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【市況一覧】
日経平均株価
38,236.07 -37.98 05/02
TOPIX
2,728.53 -0.87 05/02
マザーズ
642.96 -3.29 05/02
NYダウ平均
37,903.29 +87.37 05/02
ナスダック総合
15,605.48 -52.34 05/02


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04月13日 マーケットコメント


    14日の日経平均は大幅反発。終値は前日比595円高の1万9638円で、3月10日以来、5週ぶりの水準まで回復してきた。チャートは直前3月高値を超えて緩やかながらも右肩上がりのトレンドを形成。目先の2番底不安がやや後退している。買い材料はトランプ大統領の早期の経済活動再稼働発言。これにより時間外取引の米株先物が400ドル超の上昇を見せていた。


    明日15日の日経平均株価は、強弱感が対立か。トランプ米大統領は13日、新型コロナウイルス対策の行動指針である社会的距離を保つ慣行の緩和開始を目指す州知事のために政府が新たな指針を数日中に発表する、とブルームバーグ通信が報じ、コロナリスクが和らぎ、14日の日本株の一段高につながった。
     
    日経平均株価は「コロナショック安」後の戻り高値(3月25日終値1万9546円)を更新したことで、市場では早くも心理的なフシ目となる2万円を意識する声が聞かれる。もっとも、新型コロナ問題が解消された訳でなく、「感染拡大状況をにらみつつ、一喜一憂する相場が続くのではないか」との見方は多い。
     
     

     
     
    ■テクニカル・ポイント
     
    21595.96  75日移動平均線
    21494.49  ボリンジャー:+3σ(25日)
    21481.09  均衡表雲上限(週足)
    21349.11  均衡表雲下限(日足)
    20884.25  均衡表雲下限(週足)
    20781.40  13週移動平均線
    20479.80  ボリンジャー:+2σ(25日)
    20237.07  均衡表基準線(週足)
    20082.38  均衡表転換線(週足)
    19878.93  ボリンジャー:-1σ(26週)
     
    19638.81  ★日経平均株価14日終値
     
    19465.10  ボリンジャー:+1σ(25日)
    19304.98  6日移動平均線
    18676.25  均衡表転換線(日足)
    18450.40  25日移動平均線
    18352.69  均衡表基準線(日足)
    18261.30  ボリンジャー:-1σ(13週)
    17623.59  ボリンジャー:-2σ(26週)
     
     
    コロナ暴落後の最高値だった3月25日ザラ場の1万9564円38銭を終値で上回り、ローソク足は長い陽線を引いて買い気の強さを窺わせた。
    一目均衡表では転換線が上昇して基準線を上回り、3役逆転を解消した。遅行線の弱気シグナルは急速に縮小しており、日経平均が本日終値で横ばいを続ければ16日に強気シグナル発生再開となる。
    ボリンジャーバンドでは、終値が+1σを上放れてマイナス圏からの回復トレンド継続を確認する格好となり、今後は+2σ側へのシフトが予想される。
    RSI(14日ベース)は60.72%と中立圏上限をわずかに上回る位置にあり、今後は80%圏に向けたRSI上昇とともに日経平均が上値拡張する展開が期待できよう。
     
     
     

    [概況]

     
    14日、東京外国為替市場の米ドル円は一時107.530円まで下落し上値が重い展開となっている。日経平均株価などが堅調に推移する一方で、軟調な原油価格の動向などが、米ドル円の重石となっているようだ。
    先日、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟国で構成されるOPECプラスにおいて減産に向けての最終合意に至ったものの、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けた、現在の需要環境に対して原油相場の安定化には不十分との見方などもあるようだ。
     
    現在、欧州時間に入り米ドル円は107.640円付近で推移しており、祝日明けとなる欧州勢の動向にも注目したい。テクニカル的には米ドル円は引き続き5日移動平均線(108.235円)付近をレジスタンスとしながらの推移となりそうか。
     

