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日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,085.80 -375.12 04/26
ナスダック総合
15,611.76 -100.99 04/26


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    27日の日経平均株価は続落。終値は前日比82円安の2万3208円だった。
    中国が南シナ海に向けて弾道ミサイルを発射したと報じられ、米中対立激化懸念からマイナスに転じてしまった。国内に買い材料がないため外部の材料に反応しやすくなっている。
    この他、今晩からの米ジャクソンホール会議のFRB議長の発言を見極めたいとする向きも多かった。
     
    安値は2万3177円までで、5日線(2万3140円、27日時点)は割り込まなかった。
    前場で下げ幅を3桁に広げても後場は落ち着いた動きを見せており、買いが手控えられる中、売りだけが急がれたようにも映る。
    週末の明日は、よほどの好材料がないと買いが入りづらいと考える。
     
    28日の日経平均株価は、手がかり材料難や週末を控えることから、積極的な売買は限られ、もみ合いが続きそうだ。
    日経平均株価の5日移動平均線(27日時点で2万3140円)や、心理的なフシ目の2万3000円が支えになることが期待される。
    新興市場銘柄が調整したこともあり、手控えムードが広がったものの、今回の循環物色に乗れた資金は、現金化された後も市場から離れないとみられる。
    市場では「手がかり材料難のなか、大きく下げないことから相場は強いとみられ、中・長期的な上昇に向け、下げた場面では仕込みを考えたい」との声が聞かれた。
     
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(27日現在)
     
    24765.43  ボリンジャー:+2σ(26週)
    23956.79  ボリンジャー:+3σ(25日)
    23825.03  ボリンジャー:+3σ(13週)
    23564.02  ボリンジャー:+2σ(25日)
    23413.19  ボリンジャー:+2σ(13週)
     
    23208.86  ★日経平均株価27日終値
     
    23171.25  ボリンジャー:+1σ(25日)
    23141.44  均衡表転換線(日足)
    23097.15  6日移動平均線
    23001.36  ボリンジャー:+1σ(13週)
    22945.50  新値三本足陰転値
    22889.77  ボリンジャー:+1σ(26週)
    22778.48  25日移動平均線
    22589.53  13週移動平均線
    22570.52  均衡表基準線(日足)
    22570.52  均衡表転換線(週足)
    22436.51  均衡表雲上限(日足)
     
     
    ローソク足は陰線を引いたが、ザラ場安値は上向きの5日線やボリンジャーバンド(25日ベース)の+1σを上回り、買い手優勢の形状をキープ。
    一目均衡表では転換線と基準線が昨日に続いて横ばいで終了し、3役好転後の強気相場にあって上昇一服の形状が続いている。
    東証1部の騰落レシオ(25日ベース)は98.16%(昨日102.10%)と中立圏中央に位置し、短期的な売り買いの拮抗状態を窺わせている。
     
     

    [概況]

    27日、日本時間の外国為替市場において米ドル円は、106円を挟んだ小幅な値動きとなった。日本時間22時10分から予定されているジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演「金融政策の枠組みについての見直し」では、9月のFOMCを前に踏み込んだ内容が出るのか注目される。
     
    テクニカルは、5日移動平均線と20日移動平均線がともに106円近辺ある。またRSI14日とRSI30日がともに50付近での横ばいとなっている。以上のことからしばらく方向感の乏しい展開を予想する。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

    【大引け概況】
    27日の日経平均株価は続落し、前日比82円ちょうど安の2万3208円86銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:47 容量:6.94M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    朝方は前日の米国株高を反映して強含む銘柄が多かったが、寄り付きの売買が一巡した後は円高が業績悪化につながる輸出関連株を中心に売りが厚みを増した。時間外取引で米株先物が下落したことも、東京株式市場の株売り要因となった。
     
    また、中国の人民解放軍が26日、中国本土から南シナ海に向けて中距離弾道ミサイルを発射したと伝わっており、米中対立の懸念から手じまいの動きが出た。
     
    カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を控え、いったん利益を確定しようとの動きが優勢だった。
    株価が下落するにつれて売り注文は少なくなった。「個人や投資ファンドなど短期投資家以外に目立った売り手はいなかった」とみられる。
     
    市場では「安倍晋三首相が28日にも記者会見を開く見込みで、今後の政策運営に対する期待や、自身の健康問題に言及する可能性などもあり、手控えにつながったようだ」との見方があった。
     
    JPX日経インデックス400は続落し、終値は前日比74.38ポイント安の1万4574.08だった。東証株価指数(TOPIX)は続落し、8.59ポイント安の1615.89で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で1兆7234億円。売買高は9億2362万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1287と、全体の約6割を占めた。値上がりは805、変わらずは80だった。

