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日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,239.66 +153.86 04/27
ナスダック総合
15,927.90 +316.14 04/27


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    6月最後の取引となる本日の日経平均株価は小幅ながらも3日続落。終値は前日比21円安の2万8791円だった。前日の米株高で朝方は200円近い上昇となったが、開始10分も経たずに息切れしてしまい、その後は前日終値近辺まで落ちる「行って来い」の展開に。上値が2万9000円の節目に接近したところで失速するなどカベとしての意識が強まっている。取引時間中に発表された中国の経済指標が芳しくなかったことも響いたようで、当面は上値の重い相場となりそうだ。
     
     
    明日7月1日の日経平均株価は様子見気分か。
    米国では本日、6月ADP全米雇用リポートが発表される。週末の6月雇用統計を占う意味でも、結果に対して米国マーケットがどのような反応を見せるかが注目される。
    国内では1日午前8時50分に発表される6月調査日銀短観が注目される。市場予想では、大企業製造業の業況判断DIがプラス16(3月調査はプラス5)、大企業非製造業の業況判断DIがプラス3(同マイナス1)とされる。景況感の改善が確認されれば、下支え要因として意識されようが、想定内の内容なら相場への影響は限られる。
     
    明日から下半期に突入するが、日経平均は月の最終日が弱い傾向は続いたものの大幅安ではないだけに、月初の反動高は期待薄。2万9000円より上の買いづらさも強烈に意識されており、米雇用統計を前に上値が重いというこれまでの傾向に大きな変化はないだろう。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(30日現在)
     
    29440.08  ボリンジャー:+1σ(13週)
    29186.62  ボリンジャー:+1σ(25日)
    29064.37  75日移動平均線
    29021.05  26週移動平均線
    28992.79  13週移動平均線
    28935.02  均衡表雲上限(日足)
    28932.38  25日移動平均線
    28911.41  6日移動平均線
    28858.35  均衡表基準線(週足)
     
    28791.53  ★日経平均株価30日終値
     
    28678.14  ボリンジャー:-1σ(25日)
    28638.36  均衡表基準線(日足)
    28545.50  ボリンジャー:-1σ(13週)
    28535.22  均衡表転換線(週足)
    28485.02  均衡表転換線(日足)
    28440.51  ボリンジャー:-1σ(26週)
    28423.90  ボリンジャー:-2σ(25日)
    28384.10  均衡表雲下限(日足)
    28169.65  ボリンジャー:-3σ(25日)
    28098.21  ボリンジャー:-2σ(13週)
    27859.96  ボリンジャー:-2σ(26週)
    27650.93  ボリンジャー:-3σ(13週)
     
    ローソク足は4本連続の陰線を引き、株価上方では下向きの5日線が25日線を上から下に抜けて短期デッドクロス(DC)を示現し、強い売り圧力を窺わせた。
    反面、ザラ場安値は昨日水準を上回るとともに、25日線が緩やかな上昇をキープしており、下値では一定の買い需要も確認された。
    一目均衡表では転換線が3日連続で下降したほか、遅行線の強気シグナルが小さくなっており、チャート形状はやや弱気側に傾いた格好となっている。
     

    [概況]


    30日、東京外国為替市場の米ドル円は特段、手掛かり材料に乏しく110円台半ば付近で膠着状態となるなか、やや売りが優勢の展開か。新型コロナウイルスで感染力の強いインド型(デルタ株)がアジアや欧州、豪州などで感染の確認が増加していることなどを受け、比較的安全通貨として考えられる円が買われているようだ。
     
    現在、米ドル円は110.490円付近で推移している。この後は、週末の米雇用統計の前哨戦として6月米ADP民間部門雇用者数(予想:60.0万人 前回:97.8万人)などが注目となりそうか。


    [提供:AIゴールド証券株式会社]

     

    【大引け概況】
    30日の日経平均株価は3日続落し、前日比21円08銭安の2万8791円53銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:57 容量:8.44M

    過去のマーケット動画はこちら
     
     国内の新型コロナウイルスの感染を巡る動向や中国経済の先行きへの不透明感から、主力銘柄に売りが出た。心理的な節目となる2万9000円を前に上値の重さを嫌気した売りも出やすかった。
     
    朝方はリスクを取る動きが優勢だったが買いは続かなかった。前日の米国株市場でナスダック総合指数や半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が過去最高値を更新したことで、東京株式市場でもそれに追随する動きをみせたが、寄り後ほどなくして日経平均は急速に値を消す展開となった。引き続き2万9000円近辺では売り圧力に跳ね返される展開となっている。
     
    週末の米雇用統計の結果を見極めたいとの思惑に加え、国内外で新型コロナウイルス変異株(デルタ株)に感染するケースが増加しており警戒感が強い。鉄鋼株などが下げたほか、不動産、小売りなど内需株にも売りがかさんだ。
    午前に発表された6月の中国購買担当者景気指数(PMI)が製造業、非製造業ともに前月を下回った。中国など海外経済と連動しやすい景気敏感株の一部への売りを誘った。
     
