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【市況一覧】
日経平均株価
38,021.93 +393.45 04/26
TOPIX
2,691.10 +27.57 04/26
マザーズ
645.13 +5.01 04/26
NYダウ平均
38,085.80 -375.12 04/26
ナスダック総合
15,611.76 -100.99 04/26


04月01日 マーケットコメント

04月02日 マーケットコメント


    今週は軟調となった。
    米国で新型コロナウイルスの感染者数が大幅に増加したことから、米国株の戻りが一服。国内でも東京で感染者数が増加傾向となったことで売りに押される地合いが続いた。
    特に後場に入って売られる場面が多かったことも、先行き警戒感を強めた。後半にかけては原油価格の急伸を材料に買いが入る場面もあったが、弱い地合いが続く中、高くなるところでは戻り売りに押された。
    日経平均は週間では約1569円の下落となり、週足では院線を形成した。
     
    来週は神経質な展開か。
    日々発表される新型コロナウイルスの感染被害状況に神経質となる状況は大きくは変わらないだろう。
    来週は7日にも政府の緊急経済対策が発表される見込み。「所得が減少した世帯に30万円の現金給付」との報道も出ているが、きめ細かな内容となっていなければ市場から失望されかねない。また、日銀のETF買いの金額が1200億円へ減額されていることも関心を集めている。4月に入り金額が減少されたことがポイントであり、「年度末で株価を維持したら力を抜いたのか」(アナリスト)と日銀の姿勢をいぶかる声も上がっている。当面、日銀ETF買いの金額は注目されそうだ。
     
    一方、今週は中国の経済指標に安心感のあるものが出てきたほか、原油価格が大きく持ち直すなど好材料も出てきており、これらは一定の下支えになると考える。
    国内では2月締め企業の決算発表が多く出てくる。決算自体の見栄えは悪いだろうが株価も相当調整しており、いったん悪材料出尽くしとなる銘柄が多く出てくる可能性はある。
    個別企業に焦点が当たることで、感染関連のネガティブなニュースにも、やや鈍感になると思われる。今週の日本株が弱かった分、一定の反動も見込まれることから、下げ基調にはいったんブレーキがかかると予想する。
     
     
    ■テクニカル・ポイント(3日現在)
     
    20479.97  ボリンジャー:+1σ(25日)
    20237.07  均衡表基準線(週足)
    20199.48  ボリンジャー:-1σ(26週)
    20176.78  均衡表転換線(週足)
    19315.23  均衡表基準線(日足)
    18932.05  25日移動平均線
    18769.23  ボリンジャー:-1σ(13週)
    18515.96  6日移動平均線
    18380.76  均衡表転換線(日足)
    18066.45  ボリンジャー:-2σ(26週)
     
    17820.19  ★日経平均株価3日終値
     
    17384.14  ボリンジャー:-1σ(25日)
    16552.83   新値三本足陰転値
    16083.63  ボリンジャー:-2σ(13週)
    15933.42  ボリンジャー:-3σ(26週)
    15836.22  ボリンジャー:-2σ(25日)
    14288.31  ボリンジャー:-3σ(25日)
    13398.03  ボリンジャー:-3σ(13週)
     
     
    ローソク足は陰線を引き、上値と下値はともに3日連続で切り下がり、下落圧力の再燃を示唆した。終値は、3月19日のコロナ暴落最安値から3月25日の直近高値までの半値押しに相当する17961.29円を下回った。TOPIXが5日と25日線のデッドクロスを示現したこともあり、来週は売り圧力が再び強まろう。
     
     

    [概況]

    3日、東京外国為替市場の米ドル円は一時108.480円まで上昇し堅調な推移となっている。米国取引時間において、原油価格の急騰などを受けNYダウは400ドル超上昇するなど、米主要株価が反発したことでリスク回避姿勢はやや後退し米ドル円は買いが優勢の展開となった。
     
    現在、欧州時間に入り米ドル円は108.460円付近で本日の高値圏で推移している。また、この後は米雇用統計の発表が予定されており注目となりそうだ。
     
    テクニカル的には米ドル円は5日移動平均線(107.874円)を上抜ける格好となっていることから、同線をサポートに再度上昇に転じる可能性も考えられそうか。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

