市場からは「コロナ渦で米株先物安、中国株安と続き、さらに月末安アノマリーも重なり、仕掛け売りが入りやすい状況だ。短期的な売りとみられるが、とりあえず落ち着くのを待つしかない」との声が聞かれた。


    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落した。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆2289億円、売買高は5億2936万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1706と、全体の約8割を占めた。値上がりは396、変わらずは81銘柄だった。
     
     
    セクターでは、医薬品、その他製品、空運業などが下落率上位で、その他も全般軟調。一方、海運業、ゴム製品、鉄鋼など4業種が上昇した。
     
    個別では、ソフトバンクGやソニーGが軟調で、レーザーテックと任天堂は3%前後の下落となっている。決算発表銘柄では、ファナックが業績上方修正にもかかわらず、材料出尽くし感や部品調達への懸念から5%超の下落。
    富士通が大幅に下落、受注の回復が鈍いとみられているようだ。資生堂や三越伊勢丹も下げた。
    半面、デンソーやオムロン、マツダが逆行高。決算が好感されたキーエンスは5%超、ZOZOは7%超の大幅上昇となっており、村田製やルネサスも買い優勢。業績上方修正のTOWAなどは東証1部上昇率上位に顔を出している。
     
    東証2部株価指数は前日比65.21ポイント安の7686.99ポイントと反落した。
    値上がり銘柄数は107、値下がり銘柄数は271となった。
     
    きょう東証2部に新規上場したAIメカは公開価格(1920円)を上回る1941円で初値を付け、前引けは2000円だった。
     
    個別では高田工業所、クシム、STIフードホールディングス、ポラリス・ホールディングス、クロスプラスなど11銘柄が年初来安値を更新。千代田化工建設、日本アビオニクス、富士古河E&C、ウイルテック、黒田精工が売られた。
     
     一方、ジー・スリーホールディングスが一時ストップ高と値を飛ばした。クリヤマホールディングス、バイク王&カンパニー、安楽亭、三谷商事、エリアリンクは年初来高値を更新。ダイトーケミックス、セキド、NCS&A、セーラー万年筆、サイオスが買われた。
     


    日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日比22円16銭(0.56%)安い3957円64銭となった。
    国内でも新型コロナ感染者数の増加が続き、また本日は決算発表の第1のピークを迎える。これらを見極めたいとの思惑が相場の重しとなり、戻りの鈍い展開になるとみておきたい。
    今期見通しを据え置いたセプテニHDが売られたほか、シンバイオが下落した。半面、プロルートやシンワワイズは上昇した。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で232億円、売買高7379万株。
    値上がり銘柄数は133、値下がり銘柄数は408となった。
     
    個別では、オンキヨーホームエンターテイメントがストップ安。セプテーニ・ホールディングスは一時ストップ安と急落した。ナフコ、ランドネット、プロパスト、No.1、ジェクシードなど24銘柄は年初来安値を更新。元旦ビューティ工業、SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ、テンダ、シキノハイテック、ムラキが売られた。
     
     一方、菊水電子工業が一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、ソーバル、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、東映アニメーション、エイケン工業など6銘柄は年初来高値を更新。三ッ星、Shinwa Wise Holdings、太洋物産、OSGコーポレーション、こころネットが買われた。
     


    東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比25.23ポイント安い1089.44だった。一時は1083.40と取引時間中として5月中旬以来約2カ月ぶりの安値となった。
    29日に新型コロナウイルスの国内新規感染者数が初めて1万人を超え、景気の先行き不透明感が強まった。直近の新規株式公開(IPO)銘柄の上場後の株価がさえない銘柄が目立つなか、損失拡大を避けるため幅広い銘柄に売りも出た。
     
    市場では「米アマゾン・ドット・コムが29日発表した21年4〜6月期決算が収益成長の鈍化を示唆する内容だったため、新興市場のIT(情報技術)関連銘柄の一角を売る動きもみられる」との指摘もあった。
     
