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【市況一覧】
日経平均株価
38,471.20 -761.60 04/16
TOPIX
2,697.11 -56.09 04/16
マザーズ
661.60 -19.15 04/16
NYダウ平均
37,735.11 -248.13 04/16
ナスダック総合
15,885.02 -290.08 04/16



     
    6月最初の取引となる本日の市場は日経平均が続落。終値は前日比45円安の2万8814円だった米英市場が休場のため外国人投資家の市場参加は乏しい状況だったほか、日本独自の手掛かり材料にも欠け、前日の下げの反動から買いが先行したものの買いは続かず、全般は見送り色の強い展開だった。
     
     
    あす2日の日経平均株価は、もみ合い展開か。休場明け1日の米国株動向にもよるが、スケジュール面で3日に米5月ADP雇用統計、5月ISM(米サプライマネジメント協会)非製造業景況指数、週末4日には米5月雇用統計の発表が予定され、重要イベントを控えて積極的な売買は期待しにくい。
     
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(1日現在)
     
    30089.25  新値三本足陽転値
    29749.69  ボリンジャー:+1σ(13週)
    29683.44  ボリンジャー:+2σ(25日)
    29675.73  ボリンジャー:+1σ(26週)
    29511.55  均衡表雲上限(日足)
    29337.06  均衡表雲下限(日足)
    29239.79  75日移動平均線
    29196.09  13週移動平均線
    29168.03  ボリンジャー:+1σ(25日)
     
    28814.34  ★日経平均株価1日終値
     
    28796.96  均衡表転換線(週足)
    28761.50  6日移動平均線
    28698.71  26週移動平均線
    28652.62  25日移動平均線
    28642.49  ボリンジャー:-1σ(13週)
    28535.22  均衡表基準線(日足)
    28520.80  均衡表基準線(週足)
    28508.04  均衡表転換線(日足)
    28137.21  ボリンジャー:-1σ(25日)
    28088.89  ボリンジャー:-2σ(13週)
     
    ローソク足は陰線を引いたが、長い下ヒゲが5日線処で下げ止まって下値での買い需要を確認。終値は上向きの5日線を上回ったほか、5日線下では5月10日を直近ピークに下降してきた25日線が上向きに転換し、短期トレンド反転を示唆している。一目均衡表では本日、応当日株価の下落に助けられて遅行線が強気シグナル発生を再開したが、明日2日からは応当日株価が切り上がっていくため、強気シグナル維持は微妙なところ。株価は依然として雲下にあり、転換線とその直下の基準線はともに横ばいで引けているため、目先はもみ合い延長の可能性が強く意識されよう。
     

    【大引け概況】
    1日の日経平均株価は続落し、前日比45円74銭安の2万8814円34銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:42 容量:15.09M

    過去のマーケット動画はこちら
     
     2万9000円を前にした上値の重さが意識されやすく、利益確定や持ち高調整を目的とした売りが優勢だった。目先の相場上昇は難しいとみた短期筋の売りが強まり、株価指数先物主導で現物株に売りが出て、下げ幅は一時200円を超えた。
     
    前日の米国株市場が休場だったことで手掛かり材料に事欠き、主力株に売りが優勢で日経平均は軟調な地合いとなった。前週末に先物主導で日経平均が600円高と急伸をみせたが、前日ときょうの2日間はその反動が出た格好となっている。日本時間今晩に米国で5月のISM製造業景況感指数が発表される予定にあり、この結果を見極めたいとの思惑が買いを手控えさせた。ただ全体商いが低調ななか、売り圧力も弱い。
    個別にはテーマや業績をベースに買われる銘柄も多く、値上がり銘柄数が値下がり数を大きく上回った。
     
    市場では「日本時間今夜には、5月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数など米経済指標の発表を控えており、米景気の強さを確認したいと、積極的な売買を手掛けにくい雰囲気が強い」との声が目立った。
     
