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【市況一覧】
日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,239.66 +153.86 04/27
ナスダック総合
15,927.90 +316.14 04/27


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06月17日 マーケットコメント


     
    18日の日経平均が3日続落。終値は前日比54円安の2万8964円だった。
    前日のNYダウ平均は下げたもののナスダック指数が上げたことで市場には安心感が広がり前場は100円近い値上がりとなった。米国同様に半導体などハイテク関連株が買われ指数では日経平均が強めに推移した。政府が昨日、9都道府県に出していた緊急事態宣言の解除を発表したがこちらは特に材料とはならず。終盤は週末ということで持ち高調整売りが出て指数はマイナスに転じてしまった。
     
    来週の日経平均株価は、底堅い展開か。
    FOMC(米連邦公開市場委員会)を通過した今週の日経平均株価は、前週末比で15円高と小幅上昇にとどまった。2万9000円台では売り圧力が強まり、2月の高値を起点に上値を切り下げる動きから抜け出せない。買い主体不在の厳しい状況で、とりあえず値固めが進むかが注目されるだろう。
     
    需給面では、個人の買いや、事業法人の自社株買いは根強いものの、頼みの海外勢が様子見に入った可能性がある。東証の投資部門別売買動向(東名2市場の1、2部と新興市場の合計)によれば、外国人投資家は前週(7−11日)に日本株を2000億円超売り越した。また、日銀が指数連動型ETF(上場投資信託)の購入をストップした影響もじわりと効いている。
     
    2万8500円前後の水準が事実上の下値支持線になっているのは、企業業績を冷静に評価する投資家の押し目買いが断続的に出ているためとみられる。
    また、戻り売りをこなしていく過程で相場がインフレ懸念を織り込み、FRB(米連邦準備制度理事会)のテーパリング(債券の購入規模縮小)やゼロ金利解除といった不安要素を徐々にならしているとみることもできる。
     
    業種や銘柄で濃淡が出ると思われるため、全体の方向性は大きく変化しないと予想する。IPOが集中する週で、REITを含めて一気に13社が新規上場する。新規上場銘柄には値幅を求めた資金が殺到すると思われるため、大型株が手掛けづらくなった場合でも、強くリスクオフに傾くようなことにはならないだろう。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(18日現在)
     
    29666.94  ボリンジャー:+1σ(26週)
    29581.06  ボリンジャー:+1σ(13週)
    29561.05  ボリンジャー:+2σ(25日)
    29164.50  ボリンジャー:+1σ(25日)
    29140.30  均衡表転換線(日足)
    29137.54  6日移動平均線
    29096.60  75日移動平均線
    29083.02  13週移動平均線
     
    28964.08  ★日経平均株価18日終値
     
    28935.02  均衡表雲上限(日足)
    28876.56  26週移動平均線
    28767.96  25日移動平均線
    28666.09  均衡表雲下限(日足)
    28596.52  均衡表転換線(週足)
    28584.97  ボリンジャー:-1σ(13週)
    28556.69  均衡表基準線(日足)
    28538.09  均衡表基準線(週足)
    28371.42  ボリンジャー:-1σ(25日)
     
     
    ローソク足は陰線を引いたが、ザラ場高値と安値は前日レンジ内に収まり、膠着感の強さを窺わせた。株価上の5日線と株価下の25日線はともに上向きをキープ。一目均衡表では三役好転下の買い手優勢の形状を維持したほか基準線が上向きで終了し、押し目買い期待を来週につないだ格好。
     
    ただ、騰落レシオ(25日ベース)が101.98%(昨日112.08%)と中立圏中央の100%割れを窺う水準に低下しており、騰落レシオの周期性を踏まえると、100%割れ後は株価の下押し圧力が一旦強まるリスクがある点に留意したい。
     

    【大引け概況】
    18日の日経平均株価は小幅に3日続落し、前日比54円25銭安の2万8964円08銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:57 容量:8.35M

    過去のマーケット動画はこちら
     
     前日のNYダウは下落したものの、ナスダック指数は上昇し最高値に接近した。これを受けた東京株式市場でも半導体株などハイテク株が堅調な値動きとなり、日経平均株価は寄り付きに110円強の上昇でスタートした。
     
    ただ、買い一巡後は上値が重い展開。景気敏感株などには売りが目立ち、後場に入り日経平均株価はマイナス圏に転じ5日ぶりに2万9000円を割り込んだ。
     
    日銀金融政策決定会合の結果が発表されたが、金融政策は現状維持で相場への影響は限定的だった。全体相場は後場にかけ一進一退の膠着状態が続いた。
     
    外国為替市場での円高・ドル安を受け、トヨタなど主力の景気敏感株に売りが出て指数を押し下げた。トヨタは最近、株価が1万円の大台に乗せるなど上場来高値圏で推移して投資家の関心が高かっただけに「きょうの大幅調整は投資家心理に影を落とした」との声があった。
     
