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【市況一覧】
日経平均株価
37,628.48 -831.60 04/25
TOPIX
2,663.53 -47.20 04/25
マザーズ
640.12 -15.48 04/25
NYダウ平均
38,460.92 -42.77 04/25
ナスダック総合
15,712.75 +16.11 04/25


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    週明けの日経平均は4日ぶりに大幅反発。終値は前週末比638円高の2万6165円で、1991年5月来の水準となった。新型コロナウのワクチン開発進展や前日の米国株の上昇で投資家心理が再び強気に転換。トランプ大統領が政権移行の準備を認めたことも不透明感の後退につながった。日経平均の上げ幅は今年6月16日(1051円高)以来の大きさでなお上値余地を残している。
    休明けにあっさり高値を更新したことから、目先は下げづらく上げやすい地合いが続くだろう。大きく上昇した後には高値警戒感は出てくるが、株高局面で最も過熱感が強まりやすいマザーズ指数は、足元では出遅れている部類に入る。
    日経平均はここから先の節目である2万6500円や2万7000円は、あっさり超えてきても驚きはないだろう。
     
    明日25日の日経平均株価は、堅調展開か。
    英製薬のアストラゼネカは23日、オックスフォード大学と共同開発の新型コロナワクチンに関し、最終段階の臨床試験で被験者の70%が新型コロナを発症しないことが確認されたと発表した。米国ではファイザーがワクチンの緊急使用許可をFDA(米食品医薬品局)に申請済みで、早期の実用化期待が高まり、23日の米国株式が上昇し、24日の日本株高につながった。感染拡大や経済活動抑制への警戒感は続いているものの、ワクチン期待がそれを上回る状況であり、投資家心理は強気に傾いている。
    ただ、急ピッチな上昇により、利益確定売りが出やすい面はあるが、好需給が相場を支える構図にある。

     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(24日現在)
     
    27564.19  ボリンジャー:+3σ(25日)
    27016.52  ボリンジャー:+3σ(13週)
    26522.48  ボリンジャー:+2σ(25日)
    26351.68  ボリンジャー:+3σ(26週)
     
    26165.59  ★日経平均株価24日終値
     
    25988.83  ボリンジャー:+2σ(13週)
    25829.50  6日移動平均線
    25703.72  均衡表転換線(日足)
    25520.88   新値三本足陰転値
    25480.76  ボリンジャー:+1σ(25日)
    25317.43  ボリンジャー:+2σ(26週)
    24961.14  ボリンジャー:+1σ(13週)
    24605.13  均衡表転換線(週足)
    24605.13  均衡表基準線(日足)
    24439.05  25日移動平均線
    24283.19  ボリンジャー:+1σ(26週)
    23933.45  13週移動平均線
    23895.81  均衡表基準線(週足)
    23623.07  75日移動平均線
    23400.58  均衡表雲上限(日足)
    23397.33  ボリンジャー:-1σ(25日)
     
    3連休前の20日にかけての3日続落による下落分を一気に埋め、ザラ場高値と終値はともに今年最高値を更新した。ローソク足はマドを空けて下ヒゲの短い陽線を引き、25日線や26週線の上昇と合わせて強い買い圧力を窺わせた。
    一方、RSI(14日ベース)が84.88%(先週末83.60%)に上昇したほか、25日線との上方乖離率は7.06%(先週末4.93%)と再び5%ラインを突破し、過熱感が一段と強まっている。
     

    【大引け概況】
    24日の日経平均株価は4営業日ぶりに反発し、前週末比638円22銭高の2万6165円59銭と、1991年5月以来およそ29年半ぶりの高値を付けた。
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    新型コロナウイルスのワクチンが早期に普及し世界的に経済活動の正常化が進むとの期待から、幅広い銘柄に買いが入った。米次期財務長官に米連邦準備理事会(FRB)のイエレン前議長を充てる人事が有力と伝わったことも投資家心理を上向かせた。
    バイデン次期米大統領がイエレン前FRB議長を米財務長官に任命することを検討していると米メディアが報じた。トランプ米大統領が政権移行業務を容認する姿勢を示したとも伝わり、日本時間24日の米株価指数先物が上昇。日本株も押し上げた。
     
    市場からは「海外の好材料と国内の需給要因が合わさり、さらに上へと進みそうだ。感染拡大や経済活動抑制の動きよりも好需給が優っている。循環物色が続き、なかなかゴールが見えない」との声が聞かれた。
     
    東証株価指数(TOPIX)は3日続伸し、前週末比35.01ポイント高の1762.40と、2018年10月以来の高値を付けた。JPX日経インデックス400は反発し、340.04ポイント高の1万5982.60だった。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆9478億円。売買高は13億9869万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1639と、全体の約8割を占めた。値下がりは466、変わらずは63だった。

     

    業種別株価指数(33業種)は証券・商品先物取引業、精密機器、不動産業、鉄鋼の上昇が目立ち、下落は水産・農林業のみ。
     
    個別では、野村、SBIが高く、三菱UFJ、三井住友は堅調。日本製鉄、三井不が買われ、ソフトバンクG、ファストリ、東エレク、アドテストが高かった。信越化、エムスリー、ファナック、テルモ、ダイキンも上げた。
     
    一方、マルハニチロ、日水、ニチレイ、KDDI、NTT、ANAHDが売られた。
     
     
    東証2部株価指数は前週末比46.63ポイント高の6466.95ポイントと6日続伸。
    出来高1億8440万株。値上がり銘柄数は307、値下がり銘柄数は123となった。
     
