日経平均株価 | 38,460.08 | +907.92 | 04/24 |
TOPIX | 2,710.73 | +44.50 | 04/24 |
マザーズ | 655.60 | +4.96 | 04/24 |
NYダウ平均 | 38,503.69 | +263.71 | 04/24 |
ナスダック総合 | 15,696.64 | +245.34 | 04/24 |
23日のNYダウ工業株30種平均は、市場予想を上回る好決算が相次ぎ、4営業日続伸した。前日比238ドル20セント高の3万5061ドル55セントと過去最高値を更新して終えた。3万5000ドルを超えるのは初めて。
投資家のリスク選好姿勢が強まった。消費関連やハイテク株などの上昇が目立った。
23日発表の2021年4〜6月期決算発表が本格化している。同日朝には、アメリカン・エキスプレスが、経済活動の再開を受け、市場予想を上回る大幅な増収増益決算は発表し、1.3%高となった。同業のビザも買われ、2.0%高だった。ウォルマートの0.8%高、ナイキの1.6%高、ホーム・デポが1.9%高、外食のマクドナルドやホーム・センターのホーム・デポ、スポーツ用品のナイキなど消費関連銘柄が上昇した。
来週に決算発表を予定する主力ハイテク株に業績期待の買いが入り、スマートフォンのアップルとソフトウエアのマイクロソフトが上昇した。ダウ平均の構成銘柄以外ではSNS(交流サイト)のフェイスブックが5%高、グーグルの親会社アルファベットが4%高だった。SNSのツイッターとスナップが前日夕に発表した決算で広告収入が高い伸びを示し、連想買いが入った。
市場では「米主要企業の決算が想定以上に強く、新型コロナウイルスの感染再拡大で冷え込んでいた投資家心理が大きく持ち直した」(ナショナル・セキュリティーズのアート・ホーガン氏)との指摘があった。
ナスダック総合株価指数は4日続伸し、前日比152.394ポイント(1.0%)高の1万4836.991で終えた。S&P500種株価指数も4日続伸し、終値は前日比44.31ポイント(1.0%)高の4411.79だった。両指数とも過去最高値を更新した。
2
3日のシカゴ日経平均先物は上昇した。9月物は前日比235円高の2万8180円で引けた。
長期金利が再び上昇したため、新型コロナ流行再燃による景気回復鈍化への警戒感が後退し、NYダウは寄り付き後、上昇。良好な企業決算も手伝い、終日堅調に推移した。主要株式指数は史上最高値を更新して引けた。米株式市場で主要3指数が最高値を更新したことに連れ高した。
投資家のリスク選好姿勢が強まる中、終値で7000を回復した。他の欧州主要国の株価指数も上昇した。
鉱業株と時価総額の大きい食品・日用品のユニリーバの上昇が株価指数を押し上げた。
個別では、携帯電話サービスのボーダフォン・グループは、2021年4〜6月期の増収を発表し買われた。アイルランド部門の資産売却で合意した銀行のナットウエスト・グループも上げた。ベンチャー・キャピタルの3iグループは複数のアナリストが株価目標を引き上げたことが好感され上昇した。
一方で、航空のインターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)は売られた。
欧州中央銀行(ECB)が22日に、より長く超低金利政策を続けることを約束したことから、欧州各国の株式市場で買いが続いた。
個別では、自動車のダイムラーが5%超上げた。アナリストが投資判断を引き上げたことなどが好感された。同業のBMWも買われた。
下落したのは不動産のボノビアを含む4銘柄だけだった。
一番役立つ!会社説明会資料 |