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【市況一覧】
日経平均株価
38,236.07 -37.98 05/02
TOPIX
2,728.53 -0.87 05/02
マザーズ
642.96 -3.29 05/02
NYダウ平均
37,903.29 +87.37 05/02
ナスダック総合
15,605.48 -52.34 05/02


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    22日の日経平均株価は続落。142円83銭安の1万9137円95銭(出来高概算12億4000万株)で取引を終えた。
    米国では原油相場の急落によって利益確定の流れが強まり、相場をけん引していたハイテク株が軟調な展開をみせるなか、この流れを引き継ぐ展開となった。指数インパクト大きいソフトバンクG、東エレクが指数を押し下げる格好となり、寄り付き直後には1万9000円を割り込む局面もみられた。その後は、日銀のETF買い入れ観測から下げ渋りをみせており、続落ながらも本日の高値で取引を終えている。
     
    23日の日経平均株価は、底堅い展開か。
    22日の日経平均株価は一時1万9000円割れとなったものの、下げ幅を縮小し、下げ渋る動きをみせた。25日移動平均線(22日時点で1万8751円)が意識されるものの、市場では「当面は下値のポイントとして意識されそう」との見方があった。
    直近の安値をつけたのは3月19日の1万6358円となるが、1カ月以上安値を更新しておらず、下押し圧力は和らいでいる。米国株もそろそろ反転が期待できそうではあり、あすはよほどの悪材料が出てこない限り基調は上と予想する。
     
    マザーズ指数が一時3.3%を超える大幅な下げをみせる場面があったが、下げ渋る動きをみせたことから、「消去法的に、中小型株に物色の矛先が向かう場面もありそう」との声も聞かれた。
     
     
    ■テクニカル・ポイント(22日現在)
     
    20440.57  13週移動平均線
    20247.45  均衡表雲上限(日足)
    20237.07  均衡表基準線(週足)
    19690.22  ボリンジャー:-1σ(26週)
    19689.24  ボリンジャー:+1σ(25日)
    19654.21  均衡表転換線(週足)
    19525.30  均衡表雲下限(日足)
    19470.90  6日移動平均線
    19390.16  均衡表転換線(日足)
     
    19137.95  ★日経平均株価22日終値
     
    18751.92  25日移動平均線
    18140.13  均衡表基準線(日足)
    18092.35   新値三本足陰転値
    18055.49  ボリンジャー:-1σ(13週)
    17814.60  ボリンジャー:-1σ(25日)
     
    ローソク足は短い胴体部分に長い下ヒゲを伴う「トンボ」に似た形状で引け、下値での強い買い需要を確認する格好となった。日中高値と安値は下降する5日線とその下で上向きをキープする25日線で形成するレンジ内に収まり、強弱感の対立を窺わせている。
    ただ、一目均衡表の転換線が下向きに転換。
    ボリンジャーバンド(25日ベース)では+1σと中心線の中間ラインを下回って終了し、+1σを上放れた17日をピークとして中心線側に向かう調整トレンドの継続が予想される。
     
     

    【大引け概況】
    22日の日経平均株価は続落し、前日比142円83銭安の1万9137円95銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:23 容量:12.17M

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    新型コロナウイルスの感染拡大による経済の悪化懸念が強まった。前日に米国株が大幅下落したことで市場心理が悪化し、短期筋による売りが主導した。下落幅は一時400円を超え、取引時間中としては8日以来2週間ぶりに1万9000円を割り込む場面もあった。
     
    21日の米原油先物市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)6月物(22日から期近)が急落。原油先物相場の下落が止まらない状況を受け、新型コロナウイルスの感染拡大による経済の悪化懸念が強まった。前日の米国株の大幅下落で市場心理が悪化し、短期筋による売りが広がった。

    ただ、下値では買いも入り、日経平均が1万9000円を割り込んで以降は押し目買いも断続的に入り、相場を下支えした。東証株価指数(TOPIX)の下落を受けて日銀による上場投資信託(ETF)購入観測が浮上した。下げ幅は取引終了にかけて縮まった。
     
    日経平均株価を対象としたオプション価格から算出する日経平均ボラティリティー・インデックスは一時45.24と、6日以来の水準まで上昇した。
     
    米国のシェールオイル産出企業が発行した社債や、中東の産油国の国債で利払いや償還に支障が出れば、信用不安が広がって世界の金融市場が混乱する恐れもある。投資家はしばらく、原油価格の動向に神経をとがらせることになりそうだ。
     