    国内では新型コロナの新規感染者数が東京都などで増えつつあり、東京都などを対象とする「まん延防止等重点措置」の期限延長の観測が浮上している。政府がワクチンの職場接種の新規受け付けを当面停止する方針だとも伝わり、経済活動の正常化が後ズレするとの懸念が内需関連株の一角の下げにつながった。
     
    きょうは6月最終売買日であり、日経平均が安く引けたことで10カ月連続の“月末安”となった。
     
    東証株価指数(TOPIX)は続落し、5.91ポイント安の1943.57で終えた。JPX日経インデックス400も続落した。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆3477億円。売買高は9億6336万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1296と、全体の6割弱を占めた。値上がりは786、変わらずは108だった。
     
     
    業種別株価指数(33業種)は、鉄鋼、食料品、空運業が下落。一方、サービス業、情報・通信業、ゴム製品は上昇した。
     
    個別では、売買代金トップとなったレーザーテックだが株価は朝高後に値を崩す展開となったほか、ダイキンやソニーグループも軟調。エーザイは5%安だった。日立製作所、三菱電機なども売りに押された。信越化学工業も安い。スギホールディングス、クスリのアオキホールディングスなどドラッグストア株が急落、アスクルも大幅安となった。Jフロントや高島屋が売られた。
     
    半面、中外製薬が商いを伴い上昇、エムスリーも買われた。ベイカレント・コンサルティング大きく値を上げたほか、村田製作所も堅調、KDDI、ミネベアやTDKなども値を上げた。富士通、NECは買いが優勢だった。アトラグループが大幅高、リンクアンドモチベーション、ウシオ電機なども人気を集め急伸。アトラエも値を飛ばした。
     
    東証2部指数は前日比13.76ポイント安の7675.60ポイントと続落した。
    出来高2億0955万株。値上がり銘柄数は162、値下がり銘柄数は234となった。
     
    個別では、ポラリス・ホールディングス、オーケーエム、アルチザネットワークス、FDK、ユーピーアールなど6銘柄が年初来安値を更新。築地魚市場、マナック、フジオーゼックス、アートスパークホールディングス、グローバルダイニングが売られた。
     
     一方、ラオックスがストップ高。セイヒョー、カワサキ、トラスト、瀧上工業、フジマックなど13銘柄は年初来高値を更新。セントラル総合開発、英和、ギグワークス、日本坩堝、Abalanceが買われた。
     






     


    日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比11円02銭高い3997円50銭で、2018年5月以来約3年ぶりの高値を付けた。節目の4000円に乗せる場面もあったが上値は重かった。
    堅調だった米株市場を映して日経ジャスダック平均も反発してスタート。しかし、買い一巡後は、今晩から相次ぐ米国での経済指標の発表を前に上値の重い動きとなった東証1部に合わせジャスダック平均も伸び悩む動きが続いた。一方、後場からは幕間つなぎの物色で再び持ち直すと、終日プラス圏での推移となった。
    3DMやフェローテクが上昇した。半面、マクドナルドやワークマンは下落した。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で632億円、売買高は1億144万株だった。値上がり銘柄数は296、値下がり銘柄数は281となった。
     
    個別では、第一建設工業、ソーバル、翻訳センター、ULSグループ、グローバルインフォメーションなど17銘柄が年初来高値を更新。アイビー化粧品、デイトナ、データ・アプリケーション、リバーエレテック、プリントネットが買われた。
     
    一方、YKT、日本マクドナルドホールディングス、MITホールディングス、日本パレットプール、スーパーツールなど8銘柄が年初来安値を更新。ケイティケイ、銚子丸、シキノハイテック、Speee、イメージ ワンが売られた。


    東証マザーズ指数も反発した。終値は前日比1.92ポイント高い1207.46だった。
    時価総額が大きく、値頃感のある銘柄が買い直され底堅く推移した。JMDCなど時価総額上位の一角が堅調に推移して相場を下支えした。
    オキサイドや29日に新規上場したワクーが上昇した。一方、メルカリやBASEが下落した。
    値上がり銘柄数は144、値下がり銘柄数は212となった。
     
    30日にマザーズ市場に新規上場したPAコンサルは、初値を3.8%上回る2822円で取引を終えた。初値は公開価格(2300円)を18.3%上回る2720円だった。
     
    個別では、FRONTEO、サンワカンパニー、BlueMeme、アクリート、AI CROSSなど12銘柄が年初来高値を更新。ステムセル研究所、イーエムネットジャパン、ジモティー、大泉製作所、グッドスピードが買われた。
     
    一方、ディジタルメディアプロフェッショナル、すららネット、ヘッドウォータース、アクシス、プレイドなど15銘柄が年初来安値を更新。オムニ・プラス・システム・リミテッド、フィードフォース、ピアズ、Enjin、MTGが売られた。