    JPX日経インデックス400は反発。東証株価指数(TOPIX)も反発し、3.20ポイント高の1926.18で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆442億円と4月23日以来およそ1カ月ぶりの低水準だった。売買高は9億747万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は733、値上がりは1361、変わらずは98だった。
     

     
    業種別株価指数(33業種)では鉄鋼、医薬品の下落が目立った。鉱業、海運業、輸送用機器などは上昇。
     
    個別では、売買代金首位となったトヨタ自動車が大幅高で連日の上場来高値更新、同じくレーザーテックも買い優勢で最高値街道を走っている。半導体関連ではルネサスエレクトロニクスやSUMCOなども高い。日立製作所、村田製作所も堅調な値動き。IHIや三井E&S、トヨタなどが上げた。インフォコムが商いを伴い急騰、ペッパーフードサービスが値を飛ばし、大豊工業、ERIホールディングスなども大幅高に買われた。
     
    半面、ソフトバンクグループ、ファストリやKDDIが冴えず、ファーストリテイリングも軟調。任天堂も売りに押された。武田薬品工業、花王、日本製鉄、JFE、大平金などが安く、キリンHDや第一三共、中外薬なども下げた。ファーマフーズは大幅下落となった。NTT、エムスリーも値を下げた。KADOKAWAが急落、エン・ジャパン、菱洋エレクトロなどの下げも目立った。
     
     
    東証2部株価指数は前日比19.48ポイント高の7477.75ポイントと3日続伸した。
    出来高1億3938万株。値上がり銘柄数は204、値下がり銘柄数は187となった。
     
    個別では、フュートレック、セコム上信越、グローバルダイニングがストップ高。まんだらけ、トラスト、ジー・スリーホールディングス、テクノマセマティカル、川口化学工業など15銘柄は年初来高値を更新。オーナンバ、東京ソワール、東京コスモス電機、明星電気、テラプローブが買われた。
     
    一方、日本食品化工、旭松食品、相模ゴム工業、旭コンクリート工業、アサヒ衛陶など8銘柄が年初来安値を更新。ワイズテーブルコーポレーション、アライドテレシスホールディングス、Jトラスト、アートスパークホールディングス、浜井産業が売られた。
     


    日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。終値は前日比5円99銭高い3896円76銭だった。米国市場が休場で投資家が様子見となり、成長期待の大きいグロース株の買いが手控えられ、指数の上値は重かった。シンバイオやシキノHTが上昇した。半面、カイノスは下落した。市場関係者は「手じまい売りが多かった」と指摘。高値圏にある銘柄には利益確定売りも膨らんだ。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で849億円、売買高は1億1958万株だった。
    値上がり銘柄数は301、値下がり銘柄数は269となった。
     
    個別では、アクセスグループ・ホールディングスがストップ高。ジオコード、ニチリョクは一時ストップ高と値を飛ばした。協和日成、共同ピーアール、ANAP、ULSグループ、山田債権回収管理総合事務所など17銘柄は年初来高値を更新。シキノハイテック、GFA、ストライダーズ、シンバイオ製薬、グローム・ホールディングスが買われた。
     
    一方、スーパーバリュー、ブロードバンドタワー、MITホールディングス、SDエンターテイメント、Nexus Bankなど10銘柄が年初来安値を更新。第一商品、ランシステム、カイノス、夢みつけ隊、日本エス・エイチ・エルが売られた。


    東証マザーズ指数は前日比8.32ポイント安の1141.74ポイントと反落。
    前日の米株式市場が休場だったため取引材料に乏しく、積極的な買いが入りづらいなか、目先の利益確定売り先行の地合いとなり、新興市場も弱含みとなった。
    政府が新型コロナウイルスワクチンの職場や大学での接種を始める方針を示し、コロナ禍で買われてきた成長株の重荷となった。Pアンチエイやウェルスナビが下落した。一方、ニチリョクが買われた。
    売買代金は概算で1150.31億円。騰落数は、値上がり128銘柄、値下がり205銘柄、変わらず19銘柄となった。
     
