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【市況一覧】
日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,085.80 -375.12 04/26
ナスダック総合
15,611.76 -100.99 04/26


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    20日の日経平均株価は大幅反落。終値は前日比229円安の2万2880円で、今月12日以来、約1週間ぶりの安値となった。
    前日の米株安や米景気懸念を受けて終日マイナス圏で推移。アジア株安やシカゴ24時間取引システムで米株先物が軟調だったことも下げ幅拡大につながってしまった。
    東証1部の売買代金は4日連続で2兆円割れ。材料不足で実需が引いてしまっている状況だった。
     
    明日21日の日経平均株価は、調整含みの展開か。
    引き続き国内発の手掛かり材料に乏しいなか、週末要因もあって利益確定売りに傾く可能性がある。
    20日の東証1部売買代金は1兆7748億円(前日は1兆6966億円)と増加したとは言え、4日連続の2兆円割れ。海外投資家の見送り姿勢は長引くとみられ、精彩を欠く動きが続きそうだ。
    直近の「マド」(12日高値2万2874円−13日安値2万3111円)埋めに進み、目先的な下値メドとして25日移動平均線(2万2699円)が意識される。
    また、今週に入って5日線(2万3085円、20日時点)に上値が抑えられる状況が続いているが、週末値で同水準を上回ることができるかに注目したい。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント
     
    23737.38  ボリンジャー:+3σ(25日)
    23706.54  ボリンジャー:+3σ(13週)
    23391.27  ボリンジャー:+2σ(25日)
    23299.06  ボリンジャー:+2σ(13週)
    23113.01  6日移動平均線
    23045.16  ボリンジャー:+1σ(25日)
    22891.58  ボリンジャー:+1σ(13週)
     
    22880.62  ★日経平均株価20日終値
     
    22771.70  均衡表転換線(日足)
    22755.53  ボリンジャー:+1σ(26週)
    22699.06  25日移動平均線
    22524.40  均衡表転換線(週足)
    22524.40  均衡表基準線(日足)
    22484.09  13週移動平均線
    22425.62  均衡表雲上限(週足)
    22385.00  均衡表雲上限(日足)
    22352.95  ボリンジャー:-1σ(25日)
    22305.48   新値三本足陰転値
    22113.36  均衡表雲下限(週足)
     
    ローソク足は陰線を引き、昨日に続いてザラ場高値が5日線に届かなかった。5日線が本日下向きに転じたこともあり、短期的な調整圧力の増大が窺える。ただ、25日線は上向きをキープし、日足の一目均衡表の転換線と基準線がともに横ばいを続けてもみ合い継続を示唆しているため、直近の下落は短期的なボックス下限を探る動きとみられる。
     
    ボリンジャーバンド(25日ベース)では終値が+1σと中心線のほぼ中間まで下降し、8月14日高値の+3σ接近を直近ピークとする下降トレンドが鮮明になっており、一旦中心線付近までの調整圧力が明日以降の株価の上値を抑えよう。
     

    【大引け概況】
    20日の日経平均株価は反落し、前日比229円99銭安の2万2880円62銭と12日以来、約1週間ぶりに節目の2万3000円を割り込んで終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:58 容量:8.52M

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     前日の米国株市場でNYダウをはじめ主要株指数がいずれも反落したことを受け、買い手控えムードの強い展開となった。米株市場では開示された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が、FRBが金融緩和に積極的でなかったとの見方から、米景気の先行き不安が株価の重荷となった。これを引き継ぐ形で日経平均は安く始まり、その後も次第安の展開を強いられた。

    日銀の株価指数連動型上場投資信託(ETF)買いが後場見込めないとの見方が浮上すると、株価指数先物に売りが出て日経平均は下げ幅を拡大した。
     
    半導体関連株や電子部品株の下げが目立った。米が香港との犯罪人引き渡し条約を停止すると発表し、米中対立の激化により電子部品の需要が落ち込むとの懸念が強まった。主要なアジアの株価指数が軟調に推移したことも重荷となった。
     
    市場関係者も、日経平均やTOPIXの水準は「日本経済の実力と比べ、強すぎる」として、しばらく上値の重い局面が続くと予想していた。
     
    JPX日経インデックス400は3営業日ぶりに反落。終値は前日比123.25ポイント安の1万4427.19だった。
    東証株価指数(TOPIX)も3営業日ぶりに反落し、14.53ポイント安の1599.20で終えた。業種別TOPIXは電気機器、精密機器のほか、不動産業の下げが目立った。
     
    東証1部の売買代金は概算で1兆7748億円と低調で、今週に入り4営業日連続で節目の2兆円を下回った。売買高は9億4567万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1633銘柄と75%を占めた。値上がりは444、変わらずは96銘柄だった。
     
