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日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,085.80 -375.12 04/26
ナスダック総合
15,611.76 -100.99 04/26


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    26日の日経平均は小反落。5円91銭安の2万3290円86銭(出来高概算8億5998万株)で取引を終えた。
    前日までの上昇に対する利益確定が優勢となったが、指数インパクトの大きい値がさ株の一角が下支えする格好となり、日経平均は前日の終値を挟んでのもみ合いとなった。ほぼ前日比マイナスの状態が続いており、後場寄り付き直後には下げ幅が100円に迫る場面もみられたが、引けにかけて上昇に転じる場面もみられるなど、底堅さが意識されていた。
     
    あす27日の日経平均株価はもみ合い展開か。
    手掛かり材料の乏しいなか、海外要因にらみの展開になるが、現地27-28日には米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)の開催を控え、様子見気分に傾く可能性がある。
    今回はオンライン形式での開催となるが、米金融政策をめぐるパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演を見極めたいとして、積極的な売買は手控えられよう。
    今晩のダウ平均がどう動くかが、日本株の方向性を左右しそうだ。指数は案外であったが、個別では材料があればとにかく買っておけといった風の荒い値動きも散見された。
    週末を前にそろそろ手じまいムードが強まる展開は想定しておくべき。値持ちの良かった銘柄群がそろって売られた場合、全体もそれにつられて崩れることもあり得るが、今週上回った5日線(2万3074円、26日時点)がサポートになるかが注目される。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(26日現在)
     
    26655.51  ボリンジャー:+3σ(26週)
    24776.09  ボリンジャー:+2σ(26週)
    23907.57  ボリンジャー:+3σ(25日)
    23861.17  ボリンジャー:+3σ(13週)
    23524.65  ボリンジャー:+2σ(25日)
    23439.39  ボリンジャー:+2σ(13週)
     
    23290.86  ★日経平均株価26日終値
     
    23141.74  ボリンジャー:+1σ(25日)
    23141.44  均衡表転換線(日足)
    23080.78  6日移動平均線
    23017.61  ボリンジャー:+1σ(13週)
    22945.50   新値三本足陰転値
    22896.68  ボリンジャー:+1σ(26週)
    22758.82  25日移動平均線
    22595.84  13週移動平均線
    22570.52  均衡表転換線(週足)
    22570.52  均衡表基準線(日足)
    22436.51  均衡表雲上限(日足)
    22375.91  ボリンジャー:-1σ(25日)
    22364.93  均衡表雲上限(週足)
    22225.80  75日移動平均線
    22174.06  ボリンジャー:-1σ(13週)
    22113.36  均衡表雲下限(週足)
    22014.50  200日移動平均線
     
    ローソク足は陽線を引き、短い胴体から上下にヒゲを出す「小陽線」を描き、投資家の気迷いを窺わせた。5日線や25日線は上向きをキープしたが、一目均衡表の転換線と基準線は横ばいとなり、強気相場中の上昇一服の形状。
    東証1部の騰落レシオ(25日ベース)は102.10%(昨日101.11%)と依然として中立圏中央にとどまり、目先は方向感の定まりにくい相場が続こう。
     

    [概況]
     
    26日、日本時間の外国為替市場において米ドル円は、朝方106.565円の高値を付けた。その後は上値の重い値動きとなり現在は、106.200円を挟んだ取引となっている。
     
    テクニカルは、一目均衡表の転換線(106.075円:8月26日現在)が下値をサポートできるのか注目したい。サポートできれば、8月19日の安値105.090円から続く押し目買い基調が継続していると思われ、107円を目指す展開を予想する。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

    【大引け概況】
    26日の日経平均株価は4営業日ぶりに反落し、前日比5円91銭安の2万3290円86銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:54 容量:8.15M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    前日に300円超上昇したため、目先の利益を確定させる売りが優勢だった。
     
    取引開始直後は外国為替市場での円安に後押しされ、日経平均はプラス圏に浮上する場面もあった。その後は、投資意欲を一段と刺激する材料が見当たらず、マイナス圏に転落。利益確定売りを消化できない状態が続き、4営業日ぶりに小反落して取引を終えた。
     
    昼休みの時間帯に中国・上海総合指数が下げ基調を強めたこともあり、後場寄り付き直後には2万3203円00銭(同93円77銭安)まで値を下げた。
     
    一方、新型コロナウイルスのワクチン開発期待が根強いうえ、円相場の下落が支えとなった。出資する中国アリババ集団傘下の金融会社アント・グループが上場申請したソフトバンクグループ(SBG)が3%高となり、日経平均を約46円押し上げた。
     
    安倍晋三首相が28日に記者会見を開く調整に入ったと伝わったほか、27〜28日には米カンザスシティー連銀主催の国際経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)を控え、内容を見極めたいとの雰囲気から積極的な売買は手控えられた。
     
