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【市況一覧】
日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,085.80 -375.12 04/26
ナスダック総合
15,611.76 -100.99 04/26


08月01日 マーケットコメント

08月02日 マーケットコメント

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08月09日 マーケットコメント

08月10日 マーケットコメント


    11日の日経平均は大幅に反発。420円30銭高の2万2750円24銭(出来高概算16億2700万株)で取引を終えた。米国市場の流れを引き継ぐ格好から強い値動きとなり、寄り付き直後につけた2万2497円07銭を安値に終日強含みの相場展開となり、ほぼ高値圏で取引を終えている。
    先週の高値は8月4日につけた2万2603円だが、きょうは2万2760円まで上昇しており、先週の高値を上回った。終値(2万2750円)は25日線(2万2545円、11日時点)を大きく上回っており、チャートも好転した。
     
    明日12日の東京株式市場は、もみ合い展開か。戻り高値圏に近づき、強弱感が対立する可能性がある。
    米国ではNYダウが7営業日続伸となる一方でナスダックは続落となるなど、グロース株からバリュー株へのシフトが意識されるなか、東京株式市場においてもバリュー株を見直す流れが強まっている。
    主力どころできょうの動きが良かった銘柄は、それまでが案外でようやく下げ止まったくらいのものが多く、出遅れ修正の流れが一段と強まるようなら、指数もまだ上昇余地があるだろう。
    自動車や銀行、レジャー関連などきょう大幅高となった銘柄群がこれで出尽くしとならず、
    明日以降もしっかりとした動きが見られるかに注目したい。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(11日現在)
     
    23504.77  ボリンジャー:+2σ(13週)
    23322.84  ボリンジャー:+3σ(25日)
    23063.67  ボリンジャー:+2σ(25日)
    22877.83  ボリンジャー:+1σ(13週)
    22804.51  ボリンジャー:+1σ(25日)
    22795.40  均衡表雲上限(週足)
    22754.02  ボリンジャー:+1σ(26週)
     
    22750.24  ★日経平均株価11日終値
     
    22545.34  25日移動平均線
    22463.70  6日移動平均線
    22344.79  均衡表雲上限(日足)
    22337.78  均衡表基準線(日足)
    22286.17  ボリンジャー:-1σ(25日)
    22250.89  13週移動平均線
    22247.70  均衡表転換線(週足)
    22235.44  均衡表転換線(日足)
    22113.36  均衡表雲下限(週足)
    22027.01  ボリンジャー:-2σ(25日)
    21984.37  200日移動平均線
    21767.84  ボリンジャー:-3σ(25日)
    21718.93  75日移動平均線
     
    ローソク足はマドを空けて上昇し、長い胴体に上下に短いヒゲを伴う「陽の丸坊主」状で終了し、強い買い意欲を残して引けた格好。終値は上向きの25日線上に復帰したほか、5日線が25日線に下から接近してゴールデンクロス接近を窺っている。
     
    ただ、一目均衡表では基準線が横ばいを継続してもみ合い相場の継続を示唆。転換線が下降して売り圧力増大を示したこともあり、ボックス上限の23000円に接近するにつれて上値は重くなろう。
     

    【大引け概況】
    11日の日経平均株価は大幅に反発し、前週末比420円30銭高の2万2750円24銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:23 容量:12.28M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    日経平均株価は上げ幅を前週末比400円超に広げた。米国では10日、追加経済対策が景気の下支えになるとの期待感が広がり、NYダウ工業株30種平均が大幅に上昇。東京株式市場もその流れに乗り、終日買い戻しが優勢となった。
    景気敏感株を中心に買われ、終日高値圏での推移が続いた。
     
    トランプ米大統領が8日、失業給付の上乗せなどを盛り込んだ追加の新型コロナウイルス対策の大統領令を発令。米景気の先行きに安心感が出て、国内でも鉄鋼や輸送用機器、空運などこれまで売り込まれたバリュー(割安)株に買いが入った。
     
    外国為替市場では1ドル=106円台に入るなど円安方向に振れたことも追い風材料。アジア株市場が総じて堅調で特に香港ハンセン指数が4日ぶりに急反発に転じたことや、米株価指数先物が買い優勢の展開となったことも投資家心理を強気に傾けた面がある。
     
    東証1部の売買代金も2兆円を大きく上回った。夏季休暇シーズンに入り市場参加者の減少が懸念されたが、商いは逆に盛り上がりつつある状況。4〜6月期決算発表も最終盤を迎え、市場関係者は「業績が堅調な企業への投資意欲も強まっている」と前向きだった。
     
    JPX日経インデックス400は反発し、終値は前週末比351.71ポイント(高の1万4290.29だった。東証株価指数(TOPIX)は反発し、39.22ポイント高の1585.96で終えた。
     
    東証1部の売買代金は2兆7430億円。売買高は16億2714万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1810と全体の83%を占めた。値下がりは330、変わらずは33だった。
     