     

    業種別株価指数(33業種)は、電気機器、不動産業、金属製品、輸送用機器、精密機器などが下落した。上昇は空運業など。
     
    個別では、東エレク、ディスコ、村田製、レーザーテックが売られた。ソフトバンクグループ(SBG)も午後下げ幅を広げた。任天堂は値を消した。ZHDが安く、ファーストリテ、三菱UFJがさえず、OLC、三井不も下落した。
     
    半面、米電気自動車テスラのEV向け電池の生産能力を増強すると報じられたパナソニックのほか、強いトップラインなどを評価して国内証券が格上げしたニフコが上昇した。茂木外務大臣が東南アジアを訪問し入国制限の緩和を協議すると報じられたことで売上回復が期待された日本航空も買われた。日立による売却検討が伝わった日立金は午後急騰した。JR東日本、リクルートHD、エムスリーが買われた。
     
     
    東証2部株価数は前日比99.03ポイント安の6506.34ポイントと続落した。
    出来高1億1616万株。値上がり銘柄数は148、値下がり銘柄数は257となった。
     
    個別ではミズホメディー、ファーマフーズ、ショクブン、フレンドリー、ケミプロ化成が売られた。
     
    一方、ジャパンエンジンコーポレーションがストップ高。ウイルコホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。日本製麻、イムラ封筒、中国工業は年初来高値を更新。アクロディア、ジー・スリーホールディングス、インスペック、理経、エスティックが買われた。


    日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比5円48銭安い3471円55銭だった。
    米連邦準備理事会(FRB)が追加の金融緩和策の導入に前向きではないとの見方が広がったことで投資家心理が下向き、新興株にも売りが波及した。
    米国市場が軟調に推移した流れで、個人投資家のリスクセンチメントが悪化しジャスダック平均は反落してスタートした。寄り付き付近は時価総額上位のハーモニックが堅調に推移して一時はプラスに転じる場面があったが、東証1部市場が下げ幅を拡大したことで、投資心理が悪化しジャスダック平均は再びマイナスに転じる方向感の無い展開で推移した。
    ただ、直近IPO銘柄の一角には買いが集まった。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で463億円だった。売買高は1億1054万株だった。
    値上がり銘柄数は242、値下がり銘柄数は364となった。
     
    個別では、ハビックスが年初来安値を更新。イメージ情報開発、フォーバル・リアルストレート、ディーエムソリューションズ、東洋合成工業、メディアリンクスが売られた。
     
    一方、クリエアナブキが一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、カネ美食品、オーシャンシステム、歯愛メディカル、ULSグループなど9銘柄は年初来高値を更新。アール・エス・シー、エヌジェイホールディングス、ゼネテック、Speee、シダーが買われた。


    東証マザーズ指数は反落した。終値は前日比10.93ポイント安い1108.10だった。
    東京株式市場は手掛かり材料に乏しく、東証1部は夏枯れ相場となっており、個人投資家中心に資金がマザーズなど新興市場の個別株に向かいやすくなっている。今日のマザーズ指数は朝方高くなる場面もあったが、前場中頃からはマイナス圏で下げ幅を拡大した。
    当然のスピード調整とみる向きがあった。むしろ、後場にマザーズ指数が下げ渋ったことや、モダリス、T&Sなどの直近IPO銘柄が売買活況されたことなどから、物色意欲は旺盛だとの指摘もあった。BASEやメルカリ、弁護士COMなどの大型IT関連株は下落した。半面、マクアケやフリー、すららネットなどは上昇した。
    値上がり銘柄数は108、値下がり銘柄数は212となった。
     
    20日に東証マザーズ市場に新規上場したニューラルは買い気配のまま売買不成立で上場初日の取引を終えた。気配値を公募・売り出し価格(公開価格、900円)の2.3倍にあたる2070円に切り上げた。
     
    個別ではトレンダーズ、バンク・オブ・イノベーション、データセクション、オンコセラピー・サイエンス、ログリーが売られた。
     
     一方、Mマート、コマースOneホールディングス、JMCがストップ高。エムビーエス、フィーチャは一時ストップ高と値を飛ばした。総医研ホールディングス、cotta、イグニス、日本ファルコム、ラクスなど24銘柄は年初来高値を更新。ティアンドエス、SERIOホールディングス、MTG、バリュエンスホールディングス、ベルトラが買われた。
     