    30日午前の日経平均株価は小幅に反発し、前日比2円49銭高の2万8815円10銭で終えた。
    きょう前場は米国株市場でのナスダック指数最高値などを引き継ぎ朝方はリスクを取る動きが優勢となり、日経平均は反発して始まったが、2万9000円近辺では売り圧力が強く、その後は値を消す展開を強いられた。
    米ハイテク株との連動性が高いソフトバンクグループ(SBG)の上昇も指数を下支えした。
     
    前場取引終盤に前日終値を小幅ながら下回る場面もあった。東京など新型コロナウイルスの感染者数が増加傾向にあり、経済活動の正常化に対する期待が後退している。新型コロナの変異株であるデルタ株の感染が広がっていることにも警戒感が強いようだ。
     
    中国国家統計局と中国物流購入連合会(CFLP)が発表した6月の製造業PMIは前月から0.1ポイント低下し50.9だった。非製造業PMIは53.5と、1.7ポイント低下した。新規の取引材料が少ないなかで、持ち高調整の売りを誘った。日経平均が月末の最終営業日に下げることが多いことも売り材料として意識され、日経平均は下落に転じる場面があった。
    心理的な節目となる2万9000円を前に主力銘柄には戻り待ちや利益確定の売りも出やすく、伸び悩んだ。
     
    新型コロナのワクチン接種については、政府が企業などの職場接種の新規受け付けを当面停止する見通しと伝わった。「国内の接種者数の伸びにブレーキがかかるとの懸念が売り材料となっている」との見方があった。
     
    JPX日経インデックス400は小幅に続落した。一方、東証株価指数(TOPIX)は反発した。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆455億円、売買高は4億3098万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1033、値下がりは1027、変わらずは126だった。
     
     

    業種別株価指数(33業種)は、ゴム製品、金属製品、情報・通信業などが上昇。下落は、空運業、小売業、鉄鋼など。

    個別では、エムスリーや中外製薬が上昇した。ベイカレント・コンサルティングも高い。太陽誘電やスクリン、村田製作所、日本電産なども値を上げた。アトラグループが大幅高、ウシオ電機、リンクアンドモチベーションも買われた。
     
    半面、コマツは年初来安値を付けた。レーザーテックが朝高後に買いが続かず下値模索となったほか、ソニーグループも軟調。エーザイやJフロント、日野自も下落した。ファーストリテイリングも売りに押された。スギホールディングス、クスリのアオキホールディングス、ディー・エル・イー大きく値を下げた。
     
    東証2部株価指数は前日比17.73ポイント安の7671.63ポイントと続落した。
    出来高は1億4661万株。値上がり銘柄数は154、値下がり銘柄数は215となった。
     
    個別ではポラリス・ホールディングス、オーケーエム、アルチザネットワークス、FDK、ユーピーアールが年初来安値を更新。築地魚市場、東京コスモス電機、アートスパークホールディングス、リミックスポイント、パスが売られた。
     
    一方、ラオックスが一時ストップ高と値を飛ばした。セイヒョー、カワサキ、トラスト、フジマック、ササクラなど11銘柄は年初来高値を更新。日本坩堝、セントラル総合開発、英和、ビケンテクノ、バイク王&カンパニーが買われた。

     


    日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前日比6円58銭高の3993円06銭となった。朝方には一時4000円台に乗せた。
    欧州やアジアでの新型コロナ変異株の拡大が嫌気される。一方、米長期金利の低下を背景にハイテク株へは買いが入り、日経ジャスダック平均は半導体関連株が買われている。
    フェローテクやウエストHDが上昇した。半面、シンバイオや3DMは下落した。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で321億円、売買高は5481万株。
    値上がり銘柄数は254、値下がり銘柄数は288となった。
     
    個別では、第一建設工業、ソーバル、翻訳センター、ULSグループ、グローバルインフォメーションなど14銘柄が年初来高値を更新。データ・アプリケーション、アイビー化粧品、プリントネット、デイトナ、プロルート丸光が買われた。
     
    一方、YKT、日本マクドナルドホールディングス、MITホールディングス、日本パレットプール、スーパーツールなど7銘柄が年初来安値を更新。ケイティケイ、スリー・ディー・マトリックス、イメージ ワン、銚子丸、ヨンキュウが売られた。

     


    東証マザーズ指数は前日比1.07ポイント安の1204.47ポイントと続落した。
    本日は米国市場が小動きにとどまり、ナイトセッションが横這いで終了した流れを引き継ぎ小動きの展開になっている
    ファンペップがペプチドの用途特許を中国で取得したと報じられて買われている。他ではワクーやメルカリは上昇した。一方、日本電解やオキサイドが下落した。
    値上がり銘柄数は129、値下がり銘柄数は220となった。
     