    業種別株価指数(全33業種)は情報・通信業、銀行業、空運業などが下落し、サービス業、精密機器、ゴム製品は上昇した。
     
    個別では、KDDI、ソフトバンクG、ファーストリテ、SOMPOが売りに押された。任天堂が下落し、ソニー、トヨタ、ホンダも値下がりした。三菱UFJ、三井住友が甘く、第一生命は大幅安。三井不、OLC、JR東日本、JALが下げた。
     
    半面、前日に決算を発表したリクルートが買いを集めて大幅に値上がりした。東エレク、村田製、ダイキン、中外薬なども高い。ZHDがにぎわい、テラスカイは急騰した。
     
     
    東証2部株価指数は前日比66.97ポイント安の6517.90ポイントと3日ぶり反落した。
    出来高1億3650万株。値上がり銘柄数は170、値下がり銘柄数は244となった。
     
    個別では、那須電機鉄工、さいか屋が年初来安値を更新。ウイルテック、JMACS、日本食品化工、昭和化学工業、ユーピーアールが売られた。
     
    一方、オーミケンシがストップ高。鉄人化計画、グローバルダイニング、東京ボード工業、ウイルコホールディングス、大和自動車交通は一時ストップ高と値を飛ばした。アヲハタ、サトウ食品、GMOペパボ、日本化学産業、ベースなど9銘柄は年初来高値を更新。東京コスモス電機、大和重工、フルスピード、イムラ封筒、内海造船が買われた。
     


    日経ジャスダック平均株価は5営業日ぶりに反落した。終値は前日比7円8銭安い3537円99銭だった。連日の相場上昇を受け、きょうは利益確定売りが優勢だった。
    個人投資家の優待取得の資金流入より他の市場への資金流出が多いとの見方もあり、結果的にジャスダック平均は反落となった。
    スピーやCiメディカ、マクドナルドが下落した。半面、プロルートや出前館が上昇した。JTOWER子会社と、企業や自治体などを対象にエリアを限って使える高速通信規格「ローカル5G」分野で提携したと発表した多摩川HDにも買いが入った。
     
    マザーズ銘柄の一角に「買い疲れ感」も出る中、この日はジャスダック銘柄に投資家の関心が少し向かい、ジャスダック市場全体の売買代金は前日より多くなった。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で634億円と7月29日以来の高水準。売買高は1億951万株だった。
    値上がり銘柄数は231、値下がり銘柄数は359となった。
     
    個別ではオンキヨーが年初来安値を更新。水道機工、Speee、アイフリークモバイル、三光産業、セレスポが売られた。
     
    一方、エスエルディー、ランシステムがストップ高。ウエストホールディングス、AFC−HDアムスライフサイエンス、歯愛メディカル、No.1、パピレスなど13銘柄は年初来高値を更新。不二硝子、GFA、SEMITEC、ソフトフロントホールディングス、芝浦電子が買われた。
     


     
    東証マザーズ指数は前日比15.77ポイント安の1134.42ポイントと反落。
    寄り付き付近は堅調な推移となった。しかし、本日は8月の株主優待の権利最終日となり、個人投資家が株主優待を取得する流れが強く、マザーズ銘柄の需給が悪化したことで、時価総額上位のBASE、AIinsideなどが値を下げマザーズ指数は反落となった。
    一方、メルカリやマクアケが上昇した。経済産業省の実証事業の対象校に学習教材の導入が決まったすららネットにも買いが集まった。
    マザーズ市場では新規上場が続いており、「27日は大きく上昇した直近IPO銘柄に利益確定売りが多く出たことで、マザーズ全体として資金が流出する形になった」という。
    売買代金は概算で2754.98億円。騰落数は、値上がり79銘柄、値下がり243銘柄、変わらず5銘柄となった。

    25日に東証マザーズ市場に新規上場したインタファクは上場3日目のきょう、初めて取引が成立し、初値の5080円を上回って取引を終えた。終値は制限値幅の上限(ストップ高水準)である初値比1000円(19.7%)高の6080円で配分された。初値は公開価格(960円)の5.3倍だった。
     
    個別ではティアンドエス、バンク・オブ・イノベーションがストップ安。リファインバース、ジモティー、ニューラルポケット、フォーライフ、フィーチャが売られた。
     
    一方、G−FACTORY、インターファクトリー、フレアス、ブランディングテクノロジーがストップ高。HANATOUR JAPAN、ベストワンドットコム、INCLUSIVE、コパ・コーポレーションは一時ストップ高と値を飛ばした。ケアネット、ジェネレーションパス、GA technologies、ロコンド、アプリックスなど19銘柄は年初来高値を更新。ソフトマックス、ジェイグループホールディングス、サイジニア、松屋アールアンドディ、AHCグループはが買われた。