    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    【大引け概況】
    14日の日経平均株価は大幅に反発し、前日比595円41銭高の1万9638円81銭と、3月10日以来1カ月ぶりの高値で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:14 容量:11.04M

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    朝方は、13日の米ハイテク株高を支えに、きのう大幅下落した反動もあり、買いが先行した。その後、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う米国の経済活動の停滞について、トランプ大統領が事態の早期収拾に向けた計画を早期に示す姿勢を示したとの一部報道を受け、市場の安心感が高まった。堅調な需要が見込まれる小売業などの銘柄に個人投資家の買いが入った。日経平均株価は一時、前日比662円高の1万9705円となり、取引時間中として約1カ月ぶりの高値を付けた。
     
    中国税関総署が同日発表した3月の中国の貿易統計で、米ドル建ての輸出が前年同月比6.6%減と市場予想よりも減少幅が小さかったことも、投資家による中国経済への過度な警戒感を後退させた。
     
    米株価指数先物「Eミニ・ダウ工業株30種平均先物」の6月物は一時、400ドル超高となり、先物の買いを誘った。日経平均株価を対象としたオプション価格から算出する日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は一時、約1カ月ぶりの水準まで低下した。リスクが取りやすくなった投資家の買いが広がった。
     
    13日に2020年3月期の最終損益が7500億円の赤字になると発表したソフトバンクグループ(SBG)は前日比220円(5.2%)高の4420円で取引を終えた。日経平均に大きな影響を与える同社株の上昇は指数の押し上げにつながった。
     
    市場では「サプライチェーン(部品供給網)の乱れで製造業が苦戦しているのに対し、高額品を主力とする百貨店などを除けば、小売業は業績への打撃が限定的」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400は反発。終値は前日比259.55ポイント高の1万2871.20だった。東証株価指数(TOPIX)も反発し、27.60ポイント高の1433.51で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆2679億円、売買高は13億689万株。東証1部の値上がり銘柄数は1649と76%を占めた。値下がり銘柄数は465、変わらずは55だった。
    業種別株価指数(33業種)は、小売業、サービス業、輸送用機器、電気機器の上昇が目立ち、下落は空運業、建設業。
     
    個別では、安川電が一時8%上昇した。アドテスト、太陽誘電やスクリンなど電子部品や半導体関連銘柄も上昇、ファストリやリクルートなども買われた。
     
    半面、清水建や大成建などゼネコンの下げが目立った。
     
    東証2部株価指数は前日比79.28ポイント高の5561.83ポイントと反発した。
    出来高1億0944万株。値上がり銘柄数は309、値下がり銘柄数は121となった。
     
    個別では、鉄人化計画、恵和、ぷらっとホームがストップ高。木村工機、JEUGIAは年初来高値を更新。ASTI、JESCOホールディングス、フュートレック、富士ソフトサービスビューロ、アイケイが買われた。
     
    一方、マルゼン、Jトラスト、アジア開発キャピタルが年初来安値を更新。ビットワングループ、東京衡機、神姫バス、新内外綿、大丸エナウィンが売られた。
     


    日経ジャスダック平均株価は7日続伸した。7日続伸は2019年11月22日〜12月11日以来の長さ。終値は前日比43円68銭高い3054円43銭と、3月11日以来およそ1カ月ぶりの高値を付けた。
    新型コロナウイルスの感染拡大による国内企業の活動自粛が企業業績の重しになるとの警戒感が続くなか、「トランプ大統領が経済活動の再開計画が完成に近いと述べた」と海外メディアが報じたことで、市場では米国経済の早期再開、正常化が世界経済の混迷収束につながるとの期待が高まった。時間外取引での米株先物が上伸し、日経平均もコロナ暴落後の高値(19564円)を上回ったことから、個人投資家のセンチメントも改善しジャスダック市場にも買いが波及した。

