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【市況一覧】
日経平均株価
40,168.07 -594.66 03/28
TOPIX
2,750.81 -48.47 03/28
マザーズ
734.79 -4.44 03/28
NYダウ平均
39,760.08 +477.75 03/28
ナスダック総合
16,399.52 +83.82 03/28


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07月28日 マーケットコメント



    29日の日経平均株価は反発した。終値は前日比200円高の2万7782円だった。前日の米国株は指数間によって高安まちまち。しかし、ナスダック指数が上げたことで日経平均は序盤から買い戻しが入る展開となった。昨日に下げた反動もあった模様。一方、国内の新型コロナの感染者数が連日で過去最多を更新するなど経済活動への影響が懸念される状態となっている。日経平均は200日移動平均線(2万7804円)に接近したところで上値がつかえてしまった。
     
    30日の日経平均株価は、週末と月末が重なることもあり、弱含みの展開となりそう。
    4−6月期決算発表が本格化する中、全体相場の方向感が読みづらいことから、消去法的に短期的な資金による好業績銘柄への物色が中心になりそう。
    新型コロナウイルスの新規感染者数の拡大が警戒される中「神奈川、千葉、埼玉への緊急事態宣言の再発出も想定されるほか、先週の4連休による影響も警戒され、手控えにつながりそう」との声が聞かれた。
     
    日経平均は5日線(2万7743円、29日時点)近辺での小動きが続いたが、終値(2万7782円)ではこれを上回った。きのう2万7400円台まで下げただけに、もう一段売られるようだと底割れが懸念されたが、しっかり踏みとどまった格好。FOMCの結果を受けた28日の米国株は、3指数の方向性がそろわなかった。サプライズがなかったということではあるが、これで消化しきったのか、それとも本日改めて大きな動きが出てくるのかは注目される。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(29日現在)
     
    28956.15  26週移動平均線
    28848.27  ボリンジャー:+1σ(25日)
    28796.96  均衡表雲上限(日足)
    28724.70  75日移動平均線
    28638.36  均衡表雲下限(日足)
    28529.79  13週移動平均線
    28405.50  均衡表転換線(週足)
    28342.40  25日移動平均線
    28289.92  ボリンジャー:-1σ(26週)
    28252.16  均衡表基準線(日足)
    27951.62  ボリンジャー:-1σ(13週)
    27950.94  均衡表転換線(日足)
    27836.53  ボリンジャー:-1σ(25日)
    27804.68  200日移動平均線
     
    27782.42  ★日経平均株価29日終値
     
    27683.96  6日移動平均線
    27623.69  ボリンジャー:-2σ(26週)
    27373.45  ボリンジャー:-2σ(13週)
    27330.66  ボリンジャー:-2σ(25日)
    26957.45  ボリンジャー:-3σ(26週)
    26824.78  ボリンジャー:-3σ(25日)
     
    ザラ場の高値と安値は昨日のレンジ内に収まり、膠着感を強めた。上ヒゲが200日線に届かず、一目均衡表の転換線が本日も下降。
     
    一方、株価下では5日線が上向きに転換したほかローソク足は陽線を引いて強気も窺わせ、足元の水準での強弱感対立が推察される。明日30日は月内最終売買日。今年6月まで10カ月連続で月末の日経平均は前日比で下落する月末安ジンクスも含めて売り圧力の継続に引き続き警戒が必要となろう
     
     
     

    【大引け概況】
    29日の日経平均株価は反発し、前日比200円76銭高の2万7782円42銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:56 容量:17.2M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    朝方買い優勢で始まったあと、前引けにかけて上げ幅を縮小したが、後場は一段高で始まり最後まで高値圏で売り物を吸収した。
    注目されたFOMCの結果は想定通り金融政策に変更はなく、その後のパウエルFRB議長の記者会見も概ねハト派的な内容と捉えられ波乱要因とはならなかった。
    国内で新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることは警戒材料だが、以前のように感染者数に神経質に相場が反応するということはなくなっている。企業の決算発表が徐々に本格化するなか、好業績株を物色する動きが全体を支えた。
     
    きょうは中国・上海株や香港株などアジア株市場が総じて堅調だったことも市場のセンチメント改善に貢献した。
    米メディアが日本時間の昼ごろに「中国の証券監督当局は上場基準を満たしている限りは、米国での新規株式公開(IPO)を引き続き認める方針だと通知した」と伝わり、中国のIT企業株式を複数保有しているソフトバンクGが上伸したことも投資家心理を改善させた。
     
    市場では「新型コロナの感染拡大に歯止めが掛からず、秋ごろとみられていた景気回復の後ろ倒しも警戒され、積極的に買いづらい状況にある」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400は反発。東証株価指数(TOPIX)も反発し、7.78ポイント(0.41%)高の1927.43で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆5790億円。大引けにかけてTOPIXの浮動株比率見直しに伴う売買が膨らんだ。売買高は11億6971万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1287と、全体の約6割を占めた。値下がりは821、変わらずは82銘柄だった。
     