     
    「4年前もこんな感じだった」
     
    ちょうど4年前の8月末に書いていたこと。
    時間が進んでも市場心理はたいして変わらないという気がする。

    昨日の売買代金1兆6000億円。
    日経平均の日中値幅は約100円、後場はわずか34円だった。
    「まんじゅう怖い」ならぬ「ジャクソンホール怖い」で固まった展開。
    解きほぐすにはそれなりの好材料が必要になるのだろう。
    ただ利上げ=株安という安易な図式は実は時間軸を数か月眺めにすれば過去該当していないのも事実。
    今回だってQE3の終了で米国の株価は上昇。
    そして昨年の利上げ以降、半年ほどで3指数揃って史上最高値を更新した。
    マーケットの常識は世間の非常識みたいなもの。
    蟷螂の斧みたいな観測に見えてくるのも致しかたなかろう。
    何かを待って閑散かつ動意に乏しい展開はいつもの事と割り切った方が良い。
    空売り比率はまだ42%台。
    しかし先週の裁定買い残はわずか611億円とはいえ3週ぶりに増加し5345億円。
    日経朝刊では「TOPIX先物の残高が2013年1月以来の低水準。
    中長期投資家による日本株先高感の後退」との解釈。
    むしろマイナス金利の影響での残高減少と見たい。
    減ったものはいつかは増えるのがゼロサム世界のマーケットの定理でもある。
    騰落レシオは85%で過熱感まったくなし。
    PER14倍割れ。
    しかも25日移動平均16578円が下をサポートしてくれている。
    8月4日に10.1まで低下したRCIは17日に81まで上昇して昨日36。
    16697円を越えれば上値を追えると見たい。
     
    NYでは主要3指数が過去最高値圏で推移。
    その一方で株価の先行指標とされるダウ輸送株指数の出遅れが指摘されている。
    2014年12月29日に9217.44ポイントの過去最高値を付けた。
    そこから1年8カ月。
    過去最高値を更新していないし、14%程度低い水準。
    「79年〜13年までは4カ月程度先行性があった」のがダウ輸送株指数。
    このアノマリーが効かなくなってきているのである。
    表現は「ビハインド」。
    NYダウは2月以降7カ月連続で上昇した。
    一方輸送株指数は4〜6月に3カ月連続でマイナス。
    この復活は待たれるところ。
     
    どうして市場関係者は不毛の議論が好きなのだろうか。
    何も出る筈のない金融トップの避暑会合のジャクソンホールをめぐってアレコレと。
    結論が出ないのが心地よいのだろうか。
    意味のない会話とスケジュール探訪を繰り返しての「まんじゅう怖い」。
    雇用統計とか英国のEU離脱とか、あるいは米国経済や中国経済の行方。
    原油や金の動向まで詳細に並べ立ている。
    毎回繰り返しているのに飽きないものだ。
    ジャクソンホールとかブレグジットなんてカタカナに酔っているとしか思えない。
    「それがどうした」くらいの気概が欲しいものでもある。
    何も生産することなく、社会に寄与しているとも思えない存在が市場関係者。
    なんて揶揄されないことが重要なのだろう。
     
    早朝、道々考えたこと。
    「動き始めた汽車の窓辺で見かけた銘柄に注目する専門家。
    言ってみればサライの世界で面白くはないが株価は動く。
    そしていつの間にか最初から注目していたような口調となる。
    この変身ぶりは勉強になることでもある。
    一方。
    まったく動き始めていないけれど朝の街角で遠い夢を追う銘柄に注目する専門家。
    時間が経過してから動き始めていつの間にか他人の注目株となる。
    いつか帰るその時まで夢は捨てないと粘ってみても消費した時間は多過ぎる」。
    どちらがいいのだろうかなんて考えて広げた日経朝刊。
    スクランブルの見出しは「逆境の中小型株運用」。
    苦戦が続く中小型株の運用では人目につきにくい地味な銘柄を探す動きが続いている。
    引用されていた投資家さんの言葉。
    「他の人が注目しない銘柄を探すのが醍醐味」。
    これは確かに快感でもあろう。
    「一時人気だった任天堂やバイオ株には目もくれない」。
    徹底した投資哲学がうかがわれる。
    「急成長期待で買われた株は人気が離れるのも早い」。
    そして「大型株優位の相場だからといって上昇する主力株買いに追随しても人並みの収益」。
    逆説的な結論は「人の行く裏に道ありを実践するチャンスは今の中小型株にあるのかも知れない」。
    我慢が肝要ということなのだろう。
    しかし他人が見出してくれた銘柄にコメントする方がはるかに楽なのも現実。
    後から来て先頭に立つのはたやすい。
    これを先駆者の悲劇といってしまえば容易いのだが・・・。


    (櫻井)。

    27日午前の日経平均株価は続落した。午前終値は前日比104円25銭安の2万3186円61銭だった。米中対立、米国の金融政策、国内の政治状況など先行きについて不透明な要素が多く、いったん持ち高を減らす投資家が増えた。
     