    個別ではGMOペパボ、松尾電機、リードがストップ高。ファーマフーズ、ICDAホールディングス、情報企画、Abalance、TONEなど8銘柄は年初来高値を更新。FDK、北日本紡績、ASTI、オリエンタルチエン工業、三社電機製作所が買われた。
     
    一方、サイバーステップがストップ安。ニッキ、東京ソワール、ラピーヌなど4銘柄は年初来安値を更新。新内外綿、川本産業、京福電気鉄道、ミズホメディー、ビットワングループが売られた。
     

    日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前週末比35円39銭高い3619円74銭だった。米国市場が上昇したことや、イエレン氏の財務長官起用のニュースで個人投資家のリスクセンチメントが改善し、ジャスダック平均は続伸してスタートした。寄り付き後も時価総額上位のハーモニックやワークマンが堅調に推移したことで、ジャスダック平均も上げ幅を拡大し好調に推移し、本日の高値圏で大引けとなった。
    新型コロナワクチン開発進展や為替の円安進行を好感し日経平均株価が年初来高値を更新したことで投資家心理が上向き、幅広い銘柄が買われた。
    新型コロナウイルスのワクチン開発進展や米景況感の改善を背景に。新興市場の売買代金のランキング上位には、足元で調整局面が続いていたIT関連銘柄や、再生エネルギー関連銘柄が目立った。
    ハーモニックなどのハイテク関連や、ウエストHDや高度紙などの再生エネルギー・電気自動車(EV)関連銘柄の一角が上昇した。半面、マクドナルドやNo.1、中京医薬などは下落した。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で632億円、売買高は1億1118万株だった。
    値上がり銘柄数は430、値下がり銘柄数は194となった。
     
    個別では、小田原エンジニアリング、不二精機がストップ高。タカギセイコー、ディ・アイ・システム、テインは一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、湖池屋、山王、ニッポン高度紙工業、光ビジネスフォームなど14銘柄は年初来高値を更新。IMV、総合商研、アストマックス、アサカ理研、プロパストが買われた。
     
    一方、まぐまぐ、オンキヨーホームエンターテイメント、川辺、札幌臨床検査センターが年初来安値を更新。グローム・ホールディングス、田中建設工業、シーズメン、不二硝子、アースインフィニティが売られた。
     


    東証マザーズ指数は前週末比26.85ポイント高の1225.21ポイントと反発。
    新型コロナワクチン開発進展や為替の円安進行を好感し日経平均株価が年初来高値を更新したことで買い安心感が広がり、新興市場は物色の圏外ながら、投資家心理の改善に恩恵を受けて堅調な値動となった。BASEやメルカリ、AIinsなどの新興IT関連の値がさ株が上昇した。半面、アンジェスやそーせいなどの医薬・バイオ関連の一角は下落した。
    市場関係者は「ウィズコロナとみなされているインターネット関連株が買い直された」と指摘した。一方、東証1部の大型株が物色された反動で、前週末まで上昇し過熱感があった銘柄は売りが優勢だった。
    値上がり銘柄数は218、値下がり銘柄数は104となった。
     
    個別では、メディカルネットがストップ高。オークファン、アララ、新日本製薬、ドラフト、エヌ・ピー・シーなど7銘柄は年初来高値を更新。レントラックス、ホープ、サンバイオ、キャリア、リグアが買われた。
     
     一方、ジェイック、Branding Engineerが年初来安値を更新。ランサーズ、フィーチャ、はてな、アイリックコーポレーション、和心が売られた。
     

    24日の日経平均株価は大幅反発した。午前の終値は前週末比669円27銭高の2万6196円64銭だった。一時、取引時間中としては1991年5月以来、29年6カ月ぶりの水準まで上昇した。
    米国株式市場で23日、新型コロナウイルスワクチンの開発期待や、市場に友好的とみられるイエレン前米連邦準備制度理事会(FRB)議長が次期財務長官に起用されるとの報道を手掛かりに、NYダウ工業株30種平均は上昇した。米政府機関の政府一般調達局が民主党のバイデン前副大統領への政権移行業務を容認したことも、米政局を巡る混乱がやや落ち着くとの見方につながった。
     
    また、為替市場では良好な企業景況感を示す経済指標が評価される形でドル高・円安が進んだ。金融市場全般に「リスクオンムードが広がった」格好となり、東京株式市場でも買い安心感が台頭した。
     
    市場からは「過剰流動性には敵わない。基調の強さは驚きであり、ついて行くしかない。上値の算定は難しいが、仮に日経平均2万7000円としても到達しそうな感じだ。基本的に投資家が本気で買うまで流れは上向きだ」との声が聞かれた。
     
    東証株価指数(TOPIX)が取引時間中としては18年10月以来およそ2年ぶりの高値をつけた。JPX日経インデックス400は反発した。前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆4491億円、売買高は6億9948万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1884と、全体の約9割を占めた。値下がりは240、変わらずは52だった。
     
     
    業種別株価指数(33業種)は証券・商品先物取引業、金属製品、不動産業、鉄鋼など全業種が上昇した。
     
    個別では、SBIが大幅高で、三菱UFJ、三井住友、ソニー、キーエンス、ファストリ、ファナック、エムスリー、日本製鉄が高い。SUMCO、東エレク、信越化、村田製、日本電産など半導体関連株も買われた。三井不、菱地所がにぎわい、トヨタは締まった。
    一方、KDDI、NTTは売り物がちで、クスリアオキが下落。公募増資で資金調達する方向と伝わったANAHDが安かった。
     