     
    業種別株価指数(33業種)は、精密機器、電気機器などが上昇した。下落は陸運業、空運業、食料品、小売業など。
     
    個別では、売買代金トップのソフトバンクグループ(SBG)が4%の上昇。投資先企業には中国テック企業も多く、本日は警戒感が和らいだようだ。日産自やアドバンテスは決算を好感した買いが広がり、引け後に決算発表が控えていたルネサスも大幅高。その他ではソニーGの堅調ぶりが目立ち、トヨタ自もしっかり。また、東京機などが東証1部上昇率上位に顔を出した。富士通、安川電も買われた。
     
    半面、レーザーテックが軟調、任天堂も値を下げた。三越伊勢丹や高島屋に売りが目立った。京成や小田急、サイバーエージェントも安い。エムスリーも売りに押された。シマノが大きく利食われたほか、TDKも値を下げた。アイモバイル  は急落した。エイチ・ツー・オーリテイリングが大幅安、ピー・シー・エーも急反落となった。
     
    東証2部株価指数は前日比21.68ポイント高の7752.20ポイントと反発した。
    出来高1億2480万株。値上がり銘柄数は243、値下がり銘柄数は150となった。
     
    個別では、ダイトーケミックスが一時ストップ高と値を飛ばした。テクノ菱和、ブルボン、クリヤマホールディングス、バイク王&カンパニー、イクヨなど8銘柄は年初来高値を更新。FDK、FRACTALE、カワサキ、伊勢化学工業、インタートレードは値上がり率上位に買われた。
     
    一方、フルスピード、クシム、広栄化学、日本製罐、オーケーエムなど7銘柄が年初来安値を更新。ヨネックス、ヒガシトゥエンティワン、ジー・スリーホールディングス、きんえい、オーエスが売られた。

     


    日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比22円91銭高い3979円80銭だった。ジャスダック市場の売買代金は概算で353億円と、東証のシステム障害で終日売買停止となった2020年10月1日を除き20年4月28日以来およそ1年3カ月ぶりの低水準となった。売買高は1億3473万株だった。
    前日の米株式市場でナスダック総合株価指数が上昇し、投資家心理が上向いた。東映アニメや中京医薬が上昇した。半面、ウエストHDやセプテニHDは下落した。
    値上がり銘柄数は348、値下がり銘柄数は216となった。
     
    個別では、京極運輸商事、SEホールディングス・アンド・インキュベーションズがストップ高。エスケー化研、東映アニメーション、ヨシコン、創健社、ムラキなど8銘柄は年初来高値を更新。GFA、ベクター、日邦産業、フロイント産業、中京医薬品が買われた。
     
    一方、オンキヨーホームエンターテイメントがストップ安。ランドネット、アマガサ、ソフトウェア・サービス、MITホールディングス、HCSホールディングスなど16銘柄は年初来安値を更新。総合商研、浜木綿、アイビー化粧品、メディアリンクス、アルマードが売られた。


    東証マザーズ指数は前日比17.37ポイント高の1114.67ポイントと3日ぶり反発。
    日経平均株価が上昇し市場心理が改善する中、自律反発狙いの買いが優勢だった。指数寄与度が高い銘柄や、個別に好材料が出た銘柄への買いも指数を支えた。また、直近上場銘柄の取引が目立った。
    市場では「決算の内容を踏まえた売りや買いが多かった」との声も聞かれた。
    メルカリが上昇したほか、出前館との業務提携を発表したライトアップも買われた。一方、JMDCやウェルスナビが下落した。
    値上がり銘柄数は257、値下がり銘柄数は113となった。
     
    29日に東証マザーズ市場に新規上場したデリバリコンは上場初日のきょう売買が成立し、公開価格(950円)を522円(54.9%)上回る1472円で初値を付けた。終値は初値比143円(9.7%)安の1329円だった。
     
    個別では、グローバルウェイ、サーキュレーションがストップ高。i−plug、ポートなど4銘柄は年初来高値を更新。KIYOラーニング、ミンカブ・ジ・インフォノイド、ビジョナル、Jストリーム、ライトアップが買われた。
     
    一方、総医研ホールディングス、AMBITION、ティーケーピー、スタジオアタオ、イルグルムなど35銘柄が年初来安値を更新。LeTech、ブレインズテクノロジー、バルニバービ、アシロ、ラキールが売られた。
     