    朝方は前日の米国株高を好感した買いが先行した。しかし、為替が1ドル=106円前後の円高・ドル安で推移したことが輸出関連銘柄を中心に利益確定売りの増加を招き、東証1部全体で前場終盤にかけて地合いが緩んでいった。
     
    米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)開催を前に、利益を確定しようとの動きが優勢だった。同会議ではパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長による金融政策への言及が焦点。米国は26日、南シナ海での軍事拠点建設に関わったとして中国企業24社に事実上の禁輸措置を発動すると発表しており、米中対立も重荷になった。
     
    市場関係者からは「日経平均が2万3000円台を回復して割安感がほぼ消え、上値を買う材料が見当たらなくなってきた」との指摘が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続落した。前引け時点の東証1部の売買代金は概算で8628億円、売買高は4億6129万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1385と、全体の約6割を占めた。値上がりは671、変わらずは111だった。
     
    業種別株価指数(全33業種)は情報・通信業、電気機器、銀行業などが下落し、サービス業、精密機器、食料品は上昇した。
     
    個別では、ソフトバンクGが売りに押され、ファーストリテも値下がりした。任天堂、ソニー、東エレク、キーエンス、KDDI、エムスリーは売られた。トヨタ、ホンダ、SUBARUは軟調だった。三菱UFJ、三井住友が下げ、みずほFGは小幅安となった。
     
    半面、決算発表のリクルートが買いを集めて上伸した。村田製が強含み、富士通は堅調だった。ZHDがにぎわい、イオン、ニトリHDは小幅高。ダイキン、アルプスアルなども高い。
     
    東証2部株価指数は前日比38.47ポイント安の6546.40ポイントと3日ぶり反落した。
    出来高7224万株。値上がり銘柄数は143、値下がり銘柄数は234となった。
     
    個別では、那須電機鉄工、さいか屋が年初来安値を更新。ジャパンエンジンコーポレーション、日本食品化工、ICDAホールディングス、JMACS、ミズホメディーが売られた。
     
    一方、オーミケンシ、ウイルコホールディングスがストップ高。鉄人化計画、グローバルダイニングは一時ストップ高と値を飛ばした。アヲハタ、GMOペパボ、日本化学産業、ベース、大和重工など8銘柄は年初来高値を更新。東京ボード工業、東京コスモス電機、ケミプロ化成、FRACTALE、内海造船が買われた。


    日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日比4円72銭安い3540円35銭となった。前日までに4営業日連続で上昇してやや過熱感が出たこともあり、きょうは目先の利益を確定させる売りが優勢だった。ワークマンやスピー、エブレンが下落した。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で346億円、売買高は5690万株。
    値上がり銘柄数は200、値下がり銘柄数は347となった。
     
    個別では、水道機工、アイフリークモバイル、朝日ラバー、フルヤ金属、ゼネテックが売られた。
     
    一方、ウエストホールディングス、AFC−HDアムスライフサイエンス、歯愛メディカル、No.1、パピレスなど13銘柄が年初来高値を更新。不二硝子、SEMITEC、ワイエスフード、GFA、芝浦電子が買われた。


    東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比12.73ポイント安い1137.46だった。
    時価総額上位の銘柄を売り、直近IPO銘柄を買う流れとなっている。
    前日に海外募集で新株を発行すると発表したメドレーは株式需給の悪化などを嫌気して売りが出た。このほかにBASEやメドピアが下げた。
    一方、デジタルメディア企業を子会社化すると発表したSansanやリファインV、ジーエヌアイは上昇した。
    値上がり銘柄数は76、値下がり銘柄数は241となった。
     
    25日に東証マザーズ市場に新規上場したインタファクは上場3日目のきょう、公募・売り出し価格(公開価格、960円)の5.3倍にあたる5080円で初値を付けた。その後も買いは続いてストップ高水準である6080円まで上昇し、その後は買い気配となった。
     
    個別ではティアンドエス、ジモティー、NexTone、トラストホールディングス、フォーライフが売られた。
     
    一方、インターファクトリー、フレアスがストップ高。G−FACTORY、HANATOUR JAPAN、ベストワンドットコム、ブランディングテクノロジー、INCLUSIVEは一時ストップ高と値を飛ばした。ケアネット、ジェネレーションパス、GA technologies、ロコンド、アプリックスなど17銘柄は年初来高値を更新。コパ・コーポレーション、ジェイグループホールディングス、和心、ニューラルポケット、ソフトマックスが買われた。

    【寄り付き概況】


    27日の日経平均株価は小幅反発して始まった。始値は前日比20円18銭高の2万3311円04銭。
    前日のNYダウ工業株30種平均が約半年ぶりの高値を付けたことで東京株式市場でもリスクオンの流れが波及している。株価指数先物に買いが入った。
     