    マザーズ指数は5月17日に付けた安値以降は着実に下値を切り上げる展開が続いている。足元では、長期の200日移動平均線が上値抵抗線となっているが、ここを上抜けて支持線に変えることができれば、テクニカル的にも妙味が出てくると期待している。
     
    きょうマザーズ市場に上場したPAコンサルは公開価格(2300円)を18.3%上回る2720円で初値を付け、2751円で午前の取引を終えた。
     
    個別では、ディジタルメディアプロフェッショナル、ヘッドウォータース、アクシス、ココペリ、Jストリームなど11銘柄が年初来安値を更新。メドレックス、ピアズ、オムニ・プラス・システム・リミテッド、クリングルファーマ、Enjinは値下がり率上位に売られた。
     
     一方、FRONTEO、サンワカンパニー、BlueMeme、アクリート、AI CROSSなど11銘柄が年初来高値を更新。メディネット、アイドマ・ホールディングス、Waqoo、ファンペップ、グッドスピードが買われた。
     

    【寄り付き概況】

    30日の日経平均株価は小幅に反発して始まった。始値は前日比83円70銭高の2万8896円31銭。
    前日の米株式市場で主要な株価指数がそろって上昇した流れを受け、東京株式市場でも主要な銘柄に買いが集まっている。上げ幅は180円を超える場面があった。
     
    強弱観対立のなかも買い優勢で始まった。世界的に新型コロナウイルスの変異種であるデルタ株の感染拡大が確認されるなか、景気回復に対する先行き不透明感が買いを手控えさせている。前日の米国株市場では主要株3指数が揃って上昇し、ナスダック総合指数とS&P500指数は過去最高値を更新したが、新型コロナ感染拡大懸念が景気敏感株などの上値を押さえる背景となっている。
    新型コロナへの警戒感は拭えないものの、日経平均は前日に230円あまりの下落をみせたことで、きょうはその反動でリバウンドも見込める状況。6月期末の配当再投資の動きも下支え要因となる。一方、週末2日に発表が予定される6月の米雇用統計の結果を見極めたいとの思惑から上値も重くなりそうだ。
     
    ナスダック総合株価指数と主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)がともに最高値を更新した。東京市場でも東エレクやSUMCOといった半導体関連銘柄の一角に買いが入っている。ハイテク株との連動性が高いソフトバンクグループ(SBG)も上昇し、指数を押し上げている。
     
    取引時間前に経済産業省が発表した5月の鉱工業生産指数(季節調整済み)の速報値は前月比5.9%低下した。QUICKがまとめた民間予想の中央値(2.4%低下)を下回ったが、株価の反応は限られている。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに反発している。
     
    個別では、中外薬は大幅高。三井不、三菱地所などの不動産株も堅調。テルモやネクソン、エムスリーも買われている。
    一方、前日に通期業績予想を下方修正したJフロントは大幅安。アステラス、ソニーG、三菱電も下げている。

     



    「運用者でなく本当の管理者に?」

    火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って小幅上昇。
    S&P500は4日続伸で4日連続過去最高値を更新。
    NASDAQも過去最高値を更新。
    「好調な消費者信頼感指数を受けアップルなどハイテク株が買われた」との解釈。
    増配を発表したモルガン・スタンレーが3.4%高。
    モデルナが5.2%上昇。
    コンファレンス・ボード(CB)消費者信頼感指数は127.3。
    2020年2月以来の高水準。
    第2四半期に経済が力強く伸びるとの見方が拡大。
    市場予想は119.0、5月は120.0だった。
    S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(主要20都市)は前年比14.9%上昇。
    2005年12月以来15年超ぶりの大幅な伸びとなった。
    市場予想は14.5%上昇、3月は13.4%上昇だった。
    住宅価格の高騰は供給が限られていることが主な要因。
    最も大きく上昇したのはフェニックス、サンディエゴ、シアトルだった。
    4月の住宅価格指数は前年比15.7%上昇。
    3月の14.0%に続く大幅な上昇となった。
    10年国債利回りは1.474%。
    2年国債利回りは0.252%。
    ドル・円は110円台半ば。
    WTI原油先物は前日比0.07ドル(0.10%)高の1バレル=72.98ドル。
    SKEW指数は170.55→162.09→163.84。
    恐怖と欲望指数は43→43。

    火曜のNYダウは9ドル(0.03%)高の34292ドルと反発。
    高値は34469ドル。
    NASDAQは27ポイント(0.19%)高の14528ポイントと続伸。
    S&P500は1ポイント(0.03%)高の4291ポイントと4日続伸。
    ダウ輸送株指数は20ポイント高の14854ポイントと3日ぶりに反発。
    SOX指数は0.77%高の3348ポイントと続伸。
    VIX指数は16.02と上昇。
    合算売買高は96億株(前日95.5億株、過去20日平均は111億株)。
    225先物CME円建ては大証比日中比85円高の28845円。
    ドル建ては大証比日中比110円高の28870円。
    ドル円は110.50円。
    10年国債利回りは1.474%。
    2年国債利回りは0.252%。

