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【市況一覧】
日経平均株価
38,236.07 -37.98 05/02
TOPIX
2,728.53 -0.87 05/02
マザーズ
642.96 -3.29 05/02
NYダウ平均
38,225.66 +322.37 05/03
ナスダック総合
15,840.96 +235.48 05/03


04月01日 マーケットコメント

04月02日 マーケットコメント

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04月04日 マーケットコメント

04月05日 マーケットコメント

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04月07日 マーケットコメント

04月08日 マーケットコメント


    9日の日経平均は5日ぶりに小反落。終値は前日比7円安の1万9345円だった。
    朝方は前日の米国株が大幅反発した流れを引き継ぎ小幅上昇して始まったが、日経平均の最近の上昇ペースが急だったこともあり、次第に戻り待ちの売りが優勢となった。国内でも新型肺炎感染拡大が止まらず影響が一段と懸念される状況。
    日経平均は中頃に一時200円近く下押す場面があった。
     
     
    10日の日経平均株価は直近で1500円強の戻しとなっていることや、週末要因も重なり軟調な展開となりそう。心理的なフシ目となる1万9000円が支えとなるか、注目される。
     
    SQ日ではあるが、米国、英国、香港市場が聖金曜日により休場であるため、商いも盛り上がりづらいだろう。引け後にファーストリテイリングが下方修正と減配を発表している。指数寄与度も大きいだけに、株価の反応は注目されるだろう。
    ただ、今の地合いであれば、仮にファストリ主導で日経平均が下げたとしても、動きの良いマザーズなど新興市場に資金が向かい、全体としてはきょうのように底堅く推移すると予想する。
    日経平均はきょう下げ渋ったことで、引き続き3月25日の高値1万9564円に手が届く位置(9日終値:1万9345円)にある。同水準を上回り、先高期待を高めて週を終えることができるかに注目したい。
     
    テクニカル面では追い風が強い。日経平均はもとよりマザーズ指数も5日・25日移動平均線のゴールデンクロス示現で、底入れ足の典型になっている。
    東証2部指数も日経ジャスダック平均もこれに追随して良いチャートを形成している。しかし、新型コロナウイルス の感染拡大に対する警戒を解くのは相場の先見性をもってしても時期尚早といえそうだ。ここで慌てて上値に飛びつくような買い方は避けるべき局面と思われる。
     
     
    ■テクニカル・ポイント(9日現在)
     
    21876.40  200日移動平均線
    21778.42  75日移動平均線
    21396.06  均衡表雲上限(週足)
    21108.30  13週移動平均線
    21043.53  ボリンジャー:+2σ(25日)
    20954.00  均衡表雲下限(週足)
    20237.07  均衡表基準線(週足)
    20133.52  均衡表転換線(週足)
    20030.66  ボリンジャー:-1σ(26週)
    19818.91  ボリンジャー:+1σ(25日)
     
    19345.77  ★日経平均株価9日終値
     
    18879.03  均衡表基準線(日足)
    18644.07  6日移動平均線
    18594.28  25日移動平均線
    18550.42  均衡表転換線(日足)
    18463.87  ボリンジャー:-1σ(13週)
    17823.16  ボリンジャー:-2σ(26週)
    17369.66  ボリンジャー:-1σ(25日)
    16552.83   新値三本足陰転値
    16145.03  ボリンジャー:-2σ(25日)
     
    ローソク足は上下のヒゲと胴体がいずれも短い陰線を引いて投資家の気迷いを窺わせた。一目均衡表では、転換線が横ばいの一方で基準線が再び下降した。
    25日線や13週線の下降が大勢弱気相場の継続を示唆しているが、一方で5日線の上向きとパラボリックの買いサイン点灯をキープしており、目先のもみ合い局面入りが予想される。
     
     
     

    [概況]
     
    9日東京時間の外国為替市場において、米ドル円は概ね108円台後半で底堅く推移した。その理由は、今晩行われる石油輸出国機構(OPEC)プラスのオンライン会合だ。会合は協調減産がおそらく合意に至るだろうとの思惑が強く、そのため原油価格の下落は一段落している。本日の米ドル円は、こうした原油価格の動向を少なからず好感したというわけか。この後は、上記の理由に加え、チャートも5日・20日移動平均線が上向きとなっていることから上昇と展開を予想する。目安としては大台の110.00円だろうか。
     
    ただ、注意したいのは米国が協調の確約を拒んでいるという報道によって、産油大国による歴史的な協調減産実現の不透明感が完全に拭えていない点だ。その他、本時間21時30分に米国の新規失業保険申請件数(予想:500.0万件)が発表される。先週の発表が664.8万件とサプライズな多さだっただけに動向に変化があるのか注目したい。
     