    個別では、コラボス、ビーブレイクシステムズ、すららネット、勤次郎、フィーチャなど10銘柄が年初来安値を更新。スパイダープラス、プレミアアンチエイジング、キャリア、和心、ウィルズが売られた。
     
    一方、トラストホールディングス、LeTech、ホットリンク、サイジニア、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンなど7銘柄が年初来高値を更新。ブティックス、データホライゾン、サンワカンパニー、ファンペップ、ランディックスが買われた。


    1日午前の日経平均株価は続落した。午前終値は前日比166円11銭安の2万8693円97銭だった。
    前日の米国株市場がメモリアルデーの祝日に伴い休場であったことから、手掛かり材料に事欠くなか方向感の定まりにくい地合いとなった。
    朝方は主力株中心に買い優勢で始まったものの、すぐに値を消し前日終値近辺まで水準を切り下げた。その後、先物を絡め再び買い直されたものの続かず、前場後半から売りに押され下値模索の展開となった。
    上昇していたファストリが下げに転じたほか、ソフトバンクG(SBG)や東エレクなどが下げ幅を拡大するなど、値がさ株の下げが響いた。
     
    市場からは「上を積極的に買う材料もないが、下を売り込む材料もなく、日経平均は2万8500円−2万9000円でのもみ合い相場だ。週末の米雇用統計の結果を受け、米国株がどう反応するかを見極めたいとの空気は強い」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに続落した。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で9745億円、売買高は4億3364万株だった。東証1部の値下がりは1082、値上がり銘柄数は968、変わらずは139だった。
     
     
    業種別株価指数(33業種)は鉄鋼、医薬品、サービス業などが下落。上昇は鉱業、繊維製品、輸送用機器など。
     
    個別では、売買代金トップのソフトバンクグループが軟調、ファーストリテイリングも売りに押された。武田薬品工業が冴えず、ファーマフーズが大幅安。JFEや日本製鉄、大平金など鉄鋼株の一角が売られた。キリンHD、花王やカシオ、リクルートなども値を下げた。菱洋エレクトロの下げも目立った。
     
    半面、レーザーテックは連日の上場来高値更新、SUMCOも買い優勢。村田製作所も堅調な値動き、トヨタやデンソー、スズキが高い。インフォコムが急騰した。ペッパーフードサービスが値を飛ばし、大豊工業も急伸。このほかピジョンが活況高となった。日産化や日東電、デンカなど化学の一部が買われた。
     
     
    東証2部株価指数は前日比1.46ポイント高の7459.73ポイントと3日続伸した。
    出来高8564万株。値上がり銘柄数は172、値下がり銘柄数は196となった。
     
    個別では、フュートレック、グローバルダイニングが一時ストップ高と値を飛ばした。まんだらけ、ジー・スリーホールディングス、テクノマセマティカル、川口化学工業、SANEIなど12銘柄は年初来高値を更新。ヤギ、オーナンバ、京進、川崎近海汽船、東京ラヂエーター製造が買われた。
     
    一方、旭松食品、相模ゴム工業、旭コンクリート工業、アサヒ衛陶、大和自動車交通など6銘柄が年初来安値を更新。東京ボード工業、ワイズテーブルコーポレーション、アルメディオ、浜井産業、Jトラストが売られた。

     

    【寄り付き概況】

    1日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比138円57銭高の2万8998円65銭。前日に300円近く下落していた反動で、短期的な戻りを期待した買いが先行している。上げ幅は200円を超えた。
     
    前日の米国株市場がメモリアルデーの祝日に伴い休場であったことから、手掛かり材料不足の相場環境にあり、きょうの東京株式市場は方向感の定まりにくい地合いとなっている。日経平均2万9000円台近辺では戻り売り圧力が強く、上値の重い展開を強いられる一方、下値では押し目買いの動きが活発で底堅い。

