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【市況一覧】
日経平均株価
38,236.07 -37.98 05/02
TOPIX
2,728.53 -0.87 05/02
マザーズ
642.96 -3.29 05/02
NYダウ平均
37,903.29 +87.37 05/02
ナスダック総合
15,605.48 -52.34 05/02


04月01日 マーケットコメント

04月02日 マーケットコメント

04月03日 マーケットコメント

04月04日 マーケットコメント

04月05日 マーケットコメント

04月06日 マーケットコメント


    7日の日経平均株価は3日続伸。終値は前日比373円高の1万8950円だった。前日の欧米の株高を受けて買い先行の展開に。緊急事態宣言による経済へのダメージは気になるが、過去最大ともされる経済対策が支えとなって株高が持続した。しかし、1万9000円台では戻り売り圧力が強くここから上は厳しい様子。戻り売りをこなすにはさらなる材料が欲しいところだろう。
     
    日本の非常事態宣言については、ロックダウンではなく、これまでの延長線上との見方。
    経済への影響は大きいものの、併せて発表される緊急経済対策による下支えが期待されている。一方、海外では米国やイタリアで新型コロナウイルス感染拡大のピークアウトが見込まれてきており、ショートに傾いていたポジションの巻き戻しが一段と強まる可能性はありそうだ。
     
    8日の日経平均株価は、もみ合い展開となりそう。
    7日の取引では一時580円を超える上昇を見せていたものの、午後には一転して下げに転じる場面がみられるなど、不安定な動きとなった。依然として日米両市場ともに変動率の高い状況が続くと見込まれるなか、短期的な売買で値動きが荒くなる場面も想定され、気を抜けない状況が続きそう。市場では「日経平均株価は終値ベースで25日移動平均線(7日時点で1万8733円)を上回った。投資心理の好転が期待されるものの、値動きの荒い状況では、手掛けづらい」との声が聞かれた。
     
     
    ■テクニカル・ポイント(7日現在)
     
    21893.71  200日移動平均線
    21514.65  ボリンジャー:+2σ(25日)
    21396.06  均衡表雲上限(週足)
    21077.87  13週移動平均線
    20954.00  均衡表雲下限(週足)
    20237.07  均衡表基準線(週足)
    20133.52  均衡表転換線(週足)
    20124.14  ボリンジャー:+1σ(25日)
    19994.30  ボリンジャー:-1σ(26週)
    19038.99  均衡表基準線(日足)
     
    18950.18  ★日経平均株価7日終値
     
    18733.63  25日移動平均線
    18517.97  均衡表転換線(日足)
    18411.15  ボリンジャー:-1σ(13週)
    18357.97  6日移動平均線
    17765.65  ボリンジャー:-2σ(26週)
    17343.13  ボリンジャー:-1σ(25日)
    16552.83  新値三本足陰転値
    15952.62  ボリンジャー:-2σ(25日)
    15744.43  ボリンジャー:-2σ(13週)
    15537.01  ボリンジャー:-3σ(26週)
     
    終値は2月14日以来およそ2カ月ぶりに25日線上へ復帰するとともに、5日線が上向きに転じて短期的な買い圧力増大を示唆した。ボリンジャーバンドでは、一時+1σを上回った後、+1σ直下で終了し、3月13日の-3σ接近からの回復トレンドが一段と鮮明になったほか、RSI(14日ベース)は62.67%と今年初めて中立圏上限の60%超えを示現。
    今後はボリンジャーバンドの+2σ側へのシフトやRSIの80%接近が株価上昇を後押しする展開が期待できよう。
     
    ただ、ローソク足は上下のヒゲを伴い胴体の短い陽線で終了し、強弱感の対立を窺わせている。一目均衡表の転換線が下降していることもあり、強い売り圧力も残っている点には引き続き留意したい。
     

    [概況]


    7日東京時間の外国為替市場において、米ドル円は立会い開始早々に109.22円の高値を付けるとその後売られる展開となり108.665円の安値を付けた。その後はやや落ち着き108.80円を挟んだ取引となっている。昨日NY時間にIMFが世界的なドル不足に対処するため新プログラムを立ち上げ、FRBの取り組みをバックアップすることを検討しているとの報道を受け、ドル資金の逼迫感が薄れ、ドル売りの動きが優勢になった模様。
     
    チャートは、7日現在109.075円の一目均衡表の転換線に上値を抑えられており、しばらく安値を探る展開を予想する。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