    市場からは「底堅い動きだ。25日移動平均線くらいまで目先調整があってもよいが、中長期的な上昇トレンドに変わりはない。現状、買い上がる材料はないが、過剰流動性を背景に経済正常化への期待感は根強く、売り急ぐ状況でもない」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400は反落した。終値は前日比15.05ポイント安の1万4648.46だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、0.75ポイント安の1624.48で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で1兆6566億円と2日ぶりに2兆円を割り込んだ。売買高は8億5998万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1115と、全体の約5割を占めた。値上がりは925、変わらずは132銘柄だった。

     

    業種別株価指数(33業種)は、繊維製品、不動産業、食料品の下落が目立ち、上昇は、その他製品、海運業、鉱業など。
     
    個別では、前日に31年ぶりの公募増資を発表したアサヒが下げた。東レが下押し、住友不は軟調。武田、中外薬、リクルート、ダイキン、塩野義も安かった。イオン、トヨタ、キーエンス、SMC、ダイキン、リクルートHDが値を下げた。
     
    半面、任天堂、エムスリーが年初来高値を更新。グループの半導体メモリー会社が10月にも上場すると伝わった東芝は2%高で終えた。ソニー、テルモも買われた。ソフトバンクG、ZHD、郵船、商船三井、国際帝石が高く、三菱UFJ、三井住友やファーストリテは底堅かった。
     
    東証2部株価指数は前日比66.95ポイント高の6584.87ポイントと続伸した。
    出来高1億1544万株。値上がり銘柄数は247、値下がり銘柄数は157となった。
     
    個別では、GMOペパボ、ワシントンホテル、大和重工、ジャパンエンジンコーポレーション、グローバルダイニングがストップ高。魚喜、アヲハタ、日本食品化工、サトウ食品、日本化学産業など9銘柄は年初来高値を更新。ウイルテック、ユーピーアール、ダイトーケミックス、トーヨーアサノ、川上塗料が買われた。
     
    一方、那須電機鉄工、フジコピアンが年初来安値を更新。東京ボード工業、日本製麻、日新商事、大同信号、浜井産業が売られた。







     


    日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。終値は前日比21円79銭高い3545円07銭だった。
    ジャスダック市場は、新型コロナワクチンに関する前向きなニュースや、新型コロナの指定感染症の扱いに関する見直しの議論などで、経済活動の本格再開への期待感が高まりジャスダック平均は続伸してスタートした。
    昨日より在宅ワークで利用されているVPNへのサイバー攻撃に関しての懸念が報じられていることから値上がり上位銘柄にセキュリティ関連銘柄が顔を出し相場を押し上げた。
    GoToイートの報道で飲食関連銘柄が複数値上がり上位にランクインしている。
    また、新規の売買材料が乏しいなか、直近の新規株式公開(IPO)銘柄の一角に個人投資家の資金が向かった。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で507億円だった。売買高は1億327万株だった。値上がり銘柄数は351、値下がり銘柄数は245となった。
     
    個別では、エスエルディー、ランシステム、No.1、朝日ラバー、不二硝子がストップ高。三光産業は一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、ケア21、AFC−HDアムスライフサイエンス、三洋堂ホールディングス、マックスバリュ九州など16銘柄は年初来高値を更新。コーユーレンティア、ブロードバンドセキュリティ、ABホテル、フジタコーポレーション、セレスポが買われた。
     
     
    一方、ストリームメディアコーポレーション、シーズメン、チヨダウーテ、スーパーバリュー、ニッポン高度紙工業が売られた。


    東証マザーズ指数は前日比16.97ポイント高の1150.19ポイントと反発。
    マザーズ市場では、買い優勢の展開となった。前日の米国市場でハイテク株が強い値動きを見せ、本日の東京株式市場でもこうした流れを引き継いでグロース(成長)株に買いが入った。マザーズ指数は先週来大きく上昇しており、高値警戒感から売りも出たが、直近IPO(新規株式公開)銘柄を中心に回転売買が続いた。
    売買代金は概算で2839.37億円。騰落数は、値上がり238銘柄、値下がり83銘柄、変わらず6銘柄となった。
     
    個別では、GA technologies、Sun Asterisk、ニューラルポケット、リファインバース、クックビズなど10銘柄がストップ高。フィードフォースは一時ストップ高と値を飛ばした。日本ファルコム、ラクス、はてな、ユーザベース、すららネットなど19銘柄は年初来高値を更新。INCLUSIVE、ログリー、日本情報クリエイト、和心、ミクリードが買われた。
     
    一方、霞ヶ関キャピタル、ブランジスタ、ZUU、リビングプラットフォーム、フォーライフが売られた。
     
     


    26日午前の日経平均株価は小幅に反落した。午前の終値は前日比39円60銭安の2万3257円17銭だった。
    NYダウの下落に加え、日経平均株価は前日300円強上昇し新型コロナウイルスの感染拡大で2月に急落する前の水準まで値を戻したこともあり、上値では利益確定売りが出て頭を抑えられている。日本時間26日の米ダウ平均先物が下げたことも重荷だった。
     