    【大引け概況】
    3日の日経平均株価は5営業日ぶりに小幅反発し、前日比1円47銭高の1万7820円19銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:37 容量:5.55M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    前日の米株式市場では、原油価格の上昇を受けNYダウが前日比469ドル高と急伸した。これを受けた、東京株式市場も朝方は買い優勢の展開となり、上昇幅は200円を超し、1万8000円を回復する場面があった。買い一巡後は後場に入り売りに押される展開となった。
     
    ロシアとサウジアラビアが減産で合意する見込みとのトランプ大統領の発言を受け、原油先物相場が急伸したことが好感された。
    トランプ米大統領は2日、ツイッター上で「彼らは約1000万バレルの減産をするだろう」と投稿した。原油の需給が改善するとの期待から原油先物相場が急伸。3月にかけての原油安が世界的な株安の一因となっていたこともあり、投資家心理が改善した。日経平均の上げ幅は240円程度まで拡大した。
     
    ただ新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、週末に向け新たな材料を警戒した売りが出て下げる場面も目立った。同日夜発表の3月の米雇用統計を巡る思惑も交錯した。投資家の様子見姿勢は強く、商いは比較的低調だった。
     
    国内株式相場が前場に上昇して終えたことで、「日銀が上場投資信託(ETF)の買い入れに動かない」との見方が広がり、相場の重荷となった。トランプ氏の投稿を巡って実現性を疑問視する向きもあり時間外取引で原油先物相場が軟調に推移すると、海外投資家を中心に先物主導で売りが出て、下げ幅は170円程度まで拡大した。
     
    値下がりが目立ったのが、直営店などの長期臨時休業を発表した串カツ田中、鳥貴族やラウンドワン。新型コロナ感染拡大阻止に向けた適切な判断だが、大幅な収益悪化につながることで、株式市場では売り要因となった。
     
    日経平均の日中値幅は412円65銭と、3月5日以来およそ1カ月ぶりの狭さだった。また週間で日経平均は1569円24銭下落した。
     
    JPX日経インデックス400は5日続落。終値は前日比20.99ポイント安の1万1909.84だった。東証株価指数(TOPIX)も5日続落し、4.74ポイント安の1325.13で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆3669億円。売買高は14億9911万株だった。売買代金は2月21日以来の低水準だった。東証1部の値上がり銘柄数は467と、全体の21.5%を占めた。値下がりは1653銘柄、変わらずは48銘柄だった。

     
    業種別株価指数(33業種)は鉱業、保険業、電気・ガス業などの上昇が目立ち、下落は空運業、鉄鋼、輸送用機器など。
     
    個別銘柄では、任天堂やファーストリテイリング、エムスリーが高く、東京エレクトロンやキーエンスが値を上げた。新型コロナ治療薬として期待される「アビガン」に対する原料供給でデンカが急騰。富士フイルムホールディングスも高い。原油価格の上昇で国際石油開発帝石や石油資源開発が買われた。東証2部から1部へ復帰する申請を行った東芝が上昇した。ヤマトHDやセコムも高い。大ガスや東ガスの上げも目立った。
     
    半面、ソフトバンクグループやソニー、リクルートホールディングスが安く、トヨタ自動車やSUBARUやホンダなど自動車株が値を下げた。三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループなど銀行株も軟調。Jフロントや三越伊勢丹ホールディングスが売られた。アルプスアルやミネベアも安い。
    テレワーク関連のブイキューブや遠隔医療のMRTが安く、鳥貴族やひらまつなど居酒屋、飲食店関連株も値を下げた。
     
     
    東証2部株価指数は前日比9.41ポイント安の5081.02ポイントと5日続落した。
    出来高5242万株。値上がり銘柄数は92、値下がり銘柄数は340となった。
     
    個別では、大和重工がストップ安。アイスタディは一時ストップ安と急落した。KHC、田辺工業、フジ日本精糖、福留ハム、鉄人化計画など55銘柄は年初来安値を更新。日本アビオニクス、共和コーポレーション、パシフィックネット、グローバルダイニング、川口化学工業が売られた。
     