    ただ、27日から始まる米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)を控え、一方向に傾ける動きは限られ、下げに転じる場面もある。
    外国為替市場ではドル売りの動きが強まり、1ドル=106円台を割り込むなど円高に振れており、これが輸出セクターには逆風材料となる。新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感や米中摩擦への懸念もくすぶっている。
     
    目先は、米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)でのパウエルFRB議長の講演内容を見極めたいとの思惑から、積極的な買いが入りにくいとの見方もある。
     
    個別では、富士通、ファーストリテ、ダイキンが堅調、ソニー、TDK、横河電が買われている。半面、トヨタ、東エレク、ファナックがさえない。
     


    「10年先より明日の上昇」
     
     
    水曜のNY株式市場で主要3指数は上昇。
    NASDAQは連日、S&P500は4日連続で終値ベースでの過去最高値を更新。
    「大型モメンタム株が引き続き選好された」の見方。
    NYダウに新規採用され決算も好調だったセールスフォースが26%上昇。
    ネットフリックスは11.6%上昇し約3年ぶりの大幅高。
    年初来の上昇率は69%。
    フェイスブックは8.2%上昇。
    「コロナ感染状況がどう転んでも、これら企業の事業は継続するという信頼感がある」という楽観が背景だ。
    耐久財受で民間設備投資の先行指標とされるコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注は前月比1.9%増加。
    6月の4.3%増からはペースが鈍化した。
    債券市場はジャクソンホールの会合待ち。
    パウエル議長が講演でインフレ期待を高めるとの見方だ。
    10年国債利回りは0.688%。
    2年国債利回りは0.152%。
    ドル円は106円を挟んだ水準。
    SKEW指数は142.09と低下。
    恐怖と欲望指数は73→75。
    完全にリスクオンで欲望満載の世界に突入した。
     
     
    水曜の日経平均は寄り付き39円安。
    終値5円安の23290円と4日ぶりの反落。
    高値は23348円でSQ値23350円の一歩手前までだった。
    「前日にコロナ急落前の水準を回復した達成感からか売り方・買い方とも動けず」との見方だ。
    日足は3日連続陽線。
    東証1部の売買代金は1兆6566億円と2日ぶりに2兆円割れ。
    マザーズ指数は反発。
    値上がり925銘柄(前日1643銘柄)。
    値下がり1115銘柄(前日467銘柄)。
    新高値43銘柄(前日83銘柄)。
    新安値1銘柄(前日1銘柄)。
    騰落レシオは102.10(前日101.11)。
    NTレシオは14.33倍(前日14.30倍)。
    サイコロは8勝4敗で66.67%。
    25日線(22758円)からは△2.34%。
    12日連続で上回っておりサポート。
    右肩上がりの75日線は22225円。
    200日線(22014円)からは△5.80%。
    右肩上がりの5日線(23074円)から△0.94%。
    2日連続で上回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲20.08%(前日▲19.494%)。
    買い方▲6.48%(前日▲7.049%)。
    空売り比率は37.4%(4日連続40%割れ:前日37.3%)。
    空売り規制なしの比率は6.4%。
    Quick調査の8月21日時点の信用評価損率は▲14.58%。
    (前々週▲20.60%→▲17.86%→15.58%)。
    3週連続の改善。
    8月21日時点の裁定売り残は184億円減の1兆6517億円。
    (当限は1兆3984億円)
    2週連続の減少。
    同裁定買い残は184億円増の5216億円。
    (当限は4564億円)。
    3週連続の増加。
    日経HVは18.8、日経VIは21.97。
    日経平均採用銘柄の予想PERは22.11倍(前日22.14倍)。
    前期基準では18.28倍。
    EPSは1053円(前日1052円)。
    7月1日時点は1239円、7月31日時点は1212円だった。
    暫定PERは22.11倍。
    計算上のEPSは1053円。
    225のPBRは1.10倍。
    BPSは21173円(前日21087円)。
    225先物採用銘柄の益回りは4.52%(前日4.52%)。
    配当利回りは1.96%。
    東証1部全銘柄だと予想PERは24.06倍。
    前期基準では19.54倍。
    東証1部全銘柄のPBRは1.22倍。
    ドル建て日経平均は218.88(前日219.76)。
    東証1部単純平均株価は0.76円高の2153円。
    (2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
    売買単価は1926円(前日1756円)。
    東証1部の時価総額は619兆円(前日620兆円)。
    時価総額の壁が立ちはだかる。
    シカゴ225先物終値は大証日中比60円高の23280円。
    高値23335円、安値23150円。
    大証夜間取引終値は日中比60円高の23280円。
    気学では木曜は「人気に逆行し前後場仕成を変える日」。
    金曜は「寄り安は買いなれど、上放れ高きは売り狙え」。
    ボリンジャーは拡散。
    プラス1σが23141円。
    プラス2σが23524円。
    プラス3σが23907円。
    一目均衡の雲の上限が22436円。
    17日連続で雲の上。
    勝手雲の上限は22764円で下限は22524円。
    13日連続で雲の上。
    RSIが68.53。
    RCIが78.85。。
    今年13勝19敗と負け越しの木曜。
     