    火曜の日経平均は寄り付き121円安。
    終値は235円安の28812円と続落。
    下落率は0.81%。
    日足は3日連続で陰線。
    6月権利配当落ち分は約28円だった。
    TOPIXは0.82%下落で3日ぶりに反落。
    東証マザーズ指数は0.12%下落で3日ぶりに反落。
    日経ジャスダック平均は0.23%下落で3日ぶりに反落。
    東証1部の売買代金は2兆3399億円(前日1兆9781億円)。
    値上がり420銘柄(前日1466銘柄)。
    値下がり1639銘柄(前日624銘柄)。
    新高値54銘柄(前日90銘柄)。
    新安値20銘柄(前日11銘柄)。
    騰落レシオは98.10(前日100.18)。
    NTレシオは14.78倍(前日14.78倍)。
    21日連続で14倍台。
    サイコロは5勝7敗で41.67%。
    右肩上がりの25日線(28926円)から▲0.39%。
    6日ぶりに下回った。
    横ばいの75日線は29069円。
    9日連続で下回った。
    右肩上がりの200日線(27314円)からは△5.49%(前日△6.45%)。
    右肩下がりの5日線(28935円)から△0.42%。
    6日ぶりに下回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.675%(前日▲14.955%)。
    買い方▲6.626%(前日▲6.061%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用価損益率で売り方▲4.456%(前日▲5.864%)。
    買い方▲15.485%(前日▲15.427%)。
    空り比率は44.3%(3日ぶりに40%超:前日41.3%)。
    空売り規制なしの比率は9.5%(前日9.2%)。
    6月25日時点の信用売り残は341億円増の8049億円。
    3週ぶりの増加。
    同信用買い残は億円476億円減の3兆3643億円。
    4週ぶりに減少。
    金額ベースでの信用倍率は4.18倍(前週は4.43倍)。
    日経VIは17.58(前日17.52)。
    日経平均採用銘柄の予想PERは13.94倍(前日14.08倍)。
    3日ぶりに13倍台。
    前期基準では17.94倍。
    EPSは2066円(前日2063円)。
    225のPBRは1.23倍。
    BPSは23424円(前日23238円)
    日経平均の益回りは7.17%(前日7.10%)。
    配当利回りは1.83%。
    10年国債利回りは0.055%。
    東証1部全銘柄だと予想PERは16.21倍。
    前期基準では20.97倍。
    PBRは1.32倍。
    東証1部単純平均株価は22円安の2419円。
    東証1部売買単価は2261円(前日は2369円)。
    東証1部時価総額は725兆円(前日は731兆円)。
    37日連続で700兆円超。
    ドル建て日経平均は260.54(前日262.38)。
    火曜のシカゴ225先物終値は大証日中比85円高の28845円。
    高値は28920円、安値は28695円。
    225先物大証夜間取引終値は日中比100円高の28860円。
    気学では「転換注意日。後場の波動に乗ぜよ」。
    木曜は「よく高下する日。足取りについて駆け引きせよ」。
    金曜は「人気に逆行して動く日なり」。
    ボリンジャーのプラス1σが29185円
    マイナス1σが28667円。
    一目均衡の雲の上限が28935円。
    下限が28290円。
    3日ぶりに雲の中。
    勝手雲の上限は29150円。
    下限が28920円。
    6日ぶりに雲の下。
    勝手雲は7月2日に黒くねじれ7日に白くねじれる。
    RSIが49.28(前日51.31)。
    RCIが27.47(前日37.64)。
    戦後東証開催以来の日付別日経平均騰落で6月30日の勝率は70.18%(年間5位)。
    7月1日67.86%(同10位)。
    月末安は昨年9月から9カ月連続のアノマリー。
    月足陽線基準は28814円。

    《今日のポイント6月30日》

    (1)火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って小幅上昇。
       S&P500は4日続伸で4日連続過去最高値を更新。
       NASDAQも過去最高値を更新。
       10年国債利回りは1.474%。
       2年国債利回りは0.252%。
       ドル・円は110円台半ば。
       SKEW指数は170.55→162.09→163.84。
       恐怖と欲望指数は43→43。

    (2)ダウ輸送株指数は20ポイント高の14854ポイントと3日ぶりに反発。
       SOX指数は0.77%高の3348ポイントと続伸。
       VIX指数は16.02と上昇。
       合算売買高は96億株(前日95.5億株、過去20日平均は111億株)。
       225先物CME円建ては大証比日中比85円高の28845円。

    (3)東証1部の売買代金は2兆3399億円(前日1兆9781億円)。
       新高値54銘柄(前日90銘柄)。
       新安値20銘柄(前日11銘柄)。
       騰落レシオは98.10(前日100.18)。
       NTレシオは14.78倍(前日14.78倍)。
       サイコロは5勝7敗で41.67%。

