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【市況一覧】
日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,239.66 +153.86 04/27
ナスダック総合
15,927.90 +316.14 04/27


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06月20日 マーケットコメント


    週明けの日経平均株価は大幅に4日続落。終値は前週末比953円安の2万8010円。
    日経平均は取引時間中には下げ幅を4桁に広げる場面もあるなど、大きく水準を切り下げた。先月17日以来の安値水準となった。米国で一段と利上げが早まるとの観測が強まり株価が大幅下落。この流れを受けて日経平均も大幅安の展開となった。想定外の利上げの早まりに売り物が噴出し全面安商状。日経平均は2万8000円の大台を一時割り込む場面も。肝心の米国株が売られたことで日本株も突然調整局面に入ってしまった格好だ。
    先週、もみ合い上放れに失敗したところからの急落で、チャート形状は大きく悪化した。
     
     
    明日22日の日経平均株価は神経質な展開か。
    米セントルイス連銀のブラード総裁が前週末18日に利上げの開始時期について「2022年終盤と予想している」と発言。早期の利上げ観測が警戒され、米国株式が下落し、日本株にも波及した。投資家心理が不安定化するなか、22日にはパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言を控えており、ここでの発言が注目される。発言を見極めたいとの空気が広がりやすいだろう。
     
    一方、21日から企業や大学による新型コロナウイルスのワクチン接種が本格的に始まり、接種対象が広がるとともに経済活動正常化への期待も根強い。きょうから東京や大阪などでは新型コロナウイルスへの緊急事態宣言に準じる「まん延防止等重点措置」に移行した。ただし、人流が増え、感染拡大につながることへの警戒感もあり、今後の動向を注視したいとの見方もある。
     
    明日はマザーズに3社とREIT1社の新規上場が予定されている。今週は金曜まで複数銘柄が新規上場する。IPOもこのところは米国の金利上昇を嫌気して早売りの傾向が見られるが、値幅は大きく出るため、大型株が手掛けづらくなる局面では注目度が高まると思われる。セカンダリーが活況となるか、それとも冷え込むかは、足元の投資家のセンチメントを確認する一つのバロメーターになるだろう。大化けするような銘柄が出てくれば、その盛り上がりが新興市場や全体に波及する可能性もあるため、各銘柄の動向を注視しておきたい。
     
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(21日現在)
     
    28928.65  26週移動平均線
    28775.40  25日移動平均線
    28689.56  均衡表基準線(週足)
    28666.09  均衡表雲下限(日足)
    28638.36  均衡表転換線(日足)
    28556.69  均衡表基準線(日足)
    28535.22  均衡表転換線(週足)
    28420.85  ボリンジャー:-1σ(13週)
    28395.23  ボリンジャー:-1σ(25日)
    28249.47  ボリンジャー:-1σ(26週)
    28015.05  ボリンジャー:-2σ(25日)
     
    28010.93  ★日経平均株価21日終値
     
    27848.36  ボリンジャー:-2σ(13週)
    27634.87  ボリンジャー:-3σ(25日)
    27570.30  ボリンジャー:-2σ(26週)
    27275.87  ボリンジャー:-3σ(13週)
    27141.95  200日移動平均線
    26891.13  ボリンジャー:-3σ(26週)
    25002.96  均衡表雲上限(週足)
     
    ローソク足はマドを空けて下落して4本連続陰線を引いた。下値支持線とみられた25日線や26週線、一目均衡表の雲下限などを下放れたほか、パラボリックが陰転し、短期的な調整局面入りを示唆した。25日線との下方乖離率が2.66%にとどまって下落余地を残す一方、RSI(14日ベース)は34.71%(先週末53.02%)と中立ゾーン下限の40%を下回っており、一旦は「売られ過ぎ」の目安となる20%台に低下し、相場全体に強い下落圧力がかかる展開が想定される。
     
     
     
     

    【大引け概況】
    21日の日経平均株価は大幅に4日続落し、前週末比953円15銭安の2万8010円93銭と、5月17日以来の約1カ月ぶりの安値で終えた。下落幅は2月26日(1202円26銭)以来の大きさ。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:30 容量:13.22M

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    取引時間中に下げ幅が1100円を超え、2万8000円を下回る場面もあった。
     
    セントルイス連銀総裁が22年中の利上げの可能性について言及し、金融緩和政策の方向転換が意識された。米国株市場ではNYダウが500ドルを超える下げとなり、日経平均もこれに追随したが、先物を絡めた売りで下げ幅は想定以上に大きくなった。
     
    米国では10年債や30年債の利回りが低下し、5年債利回りが上昇するフラットニングが進んでいる。景気鈍化の兆しとして警戒感が高まり、景気過熱や物価上昇を前提にした「リフレトレード」の修正を余儀なくされた投資家の巻き戻しの動きが東京市場にも波及したとの見方があった。
     