    20日午前の日経平均株価は反落した。前日比161円75銭安の2万2948円86銭で終えた。
     
    前日の米国では、連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で米景気の回復鈍化への懸念が示された。イールドカーブコントロール(長短金利操作)の効果に懐疑的な姿勢が見られたことなどをきっかけに、米長期金利が上昇した。米株は金利上昇が嫌われて終盤に値を消し、東京株式市場の前場も朝から弱含みの展開となった。
     
    韓国株式市場で総合株価指数(KOSPI)が一時2%超下げるなど、アジアの主要株価指数が軟調に推移したことで、日本市場でも株価指数先物への売りが優勢になり、日経平均の下げ幅が広がった。
     
    ただ、売りの勢いもさほど強くなく、業種別株価指数で下落率が1%を超えた業種の数は少なかった。上昇率が1%を超えた業種も少なく、「全体には売買は低調。海外勢が不在で、典型的な夏休み相場だ」という。買い手となる海外勢が不在で、売り物に押されやすかったとみられる。
     
    半導体関連株や電子部品株が大きく下げ、指数を押し下げた。市場では「巣ごもり特需の反動減や、米政府による中国の華為技術(ファーウェイ)に対する事実上の禁輸措置の強化などの米中対立を受けた需要減少が懸念されている」との指摘があった。
     
    前引けの東証1部の売買代金は概算で8512億円、売買高は4億7395万株と低調だった。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落した。東証1部の値下がり銘柄数は1461と全体の約68%に達した。値上がりは604銘柄、変わらずは97銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、不動産業、電気機器、金属製品、鉱業などが下落した。上昇は空運業、保険業など。
     
    個別銘柄の動きに目を向けると、ソフトバンクGや東エレクなど前週の日経平均の急上昇を支えた銘柄が下げており、「グロース株の調整」との見方もあった。スクリン、TDK、太陽誘電、ソニーも下げた。
     
    半面、パナソニックやJAL、JR東海は買われた。三菱UFJ、SOMPOHD、JALが値を上げ、リクルートHDは堅調。任天堂、パナソニックも上昇した。
     
     
    東証2部株価指数は前日比74.87ポイント安の6530.50ポイントと続落した。
    出来高7624万株。値上がり銘柄数は150、値下がり銘柄数は228となった。
     
    個別では、アートスパークホールディングス、浜井産業、ショクブン、パレモ・ホールディングス、ユーピーアールが売られた。
     
     一方、ウイルコホールディングスが一時ストップ高と値を飛ばした。日本製麻、イムラ封筒、中国工業は年初来高値を更新。理経、アクロディア、ジャパンエンジンコーポレーション、インスペック、カーチスホールディングスが買われた。
     
     
    161円と安軟調、米株安を引き継ぐ
     
    20日午前の日経平均株価は反落した。前日比161円75銭安の2万2948円86銭で終えた。
     
    前日の米国では、連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で米景気の回復鈍化への懸念が示された。イールドカーブコントロール(長短金利操作)の効果に懐疑的な姿勢が見られたことなどをきっかけに、米長期金利が上昇した。米株は金利上昇が嫌われて終盤に値を消し、東京株式市場の前場も朝から弱含みの展開となった。
     
    韓国株式市場で総合株価指数(KOSPI)が一時2%超下げるなど、アジアの主要株価指数が軟調に推移したことで、日本市場でも株価指数先物への売りが優勢になり、日経平均の下げ幅が広がった。
     
    ただ、売りの勢いもさほど強くなく、業種別株価指数で下落率が1%を超えた業種の数は少なかった。上昇率が1%を超えた業種も少なく、「全体には売買は低調。海外勢が不在で、典型的な夏休み相場だ」という。買い手となる海外勢が不在で、売り物に押されやすかったとみられる。
     
    半導体関連株や電子部品株が大きく下げ、指数を押し下げた。市場では「巣ごもり特需の反動減や、米政府による中国の華為技術(ファーウェイ)に対する事実上の禁輸措置の強化などの米中対立を受けた需要減少が懸念されている」との指摘があった。
     
    前引けの東証1部の売買代金は概算で8512億円、売買高は4億7395万株と低調だった。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落した。東証1部の値下がり銘柄数は1461と全体の約68%に達した。値上がりは604銘柄、変わらずは97銘柄だった。
     

     
    業種別株価指数(33業種)は、不動産業、電気機器、金属製品、鉱業などが下落した。上昇は空運業、保険業など。
     
    個別銘柄の動きに目を向けると、ソフトバンクGや東エレクなど前週の日経平均の急上昇を支えた銘柄が下げており、「グロース株の調整」との見方もあった。スクリン、TDK、太陽誘電、ソニーも下げた。
     
