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【市況一覧】
日経平均株価
37,976.08 +347.60 04/26
TOPIX
2,685.34 +21.81 04/26
マザーズ
645.05 +4.93 04/26
NYダウ平均
38,085.80 -375.12 04/26
ナスダック総合
15,611.76 -100.99 04/26


11月01日 マーケットコメント

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11月15日 マーケットコメント


     
    週明けの日経平均は大幅反発。終値は前週末比521円高の2万5906円で、1991年6月以来の高値をつけた。
    前週末の欧米の株式市場が大幅高となったことや、寄り前発表の7−9月GDP速報が事前予想を上回ったことが買い材料となった。取引時間中の米株先物が堅調に推移し、中国上海株が上げていることも追い風に。国内外で新型コロナの感染拡大は続くが市場はおかまいなしに上げている。
     
     
    明日17日の日経平均株価は、堅調地合い維持か。
    欧米、日本国内でも新型コロナウイルスの感染拡大への警戒感が続くものの、一方でワクチン実用化期待とともに景気正常化への道筋が意識されつつある。
    足元の急ピッチな相場上昇を受け、調整への不安はくすぶっている。ただし、過剰流動性をバックに資金流入期待は根強く、強気トーンも少なくない。
    市場では、「金余り相場であり、勢いに付いていくしかない」との声が聞かれた。
     
    次の節目の2万6000円に関しても、これを抜くのにもたつくようだと、高値警戒感がくすぶり出すが、あっさり超えてくるようなら、そのことがさらなる買いを呼び込む材料になるだろう。
    米国ではS&P500が史上最高値を更新してきたことで、次はダウ平均の3万ドル乗せへの期待が高まる。日経平均もこのまま大きな押し目を作らず上昇が続けば、3万円目標といった強気の見方も出てくるだろう。足元の強い勢いを止めることなく、2万6000円を通過点にできるかに注目したい。
     
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(16日現在)
     
    26413.61  ボリンジャー:+3σ(13週)
    26405.82  ボリンジャー:+3σ(25日)
     
    25906.93  ★日経平均株価16日終値
     
    25887.58  ボリンジャー:+3σ(26週)
    25598.70  ボリンジャー:+2σ(25日)
    25512.44  ボリンジャー:+2σ(13週)
    25318.12  6日移動平均線
    24957.93  ボリンジャー:+2σ(26週)
    24905.59   新値三本足陰転値
    24791.57  ボリンジャー:+1σ(25日)
    24716.98  均衡表転換線(日足)
    24611.28  ボリンジャー:+1σ(13週)
    24438.33  均衡表転換線(週足)
    24438.33  均衡表基準線(日足)
    24028.28  ボリンジャー:+1σ(26週)
    23984.45  25日移動平均線
    23710.11  13週移動平均線
    23385.01  75日移動平均線
     
     
    終値とザラ場高値はともに12日に付けたバブル崩壊後の最高値を突破。ローソク足はマドを空けて上昇し、長い胴体の上下に短いヒゲを伴う「陽の丸坊主」状で取引を終え、騰勢の強さを窺わせた。新高値とあって上値に節目らしい節目が見当たらないため、上値追い継続を期待できる一方、25日線との上方乖離率が8.02%(先週末6.25%)に拡大。RSI(14日ベース)は82.45%と再び80%を超えて過熱感を強めており、急反落リスクも増大している。
    ボリンジャーバンド(25日ベース)の+1σ幅が807.12円に広がっており、取引時間中は+0.5σに相当する400円程度の急変動リスクを意識しておきたい。
     
     

    【大引け概況】
    16日の日経平均株価は大幅に反発し、前週末比521円06銭高の2万5906円93銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:04 容量:9.3M

    過去のマーケット動画はこちら
     

    米国のワクチン開発期待を背景としたリスクオン相場に追随する格好となった。前週末のNYダウをはじめ主要株指数が揃って大幅高に買われ、S&P500指数は過去最高値を更新するなどリスクを取る動きが加速、東京株式市場でも海運や不動産、鉄鋼など幅広く景気敏感株を中心に買いが流入した。
    朝方、寄り前に発表された国内の7〜9月期実質GDPが前期比で大幅な伸びを示し、市場コンセンサスを上回ったことも市場のセンチメントを強気に傾けた。また、取引時間中は中国、香港、韓国などのアジア市場も高く、米株価指数先物が続伸歩調にあることも追い風となった。
     
    取引開始前に発表された7〜9月期の実質国内総生産(GDP)速報値が前期比年率で21.4%増と、4期ぶりのプラス成長となった。「日本経済は4〜9月期を底に回復基調にある」との確信を強めた投資家による買いが入った。
    日本など15カ国が15日、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)に署名したことを背景に、関税撤廃率が高まって輸出が増加することへの期待感も相場を後押しした。
     