    OECDが世界の経済成長率見通しを上方修正したことはグローバルベースではポジティブ材料となるが、日本については個別に下方修正していることからプラスには捉えにくい面もある。取引時間中はアジア株市場や米株価指数先物の動きが市場のセンチメントに影響しそうだ。

    業種別では、INPEX、石油資源などの鉱業株や、日本製鉄、JFEなどの鉄鋼株が上昇。JR東日本、JR東海などの陸運株や、三井金属、住友鉱などの非鉄金属株も高い。

     

    「メリハリ」

    週明けのNY株式市場はメモリアルデーで休場。
    ロンドンはスピリングバンクホリデーで休場。
    独DAX、仏CACは下落。
    ドル/円は109円台半ば。
    WTI原油先物は0.9%高の66.91ドル。
    月間では2カ月連続上昇。

    週明けの日経平均は寄り付き130円安。
    終値は289円安の28860円と反落。
    下落率は0.99%。
    日足は十字を挟んで10日ぶりに陰線。
    前月比はプラス。
    月足は3ヶ月連続陰線。
    TOPIXは1.26%下落で反落。
    東証マザーズ指数は0.43上昇で反発。
    右肩下がりの25日線(1145)を上回った。
    日経ジャスダック平均は0.21%上昇で3日続伸。
    25日線と75日線を上回って2日。
    東証1部の売買代金は2兆2415億円(前日3兆1089億円)。
    90日連続で2兆円超。
    値上がり420銘柄(前日1847銘柄)。
    値下がり1712銘柄(前日315銘柄)。
    新高値65銘柄(前日76銘柄)。
    新安値75銘柄(前日34銘柄)。
    騰落レシオは87.81(前日86.60)と上昇。
    NTレシオは15.01倍(前日14.97倍)。
    13日ぶりに15倍台。
    サイコロは8勝4敗で66.67%。
    右肩下がりの25日線(28640円)から△0.77%。
    2日連続で上回った。
    横ばいの75日線は29247円。
    15日連続で下回った。
    右肩上がりの200日線(26690円)からは△8.13%(前日△9.34%)。
    右肩上がりの5日線(28750円)から△0.38%。
    10日連続で上回った。
    安値(28791円)でも下回らなかった点は強い。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.922%(前日▲14.938%)。
    買い方▲6.769%(前日▲6.916%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用価損益率で売り方▲6.769%(前日▲6.785%)。
    買い方▲17.060%(前日▲17.427%)。
    空り比率は43.6%(2日ぶりに40%超:前日35.9%)。
    空売り規制なしの比率は11.1%(前日8.1%)。
    日経VIは20.00(前日19.76)と上昇。
    日経平均採用銘柄の予想PERは13.96倍(前日14.13倍)。
    2日ぶりに13倍台。
    前期基準では17.79倍。
    EPSは2068円(前日2062円)。
    5日連続で微妙に増加。
    225のPBRは1.22倍。
    BPSは23507円(前日23507円)
    日経平均の益回りは7.17%(前日7.08%)。
    配当利回りは1.84%。
    10年国債利回りは0.080%。
    東証1部全銘柄だと予想PERは16.14倍。
    前期基準では20.64倍。
    PBRは1.30倍。
    東証1部単純平均株価は21円安の2367円。
    東証1部売買単価は2196円(前日は2291円)。
    東証1部時価総額は713兆円(前日は722兆円)。
    9日連続で700兆円超。
    ドル建て日経平均は262.96(前日265.26)。
    月曜の225先物大証夜間取引終値は日中比40円安の28930円。
    気学では「前場高の後場安を見る日」。
    水曜は「安値を極めて急伸することあり」。
    木曜は「変化を起こす注意日。翌日への足取りを注意せよ」。
    金曜は「目先のポイント作る重要日」。
    ボリンジャーのプラス1σが29155円。
    プラス2σが29670円。
    5月10日のマドは29518円。
    一目均衡の雲は今日黒くねじれる。
    勝手雲の上限は28535円。
    下限は28296円。
    2日連続で上回った。
    RSIが52.74(前日46.45)。
    RCIが95.05(前日90.66)。
    日銀は25日連続でETFを買わず。
    月末は9連敗。
    「高いか安いか確率は2分の1。
    これが9回続くことは2の9乗で512分の1の確率」との声もある。
    月初は4連勝中。
    5カ月目の「月末安月初高アノマリー」に期待。
    水星は逆行2日目。
    終了は23日。
    アノマリー的には「変化日」。