    半面、パナソニックやJAL、JR東海は買われた。三菱UFJ、SOMPOHD、JALが値を上げ、リクルートHDは堅調。任天堂、パナソニックも上昇した。
     
     
    東証2部株価指数は前日比74.87ポイント安の6530.50ポイントと続落した。
    出来高7624万株。値上がり銘柄数は150、値下がり銘柄数は228となった。
     
    個別では、アートスパークホールディングス、浜井産業、ショクブン、パレモ・ホールディングス、ユーピーアールが売られた。
     
     一方、ウイルコホールディングスが一時ストップ高と値を飛ばした。日本製麻、イムラ封筒、中国工業は年初来高値を更新。理経、アクロディア、ジャパンエンジンコーポレーション、インスペック、カーチスホールディングスが買われた。
     


    日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日比7円49銭安い3469円54銭だった。米国の景気先行き不透明感が意識され、前日の米株市場で主要株価指数が揃って軟調だったことを受け、リスク回避の売りが広がった。日用品や外食関連を中心に売りが先行した
    ジャスダック市場の売買代金は概算で264億円、売買高は6825万株。
    値上がり銘柄数は222、値下がり銘柄数は345となった。
     
    個別では、ハビックスが年初来安値を更新。ディーエムソリューションズ、キタック、デイトナ、前田製作所、フォーバル・リアルストレートが売られた。
     
    一方、クリエアナブキが一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、カネ美食品、オーシャンシステム、田中化学研究所、ストリームメディアコーポレーションなど7銘柄は年初来高値を更新。エージーピー、北川精機、博展、ゼネテック、オリコンが買われた。


    東証マザーズ指数は前日比9.81ポイント安の1109.22ポイントと6日ぶり反落。
    マザーズ市場は高値警戒感が強まり利益確定売りがでている。
    また、政府が新型コロナワクチンの健康被害について、国が賠償を負担する方針を日本経済新聞が報じており、海外メーカーが日本に供給しやすくなることから、時価総額上位のアンジェスなど国内のコロナワクチン関連銘柄の期待感が後退し相場の重しとなっている。
    値上がり銘柄数は105、値下がり銘柄数は207となった。
    20日にマザーズ市場に新規上場したニューラルは買い気配のまま、取引が成立しなかった。
     
    個別ではヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ、データセクション、ランサーズ、データホライゾン、シルバーエッグ・テクノロジーが売られた。
     
     一方、JMCがストップ高。エムビーエス、コマースOneホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。総医研ホールディングス、日本ファルコム、ラクス、うるる、SKIYAKIなど21銘柄は年初来高値を更新。関通、エーアイ、ベルトラ、アクセルマーク、フィーチャが買われた。

    【寄り付き概況】

    20日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比107円03銭安の2万3003円58銭。
    前日のNYダウなど主要株価指数が揃って軟調、前半は買いが先行していたが米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を受けて景気の先行き不透明感が意識され引けにかけ値を消した。これを受け東京市場も主力株をはじめ上値の重い展開を強いられている。一方、
     
    東京外国為替市場では、円が対ドルで1ドル=106円台前半(前日終値105円42−43銭)、対ユーロでは1ユーロ=125円台後半(同125円83−87銭)で取引されている。
    ドル高・円安方向に傾いており、これが輸出セクターなどを中心にポジティブに働きやすい。買い手掛かり材料に欠けるなか日経平均の上値は重いものの、下値抵抗力も発揮し下げ幅も限定的となりそうだ。
     
    個別では、トヨタ、TDK、富士通が安く、ファーストリテ、東エレク、ソフトバンクGは下げている。
    半面、ダイキン、パナソニック、オムロンが上昇している。


    「謹賀新年」
     
     
    水曜のNY株式市場で主要3指数はそろって下落。
    ザラバにS&P500とNASDAQは過去最高値を更新したが結局反落。
    懸念されたのは午後に発表された7月FOMC議事要旨。
    景気低迷からの回復についての先行き不透明感。
    労働市場の一段の「大幅な改善」は経済活動の「幅広く持続的な」再開にかかっている。
    そしてハト派的な政策の導入にFRBが否定的であること。
    これらが不安材料となった。
    個別ではアップルの時価総額が米企業として初めて2兆ドルを突破した場面があった。
    小売大手ターゲットやホームセンター大手ロウズの好調な第2四半期決算は好感された。
    10年国債利回りは0.685%。
    2年国債利回りは0.145%。
    ドルは主要通貨に対して上昇。
    「FOMC議事要旨が一段とハト派的な内容になるとの期待もあった。
    これが失望に転じ、株安・ドル高につながった」という解釈だ。
    ドル円は106円台前半。
    SKEW指数は138.20。
    恐怖と欲望指数は70→68。
     