    日本時間16日日中のNYダウ工業株30種平均の先物相場が堅調に推移し、上海総合指数などアジアの株式指数も上昇。積極的に運用リスクを取る「リスクオン」の姿勢は午後に一段と強まり、終値としては1991年6月以来、約29年ぶりの高値を再び更新した。一日の上げ幅は今年6月16日(1051円)以来の大きさ。
     
    バリュー(割安)株への物色が強まった。業種別では海運と空運がとりわけ大きく上昇し、鉄鋼や銀行なども上げた。
     
    足元で新型コロナウイルスの感染の再拡大が世界的に進んでいるが、市場では「経済活動との両立を目指す動きもあることから、春先と比べ投資家は冷静に対応している」と楽観的な反応が目立った。
     
    JPX日経インデックス400は反発。終値は前週末比260.82ポイント高の1万5665.68だった。東証株価指数(TOPIX)も反発し、28.59ポイント高の1731.81で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆6689億円。売買高は14億749万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1703と、全体の約8割を占めた。値下がりは425、変わらずは48銘柄だった。
     
     
     
    業種別株価指数(全33業種)は情報・通信業、電気機器、銀行業、小売業などが上昇し、その他製品だけが下落した。
     
    個別では、前週末に株主還元策を発表した日本郵政やT&Dが大きく上昇した。ソフトバンクGが大量の買いで上伸し、ファーストリテは上場来高値を更新した。ソニーが買われ、東エレク、アドバンテストは大幅高。トヨタ、ホンダ、日産自、三菱UFJ、三井住友、東京海上も上げ、日本郵政は値を飛ばした。
     
    半面、任天堂が大量の売りで3日ぶりに反落した。日立は小安く、SMCは軟調。ZHDは下げ足を速めた。エーザイやトレンド、オリンパスが下げた。
     
    東証2部株価指数は前週末比27.61ポイント高の6309.84ポイントと反発した。
    出来高1億5951万株。値上がり銘柄数は235、値下がり銘柄数は189となった。
     
    個別では新内外綿、Abalance、ツインバード工業がストップ高。価値開発は一時ストップ高と値を飛ばした。ファーマフーズ、グリムス、浜井産業、野村マイクロ・サイエンス、電業社機械製作所など7銘柄は年初来高値を更新。東邦金属、ICDAホールディングス、ラオックス、ウェルス・マネジメント、ヒガシトゥエンティワンが買われた。
     
    一方、梅の花、東京ソワール、ムーンバット、ラピーヌが年初来安値を更新。フジックス、日本伸銅、ベース、明治機械、フライトホールディングスが売られた。
     


    日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前週末比4円93銭高い3602円59銭だった。ジャスダック市場は、米国市場が上昇したことや、時価総額1位のマクドナルドが上昇して寄り付きしたことから、ジャスダック平均は反発して取引を開始した。しかし、時価総額上位のワークマンがマイナスに急落したことを受けて、ジャスダック平均も一時マイナス圏に下落する場面があった。その後、時価総額上位のハーモニックが徐々に上げ幅を拡大したことで徐々に値を戻し、再びプラス圏に転じたが、小幅高で取引を終了した。時価総額上位を買う流れが強まったようである。 
    新型コロナウイルスのワクチン開発が進み、経済活動が正常化するとの期待から堅調に推移した。7〜9月期の実質国内総生産(GDP)速報値で高い成長率の伸びが確認できたことも買い安心感につながった。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で651億円、売買高は1億672万株だった。
    値上がり銘柄数は327、値下がり銘柄数は295となった。
     
    個別では常磐開発、不二硝子、テイン、APAMANがストップ高。アルファクス・フード・システムは一時ストップ高と値を飛ばした。地域新聞社、ニッポン高度紙工業、Eストアー、小田原エンジニアリング、SEMITECなど8銘柄は年初来高値を更新。IMV、アンビスホールディングス、日本一ソフトウェア、ディ・アイ・システム、リバーエレテックが買われた。
    一方、グッドライフカンパニーがストップ安。トレイダーズホールディングス、Speee、日本フォームサービス、アプライド、ブロードバンドセキュリティが売られた。
     


    東証マザーズ指数は4営業日ぶりに反落した。終値は前週末比13.08ポイント安い1231.92だった。
    前週末水準から開始したマザーズ指数だったが、寄り付き後即座にマイナスに転じると、1235ポイントを中心としたもみ合いの展開。ウィズコロナ関連銘柄が総じて利益確定売りに押される展開で、「投資資金は東証1部に移り気味」との声が上がっていた。
    13日の決算発表を受けて、成長の鈍化懸念かBASEが下押し、AIinsd、PSS、チャットW、HENNGEなどの主要銘柄への売りが膨らみ、指数を押し下げた。半面、アンジェスが値を保ち、ケアネットは大幅高だった。
    売買代金は概算で2737.83億円。騰落数は、値上がり121銘柄、値下がり203銘柄、変わらず7銘柄となった。
    個別では、シェアリングテクノロジー、カオナビ、Chatwork、ロコガイド、トレンダーズなど6銘柄がストップ安。HENNGE、フリークアウト・ホールディングスは一時ストップ安と急落した。夢展望、アクシス、日通システム、フィーチャ、ジェイックなど7銘柄は年初来安値を更新。Retty、gooddaysホールディングス、インティメート・マージャー、ジモティー、エーアイが売られた。
     