    東京都で新型コロナウイルスの新規感染者数に下げ止まりの傾向がみられるなど、経済活動の正常化に水を差す材料が一部で出ていることも相場の重荷になった。
     
    日経平均は上昇する場面も目立った。前日の米長期金利の低下を受けて、日経平均への寄与度が大きい値がさのハイテク株などには買いが入って相場を支えた。
     
    日銀は18日まで開いた金融政策決定会合で、大規模な金融緩和の維持を決めた。市場の想定通りとの見方から相場への影響は限られた。
     
    JPX日経インデックス400は3日続落。終値は前日比146.16ポイント安の1万7565.63だった。東証株価指数(TOPIX)は続落し、17.01ポイント安の1946.56で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で3兆5356億円と、5月27日以来の高水準だった。売買高は15億1255万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1570と、全体の約7割を占めた。値上がりは540銘柄、変わらずは83銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、海運業、鉱業、保険業、鉄鋼などが下落。上昇は精密機器、電気機器など。
     
    個別銘柄では、トヨタ自動車やソフトバンクグループが安く、日本郵船、コマツ、日本航空、日本製鉄、JFE、川重といった海運や空運、鉄鋼などの景気敏感株が安い。三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループなど銀行株も値を下げた。第一生命HDも安い。日立製作所や伊藤忠商事も軟調だった。
     
    半面、ソニーグループや東京エレクトロン、アドバンテスト、村田製作所といったハイテク株が値を上げ、任天堂も堅調。ファナックやエムスリー、信越化学工業が買われた。エーザイが大幅上昇した。
     
    東証2部株価指数は前日比63.04ポイント安の7596.18ポイントと5日ぶり反落した。
    出来高1億3638万株。値上がり銘柄数は129、値下がり銘柄数は295となった。
     
    個別では、クシム、ギグワークス、アゼアス、古林紙工、マルヨシセンターが年初来安値を更新。ダイトーケミックス、いい生活、リード、東京ソワール、グローバルダイニングが売られた。
     
    一方、コーアツ工業、トラスト、アートスパークホールディングス、神島化学工業、リバーホールディングスなど11銘柄が年初来高値を更新。ウイルテック、川本産業、セメダイン、インスペック、ニッセイが買われた。
     


    日経ジャスダック平均株価は5営業日ぶりに反落した。終値は前日比12円07銭安い3962円12銭だった。
    新型コロナウイルスワクチンの接種が進むとの期待から上昇する場面があったが、相場は前日まで4日続伸していたため、利益確定売りも出た。半導体関連株の一角は買われたが週末を控えて手じまい売りが増え、値を消した。
    マクドナルドやTホライゾンが下落した。半面、ハーモニックは上昇した。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で690億円、売買高は1億1370万株だった。
    値上がり銘柄数は210、値下がり銘柄数は407となった。
     
    個別ではShinwa Wise Holdings、エムケイシステム、田中化学研究所、テンダ、ブロードバンドセキュリティなど7銘柄が年初来安値を更新。クロスフォー、日本エマージェンシーアシスタンス、アイ・ピー・エス、夢みつけ隊、ディーエムソリューションズが売られた。
     
    一方、エコミック、テーオーホールディングスが一時ストップ高と値を飛ばした。B−R サーティワンアイスクリーム、石光商事、石垣食品、内外テック、光ビジネスフォームなど22銘柄は年初来高値を更新。フォーバル・リアルストレート、NFKホールディングス、ウッドフレンズ、大阪油化工業、Speeeが買われた。

     
     
    東証マザーズ指数は3日続落した。終値は前日比5.48ポイント安い1177.17だった。
    朝方は「売り買い交錯」の中、マザーズ指数や日経ジャスダック平均は上昇して始まった。ただ、買いの勢いは続かず、値下がりに転じる銘柄数が増えた。
    Pアンチエイやセルソースが下落した。一方、ケアネットが上昇した。
    売買代金は概算で1636.93億円。騰落数は、値上がり72銘柄、値下がり272銘柄、変わらず12銘柄となった。
     
    18日に東証マザーズ市場に新規上場したEnjinは公開価格(1380円)を770円(55.8%)上回る2150円で初値を付けた。終値は初値比48円(2.2%)高の2198円だった。
     
    個別では、タスキ、すららネット、かっこ、リックソフト、中村超硬など10銘柄が年初来安値を更新。メディネット、ワンダープラネット、ステラファーマ、I−ne、GMOメディアが売られた。
     
    一方、ケアネット、FRONTEO、ASJ、GMOリサーチ、ユナイトアンドグロウなど9銘柄が年初来高値を更新。ブリッジインターナショナル、インフォネット、大泉製作所、カオナビ、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズが買われた。