    PアンチエイやBASEが下落した。一方、GWやウェルスナビは上昇した。
    値上がり銘柄数は54、値下がり銘柄数は311となった。
     
    個別ではジーエヌアイグループ、総医研ホールディングス、AMBITION、ベガコーポレーション、ビリングシステムなど54銘柄が年初来安値を更新。プロパティデータバンク、ドリコム、デリバリーコンサルティング、アズーム、ヒューマンクリエイションホールディングスが売られた。
     
    一方、ランディックス、グローバルウェイ、サーキュレーションが年初来高値を更新。メイホーホールディングス、アイドマ・ホールディングス、rakumo、global bridge HOLDINGS、スパイダープラスが買われた。

    【寄り付き概況】


     週末30日午前の日経平均株価は前日比104円53銭安の2万7677円89銭と反落して始まった。新型コロナウイルスの感染再拡大を背景に、政府が緊急事態宣言の対象地域を広げる見通しとなったことなどが嫌気されている。
     
    前日の米株式市場は、NYダウが153ドル高と3日ぶりに反発。堅調な企業業績と米低金利政策の長期化観測などが好感された。ただ、東京市場では売りが優勢で日経平均株価は値を下げて始まった。為替は1ドル=109円40銭前後と前日夕方に比べ円高で推移している。
     
    取引開始前に経済産業省が発表した6月鉱工業生産指数(速報)は、季節調整済みで前月比6.2%上昇し市場予想平均の同5.0%上昇を上回った。基調判断は「生産は持ち直している」を維持した。
     
     東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=109円台の半ば(29日は1ドル=109円86−87銭)、1ユーロ=130円台の前半(同130円40−44銭)で取引されている。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、4業種が高く、値上がりは鉱業、電気機器など。値下がり上位に医薬品、空運、不動産、陸運、ガラス・土石など。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに反落している。
     
    個別では、ファナックが大幅安。アステラス、大日本住友が売られている。一方、村田製は買われている。エムスリーも高い。
     


    「安倍龍太郎氏の連載って?」

    木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
    NYダウとNASDAQはザラバの最高値を更新した。
    「堅調な企業決算。
    実質GDPが規模として新型コロナウイルス禍前の水準を上回ったことを好感」との解釈。
    21年の利益予想を引き上げたフォード・モーターは3.8%高。
    外食大手のヤム・ブランズも四半期の売上高が予想を上回り6.3%上昇。
    テスラは4%高。
    アップルは反発。
    一方、フェイスブックは4%安。
    NASDAQに新規上場したロビンフッド・マーケッツは8.4%安。
    第3四半期の売上高見通しが市場予想を下回ったアマゾンが引け後の時間外取引で5%超下落。
    「中国では規制を巡る国内金融市場の混乱を受けて当局が投資家の懸念払拭に動き株価が上昇。
    欧州ではユーロ圏の景況感指数やドイツのインフレ率など好調な経済指標が発表。
    市場のムードが好転した」という見方だ。
    第2四半期の実質GDP速報値は年率換算で前期比6.5%増加。
    19年第4四半期を上回った。
    個人消費や企業の設備投資が堅調で成長を後押し。
    一方でサプライチェーンの制約に伴う在庫の大幅な切り崩しが重し。
    市場予想の8.5%増に届かなかった。
    個人消費が11.8%増と前四半期の11.4%増に続いて2四半期連続で2桁の伸び。
    企業の設備投資も8.0%増加。
    一方、住宅投資は9.8%減少。
    前四半期の13.3%増からマイナスに転じた。
    コア個人消費支出(PCE)価格指数の伸びは6.1%。
    前四半期の2.7%から急拡大し目標の2%を大幅に上回った。
    今年の成長率は7%程度と1984年以来の高成長を記録する見通しだ。
    10年国債利回りは1.237%。
    2年国債利回りは0.203%。
    ドル円は109円台後半。
    WTI原油先物は前日比1.23ドル(1.70%)高の1バレル=73.62ドル。
    SKEW指数は159.44→153.20→151.04→152.23→149.96。
    恐怖と欲望指数は25→30。

