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【市況一覧】
日経平均株価
37,068.35 -1011.35 04/19
TOPIX
2,626.32 -51.13 04/19
マザーズ
638.74 -21.13 04/19
NYダウ平均
37,775.38 +22.07 04/19
ナスダック総合
15,601.50 -81.87 04/19


11月01日 マーケットコメント

11月02日 マーケットコメント

11月03日 マーケットコメント

11月04日 マーケットコメント

11月05日 マーケットコメント

11月06日 マーケットコメント



    新興市場が切り返しの動きに進み始めている。
    新興市場は10月下旬以降の利益確定売り先行の地合いが一巡。11月に入って反騰の姿勢を強めてきており、来週もこの流れが継続していきそうだ。
    米大統領選はすっきりとした結末には至っていないが、イベント通過によるアク抜けが先行しているようで、東京株式市場全般は不透明感の払しょくもあって、日経平均株価が2万4000円台に上昇。2年1カ月ぶりの高水準に到達している。
    急上昇してもみ合いから上放れようとしている東証1部市場に対し、マザーズなどの新興市場は相対的な出遅れが目立つ。10月下旬以降の調整で短期的な需給状況は改善してきており、10月上旬までのような、主力株主導の相場展開が戻りそうだ。
     
    新興市場上場銘柄は好業績であることがコンセンサスでもあり、全体の物色に影響を及ぼすようなものはなさそうだ。
     

    6日のNYダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落し、前日比66ドル78セント安の2万8323ドル40セントで終えた。週末を控えて短期的な過熱感を警戒した持ち高調整や利益確定を目的とした売りが広がった。
     
    一部の州で大統領選の開票作業は続いており、市場では民主党のバイデン前副大統領が勝利するとの見方が強いが、接戦州の結果が待たれている。選挙結果に対し、トランプ陣営がどのような対応を講じるのかにも注目が集まっている。
    この日は、前日までの4日続伸で1800ドルを超える上げを記録したのを受け、利益確定の動きが優勢となり、エネルギー、金融株などに売りが膨らんだ。
     
    また、新型コロナウイルスの感染再拡大は投資家心理の重荷となった。米国では5日、1日当たりの新規感染者数が初めて12万人を突破した。拡大防止のための行動制限が再び強化され,景気回復が遅れるとの警戒感が高まった。
     
    米大統領選を巡り、取引を見送るムードも高まった。民主党のバイデン前副大統領が当選に必要な「選挙人」の過半数を獲得する見通しが強まっている。一方、激戦州5州の開票作業が大詰めを迎えるなか、ジョージア州での再集計の可能性やペンシルベニア州での郵便投票の開票の遅れが報じられ、混乱が深まっている。「バイデン氏の勝利が有力視されるが、結果が判明するまで売買を見送るムードもあった」との声も聞かれた。
     
    一方、ダウ平均は上昇する場面もあった。ただ、朝方発表された10月の米雇用統計で雇用情勢の改善が示されたため、同統計が相場の支援材料になり、底堅い値動きを示した。
    6日朝発表の10月の雇用統計では非農業部門の就業者数は前月比63万8000人増と市場予想(53万人増程度)を上回った。失業率も6.9%と9月(7.9%)から低下し、6カ月連続で改善した。雇用情勢の改善が続いているとの見方が相場を支えた。
     
    金融のJPモルガン・チェースや医療保険のユナイテッドヘルス・グループが下げた。原油先物相場の下落でシェブロンなど石油株も売られた。一方、日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)や小売りのウォルマートなど消費関連株は上昇した。
    セクター別では、エネルギー、銀行が大きく売られた一方、半導体・同製造業装置が上昇。
     
    ナスダック総合株価指数は小幅に5日続伸し、前日比4.30ポイント高の1万1895.23と、過去最高値を付けた9月2日以来ほぼ2カ月ぶりの高値で終えた。アナリストの投資判断引き上げが伝わったアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やエヌビディアなど半導体株の一角が上昇した。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    28,323.40−66.78
    S&P500種
    3,509.44−1.01
    ナスダック
    11,895.230+4.303
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,951.70+4.90
    NY原油(ドル/バレル)
    37.49−1.30
    円・ドル
    103.28 - 103.30−1.02
     

    【シカゴ日本株先物概況】

    6日のシカゴ日経平均先物は続伸した。
    12月物は前日比65円高の2万4330円で引け、6日の大取終値を10円下回った。
    前夜の日本市場で買われた地合いを引き継いだ。6日発表の10月の米雇用統計(速報値)が雇用情勢の改善を示したことも支援材料になった。
    NYダウは、週末を控えて利益確定の売りがひろがったほか、ジョージア州上院の決選投票の可能性から民主党が政権、議会を掌握する可能性が依然残っていることも警戒され終始軟調推移となった。今週に上げ進んだ米株に利益確定の売りが出たため上値は限られた。
     
    この日の12月物高値は2万4460円、安値は2万4080円。
     
    シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
     24330 ( -10 )
    シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
    24340 ( 0 )
    ( )は大阪取引所終値比
     


    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    6日のFTSE100種総合株価指数は小幅ながら5日続伸した。前日の終値に比べ3.84ポイント(0.1%)高の5910.02で引けた。上昇と下落の銘柄数はほぼ拮抗した。
    米大統領選で民主党のバイデン候補が勝利に近付いているが、この日の株価指数は前日から一転して利益確定売りに押されやすい展開だった。結局はほぼ横ばいにとどまった。
    午前は大型株の鉱業株を中心に利益確定の売りが優勢だった。午後に鉱業株が買い戻され一時は40ポイント以上、上げる場面もあった。
     
    個別銘柄では、スイス系資源大手グレンコアや鉱業のリオ・ティント、ロシアの金銀生産大手のポリメタル・インターナショナルなど時価総額の大きい資源株が上昇銘柄の上位を占めた。石油のロイヤル・ダッチ・シェルも小幅上昇に転じた。テスコなど小売株と保険株にも買いが入った。
     
    半面、航空機エンジンのロールス・ロイスは前日に引き続き大幅安で引けた。新型コロナウイルスの影響で人員削減を進めていることが重荷になった。外国為替市場でのポンド高が業績を圧迫するとの見方から医薬品株やたばこ株などの多国籍企業銘柄も下げた。



    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    6日のドイツ株式指数(DAX)は5日ぶりに反落した。終値は前日と比べて88.07ポイント(0.7%)安の1万2480.02だった。
     
    4日続伸したことから、週末を控えていったん利益を確定する売りが優勢だった。ダイムラーを筆頭に自動車株の下げが目立った。
    個別では、前日高く引けた料理宅配大手のデリバリーヒーローも安かった。ドイツテレコムやハイデルベルクセメントが上げた。



    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40(仏)4,960.88 -23.11



     

11月07日 毎日コラム
株式投資はギャンブルではない
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