    (4)右肩上がりの25日線(28926円)から▲0.39%。
       6日ぶりに下回った。
       横ばいの75日線は29069円。
       9日連続で下回った。
       右肩上がりの200日線(27314円)からは△5.49%(前日△6.45%)。
       右肩下がりの5日線(28935円)から△0.42%。
       6日ぶりに下回った。

    (5)空り比率は44.3%(3日ぶりに40%超:前日41.3%)。
       空売り規制なしの比率は9.5%(前日9.2%)。
       6月25日時点の信用売り残は341億円増の8049億円。
       3週ぶりの増加。
       同信用買い残は億円476億円減の3兆3643億円。
       4週ぶりに減少。
       金額ベースでの信用倍率は4.18倍(前週は4.43倍)。
       日経VIは17.58(前日17.52)。

    (6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.675%(前日▲14.955%)。
       買い方▲6.626%(前日▲6.061%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用価損益率で売り方▲4.456%(前日▲5.864%)。
       買い方▲15.485%(前日▲15.427%)。

    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.94倍(前日14.08倍)。
       EPSは2066円(前日2063円)。
       BPSは23424円(前日23238円)
       日経平均の益回りは7.17%(前日7.10%)。

    (8)東証1部時価総額は725兆円(前日は731兆円)。
       ドル建て日経平均は260.54(前日262.38)。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが29185円
       マイナス1σが28667円。
       一目均衡の雲の上限が28935円。
       下限が28290円。
       3日ぶりに雲の中。
       勝手雲の上限は29150円。
       下限が28920円。
       6日ぶりに雲の下。
       勝手雲は7月2日に黒くねじれ7日に白くねじれる。
       RSIが49.28(前日51.31)。
       RCIが27.47(前日37.64)。
       戦後東証開催以来の日付別日経平均騰落で6月30日の勝率は70.18%(年間5位)。
       7月1日67.86%(同10位)。
       月末安は昨年9月から9カ月連続のアノマリー。
       月足陽線基準は28814円。

    今年の曜日別勝敗(6月29日まで)

    月曜15勝9敗
    火曜13勝11敗
    水曜10勝15敗
    木曜16勝7敗
    金曜12勝13敗

    ★月末安の歴史(9カ月連続安)

     5月末289円安(→45円安)
     4月末241円安(→518円高)
     3月末253円安(→210円高)
     2月末1202円安(→697円高)
     1月末534円安(→427円高)
    12月末123円安(→185円安)
    11月末211円安(→353円高)
    10月末354円安(→318円高)
     9月末353円安(→売買停止)
     8月末257円高(→1円安)
     7月末629円安(→485円高)
     6月末293円高(→166円安)

    ブルームバーグが報じたブラックロックのコメント。
    「増税と規制強化のリスクに加え、他の先進国・地域でより急速な成長が実現する可能性が米国株の魅力を低下させた。
    力強い経済再開が世界に拡大。
    戦術的な期間において米国以外の先進国・地域の株式の方が経済再開の恩恵を捉えやすい位置にある。
    増税と規制強化の可能性は米国株の強いパフォーマンスへの逆風になり得る」。
    米S&P500は2020年3月の安値から約90%昇し過去最高水準。
    「投資家は上昇継続に不安を抱き、それほど上昇していない他の市場を模索している」との分析。
    「欧州と日本の株式は現在の経済再開相場の恩恵を受けることができる。
    米国と比較して増税と規制強化のリスクも低い」とのコメント。
    また「バイデン政権が28%の法人税と21%のグローバルミニマム税を導入と仮定。
    S&P500構成企業の1株当たり利益は来年7%減少する」との試算だ。

    興味深いのは日経朝刊の「ファンドラップ競争過熱」と「米長寿投信から資金流出」の記事。
    なぜ地銀がファンドラップに傾注するかと言えば手数料があるから。
    回転売買をせずに黙っていても残高手数料なので放っておいても利益は出る。
    これは証券会社が20年前に辿った道だ。
    そもそも「お任せ運用」なんて仕組みが投資家のためになるのかどうかはまだ疑問のあるところ。
    それでも「信金運用なんて面倒」という向きには受け入れられるのだろう。
    一方、投信先進国のアメリカでは歴史あるアクティブ投資から低コストのインデックス投信へという資金の流れ。
    1967年設定のフィディリティ・コントラファンドは純資産1376億ドル。
    今年は5月までの113億ドルの資金流出。
    1934年設定の「アメリカン・ファンズ・インベストメント・カンパニー・オブ・アメリカ」。
    同様に79億ドルの資金流出。
    パフォーマンスが悪い訳でもなく、指数をアウトパフォーム。
    それでも資金は流出し手数料の安いETFなどへ移行する姿。
    「ここ10年あまりの株高を背景にコストが低いインデックス型でも十分利益を得られることが分かった」。
    この一言はファンドマネージャーにとっては辛辣だった。
    しかし事の本質でもあろう。
    ファンドマネージャーが運用者でなく本当の管理者になる日はそんなに遠くないのかも知れない。