    一方、レオクランがストップ高。新内外綿、クロスプラス、コーア商事ホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。大都魚類は年初来高値を更新。大同信号、築地魚市場、フジコピアン、TBグループ、エヌリンクスが買われた。
     


     
    日経ジャスダック平均株価は5日続落した。終値は前日比43円21銭安い2834円93銭だった。前日の米国株の値上がりなどを背景に買いが先行して始まったものの、国内での新型コロナの感染拡大に歯止めがかかっていないほか、都市封鎖などへの警戒感もあり、次第に買い見送りムードが強まった。企業業績の悪化懸念は根強く、新興市場でも消費関連銘柄を中心に幅広い銘柄で売りが出た。ワークマンやあさくま、シダックスが下落した。
    こうしたなか、ジャスダック市場では引き続き在宅関連など個別に材料のある銘柄を中心に個人投資家などによる値幅取りの動きが強まっていた。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で313億円と、2019年10月3日以来の少なさだった。売買高は7452万株。値上がり銘柄数は122、値下がり銘柄数は491となった。
     
    個別では大成温調、nms ホールディングス、地域新聞社、成学社、滝沢ハムなど58銘柄が年初来安値を更新。スパンクリートコーポレーション、fonfun、アズジェント、豊商事、アンドールが売られた。
     
    一方、ビーマップ、OSGコーポレーションがストップ高。太洋工業は一時ストップ高と値を飛ばした。トミタ電機、ディ・アイ・システム、データ・アプリケーション、沖縄セルラー電話、ダイケンが買われた。
     
     


    東証マザーズ指数は前日比19.37ポイント安の593.63ポイントと3日続落した。
    3月23日以来、約2週間ぶりに600ポイントを下回った。
    朝方こそ高く寄り付いたが、その後は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた先行き懸念から下落に転じ下げ幅を拡げていった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う景気下押し懸念は根強く、緊急事態宣言が発動されるのではないかといった警戒感もあり、次第に下落に転じていった。指数寄与度の高いメルカリ、そーせいなどが下落した。
    このところ買いを集めていたメドレーやMRTなどのオンライン医療関連が大幅に下落した。一方で、ネットを通じた動画視聴の伸びが追い風となるとみられたUUUMなどの動画サイト関連や、ランサーズなどの在宅ワーク関連に買いが集まっていた。
    売買代金は概算で941.18億円。騰落数は、値上がり62銘柄、値下がり254銘柄、変わらず6銘柄となった。
     
    個別では、SERIOホールディングスがストップ安。リアルワールド、メドレーは一時ストップ安と急落した。アドウェイズ、ツクルバ、夢展望、ゼネラル・オイスター、グランディーズなど39銘柄は年初来安値を更新。JMC、ケアネット、フーバーブレイン、ブティックス、フィードフォースが売られた。
     
    一方、NexToneがストップ高。データホライゾン、クラウドワークス、UUUM、ナレッジスイート、Welbyなど8銘柄は一時ストップ高と値を飛ばした。サーバーワークス、Chatwork、MRT、関通など5銘柄は年初来高値を更新。メドレックス、ビザスク、sMedio、インフォネット、レントラックスが買われた。

    3日の日経平均株価は前日比54円63銭高の1万7873円35銭、東証株価指数(TOPIX)は6.54ポイント高の1336.41と、ともに小反発した。
    現地2日の米国株式が大幅に反発したことなどから、買い先行でスタート。午前9時11分に、日経平均の上げ幅は一時240円程度まで拡大した。買い一巡後は、手掛かり材料に乏しいなか、戻り待ちの売りに押される格好となり、伸び悩んだ。
     
    トランプ氏は2日、ツイッター上で「彼らは約1000万バレルの減産をするだろう」と投稿した。原油の需給が改善するとの期待から原油先物相場が急伸した。3月にかけての原油安が世界的な株安の一因となっていたこともあり、投資家心理が改善した。
    半面、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた外出手控えによる国内景気の下押し懸念は根強く、上値は重かった。
     