     


    [提供:カネツFX証券株式会社]


    日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。終値は前日比29円41銭高い2985円40銭だった。
    前日の米国株の値上がりなどを背景に買いが先行した。日経平均は朝高で始まったものの、急ピッチの上昇に対する警戒感などから、マイナスに転じたが投資余力の回復した一部の個人投資家が値上がり益を見込んで材料の出た銘柄を物色した。4日続伸は中国・武漢が封鎖される前の1月17〜22日以来となる。
    東証1部で大型株の売り物が厚かったため、個人投資家の買いが新興株に流れた。売買代金の増加を伴って値上がりする「しっかりとした相場」だった。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で503億円、売買高は1億3117万株だった。
    値上がり銘柄数は449、値下がり銘柄数は173となった。
     
    個別ではホーブ、アンドール、メディシノバ・インク、エヌ・シー・エヌがストップ高。テリロジー、大村紙業、ビーマップ、大谷工業、エイアンドティーなど7銘柄は一時ストップ高と値を飛ばした。出前館、ズームは年初来高値を更新。ながの東急百貨店、栄電子、パシフィックシステム、中央化学、コンピューターマネージメントが買われた。
     
    一方、メディカル一光グループ、エイケン工業、ジーエフシー、スターツ出版が年初来安値を更新。ANAP、星医療酸器、浜木綿、ソレキア、MICSか学が売られた。


    東証マザーズ指数は前日比24.37ポイント高の670.95ポイントと4日続伸。
    3月6日以来1カ月ぶりの高値だった。4日続伸は2019年12月24〜27日以来。
    前日の米国市場では、米国立アレルギー感染症研究所所長が新型コロナウイルス感染者数のピークアウトを示唆する発言をしたことなどから、主要株価3指数は大幅高となった。この流れから、日経平均株価も5日続伸してスタートしたが、次第に利益確定売りが優勢となった。こうした中、個人投資家の物色意欲はマザーズ銘柄を中心とした新興市場に向かった。個別に材料のあった銘柄だけでなく、時価総額上位銘柄なども含めて多くの銘柄が強含んだ。マネフォやジーエヌアイが上昇したほか、医療機関にクラウドサービスを無償で提供すると発表した弁護士COMが買われた。一方、MRTやF―ブレインやAIinsは下落した。
    売買代金は概算で937.06億円。騰落数は、値上がり252銘柄、値下がり61銘柄、変わら11銘柄となった。
     
    個別では、ASJ、ツクルバ、農業総合研究所、ソフトマックス、ステムリムなど12銘柄がストップ高。スペースマーケット、GMOメディア、ポート、ミクリードは一時ストップ高と値を飛ばした。サーバーワークス、Chatwork、AI inside、サイバーセキュリティクラウド、NexToneなど6銘柄は年初来高値を更新。global bridge HOLDINGS、ベストワンドットコム、ユナイトアンドグロウ、ヴィス、松屋アールアンドディが買われた。
     
    一方、MRT、富士山マガジンサービス、ジェイック、レントラックス、バリューゴルフが売られた
     
     

    【大引け概況】

    9日の日経平均株価は反落し、前日比7円47銭安の1万9345円77銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:16 容量:11.27M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    8日の米国株式市場では、新型コロナウイルスの感染状況が改善するとの期待が高まり、NYダウ工業株30種平均は急反発した。しかし、国内で新型コロナウイルスの感染者数増加が続き、経済活動停滞の長期化が懸念された。日経平均は今週に入り前日終値時点で1500円超上げていたこともあり、戻り待ちの売りが優勢となった。
     
    明日は聖金曜日で海外の主要市場が休場ということもあり積極的な売買は手控えられるなか、日銀の株価指数連動型上場投資信託(ETF)買い入れ期待もあり下値は限られた。
     
    午後には一時、日経平均の前日比下げ幅が約200円に広がった。ただ、下値を売り込む動きも乏しく、大引けまでに買い戻しが入り、下げ幅は縮小した。
     
    JPX日経インデックス400は反落。終値は前日比79.24ポイント安の1万2731.24だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、8.49ポイント安の1416.98で終えた。業種別TOPIXは陸運、食料品などが大きく下げた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆2997億円。売買高は13億6889万株だった。10日は聖金曜日で海外の主要市場が休場ということもあり、機関投資家の積極的な売買は手控えられた。東証1部の値下がり銘柄数は1007銘柄だった。値上がりは1098、変わらずは64銘柄だった。
     
