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【市況一覧】
日経平均株価
38,236.07 -37.98 05/02
TOPIX
2,728.53 -0.87 05/02
マザーズ
642.96 -3.29 05/02
NYダウ平均
37,903.29 +87.37 05/02
ナスダック総合
15,605.48 -52.34 05/02


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    20日の日経平均株価は反落。終値は前週末比228円安の1万9669円だった。
    前週末の米国株は上昇したものの、原油先物の下げが嫌気されて終日売り物が優勢となってしまった。国内では新型肺炎の感染拡大が止まらず積極的に買える雰囲気ではない。むしろ長期化観測が強まっており、経済へのダメージがさらに懸念される状況となっている。
    先週17日に1万9922円まで上昇したが、きょうはスタートから水準を大きく切り下げており、2万円が遠のいた。ただ、安値(1万9611円)がきっちり5日線(1万9609円、20日時点)にサポートされており、下値も堅かった。
    すでに先週、3月25日の戻り高値1万9564円を上回っており、緩やかな戻り基調は続くと考える。
     
    ただ、東証1部の値上がり銘柄数が値下がりを上回っていたことに着目すべきで、指数とかけ離れた実態を把握しておくところ。紛れもなく個人投資家資金の回転は効いており、マザーズ指数や日経ジャスダック平均のチャートは、より鮮明にそれを裏付けている。特にきょうは株式需給関係の良い小型株、IPOしてから比較的日の浅いニューフェース銘柄に激しく資金が流入した。
     
    21日の日経平均株価は、手掛かり材料難のなか、もみ合い展開となりそう。
    新型コロナウイルスによる業績への影響が警戒されるものの、コロナリスクに対する抵抗力がついているとみられるほか、下げた局面では日銀によるETF(上場投資信託)買い期待から、売り込みづらいとみられ下値は限定的となりそう。
     
    市場では「日経平均株価と25日移動平均線とのかい離率が意識され反落したが、調整一巡感が出るまでは、戻りの動きが良い中小型株への物色が続きそうだ」との声が聞かれた。
    株式投資における“森より木を見る”戦略というのは、言い換えれば“勝ち易きに勝つ”ということであって、全体相場とは関係なく、資金が向かっている先を注意深く観察することが肝要だろう。
     
     
    ■テクニカル・ポイント(20日現在)
     
    21371.37  75日移動平均線
    20978.51  均衡表雲下限(週足)
    20648.41  ボリンジャー:+2σ(25日)
    20481.43  13週移動平均線
    20403.28  均衡表雲上限(日足)
    20237.07  均衡表基準線(週足)
    19774.09  均衡表雲下限(日足)
    19733.82  ボリンジャー:-1σ(26週)
     
    19669.12  ★日経平均株価20日終値
     
    19654.21  均衡表転換線(週足)
    19612.06  ボリンジャー:+1σ(25日)
    19514.81  6日移動平均線
    19326.44  均衡表転換線(日足)
    18575.72  25日移動平均線
    18140.13  均衡表基準線(日足)
    18114.53  ボリンジャー:-1σ(13週)
    18092.35   新値三本足陰転値
     
     
    ザラ場安値は上向きの5日線上を上回ったほか、25日線も上向きをキープして短期的な上昇基調継続を示唆している。
    一目均衡表では、ザラ場高値が一時雲下限を突破したほか、転換線が上向きを続け、明日21日終値の雲下限超えによる地合い改善確認が期待できよう。1月最終週から「売り」サインを出してきた週足のパラボリックが本日は陽転しており、株価の回復トレンドは一段と鮮明になっている。
     

    [概況]
     
    20日の東京外国為替市場は、NZドル円の上昇が目立った。上昇の理由は、アーダーンNZ首相の発言だ。具体的には、新型コロナウイルスの「制御不能な爆発的拡大の阻止に成功」し、「1週間以内に国内の都市封鎖を緩和する」というものだ。
     
    これにより、同国のコロンリスクが後退し、NZドルの買いが活発になったというわけだ。NZドル円は、序盤は小動きだったが、上記の発言が伝わると、64円台の後半から一時高値である65.34円まで急上昇した。この後の展開としては、直近高値の66.17円(4/10高値)

    [提供:カネツFX証券株式会社]

    【大引け概況】
    20日の日経平均株価は反落し、前週末比228円14銭安の1万9669円12銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:44 容量:6.43M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    東証株価指数(TOPIX)は10.13ポイント安の1432.41と、いずれも反落した。
     
    トランプ米大統領が経済活動再開に向けた方針を示し、前週末の米株式相場は大幅高となった。ただ、「日本はまだ緊急事態宣言発動の効果を見極める段階」として先行きへの警戒感が残っているほか、日本株は前週末に先行して大幅高となっていたため、利益確定売りが優勢となった。
    指数が弱い割には、値上がり銘柄は結構多く、買いにも売りにも傾きづらい中、後場に入っても1万9700円近辺での一進一退が続いた。
     