    市場関係者は「投稿内容からは日量か月量かを読み取れず、前日の米株高を支えた原油高の持続性が疑問視されている」と指摘した。日本時間3日の時間外取引で米株価指数先物は下落し、日本株相場の重荷となった。安倍晋三首相が同日午前に新型コロナの感染拡大状況について「ぎりぎり持ちこたえている状況」との見解を改めて示すなど、国内景気の不透明感は続き、投資家の様子見姿勢も強かった。
     
    JPX日経インデックス400も反発した。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆741億円、売買高は6億7396万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1090と、全体の約5割を占めた。値下がりは1002銘柄、変わらずは76銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は鉱業、パルプ・紙、石油・石炭製品が上昇し、下落は鉄鋼、ゴム製品、海運業など。
     
    個別銘柄では、ソフトバンクグループや任天堂、ファーストリテイリングが高く、富士フイルムホールディングスやデンカが値を上げた。武田薬品工業やKDDIも高い。大ガスや東ガスが上昇。国際石油開発帝石や石油資源開発が急伸した。東芝、東急、ヤマトHDも高い。
     
    半面、ブイキューブが安く、TDK、アルプスアルや太陽誘電が値を下げた。SUBARUやテルモ、横浜ゴムも売られた。Jフロントや高島屋も安い。
     
     
    東証2部株価指数は前日比55.54ポイント高の5145.97ポイントと5日ぶり反発した。
    出来高2537万株。値上がり銘柄数は156、値下がり銘柄数は219となった。
     
    個別では、レオクランがストップ高。新内外綿、クロスプラスは一時ストップ高と値を飛ばした。大都魚類は年初来高値を更新。コーア商事ホールディングス、エヌリンクス、Abalance、ウイルテック、築地魚市場が買われた。
     
    一方、KHC、フジ日本精糖、コメ兵、ブルドックソース、関門海など23銘柄が年初来安値を更新。大和重工、日本アビオニクス、金下建設、アイスタディ、川口化学工業が売られた。
     


    日経ジャスダック平均株価は5日続落した。前引けは前日比12円40銭(0.43%)安い2865円74銭となった。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた外出自粛要請が続くなか企業業績の悪化懸念は根強く、幅広い銘柄で売りが先行した。
    一方で、在宅勤務や動画サイト関連など足元の状況が追い風となるとみられる一部の銘柄には買いが集まっていた。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で156億円、売買高は3865万株。
    値上がり銘柄数は221、値下がり銘柄数は337となった。
     
    個別では、大成温調、nms ホールディングス、ゲンダイエージェンシー、翻訳センター、WDIなど31銘柄が年初来安値を更新。ZOA、シーズメン、ミクロン精密、新日本建物、藤井産業が売られた。
     
    一方、太洋工業がストップ高。MICS化学、OSGコーポレーション、不二硝子、ホーブ、トミタ電機が買われた。


     


    東証マザーズ指数は前日比5.41ポイント安の607.59ポイントと3日続落。
    手掛かり材料に乏しいなか、戻り待ちの売りに押される格好となった。
    週末に加え、米国では今夜、3月の雇用統計など注目度の高い経済指標の発表が控える。
    市場では「ある程度の悪化は織り込んでいるが、実際の悪い統計内容を目にすれば、投資家の不安感が改めて増幅しかねず、結果を見極めたい」との指摘も多く聞かれる。このため、模様眺めムードの強い展開となり、上値の重い展開が想定される。
    値上がり銘柄数は112、値下がり銘柄数は198となった。
     
    個別では、SERIOホールディングスが一時ストップ安と急落した。ツクルバ、夢展望、フェイスネットワーク、ALBERT、ソーシャルワイヤーなど23銘柄は年初来安値を更新。フルッタフルッタ、HANATOUR JAPAN、ケアネット、JMC、フレアスは値下がり率上位に売られた。
     
    一方、クラウドワークス、インフォネットがストップ高。データホライゾン、UUUM、ナレッジスイート、Welby、メドレックスなど6銘柄は一時ストップ高と値を飛ばした。サーバーワークス、Chatwork、MRT、NexTone、関通は年初来高値を更新。ランサーズ、レントラックス、AppBank、トレンダーズ、ビザスクが買われた。