    業種別株価指数(33業種)は、不動産業、鉄鋼、銀行業の上昇が目立ち、下落は情報・通信業、その他製品。
     
    個別銘柄では、菱地所、三井不が高く、日本製鉄や三菱UFJ、三井住友も上伸した。リクルート、住友不、トヨタ、ホンダが値を上げ、レーザーテック、キーエンスは大幅高で、ソニーや東エレクも底堅い。エーザイが大幅高、武田はしっかり。JR東日本、OLCが締まった。
     
    半面、ソフトバンクグループ(SBG)、ZHDが安く、ネクソンは急落し、任天堂、太陽誘電、資生堂、商船三井が値を下げた。
     
     
    東証2部株価指数は前週末比101.06ポイント高の6567.36ポイントと続伸した。
    出来高2億3377万株。値上がり銘柄数は273、値下がり銘柄数は156となった。
     
    個別ではアートスパークホールディングス、菊水化学工業がストップ高。大日本コンサルタントは一時ストップ高と値を飛ばした。はごろもフーズ、本州化学工業、岡野バルブ製造、音通など6銘柄は年初来高値を更新。マナック、プレミアムウォーターホールディングス、日建工学、ウェルス・マネジメント、セキドが買われた。
     
    一方、京進、ミロク、川崎近海汽船が年初来安値を更新。木村工機、デュアルタップ、インタートレード、山喜、省電舎ホールディングスが売られた。
     


    日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反発した。終値は前営業日比11円3銭高い3443円74銭だった。好調な海外市場の流れを受けて投資心理が改善し、反発してスタートした。寄り付き後は、東証1部市場が徐々に上げ幅を拡大するにつれて、ジャスダック市場もセンチメントが改善し、上げ幅を拡大した。新型コロナ感染者の全国的な増加傾向から、巣籠り銘柄である時価総額上位のマクドナルドや出前館が堅調に推移したことも相場を下支えした。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で562億円、売買高は1億299万株だった。値上がり銘柄数は396、値下がり銘柄数は231となった。
     
    個別では、田中建設工業、ディーエムソリューションズがストップ高。サン・ライフホールディング、テイン、栄電子、KYCOMホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。クルーズ、出前館、セリア、三洋堂ホールディングス、ティビィシィ・スキヤツトなど11銘柄は年初来高値を更新。山田債権回収管理総合事務所、NITTOKU、ABホテル、システム・ロケーション、アイ・テックが買われた。
     
    一方、豊商事、日本ロジテムがストップ安。ナガオカ、オールアバウト、マリオン、GFA、アミファが売られた。
     


    東証マザーズ指数は反落した。終値は前営業日比4.88ポイント安い1030.31だった。
    マザーズ指数は軟調な展開となった。日本の3連休中、米国市場では景気敏感株が買われたものの、ハイテク株は売り優勢となり、東京市場でもこうした流れを引き継いだ。売り買いが交錯し、相場にはっきりした方向感が出なかった。
    指数寄与度の大きいメルカリの下げが重荷となった。PSSやイグニスが下落した。一方、アンジェスやベガコーポが上昇した。
    中小型株は「物色に手詰まり感が出ている」こともあり、景気敏感株中心に買いが広がった東証1部に比べると、新興市場はさえなかった。ただ、「マザーズ、ジャスダック両市場ともに前場より後場、買いが積極化しており、個人もリスクを取る姿勢はあるようだ」という。
    値上がり銘柄数は194、値下がり銘柄数は125となった。
     
    7日に東証マザーズ市場に新規上場したT&Sは上場2日目のきょう売買が成立。終値は初値(7010円)を840円(12.0%)上回る7850円だった。初値は公開価格(2800円)の2.5倍。初値後は6670円まで売られる場面があったが、その後は8120円まで買われた。
     
    個別では、GMO TECHがストップ安。Kudanは一時ストップ安と急落した。イグニス、アドバンスト・メディア、シルバーエッグ・テクノロジー、global bridge HOLDINGS、松屋アールアンドディが売られた。
     
    一方、リボミック、リグア、MTGがストップ高。イノベーション、NexToneは一時ストップ高と値を飛ばした。SREホールディングス、ジェネレーションパス、オークファン、カヤック、Sun Asteriskなど8銘柄は年初来高値を更新。ドラフト、シェアリングテクノロジー、フィーチャ、ベルトラ、アジャイルメディア・ネットワークが買われた。
     

    [概況]

    11日東京時間の外国為替市場において、米ドル円は確りとした展開となっている。目立った手掛かりがないなかで、米ドルのショートカバー中心の取引となっている。
     
    テクニカル的にみると、先月末に104.18円の安値を示現して以降の反発局面では、5日移動平均線(105.84円)がサポートとして意識されているが、本日も同線付近で底固さを見せており、水準を押し上げる動きに寄与した格好。
    米ドル円は、前述の安値を試す前に107.00円付近で一ヶ月にわたってもみ合いを継続しており、同水準付近が一旦は戻りの目途として意識されそうだ。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