    国内ではきょうから新型コロナウイルスワクチンの職場接種が本格的に始まった。また、東京や大阪などで新型コロナウイルス感染を受けた緊急事態宣言が解除され「まん延防止重点措置」に移行したが、これをポジティブ視する動きは見られなかった。
    空運株など一部にはワクチン期待の買いも入ったが相場を支える材料にはならなかった。
     
    市場からは「下げ幅が大きく、前週末のNYダウ安と時間外のダウ先物安とを合わせたようなイメージだ。5月安値をにらみ押し目買いゾーンにあるが、22日にパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言を控え、あす様子見になりやすい」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400は大幅に4日続落し、終値は前週末比445.69ポイント安の1万7119.94だった。東証株価指数(TOPIX)は大幅に3日続落し、47.11ポイント安の1899.45で終えた。1900を下回ったのは約1カ月ぶり。下落幅は約4カ月ぶりの大きさだった。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆9466億円。売買高は13億108万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は2044と、全体の93%を占めた。値上がりは123、変わらずは26銘柄だった。
     

    業種別株価指数(33業種)では、ゴム製品、化学、保険業の下落が目立った。空運業のみ上昇した。
     
    個別では、売買代金首位となったソフトバンクグループが値を下げ、2位のトヨタ自動車も売りに押された。ファーストリテイリングも引け際買い戻されたものの一時は4000円を上回る下げとなった。東京エレクトロン、アドバンテストなど半導体関連が売られ、日本電産、キーエンス、ファナックなどの値がさ株も大幅に水準を切り下げた。三菱UFJ、第一生命HD、大紀アルミニウム工業所、名村造船所、ダントーホールディングス、THKも売られた。
     
    半面、JAL、ANAHDは買われた。エーザイ、ソニーグループが小幅に上昇した。また、タムラ製作所が大商いで値上がり率トップに買われた。トレックス・セミコンダクター、大同工業が値を飛ばしたほか、キャリアインデックス、マネーフォワードなども買われた。東京機械製作所も堅調だった。
     
    東証2部株価指数は前週末比91.82ポイント安の7504.36ポイントと続落した。
    出来高1億3164万株。値上がり銘柄数は70、値下がり銘柄数は366となった。
     
    個別では、高田工業所、クシム、ギグワークス、アゼアス、アールエイジなど21銘柄が年初来安値を更新。日本アビオニクス、JMACS、指月電機製作所、東京ボード工業、クロスプラスが売られた。
     
    一方、コーアツ工業、トラスト、自重堂、三京化成、パーカーコーポレーションが年初来高値を更新。コメ兵ホールディングス、フュートレック、梅の花、ウイルテック、ダイトーケミックスが買われた。
     


    日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前週末比49円43銭安い3912円69銭だった。売り優勢の一日となった。米株安を受け個人投資家心理が悪化するなか、本日の日経ジャスダック平均は大幅に続落してスタート。反発する兆しも見られずに終日マイナス圏での推移となった。東証1部では景気循環株からハイテク・グロース(成長)株まで全てが大きく売り込まれ、大型株主導で値を崩すなか新興市場にも売りが波及したようだ。
    ただ、マザーズ指数と日経ジャスダックともに、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)に比べて下げ幅が小さかった。
    東証1部の半導体関連株が大きく売られている中でもシキノハイテックやアテクトなどジャスダックの関連株には物色が向かっていた。特段の好材料が観測されていない中でも強い動きが見られたことで、投資家の物色意欲は部分的ではあるが確認された。他ではセリアやテセックは上昇した。半面、シンバイオやマクドナルドが下落した。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で535億円、売買高は1億172万株だった。値上がり銘柄数は94、値下がり銘柄数は549となった。
     
    個別では、田中建設工業、マサル、Shinwa Wise Holdings、YKT、プロパストなど41銘柄が年初来安値を更新。五洋インテックス、フォーバル・リアルストレート、サンオータス、日本エマージェンシーアシスタンス、エヌ・シー・エヌが売られた。
     
     一方、アイビー化粧品、田中精密工業、MICS化学、太洋物産が一時ストップ高と値を飛ばした。石垣食品、Mipox、和井田製作所、シキノハイテック、ナカニシなど9銘柄は年初来高値を更新。アテクト、三協フロンテア、佐藤渡辺、GFA、ズームが買われた。


    東証マザーズ指数は前週末比21.40ポイント安の1155.77ポイントと4日続落。
    東京市場全般が大幅安となった影響を受け、新興市場もリスク回避の動きから売りが先行した。ただ、外部環境に影響されにくい特性が出て、マザーズ指数の下落率は日経平均株価などに比べて小さかった。とはいえ、買いの勢いが一段と強まることはなく、終日狭いレンジでもみ合う展開となった。
    市場関係者は「成長期待の高い銘柄が買い支えた」と指摘。今週は12件の新規株式公開(IPO)が予定されていることから「マザーズ市場を中心に個人投資家の意識が向かいやすい」と持ち直しの可能性もあるとみていた。
    売買代金は概算で1207.15億円。騰落数は、値上がり55銘柄、値下がり298銘柄、変わらず4銘柄となった。
     