    水曜の日経平均は寄り付き54円安。
    終値59円高の23110円と3日ぶりの小幅反発。
    23000円台はキープした。
    日足は4日ぶりの陽線。
    TOPIXは続伸。
    マザーズ指数は2.96%高で5日続伸。
    東証1部の売買代金は1兆6966億円と3日連続2兆円割れ。
    値上がり1115銘柄(前日959銘柄)。
    値下がり954銘柄(前日1124銘柄)。
    新高値72銘柄(前日60銘柄)。
    新安値0銘柄(前日1銘柄)。
    騰落レシオは108.53(前日100.95)。
    2日連続100%超。
    直近最高値150.78(6月2日)、最安値 40.12(3月16日)
    NTレシオは14.32倍(前日14.31倍)。
    サイコロは7勝5敗で58.33%。
    右肩上がりの25日線(22695円)からは△1.83%。
    7日連続で上回った。
    右肩上がりの75日線は22013円。
    4月7日以来下回っていた200日線を上抜いてゴールデンクロス。
    200日線(22007円)からは△5.01%。
    右肩上がりの5日線(23159円)から▲0.21%。
    2日連続で下回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.865%(前日▲18.214%)。
    買い方▲7.258%(前日▲8.089%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲26.688%(前日▲25.124%)。
    買い方▲12.024%(前日▲14.238%)。
    空売り比率は37.6%(3日連続の40%超:前日40.6%)。
    空売り規制なしの比率は7.0%。
    Quick調査の8月14日時点の信用評価損率は▲15.58%。
    (前々週▲20.60%→▲17.86%)。
    2週連続の改善。
    8月14日時点の裁定売り残は1078億円減の1兆6702億円。
    (当限は1兆4340億円)
    2週ぶりの減少。
    同裁定買い残は1271億円増の5031億円。
    (当限は4352億円)。
    2週連続の増加。
    裁定買いも少しやる気が出てきた印象。
    日経HVは18.1、日経VIは21.17。
    日経平均採用銘柄の予想PERは21.89倍(前日21.86倍)。
    前期基準では18.14倍。
    EPSは1055円(前日1054円)。
    7月1日時点は1239円、7月31日時点は1212円だった。
    暫定PERは21.92倍。
    計算上のEPSは1053円。
    225のPBRは1.10倍。
    BPSは21009円(前日21147円)。
    225先物採用銘柄の益回りは4.56%(前日4.57%)。
    配当利回りは1.98%。
    東証1部全銘柄だと予想PERは23.87倍。
    前期基準では19.41倍。
    東証1部全銘柄のPBRは1.21倍。
    ドル建て日経平均は219.06(前日218.29、12月13日が219.64)。
    昨年12月の219.68がターゲット。
    東証1部単純平均株価は3円高の2138円。
    (2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
    売買単価は1853円(前日1818円)。
    東証1部の時価総額は615兆円(前日614兆円)。
    シカゴ225先物終値は大証日中比15円安の23115円。
    高値23195円、安値22950円。
    大証夜間取引終値は日中比50円安の23080円。
    気学では「軟弱日。戻り売り方針良し」。
    金曜は「戻り売り方針の日。高値を見ても翌日弱し」。
    ボリンジャーは拡散。
    プラス1σが23039円。
    プラス2σが23384円。
    プラス3σが23729円。
    一目均衡の雲の上限が22374円。
    12日連続で雲の上。
    勝手雲の上限は22381円で下限は22337円。
    7日連続で雲の上。
    白い勝手雲は21日から上向き27日頃に厚くなる。
    RSIが61.69。
    RCIが92.86。
    8月SQ値23350円は「幻」で4敗。
    今日はイスラム・ヒジュラ暦の新年、明日は鬼宿日。
     
    《今日のポイント8月20日》
     
    (1)NYダウは3日続落。S&P500、NASDAQも終値は反落。
       ダウ輸送株指数は18ポイント高の10883ポイントと反発。
       SOX指数は0.63%安と続落。
       3市場の売買高は86.1億株(過去20日平均は97.2億株)。
     
    (2)新高値72銘柄(前日60銘柄)。
       新安値0銘柄(前日1銘柄)。
       騰落レシオは108.53(前日100.95)。
       2日連続100%超。
       直近最高値150.78(6月2日)、最安値 40.12(3月16日)
     
     
    (3)右肩上がりの25日線(22695円)からは△1.83%。
       7日連続で上回った。
       右肩上がりの75日線は22013円。
       4月7日以来下回っていた200日線を上抜いてゴールデンクロス。
       200日線(22007円)からは△5.01%。
       右肩上がりの5日線(23159円)から▲0.21%。
       2日連続で下回った。
     