    日経平均は一時上げに転じるなど底堅さも目立った。円相場で円安・ドル高が進み、輸出関連株の支えとなった。新型コロナのワクチン開発期待も根強く、節目の2万3000円台は維持して推移している。
     
    もっとも、総じて小安い水準で相場の動意は乏しかった。安倍晋三首相が28日に記者会見を開く調整に入ったと伝わったほか、27〜28日には米カンザスシティー連銀主催の国際経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)を控え、商いは盛り上がりに欠けた。
     
    為替相場が1ドル=106円40銭近辺と円安気味に振れており、「株価の下値を支える要因になっている」。日経平均は取引開始直後に、前日比50円強上昇する場面があった。しかし、「積極的な買いを入れる新規材料が見当たらない」状況では売り注文を消化しながら上値を試すには力不足で、じりじりと値を消す展開だった。
     
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反落した。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で8349億円、売買高は4億2367万株と、いずれも前日の同時点より少ない。
    東証1部の値下がり銘柄数は1385と、全体の約6割を占めた。値上がりは649、変わらずは129銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、空運業、不動産業、鉄鋼などが下落し、上昇は、その他製品、鉱業、情報・通信業など。
     
    個別銘柄では、前日に31年ぶりの公募増資を発表したアサヒが安い。取引終了後に決算発表を控えるリクルートも軟調だった。JAL、ANA、三井不、日本製鉄、トヨタ、キーエンス、レーザーテックは下落した。三菱UFJ、三井住友、野村も弱含んだ。武田やイオンも売られている。
     
    半面、出資する中国アリババ集団傘下の金融会社アント・グループが上場申請したソフトバンクグループも高い。グループの半導体メモリー会社が10月にも上場すると伝わった東芝が買われた。任天堂が値を上げ、ファーストリテ、東エレク、国際帝石、ソニー、エムスリー、テラスカイが上昇した。
     
     
    東証2部株価指数は前日比90.82ポイント高の6608.74ポイントと続伸した。
    出来高6807万株。値上がり銘柄数は236、値下がり銘柄数は144となった。
     
    個別では、ワシントンホテルがストップ高。ジャパンエンジンコーポレーションは一時ストップ高と値を飛ばした。魚喜、日本食品化工、GMOペパボ、日本化学産業、電業社機械製作所など7銘柄は年初来高値を更新。グローバルダイニング、キョウデン、ダイトーケミックス、ウイルテック、日本パワーファスニングが買われた。
     
    一方、那須電機鉄工が年初来安値を更新。クシム、浜井産業、あじかん、パス、アクロディアが売られた。
     


    日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比8円66銭高い3531円94銭だった。直近IPO銘柄の一角に資金が向かう流れが続いた。半面、大型株には過熱感を警戒した売りもでた。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で278億円、売買高は5546万株。
    エブレンや大戸屋HD、テラなどが上昇した。半面、出前館やSpeee、セリアは下落した。値上がり銘柄数は300、値下がり銘柄数は240となった。
     
    個別では、エスエルディー、朝日ラバーがストップ高。三光産業は一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、ケア21、AFC−HDアムスライフサイエンス、三洋堂ホールディングス、マックスバリュ九州など11銘柄は年初来高値を更新。コーユーレンティア、ブロードバンドセキュリティ、大戸屋ホールディングス、セレスポ、フジタコーポレーションが買われた。
     
    一方、NITTOKU、今村証券、出前館、ニッポン高度紙工業、ウチダエスコが売られた。
     
     


    東証マザーズ指数は前日比9.04ポイント高の1142.26ポイントと反発した。
    直近上場のティアンドエスは続伸し、上場2日目のインタファクトリはなお買い注文が大幅に超過し、初値を付けていない。
    ただ、マザーズ市場全体として良好な需給状況を背景に先週から大きく値上がりしてきたため、高値警戒感などからやや上値が重くなってきた印象もある。
    値上がり銘柄数は205、値下がり銘柄数は107となった。
     
    個別では、リファインバース、クックビズ、ログリー、和心がストップ高。フィードフォース、INCLUSIVEは一時ストップ高と値を飛ばした。日本ファルコム、ラクス、はてな、ユーザベース、すららネットなど17銘柄は年初来高値を更新。Sun Asterisk、ライトアップ、ミクリード、GMOフィナンシャルゲート、GA technologiesが買われた。
     
    一方、ZUU、ヴィス、霞ヶ関キャピタル、フォーライフ、SBIインシュアランスグループが売られた。

    【寄り付き概況】


    25日のNYダウは前日比60ドル安の2万8248ドルと4日ぶりに反落した。米国株が下落した流れを受け、東京株式市場も値を下げて始まった。また、為替は1ドル=106円30銭前後と前日夕方に比べやや円安で推移している。
    新型コロナのワクチン開発期待は根強く、一時上昇に転じる場面もあるだろう。グループの半導体メモリー会社が10月にも上場すると伝わった東芝は買いが先行している。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、5業種が高く、値上がりは鉱業、その他製品など。値下がり上位に不動産、空運、陸運、医薬品、建設、海運など。
     