    木曜のNYダウは153ドル(0.44%)高の35084ドルと3日ぶりに反発。
    高値は35171ドルと過去最高値を更新。
    NASDAQは15ポイント(0.11%)高の14778ポイントと続伸。
    S&P500は18ポイント(0.42%)高の4419ポイントと3日ぶりに反発。
    ダウ輸送株指数は113ポイント高の14473ポイントと3日ぶりに反発。
    SOX指数は1.86%高の3333ポイントと続伸。
    VIX指数は17.46と低下。
    合算売買高は91.3億株(前日98.6億株、過去20日平均は98.6億株)。
    225先物CME円建ては大証比日中比55円安の27755円。
    ドル建ては大証比日中比35円安の27775円。
    ドル円は109.46円。
    10年国債利回りは1.265%。
    2年国債利回りは0.203%。


    木曜の日経平均は寄り付き141円高。
    終値は200円高の27782円と反発。
    上昇率は0.73%。
    日足は3日ぶりに陽線。
    TOPIXは0.41%上昇で反発。
    東証マザーズ指数は1.58下落で3日ぶりに反発。
    日経ジャスダック平均は0.58%上昇で反発。
    東証1部の売買代金は2兆5791億円(前日2兆2055億円)。
    2日連続で2兆円超。
    TOPIXの浮動株比率見直しの入れ替えが効いて少し増加。
    値上がり1287銘柄(前日422銘柄)。
    値下がり821銘柄(前日1679銘柄)。
    新高値40銘柄(前日50銘柄)。
    新安値35銘柄(前日46銘柄)。
    騰落レシオは93.25(前日99.01)。
    NTレシオは14.41倍(前日14.37倍)。
    40日連続で14倍台。
    サイコロは6勝6敗で50.00%。
    右肩下がりの25日線(28342円)から▲1.98%。
    21日連続で下回った。
    右肩下がりの75日線は28724円。
    21日連続で下回った。
    右肩上がりの200日線(27804円)からは▲0.08%(前日▲0.72%)。
    2日連続で下回った。
    右肩上がりの5日線(27743円)から△0.14%。
    2日ぶりに上回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.697%(前日▲13.514%)。
    買い方▲9.718%  (前日▲9.396%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲5.823%(前日▲4.312%)。
    買い方▲21.557% (前日▲22.416%)。
    空売り比率は46.4%(9日連続で40%超:前日44.6%)。
    空売り規制なしの比率は5.8%(前日8.5%)。
    日経VIは21.12(前日23.95)と低下。
    日経平均採用銘柄の予想PERは13.56倍(前日13.58倍)。
    21日連続で13倍台。
    前期基準では17.60倍。
    EPSは2048円(前日2031円)。
    225のPBRは1.21倍。
    BPSは22960円(前日22794円)
    日経平均の益回りは7.37%(前日7.36%)。
    配当利回りは1.90%。
    10年国債利回りは0.015%。
    東証1部全銘柄だと予想PERは15.80倍。
    前期基準では20.68倍。
    PBRは1.30倍。
    東証1部単純平均株価は10円高の2407円。
    東証1部売買単価は2204円(前日は2190円)。
    東証1部時価総額は715兆円(前日は713兆円)。
    56日連続で700兆円超。
    ドル建て日経平均は253.14(前日251.16)。
    木曜のシカゴ225先物終値は大証日中比55円安の27755円。
    高値は27930円、安値は27625円。
    225先物大証夜間取引終値は日中比60円安の27750円。
    気学では「人気一新。変化を見せる重要日」。
    月曜は「上寄りすると下押し。安寄りすると反発する日」。
    火曜は「変化を起こすポイント日。波動に注意肝要」。
    水曜は「よく動く日にして後場急変を起こす日なり」。
    木曜は「一方に片寄って動くこと多し」。
    金曜は「戻り売り方針の日」。
    ボリンジャーのマイナス1σが27836円。
    マイナス2σが27330円。
    一目均衡の雲の上限が28796円。
    下限が28638円。
    10日連続で雲の下。
    一目均衡の雲は8月11日に白くねじれる。
    勝手雲の上限は28341円。
    下限が28296円。
    10日連続で雲の下。
    勝手雲は月曜に黒くねじれる。
    RSIが42.11(前日35.96)。
    RCIが18.58(前日18.13)。
    10カ月連続の「月末安のアノマリー」の週末・月末。
    7月SQ値は27726円。
    週足陽線陽線基準は27833円。
    月足陽線基準は28707円。
    先月まで4カ月連続月足陰線。
    1987年のブラックマンデー、2000年のITバブル崩壊、
    2004年の米金利引き上げ、2007年の米サブプライム・ローン深刻化。
    そうしばしばあるものではない。
    2000年は5カ月連続、2007年は6カ月連続陰線だった。