    最近の株価上昇で運用余力が回復した個人投資家の買いに押し上げられ、ジャスダック市場は終日堅調だった。新型コロナウイルスの感染拡大への警戒が続くなか、個人投資家は個別銘柄の好材料や業績の底堅さに着目して買いを入れた。
    新型コロナの業績への影響を受けにくいとされる出前館やワークマンが上昇したほか、大戸屋HDはコロワイド(1部、7616)が経営陣刷新の株主提案をする方針を固めたと伝わり、業績改善の思惑から買われた。

    ジャスダック市場の売買代金は概算で406億円、売買高は9068万株だった。値上がり銘柄数は489、値下がり銘柄数は139となった。
     
    個別では、アルバイトタイムス、アルファクス・フード・システム、アンドール、三相電機、旭化学工業がストップ高。セレスポは一時ストップ高と値を飛ばした。出前館、佐藤食品工業、マックスバリュ九州、山田債権回収管理総合事務所、メディシノバ・インクなど6銘柄は年初来高値を更新。テクノ・セブン、コンピューターマネージメント、テラ、大戸屋ホールディングス、内外テックが買われた。
     
    一方、メディカル一光グループ、エヌアイシ・オートテック、中野冷機が年初来安値を更新。ニューテック、フジタコーポレーション、ジェーシー・コムサ、大日光・エンジニアリング、ホーブが売られた。


    東証マザーズ指数は前日比32.41ポイント高の709.03ポイントと続伸した。
    3月6日以来およそ1カ月ぶりの高値を付けた。
    東京株式市場全般が大幅高となったことで、マザーズ市場もジリ高基調。主力株を中心に幅広い銘柄に買いが入った。
    新型コロナウイルスの感染状況が最大の関心事となる中、この日は治療薬開発への思惑などからバイオ医薬品関連株がにぎわった。また、外出自粛やリモートワークが広がっており、情報セキュリティーに関わる銘柄も買いを集めた。
    コロナワクチンの治験開始を前倒しすると伝わったアンジェスはストップ高まで買われ指数上昇を牽引した。このほかサイバーセキュリティクラウド、メドレックスが上昇し、指数を押し上げた。そーせいが上昇したほか、6月から始める予定のオンライン名刺交換サービスへの期待や今期の黒字転換の見通しを保ったSansanが買われ指数を押し上げた。
    「きょうの東京市場は個人の活発さが目立った」といい、マザーズ市場の売買代金は1341億円と今年最大になった。
    値上がり銘柄数は263、値下がり銘柄数は58となった。
     
    個別では、ディジタルメディアプロフェッショナル、ALBERT、ビープラッツ、gooddaysホールディングス、東名など14銘柄がストップ高。パルマ、Kudanは一時ストップ高と値を飛ばした。ベガコーポレーション、サーバーワークス、Link-U、Chatwork、サイバーセキュリティクラウドなど11銘柄は年初来高値を更新。メドレックス、ビーアンドピー、ヴィッツ、リビングプラットフォーム、アディッシュが買われた。
     
    一方、ステムリム、松屋アールアンドディ、ツクルバ、AmidAホールディングス、ブランディングテクノロジーが売られた。
     

     
    14日午前の日経平均株価は大幅に反発し、前日比358円92銭高の1万9402円32銭で前場を終えた。
    前日の米株式市場でハイテク株が上昇したことが支えとなった。新型コロナウイルスの感染拡大による経済停滞が早期に収束するとの期待も広がり、短期志向の海外投資家による断続的な先物買いが相場を押し上げた。
     
    13日のNYダウ工業株30種平均は下落したものの、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸した。トランプ米大統領が新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済活動の停滞を巡り、早期収束に前向きな姿勢を見せたとも伝わった。米経済の早期正常化への期待が高まり、先物買いを誘った。
    ダウ・ジョーンズ通信によると、3月の中国貿易収支は人民元ベースで輸出が前年同月比3.5%減、輸入が同2.4%増となった。中国景気に対する過度な警戒感が和らいだとの受け止めから買いが入った。
     