    【大引け概況】
    7日の日経平均株価は3日続伸し、前日比373円88銭高の1万8950円18銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:28 容量:13.07M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    NYダウが前週末比1627ドル高と急伸。新型コロナによる死者数の伸びが鈍化したことなどが評価された。これを受けた、この日の東京株式市場で日経平均株価は急伸し、上昇幅は一時500円を超し1万9000円台を回復する場面があった。
    後場に入ってからは、売りが優勢で日経平均は一時マイナス圏に下落したが、引けにかけ買い戻しが膨らみ、結局300円を超える上昇で取引を終えた。
     
    欧米では厳しい移動制限などによるウイルス感染抑止効果が出始めているが、日本国内については「7日に緊急事態が宣言され、これから外出自粛が本格化する。効果が出るには時間がかかり、まだ予断を許さない」という。
     
    世界的に株価は上昇基調だが、2019年度決算は厳しそうで、今年度業績を予想ができない企業が少なくないと思われる。「決算が発表される今月下旬以降、株価が再度大きく下がる恐れがある」など、警戒姿勢を崩さない市場関係者は多い。
     
    JPX日経インデックス400は続伸。終値は前日比244.63ポイント高の1万2599.59だった。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、26.91ポイント高の1403.21で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆8231億円。売買高は17億351万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1877と、全体の9割近くを占めた。値下がりは255銘柄、変わらずは36銘柄だった。
     
    業種別株価指数は33業種すべて上昇し、ガラス・土石製品、サービス業、ゴム製品、金属製品、建設業の上昇率が大きかった。
     
    個別銘柄では、ソフトバンクグループやファーストリテイリングが高く、東京エレクトロンやアドバンテストなど半導体株やトヨタ自動車やホンダ、SUBARU、スズキ、マツダなど自動車株が値を上げた。ANAホールディングスや日本航空、ガイシ、クラレ、東ソー、住友化も急伸した。農業総合研究所はストップ高に買われた。
     
    半面、富士フイルムホールディングスやデンカが反落。KDDIや花王、イオンが値を下げた。緊急事態宣言による外出の自粛が警戒され三越伊勢丹ホールディングスや高島屋、エイチ・ツー・オー リテイリングなど百貨店株が値を下げた。デンカや富士フイルム、ブイキューブや興研が下落した。
     
    東証2部株価指数は前日比152.23ポイント高の5361.03ポイントと続伸した。
    出来高5576万株。値上がり銘柄数は358、値下がり銘柄数は71となった。
     
    個別では、鉄人化計画、くろがね工作所がストップ高。ギグワークスは一時ストップ高と値を飛ばした。ツヴァイ、木村工機、大都魚類は年初来高値を更新。ビットワングループ、エムジーホーム、アサヒ衛陶、価値開発、ボーソー油脂が買われた。
     
    一方、FRACTALE、ヤスハラケミカル、櫻護謨、東京汽船が年初来安値を更新。新内外綿、昭和化学工業、ファインシンター、アイスタディ、さいか屋が売られた。
     


    日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比46円86銭高い2921円82銭だった。
    欧米で新型コロナウイルスによる死者数の伸びが鈍化しつつあることなどを背景に前日の欧米株が大幅に上昇した流れを引き継ぎ、個人投資家のリスク選好ムードが広がり、ジャスダック市場にも買いが先行して始まった。
    その後、日経平均が一時マイナスに転じるなど、急速に伸び悩んだことから、ジャスダック市場にも目先の利益を確保する売りが先行し、上値の重い展開となっていた。
     
    新型コロナウイルスによる死亡者数の伸びが鈍化しつつあるとの見方から投資家のリスク回避姿勢が後退した。国内の緊急経済対策への期待も支援材料となった。オンライン診療やマスク、宅配などのテーマ株の物色はやや落ち着き、このところ売られ過ぎていた銘柄にも買いが入った。ワークマン、ハーモニック、マクドナルドが上昇。半面、セリア、出前館は下落した。興研、中京医薬も売られた。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で397億円、売買高は8612万株だった。
    値上がり銘柄数は507、値下がり銘柄数は122となった。
     
    個別では、ジェクシード、大谷工業、ソレキア、コックスがストップ高。グッドライフカンパニー、APAMANは一時ストップ高と値を飛ばした。ズームは年初来高値を更新。シダックス、Shinwa Wise Holdings、ミナトホールディングス、鴨川グランドホテル、メイコーが買われた。
     