    《今日のポイント7月30日》

    (1)木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
       10年国債利回りは1.237%。
       2年国債利回りは0.203%。
       ドル円は109円台後半。
       SKEW指数は152.23→149.96。
       恐怖と欲望指数は25→30。

    (2)ダウ輸送株指数は113ポイント高の14473ポイントと3日ぶりに反発。
       SOX指数は1.86%高の3333ポイントと続伸。
       VIX指数は17.46と低下。
       合算売買高は91.3億株(前日98.6億株、過去20日平均は98.6億株)。
       225先物CME円建ては大証比日中比55円安の27755円。

    (3)東証1部の売買代金は2兆5791億円(前日2兆2055億円)。
       新高値40銘柄(前日50銘柄)。
       新安値35銘柄(前日46銘柄)。
       騰落レシオは93.25(前日99.01)。
       NTレシオは14.41倍(前日14.37倍)。
       サイコロは6勝6敗で50.00%。

    (4)右肩下がりの25日線(28342円)から▲1.98%。
       21日連続で下回った。
       右肩下がりの75日線は28724円。
       21日連続で下回った。
       右肩上がりの200日線(27804円)からは▲0.08%(前日▲0.72%)。
       2日連続で下回った。
       右肩上がりの5日線(27743円)から△0.14%。
       2日ぶりに上回った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.697%(前日▲13.514%)。
       買い方▲9.718%  (前日▲9.396%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲5.823%(前日▲4.312%)。
       買い方▲21.557% (前日▲22.416%)。

    (6)空売り比率は46.4%(9日連続で40%超:前日44.6%)。
       空売り規制なしの比率は5.8%(前日8.5%)。
       日経VIは21.12(前日23.95)と低下。

    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.56倍(前日13.58倍)。
       EPSは2048円(前日2031円)。
       BPSは22960円(前日22794円)
       日経平均の益回りは7.37%(前日7.36%)。

    (8)東証1部時価総額は715兆円(前日は713兆円)。
       ドル建て日経平均は253.14(前日251.16)。

    (9)ボリンジャーのマイナス1σが27836円。
       マイナス2σが27330円。
       一目均衡の雲の上限が28796円。
       下限が28638円。
       10日連続で雲の下。
       一目均衡の雲は8月11日に白くねじれる。
       勝手雲の上限は28341円。
       下限が28296円。
       10日連続で雲の下。
       勝手雲は月曜に黒くねじれる。
       RSIが42.11(前日35.96)。
       RCIが18.58(前日18.13)。

    (10)10カ月連続の「月末安のアノマリー」の週末・月末。
        7月SQ値は27726円。
        週足陽線陽線基準は27833円。
        月足陽線基準は28707円。
        先月まで4カ月連続月足陰線。
        1987年のブラックマンデー、2000年のITバブル崩壊、
        2004年の米金利引き上げ、2007年の米サブプライム・ローン深刻化。
        そうしばしばあるものではない。
        2000年は5カ月連続、2007年は6カ月連続陰線だった。