    また、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、在宅勤務が広がる中、ドラッグストアなど好決算を出した小売業などが買われた。機関投資家の関心が近く発表される米金融大手決算などに向かう中、「個人投資家主導の市場」となり、日経平均株価は朝方から買いが優勢。上げ幅はじりじりと拡大し、一時は前日終値比400円を超えた。
     
    前引けにかけては伸び悩んだ。「中国の経済指標は投資家のリスク回避姿勢を和らげたが、1万9500円を上回る水準では戻り売り圧力が強まりやすい」との声も聞かれ、短期的な利益を確定する目的の売りが出た。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反発した。
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で9886億円、売買高は5億6285万株だった。
     
    東証1部の値上がり銘柄数は1298と、全体の約6割を占めた。値下がりは787、変わらずは84銘柄だった。
     
     
    業種別株価指数(33業種)は小売業、サービス業、電気機器、輸送用機器、精密機器の上昇が目立ち、下落は空運業や建設業、証券・商品先物取引業など。
     
    個別では、2020年3月期の連結最終損益が大幅な赤字になったと発表したソフトバンクグループ(SBG)は売り先行後持ち直し、一時4%高となった。任天堂、トヨタ自動車、ファーストリテイリングが高く、安川電や太陽誘電が買われ、東京エレクトロン、アドバンテスト、スクリンなど半導体関連も買われた。ハイパーが一時ストップ高に買われたほか、ぴあも急伸。タカラバイオも物色人気となった。
     
    半面、島津製作所が軟調、シキボウも売り優勢。サインポストが大幅安となり、熊谷組、清水建設や大成建など建設株に安いものが目立つ。シチズンやキヤノンが安く、高島屋、イオンが下落した。
     
    東証2部株価指数は前日比43.29ポイント高の5525.84ポイントと反発。
    出来高5959万株。値上がり銘柄数は274、値下がり銘柄数は114となった。
     
    個別では、ぷらっとホームがストップ高。木村工機は年初来高値を更新。ASTI、JESCOホールディングス、ジャパンエンジンコーポレーション、ネポン、扶桑電通が買われた。
     
    一方、マルゼン、Jトラスト、アジア開発キャピタルが年初来安値を更新。川本産業、ビットワングループ、理研コランダム、新内外綿、小池酸素工業が売られた。
     

    日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比25円97銭高い3036円72銭となった。一時は3040円48銭と3月11日以来、およそ1カ月ぶりの高値を付けた。
    新型コロナウイルスの感染拡大が企業業績の重荷になるとの警戒が続くなか、短期的な値上がり益を狙う個人投資家が好材料の出た銘柄に買いを入れた。新型コロナの業績への悪影響が相対的に小さいとみられる銘柄にも買いが入った。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で216億円、売買高は5257万株。
    値上がり銘柄数は434、値下がり銘柄数は135となった。
     
    個別では、旭化学工業がストップ高。セレスポは一時ストップ高と値を飛ばした。マックスバリュ九州、アビックスは年初来高値を更新。大戸屋ホールディングス、テラ、ネクスグループ、コンピューターマネージメント、アルバイトタイムスが買われた。
     
    一方、メディカル一光グループ、エヌアイシ・オートテックが年初来安値を更新。大日光・エンジニアリング、ホーブ、フジタコーポレーション、ニューテック、ジェーシー・コムサが売られた。
     


    東証マザーズ指数は前日比28.35ポイント高の704.97ポイントと続伸。
    取引時間中に700を回復するのは約1カ月ぶり。新型コロナのワクチンや治療薬開発に絡む動きがバイオ関連株に相対的に物色の矛先が向かいやすくなっている。コロナワクチンの治験開始を前倒しすると伝わったアンジェスは、制限値幅の上限まで買われた。
    「マザーズ市場などを主戦場とする個人投資家の損益も改善傾向にあることで、参入資金が厚みを増している」という指摘もあった。
    値上がり銘柄数は257、値下がり銘柄数は61となった。
     