    日銀のETF買いが見送られたとの観測で、後場寄り軟化する場面も。ただ、全体指数と連動しない中小型株には買われる銘柄も多く、前後場を通じて値上がり銘柄数と値下がり銘柄数は拮抗、結局わずかながら値上がり数が上回った。

    3月貿易統計では輸出の減少が表面化し、新型コロナウイルスの感染拡大による経済への悪影響は顕著だ。今後発表が本格化する3月期決算でも、企業収益の悪化が確実視される。経済と企業業績はともに先行きが警戒される状況で、「日経平均の2万円台回復は一筋縄ではいかない」のかもしれない。
     
    市場では「日経平均株価と25日移動平均線とのカイ離率が、前週の16日は4.7%だったが17日には7.6%に拡大し、目先的な警戒感が強まったようだ」との声が聞かれた。
     
    東証1部の出来高が10億6542万株、売買代金は1兆9656億円にとどまり、13日以来、1週間ぶりに2兆円を割り込んだ。騰落銘柄数は値上がり1060銘柄、値下がり1035銘柄、変わらず73銘柄だった。
    業種別株価指数(33業種)は、保険業、精密機器、その他製品などの下落が目立ち、上昇は証券・商品先物取引業、銀行業、その他金融業など。
     
    個別銘柄では、東京海上が大幅安で、第一生命は弱含んだ。オリンパス、テルモが安く、任天堂は下落した。ファーストリテが値を下げ、ソニー、東エレク、キーエンスやトヨタも軟調。中外薬が下押し、花王は売られた。
     
    半面、野村、大和証Gが値を上げ、三菱UFJ、三井住友は堅調で、オリックスも締まった。ソフトバンクGが上伸し、武田、富士フイルムや資生堂が買われた。
     
    東証2部株価指数は前週末比55.94ポイント高の5639.82ポイントと続伸した。
    出来高9639万株。値上がり銘柄数は284、値下がり銘柄数は144となった。
     
    個別では、富士ソフトサービスビューロ、リテールパートナーズがストップ高。ロックペイントは一時ストップ高と値を飛ばした。パス、日本インシュレーション、リバーホールディングスなど5銘柄は年初来高値を更新。バイク王&カンパニー、セントラル総合開発、ベース、パシフィックネット、ビート・ホールディングス・リミテッドが買われた。
     
    一方、コーアツ工業、丸尾カルシウムが年初来安値を更新。スガイ化学工業、アイスタディ、阪神内燃機工業、堺商事、サンセイが売られた。

     
    日経ジャスダック平均株価は11日続伸した。終値は前週末比26円07銭高い3121円76銭だった。2019年11月22日〜12月11日(14日続伸)以来の連続上昇となった。
    個人投資家の買いが継続し、3月6日以来、1カ月半ぶりの高値で終えた。
    前週末の米国株の上伸を反映し投資マインドが改善し、買いが先行した。
    「信用取引で短期的な値上がり益を狙う個人投資家の買いが株価を押し上げた」とみられる。ジャスダック平均はきょうで11連騰を演じたが、市場では「日々の上昇率は2%にも満たないだけに、過熱感が台頭しているとは言い難い」との指摘も聞かれた。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で396億円、売買高は9205万株だった。
    値上がり銘柄数は408、値下がり銘柄数は228となった。

    個別では、イメージ情報開発、ディーエムソリューションズ、アクセスグループ・ホールディングス、コーユーレンティア、ミアヘルサがストップ高。ワンダーコーポレーション、コンピューターマネージメント、ソフィアホールディングス、日本アイ・エス・ケイは一時ストップ高と値を飛ばした。Eストアー、ゼネテック、ズーム、プロルート丸光、遠州トラックなど6銘柄は年初来高値を更新。細谷火工、鈴茂器工、オービス、アスコット、アール・エス・シーが買われた。
     
    一方、エヌアイシ・オートテック、スターツ出版が年初来安値を更新。アルバイトタイムス、愛光電気、ゲンダイエージェンシー、中央化学、国際チャートが売られた。


    東証マザーズ指数は6日続伸した。終値は前週末比22.59ポイント高い761.50となり、2月26日以来2カ月ぶりの高値を付けた。
    米国市場の大幅な上昇については既に織り込まれていた中、主力市場では売りが先行。その反面、新興市場には前週の流れが継続し資金が流入する格好に。マザーズ指数も上昇して始まった。コロナショックの暴落による売りが一巡し、個人投資家のマインドは改善している。インターネットサービス関連や直近新規株式公開(IPO)への物色意欲は旺盛になっている。
    関通など直近IPOを実施した銘柄の上昇が目立った。
    売買代金は概算で1569.20億円。騰落数は、値上がり242銘柄、値下がり71銘柄、変わらず10銘柄となった。