    市場関係者は、日経平均株価は一時1万9000円を下回った。「貯蔵場所に困るほど原油の需要が落ち込んでいることが、景気の悪化を強く印象付けた」といい、株式など値下がりリスクのある資産から資金を引き揚げる動きが再び強まった。
    原油価格の急落で損失が膨らんだ投資家は、どこかで損失を取り戻す必要があり、最近順調に値を戻していた一部の半導体株などに売りを出しているようだ」と推測する。
     
    JPX日経インデックス400は続落。終値は前日比74.32ポイント安の1万2625.15だった。TOPIXも続落し、8.99ポイント安の1406.90で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆829億円。売買高は12億4729万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1629と、全体の約75%を占めた。値上がりは496、変わらずは43銘柄だった。
     
     
    業種別株価指数(33業種)は、空運業、石油・石炭製品、鉱業、鉄鋼などが下落した。上昇はパルプ・紙、医薬品など。
     
    個別では、ソフトバンクGが大きく値を下げ、三菱UFJ、三井住友は軟調だった。資生堂、武田が売られた。ANAが大幅安で、出光興産、国際帝石、日本製鉄、トヨタがさえず、東エレク、村田製、富士フイルムも下落した。
     
    半面、ソニーが小高く、アドバンテス、キーエンスは反発。王子HDは値を上げた。任天堂、KDDI、中外薬も上昇した。
     
     
    東証2部株価指数は前日比107.99ポイント安の5450.62ポイントと続落した。
    出来高9961万株。値上がり銘柄数は119、値下がり銘柄数は317となった。
     
    個別では、南海プライウッドが年初来安値を更新。パス、省電舎ホールディングス、ぷらっとホーム、日本インシュレーション、ビート・ホールディングス・リミテッドが売られた。
     
    一方、玉井商船がストップ高。大運は一時ストップ高と値を飛ばした。北日本紡績、リテールパートナーズは年初来高値を更新。土屋ホールディングス、TBグループ、ショクブン、カクヤス、木村工機が買われた。

    日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比29円48銭安い3047円07銭だった。
    東証1部銘柄の下落を受けて、個人投資家が「信用取引の買い持ちを手じまい、利益を確定する流れ」となった。
    原油先物相場の急落を受けて世界経済の先行きへの懸念が強まり、新興市場でも運用リスクを回避する売りが優勢となった。直近の新規株式公開(IPO)銘柄の一角も引き続き下げた。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で359億円、売買高は1億579万株だった。
    値上がり銘柄数は129、値下がり銘柄数は499となった。
     
    個別では、アマガサが一時ストップ安と急落した。ゲンダイエージェンシー、協立情報通信、エヌアイシ・オートテック、スターツ出版、タカセなど6銘柄は年初来安値を更新。ベクター、ケイブ、シライ電子工業、ミアヘルサ、城南進学研究社が売られた。
     
    一方、愛光電気がストップ高。寺崎電気産業、アクセスグループ・ホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、CAICA、日本マクドナルドホールディングスなど4銘柄は年初来高値を更新。ジェイホールディングス、テラ、今村証券、太洋工業、遠州トラックが買われた。

    東証マザーズ指数は続落。終値は前日比14.56ポイント安い715.30だった。
    前日の米国株がハイテク株を中心に大幅続落し、投資家心理が悪化したことに伴い売りが先行した。マザーズ指数は朝方、下落率が3%を超え、700ポイント近辺まで調整する場面があった。しかし、前日も4%超の大幅下落となっていただけに、日経平均と同様、売りが一巡するとやや下げ渋った。
    メドレー、サーバワクス、TKPが売られた。前日同様に直近IPO銘柄の一角に利益確定売りが広がりサイバーセキ、関通、松屋R&Dなどは大幅に下げた。
    売買代金は概算で1479.27億円。騰落数は、値上がり62銘柄、値下がり255銘柄、変わらず6銘柄となった。
    個別では、サイバーセキュリティクラウドがストップ安。データホライゾン、コンヴァノ、コプロ・ホールディングスは年初来安値を更新。Global bridge HOLDINGS、sMedio、Delta-Fly Pharma、松屋アールアンドディ、AHCグループが売られた。
     
     一方、インタースペース、ライトアップがストップ高。リアルワールド、メディアシーク、ミクリードは一時ストップ高と値を飛ばした。弁護士ドットコムなど2銘柄は年初来高値を更新。GMOリサーチ、cotta、ジモティー、中村超硬、プロレド・パートナーズが買われた。

    【後場寄り付き概況】

    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比214円44銭安の1万9066円34銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、8.70ポイント安の1407.19で始まった。
    日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに軟調。原油安を嫌った売りはやや落ち着いたが、買い意欲は高まっていない。
    外国為替市場では、1ドル=107円70銭台の推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調となっている。