    「欲望」

    市場は森羅万象を織り込んだ世界。
    だから市場は神聖という見方は存在する。
    しかし、この「一気に進む」は市場至上主義どころか市場独裁主義の様相だ。
    活字や映像が国家を脅迫する構図に見えなくもない。
    市場関係者として、確かに緩和も政策も過大な要求にいくらでも応えてほしいとは願う。
    しかし、どうも違うような気がする。
    低金利やマイナス金利で本当に社会や国家が良くなるのかどうか。
    ETFを中央銀行が買うことで齟齬はきたさないのか。
    無尽蔵な中央銀行の国債購入が財政規律の問題はいいとして将来の円安超インフレへの導線にならないのか。
    節度と自制のある要求なのかどうか。
    目先の小手先にこだわり過ぎて未来への禍根はないのかどうか。
    ここは結構重要だろう。
    猫じゃらしで遊んでいずれマタタビで寝てしまうのでは元も子もない。
    やや是正されてきたものの・・・。
    かつて国家の品格というべストセラーがあった。
    市場の品格というものは問われないのだろうか。
    市場は欲望の戦いの世界と言われればそれまでだが・・・。

    先物の逆ザヤに関する考察。
    (1)先物の爆買いがなくなった
    (2)スワップ関連
    米銀などは低金利あるいはマイナス金利でドルを円転できる。
    だから先物割安・現物割高の局面でも先物売り現物買いが可能。
    だから先物が売られる構図。
    マイナス0.3%で調達してマイナス0.2%で運用して利益が出る。
    マイナス0.2%の運用だけみるとマイナスだが全体では0.1%のプラス。
    (3)現物株の貸出フィーが上昇
    先物売り・現物買いのポジションが減っており、現物貸出フィーが上昇。
    裁定買いをやる気が減っている。
    となると、もしもマイナス金利幅は増加するとさらに裁定買いは減少することになる。
    やや複雑だが・・・。



    (櫻井)。


    29日午前の日経平均株価は反発し、前引けは前日比105円62銭高の2万7687円28銭だった。上げ幅は一時200円を超えたが、次第に利益確定売りが出て上値を抑えた。
     
    きょう前場は、主力株をはじめ広範囲に買い戻しが入り日経平均株価は反発した。注目されたFOMCの結果は金融政策の変更はなく、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を考慮してパウエルFRB議長の記者会見もハト派的な印象をマーケットに与えた。これを受け前日の米国株市場でナスダック総合指数が切り返し、東京株式市場もリスク選好の流れとなった。きょうは、アジア市場も中国株や香港株など堅調な動きを示しており、これも追い風となった。
     
    前日はアドテストやスクリンが大幅増益の決算を発表したほか、日産自も今期の最終黒字転換の見通しを公表した。これらの材料を好感して半導体関連株や自動車株の物色が活発になり、輸出関連銘柄全体にも買いが広がった。
     
    米連邦準備理事会(FRB)は28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、市場の想定通りゼロ金利政策などの維持を決めた。パウエルFRB議長の会見内容にもサプライズは乏しく、無難に通過したとの受け止めが一定の買い安心感につながった面もあった。
     
    買い一巡後は利益確定売りが出て日経平均の上値を抑えた。日本時間29日の米株価指数先物の値動きがさえず、投資家心理の重荷になった。国内の新型コロナウイルスの新規感染者数が28日に過去最多を更新し、景気回復が遅れるとの懸念から内需関連企業の一角には売りが目立った。
     
    市場では「3月以降は上値が重いなか、毎月、大幅に調整する場面がみられている。新型コロナの感染拡大が警戒されるなか、ショック安的な下げには注意したい」(中堅証券)との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も小幅に反発した。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆439億円、売買高は4億9585万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1026、値下がりは1029で拮抗した。変わらずは124銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は精密機器、電気機器、情報・通信業などが上昇。下落は海運業、陸運業、倉庫・運輸関連業など。
     
    個別では、ソフトバンクグループ(SBG)が断トツの売買代金をこなし反発、ソニーグループ、アドバンテスト、キーエンス、リクルートホールディングスも高い。日産自動車は商いを膨らませ大幅高。東京機械製作所が続急騰で値上がり率トップに買われ、太平洋工業も値を飛ばした。安川電や日本製鉄も上昇した。
     
    半面、三越伊勢丹や京成が下落。TDK、キヤノン、エプソンも売られた。レーザーテックが軟調、任天堂も値を下げた。エムスリーも売りに押された。シマノも大きく利食われた。アイモバイルは急落した。
     
    東証2部株価指数は前日比14.01ポイント高の7744.53ポイントと反発した。
    出来高は9219万株。値上がり銘柄数は211、値下がり銘柄数は145となった。
     
    個別では、ダイトーケミックスが一時ストップ高と値を飛ばした。テクノ菱和、ブルボン、バイク王&カンパニー、オプティマスグループは年初来高値を更新。FDK、カワサキ、日鍛バルブ、東邦金属、理研コランダムはが買われた。
     