    【寄り付き概況】

    3日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比132円72銭高の1万7951円44銭。上げ幅は一時200円を超え、1万8000円台に乗せた。
     
    前日の欧州株全面高や原油先物の急騰を受けたNYダウ工業株30種平均の反発、外為市場の円安進行を好感した買いが先行した。
    日経平均株価は1万8000円ラインを意識する展開となっている。為替は1ドル=108円00銭前後と円安が進んでいる。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、29業種が高く、値上がりは石油、電力・ガス、鉱業、陸運、精密、海運など。値下がりはゴム、輸送用機器など。
     
    個別では、ソフトバンクG、富士フイルム、三菱商が高く、トヨタ、ファーストリテ、ソニーは堅調。反面、TDK、ファナック、オークマがさえない。
     
    テクニカル的にはファイズ(9325)が動兆。
     
    人気はワイヤレスG(9419)、サーバーW(4434)、テラスカイ(3915)、MRT(6034)、ヤマダ電(9831)、アイスタディ(2345)、メドレー(4480)、イメージワン(2667)、中京医薬(4558)、データセク(3905)、クラウドW(3900)、Kudan(4425)、日シス技(4323)、すらら(3998)、ファーマフ(2929)。
     




    「今期初の反発期待」
     
    NY株式市場は上昇。
    NYダウは469ドル高と3日ぶりに反発した。
    背景は原油先物価格の上昇。
    サウジはOPECとロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」による緊急会合の開催を要請。
    トランプ大統領が原油の協調減産を巡りサウジとロシアを仲介したとコメント。
    両国が最大で日量1500万バレルの減産に踏み切る可能性があるとの見通しを示した。
    これを受けてWTI先物は24.7%上昇。
    週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は664万8000件と前週の330万7000件から倍増。
    2週連続で過去最多を更新。
    2週合計で1000万人を超えた。
    「失業保険申請件数が膨大になることはある程度想定されていた。
    市場の焦点は経済活動の停止がいつまで続くのかにシフト」という見方だ。
    結局失業者の未曽有の急増を原油価格の上昇が消したという奇妙な構図。国
    債利回りほぼ横ばい。
    10年国債利回りは0.611%。
    2年国債利回りは0.227%。
    ドルは続伸。
    ドル円は107円台後半。
    今夜発表予定の雇用統計。
    非農業部門雇用者数は10万人減と前月の27万3000人増から急減する見通し。
    「雇用統計は4月にさらに大幅に悪化。
    金融危機の際に記録した2009年3月の80万人減という最大の数字を上回るだろう」という見方だ。
    恐怖と欲望指数は22→22。
     
    木曜の日経平均は寄り付き131円安、終値246円安と4日続落。
    日足は3日連続の陰線。
    日経平均は1.4%安だったがマザーズ指数は0.2%安。
    右肩下がりに転じた5日線(18655円)を3日連続で下回った。
    マイナスかい離は4.03%。
    東証1部の売買代金は2兆5703億円。
    2日連続の3兆円割れ(43日連続の2兆円超)。
    値上がり266銘柄(前日100銘柄)。
    値下がり1872銘柄(前日2058銘柄)。
    新高値3銘柄(前日8銘柄)。
    新安値93銘柄(前日33銘柄)。
    騰落レシオは64.45。
    NTレシオは13.40倍。
    サイコロは5勝7敗で41.7%。
    右肩下がりの25日線(19お97円)からは6.69%のマイナスかい離。
    右肩下がりの75日線は22100円。
    右肩下がりの200日線(21933円)からは18.76%のマイナスかい離。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲1.042%(前日▲1.889%)。
    買い方▲24.826%(前日▲24.120)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り▲10.696%(前日▲10.696%)。
    買い方▲41.909%(前日▲42.245%)。
    空売り比率は48.4%で6日連続の40%超。
    空売り規制なし銘柄の比率は11.8%。
    日経HVは59.7、日経VIは47.78。
    日経平均採用銘柄の予想PERは11.91倍。
    EPSは1466円(前日1506円)。
    PBRは0.87倍。
    BPSは20481円。
    225先物採用銘柄の益回りは8.40%。
    ドル建て日経平均は166.13と低下(12月13日が219.64)。
    東証1部単純平均株価は36円安の1739円。
    (2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
    売買単価は1563円(前日1637円)。
    東証1部の時価総額は508兆円。
    シカゴ225先物終値は大証日中比220円高の18080円。
    高値18130円、安値17520円。
    大証夜間取引終値は日中比230円高の18090円。
    気学では「目先の天底をつくる日」。
    月曜は「高下荒く逆行する日」。
    火曜は「上寄りすると下押し。下寄りすると戻す日」。
    水曜は「押し目にある時は不二高を演ずる日」。
    木曜は「人気に逆行し前後場仕成りを変える日」。
    金曜は「目先のポイントを作る注意日」。
    ボリンジャーのマイナス1σが17459円。
    勝手雲の下限は17615円で5日連続勝手雲の中。
    上限は19407円。
    RSIが45.48。
    RCIが78.30。
    今年5勝6敗の金曜日。
    今夜も日テレはスタジオジブリ。
     