     
    東証2部株価指数は前週末比61.12ポイント高の6481.44ポイントと6日続伸した。出来高1億1283万株値上がり銘柄数は291、値下がり銘柄数は106となった。
     
    個別では、GMOペパボが一時ストップ高と値を飛ばした。ファーマフーズ、ICDAホールディングス、情報企画、Abalance、TONEなど8銘柄は年初来高値を更新。松尾電機、FDK、北日本紡績、ASTI、オリエンタルチエン工業が買われた。
     
    一方、ニッキ、東京ソワールが年初来安値を更新。川本産業、京福電気鉄道、セキド、新内外綿、JFEコンテイナーが売られた。
     


    日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前営業日比32円25銭高い3616円60銭だった。新型コロナウイルスのワクチン開発進展を受けて前日の米株式相場が上昇し、投資家心理が上向いた。民主党のバイデン前副大統領への政権移行を巡る不透明感が和らいだことも支援材料。最近調整していたIT関連銘柄の一角が買われた。ハーモニックやワークマン、出前館などが上昇した。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で376億円、売買高は6792万株。
    値上がり銘柄数は423、値下がり銘柄数は164となった。
     
    個別では、小田原エンジニアリングがストップ高。タカギセイコー、ディ・アイ・システム、不二精機、テインは一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、湖池屋、山王、ニッポン高度紙工業、光ビジネスフォームなど12銘柄は年初来高値を更新。IMV、アサカ理研、アストマックス、プロパスト、朝日ラバーが買われた。
     
     一方、まぐまぐ、オンキヨーホームエンターテイメントが年初来安値を更新。HAPiNS、スーパーバリュー、不二硝子、CSSホールディングス、ジェイホールディングスが売られた。


    東証マザーズ指数は前週末比30.16ポイント高の1228.52ポイントと反発。
    前日の米国株市場がワクチン開発期待などから主要株指数が上昇したことを受け、マザーズ市場もリスク選好ムードが強まった。
    BASEやメルカリ、AIinsなど新興IT関連の値がさ株が上昇した。半面、そーせいやJTOWER、GMO-FGなどは下落した。
    値上がり銘柄数は242、値下がり銘柄数は80となった。
     
     個別ではオークファン、アララ、新日本製薬、ドラフト、エヌ・ピー・シーなど6銘柄が年初来高値を更新。レントラックス、メディカルネット、サンバイオ、フリー、BASEが買われた。
     
    一方、Branding Engineerが年初来安値を更新。ランサーズ、データホライゾン、フルッタフルッタ、ギフティ、アイリックコーポレーションが売られた。



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    《マーケットストラテジーメモ》11月第3週

     
    【推移】
     
    16日(月):
    週末のNY株式市場で主要株価指数は揃って反発。背景は好調な企業決算とワクチン開発への期待感。民主党新型コロナ対策本部が「感染抑制に向け全土で経済活動は停止せず。特定の地域に絞った対策に重点を置く」と表明。「全面的なロックダウン回避の方針が市場で好感された」との見方だ。S&P500と小型株で構成されるラッセル2000は終値ベースの最高値を更新。
     
    日経平均株価は521円高の25906円と大橋反発。前週のシカゴ225先物の幻の高値25900円を上抜けた。SQ値も奪還。週末の欧米株の上昇に加えGDPの堅調も好感。一本調子の上げとなった。東証一部の売買代金は2兆6689億円。日本郵政、SBGが上昇。エーザイ、オリンパスが下落。
     
    17日(火):
    週明けのNY株式市場で主要株価指数は揃って続伸。NYダウは3万ドルの大台にあと50ドルと迫り、今年2月以来となる過去最高値を更新した。S&P500も連日で終値ベースの過去最高値を更新。モデルナがコロナワクチンの臨床試験の初期データで「94.5%の有効性が示された」と発表。数週間以内にFDAに緊急使用許可を申請する方向を好感した。NYダウは11月に入って約3400ドルの上昇。「過熱感が強い。短期的には利益確定売りが出やすい」という声もある。
     
    日経平均株価は107円高の26014円と続伸。26000円台は1991年5月14日以来、29年半ぶりのこと。出遅れ物色の印象だった。東証一部の売買代金は2兆7284億円。東海上、ファナックが上昇。エムスリー、ペプドリが下落。東証マザーズ指数は続落で75日線(1177)がサポート。
     
    18日(水):
    火曜のNY株式市場で主要株価指数は揃って反落。新型コロナウイルスの感染が拡大し経済再封鎖のリスクが高まっていることを再認識。「ワクチン開発」で踊った心理は後退した格好。ただNASDAQはテスラの急伸を受けて小幅安。小型株中心のラッセル2000は終値での最高値を更新した。10月の小売売上高は前月比0.3%増で市場予想の0.5%増を下回った。「追加の政府支援策がまとまらない中、年末商戦期を控え消費が減速」という見方だ。
     
    日経平均株価は286円安の25728円と3日ぶりの反落。後場は東京都の新規コロナ感染者数が493人と過去最高を更新したことが伝わり25700円を割れこんだ場面もあった。東証一部の売買代金は2兆3157億円。国際帝石、NECが上昇。ファーストリテイリング、住友電工が下落。
     
    19日(木):
    水曜のNY株式市場で主要株価指数は激しい値動きで揃って反落。「景気敏感株や小型株主導で上下に振れた」という見方だ。製薬大手ファイザーは新型コロナワクチンの臨床試験(治験)で95%の予防効果が確認されたと発表。重篤な副作用も見られなかったとする最終結果となった。ただ世界の感染者数が記録的な水準に増加。経済再開の巻き戻しや新たなロックダウンの動きが出て警戒感も高まった。
     