    一方、フルスピード、クシム、広栄化学、日本製罐、オーケーエムなど6銘柄が年初来安値を更新。プレミアムウォーターホールディングス、ヨネックス、オーエス、ジー・スリーホールディングス、きんえいが売られた。

     


    日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前日比16円45銭高の3973円34銭だった。28日に発表した2021年4〜6月期決算が好内容と受け止められた東映アニメやSEHIが上昇した。半面、Tホライゾンやフルヤ金属は下落した。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で205億円、売買高は4359万株だった。値上がり銘柄数は313、値下がり銘柄数は207となった。
     
    個別では、SEホールディングス・アンド・インキュベーションズがストップ高。エスケー化研、東映アニメーション、ムラキ、日本アイ・エス・ケイ、新潟放送など6銘柄は年初来高値を更新。GFA、ウェッジホールディングス、ベクター、日邦産業、創健社が買われた。
     
    一方、オンキヨーホームエンターテイメントがストップ安。ランドネット、アマガサ、MITホールディングス、HCSホールディングス、細谷火工など14銘柄は年初来安値を更新。総合商研、浜木綿、アルマード、メディアリンクス、アイビー化粧品が売られた。
     
     
     


    東証マザーズ指数は前日比14.39ポイント高の1111.69ポイント。米ナスダックやナイトセッションが上昇した流れを引き継ぎ3日ぶり反発した。指数寄与度が高いメルカリが上昇しているのも追い風になった。フリーや弁護士COMが上昇した。一方、JMDCやウェルスナビは下落した。
    値上がり銘柄数は230、値下がり銘柄数は114となった。
     
    きょうマザーズ市場に上場したデリバリコンは公開価格(950円)を522円(54.9%)上回る1472円で初値を付けた。
     
    個別では、i−plug、サーキュレーションが年初来高値を更新。キッズウェル・バイオ、Appier Group、ライトアップ、ビジョナル、Jストリームが買われた。
     
    一方、総医研ホールディングス、ティーケーピー、スタジオアタオ、イルグルム、アプリックスなど30銘柄が年初来安値を更新。LeTech、マクアケ、バルニバービ、サイバートラスト、リンクバルが売られた。

    【寄り付き概況】

    29日午前の日経平均株価は前日比140円95銭高の2万7722円61銭と、反発して始まった。
     
    前日の米ハイテク株高などを受けて東京市場でも値がさのハイテク株の一角に買いが入り、指数を押し上げている。上げ幅は200円に接近する場面もあった。
     
    半導体関連銘柄のアドテストやスクリンが高い。前日の取引時間終了後に大幅な増益決算を発表し、買いを集めている。東エレクにも連想買いが先行。日経平均への寄与度も大きい銘柄群とあって、相場全体の上昇をけん引している。
     
    米連邦準備理事会(FRB)は28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)でゼロ金利政策などの維持を決めた。パウエルFRB議長は会見で量的緩和縮小(テーパリング)の開始時期について決めていないとしつつ、議論は進んでいると述べた。
    市場では「特にサプライズはなく、無難に通過した印象」との声があった。
     
    米議会上院の超党派グループは28日に累計1兆ドル(約110兆円)規模のインフラ投資法案の詰めの協議で大筋合意したと表明したが、現時点で相場への影響は限られている。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反発している。
     
    業種別では、オリンパス、HOYAなどの精密機器株やトヨタ、ホンダなどの輸送用機器株が上昇。日本製鉄、JFEなどの鉄鋼株や、武田薬、中外薬などの医薬品株も高い。三井金属、住友鉱などの非鉄金属株やソニーG、キーエンスなどの電機株やコマツ、ダイキンなどの機械株も上げている。
     
    個別ではソフトバンクグループ(SBG)やソニーGが高い。日産自やマツダも買われている。半面、キヤノンやZHDが下落。TDKも安い。


    「月末安のアノマリーに向かって」


    水曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
    NYダウは反落。
    S&P500が横這い。
    NASDAQは反発。
    アルファベットが3.2%上昇し過去最高値を付けたことなどが上昇の背景。
    一方アップルは1.25%安。
    利益と売上高がともに市場予想を上回ったがマイクロソフトは0.1%安。
    バイデン大統領は議会超党派によるインフラ投資法案への合意が得られたという報道もある。
    FOMCはテーパリングの具体的な縮小時期などを示すには至らず。
    やはり8月のジャクソンホールまで持ち越された格好。
    10年国債利回りは1.237%。
    2年国債利回りは0.203%。
    ドル円は109円台後半。
    WTI原油先物は0.74ドル(1.03%)高の1バレル=72.39ドル。
    ビットコインは2.3%高の40381ドル
    SKEW指数は159.44→153.20→151.04→152.23。
    恐怖と欲望指数は26→26。