    今年の曜日別勝敗(4月2日まで)

    月曜3勝8敗
    火曜6勝6敗
    水曜7勝6敗
    木曜5勝8敗
    金曜5勝6敗
     
    日経平均採用銘柄のEPSは1466円と低下。
    遡ってみると今年の大発会は1639円。
    昨年7月の最大値は1795円。
    昨年大発会は1763円。
    2018年大発会は1519円。
    この水準は割れ込んだ。
    2017年大発会は1180円だったが・・・。
     
    木曜のNYダウは469ドル高の21413ドルと3日ぶりの反発。
    NASDAQは126ポイント高の7487ポイント。
    S&P500は56ポイント高の2526ポイント。
    ダウ輸送株指数は93ポイント高の7445ポイント。
    SOX指数は3.28%上昇。
    VIX指数は50.68。
    3市場の売買高は126.4億株(過去20日平均は158.7億株)。
    225先物CME円建ては大証日中比220円高の18080円。
    ドル建ては大証比日中比420円高の18280円。
    ドル円は107.90円。
    10年国債利回りは0.611%。
    2年国債利回りは0.227%。
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    イオレ(2334)・・・動兆

    イオレに注目する。
    同社は連絡支援ITサービス「らくらく連絡網」などを展開。
    運用型ネット広告を主力に事業構造転換。
    営業減益ながら運用型求人広告が代理店強化などで拡大



    (兜町カタリスト櫻井)

     

    [株価材料]
     
     
    ■オンライン診療 壁は厚労省 医師会へ配慮にじむ
     
    ■東京都 営業縮小のバー・クラブなどに支援金給付へ
     
    ■店舗・工場の減損見送り 金融庁など新型コロナに対応
     
    ■ドローン巡る経済安保 日本、中国製を全面排除せず
     
    ■ドイツ 「アビガン」大量調達へ 新型コロナ治療に
     
    ■サウジ「OPECプラス」緊急会合呼びかけ 原油急落で
     
    ■都、軽症者はホテルに 病床逼迫で1000室借り上げ
     
    ■所得急減対策 1世帯に現金20万円 自己申告制で政府調整
     
    ■ユニゾ<3258>
    従業員による非公開化で決着 争奪戦260日 株価3倍に
     
    ■セブン&アイ<3382>
    中期計画の発表見送り コロナ影響
     
    ■サイバー<4751>
    複数広告提案の新会社 事業戦略を支援
     
    ■オービック<4684>
    26年連続最高益 クラウドが好調
     
    ■日立<6501>
    純利益を営業利益の6割以上に 子会社整理で改善
     
    ■三菱自<7211>
    国内3工場を一時休止
     
    ■レゴ 任天堂<7974>
    協業、マリオの玩具
     
    ■三菱地所<8802>
    新型コロナで新築マンションも非対面接客
     
    ■ソフトバンクG<9984>
    英ファンドAVIが新規投資
     
     
    [強弱材料]
     