    ランチバスケットは19件、199.85億円、差し引き売り買い均衡との観測。
     
    個別では、ソフトバンクGが大きく値を下げ、ファーストリテ、三菱UFJ、エーザイは安い。富士フイルムは続落している。出光興産は急落。東エレク、村田製、SUMCOが売られ、日立、キヤノンも下落している。
    半面、任天堂は続伸でアドバンテス、スクリンが堅調で、ファナック、キーエンスはしっかり。ソニーは切り返している。飯野海は急伸。リクルートHD、KDDI、OLC、東京ガスが高い。
     
    原油安は関連企業の信用不安を再燃させるとともに、損失を被ったヘッジファンド等の株式売却につながっているとの観測もある。「恐怖指数」とされる米株の変動性指数(VIX)は再び上昇傾向にある。
     
    後場は日銀による上場投資信託(ETF)買い入れが実施される公算が大きい。
    ただ、アジア市場も香港ハンセン指数を中心に総じて軟調で、買い手掛かりに乏しいところ。後場は日銀のETF買いをサポートに、ひとまず節目の1万9000円水準を維持できるかが焦点となりそうだ。
     


    「簡単には超えられない橋」

    〇兜町=株の町

    〇蛎殻町・人形町=商品先物の町

    この2つの街を分けているのは鎧橋
    超えそうで超えれれない物理的な橋
    この違いは薄れてきたが、それでも経産省・農水省の町と財務省の町は歴然と違うはず。
    蛎殻町は兜町を目指し、FXなどを通じて大衆化はしてきた。
    しかしそれでも先物だけの世界と現物の世界は違う。

    市場経済研究所の鍋島さんが書かれたものが興味深い。

    明治を代表するジャーナリスト、横山源之助が「鎧橋両岸の光景」と題するルポを残していた。
    明治44年(1911年)、今から100年前の蛎殻町の賑わいを見事に描いている。
    蛎殻町にかかわる者には見逃すことのできない記録である。
    当時は日露戦争景気の反動で兜町は輝きを失っていたが、米屋町は仕手が相次いで登場、熱戦を繰り広げていた。
    「平凡に厭(いとい)ける者よ、衆愚に倦(う)める者よ。
    汝の周囲を去り、汝の惰気(だき)を排して、米穀市場に輸贏(ゆえい。勝負)を決しつつある諸人物の行動に注意一番し来たれ。
    彼等は利害の亡者である。
    利慾の結晶である。
    しかしながら清新の気は道徳を称する者に非ずして、むしろこの盲者の団体にあり。活力はこの蛎殻町に充溢している」
    蛎殻町には清新の気と活力が横溢していた。
    「取引所の中に入れば、喧々擾々、真に一面の活劇場である。
    その喧騒は、喧嘩のそれでもなく、水天宮のにぎわいもあり、観音前の陽気もある。
    しかも殺気充ち、争気みなぎり、浮いたような沈んだような一種異様の空気をもっておおわれている」。
    今は昔の話だ。

    同様に・・・。

    蛎殻町のコメ相場が一番にぎわった大正時代から昭和初めにかけて、合百というバクチが盛んに行われた。
    蛎殻町名物と喧伝された。
    国民新聞社の「相場街秘聞」(昭和4年刊)に描かれている。
    「毎朝、水天宮前や蛎殻町や人形町の各停留所で市電や円太郎バスを捨てて、ぞろぞろ米屋町に乗り込む人は、
    幾百幾千あるか知らぬが、その中で本敷(証拠金)を出して清算取引をやっている連中はまずまれ。
    そのほとんど全部─とはいわぬが八、九分までは合百を目当てとしている連中である」
    米穀取引所で立つ前場引値(第8節)を当てっこするバクチだが、久松警察署でも黙認の形だった。
    時に手入れを行うとその時だけはさすがにクモの子を散らすように表通りの人影がマバラになる。
    しかしほどなく人であふれ返る。
    歴史学者として高名な尾佐竹猛(ペンネーム無用学博士)が著書に合百のことを書いている。
    「一体蛎殻町から兜町へかけては欲の渦巻くところである。
    米穀、株式の両取引所があるのに加え付属の仲買人はいわずもがな。
    これに関係ある有象無象が蟻の甘きにつくが如く集まる。
    モグリの仲買人等より合百、薄張りからあらゆる詐欺師、賭博師連中から高等淫売まである」。
    色の吉原と欲の蛎殻町・兜町を見ずして東京を語るに足らずというのが博士の持論である。



    (櫻井)

     
     