    個別ではフィット、総医研ホールディングス、アスカネット、タスキ、ドリコムなど41銘柄が年初来安値を更新。ワンダープラネット、海帆、ZUU、ファンペップ、ベビーカレンダーが売られた。
     
     一方、FRONTEO、ASJ、ユナイテッド、バルニバービ、GMOリサーチなど7銘柄が年初来高値を更新。ハウテレビジョン、ブティックス、ブリッジインターナショナル、インフォネット、BuySell Technologiesが買われた。


    21日午前の日経平均株価は大幅続落し、午前終値は前週末比983円21銭安の2万7980円87銭だった。
    前週末のNYダウ大幅安を引き継ぎ、東京株式市場にもリスク回避の流れが波及して幅広い銘柄で売りが優勢となった。日経平均は一時1000円を超える急落になった。
    前引けにかけやや下げ渋ったものの2万8000円台を割り込む波乱展開となった。半導体関連株などが総じて売られたほか、日経平均寄与度の高い一部の値がさ株に売りがかさみ全体指数を押し下げる形となった。
     
    市場では「世界の投資家にとって東京市場は景気敏感株比率が高い印象が強く、海外勢による売りが膨らんでいるのではないか」との指摘があった。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに続落した。TOPIXの前場下落率は2.55%だった。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆4302億円、売買高は6億4648万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1985と、全体の約9割を占めた。値上がりは166、変わらずは42銘柄だった。
     
     
    業種別では33業種全面安で、保険や不動産などの内需株や自動車関連などの外需株にも高水準の売りが出ている。個別でも東証1部全体の9割の銘柄が下落する全面安商状となった。
     
    個別では売買代金トップのトヨタ自動車や、第2位のソフトバンクグループが大きく売られたほか、ファーストリテイリング、東エレク、日本製鉄の下げも目立つ。日本電産、日立製作所、キーエンスなども大幅に値を下げた。大紀アルミニウム工業所、名村造船所などが急落した。
     
    半面、トレックス・セミコンダクターが大幅高、大同工業も大幅高に買われた。タムラ製作所も大商いで上値追いを継続した。日清紡HD、川崎汽は小幅に上昇した。
     
     
    東証2部株価指数は前週末比79.00ポイント安の7517.18ポイントと続落した。
    出来高は8797万株。値上がり銘柄数は56、値下がり銘柄数は363となった。
     
    個別では、高田工業所、クシム、ギグワークス、アゼアス、アールエイジなど17銘柄が年初来安値を更新。AMGホールディングス、ジー・スリーホールディングス、リンコーコーポレーション、ジャパンエンジンコーポレーション、指月電機製作所が売られた。
     
    一方、コーアツ工業、トラスト、自重堂、パーカーコーポレーションが年初来高値を更新。フュートレック、コメ兵ホールディングス、プレミアムウォーターホールディングス、ダイトーケミックス、イクヨが買われた。
     


    日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前週末比44円14銭安い3917円98銭となった。
    米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言を受けて利上げ前倒し観測が広がり、米国株が下落した流れを引き継いで幅広い銘柄が売られた。
    シンバイオやマクドナルド、フェローテクが下落した。半面、シキノHTやセリアは上昇した。
    指数別では、日経平均が3.39%安、東証株価指数(TOPIX)が2.55%安と急落しているが、日経ジャスダック平均は1.11%安、マザーズ指数は1.77%安と、新興市場の方が下落率は相対的に小さく収まっている。主力の大型株主導で売り込まれているようだ。
    市場では「25日や75日移動平均線(3900円程度)が下値のメドとして意識されている」との見方があった。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で339億円、売買高は7411万株。値上がり銘柄数は82、値下がり銘柄数は542となった。
     
    個別では田中建設工業、マサル、Shinwa Wise Holdings、YKT、プロパストなど37銘柄が年初来安値を更新。サンオータス、日本エマージェンシーアシスタンス、ニチリョク、フォーバル・リアルストレート、ユーラシア旅行社が売られた。
     
    一方、アイビー化粧品、太洋物産が一時ストップ高と値を飛ばした。石垣食品、Mipox、和井田製作所、シキノハイテック、ナカニシなど7銘柄は年初来高値を更新。アテクト、セリア、ツクイスタッフ、日本出版貿易、銀座山形屋が買われた。
     

     
    東証マザーズ指数は前週末比20.81ポイント安の1156.36ポイントと4日続落した。
    米国の早期利上げ観測への警戒感から前週末の米株式相場が下落。国内の株式相場が軟調となるなか、新興株も売りが波及した。
    ウェルスナビやワンプラ、メルカリが下落した。一方、Pアンチエイやオキサイドは上昇した。
    値上がり銘柄数は51、値下がり銘柄数は304となった。
     
    個別ではフィット、総医研ホールディングス、アスカネット、タスキ、ドリコムなど36銘柄が年初来安値を更新。ワンダープラネット、リファインバース、スペースマーケット、KIYOラーニング、旅工房が売られた。
     