    一方、常磐開発、久世、メディカル一光グループ、松本油脂製薬、ヤマックスなど10銘柄が年初来安値を更新。太洋工業、興研、ホテル、ニューグランド、中京医薬品、ビーマップが売られた。
     


    東証マザーズ指数は前日比21.80ポイント高の636.59ポイントと続伸。
    前日の米国株高や政府による過去最大規模の経済対策効果を期待し個人投資家のセンチメントも改善、買いが先行したものの、上値の重さが意識され、急速に伸び悩んだ。
    時間外取引での米株先物が3ケタの下落に転じると日経平均も急速に伸び悩み、マザーズ市場も途中、上値の重さが目立つ場面もあったが、全般としてはリスクオンムードが優勢であった。こうした中、個人投資家の中小型株物色も旺盛となり、マザーズ指数は前日比3.55%高と大きく続伸し、終値ベースで25日移動平均線を回復した。終値で25日線上を迎えたのは1月22日以来となる。
    東京海上との提携を発表したパークシャは制限値幅のストップ高で配分された。メルカリや農業総研、アンジェスが上昇した。
     
    市場では「これまで上値の節目とみられた25日線を突破してきたことも目先の目標達成感につながった面もある」との声も聞かれた。
     
    売買代金は概算で729.17億円。騰落数は、値上がり284銘柄、値下がり34銘柄、変わらず6銘柄となった。
     
    個別では、農業総合研究所、フーバーブレイン、PKSHA Technology、くふうカンパニー、東名など8銘柄がストップ高。海帆、富士山マガジンサービス、スペースマーケット、メドレックス、ベストワンドットコムは一時ストップ高と値を飛ばした。Jストリーム、サーバーワークス、サイバーセキュリティクラウド、NexToneは年初来高値を更新。ポート、ピアラ、識学、ギフト、旅工房が買われた。
     
    一方、ZUU、ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス、松屋アールアンドディが年初来安値を更新。インフォネット、バーチャレクス・ホールディングス、フォーライフ、すららネット、トライステージが売られた。
     
     

    【後場寄り付き概況】
     
    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比190円82銭高の1万8767円12銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、12.67ポイント高の1388.97で始まった。利益確定売りや戻り待ちの売りが重しとなり、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに伸び悩んでいる。
    朝方は前日の米株高などを材料視して短期筋が買い戻しを進め相場を押し上げていたが、一巡後は国内における新型コロナウイルスの感染拡大などを警戒した売りが優勢となった。
     
    外国為替市場では、1ドル=108円80銭近辺と円高基調で推移。中国の上海総合指数は下落している。
     
    前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約340億円成立した。
     
    12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆5373億円、売買高は9億2282万株だった。
     
    個別では、ソフトバンクGが続伸し、ファーストリテは小幅高。三菱UFJ、みずほFGが値を上げ、OLC、リクルートHD、武田は買われている。ニトリHDは大幅高。東エレク、ソニー、キーエンスが上昇している。
     
    半面、トヨタ、ファナックが軟調で、コマツは値を消している。任天堂は小幅安。富士フイルム、デンカは反落。KDDI、NTT、アステラス薬が値を下げている。
     
    緊急事態宣言の発令を受け、対象区域となる東京など7都府県が住民への要請・指示を出す。とはいえ、こうした要請や指示に強制力はなく、厳格な措置を講じた欧米のメディアからは早くも実効性を疑問視する意見が出ているようだ。日経平均の直近戻り高値を前に海外勢の買いが鈍ったのは、新型コロナの影響長期化への懸念が背景にあると考えられる。今後は東京などの感染者数推移を見極めたいとのムードが強まりそうだ

    7日午前の日経平均株価は続伸し、前日比232円23銭高の1万8808円53銭で終えた。
    6日のNYダウが前週末比1627ドル高と大幅高となった。欧州株も投資家の不安が後退するなかで軒並み上昇した。
    また、きょうは新型コロナウイルスに対する「緊急事態宣言」が行われる予定。同時に発表される緊急経済対策の事業規模は108兆円と過去最大規模となる見込みだ。
    これを受け、7日の東京株式市場も買い先行の展開。政府が7日に閣議決定する緊急経済対策への期待も支えとなり、上げ幅は600円に迫る場面があった。
     