    今年の曜日別勝敗(7月29日まで)

    月曜17勝12敗
    火曜16勝12敗
    水曜11勝19敗
    木曜17勝10敗
    金曜13勝15敗

    7月第3週の海外投資家動向
    現物3138億円売り越し(3週ぶりに売り越し)
    先物3375億円売り越し(4週連続売り越し)
    合計6509億円売り越し(4週連続売り越し)
    5月第2週(1兆1177億円)以来の水準。

    日経朝刊連載小説は先週金曜から安倍龍太郎氏の「ふりさけ見れば」。
    主人公は安倍仲麻呂で今は描かれている。
    安倍龍太郎氏が前回日経朝刊に連載していたのは「等伯」。
    時期は2011年1月から2012年5月だった。
    主人公は絵師の長谷川等伯。
    作品は第148回直木賞を受賞した名作。
    株価的には東日本大震災から民主党政権崩壊に至る最悪の時期だったが、今回はどうだろうか。
    渡辺淳一氏はもう無理だが高樹のぶ子氏の「甘苦上海」みたいな作品が欲しいところだ。

    ★月末安の歴史(10カ月連続安)

     6月末21円安(→84円安)
     5月末289円安(→45円安)
     4月末241円安(→518円高)
     3月末253円安(→210円高)
     2月末1202円安(→697円高)
     1月末534円安(→427円高)
    12月末123円安(→185円安)
    11月末211円安(→353円高)
    10月末354円安(→318円高)
     9月末353円安(→売買停止)
     8月末257円高(→1円安)
     7月末629円安(→485円高)
     6月末293円高(→166円安)

    ★Quick調査の7月21日時点の信用評価損率は▲9.66%(前々週▲8.15%)。
    2週ぶりに悪化。
    5月14日時点以来の9%台。
    7月21日時点の信用売り残は189億円減の6585億円。
    2週ぶりに減少。
    同信用買い残は293億円増の3兆5614億円。
    2週ぶりに増加。
    金額ベースでの信用倍率は5.41倍(前週は5.21倍)。
    3週連続で5倍台。
    7月21日時点の裁定売り残は356億円増の6153億円。
    (当限は5750億円なので278億円増)。
    4週連続増加。
    裁定買い残は334億円減の6637億円。
    (当限は5483億円なので399億円減)。
    4週ぶりに減少。

    スケジュールを見てみると・・・。

    【8月】4勝6敗、(勝率40%、10位)
        気学では「前半は活況。中旬以降は戻り売り。月末保合いに終わる」

     2日(月)消費動向調査、米ISM製造業景況感、米政府中国企業59社への投資を禁止、中国製造業PMI、変化日
     3日(月):マネタリーベース、米製造業受注。株安の日
     4日(水):米ADP雇用レポート、ISM製造業景況感、株安の日
     5日(木):米貿易収支、株安の日
     6日(金):景気動向指数、毎月勤労統計、家計調査、米雇用統計、消費者信用残高、JPX400/JPX中小型定期銘柄入れ替えの発表
     7日(土):中国貿易収支
     9日(月):山の日で休場 中国消費者物価、イスラム・ヒジュラ歴の新年
    10日(火):景気ウォッチャー調査、独ZEW景況感
    11日(水):マネーストック、米消費者物価、財政収支
    12日(木):国内企業物価指数、都心オフィス空室率、米生産者物価、株安の日、変化日、MSCI日本指数9月半期リバランス発表
    13日(金):オプションSQ、米輸出入物価、ミシガン大学消費者信頼感、
    16日(月):4?6月GDP、米NY連銀製造業景況感、対米証券投資、中国各種経済指標
    17日(火):第三次産業活動指数、米小売売上高、中国工業生産、都市固定資産投資、
    18日(水):貿易統計、機械受注、米住宅着工件数、変化日
    19日(木):首都圏マンション販売、米フィラデルフィア連銀製造業景況感、
    20日(金):消費者物価、鬼宿日、FTSE日本指数9月半期リバランス発表
    23日(月):米中古住宅販売
    24日(火):パラリンピック開幕、米新築住宅販売、変化日
    25日(水):米耐久財受注、独IFO景況感
    26日(木):企業向けサービス価格指数、米GDP改定値、カンザスシティ連銀金融シンポジウム(ジャクソンホール・対面)
    27日(金):米個人所得・支出 
    30日(月):商業動態統計、米中古住宅仮契約、変化日
    31日(火):失業率、有効求人倍率、鉱工業生産、米CB消費者信頼感、CS住宅価格指数、中国製造業・非製造業PMI、MSCI日本株パッシブ売買インパクト、JPX400/JPX中小型定期銘柄入れ替えの実施