    一方、ケアネット、ホットリンク、アライドアーキテクツ、CYBERDYNEがストップ高。AMBITION、オークファンは一時ストップ高と値を飛ばした。Lib Work、アズーム、JIG−SAW、AI inside、松屋アールアンドディなど9銘柄は年初来高値を更新。ギフティ、アイリッジ、ブティックス、うるる、日本情報クリエイトが買われた。
     


    16日午前の日経平均株価は大幅に反発し、前週末比419円43銭高の2万5805円30銭で前場を終えた。
     
    前週末の米株高を引き継ぐ形で日経平均が急速に切り返す展開となった。ワクチン開発期待を背景とする景気改善への思惑が追い風となっている。
    寄り付きから買い意欲の強い展開となり、寄り後も先物を絡め上げ幅を漸次拡大する展開となった。日経平均は2万5000円台後半まで上値を伸ばし29年ぶりの高値圏で売り物を吸収する動きに。朝方発表された20年7〜9月期のGDP速報値が市場コンセンサスを上回ったことも好感されている。
    内閣府が取引開始前に発表した7〜9月期の実質GDP速報値(季節調整値)は前期比年率で21.4%増だった。4〜6月期の28.8%減から急回復したことで安心感が広がった。
     
    NYダウ工業株30種平均の先物が日本時間16日午前に堅調に推移し、上海総合指数が上げたこともプラスとなった。
    幅広い銘柄が買われるなか、海運や空運、銀行など景気に敏感な業種への物色が目立った。
     
    前週に相場を押し上げる要因となったコロナワクチンへの期待感が依然、市場を覆っている。ただ、野村証券の山内正一郎エクイティ・マーケット・ストラテジストは「ニュースだけでは相場は長続きしない」と指摘。「2020年4〜9月期決算で業績の回復が確認でき、先行き見通しへの自信が高まったからこそ、前向きなニュースに反応しやすくなっている」と解説する。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反発した。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆2569億円、売買高は7億172万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1620と、全体の7割超を占めた。値下がりは488、変わらずは68銘柄だった。
     
    業種別株価指数(全33業種)は銀行業、電気機器、輸送用機器、情報・通信業などが上昇し、その他製品だけが下落した。
     
    個別では、三菱UFJが大量の買いで大幅高となり、三井住友、東京海上、第一生命も買い進まれた。東エレクは急伸し、テルモ、アドバンテスト、リクルート、ファーストリテも上げ、ソニーは堅調だった。トヨタ、ホンダ、日産自は値を飛ばした。ソフトバンクGがにぎわい、日本郵政、T&Dが大幅に上昇した。
     
    半面、任天堂が大量の売りで軟化した。日立が弱含み、SMCは下落。武田、エーザイは小幅に値下がりした。トレンド、ZHD、三菱自が下げた。
     
    東証2部株価指数は前週末比11.78ポイント高の6294.01ポイントと反発。出来高9389万株。値上がり銘柄数は227、値下がり銘柄数は164となった。
     
    個別では、ツインバード工業がストップ高。新内外綿、Abalanceは一時ストップ高と値を飛ばした。ファーマフーズ、グリムス、野村マイクロ・サイエンス、電業社機械製作所、TVEなど6銘柄は年初来高値を更新。ラオックス、ICDAホールディングス、東邦金属、ヒガシトゥエンティワン、リスクモンスターが買われた。
     
     一方、梅の花、東京ソワール、ラピーヌが年初来安値を更新。日本伸銅、フジックス、川金ホールディングス、ベース、コーアツ工業が売られた。

     


    日経ジャスダック平均株価は反発。前引けは前週末比4円34銭高い3602円00銭だった。新型コロナウイルスのワクチン開発が進み経済活動が正常化するとの期待から買いが入った。7〜9月期の国内総生産(GDP)速報値で高い成長率の伸びが確認できたことも買い安心感につながった。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で372億円、売買高は6091万株。
    値上がり銘柄数は307、値下がり銘柄数は273となった。
     
    個別では、アルファクス・フード・システムがストップ高。地域新聞社、ニッポン高度紙工業、Eストアー、小田原エンジニアリング、SEMITECなど7銘柄は年初来高値を更新。日本一ソフトウェア、IMV、不二硝子、HAPiNS、ニチリョクが買われた。
     