    もっとも心理的な節目の1万9000円を上回った後は戻り待ちの売りが目立った。「国内では(7日夕に見込まれる緊急事態宣言の発動により)これからようやく感染者数の伸び抑制に取り組む段階で、感染拡大の鈍化には時間がかかるうえ、経済への影響も長期化が想定される」とあって、中長期の資金は入りづらいとの見方もある。
     
    市場関係者は前日も日経平均が756円高となるなど上げ足が速かった上、「25日移動平均線や1万9000円など節目として意識されていた水準まで上昇したことで、いったん利益を確定する動きが出やすかった」という。
    米国株の先物が時間外取引で反落したことも、前場の日本株には重しになった。「日本国内の感染者の動向や、これまで感染が広がっていない国の状況も見守る必要がある」と話していた。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続伸した。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆3708億円、売買高は8億2085万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1566と全体の7割超を占めた。値下がりは551銘柄、変わらずは50銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、サービス業、その他金融業、ゴム製品、ガラス・土石製品などが上昇した。下落は鉱業、海運業など。
     
    個別銘柄では、ソフトバンクグループやファーストリテイリングが高く、東京エレクトロンやアドバンテスト、SUMCOなど半導体関連株が値を上げた。楽天、スズキ、マツダ、リクルートホールディングスやニトリホールディングスも高い。
     
    半面、富士フイルムホールディングスやデンカが値を下げ、NTTや花王が安い。三越伊勢丹、高島屋、イオンやテルモも軟調だった。
     
     
    東証2部株価指数は前日比125.27ポイント高の5334.07ポイントと続伸。
    出来高3154万株。値上がり銘柄数は344、値下がり銘柄数は66となった。
     
    個別では、鉄人化計画がストップ高。ギグワークス、くろがね工作所は一時ストップ高と値を飛ばした。ツヴァイ、木村工機、大都魚類は年初来高値を更新。川口化学工業、ボーソー油脂、電業社機械製作所、アサヒ衛陶、ウェルス・マネジメントが買われた。
     
    一方、FRACTALE、ヤスハラケミカル、櫻護謨が年初来安値を更新。昭和化学工業、アイスタディ、ベース、扶桑電通、レオクランが売られた。
     


    日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比40円03銭高い2914円99銭となった。
    欧米を中心に新型コロナウイルスによる死者数の伸びが鈍化しつつあるとの見方から、前日の欧米株が大幅上昇した。投資家のリスク回避姿勢が後退し、国内新興市場でも幅広い銘柄に買いが先行した。マクドナルド、ワークマンが上昇。半面、興研や中京医薬、セリアは下落した。
    政府が7日、過去最大規模となる108兆円規模の経済対策を閣議決定することも、新型コロナの感染拡大による景気後退に歯止めをかける要因に繋がると受け止められそうなことも安心感に繋がると見込まれる。
    ただ、市場では「東京市場は前日の上昇で、欧米における感染拡大の鈍化をある程度織り込んだ」との声も聞かれ、買いの勢いが鈍る可能性は残る。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で229億円、売買高は4910万株。
    値上がり銘柄数は495、値下がり銘柄数は105となった。
     
    個別では、ジェクシード、APAMAN、ソレキアがストップ高。グッドライフカンパニー、大谷工業は一時ストップ高と値を飛ばした。ズームは年初来高値を更新。NaITO、日本色材工業研究所、シダックス、Shinwa Wise Holdings、オーエムツーネットワークが買われた。
     
    一方、メディカル一光グループ、松本油脂製薬、川重冷熱工業、桂川電機、日本出版貿易が年初来安値を更新。太洋工業、興研、中京医薬品、大木ヘルスケアホールディングス、木徳神糧が売られた。


    東証マザーズ指数は前日比15.34ポイント高の630.13ポイントと続伸。
    前日の米国市場では、NYダウなど主要3株価指数は大幅に上昇した。欧米で一日当たりの死者数が減るなど、新型コロナウイルス感染拡大に対する警戒感が和らいだことが好感された。日経平均株価も上昇、投資マインドの改善がマザーズ市場も買い戻しの動きが波及している。
    東京海上との資本業務提携を発表したパークシャはストップ高買い気配。農業総研、アンジェスが上昇した。半面、MRTやメドレーは下落した。
    値上がり銘柄数は272、値下がり銘柄数は42となった。
     
    個別では、フーバーブレイン、スペースマーケット、ベストワンドットコム、ピアラ、識学がストップ高。海帆、農業総合研究所、メドレックスは一時ストップ高と値を飛ばした。Jストリーム、サーバーワークスは年初来高値を更新。ギフト、バルニバービ、パートナーエージェント、ハウテレビジョン、インティメート・マージャーが買われた。
     