    一方、ASJ、ユナイテッド、バルニバービ、GMOリサーチ、ブリッジインターナショナルなど6銘柄が年初来高値を更新。ハウテレビジョン、ブティックス、プレミアアンチエイジング、ユナイトアンドグロウ、オキサイドが買われた。

    【寄り付き概況】

    21日午前の東京株式市場は、前週末の米国株安を映して売りが先行。日経平均株価は前営業日比457円24銭安の2万8506円84銭と4営業日続落して始まった。下げ幅は一時600円を超えた。
     
    前週末のNYダウが500ドルを超える急落をみせたことで、足もとリスクオフの流れが加速している。前週のFOMCの結果を受け米株市場は波乱含みの展開を余儀なくされたが、直近ではセントルイス連銀総裁が、インフレ加速となれば22年にも利上げを開始するであろうとの見通しを示したことが、市場のセンチメントを悪化させる格好となった。
     
    東京株式市場でもこの米株安の影響が波及している。日本ではきょうから東京や大阪などで新型コロナウイルス感染を受けた緊急事態宣言が解除され「まん延防止重点措置」に移行するが、マーケットへのプラス効果は限定的とみられる。
    ただ、個別株物色意欲は旺盛で、日経平均が大きく下押した局面では突っ込み警戒感からの買い戻しや押し目買いで下げ渋る場面も想定される。
     
    東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=110円台の前半(前週末18日は1ドル=110円00−01銭)、1ユーロ=130円台の後半(同131円07−11銭)で取引されている。


    売買代金上位では、トヨタ、ソフトバンクG、ファーストリテ、三菱UFJ、日立、東エレク、日本製鉄など主力処は全般売りが優勢。業種別では、33業種が下落するなか、不動産、石油石炭、輸送用機器などが下落率上位となっている。
     




    「骨太」

    週末のNY株式市場で主要3指数は大幅続落。
    セントルイス連銀のブラード総裁が「利上げを2022年終盤に開始すべき」とコメント。
    これが警戒要因となった。
    VIX指数は20%台に乗せ4週ぶりの高値に上昇。
    一方で「利益確定の期間があってもおかしくない。多少の売りに驚きはない」というみかたもある。
    合算売買高は149.7億株(前日は117.7億株、過去20日平均は109.6億株)。
    先物決済の「クアドルプル・ウィッチング」で出来高が膨らんだ。
    週間ではNYダウ昨年10月以来、S&P500が今年2月以来の大幅な下落。
    金利変更に敏感に反応する傾向のある2年債と5年債の利回りは上昇。
    30年債を中心とした長期債の利回りは低下。
    2年債利回りは一時0.284%と20年4月以来の水準に上昇。
    5年債利回りは一時0.962%と4月5日以来の高水準。
    逆に10年国債利回りは1.443%と低下。
    2年国債利回りは0.252%。
    ドル円は110円台前半。
    WTI原油先物は0.60ドル(0.8%)高の71.64ドル。
    週間では約1.1%上昇。
    ビットコインは7.0%安の3万5451.09ドル。
    SKEW指数は161.01→150.78と6%低下。
    恐怖と欲望指数は41→29。
    この2指数を見る限り週末の急落は先物決済通過で終了の感。

    週末のNYダウは533ドル(1.58%)安の33290ドルと4日続落。
    ほぼ安値引け。
    NASDAQは130ポイント(0.92%)安の14030ポイントと反落。
    安値は14009ポイント。
    S&P500は55ポイント(1.31%)安の4166ポイントと4日続落。
    ダウ輸送株指数は197ポイント安の14622ポイントと続落。
    SOX指数は2.44%安の3152ポイントと反落。
    VIX指数は20.77と上昇。
    合算売買高は149.7億株(前日は117.7億株、過去20日平均は109.6億株)。
    先物決済の「クアドルプル・ウィッチング」で出来高が膨らんだ。
    225先物CME円建ては大証比日中比415円安の28515円。
    ドル建ては大証比日中比390円安の28540円。
    ドル円は110.19円
    10年国債利回りは1.443%。
    2年国債利回りは0.252%。