    22日午前の日経平均株価は続落し、前日比230円45銭安の1万9050円33銭で前場を終えた。
    前日の米株安を引き継いで下値模索の展開が続いた。新型コロナウイルスの感染拡大による経済や企業業績への影響を引き続き懸念するムードが強い。
    原油先物相場の連日の急落で市場心理が冷え込み、短期筋の売りが広がった。下落幅は一時400円を超え、取引時間中としては2週間ぶりに1万9000円を割り込む場面もあった。
     
    21日の米原油先物市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の6月物(22日から期近)が急落し、一時1バレル6ドル台になった。20日には当時期近だった5月物の価格がマイナスに転落した流れが続いた。新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動の停滞への懸念が一層深まり、同日の米国株の下落で投資家のリスク許容度が大幅に低下した。
     
    市場の不安心理を反映し、日経平均株価を対象としたオプション価格から算出する日経平均ボラティリティー・インデックスは一時、45.24と6日以来、約2週間ぶりの水準に上昇した。市場で相場の先安観が強まりプット(売る権利)を買う動きが広まった。
     
    もっとも、大幅に下げたところでは買いが入って下げ渋った。「原油安は景気悪化を想起させる内容だが目新しい材料ではない。利益確定の売りを出すための理由付けになっているのではないか」として、一段と売り込むには材料が乏しいという。
     
    ただ、「原油安で一部の海外投資ファンドは大きな含み損を抱えているため、日銀のETF買いが観測されれば、換金売りをぶつけてくるかもしれない」という。米株先物の時間外取引の動向次第で日経平均が前場安値を下回る可能性もありそうだ
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続落した。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で9187億円、売買高は5億6173万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1539と、全体の約7割を占めた。値上がりは563、変わらずは64銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、石油・石炭製品、空運業、鉱業、ゴム製品などが下落した。上昇は海運業、パルプ・紙など。
     
    個別では、原油安を受け、出光興産や日揮HD、国際石開帝石が売られた。横河電やカシオ、オリンパスも安い。東京エレクトロンも軟調。ソフトバンクG、富士フイルムホールディングスも値を下げた。FPGが急落、エイチ・アイ・エスも大幅安だった。
     
    一方、午前の取引時間中に抗インフルエンザウイルス薬「アビガン」の中間体の製造・供給を始めると発表した宇部興が急騰した。任天堂が高く、アドテストが買われたほか、川崎汽や郵船も上げた。明治海運がストップ高で値上がり率トップに買われ、新日本科学も値幅制限いっぱいに買われた。
     
     
    東証2部株価指数は前日比97.14ポイント安の5461.47ポイントと続落した。
    出来高6343万株。値上がり銘柄数は104、値下がり銘柄数は300となった。
     
    個別では、南海プライウッドが年初来安値を更新。大和自動車交通、省電舎ホールディングス、セキド、ヴィスコ・テクノロジーズ、恵和が売られた。
     
    一方、大運が一時ストップ高と値を飛ばした。北日本紡績、リテールパートナーズは年初来高値を更新。土屋ホールディングス、ショクブン、アイスタディ、伏木海陸運送、玉井商船が買われた。

     


    日経ジャスダック平均株価は続落した。午前終値は同23円14銭安の3053円41銭だった。米国主要株価指数はそろって値を消した。シカゴの日経平均先物も続落し、日経平均も下落スタートしている。米原油先物の連日の急落を受けて、新型コロナウイルスの世界経済への影響が改めて意識され、日本株市場は全般的に軟調に推移した。新興市場でも直近大幅に上昇していた銘柄を中心に利益確定の売りが先行した。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で207億円、売買高は6638万株。
    値上がり銘柄数は139、値下がり銘柄数は449となった。
     
    個別では、アマガサが一時ストップ安と急落した。ゲンダイエージェンシー、協立情報通信、エヌアイシ・オートテック、スターツ出版、タカセなど6銘柄は年初来安値を更新。ベクター、ミアヘルサ、城南進学研究社、ゼネテック、イメージ情報開発が売られた。
     
    一方、愛光電気がストップ高。寺崎電気産業、アクセスグループ・ホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、CAICA、日本マクドナルドホールディングスなど4銘柄は年初来高値を更新。ジェイホールディングス、テラ、太洋工業、中央化学、遠州トラックが買われた。
     


    東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比12.20ポイント安い717.66だった。
    前日の原油市況安や米国株の値下がりなどを映して売り優勢となっている。
    先駆したこれら銘柄の値崩れが続けば、利益を確保するための売りが膨らんでいる。
    メドレー、サーバワクス、メルカリが売られた。直近で新規株式公開(IPO)したサイバーセキ、ネクストーン、関通などの大幅下落も目立った。
    値上がり銘柄数は58、値下がり銘柄数は253となった。
     