    18日午前の日経平均株価は反発した。午前終値は前日比89円65銭(0.31%)高の2万9107円98銭だった。
     
    朝高後、一進一退。前日のNYダウは下落したものの、ナスダック指数は上昇し最高値に接近したこともあり、東京株式市場でも半導体株などハイテク株が堅調な値動きとなった。日経平均の上げ幅は一時100円を超えた。
    新型コロナウイルスの緊急事態宣言について、日本政府は17日に9都道府県では20日に解除すると正式に決定した。経済活動の正常化に向けて前進するとの見方は株式相場の一定の支えになったようだ。
     
    ただ、日経平均も伸び悩み、朝方の高値水準を上回ることはなかった。外国為替市場での円高・ドル安で輸出関連株の一角に売りが出た。
    株価の上値が重い背景について「東京五輪・パラリンピックが観客を受け入れる方向で進んでおり、新型コロナの感染拡大につながらないかとの懸念がある」との指摘もあった。
     
    今日は日銀金融政策決定会合の結果が発表される。金融政策は現状維持の見通しだが、夕方の黒田総裁の会見などが注目されている。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算1兆3384億円、売買高は5億7920万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は874、値下がりは1180、変わらずは139だった。

     

    業種別株価指数(33業種)は精密機器、その他製品、電気機器などが上昇。下落は海運業、保険業、鉱業など。
     
    個別銘柄では、東京エレクトロンやレーザーテック、日本電産が高く、ソニーグループやルネサスエレクトロニクス、SUMCOやサイバーも値を上げた。エーザイが急伸し、三井ハイテックが値を飛ばした。
    半面、トヨタ自動車やソフトバンクグループ、第一生命HD、SOMPOが安く、中国の資源高抑制策を受け日本郵船や商船三井など海運株が値を下げ、日本航空や日本製鉄が軟調だった。
     
    東証2部株式指数は前日比22.30ポイント安の7636.92ポイントと5日ぶり反落した。
    値出来高は8235万株。上がり銘柄数は167、値下がり銘柄数は222となった。
     
    個別では、アゼアス、古林紙工、マルヨシセンターが年初来安値を更新。東京ソワール、ダイトーケミックス、いい生活、テラプローブ、リードが売られた。
     
    一方、コーアツ工業、トラスト、アートスパークホールディングス、神島化学工業、リバーホールディングスなど11銘柄が年初来高値を更新。ウイルテック、森下仁丹、川本産業、インスペック、黒田精工が買われた。
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    日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比4円06銭高い3978円25銭だった。一時は3989円62銭まで上昇し、取引時間中としては18年6月以来、3年ぶりの高水準となった。国内で新型コロナウイルスワクチンの接種が進むとの期待から投資家心理が上向いており、買いが優勢だった。
    フェローテクやシキノHTが上昇した。半面、シンバイオは下落した。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で364億円、売買高は6059万株。値上がり銘柄数は256、値下がり銘柄数は314となった。
     
    個別ではエコミックが一時ストップ高と値を飛ばした。B−R サーティワンアイスクリーム、石光商事、内外テック、光ビジネスフォーム、応用技術など20銘柄は年初来高値を更新。フォーバル・リアルストレート、ウッドフレンズ、大阪油化工業、プリントネット、Speeeが買われた。
     
    一方、田中化学研究所、中野冷機、中央化学が年初来安値を更新。クロスフォー、イボキン、アイ・ピー・エス、夢みつけ隊、山大が売られた。
     


    東証マザーズ指数は反発した。前引けは前日比10.06ポイント高い1192.71だった。ケア新型コロナウイルスの緊急事態宣言について、日本政府は17日に9都道府県では20日に解除すると正式に決定した。経済活動の正常化に向けて前進するとの見方は株式相場の一定の支えになったようだ。ネットやセルソースが上昇した。一方、マクビープラは下落した。
    値上がり銘柄数は129、値下がり銘柄数は199となった。
    本日新規上場したEnjinは公開価格(1380円)を5割強上回る2150円で初値を付けた。従前のIPO銘柄の好調ぶりはなお遠いが、16日上場の全研本社が伸び悩んだ後だけに安心感のある結果。全研本社はFOMC前の手控えムードが影響した可能性もありそうだ。
     
    個別ではケアネット、FRONTEO、ASJ、GMOリサーチ、ユナイトアンドグロウなど8銘柄が年初来高値を更新。ブリッジインターナショナル、カオナビ、ハウテレビジョン、ITbookホールディングス、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズが買われた。
     
    一方、すららネット、かっこ、リックソフト、中村超硬、ホープなど6銘柄が年初来安値を更新。サイバートラスト、日本リビング保証、フリークアウト・ホールディングス、アディッシュ、ワンダープラネットが売られた。

    【寄り付き概況】

     
    18日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比118円41銭高の2万9136円74銭。前日のNYダウ工業株30種平均が下落する半面、ナスダック総合株価指数は上昇しており、東京株式市場でも半導体関連などグロース(成長)株に買いが入って指数の上昇につながっている。東エレクやアドテストといった半導体関連など、グロース(成長)株に買いが入って指数の上昇につながっている。
     