    週末の日経平均は寄り付き118円高。
    終値は54円安の28964円と3日続落。
    下落率は0.19%。
    5日ぶりに終値ベースは29000円割れ。
    日足は3日連続で陰線。
    週間では15円の上昇。
    週足は3週連続陰線。
    SQ値29046円に対して終値で3勝3敗。
    木曜に空けたマド(29263円ー29197円)は埋められず。
    TOPIXは0.87%下落で続落。
    東証マザーズ指数は0.46%下落で3日続落。
    日経ジャスダック平均は0.30%下落で5日ぶりに反落。
    東証1部の売買代金は3兆5356億円(前日2兆2782億円)。
    4日連続で2兆円超。
    値上がり540銘柄(前日673銘柄)。
    値下がり1570銘柄(前日1430銘柄)。
    新高値60銘柄(前日72銘柄)。
    新安値76銘柄(前日39銘柄)。
    騰落レシオは101.99(前日112.08)。
    NTレシオは14.88倍(前日14.78倍)。
    14日連続で14倍台。
    サイコロは5勝7敗で41.67%。
    右肩上がりの25日線(28767円)から△0.68%。
    16日連続で上回りサポート。
    横ばいの75日線は29096円。
    2日連続で下回った。
    右肩上がりの200日線(27118円)からは△6.81%(前日△7.12%)。
    右肩上がりの5日線(29175円)から▲0.72%。
    2日連続で下回った。
    26週線(28876円)と13週線(29083円)に挟まれた格好。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.531%(前日▲14.953%)。
    買い方▲7.134%(前日▲6.247%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用価損益率で売り方▲3.688%(前日▲5.391%)。
    買い方▲16.912%(前日▲15.531%)。
    空り比率は39.2%(2日ぶりに40%割れ:前日41.9%)。
    空売り規制なしの比率は6.2%(前日8.1%)。
    日経VIは18.40(前日18.55)と低下。
    日経平均採用銘柄の予想PERは14.07倍(前日14.24倍)。
    13日連続で14倍台。
    前期基準では17.94倍。
    EPSは2058円(前日2037円)。
    3日ぶりに増加。
    225のPBRは1.23倍。
    BPSは23548円(前日23214円)
    日経平均の益回りは7.11%(前日7.02%)。
    配当利回りは1.83%。
    10年国債利回りは0.055%。
    東証1部全銘柄だと予想PERは16.30倍。
    前期基準では20.92倍。
    PBRは1.32倍。
    東証1部単純平均株価は12円安の2424円。
    東証1部売買単価は2337円(前日は2383円)。
    東証1部時価総額は723兆円(前日は729兆円)。
    30日連続で700兆円超。
    ドル建て日経平均は263.19(前日262.02)。
    週末のシカゴ225先物終値は大証日中比415円安の28515円。
    高値は29220円、安値は28480円。
    225先物大証夜間取引終値は日中比510円安の28420円。
    気学では「寄り安は買いなれど、上放れ高きは売り狙え」。
    火曜は「押し目買い方針の日」。
    水陽は「人気に逆行して動き。前後場歩調を変える」。
    木曜は「後場高の日。前場安は買い狙い良し」。
    金曜は「上寄りすると下押す日」。
    ボリンジャーのプラス1σが29164円。
    マイナス1σが28371円
    一目均衡の雲の上限が28935円。
    3日ぶりにかろうじて雲の上。
    勝手雲の上限は28901円。
    16日連続で上回った。
    RSIが53.02(前日46.65)。
    RCIが71.70(前日79.25)。
    日銀は39日連続でETFを買わず。
    水星は逆行終了は23日。
    アノマリー的には月曜が「上げの特異日」、火曜が「変化日」。
    そして「夏至」。

    《今日のポイント6月21日》

    (1)週末のNY株式市場で主要3指数は大幅続落。
       VIX指数は20%台に乗せ4週ぶりの高値に上昇。
       週間ではNYダウ昨年10月以来、S&P500が今年2月以来の大幅な下落。
       10年国債利回りは1.443%と低下。
       2年国債利回りは0.252%。
       ドル円は110円台前半。
       SKEW指数は161.01→150.78と6%低下。
       恐怖と欲望指数は41→29。
       この2指数を見る限り週末の急落は先物決済通過で終了の感。

    (2)ダウ輸送株指数は197ポイント安の14622ポイントと続落。
       SOX指数は2.44%安の3152ポイントと反落。
       VIX指数は20.77と上昇。
       合算売買高は149.7億株(前日は117.7億株、過去20日平均は109.6億株)。
       先物決済の「クアドルプル・ウィッチング」で出来高が膨らんだ。
       225先物CME円建ては大証比日中比415円安の28515円。

    (3)東証1部の売買代金は3兆5356億円(前日2兆2782億円)。
       新高値60銘柄(前日72銘柄)。
       新安値76銘柄(前日39銘柄)。
       騰落レシオは101.99(前日112.08)。
       NTレシオは14.88倍(前日14.78倍)。
       サイコロは5勝7敗で41.67%。

    (4)右肩上がりの25日線(28767円)から△0.68%。
       16日連続で上回りサポート。
       横ばいの75日線は29096円。
       2日連続で下回った。
       右肩上がりの200日線(27118円)からは△6.81%(前日△7.12%)。
       右肩上がりの5日線(29175円)から▲0.72%。
       2日連続で下回った。
       26週線(28876円)と13週線(29083円)に挟まれた格好。

    (5)空り比率は39.2%(2日ぶりに40%割れ:前日41.9%)。
       空売り規制なしの比率は6.2%(前日8.1%)。
       日経VIは18.40(前日18.55)と低下。


    (6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.531%(前日▲14.953%)。
       買い方▲7.134%(前日▲6.247%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用価損益率で売り方▲3.688%(前日▲5.391%)。
       買い方▲16.912%(前日▲15.531%)。

    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは14.07倍(前日14.24倍)。
       EPSは2058円(前日2037円)。
       BPSは23548円(前日23214円)
       日経平均の益回りは7.11%(前日7.02%)。