    個別では、サイバーセキュリティクラウドが一時ストップ安と急落した。データホライゾン、コンヴァノ、コプロ・ホールディングスは年初来安値を更新。global bridge HOLDINGS、AHCグループ、NexTone、ジャパンインベストメントアドバイザー、リグアが売られた。
     
     一方、リアルワールド、メディアシークが一時ストップ高と値を飛ばした。ライトアップ、中村超硬、プロレド・パートナーズ、cotta、ビーアンドピーが買われた。

    【寄り付き概況】

    22日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前日比171円60銭安の1万9109円18銭。21日の米原油先物市場で、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の6月物が一時6ドル台に急落。原油への需要低下を受け、世界経済の先行きへの不安心理が増大し、リスク回避の売りが先行している。同日のNYダウ工業株30種平均が大幅に下落したことも重荷になった。
     
    新型コロナウイルスの感染拡大による経済先行きに対する懸念が株式市場にも重荷となっている。外国為替市場では1ドル=107円台後半の推移と比較的落ち着いた動きをみせているものの、取引時間中はアジア株市場の動きなどを横目に不安定な動きを強いられる公算が大きい。米株市場ではナスダック総合指数の下げもきつく、東京株式市場でも電子部品や半導体主力株などハイテク株への売り圧力も警戒される。
     
     
    個別では、トヨタ、ソフトバンクG、ソニー、東エレク、信越化が売られ、三菱UFJ、みずほFG、三井住友、野村、第一生命の金融株や出光興産、JXTG、国際帝石の石油関連株が軒並み売り気配から始まった。また、日本製鉄、JFE、コマツ、日立建機、村田製、TDK、太陽誘電が値を下げ、ファナック、安川電、ANA、JALも下落している。このほかファーストリテも軟調に推移している。
     
    半面、任天堂が高く、新光電工、新日科学も値を上げ、アドバンテス、スクリンも堅調となっている。

    テクニカル的にはホウスイ(1352)、井村屋(2209)、カワチ薬(2664)、大光(3160)、ライオン(4912)、石川製(6208)、星和電(6748)、ウシオ(6925)、レック(7874)、SG(9143)、関西スパ(9919)が動兆。
     
    人気は豊和工(6203)、タカラバイオ(4974)、細谷火工(4274)、医学生物(4557)、ラクスル(4384)、松屋R&D(7317)、アンジェス(4563)、BuySell(7685)、日立ハイテク(8036)、ケイブ(3760)、ミクリード(7687)、遠州トラ(9057)、ALBERT(3906)。


     


    「動物の逆襲」
     
    火曜のNY株式市場は続落。
    原油価格の急落と企業の業績見通し悪化が懸念材料。
    コロナ禍という大きな主役に原油先物価格の下落という脇役が加わった格好。
    S&Pエネルギーセクターは過去8日のうち7日下落した。
    新型コロナを巡る不確実性を理由に多くの企業が業績予想を撤回しているのが現実。
    「市場の急速な戻りを受けた調整なのか、市場全体の大幅な下げの始まりなのか、それが問題だ」という見方だ。
    引け後の取引でネットフリックスが2.6%上昇。
    テキサス・インスツルメンツが引け後に3%高。
    3月の米中古住宅販売戸数は年率換算で前月比8.5%減の527万戸。
    下落率は2015年11月以来の大幅なマイナス。
    市場予想は8.1%減の530万戸だった。
    国債利回りは低下し5年債利回りは過去最低を更新。
    10年国債利回りは0.565%。
    2年国債利回りは0.201%。
    「原油価格の急落はリスクオフとなりこれがドルを支援している」との見方からドルは上昇。
    ドル円は107円台後半。
    恐怖と欲望指数は41→40。
     