    《今日のポイント6月1日》

    (1)週末のNY株式市場は休場。

    (2)東証1部の売買代金は2兆2415億円(前日3兆1089億円)。
       新高値65銘柄(前日76銘柄)。
       新安値75銘柄(前日34銘柄)。
       騰落レシオは87.81(前日86.60)と上昇。
       NTレシオは15.01倍(前日14.97倍)。
       サイコロは8勝4敗で66.67%。

    (3)日足は十字を挟んで10日ぶりに陰線。
       右肩下がりの25日線(28640円)から△0.77%。
       2日連続で上回った。
       横ばいの75日線は29247円。
       15日連続で下回った。
       右肩上がりの200日線(26690円)からは△8.13%(前日△9.34%)。
       右肩上がりの5日線(28750円)から△0.38%。
       10日連続で上回った。
       安値(28791円)でも下回らなかった点は強い。

    (4)空り比率は43.6%(2日ぶりに40%超:前日35.9%)。
       空売り規制なしの比率は11.1%(前日8.1%)。
       日経VIは20.00(前日19.76)と上昇。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.922%(前日▲14.938%)。
       買い方▲6.769%(前日▲6.916%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用価損益率で売り方▲6.769%(前日▲6.785%)。
       買い方▲17.060%(前日▲17.427%)。

    (6)日経平均採用銘柄の予想PERは13.96倍(前日14.13倍)。
       EPSは2068円(前日2062円)。
       BPSは23507円(前日23507円)
       日経平均の益回りは7.17%(前日7.08%)。

    (7)東証1部時価総額は713兆円(前日は722兆円)。
       ドル建て日経平均は262.96(前日265.26)。

    (8)東証1部時価総額は722兆円(前日は709兆円)。
       ドル建て日経平均は265.26(前日261.75)。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが29155円。
       プラス2σが29670円。
       5月10日のマドは29518円。
       一目均衡の雲は今日黒くねじれる。
       勝手雲の上限は28535円。
       下限は28296円。
       2日連続で上回った。
       RSIが52.74(前日46.45)。
       RCIが95.05(前日90.66)。
       日銀は25日連続でETFを買わず。
       5月の購入額はゼロ。
       月末は9連敗。
       月初は4連勝中。
       5カ月目の「月末安月初高アノマリー」に期待。
       水星は逆行2日目。
       終了は23日。
       アノマリー的には「変化日」。

    今年の曜日別勝敗(5月31日まで)

    月曜13勝7敗
    火曜11勝8敗
    水曜9勝11敗
    木曜13勝6敗
    金曜11勝10敗

    米国で夏の始まりとされるメモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)。
    「この連休に低迷していた旅行需要に回復の兆しが見られる」との指摘。
    3連休に自宅から50マイル(80キロ)以上離れた場所へ出かける旅行者数は3700万人(車での旅行者3440万人を含む)。
    昨年から60%急増する見通し。
    ただコロナ禍前の19年の水準よりは依然13%下回っている。
    人気の旅行先はラスベガスとフロリダ州オーランドという。
    米運輸保安局(TSA)は、先週末28日の国内空港利用者が約196万人だったと発表。
    昨年3月7日以降で最多となる。
    1日当たりの新型コロナ感染者数も約1万8900人に改善。
    20年3月以降で最少となった。
    年初初頭時点の7日平均は25万人超。
    そこと比較すれば1.8万には少ないが・・・。