    (8)東証1部時価総額は723兆円(前日は729兆円)。
       ドル建て日経平均は263.19(前日262.02)。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが29164円。
       マイナス1σが28371円
       一目均衡の雲の上限が28935円。
       3日ぶりにかろうじて雲の上。
       勝手雲の上限は28901円。
       16日連続で上回った。
       RSIが53.02(前日46.65)。
       RCIが71.70(前日79.25)。
       日銀は39日連続でETFを買わず。
       水星は逆行終了は23日。
       アノマリー的には月曜が「上げの特異日」、火曜が「変化日」。
       そして「夏至」。
       気学では「寄り安は買いなれど、上放れ高きは売り狙え」。

    今年の曜日別勝敗(6月18日まで)

    月曜15勝7敗
    火曜12勝10敗
    水曜10勝13敗
    木曜15勝7敗
    金曜11勝13敗


    週末。
    菅総理は総理大臣官邸で令和3年第9回経済財政諮問会議・第12回成長戦略会議合同会議を開催。
    以下はコメント。

    本日は、骨太方針と成長戦略実行計画を取りまとめていただきました。
    骨太方針では、まずは新型コロナ対策に最優先で取り組みながら、
    特にグリーン、デジタル、活力ある地方づくり、少子化対策、この4つの課題に重点的な投資を行い、
    長年の課題に答えを出し、力強い成長を目指してまいります。
    このため、副題は、「日本の未来を拓(ひら)く4つの原動力」としました。
    感染症によって言わば有事の状況となった場合の、
    病床の確保、早期の治療薬やワクチンの実用化などについて、法的措置を速やかに検討します。
    賃上げによって、経済を底上げし、新型コロナの中で拡大した格差を是正するため、
    最低賃金について、より早期に全国平均1,000円とすることを目指し、引き上げに取り組みます。
    さらに、こども庁の創設に向けて、来月上旬には検討チームを立ち上げます。
    成長志向の政策を進めながら、経済あっての財政の考え方で、財政健全化の目標を堅持し、
    これまでの歳出改革努力を続けてまいります。
    成長戦略実行計画では、正に成長戦略の具体策として、グリーン14分野に係る投資や研究開発、
    フリーランスの働く環境整備、経済安全保障のためのデジタル政策、
    SPAC(特別買収目的会社)制度の導入などスタートアップ支援などを盛り込んでおります。


    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    DWTI(4576)・・・動兆

    デ・ウエスタン・セラピテクス研究所に注目する。
    同社は三重大学発創薬ベンチャー。
    国内の緑内障・高眼圧症薬が順調。
    創薬ベンチャーと提携し炎症系や中枢系疾患を対象にAIを用いて新薬候補化合物を創製。
    緑内障薬H−1337の米国2b相は22年開始予定。 

    (兜町カタリスト櫻井)

    [概況]

     
    今週の米ドル円は底堅い値動きを期待したい。先週末に米セントルイス連銀のブラード総裁がCNBCのインタビューで、16日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)において公開された金利予測分布図(ドットプロット)について言及し、同総裁は2022年末に利上げの開始を予測すると述べた。また、インフレの加速については想定していた以上だと発言し、タカ派と捉えることのできる内容を受け、米ドル円は一時110円台半ば付近まで上昇する場面も見られたが、買いが一巡後は110円台前半の推移となった。
     
    一方で、米長期金利は1.44%付近まで低下していることから、日米金利差の縮小を見込んだ円買いが入る可能性も考えられる。今週も引き続き心理的な節目の大台110円を維持した底堅い推移に期待したい。
     
    また、今週の主な予定としては22日にパウエル米FRB議長の下院金融委員会の証言、24日イングランド銀行(BOE)理事会や第1四半期米GDP 【確報】(予想:6.4% 前回:6.4%)、25日は5月米PCEコアデフレーター(予想:前月比0.6% 限界:前月比0.7%)などの発表が注目か。
     

    [提供:AIゴールド証券株式会社]

     


    21日の日経平均株価は、続落後も軟調な展開か。
    日経平均株価の予想レンジ:2万8400円−2万8600円。
    NYダウ平均は533ドル安の33290ドルと値幅を伴った下落となった。
    日経平均株価は足元で弱い動きが続くなか、米国株安を受けて売りに押される展開を予想する。
    手がかり材料にも乏しいこともあり、手控えムードが強まるなか、時間外取引での米株価指数先物の動きをにらみつつ、落ち着きどころを探る動きとなりそう。
    一方で、短期的な資金が、値動きの軽い中小型株に物色の矛先を向ける場面も想定される。
    売り一巡後に25日線(28767円、18日時点)を意識した動きが見られるかが焦点となるだろう。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の前半(前週末18日は110円00−01銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の半ば(同131円07−11銭)と円高方向に振れている。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同18日の大阪取引所清算値比415円安の2万8515円だった
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■名糖産業 <2207>
    今期最終を一転4.7倍増益に上方修正・15期ぶり最高益更新へ。
     