     
    火曜の日経平均は寄り付き190円安、終値388円安と続落。
    日足は2日連続の陰線。
    WTI原油先物のマイナス、北朝鮮の地政学リスクなどが重荷。
    「2日合計616円安で先週金曜日の上昇幅607円高を帳消しにしてしまった」との声。
    東証マザーズ指数は7日ぶりに反落。
    日経ジャスダック平均は12日ぶりに反落。
    記録は知れベ始めると途絶えるものだ。
    東証1部の売買代金は2兆1475億円。
    2日ぶりの2兆円超。
    値上がり552銘柄(前日1060銘柄)。
    値下がり1554銘柄(前日1035銘柄)。
    新高値29銘柄(前日30銘柄)。
    新安値6銘柄(前日2銘柄)。
    騰落レシオは119.99(前日124.28)。
    NTレシオは13.62倍。
    サイコロは6勝6敗で50.00%。
    右肩上がりになった25日線(18666円)からは3.29%のプラスかい離。
    右肩下がりの75日線は21309円。
    横ばって来た200日線(21807円)から11.58%のマイナスかい離。
    右肩下がりになった5日線(19537円)から1.31%のマイナスかい離。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲8.353%(前日▲10.392%)。
    買い方▲17.081%(前日▲15.461%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.409%(前日▲15.477%)。
    買い方▲28.341%(前日▲25.300%)。
    空売り比率は44.6%(19日連続40%超)。
    空売り規制なしの比率は8.6%。
    4月17日時点の信用売り残は349億円増の8321億円。
    2週連続の増加。
    同信用買い残は578億円増の1兆8526億円。
    2週ぶりの増加。
    信用倍率は2.23倍(前週は2.25倍)。
    日経HVは47.5、日経VIは40.96。
    日経平均採用銘柄の予想PERは13.78倍(前日13.92倍)。
    EPSは1399円(前日1413円)。
    東証1部の全銘柄だとPERは12.93倍(前日13.88倍)。
    PBRは0.93倍。
    BPSは20732円。
    225先物採用銘柄の益回りは7.26%。
    ドル建て日経平均は179.41(12月13日が219.64)。
    東証1部単純平均株価は21円安の1881円。
    (2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
    売買単価は1677円(前日1844円)。
    東証1部の時価総額は542兆円。
    シカゴ225先物終値は大証日中比285円安の19035円。
    高値19515円、安値18970円。
    大証夜間取引終値は日中比270円安の19050円。
    気学では「初め高いと後安の日。吹き値売り方針良し」。
    木曜は「安日柄。急落することあり。戻り売りの日」。
    金曜は「初め安いと後高の日。突っ込み買い方針」。
    ボリンジャーのプラス1σが19660円。
    プラス2σが20653円。
    一目均衡の雲の下限は19694円。
    勝手雲の上限は18777円で8日連続勝手雲の上。
    RSIが63.31。
    RCIが81.87。
    今年8勝7敗の水曜日。
    格言は「月の20日にもの売るな」だが・・・。
     
     
    今年の曜日別勝敗(4月21日まで)

    月曜4勝10敗
    火曜8勝7敗
    水曜8勝7敗
    木曜5勝10敗
    金曜7勝7敗
     
    最近都会に出没するブタやサル、イノシシの映像をよく見かかる。
    海外ではライオンやカンガルーなどが人気の消えた町をわが物顔で徘徊した寝転んだり。
    引きこもった人間の代わりに登場した主役という印象だ。
    ある意味で「動物の逆襲」という言葉も浮かんでくる。
    山本太郎・長崎大熱帯医学研究所教授の言葉。
    「感染症が人間の社会で定着するには、農耕が本格的に始まって人口が増え、数十万人規模の都市が成立することが必要でした。
    貯蔵された穀物を食べるネズミはペストなどを持ち込んだ。
    家畜を飼うことで動物由来の感染症が増えた。
    はしかはイヌ、天然痘はウシ、インフルエンザはアヒルが持っていたウイルスが、人間社会に適応したものです」。
    今まではまで共存していたのだろうが・・・。
     
    火曜のNYダウは631ドル安の23018ドルと続落。
    NASDAQは297ポイント安の8263ポイント。
    S&P500は86ポイント安の2736ポイント。
    ダウ輸送株指数は125ポイント安の7874ポイント。
    SOX指数は4.78%下落。
    VIX指数は45.57。
    3市場の売買高は121億株(過去20日平均は132億株)。
    225先物CME円建ては大証日中比285円安の19035円。
    ドル建ては大証比日中比210円安の19110円。
    ドル円は107.76円。
    10年国債利回りは0.565%。
    2年国債利回りは0.201%。
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    中本パックス(7811)・・・動兆
     
    中本パックスに注目する。
    同社はラミネート、コーティング事業を展開。
    食品包装、IT・工業材、医療関連が中核。
    業績は好調
    21年2月期は増収増益の見通し。

    (兜町カタリスト櫻井)


    [概況]
     
    22日の東京外国為替市場は、豪ドル円の上昇が目立った。上昇の理由は、発表された3月の豪小売売上高の良好な結果(前月比:8.2%)である。
    この数字は過去最高の伸びとのことだが、背景には新型コロナウイルス拡大で都市封鎖となった結果の買いだめ需要があるという。豪ドル円は指標を受け67円台後半から68.555円まで急上昇。
     
    その後、67円台後半まで沈むも、欧州時間に入ると買いが再び活発となり、現在は68円台前半を推移している。さて、今回の予想外の小売売上高の結果で、豪州の第1四半期の成長率はプラス圏で踏みとどまれる公算が出てきたという。
    新型コロナの影響でまだ積極的な動きは控えられるが、本日の結果は豪ドルにとって先々ポジティブな材料として意識されそうだ。この後は、直近の高値69.275円を目指す展開を想定したい。
     