     
    (4)空売り比率は37.6%(3日連続の40%超:前日40.6%)。
       Quick調査の8月14日時点の信用評価損率は▲15.58%。
       (前々週▲20.60%→▲17.86%)。
       2週連続の改善。
     
     
    (5)8月14日時点の裁定売り残は1078億円減の1兆6702億円。
       (当限は1兆4340億円)
       2週ぶりの減少。
       同裁定買い残は1271億円増の5031億円。
       (当限は4352億円)。
       2週連続の増加。
       裁定買いも少しやる気が出てきた印象。
     
    (6)日経平均採用銘柄の予想PERは21.86倍(前日21.91倍)。
       EPSは1054円(前日1054円)。
       7月1日時点は1239円、7月31日時点は1212円だった。
       暫定PERは21.85倍。
       計算上のEPSは1054円。
     
    (7)ドル建て日経平均は219.06(前日218.29、12月13日が219.64)。
       昨年12月の219.68がターゲット。
     
    (8)ボリンジャーは拡散。
       プラス1σが23039円。
       プラス2σが23384円。
       プラス3σが23729円。
       一目均衡の雲の上限が22374円。
       12日連続で雲の上。
       勝手雲の上限は22381円で下限は22337円。
       7日連続で雲の上。
       白い勝手雲は21日から上向き27日頃に厚くなる。
     
    (9)8月SQ値23350円は「幻」で4敗。
       イスラム・ヒジュラ暦の新年、金曜は鬼宿日。
       今年木曜は13勝18敗とワースト。
     
     
    今年の曜日別勝敗(8月19日まで)

    月曜14勝15敗
    火曜17勝14敗
    水曜15勝16敗
    木曜13勝18敗
    金曜14勝16敗。
     
     
    水曜のNYダウは85ドル安の27692ドルと3日続落。
    NASDAQは64ポイント安の11146ポイントと3日ぶりの反落。
    S&P500は14ポイント安の3374ポイントと3日ぶりの反落。
    ダウ輸送株指数は18ポイント高の10883ポイントと反発。
    SOX指数は0.63%安と続落。
    VIX指数は22.50。
    3市場の売買高は86.1億株(過去20日平均は97.2億株)。
    225先物CME円建ては大証比日中比15円安の23115円。
    ドル建ては大証日中比5円安の23125円。
    ドル円は106.10円。
    10年国債利回りは0.685%。
    2年国債利回りは0.145%。
     
    売買エネルギーの低迷をどう見るかが別れ道という気がする。
    昨日まで東証1部の売買代金2兆円割れは3日連続。
    3日連続は約3ヶ月ぶりだ。
    夏休みで夏枯れという指摘もある。
    世界的な金融緩和で運用マネーは減っている訳ではない。
    結局先行き不透明ということだろう。
    コロナ、米中、企業業績。
    指を折れば限りはない。
    「日経平均は23000円を超えた水準では上を追いにくい」。
    そんなコメントだ。
    でも2週間ほど前には「日経平均の22000円買い23000円売りのシナリオ」。
    そんな声ばかりだった。
    でも23000円。
    しかもいつもは上がる筈のない8月に高値を取ってきた現実。
    外れた市場関係者は悔しさをどこで振り切るのかが課題となってきた。
    そう考えると「ジャンプの前のすくみ」。
    価格ではなく量の点で「陰極まれば陽」だと考えたい局面。
    去年だっていつもは上がる筈のない9月10月に上がっていた。
     
    金の市場関係者の鼻息が荒い。
    以前とは違って静かになったFX関係者と立場を変えて喧しい。
    一方でいつも静かなのは株式市場関係者。
    「やる気レス」などっちつかずのコメントは何十年も続いている。
    法改正を含め手足を縛られた形がDNAとしrてそのまま残ったからだろうか。
    八面六臂、あの手この手で浮遊マネーを誘い込む手法なんては両替屋さんや先物やさんに奪われてしまった。
    委縮した業者のマインドがそのまま株式市場の物足りなさに直結しているような気がする。
    そもそも興味がないから気が付かない。
    気が付かないから変化は見過ごす。
    その結果儲からないかラますます離脱する。
    悪循環だ。
    ビフォアバブルは「まだ」のマインド。
    アフターバブルは「もう」のマインド。
    たちが悪いのは「ビフォアバブルのもう」だろうか。
     
    イスラム・ヒジュラ暦の新年。
    風景はまもなく変わってくるに違いない。
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    マクアケ(4479)・・・動兆
     
    マクアケに注目する。
    同社はクラウドファンディングのプラットフォーム「マクアケ」運営。
    新製品開発・PR支援にも強み
    マクアケの新商品掲載数伸長。
    新型コロナ影響受けるリアル店販売の代替需要取り込みが拡大。
    自粛相次ぐ展示会やイベントのオンライン化を支援。
    人気は続こう。
    イスラムの新年で新たなマクアケだ。