    ■Kudan <4425>
    アバターロボットの開発を手掛けるugoとパートナーシップ協定を締結。
     
    ■エンバイオ・ホールディングス <6092>
    中期経営計画を策定。25年3月期に経常利益9.3億円(21年3月期は5.9億円)を目指す。
     
    ■TOKYO BASE <3415>
    株主優待制度を新設。毎年1月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、オンラインストアや実店舗で利用できる10%割引優待券を保有株数に応じて2〜6枚贈呈する。
     
    ■パスコ <9232>
    発行済み株式数の2.38%にあたる35万2241株の自社株を消却する。消却予定日は6月25日。
     
    ■タケエイ <2151>
    千葉県東金市で木質バイオマス発電事業への参入を計画
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    21(月)
    【国内】
    《決算発表》
    アークランド
     
    【海外】
    予定はありません


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    [株価材料]
     
     
    ■世界のM&A2.3倍に 1〜6月、2兆ドル超 脱炭素など軸
     
    ■クレディ・スイス ソフトバンクG<9984>孫氏への融資を解消
     
    ■百貨店、週末全館営業26日から 2カ月ぶり USJも再開
     
    ■ベネフィットワン<2412>
    職域接種の代行サービスを開始
     
    ■キーコーヒー<2594>
    京都市で喫茶店展開のイノダコーヒと業務提携
     
    ■ENEOS<5020>と千代田化工<6366>
    グリーン水素 価格3分の1
     
    ■東洋機械金属<6210>
    EV向け中型成形機増産 来春、兵庫に新工場
     
    ■クボタ<6326>
    24年までにキューポラ廃止へ 電炉導入、CO2削減
     
    ■ルネサス<6723>
    生産月内にも完全復旧 火災から3カ月
     
    ■SUBARU<7270>
    コロナ前を回復 車大手、1台当たり今期営業益
     
    ■日本通運<9062>
    無人倉庫実用化でNEC<6701>と提携、30年代めど
     
    ■商船三井<9104>
    LNG燃料船90隻導入 7000億円投じ30年めど
     
    ■イーレックス<9517>
    石炭火力、バイオマス転換 数百億円規模で買収
     



    《マーケットストラテジーメモ一覧へ》


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    《マーケットストラテジーメモ》 6月第3

    14日(月):
    週末のNY株式市場で主要3指数は方向感に欠いた展開ながらも小幅続伸。S&P500は連日で終値の最高値を更新。週間ではS&P500とNASDAQが上昇。NYダウは小幅下落となった。「FOMC控えで特に材料もなく控えめな日」との見方だ。SKEW指数は159.28。少なくとも2006年以降の最大値となった。SKEW指数はほぼ過去最大値、一方VIX指数は低下というアンバランス。恐怖と欲望指数は52→53。
     
    日経平均株価は213円高の29161円と反発。「新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、国内の経済活動が正常化に向かうとの観測が支援材料」との見方。
    G7サミットでも途上国への10億回分のワクチン提供に合意。2022年には世界的な感染を収束させる目標を掲げたことも好感。「東京五輪パラリンピックについて安全、安心な形での開催を支持する」との表明も前向きに捉えられた。
    東証1部の売買代金は1兆9646億円。1月18日以来2兆円割れとなった。TOPIXは4日ぶりに反発。エムスリー、ファナックが上昇。清水建、バンナムが下落。
     
    15日(火):
    週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。NYダウは3日ぶりに反落。S&P500は3日続伸で過去最高値を連日更新。NASDAQも3日続伸で過去最高値を更新。S&P500は年初来13.1%上昇。NYダウは12.7%、NASDAQは9.2%上昇。
     
    NY連銀月次調査で1年先インフレ期待の中央値は4.0%。前月の3.4%から上昇2013年の調査開始以来の高水準を付けた。3年先インフレ期待は3.6%と3.1%から上昇。1年後の米失業率が現在よりも高くなっているとの見通しの平均は31.9%。前月の34.6%から低下し調査以来の低水準。向こう1年以内に失業するとの見通しの平均は12.6%。過去最低となった。
     
    日経平均株価は276円高の29441円と続伸。東証一部の売買代金は2兆3725億円。トヨタが1万円台乗せ。エーザイ、NECが上昇。鹿島、野村が下落。
     
    16日(水):
    火曜のNY株式市場で主要3指数は反落。「過去最高値圏で推移してきており持ち高調整の売りがやや優勢」との解釈。FOMCを待つ雰囲気での軟調。セールスフォースやのアップルなどハイテクセクタが下落した。
    一方、原油高を背景にエクソンが3.6%高。ボーイングは0.6%上昇。小売売上高(季節調整済み)は6202億ドル前月の改定値から1.3%減少。2月以来3カ月ぶりのマイナス。減少幅は市場予想(マイナス0.8%)より大きかった。一方5月のPPIは前年同月比で6.6%上昇。前月の6.2%を上回り、2010年11月以降で最大の伸びとなった。
     