    強気材料
    ・NYダウは上昇(21413.44、+469.93)
    ・ナスダック総合指数は上昇(7487.31、+126.73)
    ・シカゴ日経225先物は上昇(18080、大阪比+220)
    ・1ドル107円80-90銭
    ・SOX指数は上昇(1474.61、+46.88)
    ・VIX指数は低下(50.91、-6.15)
    ・米原油先物は上昇(25.32、+5.01)
    ・米長期金利は低下
    ・日銀のETF購入
    ・日米欧の大型財政出動
    ・株安局面での自社株買い
    ・来期の業績回復期待
     
    弱気材料
    ・日経平均は下落(17818.72、-246.69)
    ・新型コロナウイルス感染の世界的拡大
    ・東京など主要都市封鎖懸念
    ・東京五輪の延期
     

     
    3日の日経平均株価は反発後、上値の重い展開となりそう。
    日経平均株価は予想レンジは、1万7600円−1万8200円。
    2日のNYダウ工業株30種平均は469ドル高の2万1413ドルと、3日ぶりに反発した。朝方は前日の欧米株式相場の上昇を支えに買い先行で始まる公算が大きいが、手掛かり材料に乏しいほか、2日には東京都で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者数が97名に達し過去最高となるなど、「東京のロックダウン(都市封鎖)」への警戒感もくすぶり、積極的な売買は限られそうで、戻り待ちの売りに押される場面も想定される。
    週末とあって日経平均は1万8000円近辺で伸び悩み、下げに転じる場面も想定される。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、2日大阪取引所終値比220円高の1万8080円だった。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=107円台の後半(2日終値は107円28−30銭)と円安方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=117円台の前半(同117円28−32銭)と小動き。
     
     
    国内では新型コロナの感染者数が増加し、若年層で重症化するケースも出ている。安倍晋三首相が緊急事態宣言を出すかにも関心が高まるなか、今週末も外出自粛が続いて経済は一段と停滞する可能性が高い。2日の日銀の上場投資信託(ETF)買いの規模は1202億円と前日と同規模だった。市場では日銀のETF買いによる相場の押し上げ効果に懐疑的な声も聞かれる。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■エコモット <3987>
    石屋製菓とウエアラブルサーモグラフィーカメラによる健康管理の実証実験を開始。新型コロナウイルスへの対策モデルケースを目指す。
     
    ■デンカ <4061>
    新型コロナウイルス感染症患者を対象とした抗インフルエンザウイルス薬「アビガン」の原料となるマロン酸ジエチルの供給を決定。5月から生産開始する。
     
    ■毎日コムネット<8908>
    6-2月期(3Q累計)経常が37%増益で着地・12-2月期も27%増益。
     
    ■JESCOホールディングス<1434>
    プラント建設工事などを手がけるベトナムのサイゴン・テクノロジーズと業務提携。
     
    ■メンバーズ<2130>
    Webサイトやソーシャルメディアなどのデジタルマーケティング運用を支援するリモートサービスを提供開始。
     
    ■アルフレッサ ホールディングス<2784>
    ヒューマンライフコードと再生医療分野で資本業務提携。
     
    ■ユーグレナ<2931>
    環境省による「脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業」の採択事業に参画。微細藻類ユーグレナを活用したバイオプラスチックの開発を支援。
     
    ■霞ヶ関キャピタル<3498>
    東京都23区内で認可保育園4園の運営を開始。
     
    ■データホライゾン<3628>
    ディー・エヌ・エー <2432> と全国の自治体向けヘルスケア事業で業務提携。サービス運営力とデータ分析技術を活用し、医療費適正化を目指す。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    3(金)
    【国内】
    《決算発表》
    サカタのタネ、ダイセキ、アダストリア、ネクステージ、大有機、ダイセキソリュ、暁飯島、トライステージ、エスプール、イーサポート、瑞光、あさひ、バイク王、霞ヶ関キャ、クラウディアH、川口化、エクスモーション、岡野バル、マルカ、ハイデ日高
     
    【海外】
    中国3月財新サービス部門PMI(10:45)
    米3月雇用統計(21:30)
    米3月ISM非製造業指数(23:00)
     