    「むかしむかし」
     
     
    「上場企業純利益36%減」の見出し。
    全体の66%が決算を通過した時点での見通しだ。
    今通期の見通しが出そろってきたということ。
    3期連続の減益で減益率は36%。
    18年3月期比で半減、13年3月期と同水準となる。
    13年3月当時の日経平均は12000円水準。
    あるいは日経平均の24000円レベルからの36%低下水準は15000円台。
    そうすると、今の22000円台は辻褄が合わないがそれは下期での回復を織り込んでいるということだろうか。
    通期見通しを出している企業は585社。
    純利益は上期54%減で下期10%増の見通しだから、多少の辻褄は合う。
    ちなみに減収減益銘柄は6割。
    しかし増収増益銘柄は約2割。
     
    むかし、ある国の景気が伸び悩んでいました。
    中央銀行は、何とかしようとジャブジャブにお金をつぎ込みました。
    その結果、景気は上向いてきました。
    上向いただけでなく、未曾有の大景気。
    未来永劫成長は続くと錯覚させるほどでした。
    ジャブジャブマネーと景気の山のタイムラグは約3年。
    ジャブジャブマネーが引き上げられたら景気はまた冷え込みました。
    そして30年。
    株価はまだ高値を取り戻すことができません。
    ところが、その国だけでなくその星全体が流行病で不景気になってしまいました。
    今度はその星の多くの国の中央銀行がお金をジャブジャブにつぎ込みました。
    そして金利もほぼゼロ水準。
    その結果、株価は過去高値を更新する国も出てきました。
    この低金利とジャブジャブマネー。
    どこまで続くのかはわかりません。
    でも市場はかなり長い間トレンドを変えないもの。
    流行病が静まった時にはどんな景気とどんな相場がやってくるのでしょうか。
    ほとんどの人が期待感に満ちたマーケット。
    それはそれで悪くないのでしょうが・・・。
    おしまい。


    (櫻井)。


    11日午前の日経平均株価は反発し、前週末比380円66銭高の2万2710円60銭で前場を終えた。
    東京市場の3連休中に米国では、雇用情勢の着実な改善やトランプ米大統領の追加経済対策への大統領令署名など、好材料が相次いだ。これを受けて、NYダウ工業株30種平均は約400ドル上昇し、東京株式市場にも買い安心感が広がった。
    割安株とされる景気敏感株を中心に、幅広い銘柄に買いが入った。
     
    外国為替市場での円安・ドル高進行やアジア株高で積極的に投資リスクを取る姿勢が強まり、日経平均の上げ幅は一時400円を超えた。
     
    米国の財政出動への期待から米長期金利が上昇するなど、景気に対する楽観的なムードが強まった。輸送用機器や鉄鋼、鉱業など、これまで売り込まれてきたバリュー(割安)株とされる銘柄に買いが入った。
     
    7日発表の7月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数の前月比増加幅が市場予想を上回った。市場からは「海外投資家は先週まで世界景気敏感株とされる日本株相場の先行きに不安感を持っていたが、この3連休中の好材料である程度払拭された」との見方があった。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆3183億円、売買高は7億9043万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1679と全体の約8割を占めた。値下がりは443、変わらずは47だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、不動産業、鉱業、鉄鋼などが上昇し、下落は海運業、情報・通信業、その他製品。
     
    個別銘柄では、認知症薬が米当局で優先審査の指定を受けたエーザイが大幅高、武田はしっかり、ホンダやトヨタなどの自動車株やファストリ、テルモ、国際帝石、日本製鉄は堅調。住友不、菱地所、三井不なども高い。キーエンス、信越化、東エレク、レーザーテックも上伸した。
    一方、商船三井が下押し、ソニーはさえない。ソフトバンクグループ(SBG)やバンナムHD、太陽誘電、資生堂は安い。
     
    東証2部株価指数は前週末比77.22ポイント高の6543.52ポイントと続伸した。
    出来高1億6408万株。値上がり銘柄数は254、値下がり銘柄数は153となった。
     
    個別では、菊水化学工業がストップ高。大日本コンサルタントは一時ストップ高と値を飛ばした。はごろもフーズ、本州化学工業、岡野バルブ製造、音通など5銘柄は年初来高値を更新。マナック、タクミナ、キョウデン、電響社、プレミアムウォーターホールディングスが買われた。
     
    一方、京進、ミロク、川崎近海汽船が年初来安値を更新。木村工機、デュアルタップ、インタートレード、西菱電機、山喜が売られた。


    日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前営業日比10円91銭高い3443円62銭となった。
    好決算や好材料が出た銘柄に買いが入った。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で311億円、売買高は6500万株。
    値上がり銘柄数は372、値下がり銘柄数は221となった。
     