     
    個別では、ケアネット、ネットイヤーグループ、ビリングシステム、オークファン、FFRIなど26銘柄がストップ高。リンクバル、リグア、アディッシュは一時ストップ高と値を飛ばした。クラウドワークス、Jストリーム、メルカリ、メドレー、ビザスクなど17銘柄は年初来高値を更新。ドラフト、Delta−Fly Pharma、INCLUSIVE、Kids Smile Holdings、松屋アールアンドディが買われた。
     
    一方、サンバイオ、メドレックス、フィット、NexTone、Aimingが売られた。
     
     
     

    【後場寄り付き概況】

    後場寄り付きの日経平均株価は前営業日比222円00銭安の1万9675円26銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、10.50ポイント安の1432.04で始まった。
    日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)はいずれも軟調な値動き。新規の買い手掛かりが見当たらず、戻り待ちの売りを消化できずに軟化した前場の地合いを引き継いでいる。
    外国為替市場では、1ドル=107円80銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
    ランチバスケットは19件、513.02億円、差し引き10億円の買い越しとの観測。
     
    個別では、任天堂が下落し、東エレク、ソニー、キーエンスやトヨタはさえない、ファーストリテが下押し、NTT、KDDIは軟調。オリンパスが売られている。中外薬、第一三共は大幅安で花王も安い。
    半面、ソフトバンクGが高い。富士フイルム、武田が値を上げ、資生堂、レーザーテックがにぎわっている。
     
    東証1部の値上がり・値下がり銘柄数もほぼ拮抗している状況。東証1部の中小型株をはじめ、新興市場銘柄への物色は引き続き活発であり、特にマザーズ市場では、時価総額上位銘柄の一角のほか、直近IPO銘柄に対する資金流入の動きが目立っている。
    同市場は、3月半ばにかけて先んじて個人投資家も信用取引の追加証拠金(追い証)差し入れを回避するため投げ売りが殺到したこともあり、いち早く反発の局面を迎えているようだ。
    東証1部の主力大型株の底堅さが確認されたタイミングでの中小型物色の動向は引き続き注目しておきたいところである。
     
     
     


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    《マーケットストラテジーメモ》4月3週

    【推移】
     
    13日(月):
    NYの週末はグッドフライデーの3連休で休場。週間ベースではNYダウは12.7%高、NASDAQは10.6%高、S&P500は12.1%高。それぞれ2週ぶり反発。英FTSE、独DAX、仏CAC40株価指数はそれぞれ2週ぶり反発。
     
    日経平均株価455円安の19043円と大幅反落。「新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、企業活動や消費を長期にわたって押し下げる」との見方。
    日銀のETF買いが入らなかったことも弱材料の一角となった。中国で新たに確認された感染者数が再び100人を超えたとの報道も悪材料視された。東証1部の売買代金は1兆G513億円と低調。1月20日以来の2兆円割れ。武田薬、イオンが上昇。川船、鉄が下落。
     
    14日(火):
    週明けのNY株式は3日ぶりの反落。NYダウは前週末比328ドル(1.4%)安の23390ドル。下落幅は一時600ドルを超えた場面もあった。「前週に2666ドル上昇していたことへの反動売り」という見方だ。「主要企業の1?3月期決算発表を控え新型コロナウイルスの感染拡大による業績悪化を警戒」という声もある。
     
    日経平均株価は595円高の19638円と大幅反発。「前日のNY株式市場でハイテク株が上昇したことが支え。新型コロナウイルスの感染拡大による経済停滞が早期に収束すると根拠のない思惑も拡大した」との見方だ。「SBGの上昇が全体株高の呼び水となる展開に期待」という声もあった。前日の下落分(455円安)を埋めた。
    SQ値19577円48銭は上抜け「幻」脱却。東証一部の売買代金は2兆2679億円。SBG、ファーストリテが上昇。清水建設が下落。
     
    15日(水):
    NY株式市場で主要3指数は大幅に上昇。NYダウは一時24000ドルに乗せた場面があった。米国家経済会議(NEC)のカドロー委員長のコメント。「トランプ大統領が数日中に経済活動再開に向けたソーシャル・ディスタンシング指針について重要な発表を行う」。ニューヨーク州のクオモ知事のコメント。「新型コロナウイルス感染症による同州の入院者数が初めて減少した」。これらのコロナウイルス関連の材料を好感した格好で買い物優勢の展開。NASADAQは300ポイント以上の上昇で4日続伸。
     
    日経平均株価は88円安の19550円と小幅反落。日中値幅は194円と3月15日以来の狭さだった。IMFの景気見通しの下方修正が悪材料。東証一部の売買代金は2兆5279億円。富士通、中外薬が上昇。商船三井、スズキが下落。
    日経平均採用銘柄の予想PERは14.00倍(前日12.97倍)。EPSは1396円(前日1514円)。株価が上がったわけでなくEPSが減少しただけのこと。
     
    16日 (木):
    NY株式市場は反落。前日のJPモルガンやウェルズ・ファーゴに続き第1四半期決算が低調だったバンカメが6.5%下落。シティグループが5.6%下落。経済紙表の歴史的悪化を嫌気した格好だ。
     