    日経平均株価は93円安の25634円と続落。下落幅は一時250円を超えた場面もあった。背景はコロナ警戒感と利益確定売り。TOPIXは反発。東証一部の売買代金は2兆8636億円。ャープ、サイバーが上昇。鉄、高島屋が下落。
     
    20日 (金):
    木曜のNY株式市場で主要株価指数は乱高下の末、揃って反発。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う休業措置や解雇を巡る懸念は継続。ただ民主党のシューマー院内総務が「共和党のマコネル院内総務が追加経済対策法案を巡る協議再開に合意した」とコメント。これを好感した。第3四半期の企業決算はS&P500採用銘柄のうち472社が発表通過。このうち84.5%が市場予想を上回った。
     
    日経平均株価は106円安の25527円と3日続落。「週前半に26000円台を回復するまで短期的に大幅上昇した反動で売りが優勢だった」との解釈。TOPIXは小幅続伸。東証1部の売買代金は2兆2165億円。SBG、東エレが上昇、ファーストリテ、テルモが下落。
     
    (2) 欧米動向
     
    10月の卸売物価指数(PPI)は前月比0.3%上昇と6カ月連続で伸びた。
    11月のミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)は77.0。
    10月確報値の81.8から低下。
    NY連銀製造業業況指数は6.3と、前月の10.5から低下。市場予想は12.75だった。
     
    (3)新興国動向
     
    15日日経では「対中工業品、関税86%撤廃」の見出し。
    RCEP(東アジア地域包括的経済連携)の署名での未来像だ。
    「中国がアジアでの孤立を回避。
    貿易促進で譲歩した」。
    悪い方向ではない気がする。
    バイデンで変わる中国とは言い過ぎだろうか。
     
    【展望】
     
    スケジュールを見てみると・・・
     
    【11月】陽線確率6勝4敗(陽線確率60%)、過去15年9勝5敗(3位)
         気学では「保合いで模様眺め。押し目を買い直すこと」
     
    24日(火):全国百貨店売上高。米CS住宅価格指数、CB消費者信頼感、FHFA住宅価格指数、独IFO景況感、11月3連休明け株高の特異日(過去18勝1敗、負けは2008年11月だけ)、株安の日
    25日(水):企業向けサービス価格指数、米個人所得、GDP改定値、耐久財受注、個人所得、新築住宅販売
    26日(木):米市場休場(感謝祭)、変化日
    27日(金):ブラックフライデー、JPX400/JPX中小型パッシブ売買インパクト
    30日(月):鉱工業生産、米中古住宅販売、中国コンポジットPMI、製造業PMI、非製造業PMI、OPEC総会
    MSCI日本指数パッシブ売買インパクト
    JPX400/JPX中小型定期入れ替えの実施
     
    <2021年末のS&P500種株価指数の予想>
     JPモルガン      4500(21年中に達成)
     ゴールドマン・サックス 4300
     モルガン・スタンレー  3900
     シティグループ     3800


    (兜町カタリスト 櫻井英明)

    【寄り付き概況】

     
    24日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前週末比374円08銭高の2万5901円45銭。上げ幅は400円を超え、1週間ぶりに2万6000円台に乗せる場面があった。
     
    前日の米国株市場では、新型コロナウイルス感染拡大への懸念は拭えないものの、ワクチン開発期待や好調な米景気指標の発表を受けてNYダウが300ドルを超える上昇をみせており、この流れを東京株式市場でも引き継いでリスク選好の地合いとなっている。
     
    日経平均は前週末までの直近3営業日続落で調整一巡感もあり、幅広い銘柄に買いが優勢となっている。今月17日以来となる2万6000円大台に復帰し年初来高値更新を意識させる場面もありそうだ。
     
    個別ではトヨタ、京セラ、丸紅、日立、三菱UFJが買われた。半面、ニコン、KDDIが軟調となっている。
     


    「小手先でなく」
     
     
    週末のNY株式市場で主要株価指数は揃って反落。
    「コロナ感染の急増とワクチン開発の進展で、相場は一進一退の動き」との解釈。
    ファイザーはコロナワクチンの緊急使用許可を米食品医薬品局(FDA)に申請。
    コロナワクチンの緊急使用許可申請は米国内で初めて。
    週間ではNYダウとS&P500が小幅安。NASDAQは小幅高。
    10年国債利回りは0.824%。
    2年国債利回りは0.161%。
    ビッドコインは続伸。
    ドル円は103円台後半。
    SKEW指数は133.54。
    3日連続の130ポイント超。
    恐怖と欲望指数は64ポイント→63ポイント。
     
    週末のNYダウは219ドル安の29263ドルと反落。
    NASDAQは49ポイント安の11854ポイント。
    S&P500は24ポイント安の3557ポイント。
    ダウ輸送株指数は118ポイント安の12232ポイントと反落。
    SOX指数は0.57%安の2555ポイントと反落。
    VIX指数23.70(前日は23.11)。
    3市場の売買高は106.9億株(前日109.4億株。過去20日平均は107億株)。
    225先物CME円建ては大証比日中比200円高の25740円。
    ドル建ては大証日中比205円高の25745円。
    ドル円は103.85円。
    10年国債利回りは0.824%。
    2年国債利回りは0.161%。
    週間ベースでNYダウは0.7%安、3週ぶりの反落。
    NASDAQ0.2%高、2週ぶり反発。
    S&P500は0.8%安 3週ぶりに反落。
     