    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    スパイダープラス(4192)・・・動兆

    スパイダープラスに注目する。
    同社は建築図面・現場施工の管理アプリ「SPIDERPLUS」を開発販売。
    管理アプリ事業はID4・8万(前期比24%増)計画と急拡大。
    ただシステム開発等強化で22年度まで赤字の見通し。




    (兜町カタリスト櫻井)


    30日の日経平均株価は、弱含みの展開か。
    日経平均株価予想レンジは、2万7600円−2万7900円。
    米国株は上昇。NYダウ平均は153ドル高の35084ドルで取引を終えた。
    米国株の上昇は安心材料となるが、国内では昨晩、政府が埼玉、千葉、横浜、大阪に緊急事態宣言を発令する方針と複数メディアが報じている。全国で新型コロナウイルスの新規感染者数が初めて1万人を超え、感染拡大が懸念されるなか「秋ごろとみられていた景気回復時期の後ろ倒しも警戒される中、週末と月末が重なることもあり、手控えムードが広がりそう。
    市場では「積極的に買いづらい状況にある」との声も聞かれ、先行き不透明感が強まることも想定される。

    為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の半ば(29日は109円86−87銭)、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の前半(同130円40−44銭)と、円高方向に振れていることも重しとなりそう。好決算や業績予想を上方修正した銘柄などへの個別物色が中心になるとみられる。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、27日の大阪取引所清算値比55円安の2万7755円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■トーメンデバイス <2737>
    4-6月期(1Q)経常は2.7倍増益で着地。
     
    ■クリヤマホールディングス <3355>
    上期経常を48%上方修正・2期ぶり最高益更新へ。
     
    ■サイオス <3744>
    今期経常を46%上方修正・5期ぶり最高益更新へ。
     
    ■デクセリアルズ <4980>
    4-6月期(1Q)経常は3.6倍増益で着地。
     
    ■TOWA <6315>
    今期経常を82%上方修正・最高益予想を上乗せ。
     
    ■菊水電子工業 <6912>
    上期経常を2.3倍上方修正、通期も増額。
     
    ■愛知銀行 <8527>
    今期経常を54%上方修正、配当も80円増額。
     
    ■NCS&A <9709>
    4-6月期(1Q)経常は2倍増益で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.61%にあたる27万株(金額で1億2636万円)を上限に、7月30日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
     
    ■セキド <9878>
    4-6月期(1Q)経常は黒字浮上・上期計画を超過。
     
    ■不二家 <2211>
    今期経常を55%上方修正、配当も15円増額。
     
    ■ニーズウェル <3992>
    キヤノンITソリューションズと資本業務提携。
     
    ■野村総合研究所 <4307>
    4-6月期(1Q)税引き前は59%増益で着地。
     
    ■Jストリーム <4308>
    4-6月期(1Q)経常は2.4倍増益で着地。また、9月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
     