    日経平均株価は259円安の19290円と続落。下落幅は一時400円に迫る場面があった。夜の米週間失業保険申請者数に対する警戒感が売り物優勢の背景との指摘もある。
    東証一部の売買代金は2兆2102億円。フイルム、味が上昇。シスメックス、パナソニックが下落。TOPIXも反落。一方マザーズ指数は4日続伸。
    13週線(720ポイント)を上抜けてきた。4月10日時点の裁定売り残は4120億円増の2兆0165億円。4週ぶりの増加。昨年9月6日時点の2兆666億円に迫った。
     
    17日(金):
    NY株式市場で主要3指数は反発。NYダウは33ドル33セント高と3並びの上昇。NASDAQは100ポイント以上の上昇となった。アマゾンとネットフリックスが過去最高値を更新。ネットでの動画配信や宅配サービスへの需要増が背景だ。週間新規失業保険申請件数は524万5000件。1カ月間の申請件数は合計で2200万件を超えた。
    「株式市場はいくらか楽観的に動いた。青ざめるような経済指標にもよく耐えられた」という見方だ。
     
    日経平均株価は607円高の19897円と大幅反発。一時19900円台まで上昇した場面もあった。週足は2週連続の陽線。3月6日以来の高値を回復した。鉄、ファナックが上昇。シスメックス、京王が下落。週間ベースでは上昇、下落、上昇と前の週の動きが否定されていたが、今週は続伸。
    週間では398円上昇し週足は2週連続陽線。TOPIXも反発。一方マザーズ指数は5日続伸。前週に12.9%上昇し、今週は10.3%上昇。
     
     
    (2) 欧米動向
     
    3月の小売売上高が前月比8.7%減。
    1992年の調査開始以来の大幅なマイナス。
    3月の鉱工業生産統計も製造業生産指数が6.3%低下。
    1946年2月以来の大幅な落ち込みとなった。
    4月のNY連銀製造業業況指数は前月から56.7ポイント低下のマイナス78.2と過去最低を記録した。
    「新型コロナウイルス流行がもたらす打撃への懸念が強まった」という解釈だ。
    FRBが公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)。
    「米国の経済活動は全ての地区で突然、急激に落ち込んだ」との見解。
    4→6月期のGDPが4割落ち込むという市場の予想も聞こえる。
    「経済がV字回復するとの期待は後退しつつある」という指摘もある。
     
    (3)アジア・新興国動向
     
    1→3月の中国のGDPは物価の変動を除いた実質で前年同期比6.8%減。
    前四半期のプラス6.0%から大きく落ちこんだ。
    四半期の成長率としては記録がある1992年以降では初めてのマイナスだった。
    社会が大混乱した文化大革命が終わった76年が推定マイナス1.6%。
    これまでは19年7→9月と同10→12月の6%が最低だった。
     
    【展望】
     
    スケジュールを見てみると・・・。
     
    20日(月):貿易統計、米シカゴ連銀全米活動指数、下げの日
    21日(火):米中古住宅販売、独ZEW景況感
    22日(水):米FHFA住宅価格指数       
    23日(木):米新築住宅販売、株高の日
    24日(金):消費者物価、企業向けサービス価格指数、米耐久財受注、独IFO景況感、ラマダン入り、変化日、株安の日
    25日(土):チリ憲法改正国民投票
    27日(月):日銀金融政策決定会合(→28日)、展望レポート
    28日(火):失業率、黒田日銀総裁会見、FOMC(→29日)、CB消費者信頼感、大統領予備選(NY州など)
    29日(水):昭和の日で休場、米GDP速報値、
    30日(木);鉱工業生産、消費動向調査、米個人所得、ECB理事会、ユーロ圏GDP速報値、中国製造業PMI、変化日
     
    IMFは最新の世界経済見通しを発表した。
    2020年の世界の成長率は3.0%落ち込むとの見通し。
    新型コロナウイルスによって経済活動が停滞。
    1930年代の大恐慌以来で最悪の景気後退になるとの見方だ。
    ちなみに・・・。
    09年の成長率はマイナス1%だった。
    2021年は5.8%増とやや持ち直す見通し。
    ただIMFは「不確実性が非常に高い」との見方。
    新型ウイルスのパンデミック(世界的大流行)の行方次第で予測より大幅に悪い結果となる可能性があると警告した。
    大半の国で新型ウイルスの感染拡大は第2四半期がピーク。
    下半期に後退することを想定している。
    「世界経済は今年、大恐慌以来で最悪の景気後退に陥る可能性が高い。
    10年前の世界金融危機よりも深刻な状況となるだろう。
    大封鎖とも言え、世界経済は劇的に落ち込むとみられる」と指摘した。
    IMFの最善シナリオで米経済は20年に5.9%減少。
    21年は4.7%増に回復。
    ユーロ圏経済は20年に7.5%減。
    中国は、20年に1.2%増となる見込み。
    日本の2020年は▲5.2%、2021年は△3.0%。