    個別では、ALBERT、gooddaysホールディングス、東名、Sansan、アンジェスなど7銘柄がストップ高。ディジタルメディアプロフェッショナル、Kudan、ヴィッツ、リビングプラットフォーム、アディッシュなど6銘柄は一時ストップ高と値を飛ばした。サーバーワークス、Link-U、Chatwork、サイバーセキュリティクラウド、NexToneなど9銘柄は年初来高値を更新。メドレックス、みらいワークス、エヌ・ピー・シー、ビープラッツ、窪田製薬ホールディングスが買われた。
     
    一方、ステムリム、ツクルバ、ブランディングテクノロジー、MRT、農業総合研究所が売られた。

    【寄り付き概況】

     
    14日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比106円90銭高の1万9150円30銭。前日に455円安と大幅に下げたことを背景に、自律反発狙いの買いが先行した。
     
    新型コロナウイルスの感染拡大が国内で歯止めがかからないなか、積極的にリスクをとる動きは期待しにくい環境が続いている。ただ、業態によっては相対的に買いが優勢となるところも出ている。
     
    前日の米国株市場ではNYダウが大幅反落したもののハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が上昇したことも買い安心感をもたらした。ナスダック総合指数は続伸歩調を続けており、半導体関連株などが強い動きでフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も堅調だった。
    東京株式市場でも新型コロナの影響を受けにくいIT系の内需株や半導体セクターなどが強い動きを示す可能性がある。政策への期待はあるものの、決算発表シーズンを控え企業業績への影響が引き続き懸念され、1万9000円近辺は強弱感が対立しそうだ
     
    2020年3月期の最終損益が7500億円の赤字となったと13日に発表したソフトバンクグループ(SBG)は売り気配で始まった。
     
    電気・ガスや鉄鋼が上昇。証券や空運が安い。
     
    東京エレクトロン、SUMCOなど半導体関連株が強調展開をみせている。

    テクニカル的には、東建(1766)、ファーマライズ(2796)、ホギ(3593)、アドソル(3837)、ジャスト(4686)、サイボウズ(4776)、オカモト(5122)、KeePer(6036)が動兆。
     
    人気はメドレックス(4586)、関通(9326)、ステムリム(4599)、第一商品(8746)、セントラル警備(9740)、キーウェア(3799)、バルテス(4442)、木村工機(6231)、SHIFT(3597)、ローツェ(6323)、トビラ(4441)、東洋紡(3101)、シキボウ(3109)、アディッシュ(7093)、ファイズ(9325)。


    14日の日経平均株価は、もみ合い展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、1万8800円−1万9200円。
    13日のNYダウ工業株30種平均は前週末比328ドル安の2万3390ドルで終えた。米主要企業の20年1〜3月期の決算発表を控え、新型コロナによる業績悪化を懸念した売りが優勢だった。
    日本企業の業績悪化も意識されそうだ。SBGは13日、20年3月期の最終損益が7500億円の赤字(前の期は1兆4111億円の黒字)になったと発表した。新型コロナによる市場混乱でソフトバンク・ビジョン・ファンドの投資先企業の価値が減少したことなどが響いた。
    新型コロナウイルスの流行による企業業績への影響が見極めづらく、様子見ムードが継続しそうだ。市場参加者が減少するなか、時間外取引での米株価指数先物の動きに影響されやすい状況も続くとみられる。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=107円台の半ば(13日終値は107円88−90銭)、ユーロ・円が1ユーロ=117円台の半ば(同118円09−13銭)と、やや円高方向に振れていることも重しとなりそう。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、13日大阪取引所終値比20円高の1万9090円だった。
     