    個別では、田中建設工業がストップ高。サン・ライフホールディング、テイン、KYCOMホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。クルーズ、出前館、セリア、三洋堂ホールディングス、ティビィシィ・スキヤツトなど10銘柄は年初来高値を更新。システム・ロケーション、ブロードバンドタワー、山田債権回収管理総合事務所、ワットマン、中央化学が買われた。
     
    一方、ナガオカ、オールアバウト、マリオン、GFA、ニッパンレンタルは値下がり率上位に売られた。
     
     


    東証マザーズ指数は反落した。前引けは前営業日比7.82ポイント安い1027.37だった。
    新興市場でもハイテク株安の流れからマザーズ指数が反落。前週のマザーズ指数の上昇をけん引したIT・インターネット関連株に利益確定の売りが出ている。
    メルカリが連休前の急ピッチな株価上昇を受けきょうは利益確定売りに押され、相場全体の重荷となった。イグニスや弁護士COMも下落した。一方、アンジェスやPSSは上昇した。
     
    値上がり銘柄数は186、値下がり銘柄数は130となった。
    7日に東証マザーズ市場に上場し、きょう上場2日目となるT&Sは公開価格(2800円)の2.5倍にあたる7010円で初値を付けた。
     
    個別では、GMO TECHがストップ安。Kudanは一時ストップ安と急落した。松屋アールアンドディ、イグニス、アドバンスト・メディア、シルバーエッグ・テクノロジー、WDBココが売られた。
     
    一方、SREホールディングス、ジェネレーションパス、オークファン、カヤック、Sun Asteriskなど7銘柄が年初来高値を更新。NexTone、ドラフト、ディジタルメディアプロフェッショナル、ベルトラ、アジャイルメディア・ネットワークが買われた。

    【寄り付き概況】

    11日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前週末比175円57銭高の2万2505円51銭。一時、上げ幅は200円を超えた。
     
    前週末まで3営業日連続で下値を探る展開となっていた日経平均だが、3連休明けのきょうは前日の10日の米国株式市場で、財政出動期待などからNYダウ工業株30種平均が約5カ月半ぶりの高値を付けた。投資家心理が強気に傾き、短期筋が株価指数先物に買いを入れて株価を押し上げている。
     
    米国ではトランプ政権による財政出動への期待が株価の押し上げ要因となっており景気敏感株を中心に上昇、これが東京市場でもポジティブ材料となっている。一方、新型コロナウイルスに対する懸念が高まっており、日本国内でも累計感染者数が5万人を超えるなど感染拡大に歯止めのかからない状況下、企業業績に与える影響などが警戒されている。決算発表を横にらみに先物主導で不安定な値動きとなる場面も想定される。
     
     個別では、トヨタ、ファナック、オムロンが高く、ファーストリテ、デンソー、信越化はしっかり。半面、ソフトバンクG、富士通、東エレクがさえない。
     




    「NYダウは13週連続の週明け高」
     
    週末のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
    NYダウは46ドル高と6日続伸。
    一方NASDAQは87ポイント安と8日ぶりの反落。
    7月の雇用統計で非農業部門雇用者数が前月から176万3000人増加。
    予想予想の160万人増を上回った。
    ただ過去最大となった前月の479万1000人からは大きく鈍化。
    「景気後退(リセッション)からの回復が失速している」と解釈された面もある。
    失業率は10.2%(市場予想は10.5%)。
    政権と民主党指導部による追加のコロナ対策を巡る協議は物別れに終わった。
    民主党側は、これまで求めてきた3兆ドル規模の経済対策を1兆ドル減額して歩み寄りを示したが、政権側が拒否。
    第2四半期の企業決算は、これまでに決算を発表したS&P500企業のうち8割強が、見通しの大幅な引き下げに伴い予想を超える結果。
    見通しの上振れ率は22.5%と過去最高を記録した。
    10年国債利回りは0.565%。
    2年国債利回りは0.129%。
    雇用統計を受けてドルは上昇。
    ドル円は105円台後半。
    SKEW指数は139.75と低下。
    恐怖と欲望指数は73→72。
     
    週間ベースでNYダウは33.8%高、3週ぶり反発。
    NASADQは2.5%高、2週続伸。
    S&P500は2.5%高、2週続伸。
     
    週明けのNY株式市場でNYダウは357ドル高と7日続伸。
    約5か月半ぶりの高値水準を回復した。
    一方NASDAQは42ポイント安と2日続落。
    マイクロソフト、アマゾン、フェイスブックの下落に押された。
    S&P500は9ポイント高の3360ポイント。
    「バリュー株を買う動きが再び見られ始めた。
    ハイテク大手の比率が高いS&P500を抑制しやすい。
    ただ、こうした動きはここ数年長く続いていない。
    株式の放棄というよりグロース株の調整だろう」という見方だ。
    トランプ米大統領は失業保険給付の上乗せなど追加の新型コロナ経済対策を実施する大統領令に署名。
    ムニューシン財務長官はコメント。
    「野党民主党の主張が合理的であればトランプ政権と議会は今週中にも追加の新型コロナ経済対策で合意できる」。
    これらは好材料視された。
    債券利回りは上昇(価格は下落)。
    10年国債利回りは0.578%。
    2年国債利回りは0.130%。
    米中の対立激化がドル買いを後押しした格好。
    ドル円は106円を挟んだ動き。
    SKEW指数は137.50と低下。
    恐怖と欲望指数は72→74。
     