    [提供:カネツFX証券株式会社]
     


    22日の日経平均株価は続落しそうだ。米原油先物相場の下落が続いていることを警戒し、投資家の運用リスクを回避する売りが優勢となりそうだ。
    日経平均株価の予想レンジは、1万8900円−1万9400円。
    連日で弱い動きが続いているうえ、現地21日の欧米株式が下落したことから、売り優勢のスタートとなろう。
    リスクを避ける動きが強まり買い手が減少し、小口の売りに値を消す場面も想定され、心理的なフシ目の1万9000円を割り込むことも想定される。
    売り一巡後は、時間外取引での米株価指数先物の動きを注視する格好となりそう。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=107円台の後半(21日終値は107円38−39銭)、ユーロ・円が1ユーロ=117円前後(同116円29−33銭)で推移している。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日大阪取引所終値比285円安の1万9035円だった。
     
    日程面では、国内は22日はJAFCOなどが20年3月期決算発表を予定。海外では3月の英消費者物価指数(CPI)や米エネルギー省の石油在庫統計(週間)が発表される。また米国でAT&Tなどが20年1〜3月期決算を発表する。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■アイスタディ<2345>
    ブイキューブ <3681> 、CAICA <2315> と協業し、東南アジアでオンライン教育事業を展開する。
     
    ■新日本科学<2395>
    大阪大学とアンジェス <4563>が手掛ける新型コロナウイルス感染症向けDNAワクチン共同開発に医薬品開発支援機関として参画。
     
    ■マーチャント・バンカーズ<3121>
    飛沫感染対策用アクリル防御版を販売開始。
     
    ■ティーケーピー<3479>
    前期経常は17%増で5期連続最高益、今期業績は非開示。
     
    ■パイプドHD<3919>
    発行済み株式数(自社株を除く)の6.15%にあたる50万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月22日から10月21日まで。
     
    ■カナミックネットワーク<3939>
    東京都多職種連携ポータルサイトの新機能として「新型コロナウイルス感染症患者対応医療機関検索システム」をリリース。
     
    ■新光電気工業<6967>
    前期経常を2.7倍上方修正。
     
    ■アクセスグループ・ホールディングス<7042>
    採用広報事業で22年卒向けのインターンシップ&業界研究セミナーをライブ配信で提供。
     
    ■愛光電気<9909>
    前期経常を一転8%増益に上方修正・最高益、配当も25円増額。
     
    ■ストリーム<3071>
    レンタルサイト「レントコ(Rentoco)」を新規オープン。
     
    ■プロレド・パートナーズ<7034>
    東証が28日付で東証1部に市場変更する。
     
    ■インタースペース<2122>
    上期経常を3.5倍上方修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.8%にあたる12万株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施する。
     
    ■魚喜<2683>
    前期経常を一転26%増益に上方修正。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】

    22(水)
    【国内】
    《決算発表》
    サイバエージ、キヤノンMJ、ジャフコ、キヤノン電、モバファク、光世証
     
    【海外】
    《米決算発表》
    バイオジェン、AT&T、ザイリンクス、ネクステラ・エナジー
     


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    [株価材料]
     
    ■「対面指導」崩さぬ文科省 オンライン授業に壁
     
    ■コロナ抗体検査 NYで始動 1日2000件に市民殺到
     
    ■アップル iPhone今期4%増産 コロナで在庫確保
     
    ■米コカ・コーラ 4月の世界販売25%減 外出制限が重荷
     
    ■今夏の阿波おどり中止 全日程中止「戦後初」
     
    ■中小M&A手数料で指針 経産省 根拠明示求める
     
    ■「医療用ゴム手袋 納期5倍」 増産 労働力確保が課題
     
    ■巣ごもり需要 よく売れる調理器具 ヘルシオは2.5倍
     
    ■マツオカ<3611>
    政府配布の布マスク 受注3社が判明 計90億円

    オークネット<3964>
    テレワーク拡大 中古・レンタルに追い風 
     
    ■大幸薬品<4574>
    病院・ホテル向け リネンのウイルス除去 
     
    ■日立<6501>
    防護マスクを量産 週1万個供給へ
     
    ■富士通<6702>
    健康経営支援クラウド 社員の健康一元管理
     
    ■いすゞ<7202>
    営業益15%減 20.3期 海外で苦戦
     
    ■凸版<7911>
    食品・家電のDX推進に新組織(日経産業)
     