    政府は17日、新型コロナウイルスの緊急事態宣言について、9都道府県の解除を正式に決めた。7都道府県は宣言に準じる「まん延防止等重点措置」に移行するが、経済活動の正常化に向けて一歩前進するとの見方も相場の支えになっているようだ。
     
    一方で上値は重い。前日に米株式市場で景気敏感株が売られたのを受け、東京市場でも輸出関連株などの一角に売りが出ている。
    為替は1ドル=110円30銭前後と前日夕方に比べ円高で推移している。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、8業種が高く、値上がりは精密機器、その他製品、電気機器など。値下がり上位に空運、輸送用機器、海運、保険、銀行など。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は下落している。
     
    個別では、エーザイやSUMCO、ファストリが上昇している。一方で第一生命HDやSOMPO、日本製鉄は安い。
     


     

    「科学とICT」
     
    木曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
    NYダウは4日続落、S&P500は3日続落。
    景気回復への信頼感からハイテク株セクターが上昇しNASDAQは反発。
    アップル、エヌビディア、マイクロソフトなどが上昇。
    NASDAQ100指数は最高値を更新した。
    「投資家の多くは、FRBが前日示した予想外にタカ派的なメッセージを依然消化中」との見方。
    フィラデルフィア連銀業況指数は30.7と5月の31.5から低下。
    2カ月連続の下げ。
    市場予想は31.0だった。
    コンファレンス・ボード(CB)景気先行指数は114.5と前月から1.3%上昇。
    上昇は3カ月連続。
    2020年1月に付けた直近の高水準を上回った。
    週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は41万2000件。
    前週の37万5000件から悪化した。
    悪化は4月下旬以来。
    市場予想は35万9000件だった。
    申請件数増加はペンシルベニア、カリフォルニア、ケンタッキーの3州に集中。
    一方でレイオフ数は過去数カ月で大幅に減少している。
    「失業率は第4四半期末までに5%を下回る」という声もある。
    FOMCから一夜明け債券市場はポジション調整の動き。
    10年国債利回りは1.510%。
    2年国債利回りは0.213%。
    ドル円は110円台前半。
    WTI原油先物は前日比1.11ドル(1.54%)安の1バレル=71.04ドル。
    約1カ月ぶりの大幅下落。
    ただWTIは前日18年10月以来の高値だった。
    ビットコインは横ばいの3万7769.48ドル
    SKEW指数は161.01と上昇。
    恐怖と欲望指数は45→41。
     
    木曜のNYダウは210ドル(0.62%)安の33823ドルと3日続落。
    高値34091ドル、安値33626ドル。
    NASDAQは121ポイント(0.87%)高の14161ポイントと3日ぶりに反発。
    S&P500は1ポイント(0.04%)安の4221ポイントと3日続落。
    ダウ輸送株指数は165ポイント安の15139ポイントと反落。
    SOX指数は0.96%高の3231ポイントと3日ぶりに反発。
    VIX指数は17.75と上昇。
    合算売買高は117.7億株(前日は109億株、過去20日平均は106.7億株)。
    225先物CME円建ては大証比日中比125円高の29125円。
    ドル建ては大証比日中比150円高の29150円。
    ドル円は110.20円
    10年国債利回りは1.510%。
    2年国債利回りは0.213%。
     