    (兜町カタリスト 櫻井英明)


    20日の日経平均株価は反落した。午前の終値は前週末比181円84銭安の1万9715円42銭だった。
    新型コロナウイルスの感染拡大に対する外出制限を巡り、トランプ米大統領が経済活動の再開に向けた指針を公表し、前週末の米株式相場は大幅高となった。
    ただ、前週末17日に大幅な反発となった反動や、戻り待ちの売りになどから売りが先行。午前9時5分には、同285円47銭安の1万9611円79銭を付ける場面もみられた。売り一巡後は、動意に乏しい動きとなり、小幅安にとどまった。
     
    日経平均は節目の2万円やテクニカル面で重視される1月20日から3月19日までの下落幅に対する半値戻し(約2万0318円)も視野に入りつつある。
    しかも、2019年1月以降の価格帯別累積売買代金では、「2万円から2万2000円までがボリュームゾーンになっている」状況。日経平均は戻り売り圧力が強まりやすい水準に入ってきており、上値を追うためには売りを吸収する市場エネルギーの回復が必要となりそうだ。
     
    ただ、下値では底堅さがある。市場関係者は「このところ相対的に中小型株が強い状況が続いている」と指摘。東証規模別株価指数・小型が上昇して終えており、個人投資家を中心にした押し目買いが相場を下支えした。
     
    JPX日経インデックス400、東証株価指数(TOPIX)も反落した。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で8926億円、売買高は4億7446万株だった。
    中小型材料株が買われ、値上がり銘柄数が値下がり数を小幅ながら上回った。
    東証1部の値下がり銘柄数は1022と、全体の47.1%を占めた。値上がりは1056銘柄、変わらずは89銘柄だった。
     

    業種別株価指数(33業種)は、精密機器、その他製品、非鉄金属の下落が目立ち、上昇は銀行業、空運業、証券・商品先物取引業など。
     
    個別では、ファーストリテイリングが安く、トヨタ自動車、マツダ、いすゞも軟調。キーエンス、横河電、ミネベアが下落。第一三共や中外製薬も安い。ヤマハやシチズンの下げも目立った。テラスカイ、ペプチドリームも値を下げた。
     
    半面、ソフトバンクグループが堅調、レーザーテックも上昇した。武田薬品工業も買いが優勢。太平洋セメや住友大阪が上昇。三菱UFJや三井住友FGも上げた。アステリア、テモナはストップ高に買われた。
     
     
    東証2部株価指数は前週末比60.00ポイント高の5643.88ポイントと続伸した。
    出来高5378万株。値上がり銘柄数は290、値下がり銘柄数は112となった。
     
    個別では、富士ソフトサービスビューロ、リテールパートナーズがストップ高。ロックペイントは一時ストップ高と値を飛ばした。パス、日本インシュレーション、リバーホールディングスなど5銘柄は年初来高値を更新。セントラル総合開発、Jトラスト、パシフィックネット、浜井産業、ダイトーケミックスが買われた。
     
    一方、コーアツ工業、丸尾カルシウムが年初来安値を更新。スガイ化学工業、堺商事、神鋼鋼線工業、カワセコンピュータサプライ、サンセイが売られた。

     


    日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前週末比23円11銭高い3118円80銭となった。
    米国の経済活動再開の指針などを受けて、個人投資家のセンチメントは改善している。
    外出自粛要請を受け経済活動が停滞するなか、「時間的な余力が生まれた個人投資家の資金が新興株相場を押し上げる構図が続いている」との声が出ていた。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で203億円、売買高は4413万株。値上がり銘柄数は386、値下がり銘柄数は207となった。
     
    個別では、ディーエムソリューションズ、コーユーレンティア、ミアヘルサがストップ高。ワンダーコーポレーションは一時ストップ高と値を飛ばした。Eストアー、ゼネテック、ズーム、遠州トラックなど5銘柄は年初来高値を更新。アスコット、トレードワークス、細谷火工、アズジェント、翻訳センターが買われた。
     
    一方、エヌアイシ・オートテックが年初来安値を更新。日本テレホン、アルバイトタイムス、愛光電気、出前館、中央化学が売られた。
     


    東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前週末比17.69ポイント高い756.60だった。
    コロナショックの暴落による売りが一巡し、個人投資家のマインドは改善している。インターネットサービス関連や直近IPO銘柄への物色意欲は旺盛になっている。
    メドレーやメルカリ、アンジェスが上昇した。
    市場では「今週もこうした流れが続くなら、当面の利益を確保する売りをこなしながらも、全般はしっかとした展開が予想される」と指摘しており、底堅い地合いとなるか注目される。値上がり銘柄数は221、値下がり銘柄数は94となった。
     