    個別では富士通、アドバンテス、キヤノンが軟調、日立、武田、塩野義はさえない。半面、ファナック、ソフトバンクG、ファーストリテが強い。


     
    「上げれば上に下がれば下に」
     
    火曜のNY株式市場でNASDAQとS&P500は4日続伸で過去最高値を更新。
    一方NYダウは60ドル安と反落。
    構成銘柄から除外される石油のエクソンモービルなどが売られたのが重荷。
    NYダウは一時200ドル超の下落場面もあった。
    買い材料はコロナウイルス治療への期待や米中通商協議の進展。
    ライトハイザーUSTR代表とムニューシン米財務長官は中国の劉鶴副首相と電話会談。
    米中通商合意の「第1段階」を履行する決意を再確認した。
    英製薬大手アストラゼネカはコロナ予防や治療を目的とした抗体カクテルの臨床試験を開始。
    これらを好感したとの解釈。
    「株式市場は経済が1年後に改善すると期待している。
    半年から1年先の状況を織り込んでいる」という声が聞こえる。
    月末の株式分割によって寄与度の下落するアップルは0.8%安。
    CB消費者信頼感指数は84.8と前月の91.7から2カ月連続で低下。
    市場予想は93.0。
    2014年5月以来6年超ぶりの低水準。
    7月の新築一戸建て住宅販売戸数は年率換算で前月比13.9%増の90万1000戸。
    2006年12月以来約13年半ぶりの高水準。
    住宅販売は中西部で58.8%増。
    南部は13.0%、西部は7.8%、それぞれ増加。
    一方、北東部は23.1%減少。
    安全資産から資金が流出し国債利回りは上昇。
    「通商を巡る環境がリスクオンとなったことで米国債から資金が流出した」との解釈だ。
    10年国債利回りは0.688%。
    2年国債利回りは0.153%。
    多くの通貨に対してドルが下落した中でドル円は上昇。
    安全資産としての円が売られた格好で106円台前半で推移。
    スケジュールが大好きな為替市場の課題は週末の「ジャクソンホール」。
    パウエルFRB議長の「金融政策の枠組み見直しについて」の講演を待っている格好だ。
    平均インフレ率目標の導入を示唆するかがポイントとされる。
    しかしこのコロナ禍で中央銀行が市場にネガな姿勢は示さないだろうというのが常識。
    そもそもメインテーマは「10年先に向けて舵をとる」だ。
    米国に接近中の熱帯低気圧「ローラ」がハリケーンに発達しメキシコ湾岸のオフショア生産の大半は停止。
    WTI原油先物はバレル43.35ドルと終値で3月5日以来の高値となった。
    SKEW指数は146.5と下落。
    恐怖と欲望指数は72→74。
    75から上は完全にリスクオンで欲望満載の世界に突入する。
     
    NYダウの構成銘柄入れ替え。

    【新規採用】
     
    情報サービス大手セールスフォース・ドットコム、
    製薬大手アムジェン、
    機械大手ハネウェル・インターナショナル
     
    【除外銘柄】
     
    石油大手エクソンモービル(過去100年NYダウ採用銘柄)
    製薬大手ファイザー、
    防衛大手レイセオン・テクノロジーズ
     
    スマートフォンのアップルが31日付で1株を4株にする株式分割を実施。
    ダウ平均は株価の単純平均で算出されるため、アップルの株価水準が4分の1に下がればダウ平均の寄与度も4分の1に下がる。
     
    ちなみに現時点のダウ採用銘柄

    アップル  コンピュータ  2015年3月19日  NASDAQ 
    アメリカン・エキスプレス  金融  1982年8月30日  NYSE 
    ボーイング  航空機  1987年3月12日  NYSE 
    キャタピラー  重機  1991年5月6日  NYSE 
    シスコシステムズ  情報・通信業  2009年6月8日  NASDAQ 
    シェブロン  石油  2008年2月19日  NYSE 
    ウォルト・ディズニー・カンパニー  娯楽・メディア  1991年5月6日  NYSE 
    ダウ  化学  2019年4月2日  NYSE 
    ゴールドマン・サックス  金融  2013年9月20日  NYSE 
    ホームデポ  小売業  1999年11月1日  NYSE 
    アイ・ビー・エム  コンピューター  1979年6月29日  NYSE 
    インテル  半導体  1999年11月1日  NASDAQ 
    ジョンソン・エンド・ジョンソン  医薬品  1997年3月17日  NYSE 
    JPモルガン・チェース  金融  1991年5月6日  NYSE 
    ザ コカ・コーラ カンパニー  飲料  1987年3月12日  NYSE 
    マクドナルド  外食  1985年10月30日  NYSE 
    スリーエム  化学  1976年8月9日  NYSE 
    メルク  医薬品  1979年6月29日  NYSE 
    マイクロソフト  ソフトウェア  1999年11月1日  NASDAQ 
    ナイキ  その他製品  2013年9月20日  NYSE 
    ファイザー  医薬品  2004年4月8日  NYSE 
    プロクター・アンド・ギャンブル (P&G)  日用品  1932年5月26日  NYSE 
    レイセオン・テクノロジーズ  航空宇宙・防衛  1939年3月14日  NYSE 
    トラベラーズ  保険  2009年6月8日  NYSE 
    ユナイテッド・ヘルス  保険  2012年9月21日  NYSE 
    ビザ  その他金融  2013年9月20日  NYSE 
    ベライゾン・コミュニケーションズ  通信  2004年4月8日  NYSE 
    ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス  小売業  2018年6月26日  NASDAQ 
    ウォルマート・ストアーズ  小売業  1997年3月17日  NYSE 
    エクソンモービル  石油  1928年10月1日  NYSE
     