    (兜町カタリスト櫻井)


    20日の日経平均株価は、現地19日の米国株式が下落した流れを受け、売りが先行しそうだ。
    日経平均株価の予想レンジは、2万3050円−2万3200円。
    NYダウ平均は85ドル安の27692ドルで取引を終えた。アップル株の上昇などを受けて買いが先行したが、7月28−29日のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨で先行きに対する厳しい見通しが示されたことから、終盤にかけて失速した。
    米国では長期金利が上昇し、金融株にしっかりとした動きが見られた。ハイテクを中心にグロース株には利益確定売りが出てくるだろう。ただ、円安・ドル高が支えとなり、下値は限定されよう。
    外国為替市場では、円は対ドルで1ドル=106円近辺(前日東京時間終値105円42−43銭)と円安に傾き、対ユーロでは1ユーロ=125円60銭近辺(同125円83−87銭)とやや強含んでいる。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所終値比15円安の2万3115円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■アクロディア<3823>
    スリー・ディー・マトリックス<7777>と新型コロナウイルス対策サービスで業務提携。PCR検査サービスを共同運営するほか、COVID-19対策システム「抗体パスポート」を3DMにOEM提供する。
     
    ■JMC<5704>
    大阪大学らと心臓カテーテルシミュレーターを開発するHEARTROIDPROJECTが、米マサチューセッツ工科大学とクリエイティブパートナーシップを開始。
     
    ■北川精機<6327>
    前期最終が上振れ着地・今期は17%増益、11期ぶり5円で復配へ。
     
    ■スクロール<8005>
    7月売上高は前年同月比16.2%増と3ヵ月連続で前年実績を上回った。
     
    ■FRONTEO<2158>
    サイファーマと協業し、AIを活用したサイバーインシデント分析と予測型サイバーインテリジェンスを提供。サイバー攻撃を抑止。
     
    ■イナリサーチ<2176>
    代理店を通じて台湾の試験市場からサルの非臨床試験を複数受託。
     
    ■ジー・スリーホールディングス<3647>
    福岡県の太陽光発電所をコスモ石油販売に売却。通期業績予想には織り込み済み。また、非常用発電事業を開始。エンジン搭載型非常用発電機の開発・製造・販売を行う。
     
    ■スカラ<4845>
    ミャンマー最大級のIT企業であるACE社と合弁会社を設立。教育・医療・農業分野でデジタルトランスフォーメーションを支援する。
     
    ■ブシロード<7803>
    コロプラ<3668>子会社でゲーム関連メディアを運営するソーシャルインフォの全株式を取得し子会社化する。取得価額は約6100万円。
     
    ■小僧寿し<9973>
    子会社デリズが筆頭株主のJFLAホールディングス<3069>とエリアフランチャイズ契約を締結。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    20(木)
    【国内】
    7月首都圏マンション発売(13:00)
    5年国債入札
    《決算発表》
    船総研HD、グリー、藤久
     
    【海外】
    米8月フィラデルフィア連銀景気指数 (21:30)
    米7月景気先行総合指数(23:00)
     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
     

    [概況]

    19日、欧米時間における外国為替市場の米ドル円は一時106.165円まで上昇し堅調な推移となった。米国で難航している追加経済対策案の合意について、民主党側が提案した規模から縮小した経済対策での合意を希望する議員が与野党に何人かいることなどが報じられたことで合意に向けた進展期待などから米ドル円は上昇した。
     
    また、米国時間の引けにかけてはFOMC議事録(7月28日、29日開催分)が公開された。FRBはイールドガープ・コントロール(YCC)について、現時点では利点が少ないと判断しており、YCCなど新たな追加緩和策について消極的であるとの見方から、米ドル買いが強まった。
     
    テクニカル的には米ドル円は上方に位置する5日移動平均線(106.200円)付近がレジスタンスとなる可能性も考えられるため注意したい。


    [提供:カネツFX証券株式会社]
     

    [株価材料]
     
    ■エコカー減税「延長を」 甘利氏 消費減税は否定的
     
    ■亀田製菓<2220>
    外国人や若手を管理職に 組織体制見直し
     
    ■秀英<4678>
    個別指導をオンライン化 新型コロナ受け
     
    ■パナソニック<6752>
    テスラ向けEV電池増産 100億円超投資
     
    ■ジモティー<7082>
    都内で配送代行サービス 5キロ500円から
     
    ■JAL<9201>
    ホノルルマラソン開催へ

     
    19日のNYダウ工業株30種平均は3日続落し、前日比85ドル19セント安の2万7692ドル88セントで終えた。
    午後発表の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて米景気の不透明感が強まり、売り優勢となった。一方、追加経済対策を巡る米与野党協議が進むとの期待は相場の支えとなった。
     