    水曜のNYダウは127ドル(0.34%)安の34930ドルと続落。
    NASDAQは102ポイント(0.70%)高の14762ポイントと反発。
    S&P500は0.8ポイント(0.02%)安の4400ポイントと続落。
    ダウ輸送株指数は86ポイント安の14359ポイントと続落。
    SOX指数は1.76%高の3272ポイントと3日ぶりに反発。
    VIX指数は18.31と低下。
    合算売買高は98.6億株(前日103.6億株、過去20日平均は98.5億株)。
    225先物CME円建ては大証比日中比260円高の27790円。
    ドル建ては大証比日中比280円高の27810円。
    ドル円は109.90円。
    10年国債利回りは1.237%。
    2年国債利回りは0.203%。

    水曜の日経平均は寄り付き296円安。
    一時500円超の下落場面があり終値は388円安の27581円と4日ぶりに反落。
    下落率は1.39%。
    日足は2日連続で陰線。
    SBG、ファーストリテ、、東エレ、アドバンテスト、リクルート、エムスリー合計で250円近い下落寄与。
    TOPIXは0.95%下落で4日ぶりに反落。
    東証マザーズ指数は3.48下落で続落。
    日経ジャスダック平均は0.95%下落で4日ぶりに反落。
    東証1部の売買代金は2兆2055億円(前日1兆9972億円)。
    2日ぶりに2兆円超。
    値上がり422銘柄(前日1571銘柄)。
    値下がり1679銘柄(前日536銘柄)。
    新高値50銘柄(前日72銘柄)。
    新安値46銘柄(前日16銘柄)。
    騰落レシオは99.01(前日96.54)。
    NTレシオは14.37倍(前日14.43倍)。
    39日連続で14倍台。
    サイコロは5勝7敗で41.67%。
    右肩下がりの25日線(28386円)から▲2.84%。
    20日連続で下回った。
    右肩下がりの75日線は28750円。
    20日連続で下回った。
    右肩上がりの200日線(27782円)からは▲0.72%(前日△0.75%)。
    2日ぶりに下回った。
    右肩下がりの5日線(27664円)から▲0.30%。
    2日ぶりに下回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.514%(前日▲14.275%)。
    買い方▲9.396%  (前日▲8.106%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲4.312%(前日▲6.058%)。
    買い方▲22.416% (前日▲19.809%)。
    空売り比率は44.6%(9日連続で40%超:前日40.8%)。
    空売り規制なしの比率は8.5%(前日8.1%)。
    Quick調査の7月21日時点の信用評価損率は▲9.66%(前々週▲8.15%)。
    2週ぶりに悪化。
    5月14日時点以来の9%台。
    7月21日時点の裁定売り残は356億円増の6153億円。
    (当限は5750億円なので278億円増)。
    4週連続増加。
    裁定買い残は334億円減の6637億円。
    (当限は5483億円なので399億円減)。
    4週ぶりに減少。
    日経VIは23.95(前日21.69)と上昇。
    日経平均採用銘柄の予想PERは13.58倍(前日13.71倍)。
    20日連続で13倍台。
    前期基準では17.54倍。
    EPSは2031円(前日2040円)。
    225のPBRは1.21倍。
    BPSは22794円(前日22926円)
    日経平均の益回りは7.36%(前日7.29%)。
    配当利回りは1.91%。
    10年国債利回りは0.010%。
    東証1部全銘柄だと予想PERは15.81倍。
    前期基準では20.61倍。
    PBRは1.30倍。
    東証1部単純平均株価は27円安の2396円。
    東証1部売買単価は2190円(前日は2126円)。
    東証1部時価総額は713兆円(前日は720兆円)。
    55日連続で700兆円超。
    ドル建て日経平均は251.16(前日253.86)。
    水曜のシカゴ225先物終値は大証日中比260円高の27790円。
    高値は27885円、安値は27440円。
    225先物大証夜間取引終値は日中比260円高の27760円。
    気学では「良く動く日にして前後場仕成りを異にする」。
    金曜は「人気一新。変化を見せる重要日」。
    ボリンジャーのマイナス1σが27883円。
    マイナス2σが27380円。
    一目均衡の雲の上限が28796円。
    下限が28596円。
    9日連続で雲の下。
    一目均衡の雲は8月11日に白くねじれる。
    勝手雲の上限は28382円。
    下限が28293円。
    9日連続で雲の下。
    勝手雲は今日白くねじれる。
    RSIが35.96(前日40.87)。
    RCIが18.13(前日19.51)。
    7月SQ値は27726円。
    アノマリー的には「上げの特異日」。
    実質8月入りの木曜日は今年16勝10敗。
    そして明日は「月末安のアノマリー」。

    《今日のポイント7月29日》

    (1)水曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
       NYダウは反落。S&P500が横這い。NASDAQは反発。
       FOMCはテーパリングの具体的な縮小時期などを示すには至らず。
       やはり8月のジャクソンホールまで持ち越された格好。
       10年国債利回りは1.237%。
       2年国債利回りは0.203%。
       ドル円は109円台後半。
       SKEW指数は151.04→152.23。
       恐怖と欲望指数は26→26。