    一方、グッドライフカンパニーがストップ安。日本フォームサービス、マリオン、トレイダーズホールディングス、Speee、デルソーレが売られた。


    東証マザーズ指数は反落。前引けは前週末比5.51ポイント安い1239.49だった。
    13日の決算発表を受け、BASE、メドレー、HENNGEといった主要銘柄への売りが膨らみ、指数を押し下げた。半面、アンジェスやJIGSAWのほか、野村証券が投資判断を最上位の「バイ」に引き上げたサイバダインは上昇した。
    値上がり銘柄数は121、値下がり銘柄数は201となった。
     
     個別ではカオナビ、Chatwork、ロコガイド、トレンダーズ、コパ・コーポレーションがストップ安。シェアリングテクノロジー、HENNGE、フリークアウト・ホールディングスは一時ストップ安と急落した。夢展望、アクシス、フィーチャ、ジェイック、Branding Engineerなど6銘柄は年初来安値を更新。インティメート・マージャー、Retty、MTG、エーアイ、クラウドワークスが売られた。
     
     一方、CYBERDYNEがストップ高。AMBITION、オークファン、ホットリンクは一時ストップ高と値を飛ばした。ケアネット、アズーム、JIG−SAW、AI inside、松屋アールアンドディなど8銘柄は年初来高値を更新。ブティックス、フルッタフルッタ、アンジェス、ギフティ、アイリッジが買われた。

    【寄り付き概況】

    週明け16日午前の日経平均株価は前営業日比266円82銭高の2万5652円69銭と、反発して始まった。
    前週末の米国株市場ではワクチン開発期待などを背景にリスク選好の流れとなり、NYダウが約400ドル高で大きく切り返したほか、ナスダック総合指数やS&P500指数も反発した。S&P500指数は過去最高値を更新している。
    これを受けて東京株式市場でも主力株をはじめ広範囲に買いが入る形となっている。新型コロナウイルス感染が再加速していることへの警戒感は高まっているものの、株式市場への影響は限定的。きょうは前週12日に終値でつけた2万5520円の年初来高値を上回り再びバブル後高値更新が視野に入りそうだ。
     
    日本の7〜9月期国内総生産(GDP)速報値の改善が確認できたとの見方も追い風になっている。
    内閣府が16日の寄り付き前に発表した7〜9月期の実質GDPは前期比年率で21.4%増と、民間予想の中央値(18.9%増)を上回った。28.8%減だった4〜6月期を底に大幅に持ち直したことで、市場に安心感が広がっている。
     
    日本など15カ国は15日、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)に署名した。対中輸出の工業品の関税撤廃率を20年かけて86%に広げるなど、域内での自由貿易体制が拡大することへの期待感も株価を下支えしている。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反発している。
     
    個別では米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)と組んでスーパー大手の西友に出資すると発表した楽天は上昇している。トヨタ、ソフトバンクG、ファナックが高く、ファーストリテ、東エレク、TDK、テルモが買われている。社長交代や会社体制の変更を発表したパナソニック、配当据え置きを発表した日本郵政も高い。
     
    半面、NTTは軟調。武田、エーザイが安い。ZHDも下げている。
     
     


     
    「地政学も変わる」
     
    週末のNY株式市場で主要株価指数は揃って反発。
    背景は好調な企業決算とワクチン開発への期待感。
    民主党新型コロナ対策本部が「感染抑制に向け全土で経済活動は停止せず。
    特定の地域に絞った対策に重点を置く」と表明。
    「全面的なロックダウン回避の方針が市場で好感された」との見方だ。
    S&P500と小型株で構成されるラッセル2000は終値ベースの最高値を更新。
    週間ではS&P500が2.2%、NYダウが4%上昇。
    ただNASDAQは0.6%下落。
    10月の卸売物価指数(PPI)は前月比0.3%上昇と6カ月連続で伸びた。
    11月のミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)は77.0。
    10月確報値の81.8から低下。
    10年国債利回りは0.897%。
    2年国債利回りは0.181%。
    欧米での新型コロナウイルス感染第2波を巡る懸念を背景にリスク選好度が低下。
    安全通貨である円やスイスフランが上昇
    ドル円は104円台後半。
    SKEW指数は129.33。
    2日ぶりの130ポイント割れ。
    恐怖と欲望指数は56ポイント→63ポイント。
     
     
    週末のNYダウは399ドル高の29479ドルと反発。
    NASDAQは119ポイント高の11829ポイントと反発。
    S&P500は48ポイント高の3585ポイントと反発。
    ダウ輸送株指数は246ポイント高の12085ポイントと反発。
    SOX指数は1.23%高の2508ポイントと反発。
    VIX指数23.10(前日は25.96)。
    3市場の売買高は98.6億株(前日103億株。過去20日平均は101億株)。
    225先物CME円建ては大証比日中比280円高の25620円。
    ドル建ては大証日中比295円高の25635円。
    ドル円は104.71円。
    10年国債利回りは0.897%。
    2年国債利回りは0.181%。
     