     一方、ZUU、松屋アールアンドディが年初来安値を更新。インフォネット、トライステージ、メドレー、イトクロ、プラッツが売られた。

    【寄り付き概況】

    7日の日経平均株価は、前日比302円56銭高の1万8878円86銭と大幅に3日続伸してスタートした。
    前日の米国株の大幅反発や大規模経済対策を映して、主力株中心に買いが先行し、日経平均は3日続伸して始まり、取引時間中としては、3月31日以来1週間ぶりに1万9000円台を回復している。
     
    6日のNYダウ平均株価は前週末比1627ドル高の2万2679ドルと急伸。新型コロナによる死者数が鈍化したことが好感された。安倍首相は、きょう新型コロナウイルスの感染拡大に対処するための緊急事態宣言を行う予定。また、緊急経済対策の事業規模は約108兆円と過去最大規模となる見通しだ。足もとで為替は1ドル=109円10銭前後で推移している。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、全業種が高く、値上がり上位は不動産、倉庫、非鉄、陸運、海運、空運など
     
    個別では、トヨタ、ソニー、ソフトバンクG、東エレク、アドバンテス、村田製、日本電産などの主力株が買われ、三菱UFJ、みずほFG、三井住友のメガバンク株、野村、大和証G、東京海上、第一生命などの証券、保険株も値を上げている。また、JXTG、出光興産、国際帝石、三菱商、住友商、日本製鉄、JFE、コマツ、日立建機、任天堂、ファーストリテ、ニトリHDも高い。
    半面、富士フイルム、デンカは反落し、ブイキューブ、アダストリア、セグエも軟調。
     
     
    テクニカル的には日リーテック(1938)、アセンテック(3565)、オプティム(3694)、朝日ネット(3834)、アルテリア(4423)、栄研化(4549)、日進工具(6157)、ダイフク(6383)、シネネン(8132)、ライフ(8194)、ヤマト(9064)が動き。
     
    人気はレオクラウン(7681)、あさひ(3333)、アゼアス(3161)、デンカ(4061)、MCJ(6670)、シキボウ(3109)、アダストリア(2685)、ハイディ日高(7611)、興研(7963)、ダイトウボウ(3202)、ヨシックス(3202)、大庄(9979)、川本産(3604)、エレコム(6750)、セラク(6199)。
     


    [概況]

      
    6日、欧米時間の外国為替市場における米ドル円は一時109.390円まで上昇し堅調な展開となった。東京時間帯にトランプ米大統領は記者会見を開き米国内における新型コロナウイルスの感染規模が安定化してきているとの内容をコメントしたことで、米国内の感染拡大に鈍化の兆候が出たとの見方が広がり、NYダウなど米主要株価は反発し、米ドル円は上昇した。
     
    一方、英ポンド円は新型コロナウイルスに感染しているジョンソン英首相の容体が悪化したとの報道が伝わり、133円台前半付近まで弱含む展開となっている。
     
    テクニカル的には米ドル円は引き続き5日移動平均線(108.371円)付近をサポートに心理的な節目の大台110.00付近を試す可能性が考えられそうか。一方、英ポンド円は5日移動平均線(133.22)付近で連日もみ合いが続いており、同線を維持できるか注目したい。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

    7日の日経平均株価は、堅調な展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、1万8500円−1万9000円。
    6日のNYダウ工業株30種平均が急反発し、前週末比1627ドル高の2万2679ドルで終えた。米欧で新型コロナウイルスによる死者数の伸び鈍化が見られ、感染拡大と景気落ち込みへの警戒感が和らいだ。
    きのうの米株先物の動きで東京株式市場では既に織り込んでいる。ただ、欧州株も軒並み大幅高となっているほか、ドル円も円安方向に振れており、リスクオフムードが相当和らいでいる。景気敏感株を中心に買いが先行しそうだ。
     
    また、安倍晋三首相は6日、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の都府県に対し、きょう7日に改正新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく緊急事態宣言を発令すると発表した。同時に、事業規模108兆円の経済対策を実施することも明らかにした。景気のテコ入れへの期待感から、しっかりした動きとなりそう。
    日経平均株価は節目の1万9000円を回復するとの見方が出ている。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、6日大阪取引所終値比350円高の1万8920円だった。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の前半(6日終値は109円17−19銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=117円台の後半(同118円09−13銭)と円高方向に振れている。
     