    FRB米連邦準備理事会(FRB)は同日午後、7月に開催したFOMC議事要旨を公表。景気見通しに対して悲観的な見方が示されたほか、市場では「金融緩和にさほど積極的ではない」と受け止められた。米中関係悪化への根強い警戒感も引き続き相場の重しとなった。
     
    長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)など新たな緩和策に前向きではないことがわかり、株式に売りが出た」との指摘があった。
     
    また、原油相場の下落でエクソンモービルなど石油株が下げ、航空機のボーイングや航空機・機械のレイセオン・テクノロジーズなど資本財も売り優勢だった。
     
    一方、スマートフォンのアップルは小幅高となり、一時は米企業で初めて時価総額が2兆ドルを突破した。
    議事要旨の発表前は相場は買い優勢で推移した。18日夜に「何人かの民主党と共和党の議員は、より小規模の経済対策で合意したいと願っている」との米政府高官の発言が伝わった。追加経済対策法案の成立への期待が浮上し、投資家心理を支えた。
     
    セクター別では、耐久消費財・アパレルが上昇した一方で、不動産や自動車・自動車部品が下落。
     
    ナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落し、前日比64.38ポイント安の1万1146.46で終えた。ネット通販のアマゾン・ドット・コムや検索サイトのアルファベットなど主力株の一角が下げた。半導体株の下げも目立った。
     
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    27,692.88−85.19
    S&P500種
    3,374.85−14.93
    ナスダック
    11,146.461−64.382
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,970.30−42.80
    NY原油(ドル/バレル)
    42.74−0.19
    円・ドル
    106.05 - 106.06+0.63


     

    【シカゴ日本株先物概況】


    19日のシカゴ日経平均先物は小幅反発した。9月物は前日比55円高の2万3115円で引け、19日の大取終値を15円下回った。
    円安を好感する買いが入った。一方で景気先行き懸念から米株が下げ、上値を抑えた。
    新型コロナウイルス追加経済救済策を巡り共和党・民主党指導者は交渉を再開する見通しで、当初の計画よりも規模を削減し5000億ドル前後の規模での合意の可能性が報じられ、上昇して寄り付いた。しかし、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事録(7月開催分)で下半期の見通し引き下げが示唆されたと同時に、次回会合での追加緩和の可能性にてついて言及がなく、利回りが上昇したことを嫌気して引けにかけて下げ幅を拡大する展開となった。
    この日の9月物高値は2万3195円、安値は2万2950円。
     
     
    シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
    23115 ( -15 )
    シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
    23125 ( -5 )
    ( )は大阪取引所終値比




    【欧州株式市場】

     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 6111.98(+35.36)
    19日のFTSE100種総合株価指数は反発した。前日の終値に比べ35.36ポイント高の6111.98で引けた。構成銘柄の約6割が上昇した。FT指数は安寄り後にジリ高となり、終盤に6100台を回復して引けた。英通貨ポンド安も好感された。
     
    夏季休暇シーズンのなか、市場参加者は少なく取引は低調だった。午前は小動きで推移した。午後に米株式市場が反発して始まると、英株も上げ幅を広げた。
     
    個別銘柄では、医薬品株と銀行株が買われた。銅相場の大幅高を背景にスイス系資源大手グレンコアや鉱業のアングロ・アメリカンは上げた。航空のインターナショナル・エアラインズ・グループが高かった。英政府が入国者の自己隔離期間を短縮させるため、英ヒースロー空港での新型コロナウイルス検査を強化する方針と伝わり買いを誘った。衣料小売りと食品事業のアソシエーテッド・ブリティッシュ・フーズは、アナリストが投資判断と目標株価を同時に引き上げたことで買われた。
     
    一方、食品サービスのコンパス・グループは下げた。住宅建設のパーシモンと同業のバラット・ディベロップメンツは利益確定の売りで下落した。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 12977.33(+95.57)
    19日のドイツ株式指数(DAX)は反発した。終値は前日と比べて95.57ポイント高の1万2977.33だった。
     
    個別銘柄では、6月に経営破綻したオンライン決済サービスのワイヤーカードが上昇した。同社の一部事業の買い手候補としてドイツ銀行など約10社が残ったと伝わった。ドイツ銀行も高かった。アナリストが目標株価を引き下げた電力のRWEが安かった。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 4977.23(+39.17)

08月20日 毎日コラム
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