    《今日のポイント8月27日》
     
    (1)NY株式市場は主要3指数が上昇。
       NASとS&Pは連日の過去最高値更新。
       ダウ輸送株指数は0.46ポイント安の11126ポイントと続落。
       SOX指数は0.32%高と3日続伸。
       恐怖と欲望指数は73→75。
       完全にリスクオンで欲望満載の世界に突入した。
     
       
    (2)日足は3日連続陽線。
       東証1部の売買代金は1兆6566億円と2日ぶりに2兆円割れ。
       マザーズ指数は反発。
     
     
    (3)25日線(22758円)からは△2.34%。
       12日連続で上回っておりサポート。
       200日線(22014円)からは△5.80%。
       右肩上がりの5日線(23074円)から△0.94%。
       2日連続で上回った。
     
    (4)空売り比率は37.4%(4日連続40%割れ:前日37.3%)。
       Quick調査の8月21日時点の信用評価損率は▲14.58%。
       (前々週▲20.60%→▲17.86%→15.58%)。
       3週連続の改善。
     
     
    (5)8月21日時点の裁定売り残は184億円減の1兆6517億円。
       (当限は1兆3984億円)
       2週連続の減少。
       同裁定買い残は184億円増の5216億円。
       (当限は4564億円)。
       3週連続の増加。
     
    (6)空売り比率は37.3%(2日連続40%割れ:前日37.4%)。
       8月21日時点の信用売り残は115億円減の9388億円。
       2週ぶりの減少。
       同信用買い残は1044億円増の2兆2293億円。
       2週ぶりに増加。
       2兆円台は15週連続。
       金額ベースでの信用倍率は2.37倍(前週は2.24倍)。
     
    (7)ボリンジャーは拡散。
       プラス1σが23141円。
       プラス2σが23524円。
       プラス3σが23907円。
     
     
    (8)シカゴ225先物終値は大証日中比60円高の23280円。
       高値23335円、安値23150円。
       大証夜間取引終値は日中比60円高の23280円。
       今年13勝19敗と負け越しの木曜。
     
     
     
    今年の曜日別勝敗(8月26日まで)

    月曜15勝15敗
    火曜18勝14敗
    水曜15勝17敗
    木曜13勝19敗
    金曜15勝16敗。
     
     
    水曜のNYダウは83ドル高の28331ドルと反発。
    NASDAQは198ポイント高の11665ポイントと5日続伸。
    S&P500は35ポイント高の3478ポイントと5日続伸。
    ダウ輸送株指数は0.46ポイント安の11126ポイントと続落。
    SOX指数は0.32%高と3日続伸。
    VIX指数は23.23。
    3市場の売買高は85.5億株(20日平均は94.2億株)。
    225先物CME円建ては大証比日中比60円高の23280円。
    ドル建ては大証日中比70円高の23290円。
    ドル円は105.98円。
    10年国債利回りは0.688%。
    2年国債利回りは0.152%。
     
    日経では「マザーズ売買活況」の見出し。
    売買代金は9日連続で2000億円を超えた。
    これは2013年12月以来6年8か月ぶり。
    東証1部の売買代金に対するシェアは24日に21%まで上昇。
    03年の指数算算出以来最大となった。
    市場は「安定ではなく変動を求めている」ということの傍証でもあろうか。
    「10年後の5倍」と「明日のストップ高」。
    市場の多くは明日のストップ高を求めているはず。
    その証左でもある。
    この環境で「いいものと安く買って長く持つ」は所詮お題目にしか過ぎない。
    この理論と実戦のかい離が続くと、また市場離れということが起きる可能性もある。
    もっともマザーズの活況は明日の一部市場活況の前触れというのが経験則。
    悪くはない展開だ。
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    岡本硝子(7746)・・・動兆
     
    岡本硝子センターに注目する。
    同社は特殊ガラスと薄膜技術が中核。
    プロジェクター用マルチレンズ、同反射鏡、歯科用デンタルミラーの3つの世界シェアNo1製品を持つ。
    5Gスマートフォン向けガラス基板、全固体電池用ガラス材料に期待感。
    アルミニウムに塗布し、深紫外線の反射率を95%以上に高めるインク開発。
     

    (兜町カタリスト櫻井)