    週明けのNY株式市場で主要株価指数は揃って反発。
    アストラゼネカのワクチンの有効性やファイザーのワクチン接種が12月11日開始の可能性などを好感。
    複数のメディアが「財務長官にイエレン元FRB議長を起用する方針」と伝えたことも好材料視。
    一方、比較的対コロナで安全な銘柄として買われてきたアップルやネットフリックスといったIT関連大型株は下落。
    「ワクチントレードとなった。
    投資家がグロース銘柄からシフトする中で景気動向に敏感な大型バリュー株が引き続き買われている。
    NASDAQが圧迫される一方でNYダウのパフォーマンスが好調だったのはそのため」との見方だ。
    IHSマークイットの11月PMIは総合指数が前月比1.6ポイント高の57.9。
    2015年4月以来5年半ぶりの高水準となった。
    10年国債利回りは0.858%。
    2年国債利回りは0.163%。
    ドルは上昇。
    ドル円は104円台半ばと円安トレンド。
    SKEW指数は134.26。
    4日連続の130ポイント超。
    恐怖と欲望指数は63ポイント→75ポイント。
     
    週明けのNYダウは327ドル高の29591ドルと反発。
    NASDAQは25ポイント高の1180ポイント。
    S&P500は20ポイント高安の3577ポイント。
    ダウ輸送株指数は192ポイント高の12424ポイントと反発。
    SOX指数は1.56%高の2595ポイントと反発。
    VIX指数232.702(前日は23.70)。
    3市場の売買高は106.9億株(前日109.4億株。過去20日平均は107億株)。
    225先物CME円建ては大証比日中比395円高の25935円。
    ドル建ては大証日中比400円高の25940円。
    ドル円は104.54円。
    10年国債利回りは0.858%。
    2年国債利回りは0.163%。
     
    週間ベースでNYダウは0.7%安、3週ぶりの反落。
    NASDAQ0.2%高、2週ぶり反発。
    S&P500は0.8%安 3週ぶりに反落。
     
     
    週末の日経平均は寄り付き148円安。
    終値は106円安の25527円と3日続落。
    日足は十字線ながら2日連続陽線。
    SQ値25480円28銭には5勝1敗。
    16日のマド(25456円)はザラバで埋めた。
    日経平均は週間で2勝3敗と下落の方が多かったものの週間で141円上昇。
    週初の発射台が高かったことから週足は3週ぶりに陰線。
    TOPIXは続伸。
    東証マザーズ指数は反落。
    日経ジャスダック平均は3日ぶりに反発。
    東証1部の売買代金は2兆2165億円(前日2兆8636億円)。
    17日連続の2兆円超え。
    値上がり1296銘柄(前日827銘柄)。
    値下がり788銘柄(前日1238銘柄)。
    新高値46銘柄(前日45銘柄)。
    新安値16銘柄(前日15銘柄)。
    騰落レシオは99.22(前日92.47)。
    NTレシオは14.78倍(前日14.85倍)。
    サイコロは8勝4敗で66.67%。
    右肩上がりの25日線(24328円)からは△4.93%。
    13日連続で上回った。
    右肩上がりの75日線は23575円。
    横ばいの200日線(22082円)からは△15.60%(前日△16.14%)。
    11日連続△10%超。
    右肩上がりの5日線(25762円)から▲0.91%。
    2日連続で下回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.098%(前日▲16.072%)。
    買い方▲8.445%(前日▲9.017%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.426%(前日▲9.675%)。
    買い方▲18.896%(前日▲19.978%)。
    空売り比率は39.8%(2日ぶりの40%割れ:前日40.4%)。
    空売り規制なしの比率は6.2%(前日5.9%)。
    日経VIは21.70。
    日経平均採用銘柄の予想PERは24.03倍(前日24.06倍)。
    前期基準では19.27倍。
    EPSは1062円(前日1065円)。
    225のPBRは1.17倍。
    BPSは21818円(前日21909円)。
    225先物採用銘柄の益回りは4.16%(前日4.16%)。
    配当利回りは1.80%。
    東証1部全銘柄だと予想PERは26.49倍。
    前期基準では20.93倍。
    東証1部全銘柄のPBRは1.27倍。
    ドル建て日経平均は245.93(前日246.91)。
    東証1部単純平均株価は8円高の2267円。
    (2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
    東証1部売買単価は2035円(前日2092円)
    東証1部時価総額は656兆円(前日656兆円)。
    週末のシカゴ225先物終値は大証日中比60円高の25600円。
    高値25765円、安値25420円。
    週明けのシカゴ225先物終値は大証日中比395円高の25935円。
    高値26055円、安値25655円。
    週末の225先物大証夜間取引終値は日中比160円高の25700円。
    気学では{弱含みの日なれど後場急伸することあり」。
    水曜は「前日来の足取りに変化を見せる日」。
    木曜は「戻り売りの日。高値のみ見計り売り方針良し」。
    金曜は「戻り売り方針の日。逆に高いと翌日安し」。
    ボリンジャーのプラス1σが25326円。
    プラス2σが26324円。
    プラス3σが27322円。
    一目均衡の雲の上限が23395円。
    14日連続で雲の上。
    勝手雲の上限は24386円。
    14日連続で勝手雲の上。
    RSIが83.60(前日78.48)。
    RCIが94.51(前日97.25)。
    アノマリーは「11月3連休明けの株高(過去18勝1敗)」。
     
    《今日のポイント11月24日》
     
    (1)週明けのNY株式市場で主要株価指数は揃って反発。
       ドル円は104円台半ばと円安トレンド。
       SKEW指数は134.26。
       4日連続の130ポイント超。
       恐怖と欲望指数は63ポイント→75ポイント。
     