    木曜の日経平均は寄り付き142円安。
    終値は272円安の29018円と続落。
    下落率は0.93%。
    4日連続終値ベースは29000円台。
    開けたマドは29263円ー29197円。
    日足は2日連続で陰線。
    SQ値29046円に対して終値で3勝2敗。
    TOPIXは0.62%下落で4日ぶりに反落。
    東証マザーズ指数は1.69%下落で続落。
    日経ジャスダック平均は0.10%上昇で4日続伸。
    2018年8月以来の高値水準。
    東証1部の売買代金は2兆2782億円(前日2兆4263億円)。
    3日連続で2兆円超。
    値上がり673銘柄(前日1213銘柄)。
    値下がり1408銘柄(前日876銘柄)。
    新高値72銘柄(前日101銘柄)。
    新安値39銘柄(前日18銘柄)。
    騰落レシオは112.08(前日108.99)。
    NTレシオは14.78倍(前日14.82倍)。
    13日連続で14倍台。
    サイコロは6勝6敗で50.00%。
    右肩上がりの25日線(28732円)から△0.99%。
    15日連続で上回りサポート。
    横ばいの75日線は29105円。
    4日ぶりに下回った。
    右肩上がりの200日線(27090円)からは△7.12%(前日△8.25%)。
    右肩上がりの5日線(29172円)から▲0.53%。
    4日ぶりに下回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.953%(前日▲15.340%)。
    買い方▲6.247%(前日▲5.866%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用価損益率で売り方▲5.391%(前日▲7.231%)。
    買い方▲15.531%(前日▲14.880%)。
    空り比率は41.9%(4日ぶりに40%超:前日38.9%)。
    空売り規制なしの比率は8.1%(前日7.1%)。
    日経VIは18.55(前日18.10)と上昇。
    日経平均採用銘柄の予想PERは14.24倍(前日14.34倍)。
    12日連続で14倍台。
    前期基準では18.15倍。
    EPSは2037円(前日2042円)。
    2日連続で低下。
    225のPBRは1.25倍。
    BPSは23214円(前日23246円)
    日経平均の益回りは7.02%(前日6.97%)。
    配当利回りは1.82%。
    10年国債利回りは0.060%。
    東証1部全銘柄だと予想PERは16.43倍。
    前期基準では21.09倍。
    PBRは1.33倍。
    東証1部単純平均株価は12円安の2424円。
    東証1部売買単価は2283円(前日は2359円)。
    東証1部時価総額は729兆円(前日は734兆円)。
    21日連続で700兆円超。
    ドル建て日経平均は262.02(前日266.06)。
    木曜のシカゴ225先物終値は大証日中比125円高の29125円。
    高値は29245円、安値は28825円。
    225先物大証夜間取引終値は日中比130円高の29130円。
    気学では「下寄りしたら買い狙い。上放れたら見送り良し」。
    月曜は「寄り安は買いなれど、上放れ高きは売り狙え」。
    火曜は「押し目買い方針の日」。
    水陽は「人気に逆行して動き。前後場歩調を変える」。
    木曜は「後場高の日。前場安は買い狙い良し」。
    金曜は「上寄りすると下押す日」。
    ボリンジャーのプラス1σが29148円。
    プラス2σが29565円。
    マドは29263円ー29197円。
    一目均衡の雲の下限が29212円。
    上限は29396円。
    2日連続雲の中。
    勝手雲の上限は28901円。
    15日連続で上回った。
    RSIが46.65(前日66.25)。
    RCIが79.25(前日86.26)。
    日銀は38日連続でETFを買わず。
    水星は逆行終了は23日。
    週足陽線基準は29161円。
    前週比プラス基準は28948円。
     
    《今日のポイント6月18日》
     
    (1)木曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
       NYダウは4日続落、S&P500は3日続落。
       景気回復への信頼感からハイテク株セクターが上昇しNASDAQは反発。
       10年国債利回りは1.510%。
       2年国債利回りは0.213%。
       ドル円は110円台前半。
       SKEW指数は161.01と上昇。
       恐怖と欲望指数は45→41。
     
    (2)ダウ輸送株指数は165ポイント安の15139ポイントと反落。
       SOX指数は0.96%高の3231ポイントと3日ぶりに反発。
       VIX指数は17.75と上昇。
       合算売買高は117.7億株(前日は109億株、過去20日平均は106.7億株)。
       225先物CME円建ては大証比日中比125円高の29125円。
     
    (3)東証1部の売買代金は2兆2782億円(前日2兆4263億円)。
       3日連続で2兆円超。
       新高値72銘柄(前日101銘柄)。
       新安値39銘柄(前日18銘柄)。
       騰落レシオは112.08(前日108.99)。
       NTレシオは14.78倍(前日14.82倍)。
       サイコロは6勝6敗で50.00%。
     
    (4)右肩上がりの25日線(28732円)から△0.99%。
       15日連続で上回りサポート。
       横ばいの75日線は29105円。
       4日ぶりに下回った。
       右肩上がりの200日線(27090円)からは△7.12%(前日△8.25%)。
       右肩上がりの5日線(29172円)から▲0.53%。
       4日ぶりに下回った。
     
    (5)空り比率は41.9%(4日ぶりに40%超:前日38.9%)。
       空売り規制なしの比率は8.1%(前日7.1%)。
       日経VIは18.55(前日18.10)と上昇。
     
    (6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.953%(前日▲15.340%)。
       買い方▲6.247%(前日▲5.866%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用価損益率で売り方▲5.391%(前日▲7.231%)。
       買い方▲15.531%(前日▲14.880%)。
     
    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは14.24倍(前日14.34倍)。
       EPSは2037円(前日2042円)。
       BPSは23214円(前日23246円)
       日経平均の益回りは7.02%(前日6.97%)。
     
    (8)東証1部時価総額は729兆円(前日は734兆円)。
       ドル建て日経平均は262.02(前日266.06)。
     
    (9)ボリンジャーのプラス1σが29148円。
       プラス2σが29565円。
       昨日のマドは29263円ー29197円。
       一目均衡の雲の下限が29212円。
       上限は29396円。
       2日連続雲の中。
       勝手雲の上限は28901円。
       15日連続で上回った。
       RSIが46.65(前日66.25)。
       RCIが79.25(前日86.26)。
       日銀は38日連続でETFを買わず。
       水星逆行終了は23日。
       週足陽線基準は29161円。
       前週比プラス基準は28948円。
     
    今年の曜日別勝敗(6月17日まで)