    27日の日経平均株価は、堅調な展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万3100円−2万3400円。
    米国株の強い動きが続いており、基本的にはこれを好感する流れになるだろう。ただし、ナスダックの1.7%高に対してダウ平均は0.3%高にとどまった。ここ数日はダウ平均に連動する傾向が見られていることを鑑みると、好影響は限られるだろう。
    きのう26日は、方向感に欠けるなか小幅反落となったが、「買い手掛かりは少ないものの、積極的に売る動きも乏しい」との声も聞かれ、動意薄の状況が続きそう。
    時事通信社は、米軍高官が現地26日、中国軍が本土から南シナ海に向けて中距離弾道ミサイル4発を発射したことを明らかにしたと報道。米株式の反応をみたいとして、時間外取引での株価指数先物の動きを注視する展開になることも想定される。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=105円台の後半(26日終値は106円30−31銭)、ユーロ・円が1ユーロ=125円台の前半(同125円51−55銭)とやや円高方向に振れている。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、26日の大阪取引所終値比60円高の2万3280円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■ヤマト<1967>
    発行済み株式数(自社株を除く)の0.62%にあたる15万9000株(金額で9985万2000円)を上限に、8月27日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
     
    ■ジェイグループホールディングス<3063>
    未定だった上期配当は1.5円実施。
     
    ■ハイマックス<4299>
    9月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。非開示だった上期経常は76%増で4期ぶり最高益更新へ。
     
    ■JCRファーマ<4552>
    9月30日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施する。また、ライソゾーム病治療薬のグローバル展開として、ブラジルへの事業展開を正式に決定。
     
    ■日本エンタープライズ<4829>
    子会社プロモートが多数の無線接続を効率良く行う「無線接続システム及び無線接続プログラム」に関する特許を取得。
     
    ■MS&Consulting<6555>
    「tenpoketチームアンケート」「SVナビ」がIT導入補助金の対象ツールに認定。
     
    ■ウシオ電機<6925>
    東芝ライテックと紫外線除菌・ウイルス抑制装置を共同開発する。
     
    ■ブランディングテクノロジー<7067>
    スカラ<4845>と行政・自治体のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を目的とした合弁会社を設立。
     
    ■ディー・エル・イー<3686>
    ホラー映画「犬鳴村」の公式ゲームアプリ「犬鳴村〜残響〜」を配信開始。
     
    ■不二電機工業<6654>
    上期経常を一転24%増益に上方修正、通期も増額。
     
    ■多摩川ホールディングス<6838>
    JTOWER<4485>の子会社ナビックと資本業務提携。ローカル5Gの設置から運用までを一気通貫に実現できる環境を構築する。
     
    ■キョウデン<6881>
    昨年12月末に生産停止した横浜営業所の売却に伴い、21年3月期に売却益約12億円を特別利益に計上する。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    27(木)
    【国内】
    2年国債入札
    《決算発表》
    凸版印、DMG森精、DyDo、明星電、ルックHD、太陽工機、コスモス電
     
    【海外】
    米4-6月期GDP改定値(21:30)
    米7月NAR仮契約住宅販売指数 (23:00)
    米カンザスシティー連銀主催のジャクソンホール会議(〜8/28、オンライン開催)
    《米決算発表》
    ダラー・ツリー、ダラー・ゼネラル、ギャップ
     
     


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    [概況]


    26日、欧米時間における外国為替市場の米ドル円は一時105.950円まで下落し軟調な展開となった。7月米耐久財受注(予想:4.3% 結果:11.2%)など米経済指標の結果が予想を大きく上回ったことで一時106.475円付近まで上昇したが、その後は買いが続かず反落している。
    国際経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)において行われるパウエルFRB議長の講演を控え積極的な米ドル買いには繋がらなかったか。
     
    また、同講演のテーマは「金融政策の枠組みについての見直し」とのことだが、現在米国内における新型コロナウイルス感染拡大の状況などを踏まえると、低金利政策の長期化などを示唆する可能性が考えられるため、講演の内容を確認するまでは米ドル買いは限定的になると予想する。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

    [株価材料]
     
     
    ■日英協定 EU並み優遇関税 近く大筋合意
     
    ■米運用大手バンガード 香港・日本撤退 中国本土に注力
     
    ■Facebook 次期iOSで一部のネット広告が利用不可能に
     
    ■日本車の数量規制「ない」 米通商代表 単独会見で明言
     
    ■携帯乗り換え「原則無料」に 競争・値下げ促す 総務省調整
     
    ■雇用助成金 12月まで特例延長 政府 失業増加を防止
     
    ■オーミケンシ<3111>
    パンクしても走るタイヤ向け新素材
     
    ■富士フイルム<4901>
    消毒液の生産10倍に コロナで需要拡大
     
    ■太陽HD<4626>
    「三位一体」植物工場 水耕・養殖・昆虫飼育
     
    ■エンビプロ<5698>
    LiBリサイクル事業黒字化へ レアメタル販売軌道に
     
    ■東芝<6502>
    キオクシア株の約2割を売却 上場時に
     
    ■ナカニシ<7716>
    歯科治療器具の滅菌器刷新
     
    ■新生銀<8303>USEN<9418>
    中小向け金融 クレカなど提供
     
    ■HIS<9603>系
    格安スマホ 広がる料金下げ 4割安プラン
     


    26日のNYダウ工業株30種平均は反発した。前日比83ドル48セント高の2万8331ドル92セントと半年ぶりの高値で終えた。
    主力ハイテク株が軒並み買われ、相場を押し上げた。コロナワクチン開発を巡る好材料も市場心理を支えた。ただ、27日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を控え、内容を見極めたい投資家も多くダウ平均の上値は限られた。
     