    火曜の日経平均は寄り付き257円高。
    終値311円高の23296円。
    4日ぶりに23000円台を回復。
    SQ値23350円を8日ぶりに上回る場面もあった。
    一時400円以上上昇した場面もありザラバ高値は23425円。
    昨日高値23012円と火曜安値23225円にマド。
    ただ2月21日23378円と25日22950円のマドはヒゲで埋めた。
    東証1部の売買代金は2兆1243億円と7日ぶりに2兆円超。
    昨年8月14日ー19日(12日間)には届かなかった。
    マザーズ指数は反落。
    値上がり1643銘柄(前日999銘柄)。
    値下がり467銘柄(前日1070銘柄)。
    新高値83銘柄(前日85銘柄)と3ケタに届かず。
    新安値1銘柄(前日2銘柄)。
    騰落レシオは101.11(前日94.25)。
    NTレシオは14.33倍(前日14.30倍)。
    サイコロは8勝4敗で66.57%。
    横ばって来た25日線(22735円)からは△2.57%。
    11日連続で上回っておりサポート。
    右肩上がりの75日線は22136円。
    200日線(22012円)からは△5.83%。
    右肩上がりに転じた5日線(23038円)から△1.12%。
    6日ぶりに上回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲19.494%(前日▲18.791%)。
    買い方▲7.049%(前日▲7.285%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲25.687%(前日▲27.700%)。
    買い方▲12.253%(前日▲11.264%)。
    空売り比率は37.3%(2日連続40%割れ:前日37.4%)。
    空売り規制なしの比率は6.9%。
    8月21日時点の信用売り残は115億円減の9388億円。
    2週ぶりの減少。
    同信用買い残は1044億円増の2兆2293億円。
    2週ぶりに増加。
    2兆円台は15週連続。
    ボトムは3月27日週の1兆7545億円。
    ピークは1月31日週の2兆4637億円。
    金額ベースでの信用倍率は2.37倍(前週は2.24倍)。
    売り残が1兆円台に乗せ、買い残が2兆円を割れると信用倍率は2倍割れとなるのだが・・・。
    4月3日時点が1.62倍だったがそこから日経平均は5518円上昇した。
    日経HVは18.8、日経VIは21.27。
    日経平均採用銘柄の予想PERは22.14倍(前日21.83倍)。
    前期基準では18.30倍。
    EPSは1052円(前日1052円)。
    7月1日時点は1239円、7月31日時点は1212円だった。
    暫定PERは22.13倍。
    計算上のEPSは1052円。
    225のPBRは1.11倍。
    BPSは21087円(前日21027円)。
    225先物採用銘柄の益回りは4.52%(前日4.58%)。
    配当利回りは1.96%。
    東証1部全銘柄だと予想PERは24.06倍。
    前期基準では19.55倍。
    東証1部全銘柄のPBRは1.22倍。
    ドル建て日経平均は219.76(前日217.17、12月13日が219.64)。
    一時221ポイントと1990年7月19日以来の高値を更新した場面もあった。
    東証1部単純平均株価は17円高の2152円。
    (2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
    売買単価は1756円(前日1983円)。
    出遅れ銘柄中心だったと読めようか。
    東証1部の時価総額は620兆円(前日613兆円)。
    時価総額の壁が立ちはだかる。
    シカゴ225先物終値は大証日中比30円安の23300円。
    高値23425円、安値23130円。
    大証夜間取引終値は日中比60円安の23270円。
    気学では「押し目買いの日。但し急伸後は利入れ良し」。
    木曜は「人気に逆行し前後場仕成を変える日」。
    金曜は「寄り安は買いなれど、上放れ高きは売り狙え」。
    ボリンジャーは拡散。
    プラス1σが23102円。
    プラス2σが23469円。
    プラス3σが23856円。
    一目均衡の雲の上限が22436円。
    16日連続で雲の上。
    勝手雲の上限は22710円で下限は22513円。
    12日連続で雲の上。
    白い勝手雲は今日から厚くなる。
    RSIが66.84。
    RCIが78.01。
    8月SQ値23350円は8日ぶりに「幻」脱却。
    今年15勝16敗と負け越し中の水曜日。
     
