日経平均株価 | 37,045.62 | -1034.08 | 04/19 |
TOPIX | 2,623.96 | -53.49 | 04/19 |
マザーズ | 638.64 | -21.23 | 04/19 |
NYダウ平均 | 37,775.38 | +22.07 | 04/19 |
ナスダック総合 | 15,601.50 | -81.87 | 04/19 |
22日のNYダウ工業株30種平均は小幅に3日続伸した。前日比25ドル35セント(0.1%)高の3万4823ドル35セントで終えた。
取引前半は雇用関連指標の悪化が重しとなり、ダウ平均はマイナス圏で推移。米労働省が発表した週間新規失業保険申請件数は、市場予想に反して前週から増加した。コンファレンス・ボード発表の6月の米景気先行指数や、6月の米中古住宅販売件数も、市場予想に届かなかった。
ただ、取引後半はハイテク株などがけん引し、ダウ平均はプラス圏に浮上。来週発表される4〜6月期決算への期待から、マイクロソフトやアップルなどハイテク大手が買われ、相場を支えた。
22日発表の週間の新規失業保険申請件数は前週比5万1000件増の41万9000件と市場予想(35万件)を上回った。雇用回復ペースが鈍るとの懸念を誘い、米長期金利は一時1.23%と前日比0.06%下げた。金融株を中心に景気敏感株に売りが出て、ダウ平均は120ドルあまり下げる場面があった。
新型コロナウイルスの感染力の高いインド型(デルタ型)の感染拡大への警戒が根強い。ダウ平均の構成銘柄以外では空運やクルーズ船など旅行・レジャー関連銘柄も大きく売られた。
米株市場は売り一巡後は買い優勢に転じた。ハイテク株への買いが目立ち、ソフトウエアのマイクロソフトとスマートフォンのアップルが上昇。ダウ平均の構成銘柄以外ではネット通販のアマゾン・ドット・コムと交流サイトのフェイスブックが買われた。
欧州中央銀行(ECB)は22日開いた理事会で金融政策の指針を変更し、より長く超低金利政策を続けることを約束した。株式市場に資金が流入しやすい状況が続くとの見方を誘ったのも相場上昇につながった。
ナスダック総合株価指数は3日続伸した。前日比52.643ポイント(0.4%)高の1万4684.597で終えた。主力ハイテク株が堅調に推移した。
一方、前日夕の決算発表で示した2021年7〜9月期の売上高予想が弱いと受け止められた半導体のテキサス・インスツルメンツは5%強下げた。他の半導体関連株にも売りが波及し、指数の重荷となった。
欧州中央銀行(ECB)のフォワードガイダンス見直しなどがあったものの、総じて市場の反応は乏しかった。外為相場のポンド高が下押し要因となった。一方、欧州主要国の株価指数はプラスだった。
構成銘柄の5割超が上げたものの時価総額の大きい食品・日用品のユニリーバが6%近くまで下げ幅を広げ、株価指数に大きく影響した。
個別では、ユニリーバは、2021年1〜6月期決算が最終減益だったことなどが嫌気された。住宅建設のパーシモンも大幅安だった。
半面、ブックメーカー(賭け屋)のフラッター・エンターテインメントは4.5%高と堅調だった。アナリストによる投資判断引き上げが好感され買われた。
22日のドイツ株式指数(DAX)は3日続伸した。終値は前日と比べて92.04ポイント(0.6%)高の1万5514.54だった。
欧州中央銀行(ECB)は22日開いた理事会で、より長く超低金利政策を続けることを約束した。発表前から緩和の方向性を維持するとの見方が広がり、欧州各国の株式相場は午前からそろって上昇していた。発表後も高値圏で推移した。
個別では、料理宅配大手のデリバリーヒーローが5%超の上昇と目立った。産業機器のシーメンスも上げた。タイヤのコンチネンタルは売られた。
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