    中国株式市場は上昇。
    月間では6カ月ぶりの大幅上昇となった。
    上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数。
    月間では4.1%高となり、2020年12月以来の大幅上昇。
    上海総合指数の月間上昇幅は4.9%。
    2020年11月以来の大幅上昇。
    そんな中、31日に売出しが始まったのが中国国内初の不動産投資信託(REIT)。
    個人投資家からの申し込みが殺到したという。
    9つのREITの個人投資家向け売出し合計額は約20億元(3億1405万ドル)。
    申し込み額はその10倍超に当たる300億元。
    9つのREITは倉庫や有料道路、工業団地、下水処理施設などが対象。
    調達額は約300億元だが多くは機関投資家対象で個人向けは少ない。
    とはいえ、圧倒的人気であることは間違いない。

    緊急事態宣言は今日から再延長。
    今年のに入って9割近い日々が規制を受けていることになる。
    こうなると印象は「メリハリに欠ける」となってこざるを得ない。
    言い換えれば類義語は「ぬるま湯的」「間延びした」「しまりのない」。
    「ダラダラとした」という格好だ。
    この「メリハリ」の語源は邦楽の「メリカリ」だという。。
    微調整して音を低めることを「減り(めり)」。
    高めることを「上り・甲(かり)」と呼んでいた邦楽用語。
    主に尺八などの管楽器で使われているという。
    「上り・甲(かり)」は邦楽以外で使われることがなかったた代わりに「張り」を使ったという。
    「音声を緩るめることと張り上げること」の意。
    相場だってメリハリのない日々が続けば面白くはない。

    経済協力開発機構(OECD)が発表した経済見通しは世界経済成長率予想を上方修正。
    5.6%→5.8%。
    米国6.5%→6.9%。
    中國7.8%→8.5%、
    ユーロ圏3.9%→4.3%。
    しかし日本は2.7%→2.6%と下方修正。
    背景は「ワクチン接種の遅れや潜在的成長力の低さ」との指摘。
    提言は「短期的な財政支出の継続は支持。
    しかし感染終焉後は財政健全化に向けた努力を再開すべき」。
    ソコですか、という印象。


    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    エスプール(2471)・・・動兆

    エスプールに注目する。
    同社はコールセンター等への派遣と障害者雇用支援の農園事業が中核。
    コールセンター主力の人材派遣はワクチン接種など行政関連需要増が継続。
    農園事業は3月からの法定雇用率引き上げで引き合い活発化。
    ECの発送代行サービスも堅調。
    (868円)


    (兜町カタリスト櫻井)



    6月1日の日経平均株価は、もみ合い展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万8700円−2万9000円
    米国株は戦没者追悼記念日により休場。欧州株は英国市場が休場で、独仏株は下落した。
    新たな手掛かりには乏しく、休場明けの米国株を見極めたいとの見方から、積極的な売買は手控えられるだろう。
    菅義偉首相は5月31日、6月下旬にも新型コロナウイルスワクチンの職場や大学での接種を開始する方針を示したと報じられた。ワクチン接種者の拡大を見込み、経済の正常化期待から景気敏感株などに物色の矛先が向かう場面がありそう。
    ただ、きのうは下げ基調だっただけに、戻り待ちの売りも控えているとみられ、上値は重そうだ。
    為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の半ば(5月31日は109円71−72銭)とやや円高方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=133円台の後半(同133円74−78銭)と小動き。大阪取引所のナイトセッションでは、5月31日清算値比40円安の2万8930円だった。
     
     
    【好材料銘柄】 
     
    ■はてな <3930>
    今期経常を2.1倍上方修正。
     
    ■ヤギ <7460>
    前期経常を一転1%増益に上方修正、配当も13円増額。また、発行済み株式数の12.94%にあたる136万8000株の自社株を消却する。消却予定日は6月14日。
     