    《今日のポイント8月26日》
     
    (1)NY株式市場はダウ安、NASとS&Pは続伸。
       ダウ輸送株指数は21ポイント安の11127ポイントと5日ぶりに反落。
       SOX指数は1.07%高と続伸。
       3市場の売買高は83億株(20日平均は94.8億株)と低下。
       恐怖と欲望指数は72→74。
       75から上は完全にリスクオンで欲望満載の世界に突入する。
     
    (2)日経平均は4日ぶりに23000円台を回復。
       SQ値23350円を8日ぶりに上回る場面もあった。
       月曜高値23012円と火曜安値23225円にマド。
       ただ2月21日23378円と25日22950円のマドはヒゲで埋めた。
       東証1部の売買代金は2兆1243億円と7日ぶりに2兆円超。
       昨年8月14日ー19日(12日間)の記録には届かなかった。
       マザーズ指数は反落。
     
    (3)新高値83銘柄(前日85銘柄)と3ケタに届かず。
       新安値1銘柄(前日2銘柄)。
       騰落レシオは101.11(前日94.25)。
       サイコロは8勝4敗で66.57%。
     
    (4)ドル建て日経平均は219.76と今年の高値(前日217.17、12月13日が219.64)。
       一時221ポイントと1990年7月19日以来の高値を更新した場面もあった。
     
    (5)横ばって来た25日線(22735円)からは△2.57%。
       11日連続で上回っておりサポート。
       200日線(22012円)からは△5.83%。
       右肩上がりに転じた5日線(23038円)から△1.12%。
       6日ぶりに上回った。
     
    (6)空売り比率は37.3%(2日連続40%割れ:前日37.4%)。
       8月21日時点の信用売り残は115億円減の9388億円。
       2週ぶりの減少。
       同信用買い残は1044億円増の2兆2293億円。
       2週ぶりに増加。
       2兆円台は15週連続。
       金額ベースでの信用倍率は2.37倍(前週は2.24倍)。
     
    (7)ボリンジャーは拡散。
       プラス1σが23102円。
       プラス2σが23469円。
       プラス3σが23856円。
       一目均衡の雲の上限が22436円。
       16日連続で雲の上。
       勝手雲の上限は22710円で下限は22513円。
       12日連続で雲の上。
       白い勝手雲は今日から厚くなる。
     
    (8)東証1部の時価総額は620兆円(前日613兆円)。
       時価総額の壁が立ちはだかる。
       シカゴ225先物終値は大証日中比30円安の23300円。
       高値23425円、安値23130円。
       大証夜間取引終値は日中比60円安の23270円。
       今年15勝16敗と負け越し中の水曜日。
     
     
    今年の曜日別勝敗(8月25日まで)

    月曜15勝15敗
    火曜18勝14敗
    水曜15勝16敗
    木曜13勝19敗
    金曜15勝16敗。
     
     
    火曜のNYダウは60ドル安の28248ドルと4日ぶりに反落。
    NASDAQは86ポイント高の11466ポイントと4日続伸。
    S&P500は12ポイント高の3443ポイントと4日続伸。
    ダウ輸送株指数は21ポイント安の11127ポイントと5日ぶりに反落。
    SOX指数は1.07%高と続伸。
    VIX指数は22.05。
    3市場の売買高は83億株(20日平均は94.8億株)。
    225先物CME円建ては大証比日中比30円安の23300円。
    ドル建ては大証日中比25円安の23305円。
    ドル円は106.36円。
    10年国債利回りは0.688%。
    2年国債利回りは0.153%。
     
    米民主党のヒラリー・クリントン氏のバイデン大統領候補への提言。
    「11月3日の大統領選の夜に敗北を認めないように」。
    今年の大統領選では新型コロナウイルス流行に伴い郵便投票の拡大が見込まれている。
    結果判明に時間がかかる可能性があるとの指摘。
    選挙当日にトランプ大統領が僅差で優勢な結果となった場合、
    「バイデン氏はいかなる状況であれ、敗北を認めるべきではない。
    一歩も譲ることなく共和党側と同様に焦点を絞り、執拗な姿勢で臨めば、バイデン氏が勝利すると確信している」。
    必要なのは「執拗な姿勢」そして「諦めない姿勢」ということなのだろうか。
     
    一方でカドロー米国家経済会議(NEC)委員長のコメント。
    「米政権が中国による第1段階通商合意の履行状況に満足している。
    中国は米農産品の購入を拡大しており、米国の雇用の伸びを支える」。
    電話とはいえ5月初旬以来の協議を好感した。
    あるいは硬軟両用でのリップサービスなのだろう。
    対中強硬派のナバロ大統領補佐官は「通商合意は健在。
    中国は約束通り、トウモロコシや大豆、豚肉、牛肉を購入している」。
    今は農家の票を取りに行くスケジュールなのかも知れない。
     