    注目はニトリHDだろう。6日、2021年2月期の連結純利益が前期比6%増の757億円になるとの予想を発表した。新型コロナの影響下でも増収増益維持の見通しを好感し、買いが先行しそうだ。
     
    国内では厚労省が2月の毎月勤労統計速報値、総務省が2月の家計調査、内閣府は2月の景気動向指数速報値を公表する。スギHD(7649)が20年2月期決算を発表する。海外では韓国サムスン電子が1〜3月期決算を発表する。

     
    【好材料銘柄】
     
    ■プレサンスコーポレーション<3254>
    オープンハウス <3288> と資本業務提携。オープンHは議決権ベース33%のプレサンス株式を取得し、同社を持ち分法適用関連会社化する。
     
    ■フーバーブレイン<3927>
    ネットワークとセキュリティをクラウド統合した世界初のSASEプラットフォーム「Cato Cloud」を提供開始。新型コロナウイルス対応やテレワーク推進を支援。
     
    ■PKSHA Technology<3993>
    東京海上ホールディングス <8766> と資本業務提携に向けて基本合意。
     
    ■東海ソフト<4430>
    6-2月期(3Q累計)経常が34%増益で着地。また、東証及び名証1部指定記念株主優待を実施。20年5月末時点で100株以上を保有する株主に対し、一律クオカード1000円分を贈呈する。
     
    ■ポート<7047>
    新型コロナウイルス感染症拡大防止に向け、高血圧診療を中心に初診から始めることができるオンライン診療を提供する環境の準備が完了。
     
    ■トーセイ<8923>
    12-2月期(1Q)税引き前は79%増益で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.5%にあたる70万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。
     
    ■パシフィックネット<3021>
    テレワークや遠隔授業に利用可能なリユースPCを積極確保し、販売を強化する。
     
    ■クリエイトSDホールディングス<3148>
    6-2月期(3Q累計)経常が17%増益で着地・12-2月期も38%増益。
     
    ■ニトリホールディングス<9843>
    今期経常は3%増で34期連続最高益、7円増配へ。
     
    ■セリア<2782>
    3月既存店売上高は前年同月比1.7%増と2ヵ月連続で前年実績を上回った。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    7(火)
    【国内】
    2月毎月勤労統計(8:30)
    2月家計調査(8:30)
    2月景気動向指数(14:00)
    30年国債入札
    《決算発表》
    スギHD、マニー、サンエー、ディップ、リソー教育、KG情報、Fブラザース、シリコンスタシオ、京進、放電精密、中北製、ダイコー通、三光合成、インテリックス
     
    【海外】
    米2月消費者信用残高(4/8 4:00)
     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    [株価材料]
     
     
     
    ■緊急事態宣言7日に発令首相「可能な限り外出自粛を」表明
     
    ■保険金詐欺 AIで検出 損保・共済26団体が連携
     
    ■緊急経済対策は事業規模108兆円 首相表明
     
    ■資格試験延期 経営にリスク 運送業で営業停止の恐れも
     
    ■都 飲食店に営業時間短縮要請へ 保育所は運営認める
     
    ■有報の提出期限 コロナで一律延期へ 信用不安にも配慮
     
    ■OPECプラス 9日の会合で減産合意の公算 米の参加条件=関係筋
     
    ■3Mや東レ<3402>
    医療用防護服が品薄「供給追いつかず」
     
    ■大王製紙<3880>
    段ボール原紙輸出強化200億円で装置刷新
     
    ■日清紡HD<3105>
    海外市場を開拓 独車載機器2社を買収
     
    ■スギHD<7649>
    20年2月期 営業益16%増 積極出店で
     
    ■ANA<9202>
    政府保証を要請へ 1.3兆円融資の一部 航空全体で2兆円
     
    ■NTT<9432>
    6G通信向け 世界最高のトランジスタ開発
     
     

     
     