    米政権は23日夕、新型コロナ感染症から回復した患者の血液成分を利用した治療法を緊急認可したと発表。英紙フィナンシャル・タイムズは、米政府が、英アストラゼネカと英オックスフォード大学が開発するワクチンの緊急使用認可を検討していると報じた。
    市場では、新型コロナ対策の進展や経済の早期正常化への期待が広がり、幅広い銘柄が買われ、相場を押し上げた。
     
    相場をけん引したのは主力ハイテク株だ。GAFAM(グーグルの親会社アルファベット、アップル、フェイスブック、アマゾン・ドット・コム、マイクロソフト)はそろって上昇。SNS(交流サイト)のフェイスブックはネット通販事業の開始をはやした買いが続き、8%高で終えた。動画配信のネットフリックスは12%高と急騰した。コロナ禍でも業績好調が続く主力ハイテク株に資金が集まった。
     
    前日夕に好決算と業績予想の上方修正を発表した顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムが26%高で終えた。市場では「クラウド関連の成長期待が強まり、ネット関連銘柄に連想買いを誘った」との声も聞かれた。
     
    ダウ平均は上値が重くなる場面もあった。パウエルFRB議長が27日朝の国際経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)での講演で、金融政策の新たな指針に言及する可能性が意識されている。内容を見極めたいとして、主力ハイテク株以外は積極的な売買が手控えられた。
     
    セクター別ではメディア・娯楽、ソフトウェアサービスが上昇した一方で、エネルギー、不動産が下落した。
     
    ナスダック総合株価指数は5日続伸し、前日比198.59ポイント高の1万1665.06と過去最高値を更新。S&P500種株価指数も5日続伸した。前日比35.11ポイント高の3478.73と過去最高値で終えた。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    28,331.92+83.48
    S&P500種
    3,478.73+35.11
    ナスダック
    11,665.060+198.588
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,952.50+29.40
    NY原油(ドル/バレル)
    43.44+0.05
    円・ドル
    105.91 - 105.93−0.39
     

    【シカゴ日本株先物概況】


    26日のシカゴ日経平均先物は小幅下落。9月物は前日比20円安の2万3280円で取引を終えた。
    利益確定の売りでNYダウは下落して寄り付いたものの、全米で新型コロナウイルス感染件数が安定していることやワクチン開発でさらに前進した報道が好感され上昇に転じた。
    大阪取引所の終値を60円上回った。
     
    シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
    23280 ( +60 )
    シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
    23290 ( +70 )
    ( )は大阪取引所終値比
     


    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 6045.60(+8.59)
    26日のFTSE100種総合株価指数は小反発だった。前日の終値に比べ8.59ポイント高の6045.60で引けた。株価指数は方向感を欠いた。特段の手掛かり材料もなく、ほぼ横ばいだった。指数構成銘柄全体の約7割が上昇した。
    27日のジャクソンホール会議での各国の中銀総裁の講演を控え、発言内容を見極めたいとの動きから様子見姿勢が広がった。フレスニージョなど鉱業株の上昇が株価指数を押し上げる一方で、BPなど石油株の下落が上値を抑えた。
     
    個別銘柄では、産業用ソフトウエアのアヴィバグループは9%超上げた。スポーツ関連小売りのJDスポーツ・ファッションの上昇も目立った。半面、メディアのITVと酒類のディアジオは売られた。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 13190.15(+128.53)
    26日のドイツ株式指数(DAX)は反発した。終値は前日と比べて128.53ポイント(1.0%)高の1万3190.15だった。
    ドイツ政府が25日、新型コロナウイルスの影響で業績が低迷する企業への支援策の延長を決めたことが好感された。
    個別では、半導体のインフィニオンテクノロジーズは4%高。自動車のBMWも買われた。電力のエーオンは下落した。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5048.43(+40.16)
    フランスの株価指数CAC40の終値は前日に比べて0.8%上昇した。同国政府が26日、9月上旬に景気てこ入れ策を発表すると明らかにしたことなどが買いを誘った。
     

08月27日 毎日コラム
血液型でわかる!女性の性格チェック【O型】
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