    「大型のIPOがあるとその時市場は立ち止まる」というのが経験則。
    今回は10月にキオクシアのIPOだという。
    時価総額2兆円、売り出し価格では2.5兆円程度との予想。
    結構思い。
    もともとは東芝の半導体メモリー部門。
    「2兆円なんて関係ない」と言いたいところだが・・・。
    目先的には「28日の首相記者会見が気にかかる」とでも持ち出すのだろうか。
     
    株価が上昇してくると市場関係者の日経平均の見通しはそれにつれて上昇する。
    年内23000円とか24000円が高値と言っていたが今朝は27000円説も出てきた。
    下値メドはおおむね21000円。
    こちらは1万円台説が消えた。
    「上げれば上に下がれば下に」。
    いつも思うのだが、専門家だって見通しの根拠は希薄なのではなかろうか。
    理路整然と説明するのは難しいだろう。
    「気分の問題」と言ってしまえば見通しも相当楽だろう。
    もっとも「価格と時期」を聞く方も聞く方だが・・・。
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    動物高度医療(6039)・・・動兆
     
    日本動物高度医療センターに注目する。
    同社は犬猫向け高度医療を行う動物病院を東京、川崎、名古屋で運営。
    ペットの高齢化や保険普及を追い風に回復基調。
    高単価の手術件数も伸長。


    (兜町カタリスト櫻井)

    [株価材料]
     
     
    ■首相 28日に会見調整 コロナ対策説明 体調に言及も
     
    ■キオクシアが10月に上場へ 27日にも東証が承認
     
    ■日本情報クリエイト<4054>
    不動産「非対面営業」300社導入狙う
     
    ■サイバー<4751>
    スタートアップと提携 経済学とAI活用
     
    ■郵政<6178>かんぽ<7181>
    営業再開へ 昨夏以来の自粛を解除
     
    ■アトラエ<6194>
    ビジネス版マッチング海外へ インドで展開
     
    ■ホンダ<7267>
    英から生産移管 寄居工場 新協定見据え活用

     
    26日の日経平均株価は、もみ合いとなりそう。
    日経平均株価の予想レンジは、2万3000円−2万3400円。
    25日の米株式市場で、NYダウ平均は構成銘柄入れ替えに伴うエクソン・モービルの下落などが重しとなったが、全体としては米中閣僚級貿易協議が再開したことで米中対立への過度な警戒が和らぎ、概ね良好な地合いとなった。S&P500とナスダックは連日で最高値を更新しており、ダウ平均の下落は、ネガティブ視はされないだろう。きのうの日経平均は大幅高で節目の2万3000円を超えており、投資家心理の一段の改善が見込まれる。
     
    ただ、手掛かり材料難のなか、日経平均株価は2月の新型コロナウイルス感染拡大前の水準を回復したことで、目先的な達成感から戻り待ちの売りが出ることも予想され、弱含む場面も想定される。
    為替相場は、ドル・円が1ドル=106円台の前半(25日終値は106円18−20銭)、ユーロ・円が1ユーロ=125円台の後半(同125円57−61銭)とやや円安方向にある。輸出関連銘柄には、下支え要因として意識されそう。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、25日の大阪取引所終値比30円安の2万3300円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■大戸屋ホールディングス<2705>
    コロワイド<7616>が同社へのTOB期限を9月8日まで延長し、買い付け予定数の下限を現保有分を加味した所有割合の45%から40%に引き下げる。
     
    ■アセンテック<3565>
    上期経常を一転33%増益に上方修正・最高益、通期も増額。
     
    ■タカショー<7590>
    上期経常を2.2倍上方修正、通期も増額、配当も3円増額。
     
    ■アニコム ホールディングス<8715>
    9月30日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施。最低投資金額は現在の4分の1に低下する。
     
    ■カルナバイオサイエンス<4572>
    炎症性免疫疾患を対象として開発を進めているBTK阻害剤AS-0871の第I相臨床試験で被験者への投与を開始。
     
    ■ロゼッタ<6182>
    スマートマスクを開発するドーナッツロボティクスと資本業務提携。
     
    ■ミナトホールディングス<6862>
    インテリジェント・ステレオカメラを利用した位置検出システムの開発に向けた実証実験を開始。クレーンを用いた荷役作業の正確で迅速なオペレーションが期待される。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    26(水)
    【国内】
    《決算発表》
    リクルートHD、アイフリーク、タカショー
     
    【海外】
    米7月耐久財受注(21:30)


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [概況]

     
    25日、欧米時間の外国為替市場において米ドル円は一時106.585円まで上昇した。米通商代表部(USTR)は米中貿易協議の第1段階合意について中国と電話会談を行ったことを発表した。両国は進展を確認し、協定の成功に向けて必要な措置を取ることなどが約束された。
    これらの内容を受け、米ドル円は買いが優勢。加えて、7月米新築住宅販売戸数(予想: 78.5万件 結果: 90.1万件)や7月米新築住宅販売率 (予想:前月比1.3% 結果:前月比13.9%)など米経済表の結果が市場の予想を上回ったことなども、米ドル円を下支えした。
     