    週末の日経平均は寄り付き115円安。
    終値は135円安の25385円と9日ぶりに反落。
    日足は3日ぶりに陰線。
    SQ値25480円28銭は上抜けず「幻のSQ値」。
    TOPIXは続落。
    東証マザーズ指数は反発。
    日経ジャスダック平均は続落。
    週間では約1060円の上昇。
    前週(約1348円の上昇)に続いて2週連続4ケタの上昇。
    週足は2週連続で陽線。
    東証1部の売買代金は2兆7215億円(前日2兆8059億円)。
    12日連続の2兆円超え。
    値上がり341銘柄(前日734銘柄)。
    値下がり1789銘柄(前日1365銘柄)。
    新高値49銘柄(前日84銘柄)。
    新安値6銘柄(前日3銘柄)。
    騰落レシオは88.15(前日94.96)。
    NTレシオは14.90倍(前日14.78倍)。
    サイコロは8勝4敗で66.67%。
    右肩上がりの25日線(23892円)からは△6.25%。
    8日連続で上回った。
    右肩上がりの75日線は23341円。
    横ばいの200日線(22029円)からは△15.23%(前日△15.89%)。
    6日連続△10%超。
    右肩上がりの5日線(25200円)から△0.74%。
    8日連続で上回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.616%(前日▲16.442%)。
    買い方▲8.642%(前日▲8.270%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲8.364%(前日▲7.317%)。
    買い方▲16.971%(前日▲17.474%)。
    空売り比率は38.6%(6日連続の40%割れ:前日36.0%)。
    空売り規制なしの比率は7.7%(前日7.1%)。
    日経VIは22.54と上昇。
    日経平均採用銘柄の予想PERは23.63倍(前日23.63倍)。
    前期基準では19.01倍。
    EPSは1071円(前日1080円)。
    225のPBRは1.16倍。
    BPSは21884円(前日21812円)。
    225先物採用銘柄の益回りは4.22%(前日4.23%)。
    配当利回りは1.81%。
    東証1部全銘柄だと予想PERは26.21倍。
    前期基準では20.67倍。
    東証1部全銘柄のPBRは1.26倍。
    ドル建て日経平均は241.93(前日242.50)。
    東証1部単純平均株価は28円安の2257円。
    (2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
    東証1部売買単価は2040円(前日2081円)
    東証1部時価総額は648兆円(前日656兆円)。
    シカゴ225先物終値は大証日中比280円高の25620円。
    高値25670円、安値25210円。
    225先物大証夜間取引終値は日中比280円高の2562円。
    気学では「人気に逆行して動くこと多し」。
    火曜は「目先転換注意」。
    水曜は「人気に逆行して前後場歩調を変える日」。
    木曜は「押し目買い方針良し」。
    金曜は「前後場歩調を異にして動く日」。
    拡散しているボリンジャーのプラス2σが25307円。
    プラス3σが26015円。
    一目均衡の雲の上限が23308円。
    9日連続で雲の上。
    勝手雲の上限は23337円。
    下限は23243円。
    7日連続で勝手雲の上。
    勝手雲は17日に白くねじれる。
    RSIが79.04。
    RCIが94.51。
    先週の週足のマドは24389円ー24541円。
     
     
    《今日のポイント11月16日》
     
    (1)週末のNY株式市場で主要株価指数は揃って反発。
       SKEW指数は129.33。
       2日ぶりの130ポイント割れ。
       恐怖と欲望指数は56ポイント→63ポイント。
     
    (2)ダウ輸送株指数は246ポイント高の12085ポイントと反発。
       SOX指数は1.23%高の2508ポイントと反発。
       VIX指数23.10(前日は25.96)。
       3市場の売買高は98.6億株(前日103億株。過去20日平均は101億株)。
       225先物CME円建ては大証比日中比280円高の25620円。
       ドル円は104.71円。
     
    (3)東証1部の売買代金は2兆7215億円(前日2兆8059億円)。
       12日連続の2兆円超え。
       新高値49銘柄(前日84銘柄)。
       新安値6銘柄(前日3銘柄)。
       騰落レシオは88.15(前日94.96)。
       NTレシオは14.90倍(前日14.78倍)。
       サイコロは8勝4敗で66.67%。
     
     
    (4)右肩上がりの25日線(23892円)からは△6.25%。
       8日連続で上回った。
       横ばいの200日線(22029円)からは△15.23%(前日△15.89%)。
       6日連続△10%超。
       右肩上がりの5日線(25200円)から△0.74%。
       8日連続で上回った。
     
    (5)空売り比率は38.6%(6日連続の40%割れ:前日36.0%)。
       日経VIは22.54と上昇。
     
     
    (6)ドル建て日経平均は241.93(前日242.50)。
     
    (7)拡散しているボリンジャーのプラス2σが25307円。
       プラス3σが26015円。
       勝手雲は17日に白くねじれる。
       RSIが79.04。
       RCIが94.51。
       先週の週足のマドは24389円ー24541円。
     
    今年の曜日別勝敗(11月12日まで)