    月曜15勝7敗
    火曜12勝10敗
    水曜10勝13敗
    木曜15勝7敗
    金曜11勝12敗
     
    10月第2週の海外投資家動向

    現物2263億円売り越し(3週間ぶり)
    先物2116億円買い越し(2週間ぶり)
    合計147億円売り越し(2週連続)。
    売り越しながら現物と先物でほぼ相殺といった印象。
    事業法人は現物を2760億円買い越し。
    2019年9月以来の大きさ。
    買い越しは3週連続。
    個人は1483億円買い越し(前週943億円買い越し)。
    信託銀行は427億円買い越し。
    自己は前週の2123億円売り越しから87億円買い越し。
     
    Quick調査の6月4日時点の信用評価損率は▲7.90%(前々週▲8.33%)。
    4週連続で好転。
    4月16日以来の7%台。
    6月11日時点の信用売り残は23億円減の7862億円。
    3週ぶりに減少。
    同信用買い残は705億円増の3兆3759億円。
    2週連続で増加。
    金額ベースでの信用倍率は4.29倍(前週は4.19倍)。
    6月11日時点の裁定売り残は3768億円減の4267億円。
    (当限は2698億円なので5337億円減)。
    5週連続で減少。
    裁定買い残は2417億円増の7250億円。
    (当限は6224億円なので1528億円増)。
    2週ぶりに増加。
    メジャーSQ通過で様相は変化。
     
    バイデン大統領は米国の奴隷解放記念日を連邦祝日とする法案に署名する。
    米奴隷解放記念日「ジューンティース」は1865年にテキサス州で北軍によって奴隷が解放されたことにちなむ。
    本来は6月19日だが今年は土曜日。
    大半の連邦職員にとって18日が振替休日になるという。
    連邦祝日が新たに制定されるのはほぼ40年ぶり。
     
    「科学とICTを用いたコロナ対策」という言葉が登場してきた。
    ようやく「サイエンス」になるのかと思ったらそうでもない。
    「鼻にフィットしたマスクの着用」。
    「大声を避ける」。
    100年前のスペイン風邪の時代と変わりはない。
    あるいは「感染状況を把握するための下水調査」。
    1950ー60年代に白衣を着た保健所の人が消毒していた姿が思い起こされる。
    「五輪で一番リスクが少ないのは無観客」など誰でも言えるだろう。
    パブリックビューイングや応援イベント、街角の大型ビジョンでの中継放映などは中止。
    応援を目的とした飲食店での観戦などの自粛要請を検討。
    「科学技術をフルに活用する時代になってきた」というのがコレなのだろうか。
    創意工夫というのは1年もあれば少しは考え付くと思うが・・・。
    もっとも未曾有だから思いつかないのだろうか。
    逆に民間の力を感じたのはワクチン接種。
    企業・団体等が接種を開始。
    スピード感の違いを見ていると、やはり「民間活力」は衰えていないような気がする。
    少なくとも、上記のような陳腐な対策など持ち出したら事前の会議では場外退場のハズだ。
    もっとも・・・。
    アメリカでかつて施行されていた禁酒法。
    背景は「アルコールは神からの贈り物。
    一方で、その乱用は悪魔の仕業によるものという明確な社会的同意」。
    しかし18世紀後半に活躍した有名な医師ベンジャミン・ラッシュ。
    1784年に「アルコールの過度の乱用は身体的かつ心因的な健康に有害である」と主張した。
    この主張が広範囲にわたって議論された。
    その延長線上での禁酒法。
    宗教などの理由ではなくいわゆる科学が期限だったという。
    今日出てくるはずの成長戦略に期待したい週末。
     
    スケジュールを見てみると・・・。
     
    【6月】7勝3敗、(勝率70%、2位)
        気学では「乱調相場に始まる。上旬は戻り売り。夏至頃より買い良し」
     
    18日(金)消費者物価、黒田日銀総裁会見、イラン大統領選挙
    21日(月)英国社会的接触に関する法定制限撤廃予定、上げの特異日
    22日(火)米中古住宅販売件数、変化日
    23日(水)4月日銀金融政策決定会合議事要旨、米経常収支、新築住宅販売件数
    24日(木)企業向けサービス価格指数、米耐久財受注、GDP確報値。独IFO景況感
    25日(金)都議会選告示(7月4日投開票)、米個人所得・支出、株安の日L、鬼宿日
    28日(月)大幅高の特異日、変化日
    29日(火)失業率・有効求人倍率、商業動態統計、米CB消費者信頼感、S&P住宅価格、上げの特異日
    30日(水)鉱工業生産、消費動向調査、東証新市場区分への移行基準日。米ADP雇用レポート、中国製造業・非製造業PMI
     
    良い週末を・・・。
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    萩原工業(7856)・・・動兆
     
    萩原工業に注目する。
    同社は樹脂繊維製品フラットヤーンが中核。
    ブルーシートは有名。
    原糸からの一貫生産に強み。
    機械部門は特殊紙用や食品容器用押出機器が拡大。
    コンクリート補強繊維は下期回復傾向。
    海外向け包装資材は堅調。
    12月までに岡山県で新工場着工。
    日本製紙等と飲料用アルミニウム付き紙パックの再生事業開始。