    ■有沢製作所 <5208>
    上期経常を36%上方修正、通期も増額。また、発行済み株式数の2.61%にあたる90万株の自社株を8月31日に消却する。
     
    ■パナソニック <6752>
    4-6月期(1Q)税引き前は35倍増益で着地。
     
    ■キーエンス <6861>
    4-6月期(1Q)経常は82%増益で着地。
     
    ■新光電気工業 <6967>
    上期経常を52%上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額。
     
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    30(金)
    【国内】
    6月失業率(8:30)
    6月有効求人倍率(8:30)
    6月鉱工業生産(8:50)
    6月商業動態統計(8:50)
    6月住宅着工統計(14:00)
    《決算発表》
    デンソー、武田、三井住友、第一三共、JT、みずほ、JR東海、アステラス薬、JR東日本、豊田織機、コマツ、SGHD、豊通商、野村HD、味の素、NEC、マキタ、アイシン、ANA、小野薬、MonotaRO、JR西日本、ミスミG、ヤクルト、りそなHD、小田急、コーセー、ローム、M&A、日本酸素、中部電、TOTO、関西電、阪急阪神、LIXIL、エプソン、SCSK、清水建、ポーラオルHD、栗田工、京成、ヒロセ電、商船三井、ガイシ、メディパル、ALSOK、ナブテスコ、日精工、日立物、東洋水産、東北電、トヨタ紡織、ニフコ、九州電、中国電、ジェイテクト、住友重、新生銀、京都銀、エフピコ、豊田合、ゼオン、特殊陶、山九、NSSOL、アズワン
     
    【海外】
    ユーロ圏4-6月期GDP(18:00)
    米6月個人所得・個人消費支出(21:30)
    《米決算発表》
    エクソンモービル、シェブロン、プロクター・アンド・ギャンブル
     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [概況]

    29日、欧米時間の外国為替市場の米ドル円は軟調に推移し109円台半ばを中心に取引された。この日米時間の朝方発表された第2四半期の米GDP速報値は前期比年率換算で6.5%増と、予想の8.4%増を下回ったことがドルの重石となった模様。

    ただ、個人消費が予想を上回る11.8%増となったほか企業の設備投資も堅調だったことから、悲観的な反応はみられず、ドルの下値も限定的なものとなったようだ。
    テクニカル面で米ドル円は、足元で切り上がった一目均衡表の転換線(109.717)を実線が下抜ける格好に。さらに雲の下限(109.300)に接近していることから、同線がサポートとなるか注視したい。


    [提供:AIゴールド証券株式会社]

    [株価材料]
     
     
     
    ■感染、全国1万人超す 首都圏3県・大阪、緊急事態きょう諮問
     
    ■国産ナフサ上昇鮮明 4〜6月2割 原油高・需要回復で
     
    ■半導体装置、納期遅れ再び 部材不足で「1年半待ち」
     
    ■明治<2269>
    傘下のKMバイオ、デング熱で海外ワクチン市場参入
     
    ■関東電化<4047>
    水島に半導体用ガス設備新設 渋川と計400トン体制
     
    ■いすゞ<7202>と日野<7205>
    中国勢と火花 EVトラック来年発売
     
    ■三菱UFJ<8306>
    業種超え連携 スマホ金融で共通基盤
     
    ■東京海上<8766>
    中小製造業の損害予測 SAPと提携
     
    ■JAL<9201>とANA<9202>
    お盆予約 損益分岐点の5割近くに回復
     
    ■ソフトバンクG<9984>
    出資先の滴滴 株式非公開化を検討
     

     
     
    29日のNYダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発し、前日比153ドル60セント高の3万5084ドル53セントで終えた。
    米連邦準備理事会(FRB)が早期にテーパリング(量的緩和の縮小)に動くとの観測が後退し、株式市場に資金流入が続くとみた買いが優勢となった。相対的に売られていた景気敏感株が買い直され、指数を押し上げた。
     