    日程面では、海外で中国の3月の貿易収支のほか、3月の米輸出入物価指数など。IMFの世界経済見通しも発表される。

     
    【好材料銘柄】
     
    ■インターライフホールディングス <1418>
    今期経常は3%増益へ。
     
    ■JESCOホールディングス <1434>
    12-2月期(2Q)経常は2.1倍増益。
     
    ■トライステージ <2178>
    発行済み株式数(自社株を除く)の8.25%にあたる225万株(金額で5億5350万円)を上限に、4月14日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
     
    ■いちご<2337>
    前期経常を一転6%増益に上方修正・最高益更新へ。
     
    ■ファーマライズホールディングス<2796>
    6-2月期(3Q累計)経常が3.4倍増益で着地・12-2月期も2.4倍増益。
     
    ■プロパスト<3236>
    今期経常を一転27%増益に上方修正。
     
    ■スタジオアタオ<3550>
    前期経常は6%増で8期連続最高益、今期業績は非開示。
     
    ■東名<4439>
    上期経常は47%増益で着地、今期配当を10円に修正。
     
    ■ヴィッツ<4440>
    上期経常が28%増益で着地・12-2月期も62%増益。
     
    ■Link−U<4446>
    人気無料動画アプリ「BuzzVideo」を運営するByteDanceと業務提携。BuzzVideoで新規開設するマンガチャンネルを共同運営する。
     
    ■ヘリオス <4593>
    体性幹細胞再生医薬品「HLCM051」の急性呼吸窮迫症候群(ARDS)を対象とする国内治験の計画を変更し、新型コロナウイルス肺炎由来のARDS患者の組み入れを開始する。
     
    ■ファミリーマート<8028>
    今期税引き前は80%増で5期ぶり最高益、8円増配へ。
     
    ■アイスタディ <2345>
    ネクスグループ <6634>とテレワークや教育ICT分野などで業務提携。
     
    ■大戸屋ホールディングス<2705>
    新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ、特別株主優待を実施。20年3月末時点で100株以上保有する株主に対し2500円相当、500株以上保有する株主に2万5000円相当のお弁当券(兼お食事券)を追加で贈呈する。
     
    ■コスモス薬品<3349>
    6-2月期(3Q累計)経常が8%増益で着地・12-2月期も31%増益。また、5月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
     
    ■テクノホライゾン・ホールディングス<6629>
    パナソニック <6752> へVieureka(ビューレカ)プラットフォーム対応カメラ「VRK-C301」を提供開始。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    14(火)
    【国内】
    《決算発表》
    東宝、松竹、吉野家HD、クリレスHD、マネフォワ−ド、乃村工、ドトル日レス、S Foods、北の達人、ベイカレント、パルGHD、サーバーワクス、TKP、メディアドゥ、UUUM、RPA、IDOM、テラスカイ、ダイト、SFP、タマホーム、松屋、ベクトル、キャンドゥ、柿安本店、古野電、スタジオアリス、Gunosy、大庄、ロゼッタ、リックソフト、バリュエンスH、アオキスーパー、三陽商、ライトオン、タキヒヨー、ピックルス、トウキョベース、串カツ田中、セラク、ウォンテッドリ、ロコンド、アクトコール、シンメンテHD、トレファク、ハブ、ポプラ、ALiNK、U&C、AHCG、エディア、アクアライン
     
    【海外】
    中国3月貿易収支
    IMFによる世界経済見通し公表
    《米決算発表》
    JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、ジョンソン・エンド・ジョンソン
     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [株価材料]
     
     
    ■ALSOK<2331>
    ストーカー保険発売 警備員費用を支払い
     
    ■小野薬品工業<4528>
    MRの技能向上へAI活用
     
    ■トヨタ<7203>
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    「NYの下落は昨日織り込み済みの印象」
     