    月曜23勝19敗
    火曜22勝18敗
    水曜22勝22敗
    木曜17勝25敗
    金曜21勝23敗
     
    日曜日経では「対中工業品、関税86%撤廃」の見出し。
    RCEP(東アジア地域包括的経済連携)の署名での未来像だ。
    「中国がアジアでの孤立を回避。
    貿易促進で譲歩した」。
    悪い方向ではない気がする。
    バイデンで変わる中国とは言い過ぎだろうか。
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    マクアケ(4479)・・・動兆
     
    マクアケに注目する。
    同社は企業応援集団。
    巷間言われるような「クラウドファンディング」の関連という認識は間違い。
    「0次流通」という先行販売・先行購入という形でのファンづくりが中核だ。
    流通市場における「新たな商流」というのが正しい認識だ。
    新製品デビューのゲートウェイとし強固な地位を確立した。
    商品・利用者はTV広告の効果もあり増加。
    新商品EC市場は拡大基調。好業績。
     

    (兜町カタリスト櫻井)

    16日の日経平均株価は反発後、上値の重い展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万5300円−2万5600円。
    前週末13日のNYダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発し、399ドル高で終えた。新型コロナ感染再拡大を懸念した売りが一巡し、再びワクチン期待の買いが優勢となった。
    米国株高を好感して強い買いが入ると予想する。S&P500の高値更新は、足元の楽観ムードを一段と高めるだろう。
     
    ただ、11月限株価指数先物・オプションSQ(特別清算指数)値の2万5480円28銭近辺では、戻り待ちの売りが予想され、上値が抑えられる格好となる場面もありそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=104円台の半ば(前週末13日終値は105円06−08銭)、ユーロ・円が1ユーロ=123円台の後半(同124円13−17銭)と、両通貨に対し円高に振れていることから、神経質な展開となることも見込まれる。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同13日の大阪取引所終値比280円高の2万5620円だった。
     
     
    日程面では、きょうは7〜9月期実質GDP、9月の鉱工業生産指数(確報値)など。海外では、10月の中国70都市新築住宅価格動向、10月の中国小売売上高、10月の中国固定資産投資、10月の中国工業生産のほか、米国では11月のNY連銀製造業景況指数が発表される。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■ディア・ライフ <3245>
    今期経常は10%増益、前期配当を1円増額・今期は1円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.22%にあたる125万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。
     
    ■プレサンスコーポレーション <3254>
    オープンハウス <3288> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、連結子会社化を目指す。TOB価格は1株1850円で13日終値を19%上回る水準。また、オープンハウスを引受先とする350万8772株の第三者割当増資を実施する。
     
    ■THEグローバル社 <3271>
    7-9月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。「継続企業の前提に関する事項の注記」の記載解消。
     
    ■オークファン <3674>
    今期経常は55%増で4期連続最高益更新へ。
     
    ■サイバーリンクス <3683>
    今期経常を47%上方修正・5期ぶり最高益、配当も4円増額。また、12月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
     
    ■セレス <3696>
    7-9月期(3Q)経常は4.7倍増益、今期配当を4円増額修正。
     
    ■アイフリークモバイル <3845>
    上期経常が赤字縮小で着地・7-9月期は黒字浮上。また、発行済み株式数の0.61%にあたる10万8037株の自社株を消却する。
     
    ■日本一ソフトウェア <3851>
    上期経常が9.5倍増益で着地・7-9月期は黒字浮上。
     
    ■Abalance <3856>
    7-9月期(1Q)経常は83%増益で着地。
     
    ■チェンジ <3962>
    今期経常は36%増で10期連続最高益更新へ。また、12月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
     
    ■日本情報クリエイト <4054>
    11月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。7-9月期(1Q)経常は1.5億円で着地。
     
    ■トヨクモ <4058>
    12月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。1-9月期(3Q累計)経常は1.5億円で着地。
     
    ■ロジザード <4391>
    7-9月期(1Q)経常は20%増益で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.3%にあたる11万株(金額で1億7589万円)を上限に、11月16日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
     
    ■イーソル <4420>
    今期経常を86%上方修正。
     
    ■インパクトホールディングス <6067>
    非開示だった今期営業は95%増益へ。
     
    ■アライドアーキテクツ <6081>
    今期営業を2.3倍上方修正。
     
    ■レアジョブ <6096>
    東証が20日付で東証1部に市場変更する。
     
    ■ブランジスタ <6176>
    前期経常が上振れ着地・今期は31倍増益へ。
     
    ■CKD <6407>
    今期経常を52%上方修正、配当も5円増額。
     
    ■インターネットインフィニティー <6545>
    今期経常を3.6倍上方修正。
     
    ■グッドスピード <7676>
    今期経常は147倍増で2期ぶり最高益更新へ。
     
    ■ノーリツ鋼機 <7744>
    今期税引き前を39%上方修正。
     
    ■IMV <7760>
    今期経常は2.2倍増益へ。
     
    ■CYBERDYNE <7779>
    上期税引き前が74倍増益で着地・7-9月期は黒字浮上。
     
    ■T&Dホールディングス <8795>
    上期経常が2.2倍増益で着地・7-9月期も75%増益。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.00%にあたる1800万株(金額で130億円)を上限に自社株買いを実施する。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    16(月)
    【国内】
    7-9月期GDP速報値(8:50)
    《決算発表》
    リクルートHD、あおぞら、昭和産、市光工、FRONTEO、スカラ、ITbookHD、メタップス、ダイオーズ、サクサ、A&AM、アジア開発、HANATOUR、UMCエレ、平山、INEST、ナビタス
     