     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


     
    2日のNYダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発した。前日比469ドル93セント高の2万1413ドル44セントで終えた。
    トランプ米大統領が主要産油国の減産を示唆して米原油先物相場が急上昇し、投資家心理が改善した。直近2日間のダウ平均の下げ幅は1400ドル近くとなった後とあって、自律反発狙いの買いも入った。
     
    トランプ米大統領のツイッター投稿をきっかけに、主要産油国サウジアラビアとロシアが減産で合意するとの期待が高まり、原油相場が急伸した。代表的な指標である米国産標準油種WTIは一時、前日比で約35%上昇し、1バレル=27ドル台を付けた。
    原油相場の急騰を受け、石油のシェブロンやエクソンモービルが大幅高となった。2銘柄でダウ平均を71ドル押し上げた。米経済で比重が大きいエネルギー企業の資金繰り悪化への懸念が後退し、幅広い銘柄に買いを誘った。
     
    米長期金利の上昇で利ざや悪化懸念が後退し、JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスといった金融株も買われた。建機のキャタピラーや半導体のインテルなども上昇した。
     
    一方株価は、米新規失業保険申請の急増を嫌気し、一時マイナス圏に沈んだ。米労働省が発表した3月28日までの週間新規失業保険申請は664万8000件と、前週に続き過去最多を更新。市場予想の350万件を大幅に上回り、新型コロナウイルス感染拡大に伴う雇用環境の急速な悪化が示された。
    ダウ平均は下げに転じる場面もあり、相場は不安定だった。
     
    ドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスが6%安だった。2日に発表した四半期決算は市場予想を上回ったが、決算説明会で3月最終週の売り上げが急減したと明かした。希望退職を募集すると発表した航空機のボーイングも大幅安だった。
     
    原油相場急伸でリスク選好姿勢が回復し、幅広い銘柄に買いが入った。全11セクターが上昇して取引を終え、中でもエネルギー株が急伸した。
     
     
    ナスダック総合株価指数も反発し、前日比126.73ポイント(1.7%)高の7487.31で終えた。スマートフォンのアップルやソフトウエアのマイクロソフトが2%近く上げた。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    21,413.44+469.93
    S&P500種
    2,526.90+56.40
    ナスダック
    7,487.311+126.729
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,637.70+46.30
    NY原油(ドル/バレル)
    24.79−0.53
    円・ドル
    107.99 - 108.00+0.71
     

    【シカゴ日本株先物概況】


    2日のシカゴ日経平均先物は反発した。6月物は前日比495円高の1万8080円で引け、2日の大取終値を220円上回った。米原油相場の急反発を手掛かりにシカゴ日経平均先物は米株とともに買われた。
    2日発表の週間の米新規失業保険申請件数は過去最高と、雇用情勢の悪化を示した。新型コロナウイルスによる景気悪化への警戒感は根強く上値は限られた。
     
    この日の6月物高値は1万8130円、安値は1万7520円。
     
    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    18080 ( +220 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    18280 ( +420 )
    ( )は大阪取引所終値比



    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 5480.22(+25.65)
    2日のFTSE100種総合株価指数は原油相場の急騰を背景に小反発した。
    前日の終値に比べ25.65ポイント高の5480.22で引けた。トランプ米大統領の発言をきっかけに原油先物相場が急伸。英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルやBPなど時価総額の大きい石油株が買われ、指数を押し上げた。
    個別銘柄では、英・オランダ系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェル(B株)が9.4%高。英金融大手M&Gは9.0%高、ロイヤル・ダッチ・シェルのA株は8.5%高、スイス資源大手グレンコアは6.5%高、英石油大手BPは5.9%高、英・豪系資源大手BHPビリトンは4.0%高だった。
     
    一方、新型コロナウイルスの感染拡大や経済停滞への懸念は根強く、航空エンジンのロールス・ロイスや航空・防衛システムのメギットなど航空関連株は売られた。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 9570.82(+26.07)
    2日のドイツ株式指数(DAX)は反発した。終値は前日と比べて26.07ポイント高の9570.82だった。原油相場の上昇を背景に投資家心理がやや改善し、買いが優勢だった。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 4220.96(+13.72)

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