     
    (2)ダウ輸送株指数は192ポイント高の12424ポイントと反発。
       SOX指数は1.56%高の2595ポイントと反発。
       VIX指数232.702(前日は23.70)。
       225先物CME円建ては大証比日中比395円高の25935円。
       高値26055円、安値25655円。
     
    (3)東証1部の売買代金は2兆2165億円(前日2兆8636億円)。
       17日連続の2兆円超え。
       新高値46銘柄(前日45銘柄)。
       新安値16銘柄(前日15銘柄)。
       騰落レシオは99.22(前日92.47)。
       NTレシオは14.78倍(前日14.85倍)。
       サイコロは8勝4敗で66.67%。
     
    (4)右肩上がりの25日線(24328円)からは△4.93%。
       13日連続で上回った。
       横ばいの200日線(22082円)からは△15.60%(前日△16.14%)。
       11日連続△10%超。
       右肩上がりの5日線(25762円)から▲0.91%。
       2日連続で下回った。
     
    (5)空売り比率は39.8%(2日ぶりの40%割れ:前日40.4%)。
       日経VIは21.70。
       東証1部時価総額は656兆円(前日656兆円)。
     
    (6)ドル建て日経平均は245.93(前日246.91)。
     
    (7)ボリンジャーのプラス1σが25326円。
       プラス2σが26324円。
       プラス3σが27322円。
       RSIが83.60(前日78.48)。
       RCIが94.51(前日97.25)。
       アノマリーは「11月3連休明けの株高(過去18勝1敗)」。
     
    今年の曜日別勝敗(11月20日まで)

    月曜24勝19敗
    火曜23勝18敗
    水曜22勝23敗
    木曜17勝26敗
    金曜21勝24敗
     
    週間ベースで日経平均株価は0.6%高、3週続伸(累計11.1%上昇)。
    TOPIは1.4%高、3週続伸(同9.4%上昇)。
    東証マザーズ指数は3.8%安、3週ぶり反落。
    日経ジャスダック平均は0.4%安、2週続落(同0.7%下落)。
    東証2部指数は2.2%高、3週続伸(同5.4%上昇)。
    東REIT指数は1.0%安、3週ぶり反落。
     
    《12月のスケジュール》
     
    【12月】6勝4敗、(陽線確率60%)、過去15年9勝5敗(3位)
         気学では「押し目買い。上場機運。納会は平穏」
     
     1日(火):失業率、法人企業統計、自動車販売台数、米ISM製造業景況感、中国製造業PMI、株高の特異日
           MSCI日本指数半期リバランス実施
     2日(水):マネタリーベース、消費動向調査、米ADP雇用レポート
     3日(木):米ISM製造業景況感、株高の日
     4日(金):米雇用統計、貿易収支、変化日
     5日(土):臨時国会会期末(予定)
     6日(日):「はやぶさ2」の帰還カプセルが着地
     7日(月):景気動向指数、米消費者信用残高、中国貿易収支
     8日(火):GDP確定値、家計調査、景気ウォッチャー調査、米大統領選で州の結果確定期日
     9日(水):マネーストック、機械受注、中国生産者・消費者物価
    10日(木):法人企業統計予測調査、国内企業物価指数、米消費者物価、財政収支、
           ECB理事会、EU首脳会議(ブリュッセル)、ノーベル賞授賞式、変化日、株安の日
    11日(金):メジャーSQ、米生産者物価、ミシガン大学消費者信頼感、一粒万倍日・鬼宿日・神吉日
    14日(月):日銀短観、第3次産業活動指数、米大統領選挙人投票、欧州議会本会議、ふたご座流星群極大、株安の日
    15日(火):米NY連銀製造業景況感、鉱工業生産、輸出入物価、対米証券投資、FOMC(→16日)、
           中国各種経済指標、株安の日
    16日(水):貿易統計、訪日外客数、米小売り売上高、NAHB住宅指数、パウエル議長記者会見
    17日(木):日銀金融精枠決定会合(→18日)、米住宅着工件数、フィラデルフィア連銀製造業景況感、変化日
    18日(金):黒田日銀総裁会見、消費者物価、米経常収支、独IFO景況感
    21日(月):テスラがS&P500に採用、変化日、土星木星大接近
    22日(火):米GDP確定値、中古住宅販売、株高の特異日
    23日(水):米新築住宅販売件数
    24日(木):企業向けサービス価格指数、米耐久財受注。株安の日
    25日(金):失業率、クリスマス
    28日(月):鉱工業生産、ボクシングデー
    29日(火):米CB消費者信頼感、CS住宅価格指数、変化日
    30日(水):大納会、FTSE日本指数3月半期リバランス基準日
    31日(木):大晦日、中国製造業PMI、非製造業PMI、英国のEU離脱期限が終了
     
    菅総理大臣のオンライン形式で行われているAPEC=アジア太平洋経済協力会議の会合でビデオ演説。
    デジタル化を推進。
    2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする脱炭素社会の実現を目指す考えを強調。
    菅総理大臣は「新型コロナにより人々の行動様式が変わる中、デジタル化の加速が重要で、司令塔としてデジタル庁を設立する。
    民間活力を利用するべくデジタル化を阻む規制は抜本的に見直し、早急に取り組んでいく。
    グリーン社会の実現に向けて、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする脱炭素社会の実現を目指す。
    革新的なイノベーションやエネルギー強じん性の向上を通じ、経済と環境の好循環をつくり出していく。
    RCEP=東アジアを中心とする地域的な包括的経済連携の早期締結などにより、アジア太平洋自由貿易圏の実現を目指す」。
     