     
    週明けのNY株式は3日ぶりの反落。
    NYダウは前週末比328ドル(1.4%)安の23390ドル。
    下落幅は一時600ドルを超えた場面もあった。
    「前週に2666ドル上昇していたことへの反動売り」という見方だ。
    「主要企業の1〜3月期決算発表を控え新型コロナウイルスの感染拡大による業績悪化を警戒」という声もある。
    しかしコレは毎度のこと。
    キャタピラー、JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、J&Jが下落。
    一方、ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸。
    「新型コロナのまん延が事業の追い風」とみられる銘柄が大幅高となった。
    アマゾン、ネットフリックスが上昇。
    AMDやインテルなど半導体セクターが堅調。
    SOX指数は1.37%上昇した。
    国債利回りは上昇。
    「新型コロナウイルス流行がピークに近づいている兆しを受け、経済活動再開への期待が高まった」という絶妙な解釈だ。
    10年国債利回りは0.769%。
    2年国債利回りは0.249%。
    ドル円は107円台半ば。
    VIX(恐怖)指数は3日続落で41.17。
    投資家心理の改善を示唆する展開。
    恐怖と欲望指数は42→37。
     
     
    月曜の日経平均は寄り付き186円安、終値455円安と大幅反落。
    SQ値19577円48銭は上抜けず「幻」のまま。
    日銀のETF買いが入らなかったことも弱材料の一角。
    中国で新たに確認された感染者数が再び100人を超えたとの報道も悪材料視された。
    日中値幅は265円と狭いレンジ。
    日足は3日連続の陰線。
    東証1部の売買代金は1兆6513億円。
    8日連続の3兆円割れ(今年最低の1月20日の1兆4179億円以来50日ぶりの2兆円割れ)。
    値上がり380銘柄(前日1511銘柄)。
    値下がり1740銘柄(前日608銘柄)。
    新高値22銘柄(前日18銘柄)。
    新安値1銘柄(前日0銘柄)。
    騰落レシオは93.11(前日90.65)と上昇。
    NTレシオは13.63倍。
    サイコロは6勝6敗で50.00%。
    右肩下がりの25日線(18452円)からは3.20%のプラスかい離。
    第一次限界水準が効いた格好。
    右肩下がりの75日線は21652円。
    右肩下がりの200日線(21857円)からは12.88%のマイナスかい離。
    右肩上がりの5日線(19238円)を6日ぶりに下回り1.01%のマイナスかい離。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲7.238%(前日▲9.204%)。
    買い方▲18.728%(前日▲18.276%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り▲14.769%(前日▲14.417%)。
    買い方▲33.716%(前日▲34.303%)。
    空売り比率は48.2%(13日連続40%超)。
    空売り規制なしの比率は8.6%。
    日経HVは51.9、日経VIは42.56。
    日経平均採用銘柄の予想PERは12.69倍。
    5日連続で12倍台。
    EPSは1500円(前日1512円)。
    PBRは0.92倍。
    BPSは20699円。
    225先物採用銘柄の益回りは7.88%。
    ドル建て日経平均は176.49(12月13日が219.64)。
    東証1部単純平均株価は26円安の1849円。
    (2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
    売買単価は1563円(前日1601円)。
    東証1部の時価総額は538兆円。
    シカゴ225先物終値は大証日中比20円高の19090円。
    高値19600円、安値18945円。
    大証夜間取引終値は日中比30円高の19100円。
    気学では「逆行性強く、前後場足取りを変える」。
    水曜は「前日の総名にお反して動く」。
    木曜は「安値にある時は買い方針良し」。
    金曜は「後場高の日。悪目買戻し、逆の時は見送るべし」。
    ボリンジャーのプラス1σが19470円。
    勝手雲の上限は18709円で4日連続勝手雲の上。
    勝手雲は4月16日に白くねじれている。
    RSIが57.01。
    RCIが64.56。
    3月25日高値19564円は遠のいた。
    今年7勝9敗と勝ち越しの火曜日は変化日。
    NYの下落は昨日織り込み済みの印象。
     