    「25日線復活期待の3連休明け」
     
    週末の日経平均は寄り付き15円高。
    終値88円安の22329円と3続落。
    日足は2日連続の陰線。
    下落幅は200円を超えた場面もあった。
    ただ短期筋の売りも一巡観測。
    下はボリンジャーのマイナス1σ(22250円)がサポート。
    「NYの週初高が脳裏をかすめた」との見方もある。
    金曜は7月10日から4連敗。
    週間では2.9%(619円)の上昇。
    週足は陽線。
    13週線(22042円)や52週線(21846円)がサポートだ。
    東証1部の売買代金は2兆2781億円と2日ぶりに2兆円超。
    値上がり908銘柄(前日852銘柄)。
    値下がり1183銘柄(前日1251銘柄)。
    新高値27柄(前日42銘柄)。
    新安値17銘柄(前日6銘柄)。
    騰落レシオは89.77(前日85.43)。
    6月29日以来29日連続の2ケタ。
    NTレシオは14.44倍に低下(前日14.46)。
    サイコロは3勝9敗で25.00%。
    右肩上がりの25日線(22521円)からは▲0.85%。
    2日連続で下回った。
    右肩上がりの75日線は21680円。
    1日40円程度の上昇だから200日線を上抜くのは8月20日か21日。
    ちょうどイスラムヒジュラ暦の新年の時期。
    横ばって来た200日線(21978円)から△1.60%。
    右肩上がりに転じた5日線(22406円)から▲0.34%。
    4日ぶりに下回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.735%(前日▲1.734%)。
    買い方▲10.801%(前日▲10.558%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲25.207%(前日▲2.075%)。
    買い方▲19.036%(前日▲19.231%)。
    空売り比率は40.0%(2日連続の40%超:前日41.6%)。
    空売り規制なしの比率は6.8%。
    日経HVは18.9、日経VIは21.50。
    日経平均採用銘柄の予想PERは20.18倍(前日19.37倍)。
    前期基準では17.43倍。
    EPSは1106円(前日1157円)。
    7月1日時点は1239円、7月31日時点は1212円だった。
    暫定PERは20.17倍。
    計算上のEPSは1107円。
    225のPBRは1.06倍。
    BPSは21065円(前日20951円)。
    225先物採用銘柄の益回りは4.96%(前日5.16%)。
    配当利回りは2.07%。
    東証1部全銘柄だと予想PERは22.14倍。
    前期基準では18.60倍。
    東証1部全銘柄のPBRは1.17倍。
    ドル建て日経平均は211.62(前日212.74、12月13日が219.64)。
    東証1部単純平均株価は10円安の2051円。
    (2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
    売買単価は1915円(前日1848円)。
    東証1部の時価総額は590兆円(前日592兆円)。
    シカゴ225先物終値は大証日中比155円高の22495円。
    高値22520円、安値22325円。
    8日の大証夜間取引終値は日中比110円高の22450円。
    気学では「戻り売り方針の日」。
    水曜は「目先のポイント日」。
    木曜は「高下激しく波乱する日」。
    金曜は「急騰することあり。吹き値は利食いのこと」。
    ボリンジャーのプラス1σが22788円。
    マイナス1σが22254円。
    一目均衡の雲の上限が22248円。
    5日連続で雲の上。
    黒い勝手雲の上限は22670円で下限は22502円。
    2日連続雲の下。
    勝手雲は14日に黒くねじれる。
    RSIが41.34。
    RCIが15.11。
    25日線復活期待の3連休明け。
     
    《今日のポイント8月11日》
     
    (1)NYダウとS&P500は7日続伸。
       週明けのNYダウは13連勝。
       NASDAQは続落。
       ダウ輸送株指数は288ポイント高の10864ポイントと9日続伸。
       SOX指数は0.03%高と4日ぶりの反発。
       VIX指数は22.13。
     
     
    (2)右肩上がりの25日線(22521円)からは▲0.85%。
       2日連続で下回った。
       右肩上がりの75日線は21680円。
       1日40円程度の上昇だから200日線を上抜くのは8月20日か21日。
       ちょうどイスラムヒジュラ暦の新年の時期。
       右肩上がりに転じた5日線(22406円)から▲0.34%。
       4日ぶりに下回った。
     