    「REIT価格が世界で上昇」は日経。
    世界のREITの時価総額は過去最高の約2兆1745億ドル(約240兆円)。
    昨年年末比時価総額増加率、米国17%、英国14%、日本13%。
    とはいえ日本のREITの時価総額は約18兆円。
    まだまだ小さい。


    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    ヨネックス(7906)・・・動兆

    ヨネックスに注目する。
    同社は圧倒的シェアのバドミントンとテニス、ゴルフが3本柱。
    日本は部活需要が復調。
    中国では代表選手との契約効果大。
    米国もテニス需要好調。
    プレミア市場への期待感大。


    (兜町カタリスト櫻井)


    30日の日経平均株価は反発後、もみ合い展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万8700円−2万9000円。
    NYダウ平均は9ドル高の34292ドルで取引を終えた。ダウ平均とS&P500は強めに始まった後は値を消したがプラスを確保。ナスダックは前半にもみ合った後、中盤以降は強含んだが、3指数とも横ばいに近い動きとなった。
    きのう29日の日経平均株価は、取引終了にかけて下げ渋る動きをみせていたことや、現地29日の欧米株式が堅調な展開となったことなどから、買い優勢のスタートとなりそう。ただ、同指数は、昨年9月から先月まで9カ月連続で月末安となるアノマリーがあり、警戒ムードが広がる場面も想定される。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の半ば(29日は110円69−70銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=131円台の半ば(同131円82−86銭)とやや円高方向にある。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、29日の大阪取引所清算値比85円高の2万8845円だった。
     
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■FRONTEO <2158>
    AI医療機器「会話型 認知症診断支援AIプログラム」の海外展開に向けて、慶應義塾とグローバルライセンスに関する契約を締結。
     
    ■ファンペップ <4881>
    中国で機能性ペプチド「AJP001」の用途特許が成立。
     
    ■アイビー化粧品 <4918>
    破骨細胞の形成・機能を制御する新規有用成分「クレソン」に関する論文が国際科学雑誌「Natural Product Communications」に掲載。クレソンの抽出物を有用成分とする破骨細胞分化抑制剤に関する特許を出願中。
     
    ■ウシオ電機 <6925>
    今期経常を75%上方修正。
     
    ■エディオン <2730>
    発行済み株式数(自社株を除く)の4.66%にあたる500万株(金額で60億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は7月1日から12月31日まで。
     
    ■ピックルスコーポレーション <2925>
    3-5月期(1Q)経常は45%増益で着地。
     
    ■ケイティケイ <3035>
    9-5月期(3Q累計)経常は39%増益・通期計画を超過。
     
    ■Sun Asterisk <4053>
    日本マイクロソフトとスタートアップ支援で連携。国内で初めて「Microsoft for Startups」のパートナーとして参画。
     
    ■オプトラン <6235>
    高度エッチング技術と環境負荷軽減を同時に可能とする光学デバイス向けドライエッチング装置を開発。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    30(水)
    【国内】
    5月鉱工業生産(8:50)
    5月住宅着工統計(14:00)
    《決算発表》
    ニトリHD、ダイセキ、アダストリア、サムティ、ストライク、マルマエ、フィードフォー、スターマイカHD、ダイセキソリュ、パイプドH、三陽商
     
    【海外】
    中国6月製造業PMI(10:00)
    米6月ADP全米雇用リポート(21:15)
    米5月NAR仮契約住宅販売指数(23:00)
    《米決算発表》
    マイクロン・テクノロジー、ゼネラルミルズ
     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    [株価材料]
     
     
    ■東証、アジア新興の受け皿に 30社超が上場検討
     
    ■富士フイルム<4901>
    バイオ薬900億円追加投資 米英拠点に
     
    ■NRI<4307>
    4〜6月営業益4割増見込む システム受注が好調
     
    ■AGC<5201>
    医薬品開発・製造受託事業を世界3極で増設
     
    ■三菱電機<6503>
    不適切検査 鉄道車両の空調、30年以上か
     
    ■東芝<6502>
    追加の取締役選定を近く開始 外為法の適用焦点
     
    ■トヨタ<7203>や三菱ケミカル<4188>
    量子計算機を12社共同利用
     
    ■ヤマハ発<7272>と新明和<7224>
    次世代小型航空機研究で連携
     
    ■伊藤忠<8001>
    子会社がレジ非接触機器を開発 赤外線で指先感知
     
    ■SOMPO<8630>
    英新興と資本業務提携 車体データ収集
     
    ■スルガ銀<8358>
    不正融資問題 投資用マンションも火種
     
    ■KDDI<9433>
    今年度特許出願480件 スマホ決済・ドローン注力
     

     
    29日のNYダウ工業株30種平均は小反発し、前日比9ドル02セント高の3万4292ドル29セントで終えた。米景気回復を示す経済指標の発表を受け、消費関連株が買われた。
    米長期金利が心理的節目1.5%を下回って推移し、高PER(株価収益率)銘柄のハイテク株の一角も上昇した。ただ、ダウ平均は過去最高値圏にあり、利益確定の売りも出て上値は重かった。
     