    「火曜は6勝6敗」
     
    週明けのNY株式は3指数揃って反発。
    NYダウは1627ドル高の22679ドルと3月11日以来の水準を回復した。
    イタリアの新たな感染者はこの3週間で最低。
    スペインの新規感染者数と死亡者数がともに減速。
    米NY州のクオモ知事は「ウイルス感染による一日の死亡者数が初めて前日比減。
    新たな入院患者も前日比で半減した」とコメント。
    世界的に新型コロナウイルスの感染拡大が鈍化するとの期待が高まったとの解釈だ。
    NYダウ採用30銘柄は全部上昇。
    ボーイングの上昇寄与度は168ドルだった。
    VIX指数は45.24と3月6日以来1カ月ぶりの低水準。
    長期債相場は3日続落。
    10年国債利回りは0.677%。
    2年国債利回りは0.268%。
    ドル円は109円台前半。
    恐怖と欲望指数は21→27。
    ようやく「超弱気」の域を脱した。
     
    週明けの日経平均は寄り付き37円高、終値756高と大幅続伸。
    一時800円以上上昇し18600円台を回復した場面もあった。
    225採用銘柄のうちマイナスは2銘柄。
    TOPIXは6日ぶりの反発。
    前場は安倍首相が「緊急事態宣言を発令する方針を固めた」と伝わったことを好感。
    「アク抜け感から買い戻しの動きが強まった」としての上昇。
    後場は2時過ぎころからNY株式先物の上昇を見ながら上昇幅を拡大した。
    日足は5日ぶりの陽線。
    日中値幅は870円と拡大した。
    右肩下がりに転じた5日線(18239円)を4日ぶりに上回った。
    プラスかい離は1.85%。
    東証1部の売買代金は2兆36994億円。
    4日連続の3兆円割れ(45日連続の2兆円超)。
    値上がり2004銘柄(前日467銘柄)。
    値下がり141銘柄(前日1653銘柄)。
    新高値9銘柄(前日4銘柄)。
    新安値210銘柄(前日183銘柄)。
    騰落レシオは77.44(前日66.49)。
    2月21日(75.58)以来29日ぶりの70%台回復。
    ボトムは3月16日の40.12だった。
    NTレシオは13.50倍。
    サイコロは6勝6敗で50.0%。
    右肩下がりの25日線(18829円)からは1.34%のマイナスかい離。
    右肩下がりの75日線は21961円。
    右肩下がりの200日線(21904円)からは15.20%のマイナスかい離。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲4.908%(前日▲0.578%)。
    買い方▲22.970%(前日▲25.125)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り▲11.633%(前日▲3.921%)。
    買い方▲41.285%(前日▲43.329%)。
    空売り比率は44.8%で8日連続の40%超。
    空売り規制なし銘柄の比率は9.7%。
    日経HVは60.6、日経VIは41.48。
    日経平均採用銘柄の予想PERは12.42倍。
    4日ぶりに12倍台復活。
    EPSは1495円(前日1498円)。
    PBRは0.91倍。
    BPSは20413円。
    225先物採用銘柄の益回りは8.05%。
    ドル建て日経平均は170.32(12月13日が219.64)。
    東証1部単純平均株価は60円高の1777円。
    (2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
    売買単価は1607円(前日1578円)。
    東証1部の時価総額は526兆円。
    シカゴ225先物終値は大証日中比350円高の18920円。
    高値18975円、安値17630円。
    大証夜間取引終値は日中比340円高の18910円。
    気学では「上寄りすると下押し。下寄りすると戻す日」。
    水曜は「押し目にある時は不二高を演ずる日」。
    木曜は「人気に逆行し前後場仕成りを変える日」。
    金曜は「目先のポイントを作る注意日」。
    ボリンジャーのマイナス1σが17347円。
    勝手雲の下限は18094円で7日連続勝手雲の中。
    上限は19038円。
    RSIが60.64。
    RCIが64.56。
    日経平均の月足は4か月連続陰線。
    2008年11月の6カ月連続陰線以来だ。
    4月の月足陽線基準は18065円。
    前月比プラス基準は18917円。
    2月17日以来の25日線回復に期待だ。
     
    今年の曜日別勝敗(4月6日まで)

    月曜4勝8敗
    火曜6勝6敗
    水曜7勝6敗
    木曜5勝8敗
    金曜6勝6敗
     
    週明けのNYダウは1627ドル高の22679ドルと大幅反発。
    NASDAQは540ポイント高の7913ポイント。
    S&P500は175ポイント高の2663ポイント。
    ダウ輸送株指数は532ポイント高の7837イント。
    SOX指数は10.38%上昇。
    VIX指数は45.24。
    3市場の売買高は126.2億株(過去20日平均は155.2億株)。
    225先物CME円建ては大証日中比350円高の18920円。
    ドル建ては大証比日中比500円高の19070円。
    ドル円は109.20円。
    10年国債利回りは0.677%。
    2年国債利回りは0.268%。
     