    個別では、ケアネット、ビリングシステム、オークファン、サイバーセキュリティクラウド、Fringe81など9銘柄がストップ高。ネットイヤーグループ、ALBERT、ウィルズ、リンクバル、中村超硬など6銘柄は一時ストップ高と値を飛ばした。Jストリーム、メルカリ、メドレー、ビザスク、アンジェスなど15銘柄は年初来高値を更新。松屋アールアンドディ、スポーツフィールド、関通、INCLUSIVE、AHCグループが買われた。
     
    一方、サンバイオ、フィット、グランディーズ、Aiming、フレアスが売られた。

    【寄り付き概況】
     
    20日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前週末比207円41銭安の1万9689円85銭。
     
    前週末のNYダウが700ドルあまり上昇し、ナスダック総合指数も100ポイント超の上昇をみせた。トランプ米大統領が経済活動再開に向けた指針を明らかにしたことなどが買い材料となったが、前週末の東京市場では米株市場に先立ってこれを織り込み日経平均を大幅上昇させており、きょうはその反動で利益確定売りが優勢となっている。
     
    東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=107円台の半ば(前週末17日終値は1ドル=107円79−81銭)、1ユーロ=117円前後(同116円72−76銭)で取引されている。
    主力株中心に、ネガティブに作用している。下値では日銀のETF買いへの期待があり下げ幅も限られそうだ。
     

    個別では、トヨタ、ホンダ、日産自の自動車株や東エレク、アドバンテス、スクリンの半導体関連株が売られ、日本製鉄、JFE、コマツ、日立建機も下落している。
    また、野村、大和証G、東京海上、SOMPO HDが値を消し、村田製、TDK、太陽誘電、ファナック、安川電も軟調。任天堂、ファーストリテも値を下げている。
     
    半面、ソフトバンクGがしっかりし、帝人、旭化成の化学株や武田、小野薬など薬品株の一角が高く、石川製、豊和工が値を上げている。
     
    テクニカル的にはリーテック(1938)、BBT(2564)、ハローズ(2742)、CRE(3458)、JM(3539)、マイネット(3928)、扶桑化学(4368)、大塚商(4768)、アース(4985)、ナガイレ(7447)、薬王堂(7679)、日コンセプト(9386)、大ガス(9532)、SBG(9984)が動兆。
     
    人気はカネカ(4118)、インタートレ(3747)、ベルトラ(7048)、FRONTEO(2158)、きずな(7086)、日サード(2488)、オープンドア(3926)、TOWA(6315)、エムアップ(3661)、カーブス(7085)、TKP(3479)、竹本容器(4248)、FFRI(3692)、ワコム(6727)、プレシジョン(7707)。

     


    [概況]

    今週の米ドル円は、方向感に欠ける展開を予想する。まず、先週の米ドル円の動き見てみたい。先週は、米国の小売売上高、鉱工業生産、住宅着工件数など、主要な経済指標が発表されたが、新型コロンの影響を受け、いずれも記録に残るような弱い結果となった。
     
    これを受けた米ドル円は、106円台後半まで売られる場面があるも下値では買い戻され、しっかりとした展開となった。このような動きを見ると今の米ドル円は、米景気の先行き不安を起因とするリスク回避姿勢に押される一方、下値は有事のドル買いの動きによってサポートされている、ということが言えそうか。
     
    そして、新型コロナの影響が直近で劇的に好転いそうにない現状を考えると、こうした方向感のない米ドル円の展開は今週も続くと思われる。値段を想定すると、4/6の高値109.390〜4/15安値106.915円の間か。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

    20日の日経平均株価は上値の重い展開か。
    シカゴ日経平均先物に寄せて水準を切り下げた後は底堅い推移が見込まれるだろう。
    日経平均株価の予想レンジは1万9600円-1万9900円。
    前週末17日のNYダウ工業株30種平均は急伸。前日比704ドル高の2万4242ドルと、3月10日以来およそ1カ月ぶりの高値で終えた。
    米国株は強い動きとなったが、日本株は先週末の米株先物の上昇で一足先に好材料を織り込み済み。外国為替市場で円相場が1ドル=107円台半ばと高値圏で推移するなか、輸出採算の悪化につながるとの見方から景気敏感株の重荷となりやすい。前週末に日経平均が600円を超える大幅高を演じたこともあって、節目の2万円を前に利益確定売りが優勢となりそうだ。
    ただ、地合いは大きく改善しており、楽観ムードが後退するような弱い動きにはならないだろう。市場では1万9500円が下値メドになるとの声が聞かれた。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末17日大阪取引所終値比95円安の1万9605円だった。
     
     
    日程では、国内は、寄り付き前に財務省が3月と2019年度の貿易統計を発表する。日本フランチャイズチェーン協会が3月の主要コンビニエンスストア売上高を公表する。海外ではIBMが1〜3月期決算を発表する。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■セントラル総合開発<3238>
    前期経常を33%上方修正。
     