    日経平均株価は150円安の29291円と3日ぶりの反落。後場下落幅を拡大した。TOPIXは3日続伸。東証一部の売買代金は2兆4262億円。ダイキン、トヨタが上昇。東エレ、ソニーが下落。
     
    17日(木):
    水曜のNY株式市場で主要3指数は続落。FOMCで2023年に利上げを実施するとの見通しが示されたことを警戒。FRBの最新の金利見通しで23年に少なくとも2回の25ベーシスポイント利上げを予想。当局者18人のうち過半数の11人が予想した。「23年中に2回の利上げを予測したドットチャートは予想よりタカ派的」という見方だ。FF金利先物が織り込む利上げ確率は23年1月時点で約90%。国債利回りは急上昇。10年債利回り一時、1.594%と6月4日以来の高水準を付けた。2年債利回りは一時0.213%と、約1年ぶりの水準に上昇。
     
    日経平均株価は272円安の29018円と続落。下落幅が400円を超え29000円を割り込む場面もあった。FOMCを通過した米長期金利の上昇を受けて警戒感が高まった。6月メジャーSQ値20046円を下回り3勝2敗。東証1部の売買代金は2兆2782億円。東エレ、ファーストリテが上昇。エムスリー、SBGが下落。

    18日(金):
    木曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。NYダウは4日続落、S&P500は3日続落。景気回復への信頼感からハイテク株セクターが上昇しNASDAQは反発。アップル、エヌビディア、マイクロソフトなどが上昇。NASDAQ100指数は最高値を更新した。「投資家の多くは、FRBが前日示した予想外にタカ派的なメッセージを依然消化中」との見方。
     
    日経平均株価は54円の28964円と3日続落。利益確定の売りに押されたとの解釈。トヨタの下落も響いた。東証一部の売買代金は3兆5356億円。エーザイ、エムスリーが上昇。商船三井、第一生命が下落。
     
     
    (2) 欧米動向
     
    コーンウェルサミットの結語。
    「新型コロナウイルスに打ち勝つ世界の団結の象徴として、安全・安心な
    形で2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を開催することを改めて支持」。
    出来過ぎの感。
     
    (3)新興国動向
     
    微妙なのが中国の原発。
    広東省台山市の台山原発から放射性物質漏れが起き周辺地域の放射線量が高まっているという。協力するフランスの原子炉製造会社「フラマトム」が訴えているとの報道。
    「問題解決のためにバイデン米政権に技術協力を求めている」という動きだ。
    世界のインフラを牛耳っているのはフランスだが技術的はアメリカの構図。時折垣間見えるものだ。
     
     
    【展望】
     
     
    スケジュールを見てみると・・・。
     
    【6月】7勝3敗、(勝率70%、2位)
        気学では「乱調相場に始まる。上旬は戻り売り。夏至頃より買い良し」
     
     
    21日(月)職場等でのコロナワクチン接種開始、上げの特異日
    22日(火)全国百貨店売上高、米中古住宅販売件数、変化日
    23日(水)東京五輪まで1カ月、4月日銀金融政策決定会合議事要旨、米経常収支、新築住宅販売件数
    24日(木)企業向けサービス価格指数、米耐久財受注、GDP確報値、独IFO景況感、EU首脳会議
    25日(金)都議会選告示(7月4日投開票)、米個人所得・支出、株安の日L、鬼宿日
    28日(月)米S&P住宅指数、FHF住宅価格指数、大幅高の特異日、変化日
    29日(火)失業率・有効求人倍率、商業動態統計、米CB消費者信頼感、S&P住宅価格、上げの特異日
    30日(水)鉱工業生産、消費動向調査、東証新市場区分への移行基準日、米ADP雇用レポート、中国製造業・非製造業PMI
     
    SKEW指数が過去最高水準。
    改めてSKEW指数とは何かを確認してみると・・・。
    コール(買う権利)に対するプット(売る権利)の需要の強さを表現したもの。
    オプション市場で将来の大きな価格変動に備える取引が増えると上昇。
    市場で想定外の事象を意味するブラックスワン(黒い白鳥)が出現する可能性を示唆している。
    つまり確率は非常に低いものの、発生した場合には大幅な下落が見込まれるリスクのこと。
    投資家が「ブラックスワン(まさかの黒い白鳥)」が出現することを恐れると、ブラックスワン指数は上昇しやすい。
    言い換えるとSKEW指数の上昇は「株価の大幅下落確率」が「株価の大幅上昇確率」より大きくなっていることを意味する。
    SKEW指数が140ポイントを超えてきた直後にVIX指数の上昇が遅れてやってくる傾向があるという。
    相場のクラッシュはいきなり起こらない。
    SKEWはすでに上昇している。
    その解釈。
    徐々にプットオプションを買って保険をかける投資家が増加→その結果SKEWが上昇→
    その後、相場が急落というサイクル。
    ヒンデンブルグオーメン同様に「だまし」も多いが・・・。


    (兜町カタリスト 櫻井英明)

06月21日 毎日コラム
【耳より情報】チャートより企業ホームページ
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