    ■ブイキューブ <3681>
    イベントDX事業を展開する米・Xyvid社を買収。
     
    ■ソレイジア・ファーマ <4597>
    「episil」が中国臨床腫瘍学会の診療ガイドラインに、がん治療時の標準的な口腔支持療法の主要選択肢として収載。
     
    ■エアトリ <6191>
    今期税引き前を2倍上方修正・最高益予想を上乗せ。
     
    ■HPCシステムズ <6597>
    効率的な新材料開発のためのマテリアルズ・インフォマティックス(MI)ソフトウェアを開発。
     
    ■FRONTEO <2158>
    建設現場の災害リスクに対する注意喚起を行う危険予知AIシステム「兆(きざし)KIBIT」を提供開始。
     
    ■タカミヤ <2445>
    中期経営計画を策定。24年3月期に営業利益50億円(21年3月期は15.8億円)を目指す。
     
    ■まんだらけ <2652>
    4月売上高は前年同月比51.1%増。
     
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    1(火)
    【国内】
    1-3月期法人企業統計(8:50)
    5月新車販売台数(14:00)
    5月軽自動車新車販売台数(14:00)
    《決算発表》
    伊藤園、内田洋、ウチダエスコ
     
    【海外】
    中国5月財新製造業PMI(10:45)
    ユーロ圏4月失業率(18:00)
    5月ISM製造業景気指数(23:00)
    OPECプラス閣僚級会合(オンライン)
     
     
     


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    [概況]

     
    31日、欧米時間の外国為替市場では、米国がメモリアルデー、英国がスプリング・バンクホリデーのため休場となり、見送りムードの強い相場展開となった。米ドル円は、買い方によるポジション調整が先行した模様で地合いを引き緩めがちに推移。東京時間帯から若干水準を引き下げた109.500を中心とする狭いレンジで取引された。
     
    テクニカル面では、実線が一目均衡表の雲の上限を上に放れる動きとなっている。5月後半以降は基準線のサポートが確認され、着実な地合い良化の流れが買い方にとっての支援材料となりそうだ。
     


    [提供:AIゴールド証券株式会社]

    [株価材料]
     
     
     
    ■TSMC、20社超と連携 日本に半導体開発拠点
     
    ■百貨店各社 全館で平日再開 きょうから営業制限緩和
     
    ■中国が産児制限緩和へ 夫婦1組につき子ども3人まで
     
    ■ADワークス<2982>
    1-6月の経常益19倍へ オフィス売却進む
     
    ■TKP<3479>とエムスリー<2413>
    企業のワクチン接種支援
     
    ■サイバーエージ<4751>とクレディセゾン<8253>
    新会社、決済データ活用
     
    ■ブリヂストン<5108>
    今期、欧州事業が黒字化 汎用タイヤ削減
     
    ■ルネサス<6723>
    工場完全復旧、6月にずれ込む見通し
     
    ■ソニー<6758>やスズキ<7269>
    18社参画 DX・脱炭素ファンド
     
    ■村田製作所<6981>や太陽誘電<6976>
    電子部品受注が急増 車向け急回復
     
    ■川崎重工<7012>
    アンモニア運搬船 LPGと兼用、脱炭素需要狙う
     
    ■トヨタ<7203>とホンダ<7267>
    マレーシア工場停止 東南ア感染足かせに
     
    ■NTT<9432>や東芝<6502>
    量子技術で官民協議会
     
    ■KNT−CT<9726>
    「コスト追加削減を検討」  旅行需要低迷で


    米国株式市場はメモリアルデーの祝日で休場




     

    【シカゴ日本株先物概況】


    シカゴ日経平均先物 メモリアルデーのため休場







    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    31日のロンドン株式市場は、スプリング・バンクホリデーの祝日で休場。
     
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 15421.13(−98.85)
    ドイツ株は小幅安。5月の消費者物価指数(CPI)速報値が発表される予定。市場予想では前年同月比+2.3%と前月(同+2.0%)からの上昇が見込まれている。予想を上回るとテーパリング(資産購入の段階的縮小)の開始が意識されるとみられ、注目度は高い。結果を見極めたいとの思惑から積極的な売買は手控えられている。
     
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 6447.17(−36.94)
     

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