    相場を大局観で考えるか、目先の小手先で考えるのか。
    これは永遠の課題。
    でも、大局観を投げ捨てた枝葉末節に拘わる小手先論はどちらかと言えば屁理屈。
    曲がり続けることだけが使命ならばそれでも良いのだろう。
    先日、昨日「小賢しい弱気論で、注意しましょう、警戒しましょうばかりのマーケット」。
    と言ったら叱責の声ばかり。
    「強気は悪で弱気は善」。
    2012年12月まではこうだったかも知れない。
    あるいは「強気は愚かしく聞こえ、弱気は賢く聞こえる」。
    これも市場の抱える呪縛。
    そいて、主役や材料を常に海外に求める他律の相場観の横行。
    「過去に饒舌、未来に寡黙」は永遠に変わらない市場関係者の特性かも知れない。
    「なんだかなあ」という気がして止まない。
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    JSR(4185)・・・動兆
     
    JSRに注目する。
    同社は合成ゴム2強の一角で自動車タイヤ用が主。
    半導体レジスト、液晶配向膜等の電子材料が収益の0.
    ライフサイエンスと半導体材料が好調。
    量子関連で評価。
     

    (兜町カタリスト櫻井)

     


     
    24日の日経平均株価は反発後、上値を試す場面もありそう。
    日経平均株価の予想レンジは、2万5600円−2万6000円。
    前週末20日にかけ3日続落していた反動や、現地23日の米国株式が上昇したこともあり、買い優勢のスタートとなろう。NYダウ平均は327ドル高の29591ドルで取引を終えた。先週末の20日はコロナ感染拡大を警戒して219ドル下落したが、これを上回る上げ幅を記録した。英アストラゼネカがワクチン治験に関する良好な結果を発表したほか、FRB議長経験者のイエレン氏が、バイデン政権の財務長官に就任すると伝わったことなどが買い材料となった。
     
    国内では新型コロナの感染拡大が警戒されるものの、米英でワクチンの開発が進展していることから、世界経済への懸念が後退し、日経平均株価は心理的なフシ目の2万6000円を超える場面もありそう。
    為替相場は、ドル・円が1ドル=104円台の半ば(前週末20日終値は103円86−87銭)、ユーロ・円が1ユーロ=123円台の半ば(同123円27−31銭)で推移。対ドルで円安が進んだことも上昇の支えとなりそう。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同20日の大阪取引所終値比395円高の2万5935円だった。
     
     
     
    【好材料銘柄】 
     
    ■日本毛織 <3201>
    今期経常を一転7%増益に上方修正・最高益更新へ。
     
    ■ケネディクス <4321>
    三井住友ファイナンス&リースが、SMFLみらいパートナーズ2号を通じてTOB(株式公開買い付け)を実施し、子会社化を目指す。TOB価格は1株750円で20日終値を14.5%上回る水準。同社株は上場廃止となる見込み。
     
    ■ディ・アイ・システム <4421>
    12月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
     
    ■レントラックス <6045>
    10月売上高は前年同月比40.6%増の10.4億円。
     
    ■アイ・エス・ビー <9702>
    12月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
     
    ■ミナトホールディングス <6862>
    発行済み株式数(自社株を除く)の1.28%にあたる10万株(金額で3000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月24日から21年3月31日まで。
     
    ■Lib Work <1431>
    内閣府が設置した「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」に参画。
     
    ■日清食品ホールディングス <2897>
    湖池屋 <2226> [JQ]の株式を追加取得し連結子会社化する。議決権ベースの保有比率は34.54%→45.12%に上昇する。取得価額は22.5億円。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    24(火)
    【国内】
    予定はありません
     
    【海外】
    独11月Ifo景況感指数(18:00)
    米9月FHFA住宅価格指数(23:00)
    米9月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(23:00)
    米11月消費者信頼感指数(11/25 0:00)
    《米決算発表》
    ベストバイ、ダラー・ツリー、ギャップ、ヒューレット・パッカード
     
    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [概況]

     
    23日、欧米時間の外国為替市場においてポンド円は、下値を切り上げる展開となり139.27円で終了した。市場は、アストラゼネカと英オックスフォード大のワクチン候補が平均70%、投与法によっては最大90%の有効性を示したとの中間報告が伝わり、ファイザー、独ビオンテックと合わせワクチン開発への期待をさらに高めた格好に。
     
    また、英国とEUの離脱問題では、英国とEUでの貿易交渉を継続するとバルニエ氏が表明しており、合意に向けての期待が高まった模様。一方で、足元の英国では感染拡大が深刻な状況であることから、景気回復への懸念も高まっており今後の動向には留意したい。
     
    テクニカルは、実線が一目均衡表の雲の上限(137.890円)にサポートされた格好となっている。目先は、11月11の高値140.34円を目標とする押し目買い有利の展開を予想する。
     


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    [株価材料]
     