    (2)ダウ輸送株指数は86ポイント安の14359ポイントと続落。
       SOX指数は1.76%高の3272ポイントと3日ぶりに反発。
       VIX指数は18.31と低下。
       合算売買高は98.6億株(前日103.6億株、過去20日平均は98.5億株)。
       225先物CME円建ては大証比日中比260円高の27790円。


    (3)東証1部の売買代金は2兆2055億円(前日1兆9972億円)。
       新高値50銘柄(前日72銘柄)。
       新安値46銘柄(前日16銘柄)。
       騰落レシオは99.01(前日96.54)。
       NTレシオは14.37倍(前日14.43倍)。
       サイコロは5勝7敗で41.67%。

    (4)右肩下がりの25日線(28386円)から▲2.84%。
       20日連続で下回った。
       右肩下がりの75日線は28750円。
       20日連続で下回った。
       右肩上がりの200日線(27782円)からは▲0.72%(前日△0.75%)。
       2日ぶりに下回った。
       右肩下がりの5日線(27664円)から▲0.30%。
       2日ぶりに下回った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.514%(前日▲14.275%)。
       買い方▲9.396%  (前日▲8.106%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲4.312%(前日▲6.058%)。
       買い方▲22.416% (前日▲19.809%)。


    (6)空売り比率は44.6%(9日連続で40%超:前日40.8%)。
       空売り規制なしの比率は8.5%(前日8.1%)。
       Quick調査の7月21日時点の信用評価損率は▲9.66%(前々週▲8.15%)。
       2週ぶりに悪化。
       5月14日時点以来の9%台。
       7月21日時点の裁定売り残は356億円増の6153億円。
       (当限は5750億円なので278億円増)。
       4週連続増加。
       裁定買い残は334億円減の6637億円。
       (当限は5483億円なので399億円減)。
       4週ぶりに減少。
       日経VIは23.95(前日21.69)と上昇。


    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.58倍(前日13.71倍)。
       20日連続で13倍台。
       前期基準では17.54倍。
       EPSは2031円(前日2040円)。
       225のPBRは1.21倍。
       BPSは22794円(前日22926円)
       日経平均の益回りは7.36%(前日7.29%)。

    (8)東証1部時価総額は713兆円(前日は720兆円)。
       ドル建て日経平均は251.16(前日253.86)。


    (9)ボリンジャーのマイナス1σが27883円。
       マイナス2σが27380円。
       一目均衡の雲の上限が28796円。
       下限が28596円。
       9日連続で雲の下。
       一目均衡の雲は8月11日に白くねじれる。
       勝手雲の上限は28382円。
       下限が28293円。
       9日連続で雲の下。
       勝手雲は今日白くねじれる。
       RSIが35.96(前日40.87)。
       RCIが18.13(前日19.51)。
       7月SQ値は27726円。
       アノマリー的には「上げの特異日」。
       実質8月入りの木曜日は今年16勝10敗。
       そして明日は「月末安のアノマリー」。


    今年の曜日別勝敗(7月28日まで)

    月曜17勝12敗
    火曜16勝12敗
    水曜11勝19敗
    木曜16勝10敗
    金曜13勝15敗

    ★月末安の歴史(10カ月連続安)

     6月末21円安(→84円安)
     5月末289円安(→45円安)
     4月末241円安(→518円高)
     3月末253円安(→210円高)
     2月末1202円安(→697円高)
     1月末534円安(→427円高)
    12月末123円安(→185円安)
    11月末211円安(→353円高)
    10月末354円安(→318円高)
     9月末353円安(→売買停止)
     8月末257円高(→1円安)
     7月末629円安(→485円高)
     6月末293円高(→166円安)


    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    RStech(3445)・・・動兆

    RSテクノロジーズに注目する。
    同社は半導体製造装置の調整に用いるテストウエハの再生加工受託大手。
    再生ウエハはロジック、メモリー等全用途で需要旺盛。
    新品ウエハも中国顧客の引き合い強い。
    半導体関連部材好調。
    (5700円)



    (兜町カタリスト櫻井)


     


    29日の日経平均株価は反発後、上値の重い展開か。
    日経平均株価の予想レンジ:2万7600円−2万7800円。
    パウエルFRB議長会見では、緩和的金融政策を継続するとの姿勢が示された。これを受けた米国株はまちまち。NYダウ平均とS&P500が下落した一方、ナスダックは上昇した。ダウ平均は127ドル安の34930ドルで取引を終えた。FOMCでは特段のサプライズはなく、米国株もこれを無難に消化した。
     