    【海外】
    中国10月鉱工業生産(11:00)
    中国10月小売売上高(11:00)
    米11月ニューヨーク連銀景気指数(22:30)
    《米決算発表》
    タイソン・フーズ


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。



    《マーケットストラテジーメモ一覧へ》


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    《マーケットストラテジーメモ》11月第2週

    【推移】
     
    9日(月):
    週末のNY株式市場はNYダウとS&P500は5日ぶりに反落。NASDAQは5日続伸。週間上昇率は主要3株価指数いずれも4月以降で最大。「選挙が接戦となったことで、バイデン政権による企業への規制強化を巡る懸念が和らいだ」。
    良い所どりの解釈が横行した。米国の新型コロナウイルス感染者は新たに12万0276人。1日当たりの新規感染者数として2日連続で過去最多を更新した。
     
    日経平均株価は514円高の24839円と5日続伸。上昇幅は一時600円を越え24800円台に乗せた場面もあった。1991年11月5日以来およそ29年ぶりの高値水準。上昇幅は6月16日(10511円)以来の大きさ。日経ジャスダック4日続伸、マザーズは反発。東証1部の売買代金は2兆6493億円。ファーストリテ、SBGが上層。エーザイ、スクエニが下落。
     
    10日(火):
    週明けのNY株式市場はNYダウとS&P500は反発。NASDAQは6日ぶりに反落。好材料はファイザーのワクチンの治験。参加者の9割超で感染予防の効果があったとの報告を好感。「深刻な副作用も起きておらず、米食品医薬品局(FDA)に緊急使用許可の承認を申請する方向」との見方だ。また「強力な経済対策が続くとの見方も多く、潤沢なマネーが株式に向かった」との声も聞こえる。
     
    日経平均株価は65円高の24905円と6日続伸。ただCMEの22先物高値は25900円。後場は利食いに押され、ややもの足りなさの残る展開。東証一部の売買代金は4兆746億円。5月29日以来の水準に増加した。JAL、高島屋が上昇。エムスリー、ネクソンが下落。
     
    11日(水):
    火曜のNY株式市場はNYダウは続伸。S&P500は反落。新型コロナウイルス感染症ワクチンが景気回復を支えるとの期待感は継続。ロックダウン(都市封鎖)の恩恵を受けたハイテク株が売られた。
    一方、コロナ禍による打撃が大きかった銘柄への乗り換えが進んだ格好。NASDAQは続落。
     
    日経平均株価は444円高の25349円と7日続伸。7日続伸は昨日1月29日以来のこと。この7日間の上昇幅は約2300円。東証一部の売買代金は3兆4841億円。東エレ、ファナックが上昇。リクルート、ネクソンが下落。
     
    12日(木):
    水曜のNY株式市場でNYダウは反落。S&P500は反発。NASDAQは2%超の上昇となった。巣ごもり関連株への買いに支えられて反発。マイクロソフト、ネットフリックスは2%超、アマゾンとアップルは3%超上昇した。「コロナウイルスの感染拡大を巡る懸念から、景気敏感株を売ってハイテク株を買い戻す動き。「こうした断続的な循環物色はおそらく春まで続くだろう」という声もある。
     
    日経平均株価は171円高の25520円と8日続伸。年初来高値を連日で更新した。8日続伸は2019年9月以来。TOPIXは8日ぶりの反落。東証1部の売買代金は2兆8059億円。エムスリー、ファナックが上昇。地所、鉄が下落。
     
    13日 (金):
    木曜のNY株式市場で主要株価指数は下落。1日当たり新規感染者は8日連続で10万人を上回った。「有効なワクチンの大量配布が可能になる時期を巡る懸念が高まった」との解釈だ。10月の財政収支が2840億ドルの赤字で10月の赤字額としては過去最大になった。歳入が減少する一方、新型コロナウイルス関連の歳出が急増した。週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は70万9000件。前週から4万8000件減少し3月以来の水準に改善した。
     
    日経平均株価は195円安の25385円と9日ぶりの反落。コロナ拡大を警戒したとの解釈。下落幅は一時300円を超えた場面もあった。東証一部の売買代金は2兆7215億円。日産自、エムスリーが上昇。シチズン、長谷工が下落。SQ値25480円28銭は上抜けず「幻のSQ値」。TOPIXは続落。
     