    ■任天堂<7974>
    米アクティビストのバリューアクト 株の保有を発表
     
    ■NTT<9432>
    最大3兆円を現金化 「dカード」債権や不動産
     
    ■ソフトバンクG<9984>
    医療用防護服100万着供給へ
     


     
    21日のNYダウ工業株30種平均は続落した。前日比631ドル56セント安の2万3018ドル88セントで終えた。
     
    前日の米原油先物市場では、新型コロナ感染拡大によるエネルギー需要減少や貯蔵余力への懸念から、WTI5月物がマイナス価格となった。この日は、事実上取引の中心となった6月物が4割超下落した。原油市場の混乱を受け、投資家のリスク回避姿勢が強まり、幅広い銘柄が売られた。
     
    原油先物に連動する上場投資信託(ETF)で個人に人気の「ユナイテッド・ステーツ・オイル・ファンド」は4割近く下落した。原油安が米経済の足を引っ張り、石油関連企業の信用不安を招きかねないとの懸念が高まった。
     
    3月後半以降の戻り相場をけん引してきたネット通販のアマゾン・ドット・コムやソフトウエアのマイクロソフトなど、大型ハイテク株の下落が目立った。原油急落で痛手を負ったヘッジファンドなどが、損失穴埋めのために利益の出ているハイテク株を売ったとの見方があった。
     
    トランプ米大統領は21日、石油企業に資金支援する方針を示した。原油安による経営環境が悪化する石油企業はトランプ氏の支持基盤の一つ。11月の大統領選をにらみ、積極的に支援する姿勢をみせた。エクソンモービルなど石油株が一時上昇したものの、相場全体への影響は限られた。
     
    2020年1〜3月期の決算発表が本格化。新型コロナの感染封じ込めのための経済活動縮小による業績悪化への警戒感が広がっており、株売りを促した。4月に入り、販売量が25%減少していると明らかにしたコカ・コーラは2.5%安となった。新型コロナの打撃が大きい航空関連銘柄やクルーズ船運営会社も売られた。米債券市場では長期金利が低下し、利ざやの悪化懸念からJPモルガン・チェースなど金融株も売られた。
     
    セクター別では半導体・同製造装置やソフトウェアサービスの下げが目立った一方、エネルギーの下げは小幅にとどまった。
     
    ナスダック総合株価指数も前日比297.50ポイント安の8263.23と続落した。大型ハイテク株は総崩れだった。エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など、戻り歩調が鮮明だった半導体株の一角も利益確定売りに押された。
     
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    23,018.88−631.56
    S&P500種
    2,736.56−86.60
    ナスダック
    8,263.229−297.499
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,687.80−23.40
    NY原油(ドル/バレル)
    12.70+1.13
    円・ドル
    107.80 - 107.81+0.42

     

    【シカゴ日本株先物概況】


     
    21日のシカゴ日経平均先物は続落した。
    6月物は前日比275円安の1万9035円で引け、21日の大取終値を285円下回った。
    20日の市場で初のマイナス価格をつけた原油相場が下げ止まらず、引き続き売り圧力となった。原油安を受け新型コロナウイルスによる景気停滞への警戒感が強まった。21日のNYダウ工業株30種平均は続落した。
     
    この日の6月物安値は1万8970円、高値は1万9515円。
     
    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    19035 ( -285 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    19110 ( -210 )
    ( )は大阪取引所終値比



    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 5641.03(−171.80)
    21日のロンドン株式市場で、FTSE100種総合株価指数は4日ぶりに反落した。前日の終値に比べ171.8ポイント安い5641.03で引けた。
    原油相場の暴落を受け、投資家のリスク回避姿勢から株価指数は終日マイナス圏で推移した。新型コロナウイルスによる世界経済の悪化が改めて意識され、幅広い業種に売りが広がった。指数構成銘柄全体の約8割が下落した。
     
    個別銘柄では、特に、原油価格の下落で採算が悪化するとの懸念から、英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルやBPなどの石油株が大きく売られた。スイス系資源大手グレンコアや豪英BHPビリトンなどの資源株の下げも目立った。金融大手HSBCホールディングスが4.5%安となるなど、銀行株も総じてさえなかった。
    半面、小売り大手セインズベリーが3.1%高と買われた。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 10249.85(−426.05)
    21日のドイツ株式指数(DAX)は4日ぶりに反落した。終値は前日と比べて426.05ポイント(4.0%)安の10249.85だった。
    原油先物相場が下げ止まらず、投資家心理が冷え込んだ。新型コロナウイルスの感染拡大を背景とした世界経済の停滞が改めて意識され、企業業績の下振れに対する警戒が強まった。建設や銀行セクターの売りが特に目立っている。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 4357.46(−170.84)

04月22日 毎日コラム
【損する癖】「いや」が口グセの人の性格って?
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