    (兜町カタリスト櫻井)

    18日の日経平均株価は、様子見姿勢の強い地合いが続くだろう。
    日経平均株価の予想レンジは、2万8900円−2万9300円。
    10年債利回りの低下を受けてナスダックが上昇した一方、ダウ平均とS&P500は下落した。ダウ平均は210ドル安の33823ドルで取引を終えている。
    きのう17日の日経平均株価は、シカゴ日経平均先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになりそうだ。
    現地17日の米国株式市場で、NYダウは4日続落となったものの、ナスダック総合指数が反発し、史上最高値に迫る動きをみせたことも支えになるとみられる。
    新型コロナウイルスワクチン接種の拡大による景気回復への期待感も意識されそうだ。
     
    日銀会合に関しては政策に変更はないと思われる。ただ、FOMCがタカ派色の強い内容になったこと、4月以降、日銀のETF買い入れ姿勢に変化が出てきていることなどから、黒田総裁がどのようなメッセージを市場に届けるかには注目が集まる。前場は日銀会合の結果発表を前に動きづらく、後場も総裁会見を前に様子見姿勢の強い地合いが続くだろう
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の前半(17日は110円59−60銭)、ユーロ・円が1ユーロ=131円台の前半(同132円20−24銭)と円高に振れている。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所清算値比125円高の2万9125円だった。
     
     
     
    【好材料銘柄】 
     
    ■ファンコミュニケーションズ <2461>
    発行済み株式数(自社株を除く)の4.09%にあたる300万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月18日から10月18日まで。
     
    ■バイタルケーエスケー・ホールディングス <3151>
    発行済み株式数(自社株を除く)の3.62%にあたる200万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月18日から22年1月31日まで。
     
    ■オルトプラス <3672>
    DMM.comとオンラインクレーンゲームを提供する合弁会社を設立する。
     
    ■ディー・ディー・エス <3782>
    子会社MICROMETRICS TECHNOLOGIESがマイクロレンズを使った指紋認証用センサモジュール及び指紋認証装置に関する米国特許査定通知を受領。また、エクスジェン・ネットワークスとID統合管理ソフト「LDAP Manager」の代理店販売契約を締結。
     
    ■デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 <4576>
    ユビエンスと標的タンパク質分解誘導薬の創出を目的とした共同研究契約を延長し、資本提携を締結。
     
    ■ジェイテックコーポレーション <3446>
    中小企業庁が公募した令和3年度「戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)」に2次元集光X線ミラーの共同研究が採択。
     
    ■オプティム <3694>
    固定翼型ドローンを用いて作物の生育情報を広範囲で取得し、きめ細やかな栽培指導を実現する実証実験を実施。国内初。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    18(金)
    【国内】
    黒田日銀総裁会見
    5月全国消費者物価指数(8:30)
     
    【海外】
    予定はありません
     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    [概況]


    17日、欧米時間の外国為替市場において、米ドル円は一時110.155円まで下落する展開となった。前日、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受け、米ドル円は110円台後半付近まで上昇したが、17日の欧米時間帯では米長期金利の低下や、米新規失業保険申請件数(予想:35.9万件 結果:41.2万件)などが予想以上に増加していたことなどを受け、米ドル円は反落した。
     
    テクニカル的には米ドル円は下方に位置する5日移動平均線(110.149円)付近で反発していることから、引き続き同線付近がサポートとして意識されるか注目したい。


    [提供:AIゴールド証券株式会社]

    [株価材料]
     
     
    ■緊急事態、20日に解除決定 7都道府県まん延防止に
     
    ■住友林業<1911>
    IHI<7013>と提携 熱帯の森林管理コンサルで
     
    ■サッポロHD<2501>
    24年めどに耐カビ大麦開発 気候変動にらみ
     
    ■セブン&アイ<3382>
    フランフラン株一部売却 コンビニ集中
     
    ■昭和電工<4004>
    パワー半導体材料を一貫、SiC基板内製化
     
    ■大日住薬<4506>
    国内初のペット用再生医療薬 ヘルニア治療
     
    ■クボタ<6326>
    社長「食料届ける基盤作る」 アグリテック・サミット
     
    ■日立製作所<6501>
    医療・健康に3000億円 データ収集、がん予兆発見
     
    ■ソニー<6758.T>
    音声配信「ポッドキャスト」の英サムシンエルスを買収
     
    ■大和証券G<8601>
    米国株事業を強化、調査銘柄2倍に
     
    ■関西電力<9503>
    40年超原発、初の再稼働に3つの壁
     
    ■ヤマダHD<9831>
    100店の売り場半分「非家電」に 家具や雑貨を強化
     


    17日のNYダウ工業株30種平均は前日比210ドル22セント安の3万3823ドル45セントで終えた。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ時期の前倒しを嫌気した売りが続き、4営業日続落した。
     