    きのう28日に大幅反落した反動から、買い戻しの動きが先行しそう。ただ、買い手がかり難が続くなか、東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数が3177人となり、連日で過去最高を更新。感染拡大による経済回復の遅れが懸念され、手控えムードが広がる場面も想定される。4−6月期決算の発表が本格化する中、好業績が期待される銘柄への個別物色が中心になりそう。
    為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の後半(28日は109円97−98銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の前半(同129円82−86銭)とやや円安方向にある。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、27日の大阪取引所清算値比260円高の2万7790円だった。
     
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■FRONTEO <2158>
    韓国子会社がAIレビューツール「KIBIT Automator」をNAVERクラウド上に構築。
     
    ■ダイトーケミックス <4366>
    4-6月期(1Q)経常は2.2倍増益・上期計画を超過。
     
    ■フコク <5185>
    上期経常を25%上方修正、通期も増額、配当も5円増額。
     
    ■東邦金属 <5781>
    4-6月期(1Q)営業は黒字浮上で着地。
     
    ■日東精工 <5957>
    今期経常を27%上方修正。
     
    ■FDK <6955>
    4-6月期(1Q)経常は95%増益で着地。
     
    ■GFA <8783>
    スマートフォン向けゲーム「ザ・峠〜DRIFT KING 1980〜」の配信日を7月30日に決定。
     
    ■SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ <9478> [JQ]
    4-6月期(1Q)経常は3倍増益・上期計画を超過。
     
    ■ステップ <9795>
    今期経常を29%上方修正・3期ぶり最高益、配当も4円増額。
     
    ■アートスパークホールディングス <3663>
    今期経常を53%上方修正・最高益予想を上乗せ。
     
    ■Kudan <4425>
    BIM関連ソリューションを提供するオーストリア・BIMEXPERTSと包括的な開発ライセンス契約を締結。
     
    ■サイバーエージェント <4751>
    今期経常を67%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1円増額。
     
    ■アドバンテスト <6857>
    今期税引き前を18%上方修正・24期ぶり最高益、未定だった上期配当は12円増配。また、発行済み株式数(自社株を除く)の5.1%にあたる1000万株(金額で700億円)を上限に自社株買いを実施する。
     
    ■日産自動車 <7201>
    今期最終を一転黒字に上方修正。
     
    ■太平洋工業 <7250>
    今期経常を22%上方修正・3期ぶり最高益更新へ。
     
    ■SCREENホールディングス <7735>
    今期経常を19%上方修正、配当も25円増額。
     
    ■タムロン <7740>
    上期経常を63%上方修正。
     
    ■SHOEI <7839>
    10-6月期(3Q累計)経常が39%増益で着地・4-6月期も41%増益。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    29(木)
    【国内】
    2年国債入札
    《決算発表》
    キーエンス、村田製、OLC、HOYA、ファナック、富士通、パナソニック、三菱電、京セラ、NRI、オムロン、三住トラスト、ZOZO、大和証G、積水化、大日住薬、大東建、大ガス、ヒューリック、カプコン、小林製薬、富士電機、アコム、SBI、東武、邦ガス、新電工、日野自、ベネ・ワン、東電力HD、JCRファーマ、きんでん、PALTAC、ミツコシイセタン、コニカミノルタ、ISID、アンリツ、NESIC、九電工、アルプスアル、日電硝、システナ、相鉄HD、日ガス、芙蓉リース、メイテック、中国銀、ダイビル、東海理化、デクセリアルス、北陸電、TOKAIHD、サカイ引越、滋賀銀、Jストリーム
     
    【海外】
    米4-6月期GDP速報値(21:30)
    米6月NAR仮契約住宅販売指数(23:00)
    米7年国債入札
    《米決算発表》
    アマゾン、メルク、マスターカード、ギリアド・サイエンシズ
     


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [株価材料]
     
     
    ■サッポロHD<2501>
    追跡広告見直し機運 予算7割減
     
    ■ニチレイ<2871>
    16兆データ駆使 冷食、5分で生産計画
     
    ■花王<4452>
    中国で高価格「メリーズ」 紙おむつ吸水性向上
     
    ■ペプチド<4587>
    出資のペプチスター 原薬品質前面に製造受託拡大
     
    ■日鍛バルブ<6493>
    中・米で底面鏡面化エンジンバルブを生産
     
    ■NEC<6701>
    系 無線タグで安全管理 レジャー施設で
     
    ■ソニーG<6758>
    プレステ5 販売台数が1000万台を突破
     
    ■キングジム<7962>
    24年ぶり最高益に 前期最終8割増へ
     
    ■三菱商事<8058>
    豪で排出枠販売 農家指導で原生林再生
     
    ■SOMPO<8630>
    シェアリングのトラブル 和解仲介
     
    ■ANA<9202>
    政投銀など・支援スカイマーク資本増強 40億円、



    28日のNYダウ工業株30種平均は続落し、前日比127ドル59セント(0.4%)安の3万4930ドル93セントで終えた。新型コロナウイルスのインド型(デルタ型)の感染拡大による世界経済の先行き懸念から売りが優勢になった。
     