    米有力調査会社コンファレンス・ボードが午前発表した6月の消費者景気信頼感指数は127.3となり、市場予想を上回った。新型コロナウイルス感染拡大前の昨年2月以来の高水準。米実質GDP(国内総生産)の7割を占める個人消費の好調さが裏付けられ、市場では、消費関連銘柄を中心に買い先行した。
    スポーツ用品のナイキが2%上げたほか、ホームセンターのホーム・デポやクレジットカードのビザにも買いが集まった。
     
    米長期金利は29日も1.48%近辺と前日と同水準で推移した。金利上昇の局面で売られやすいハイテク株が買われ、ソフトウエアのマイクロソフトは上場来高値を更新した。スマートフォンのアップルや顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムも上げた。
     
    一方、航空機のボーイングや映画・娯楽大手のウォルト・ディズニーなど景気敏感株の一角が売られ、ダウ平均は下げに転じる場面もあった。市場では「新型コロナウイルスで感染力の強いインド型(デルタ株)が英国やアジアで広がり、景気敏感株に持ち高調整の売りを誘った」との指摘があった。
     
    ナスダック総合株価指数は続伸した。前日比27.827ポイント(0.2%)高い1万4528.335と連日で過去最高値を更新した。半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やクアルコムなどの上げが目立った。一方、データセンター向けの新型半導体の生産の遅れを明らかにしたインテルは下落した。
     
    S&P500種株価指数は4日続伸し、前日比1.19ポイント高の4291.80と連日で過去最高値を更新した。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    34,292.29+9.02
    S&P500種
    4,291.80+1.19
    ナスダック
    14,528.335+27.827
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,763.60−17.10
    NY原油(ドル/バレル)
    73.42+0.44
    円・ドル
    110.53 - 110.54−0.16
     
     

    【シカゴ日本株先物概況】


    29日のシカゴ日経平均先物は小幅に続落した。9月物は前日比70円安の2万8845円で引け、29日の大取終値を85円上回った。
    住宅価格指数が過去最大の伸びを記録したほか、6月消費者信頼感指数もパンデミック前の水準を回復するなど経済指標の強い結果を受けて、寄り付き後、上昇した。しかし、引けにかけて、月末、四半期末、半期末を控え利益確定の売りに押され、上げ幅を縮小した。
    午後に入り、米株に利益確定の売りが出た場面では、日経平均先物にも売りが波及した。市場関係者は7月2日発表の6月の米雇用統計に注目している。
     
     
    シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
    28845 ( +85 )
    シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
    28870 ( +110 )

    ( )は大阪取引所終値比





    【欧州株式市場】


    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7087.55(+14.58)
    29日のFTSE100種総合株価指数は反発した。前日の終値に比べ14.58ポイント(0.2%)高の7087.55で引けた。構成銘柄の6割が上昇した。
    午前は小動きだったが、午後に主力の鉱業株が買い戻され相場を押し上げた。
     
    個別銘柄では、料理宅配のジャスト・イートが3.9%高やネット専業スーパーのオカド・グループは2.1%高などオンライン関連株が高かった。外国為替市場のポンド安を追い風に、海外の収益率が大きい銀行株や石油株といった多国籍企業も買われた。住宅建設株は全銘柄が上昇した。国内の不動産市況が改善し、需要増を見込んだ買いが入った。
     
    一方、金相場の下落で関連のロシアの金銀生産大手のポリメタル・インターナショナルは3.3%安、通信大手BTが2.2%安、航空機エンジン製造大手ロールス・ロイスが1.9%安とさえなかった。
     
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 15690.59(+136.41)
    29日のドイツ株式指数(DAX)は反発した。終値は前日と比べて136.41ポイント(0.9%)高の1万5690.59だった。
    米株高が波及し、午後に上げ幅を広げた。一時は過去最高値(終値べース)に迫る場面もあった。
     
    個別では、エネルギー関連のシーメンス・エナジーが高かった。サウジアラビアの首都リヤドにある住宅コミュニティーとの大口の送電契約を好感した。料理宅配大手のデリバリーヒーローは続伸し、半導体のインフィニオンテクノロジーズも上げた。自動車株も堅調だった。
    半面、透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアは、利益確定の売りで下げた。
     
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 6567.43(+9.41)

     

06月30日 毎日コラム
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