    ■アジュバンコスメジャパン<4929>
    今期経常は黒字浮上へ。
     
    ■共英製鋼<5440>
    前期経常を3%上方修正、配当も15円増額。
     
    ■ベクトル<6058>
    前期経常を12%上方修正・最高益予想を上乗せ。
     
    ■レック<7874>
    発行済み株式数(自社株を除く)の4.0%にあたる145万株(金額で17億円)を上限に、4月20日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
     
    ■リテールパートナーズ<8167>
    東証が24日付で市場1部に指定する。
     
    ■Jストリーム<4308>
    血管内治療学会のオンラインセミナー「JETTALKs on AIR」のWebサイト制作、課金・ライブ配信システムの提供などを担当する。
     
    ■メドレー<4480>
    調剤薬局向けのオンライン服薬指導支援システム事業を9月に開始する。
     
    ■マルマエ <6264>
    3月受注残高は前年同月比35.6%増の9億円。
     
    ■クボタ <6326>
    発行済み株式数(自社株を除く)の1.7%にあたる2000万株(金額で200億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月20日から12月14日まで。
     
    ■KOA <6999>
    前期経常を33%上方修正。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    20(月)
    【国内】
    3月貿易収支(8:50)
    《決算発表》
    ネオス、ライフフーズ、ベクトル、東天紅
     
    【海外】
    《米決算発表》
    ハリバートン、IBM
     


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    [株価材料]
     
     
    ■携帯3社、「iPhone SE」の発売延期 5月11日に
     
    ■IoT普及へ特許制限 特許庁検討
     
    ■派遣雇用 数十万人減も 「リーマン超え」の恐れ
     
    ■外食、3月売上高4割減も 営業短縮や全面休業
     
    ■民泊物件売却、半年で6倍 目立つ廃業
     
    ■ビール大手4社、ビール返品受け入れへ 飲食店休業受け
     
    ■中外炉工業<1964.T>
    全固体電池向け電解質製造装置に参入 実験機を一部納入
     
    ■大塚HD<4578.T>
    傘下の大塚製薬とがんセンター、血液がんで遺伝子検査
     
    ■日本製鉄<5401.T>
    千葉の高炉も一時休止 コロナで鋼材需要減
     
    ■JFEHD<5411.T>
    系がペットボトル再生に本格参入
     
    ■コマツ<6301.T>
    インドネシアに新施設 農林機械の操作教授
     
    ■三菱電機<6503.T>
    タイで1000人一時解雇
     
    ■ローム<6963.T>
    コンデンサー容量10分の1 車載用電源回路技術を開発
     
    ■スズキ<7269.T>
    ハンガリー工場一部再開へ
     
    ■住友商事<8053.T>
    ドローン輸送の管制技術取り込み 米新興に出資
     
    ■NTT<9432.T>
    傘下のNTT東がローカル5Gで農作業を効率化

     
    「乗り越えられる試練」
     
    週末のNY株式市場で主要3指数は大幅続伸。
    トランプ大統領が「経済の再開に向けた指針を明らかにし状況に応じて3段階で封鎖措置の解除を進めるべき」とコメント。
    経済活動再開への期待が高まった。
    NYダウの上昇を主導したのはボーイングの15%上昇。
    新型コロナウイルス治療薬の開発が見込まれるギリアドも買われた。
    小売最大手ウォルマートが店舗や配送センターなどの従業員をさらに5万人雇用すると発表したことも好感。
    背景は食料品や生活必需品の需要急増に対応するため。
    ゴールドマンが投資判断を引き下げたアップルは逆行安。
    主要3指数は週間でも上昇。
    ナスダック総合の週間上昇率は6.1%。
    先週分を合わせた2週間の上昇率は2001年以来の高さを記録した。
    NYダウも週間で2.2%、S&P500も3%それぞれ上昇した。
    国債利回りは上昇。
    10年国債利回りは0.641%。
    2年国債利回りは0.201%。
    2011年9月以来の低水準からは反発した。
    ドルは小幅安。
    ドル円は107円台後半。
    恐怖と欲望指数は42→44。
     
    週間ベースでNYダウは2.2%高、2週続伸(累計15.2%上昇)。
    NASDAQ6.1%高、2週続伸(同17.3%上昇)。
    S&P500は3.0%高、2週続伸(同15.5%上昇)。
     