     
    (2) 欧米動向
     
    10月の雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比63.8万人増。
    前月の67.2万人増から鈍化して着地。
    市場予想の60万人増は上回ったものの雇用市場の回復が始まった5月以降で最小の伸びとなった。
    雇用者数はコロナ前の2月時点でのピーク水準を1010万人と大幅に下回っている。
    失業率は6.9%と前月の7.9%から改善。
    予想は7.7%だった。
     
     
    (3)新興国動向
     
    中国はまだ、バイデン氏を正式には大統領とは認めていない。
    「トランプの敗退をしっかりと確認した上でなければバイデン相場に乗りにくい」という声もある。
    一方で対中工業品の関税はRCEPで86%撤廃の方向。
    これは好感したいところだ。
     
    【展望】
     
    スケジュールを見てみると・・・
     
    【11月】陽線確率6勝4敗(陽線確率60%)、過去15年9勝5敗(3位)
         気学では「保合いで模様眺め。押し目を買い直すこと」
     
    13日(金):オプションSQ、米生産者物価、ミシガン大学消費者信頼感、鬼宿日・大明日・母倉日・神吉日、株安の日
    16日(月):GDP速報値、米NY連銀製造業景況感、中国各種経済指標、変化日
    17日(火):天赦日、米小売売上高、鉱工業生産、NAHB住宅指数、対米証券投資
    18日(水):貿易統計、訪日外客数、米住宅着工件数
    19日(木):米フィラデルフィア連銀製造業景況感、中古住宅販売
    20日(金):消費者物価、G20財務相・中央銀行総裁会議(オンライン)
    21日(土):G20首脳会議(オンライン)
     
    ビフォアバブルの後期高齢者がアフターアベノミクス若年世代が語れる相場。
    そう割り切った方がよいのかもしれない。
    変な恐怖心にまみれた現役世代よりも正しい見方ができるような気がする。
    たい焼のアタマとシッポが役に立つような印象。
     
    過去は株価のメドがある。
    それはバブル崩壊以降何回も株価は下落してきたから。
    しかし上は確かに目途がない。
    30年の歴史をたどってみればそれば下落途中の株価。
    上向いた時の節や壁など探しようがないし、30年の時間は長すぎる。
    リーマンショックの時も60年移動平均を持ち出してきたが、今度は何を持ち出しても聞かない。
    なぜなら上昇基調の節目ではバブル時高値の38915円しかないからだ。
    ココが罫線屋さんの弱いところ。
    レンジ相場では豊富に数字が出てくるが、ワープ相場では目途がない。
    ある程度移動平均やボリンジャーなどが平時に戻るまでは目途の話などできないだろう。
    「どこまで上に行くかわからない」はむしろ正直な気持ちなのかも知れない。
     

    (兜町カタリスト 櫻井英明)

     

    [株価材料]
     
     
    ■KKR 楽天<4755>西友に出資へ 米ウォルマートと協議
     
    ■保険証 発行停止でマイナカードと一体に 自民が提言
     
    ■カーボンナノチューブ 長さ7倍 早大など 合成法を工夫
     
    ■五輪「観客入れた形で開催」確認へ 首相 きょうIOC会長と会談
     
    ■「GoToイート」予算上限に 近く終了へ
     
    ■RCEP 15カ国が協定に署名 巨大経済圏 関税91%撤廃
     
    ■ブリヂストン<5108>
    CEO「米建材事業売却へ」 2000億円超か
     
    ■川重<7012>やIHI<7013>
    環境規制備え航空機部材の燃費1割向上 
     
    ■ホンダ<7267>
    知財分析ソフト発売 異業種連携を後押し
     
    ■東芝<6502>
    ローカル5Gの導入支援事業 工場向けに
     
    ■スバル<7270>
    米に基幹部品工場 供給網を見直し
     
    ■帝国ホテル<9708>
    社員の外部出向検討 専門部署立ち上げ
     
    ■SBG<9984>
    筆頭株主米料理宅配DoorDash12月上場へ 
     

    [概況]

    今週の外国為替市場において、米ドル円は再度105円台まで水準を回復となるか注目したい。15日、日本などアジア太平洋地域の15か国が東アジアの地域的な包括的経済連携(RCEP)協定に署名した。世界最大級の自由貿易協定(FTA)として、早期の発効を目指す見通しとなっており、リスク選好の動きで米ドル円は上昇となるか注目したい。
     
    また、欧米で新型コロナウイルスの感染が再拡大する一方、ワクチンの早期実用化の期待などが米ドル買いを支えとなる可能性も考えられる。その他、今週の主な米経済指標は、10月米小売売上高 (予想:前月比0.5% 前回:前月比1.9%)や10月米住宅着工件数(予想:146万件 前回:141.5万件)、10月米中古住宅販売戸数(予想:645万件 前回:654万件)などの発表が予定されている。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

11月16日 毎日コラム
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