     
    (3)騰落レシオは89.77(前日85.43)。
       6月29日以来29日連続の2ケタ。
       NTレシオは14.44倍に低下(前日14.46)。
       サイコロは3勝9敗で25.00%。
     
     
    (4)空売り比率は40.0%(2日連続の40%超:前日41.6%)。
     
     
    (5)日経平均採用銘柄の予想PERは20.18倍(前日19.37倍)。
       EPSは1106円(前日1157円)。
       7月1日時点は1239円、7月31日時点は1212円だった。
       暫定PERは20.17倍。
       計算上のEPSは1107円
     
     
    (6)ボリンジャーのプラス1σが22788円。
       マイナス1σが22236円。
       一目均衡の雲の上限が22191円。
       4日連続で雲の上。
       黒い勝手雲の上限は22651円で下限は22502円。
       3日ぶりに雲の下。
       勝手雲は14日に黒くねじれる。
     
     
    今年の曜日別勝敗(8月7日まで)

    月曜14勝14敗
    火曜16勝13敗
    水曜13勝16敗
    木曜12勝18敗
    金曜13勝16敗。
     
    週間ベースで日経平均株価は2.9%高。
    TOPIXは3.4%高、3週ぶり反落。
    東証マザーズ指数は88.0%高。
    日経ジャスダック平均は2.0%高。
    東証2部指数は3.9%高。
    東証REIT指数は0.4%高。
    それぞれ2週ぶりの反発。
     
    金曜のNYダウは45ドル高の27433ドルと6日続伸。
    NASDAQは87ポイント安の11010ポイントと8日ぶりに反落。
    S&P500は2ポイント高の3351ポイントと6日続伸。
    ダウ輸送株指数は245ポイント高の10576ポイントと8日続伸。
    SOX指数は1.18%安と3日続落。
    VIX指数は22.21。
    3市場の売買高は97.8億株(過去20日平均は104億株)。
    225先物CME円建ては大証日中比90円安の22430円。
    ドル建ては大証比日中比110円高の22450円。
    ドル円は105.91円。
    10年国債利回りは0.565%。
    2年国債利回りは0.129%。
     
    週明けの金曜のNYダウは357ドル高の27791ドルと7日続伸。
    週明け13連勝。
    NASDAQは42ポイント安の10968ポイントと続落。
    S&P500は9ポイント高の3360ポイントと7日続伸。
    ダウ輸送株指数は288ポイント高の10864ポイントと9日続伸。
    SOX指数は0.03%高と4日ぶりの反発。
    VIX指数は22.13。
    3市場の売買高は97.6億株(過去20日平均は103億株)。
    225先物CME円建ては大証日中比155円安の22495円。
    ドル建ては大証比日中比175円高の22515円。
    ドル円は105.95円。
    10年国債利回りは0.578%。
    2年国債利回りは0.130%。
     
    土曜日の朝。
    庭でカナヘビに遭遇。
    カナヘビは縁起がいいサイン。
    トカゲからのメッセージは「今すぐに行動しなさい」。
    「神の遣いでもあるトカゲに遭遇した時、幸運はすぐそこまできています」という言葉もある。
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    UTG(2146)・・・動兆
     
    UTグループに注目する。
    同社は製造業派遣・請負大手。半導体向けで自動車向けが強い。
    技術者派遣も拡大基調。
    半導体関連が好調。


    (兜町カタリスト櫻井)

     
    11日の日経平均株価は反発後も、堅調な展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万2300円−2万2600円。
    日経平均株価は前週末7日まで3日続落していた反動や、NYダウが続伸した動きなどから、買い先行のスタートとなりそう。
    トランプ米大統領が8日に追加経済対策を大統領令で発動したことを好感し、NYダウが350ドル強の上昇で7連騰と上値指向を強めている。これを受けて東京株式市場でも主力株はじめ幅広くリスク選好ムードとなることが予想される。
    ただ、積極的に買い進める材料には乏しいことから、戻り待ち売りに上値が重くなる場面も想定される。
    為替相場は、ドル・円が1ドル=105円台の後半(前週末7日終値は105円59−61銭)とやや円安方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=124円台の前半(同125円01−05銭)と円高に振れている。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同7日の大阪取引所終値比155円高の2万2495円だった。
     
    日程面では、きょうは7月の景気ウォッチャー調査など。海外では8月の独ZEW景況感指数、7月の米生産者物価指数など。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■ミライト・ホールディングス <1417>
    4-6月期(1Q)経常は50%増益で着地。
     