     
    週末の日経平均は寄り付き285円高、終値607円高と大幅反発。
    日足は3日ぶりの陽線。
    4月SQ値19577円に対しては2勝4敗。
    ソフトバンクGが6.9%、ファーストリテが6.3%高。
    指数寄与度の大きい2銘柄が上昇を主導した。
    週間ベースでは上昇、下落、上昇と前の週の動きが否定されていたが、今週は続伸。
    週間では398円上昇し週足は2週連続陽線。
    TOPIXも反発。
    一方マザーズ指数は5日続伸。
    前週に12.9%上昇し、今週は10.3%上昇。
    東証1部の売買代金は2兆6104億円。
    4日連続の2兆円超。
    値上がり1063銘柄(前日1587銘柄)。
    値下がり1034銘柄(前日534銘柄)。
    新高値46銘柄(前日50銘柄)。
    新安値1銘柄(前日7銘柄)。
    騰落レシオは114.92(前日106.15)。
    NTレシオは13.79倍。
    サイコロは7勝5敗で58.3%。
    右肩上がりになった25日線(18486円)からは7.63%のプラスかい離。
    右肩下がりの75日線は21426円。
    右肩下がりの200日線(21824円)からは8.83%のマイナスかい離。
    右肩下がりになった5日線(19463円)から2.12%のプラスかい離。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.738%(前日▲8.935%)。
    買い方▲16.067%(前日▲16.924%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲15.054%(前日▲15.192%)。
    買い方▲27.645%(前日▲28.428%)。
    空売り規制なしの比率は8.7%(17日連続40%超)。
    日経HVは53.2、日経VIは37.58。
    日経平均採用銘柄の予想PERは14.06倍(前日13.81倍)。
    EPSは1415円(前日1396円)。
    東証1部の全銘柄だとPERは15.32倍。
    PBRは0.95倍。
    BPSは20944円。
    225先物採用銘柄の益回りは7.11%。
    ドル建て日経平均は184.73(12月13日が219.64)。
    東証1部単純平均株価は8円高の1902円。
    (2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
    売買単価は1852円(前日1702円)。
    東証1部の時価総額は552兆円。
    シカゴ225先物終値は大証日中比95円安の19605円。
    高値19910円、安値19365円。
    大証夜間取引終値は日中比110円安の19590円。
    気学では「下げ続けてきた時は小底入れとなる日」。
    火曜は「強象日。押し目買い」。
    水曜は「初め高いと後安の日。吹き値売り方針良し」。
    木曜は「安日柄。急落することあり。戻り売りの日」。
    金曜は「初め安いと後安の日。突っ込み買い方針」。
    ボリンジャーのプラス1σが19520円。
    プラス2σが20555円。
    一目均衡の雲の下限は20598円とようやく近づいてきた。
    勝手雲の上限は18504円で6日連続勝手雲の上。
    RSIが58.18。
    RCIが92.03。
    どうも気になるのは25日線からの第一次限界水準5%かい離。
    5%以上プラスかい離だと上値が重くなる傾向だ。
    25日線が上がってくるのを待つ日柄が必要なのかも知れない。
     
    東証マザーズ指数は5日続伸、日経ジャスダック平均は10日続伸。
    週間ベースでは、日経平均株価は2.1%高、2週続伸(累計11.7%上昇)。
    TOPIXは0.9%高、2週続伸(同8.9%上昇)。
    東証マザーズ指数は10.3%高、2週続伸(同24.5%上昇)。
    日経ジャスダック平均は3.4%高、2週続伸(同9.2%上昇)。
    東証2部指数は1.6%高、2週続伸(同9.9%上昇)。
    東証REIT指数も1.9%高、2週続伸(同9.7%上昇)。
     
     
    今年の曜日別勝敗(4月17日まで)

    月曜4勝9敗
    火曜8勝6敗
    水曜8勝7敗
    木曜5勝10敗
    金曜7勝7敗
     
     
    週末に見ていたテレビ番組は「JIN─仁―」。
    そのなかに登場していた言葉。
    「神は乗り越えられる試練しか与えない」。
    背景の一部は幕末のコロナ禍だった。
    相場では「乗り越えられる」とは思えない時もしばしばある。
    でもバブル崩壊にしてもITバブル崩壊にしてもリーマンショックにしても・・・。
    結局は試練を乗り越えてきたのが相場。
    何より・・・。
    人類の長い歴史の中で勝ち残った強い遺伝子で構成された集大成が今の社会。
    そして未来の社会もそうだろう。
    そう考えると、少し気が楽になってくるようにも思える。
     
     
    週末のNYダウは704ドル高の24242ドルと続伸。
    NASDAQは117ポイント高の8650ポイント。
    S&P500は75ポイント高の2874ポイント。
    ダウ輸送株指数は251ポイント高の8233ポイント。
    SOX指数は0.87%上昇。
    VIX指数は38.15。
    3市場の売買高は127.5億株と増加(過去20日平均は137.2億株)。
    225先物CME円建ては大証日中比95円安の19605円。
    ドル建ては大証比日中比10円安の19690円。
    ドル円は107.51円。
    10年国債利回りは0.641%。
    2年国債利回りは0.201%。
     
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    エディア(3935)・・・動兆
     
    エディアに注目する。
    同社は主にスマホ向けにゲームと生活関連情報を展開。
    電子書籍、コミックやライフエンターテインメントのアプリナビなど新規事業拡大。
    企業向けPR漫画動画の制作受託とYouTubeを利用したプロモーション支援を開始。
    業容進化に期待感。

    (兜町カタリスト櫻井)

     

04月20日 毎日コラム
「やっぱり」の口癖ひとつで相手が読める
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