    今年の曜日別勝敗(4月13日まで)

    月曜4勝9敗
    火曜7勝6敗
    水曜8勝6敗
    木曜5勝9敗
    金曜7勝6敗
     
    週明けのNYダウは328ドル安の23390ドルと3日ぶりに反落。
    NASDAQは38ポイント高の8192ポイントと3日続伸。
    S&P500は28ポイント安の2761ポイント反落。
    ダウ輸送株指数は199ポイント安の8036ポイント。
    SOX指数は1.37%上昇。
    VIX指数は41.17。
    225先物CME円建ては大証日中比20円高の19090円。
    ドル建ては大証比日中比160円高の19230円。
    ドル円は107.76円。
    10年国債利回りは0.769%。
    2年国債利回りは0.249%。
     

    (兜町カタリスト櫻井)

     
    13日のNYダウ工業株30種平均は前週末比328ドル60セント安の2万3390ドル77セントは3営業日ぶりに反落した。今週本格化する米主要企業の2020年1〜3月期決算発表を控え、新型コロナウイルスの感染拡大による業績悪化を警戒した売りが出た。ダウ平均は前週に2666ドル上げた後で、反動の売りが出やすい面もあった。
     
    ロイター通信がまとめたアナリスト予想によると、新型コロナの影響でS&P500種株価指数の構成企業の利益は前年同期比10.2%減と大幅に悪化する見通し。年初時点の予想は6.3%増だった。決算発表を控えて投資家の警戒感が強まる中、ダウは一時624ドル安まで下落した。
     
    原油先物相場の下げも売りにつながった。石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国で構成する「OPECプラス」が12日、日量970万バレルの減産で合意した。だが、市場では「需要低下の勢いを補える減産規模ではない」との声が多い。
     
    アナリストが投資判断を「売り」に引き下げた建機のキャタピラーが9%安となり、ダウ平均の下げを主導した。14日に決算を発表するJPモルガン・チェースやウェルズ・ファーゴ、医薬・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)も安い。
     
    セクター別では銀行や不動産、自動車・自動車部品が大きく下落した一方で、小売りや半導体・同製造装置は上昇した。
     
    一方、ナスダック総合株価指数は3日続伸した。前週末比38.85ポイント高の8192.42で終えた。新型コロナのまん延が事業の追い風になるとみられる銘柄が大幅高となり、指数を押し上げた。
     
    個別銘柄では、外出自粛で、自宅で過ごす時間が増え、ネット通販の利用が急増している。13日に7万5000人を新規採用すると発表したアマゾン・ドット・コムは6%上昇した。動画配信のネットフリックスも7%高となった。
    アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が5%高、インテルとエヌビディアがともに3%高となるなど、半導体株も幅広く買われた。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    23,390.77−328.60
    S&P500種
    2,761.63−28.19
    ナスダック
    8,192.425+38.850
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,761.40+8.60
    NY原油(ドル/バレル)
    22.58+0.17
    円・ドル
    107.71 - 107.72−0.17


     

    【シカゴ日本株先物概況】

     
    13日のシカゴ日経平均先物は反落した。
    6月物は9日比395円安の1万9090円で引け、13日の大取終値を20円上回った。
    新型コロナウイルスの感染拡大による景気悪化への警戒感から売られた。13日のNYダウ工業株30種平均は、今週から1-3月期決算シーズンに入ることから新型ウイルスが経済や企業収益に多大な害を与えるとの警戒感が売り材料となり、終始上値の重い展開となった。
     
    この日の6月物安値は1万8945円、高値は1万9600円。
     
     
    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    19090 ( +20 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    19230 ( +160 )
    ( )は大阪取引所終値比


    【欧州株式市場】

    13日のイースターで休みです。

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    ■フランス・パリ株価指数

04月14日 毎日コラム
世の男性はこれに弱い 女性の可愛い仕草!
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