    ■日特建設 <1929>
    上期経常を2.8倍上方修正。
     
    ■ミクシィ <2121>
    今期経常を27%上方修正。
     
    ■夢真ホールディングス <2362>
    10-6月期(3Q累計)経常が27%増益で着地・4-6月期も20%増益。
     
    ■セントケア・ホールディング <2374>
    非開示だった今期経常は42%増で4期ぶり最高益、未定だった配当は1円増配。
     
    ■アートスパークホールディングス <3663>
    上期経常は一転59%増益で上振れ着地・通期計画を超過。
     
    ■ブロードバンドタワー <3776>
    上期経常は黒字浮上で上振れ着地・通期計画を超過。
     
    ■フジプレアム <4237>
    4-6月期(1Q)経常は2.6倍増益で着地。
     
    ■マナック <4364>
    4-6月期(1Q)経常は2.4倍増益で着地。
     
    ■アンジェス <4563>
    厚生労働省が公募した「ワクチン生産体制等緊急整備事業」に採択。
     
    ■チャーム・ケア・コーポレーション <6062>
    今期経常は23%増で5期連続最高益、2.5円増配へ。
     
    ■ウィルグループ <6089>
    上期税引き前を6倍上方修正、通期も増額、配当も3円増額。
     
    ■FUJI <6134>
    上期経常を65%上方修正、通期も増額。
     
    ■蛇の目ミシン工業 <6445>
    非開示だった今期経常は72%増益、未定だった配当は15円実施。
     
    ■ミダック <6564>
    4-6月期(1Q)経常は58%増益で着地。
     
    ■アクセル <6730>
    4-6月期(1Q)経常は39倍増益で着地。
     
    ■キョウデン <6881>
    4-6月期(1Q)経常は53%増益で着地。
     
    ■山一電機 <6941>
    4-6月期(1Q)経常は42%増益で着地、未定だった上期配当は10円実施。
     
    ■JMS <7702>
    4-6月期(1Q)経常は3.7倍増益で着地。
     
    ■MTG <7806>
    今期最終を一転して損益トントンに上方修正。
     
    ■レック <7874>
    4-6月期(1Q)経常は77%増益で着地。
     
    ■アイフル <8515>
    4-6月期(1Q)経常は2.4倍増益で着地。
     
    ■学研ホールディングス <9470>
    10-6月期(3Q累計)経常は38%増益・通期計画を超過。
     
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    11(火)
    【国内】
    7月景気ウォッチャー調査(14:00)
    《決算発表》
    ソフトバンクG、NTT、楽天、住友不、ソニーFH、GMOPG、ワークマン、日産化、日本新薬、ロート、マツモトキヨシ、GMO、ヤオコー、ショーボンド、DIC、荏原、東芝テック、堀場製、森永菓、IHI、メニコン、アルバック、加藤産業、能美防、センコーGHD、BML、日製鋼、大気社、石油資源、クレハ、GMOクラウド、レノバ、日医工、ライフネット、プレサンス、フクシマガリレ、キッツ、メディキット、テーオーシー、ノーリツ、ゲオHD、セイコーHD、MDV、紙パル商、スター精、ニチコン、NFCHD、物語コーポ、セコム上信、大和冷、シークス、マイクロニクス、Amazia、ホープ、フロンティアM、Welby、シノプス、カイオム、ピアズ、NATTY
     
    【海外】
    独8月ZEW景況感指数(18:00)
    米7月生産者物価指数(21:30)


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [株価材料]
     
    ■コロナワクチン 日英など共同調達 20億回分計画
     
    ■会社員のiDeCo加入 事業主証明を不要に 厚労省
     
    ■日本工営<1954>
    バングラで鉄道工事コンサル受注 70億円
     
    ■レスターHD<3156>
    ブルーイノベ ドローンでプラント点検
     
    ■タカラバイオ<4974>
    新型コロナのゲノム解析開始
     
    ■AGC<5201>
    3Dプリンターで新素材開発 車・航空機向け
     
    ■日本精工<6471>
    電動車部品の売上高2.3倍の800億円に 26年度
     
    ■東芝<6502>
    中国向けに車載LSI量産 夜間運転を支援
     
    ■三菱重工<7011>
    米ボーイング減産で一時帰休
     
    ■幸楽苑<7554>やワタミ<7522>
    コロナ禍の外食異業種に人材派遣 
     
    ■PSS<7707>
    全自動PCR検査装置量産 大館市(秋田)に新工場
     
    ■凸版<7911>
    アフリカでIDカード供給 電子政府に商機
     
    ■三菱地所<8802>
    大規模農業 施設型大手と連携 安定供給めざす
     
    ■NTT<9432>
    今期営業益1%増 通信事業が伸長
     
    ■ ソフトバンクG<9984>
    支援のOSIソフト買収で英アヴィバ独占交渉
     

    [概況]

    10日、欧米時間の外国為替市場において米ドル円は、106.20円高値を付けるとその後は上値の重い展開となり日付が変わる頃、安値105.700をつけた。
    NYダウが上昇に転じるとじり高の展開となり、終値は105.975円で終了した。NYダウは、週末にトランプ大統領がパンデミックの支援策を継続させる大統領令を発令したことを受け、6月9日の高値27,645ポイントを抜き27,759ポイントをつけている。これに伴いドル円も買われたが、上げ幅は限定的となり上値の重い印象に。
     