    FRBのパウエル議長は前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で、テーパリング開始について「今後複数の会合で協議する」と語った。米景気回復の一段の進展には「ほど遠い」との見方も示した。市場では「テーパリングに慎重な姿勢を示したため、株の買い安心感が広がった」と指摘された。
     
    米商務省が朝方発表した4〜6月期の実質GDP(国内総生産)は、年率換算で前期比6.5%増となった。市場予想(ロイター通信調べ)の8.5%には届かなかったものの、米経済の柱である個人消費は2ケタ増と好調。設備投資も大きく伸びた。GDPの水準は、新型コロナウイルス感染拡大前を上回った。
     
    6月以降は売られがちだった景気敏感株が買い直された。原油先物の上昇を受けて石油のシェブロンが上げ、半導体のインテルや化学のダウが高い。金融のJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスも上げた。クレジットカードのマスターカードが29日朝に発表した21年4〜6月期決算が市場予想を上回り、同業のアメリカン・エキスプレスが連れ高した。前日に下げたスマートフォンのアップルとソフトウエアのマイクロソフトも小反発。
     
    ナスダック総合株価指数は続伸し、前日比15.680ポイント高の1万4778.264で終えた。半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が5%上げ、過去最高値を更新した。前日夕に市場予想を上回る決算を発表したクアルコムも大幅高となり、半導体株の上昇が目立った。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    35,084.53+153.60
    S&P500種
    4,419.15+18.51
    ナスダック
    14,778.264+15.680
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,835.80+31.20
    NY原油(ドル/バレル)
    73.41+1.02
    円・ドル
    109.45 - 109.46−0.41
     
     

    【シカゴ日本株先物概況】


    29日のシカゴ日経平均先物は小幅に反落した。9月物は前日比35円安の2万7755円で引け、29日の大取終値を55円下回った。
    連邦準備制度理事会(FRB)が当面のあいだ金融緩和を維持するとの期待に投資家心理が改善し、寄り付きから上昇。第2四半期GDPが2四半期連続で6%台の成長を記録したほか、企業の好決算も手伝い、終日堅調推移となった。
    朝高で始まった。その後、引けにかけて米株が上げ幅を縮めるにつれて日経平均先物に売りが波及した。円高も相場を下押した。
     
     
    シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
    27755 ( -55 )
    シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
    27775 ( -35 )
    ( )は大阪取引所終値比




    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7078.42(+61.79)
    29日のFTSE100種総合株価指数は続伸した。前日の終値に比べ61.79ポイント(0.9%)高の7078.42で引けた。構成銘柄の7割近くが上昇した。
    朝方から高値圏で推移した。
    好決算の発表が相次ぎ買いが広がった。商品相場の上昇を受けて資源株にも買いが入った。
     
    個別銘柄では、2021年1〜6月期に増収増益となった害虫駆除のレントキル・イニシャルは7%近く上昇した。情報・出版のインフォーマは、21年12月期通期の売上高見通しを引き上げたことが好感され6%近く上がった。鉱業のアングロ・アメリカンは、21年1〜6月期決算で市場予想を上回る増益となり、株主還元の規模を引き上げたことを受けて5%超上昇した。ロイヤル・ダッチ・シェルも21年4〜6月期の好決算を受けて増配と自社株買い戻しを発表し大幅高となった。
     
    一方、通信大手BTが6.6%安、医療機器大手スミス・アンド・ネフューが6.3%安、エンジニアリング会社ウィアーグループが6.0%安と売られた。
     
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 15640.47(+70.11)
    29日のドイツ株式指数(DAX)は続伸した。終値は前日と比べて70.11ポイント高の1万5640.47だった。
    個別では、ドイツ銀行の大幅高が目立った。複数のアナリストが株価目標を引き上げたことが好感された。2021年1〜6月期決算で営業利益が過去最高を記録した自動車のフォルクスワーゲン(VW)も買われた。航空エンジン大手のMTUエアロ・エンジンズは下落した。
     
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 6633.77(+24.46)
     
     

07月30日 毎日コラム
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