     
    (兜町カタリスト櫻井)
     


     
    6日のNYダウ工業株30種平均は前週末比1627ドル46セント高の2万2679ドル99セントは急反発した。3月11日以来、ほぼ1カ月ぶりの水準に戻した。
     
    世界的に新型コロナウイルスの感染拡大が鈍化するとの期待から、足元で大きく下げた銘柄を中心に買い直しが優勢となった。
    週末から週初にかけ、イタリアやスペインなどで新型コロナによる死者・感染者の増加ペースが鈍化。米国で最多の感染者が出ているニューヨーク州でも、5日発表した新たな死者数が初めて前日を下回った。同州では5、6日の2日間で死者数は「実質横ばい」(クオモ州知事)となった。これらを手掛かりに投資家の警戒感が和らぎ、株価は終日大幅高で推移した。
    欧州株式相場が6日に軒並み大幅高となり、米株投資家のリスク選好を促した。
     
    また、終盤に入り、石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の産油国が、米国の減産を条件に減産に合意する見通しだと報じられ、買いが加速した。
    新型コロナの世界的な拡大を受けた2月下旬以降の急落で、「株価が売られすぎの水準にある」との認識も広がっていた。前週末3日にダウが360ドル安で引けたことから、値頃感を意識した買いが入りやすかった。
     
    前週までに大きく下げていた航空機のボーイングやクレジットカードのアメリカン・エキスプレスが急騰した。スマートフォンのアップルやソフトウエアのマイクロソフトなどハイテク大手も買われた。米長期金利が上昇し、ゴールドマン・サックスなど金融株の上昇も目立った。
     
    ダウ平均を構成する全30銘柄が上げ、業種別のS&P500種株価指数は全11業種が上げた。
    投資家の不安心理を示す「VIX指数(恐怖指数)」は45.24と、2週間ぶりの低水準まで落ち着いた。
     
    セクター別では消費者サービス、耐久消費財・アパレルが大きく上昇した一方で、家庭・パーソナル用品は小幅な上げにとどまった。
     
    ナスダック総合株価指数は同540.15ポイント(7.3%)高の7913.24で終えた。
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    22,679.99+1,627.46
    S&P500種
    2,663.68+175.03
    ナスダック
    7,913.238+540.155
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,693.90+48.20
    NY原油(ドル/バレル)
    26.44+0.36
    円・ドル
    109.21 - 109.22+0.04
     
     

    【シカゴ日本株先物概況】


     
    6日のシカゴ日経平均先物は大幅反発した。
    6月物は前日比1245円高の1万8920円で引け、6日の大取終値を350円上回った。
    新型コロナウイルスの感染拡大が鈍化するとの期待が広がり、日経平均先物は米株とともに買い進まれた。
    NY州のクオモ知事が5日に「1日当たりの死者数が初めて前日より減った」と述べ、感染がピークに近づいているとの見方が浮上した。
    この日の6月物高値は1万8975円、安値は1万7630円。
     
     
    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    18920 ( +350 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    19070 ( +500 )
    ( )は大阪取引所終値比



    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 5582.39(+166.89)
    6日のFTSE100種総合株価指数は反発した。前週末の終値に比べ166.89ポイント高の5582.39で引けた。
    欧州で新型コロナウイルスの感染拡大ペースに鈍化が見られることが、投資家のリスク回避姿勢の緩和を後押しした。さらに108兆円規模に上る日本の経済対策など、各国の経済対策にも期待感が広がった。
    指数構成銘柄全体の約9割が上昇した。幅広い銘柄が買われる一方、小売株が売られた。
    個別銘柄では、航空エンジンのロールス・ロイスや格安航空会社(LCC)のイージージェット、クルーズ運航のカーニバルなど、新型コロナの感染拡大を背景に下落基調にあった銘柄に買い戻しが入った。
    半面、小売り大手セインズベリーが3.4%安と緩んだ。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 10075.17(+549.40)
    6日のドイツ株式指数(DAX)は大幅に反発した。終値は前週末と比べて549.40ポイント(5.8%)高の10075.17だった。
    イタリアやスペインで新型コロナウイルスの感染者や死者数の拡大が鈍化し、欧州で流行がピークを越えつつあるとの観測が強まった。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 4346.14(+191.56)
     
     

04月07日 毎日コラム
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