    前日のFOMCでは、2023年に2回の利上げ予想が示され、従来よりも1年前倒しとなった。終了後、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、量的緩和縮小の検討を始める意向を示した。FOMC参加者の政策金利見通しでは、23年末まで事実上のゼロ金利を続けるとしたのは、5人にとどまった。
     
    市場からは、想定よりも「かなりタカ派的な展開となった」との声が上がった。また、原油や金などの商品相場は、ドル高や量的緩和縮小を嫌気して下落した。
    景気過熱やインフレを見込んだ取引を手じまう動きも広がった。素材や金融など景気敏感株に売りが強まった。半面、長期金利の低下でハイテク株は上昇した。
     
    17日は金や銅、原油など商品先物相場が総じて下落し「リフレトレード」が後退した。米株式相場でも素材やエネルギー株が売られ、化学のダウが3%安、石油のシェブロンは2%安となった。商品価格の上昇や景気回復を期待して買われてきた建機のキャタピラーが4%下げ、工業製品・事務用品のスリーエムや航空機のボーイングも売られた。
     
    債券市場では年限の短い2年物国債を売って10年や30年物国債を買う動きが広がり、利回り曲線の平たん化が進んだ。米長期金利の低下による利ざや縮小の思惑からゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなど金融株が売られた。ダウ平均の下げ幅は一時400ドルを超えた。
     
    一方、金利低下の局面で買われやすい高PER(株価収益率)のハイテク株が買われ、ソフトウエアのマイクロソフトやスマートフォンのアップルが上昇した。市場では「4〜6月期決算発表を来月に控え、好業績を見込んでハイテク株に資金が移動している」(ナショナル・ホールディングスのアート・ホーガン氏)との指摘もあった。
     
    ナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発し、前日比121.666ポイント(0.9%)高の1万4161.350で終えた。14日に付けた過去最高値(1万4174)を上回る場面もあった。ネット通販のアマゾン・ドット・コムや交流ソフトのフェイスブックなど主力ハイテク株が上昇した。
     
    アナリストが目標株価を引き上げた画像処理半導体のエヌビディアが5%上げ、上場来高値を付けた。データセンター市場でのシェア拡大が期待されたアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)は6%高で終えた。
     
    通信ソフトのトゥイリオが8%高、ネット通販支援のショッピファイが6%高で終えるなど、景気敏感株に比べ出遅れていた新興のグロース(成長)株を買い上げる動きも目立った。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    33,823.45−210.22
    S&P500種
    4,221.86−1.84
    ナスダック
    14,161.350+121.666
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,774.80−86.60
    NY原油(ドル/バレル)
    70.93−0.11
    円・ドル
    110.25 - 110.27−0.34
     

    【シカゴ日本株先物概況】

    17日のシカゴ日経平均先物は下落した。9月物は前日比205円安の2万9125円で引け、17日の大取終値を125円上回った。
     
    週次失業保険申請件数が予想外に前週から増加したほか、6月フィラデルフィア連銀製造業景況指数も予想を下回ったため寄り付き後、下落した。17日のNYダウは終日軟調に推移。引けにかけてはハイテク株の上昇が下支えとなり、下げ幅を縮小した。NYダウが続落したことも相場の重荷になった。米長期金利の低下を背景に円が上昇し、日経平均先物に売りが出た。
     
     
    シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
    29125 ( +125 )
    シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
    29150 ( +150 )
    ( )は大阪取引所終値比
     
     


    【欧州株式市場】

     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7153.43(−31.52)
    17日のFTSE100種総合株価指数は6営業日ぶりに反落した。前日の終値に比べ31.52ポイント(0.4%)安の7153.43で引けた。
    指数構成銘柄のほぼ6割が下落。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けて金などの商品市場が下落したことを嫌気し、資源株が多く売られ、下げを主導した
    銅価格の大幅下落で資源商社のグレンコアなど鉱業関連株が売られ、株価指数の下げに大きく影響した。
     
    個別銘柄では、ヘルス・安全装置関連のハルマは4%超の下落と目立った。精密計測器メーカーのレニショーも売られた。鉱業大手アングロ・アメリカンと産金大手フレスニロが3.4%安、産金・産銀会社ポリメタル・インターナショナルが3.3%安と売られた。
     
    一方、通信のBTグループは上昇した。英国政府が旅行関連の規制を緩和する方向で検討中と伝わり、航空のインターナショナル・エアラインズ・グループも上げた。
     
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 15727.67(+17.10)
    17日のドイツ株式指数(DAX)は小反発した。終値は前日と比べて17.1ポイント(0.1%)高の1万5727.67だった。米金融政策の正常化が早まるとの見方から下がって始まったが、午後に上昇に転じた。
     
    個別では、航空エンジン大手のMTUエアロ・エンジンズとドイツ取引所の上昇が目立った。電力のRWEは売られた。
     
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 6666.26(+13.61)

     

06月18日 毎日コラム
【知っ得情報】あなたは右脳派?左脳派?
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