    テクニカル的には米ドル円は下方に位置する20日移動平均線(105.928円)付近がサポートとなるか注目したい。


    [提供:カネツFX証券株式会社]


    25日のNYダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落し、前日比60ドル02セント安の2万8248ドル44セントで終えた。
     
    米中両政府は24日、貿易協議「第1段階合意」の履行状況の検証を目的に、両国閣僚が電話協議を行ったと発表。悪化していた米中関係をめぐる懸念が和らぎ、相場の下支え要因となったが、「最近相場の上昇基調が続いていたので高値警戒感が出た」という。
     
    ダウ構成銘柄では、先週時価総額2兆ドル超えを果たし、堅調な展開が続いていたアップルが下落。また、前日にダウ構成銘柄から外れることが決まった航空機部品・防衛のレイセオン・テクノロジーズとエクソンモービル、製薬のファイザーが相場の押し下げ要因となった。ダウ平均の下げ幅は200ドルを超える場面があった。
     
    売り一巡後は下げ幅を縮小した。8月中旬から米国ではコロナの新規感染者の減少が続いており、投資家心理の支えになっている。米政府がコロナの新たな治療法を認可するなど対策が進むとの期待も相場を下支えした。
     
    セクター別ではメディア・娯楽、ソフトウェアサービスが上昇した一方で、エネルギーが下落した。
     
    ソフトウエアのマイクロソフトや半導体のインテルなど大型ハイテク株の一角には買いが入った。ダウ平均に採用されることが決まった顧客情報管理(CRM)大手のセールスフォース・ドットコム、バイオのアムジェン、機械のハネウェル・インターナショナルが大幅高。一方、石油のシェブロンと航空機のボーイングは下げた。
     
    ナスダック総合株価指数は前日比86.75ポイント(0.8%)高の11466.47と4日続伸し、連日で過去最高値を更新した。ネット通販サービスを立ち上げたSNS(交流サイト)のフェイスブックが高い。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    28,248.44−60.02
    S&P500種
    3,443.62+12.34
    ナスダック
    11,466.472+86.754
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,923.10−16.10
    NY原油(ドル/バレル)
    43.40+0.05
    円・ドル
    106.37 - 106.39+0.19

     

    【シカゴ日本株先物概況】


    25日のシカゴ日経平均先物は続伸した。
    9月物は前日比130円高の2万3300円で引けた。
    8月消費者信頼感指数が予想外に6年ぶりの低水準に悪化したことを懸念し寄り付き後に下落した。しかし、強いハイテク株に支えられ引けにかけては下げ幅を縮小。米ナスダック総合株価指数とS&P500種株価指数が最高値を更新し、日経平均先物にも買いが波及した。
    この日の9月物安値は2万3130円、高値は2万3425円。
     
    シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
    23300 ( -30 )
    シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
    23305 ( -25 )
    ( )は大阪取引所終値比



    【欧州株式市場】
     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 6037.01(−67.72)
    25日のFTSE100種総合株価指数は反落に転じた。前日の終値に比べ67.72ポイント安の6037.01で引けた。
    株価指数は朝高後値を消した。米中貿易協議の進展期待を背景に高寄りしたが、その後は資源株が主導する形でマイナス圏に沈んだ。また、為替相場でのポンド高も重荷になった。構成銘柄の約8割が下落した。
     
    金属相場の下落を背景に朝方から鉱業株が売られた。前日上昇した石油株と銀行株は利益確定の売りなどで下落した。保険株にも売りが波及した。
    為替相場でのポンド上昇を受けて、たばこ株や酒類のディアジオなど為替変動に敏感な多国籍企業銘柄が下落したことも相場を押し下げた。
     
    主な個別銘柄では、産業用ソフトウェアのアヴィバグループは大幅上昇し、7%超高で引けた。25日早朝に米ソフト開発のOSIソフトを買収することで合意したとの発表が買い材料視された。航空のインターナショナル・エアラインズ・グループなど旅行関連株も上昇した。
    半面、石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルがA株(2.7%安)、B株(2.9%安)ともに軟調。鉱業大手アングロ・アメリカンも3.2%安とさえなかった。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 13061.62(−4.92)
    25日のドイツ株式指数(DAX)は小反落した。終値は前日と比べて4.92ポイント安の1万3061.62だった。
    午前は米中の貿易交渉が進展するとの期待感や、25日朝に発表された8月のIfo企業景況感指数が前月より改善したことを材料に買いが先行した。午後にかけて指数への寄与度が高い自動車株に売りが広がり、下落に転じた。
     
    個別では、フォルクスワーゲンを筆頭に自動車株は全銘柄が下落した。航空エンジン大手のMTUエアロ・エンジンズは続伸した。ミュンヘン再保険も高かった。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5008.27(+0.38)
    欧州の主要株式相場もフランスの株価指数CAC40以外は小幅ながら下げに転じた。


     

08月26日 毎日コラム
血液型でわかる!女性の性格チェック【B型】
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