    チャートは、20日移動平均線(106.090円:11日現在)が下向きでの推移となっている。この付近がレジスタンスとなれば、下値志向の展開が続くと予想する。


    [提供:カネツFX証券株式会社]


    10日のNYダウ工業株30種平均は7日続伸し、前週末比357ドル96セント高の2万7791ドル44セントと2月24日以来、5カ月半ぶりの高値で終えた。
    ダウ平均の7日続伸は2019年9月4〜13日に8日続伸して以来、11カ月ぶり。
     
    トランプ米大統領は8日、新型コロナウイルスの感染拡大に対応する追加経済対策の実施を大統領権限で命じた。7月末に失効した失業給付の上乗せについて、週400ドルに減額した上で年末まで継続。家賃滞納者への強制退去の禁止措置なども延長した。
    ムニューシン財務長官は10日、米CNBCのインタビューで、追加経済対策に関する政権と議会の協議が、早ければ週内に合意すると言及。当面の景気悪化への懸念が後退し、株価を押し上げた。
    業績が景気に左右されやすい金融、エネルギーなど景気敏感株が買われた。
     
    大統領令を好感して景気敏感株が買われた。航空機のボーイングは6%高、化学のダウ、建機のキャタピラーは5%高と上げが目立った。年内にコロナワクチンが承認されると予想する金融機関が増えており、景気敏感株に資金を移す動きが活発化しているとの見方があった。一方、ソフトウエアのマイクロソフトやネット通販のアマゾン・ドット・コムなど大型ハイテク株は利益確定売りが優勢だった。
     
    セクター別では、自動車・自動車部品が上昇した一方、ソフトウェア・サービスが下落した。
     
    ナスダック総合株価指数は前週末比42.63ポイント安の10968.36と続落した。大型ハイテク株に加え、アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やクアルコムなど半導体株の一角が下げた。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    27,791.44+357.96
    S&P500種
    3,360.47+9.19
    ナスダック
    10,968.357−42.626
    NY金(ドル/トロイオンス)
    2,039.70+11.70
    NY原油(ドル/バレル)
    41.97+0.03
    円・ドル
    105.95 - 105.96+0.36
     
     

    【シカゴ日本株先物概況】


    10日のシカゴ日経平均先物は続伸した。
    9月物は前週末比65円高の2万2495円で引けた。
    中国の良好な経済指標や米国の雇用関連指標が予想を上回ったため世界経済の回復期待が強まった。また、トランプ米大統領が8日に追加経済対策の大統領令を発動したのを受け、景気先行き警戒感が薄らいだ。NYダウ工業株30種平均が引けにかけて上げ進み、日経平均先物もこの日の高値近くで引けた。
    9月物高値は2万2520円、安値は2万2325円。
     
     
    シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
    22495 ( +155 )
    シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
    22515 ( +175 )
    ( )は大阪取引所終値比
     


    【欧州株式市場】

     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 6050.59(+18.41)
    10日のFTSE100種総合株価指数は続伸した。前週末の終値に比べ18.41ポイント高の6050.59で引けた。
    株価指数は高値寄り後、伸び悩んだ。中国が米上院議員らを制裁対象としたことなどが心理的な重しとなった。指数構成銘柄全体の約6割が上昇した。
     
    7月の中国の生産者物価は市場予想よりも良好だった。新型コロナウイルス感染拡大後の景気懸念がやや後退し、欧州各国の株式相場に連動し買いが広がった。ロンドン市場は日中を通して小幅の高値圏で推移した。
    原油相場の上昇でBPなど石油株が買われ、銀行株の上昇とともに株価指数を押し上げた。
     
    個別銘柄では、航空のインターナショナル・エアラインズ・グループは8%超上昇した。投資会社のメルローズ・インダストリーズも大幅高となった。原油高を背景に石油大手BPは2.8%高と堅調、金融大手バークレイズも2.0%高と買われた。
     
    半面、医薬品株は売られ、ヒクマ・ファーマシューティカルズの下落が目立った。金融サービスのハーグリーブス・ランズダウンも下げた。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 12687.53(+12.65)
    10日のドイツ株式指数(DAX)は続伸した。終値は前週末と比べて12.65ポイント高の1万2687.53だった。
    7月の中国生産者物価が市場予想よりも良好だったことで、景気懸念が後退し、欧州各国の株式相場とともに上昇した。
     
    個別では、航空エンジン大手のMTUエアロ・エンジンズとドイツ銀行の上昇が目立った。オンライン決済サービスのワイヤーカードは前週末に引き続き売られ、4%超下げた。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 4909.51(+19.99)
     

08月11日 毎日コラム
【注意】血管年齢が実年齢より高いリスク
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