     
    ■時短営業要請の基準 都が策定へ 重症者数が目安
     
    ■大阪・札幌 GoTo除外へ 大阪は飲食に時短要請方針
     
    ■新日本空調<1952>
    微粒子可視化システム 劇場や運動施設の飛沫リスク検証
     
    ■キリン<2503>
    豪飲料 現地企業に売却へ 豪中摩擦で一時暗礁
     
    ■セブン&アイ<3382>
    脱炭素へ1000億円 日米で50年排出ゼロ
     
    ■リボミック<4591>
    新型コロナ治療用アプタマー 動物実験を年度内にも開始
     
    ■デクセリアルズ<4980>
    LiB用表面実装型ヒューズ 低抵抗タイプ売り込み
     
    ■イー・ガーディアン<6050>
    ゲームの著作権侵害の有無を調査
     
    ■日本電産<6594>
    関社長「EV用モーター引き合い急増」
     
    ■ANA<9202>
    JCBとスマホ決済 利用でマイルも加算
    公募増資を来週にも決議へ 2000億円規模を想定


    23日のNYダウ工業株30種平均は反発し、前週末比327ドル79セント高の2万9591ドル27セントで終えた。
     
    英製薬アストラゼネカが23日、オックスフォード大学と共同開発する新型コロナウイルスのワクチンの臨床試験で、最大90%の有効性を確認したと発表。米製薬ファイザーが開発中のワクチンの接種が12月11日にも始まる見通しになるなど、ワクチン開発を巡る好材料が相次いだ。経済活動の正常化を進むとの期待が広がった。
     
    また、米食品医薬品局(FDA)が21日、米バイオ医薬品企業リジェネロン・ファーマシューティカルズのコロナ治療薬に対し、緊急使用許可を出したと公表。週末に出たこの材料も地合いを強めたもようだ。ただ、足元では新規感染者の増加傾向に変わりはなく、規制強化による景気への打撃が懸念されている。
     
    米景気の底堅さが示されたことも買いを促した。IHSマークイットが23日午前に発表した11月の米購買担当者景気指数(PMI)は総合指数が10月に比べ1.6ポイント高の57.9に上昇し、5年半ぶりの高水準となった。「相次いだワクチン関連のニュースが影響している可能性がある」という。
     
    午後には複数の米メディアが、米大統領に就任する見通しのバイデン前副大統領が「財務長官にイエレン元米連邦準備理事会(FRB)議長を起用する方針」と伝えた。労働経済学を専門とするイエレン氏の起用で、新型コロナで打撃を受けた労働市場の改善に効果的な政策が打たれるとの期待が高まった。
     
    景気敏感株が買われ、クレジットカードのビザとアメリカン・エキスプレス(アメックス)が上昇した。金融のゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェースに加え、化学のダウ、映画・娯楽大手ウォルト・ディズニーも上げた。運航停止中の主力機の欧州での再開見通しが強まった航空機のボーイングは6%上昇した。一方、スマートフォンのアップルは下げた。
    セクター別では、エネルギーが大きく上昇した一方、テクノロジー・ハード・機器は下落した。
     
    ナスダック総合株価指数は前週末比25.664ポイント(0.2%)高の1万1880.634と反発した。マイクロン・テクノロジーなど半導体株が上昇した。一方、ビデオ会議システムのズーム・ビデオ・コミュニケーションズや動画配信のネットフリックスなど、巣ごもり消費の恩恵を受けやすい銘柄は下落した。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    29,591.27+327.797
    S&P500種
    3,577.59+20.05
    ナスダック
    11,880.634+25.664
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,837.80−34.60
    NY原油(ドル/バレル)
    42.84+0.42
    円・ドル
    104.46 - 104.50+0.60
     

    【シカゴ日本株先物概況】


    20日のシカゴ日経平均先物は反発した。12月物は前日比140円高の2万5740円で引け、20日の大取終値を200円上回った。日経平均先物は米株の反発局面で買われ、12月物は一時2万5765円まで上げた。一方、米株は新型コロナウイルスの感染拡大による景気先行きへの警戒感から下げた。
    この日の12月物安値は2万5420円。
     
    シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
    25935 ( +395 )
    シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
    25940 ( +400 )
    ( )は大阪取引所終値比



    【欧州株式市場】
     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 6333.84(−17.61)
    23日のFTSE100種総合株価指数は反落した。前週末の終値に比べ17.61ポイント(0.3%)安の6333.84で引けた。構成銘柄の約6割が下落した。
    この日は取引開始前、英製薬大手アストラゼネカが英オックスフォード大学と共同開発中のワクチンに臨床試験で平均70%の奏功率が認められたと発表。FT指数はこれを受けて高寄りし、一時6392.08まで買われた。しかし、その後はポンドが約2週間ぶり高値圏に上昇したことなどを嫌気して失速。ジリ安に転じると、午後に入って6325.24まで水準を切り下げる場面もあった。医薬品株の下落が株価指数を押し下げた。
     
    個別銘柄では、アストラゼネカは4%近く下げた。開発中のコロナワクチンについて米ファイザーなど競合他社のワクチンに比べ有効性が低いと判断され、売りを呼んだ。金価格の下落を背景に、関連のポリメタル・インターナショナルとフレスニージョの下げも目立った。
    一方、原油高でロイヤル・ダッチ・シェルなど石油株は買われた。航空機エンジンのロールス・ロイスは7%超の上昇と上げ幅が大きくなった。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 13126.97(−10.28)
    23日のドイツ株式指数(DAX)は小反落した。終値は前週末と比べて10.28ポイント(0.1%)安の1万3126.97だった。
     
    英製薬大手アストラゼネカは23日、開発中の新型コロナウイルスワクチンが最終段階の臨床試験(治験)で高い有効性を示したと発表した。製薬大手のコロナワクチンが相次ぎ実用化に近づき、経済正常化への期待からドイツ株は上昇して始まった。日中を通して上げ幅は徐々に縮まり、取引終了間際に下落に転じた。
    個別では、料理宅配大手のデリバリーヒーローは4%超下げた。ドイツ銀行は大幅高だった。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5492.15(−3.74)
     
     

11月24日 毎日コラム
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