    米国ではフロリダやテキサスなど経済規模の大きい州で新規感染者の増加が鮮明となっている。米アルファベット傘下のグーグルは28日、従業員の出社再開の時期を9月から10月18日に延期し、ワクチン接種を出社の条件とすることを明らかにした。他の企業の出社再開に影響を与える可能性があり、経済活動の正常化の動きが遅れるとの見方が強まった。
     
    前日夕以降に発表された4〜6月期決算を受けて一部の銘柄が売られ、ダウ平均の重しになった。アップルは売上高、純利益ともに同四半期としては過去最高を記録したが、7〜9月期の業績鈍化見通しが嫌気された。マクドナルドも市場予想を上回る好決算だったが、人手不足をめぐる懸念などが意識された。足元で上昇が目立っていたクレジットカードのアメリカン・エキスプレス(アメックス)とビザも安い。
     
    一方、グーグル親会社アルファベットは、1株当たり利益が市場予想を大幅に上回ったことを好感して買われ、ナスダックの上昇を支えた。また、純損益が7四半期ぶりに黒字を回復したボーイングも上昇し、ダウの下値を抑えた。
     
    米連邦準備理事会(FRB)は28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で金融政策の現状維持を決めた。FRBのパウエル議長は会合後の記者会見でテーパリング(量的緩和の縮小)の開始に向けて「今後複数の会合で経済情勢の進捗を確認する」と表明した。おおむね想定の範囲内だったため、株式市場の反応は限られた。
     
    ナスダック総合株価指数は反発し、前日比102.008ポイント高の1万4762.584で終えた。前日に好決算を発表した銘柄が買われ、指数を押し上げた。検索サイトのアルファベットは3%高となり連日で上場来高値を更新した。半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)は8%高と急伸し、エヌビディアなど他の半導体関連株にも買いが波及した。
     
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    34,930.93−127.59
    S&P500種
    4,400.64−0.82
    ナスダック
    14,762.584+102.008
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,799.70−0.10
    NY原油(ドル/バレル)
    72.42+0.0328日 18:24
    円・ドル
    109.91 - 109.93−0.06

     

    【シカゴ日本株先物概況】


     
    28日のシカゴ日経平均先物は反発した。9月物は前日比200円高の2万7790円で引け、28日の大取終値を260円上回った。
    疾病管理予防センター(CDC)による室内でのマスク着用に関するガイダンス変更を受け新型コロナ・デルタ株流行への警戒感が再燃したほか、連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で緩和縮小の道筋を示すとの思惑などから金利上昇を警戒し、寄り付き後、下落した。その後、FOMCの声明やパウエル議長の会見で、FRBの金融緩和を辛抱強く維持する姿勢が再表明され金利が低下に転じると、ダウは下げ留まった。一方で、円安に加え、28日の米株式市場でナスダック総合株価指数が反発し買いを支えた。
     
    シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
    27790 ( +260 )
    シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
    27810 ( +280 )
    ( )は大阪取引所終値比
     



    【欧州株式市場】

     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7016.63(+20.55)
    28日のFTSE100種総合株価指数は3営業日ぶりに反発した。前日の終値に比べ20.55ポイント(0.3%)高の7016.63で引けた。新型コロナウイルスに伴う英国の入国規制が緩和されることを好感し、構成銘柄の約7割が上昇した。鉱業株の上昇が株価指数を押し上げた。
     
    個別銘柄では、鉱業のフレスニージョは約7%上げた。2021年12月期通期の生産見通しを据え置いたことが好感された。保険のセント・ジェームズ・プレイスは、21年1〜6月期の良好な業績を発表し5%超上昇した。銀行のバークレイズも買われた。21年1〜6月期に市場予想を上回る大幅増益となったことなどが材料視された。
     
    一方、日用品のレキットベンキーザーは3.2%安、前日に引き続き売られた。複数のアナリストが投資評価を引き下げたことが嫌気された。金融大手HSBCホールディングスが1.7%安、民放大手ITVが1.3%安とさえなかった。
     
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 15570.36(+51.23)
    28日のドイツ株式指数(DAX)は3営業日ぶりに反発した。終値は前日と比べて51.23ポイント(0.3%)高の1万5570.36だった。
     
    個別では、エネルギー関連のシーメンス・エナジーが大幅高だった。航空エンジン大手のMTUエアロ・エンジンズの上昇も目立った。ドイツ銀行は、2021年4〜6月期の利益が市場予想を上回り朝方は上昇していたが、午後に下げに転じた。
     
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 6609.31(+77.39)
     

07月29日 毎日コラム
勤務中にできなかった「相場が開いている時間」
・・・続き



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