    業種別株価指数(全33業種)では、陸運業、証券・商品先物取引業、食料品の下落が目立った。上昇は鉱業、海運業、非鉄金属など。
     
    個別銘柄では、業績の下方修正が発表されたビックカメラが8%超、レーティング引き下げの観測があった富士フイルムが7%超とそれぞれ大きく下落した。トヨタ、日立ハイテク、キーエンスがさえない。デンカ、味の素が売られた。KDDIやNTTドコモ、NTTといった通信セクターの下落が目立った。OLC、野村が甘く、JR西日本、近鉄GHDは軟調となっている。
    半面、東エレク、SUMCO、ファナックがしっかり。ソニー、任天堂は小幅高。資生堂、フジクラ、国際帝石が買われた。ソフトバンクG、ファーストリテ、三井住友は堅調となっている。
     
    東証2部株価指数は前日比83.75ポイント高の5468.36ポイントと4日続伸した。
    出来高7242万株。値上がり銘柄数は285、値下がり銘柄数は135となった。
     
    個別では、ツインバード工業がストップ高。鉄人化計画は一時ストップ高と値を飛ばした。フォーシーズホールディングスは年初来高値を更新。ビットワングループ、リミックスポイント、カクヤス、アイスタディ、日本インシュレーションが買われた。
     
    一方、アゼアス、ボーソー油脂、ヤシマキザイ、新内外綿、ダイハツディーゼルが売られた。

    「18974.00円」
     
    2020年3月月中平均18974.00円。
    2019年3月月中平均21414.88円からは2440円の低下。
    率にして11.3%の下落となった。
    これから1年何かにつけてこの数字が影のように付きまとうのが機関投資家の世界でもあろう。
    ちなみにTOPIXの3月月中平均は1385.56ポイント。
    昨年3月月中平均は1602ポイントだった。
    スタート台が低いだけ気が楽な人たちもいるかも知れない。
     
    人の姿が減った東京都心部でのインタビューを見ていると、いろいろな声がある。
    「なぜ出勤しているのですか」。
    「こんな状況でメールは結構くるのでチェックしないといけないし。
    今までなら終わった後の一杯が楽しみだったんだけど、今はナシ」と初老の紳士氏。
    間違ってはいない。
    でも、わざわざメールのチェックだけに出社する意味ってどこにあるのだろう。
    メールのチェックだけなら家のパソコンでも携帯でもできる。
    業務になんら支障はない。
    15年前なら「メールのチェック」というのは出社の理由になった。
    しかし今でもそんな声が聞こえるというのは不可解だ。
    企業に寄っては半分づつの輪番体制のところも多い。
    突き詰めて考えるとそれで仕事の中身やサービスの質が低下しないなら、もともと半分は要らなかった。
    と言えなくもない。
    アフターコロナに待ち受けているものは、歴史的に生息している社畜の一掃なのかも知れない。
    「会社に存在していることで給料をもらう」のではなく「何をどうしたか」でその成果物によって給料をもらう。
    年功序列は消えてきたが実力主義がなかなか浸透しなかった日本。
    その意味では節目を迎えているようだ。
     
     
    「名古屋飛ばし」とか言われているのが愛知県。
    大村知事は「法律に基づく緊急事態宣言の対象地域に愛知県も指定いただけるよう、国に要請した」。
    また大村知事は「県としての緊急事態宣言」を発出することについても明言。
    「緊急事態宣言を発出するとともに緊急経済対策もあわせて決定する」という。
    内容については他の7都府県と「足並みをそろえてやっていくことになる」。
    名古屋ってそんなに特殊な場所ではないと思うのだが・・・。
    ちなみに・・・。
    「名古屋飛ばし」とはさまざまなことが名古屋では行われないこと。
    たとえば有名歌手のライブやイベント、有名チェーン店の進出、鉄道の停車などだ。
    「地元住民は慣れているけど、まさか緊急事態宣言まで名古屋飛ばしとは」というツイートも見られる。
     

    (櫻井)


    9日午前の日経平均株価は反落した。午前の終値は前日比84円98銭安の1万9268円26銭だった。
     
    前日の米国株式市場は、新型コロナウイルスの拡大について、感染症の専門家が「来週以降に転換点を迎える」と述べたと伝わり、投資家心理が改善し大幅高となった。この流れを引き継ぎ日経平均株価は小幅高で始まった。
    国内における新型コロナウイルスの感染拡大と経済活動の停滞に対する警戒感は根強い半面、米国など海外の感染拡大がピークを過ぎつつあるとの見方は下支え要因となった。鉄道や食品が下落し、造船や鉱業が上昇した。
     
    ただ、前日まで先物主導の急ピッチの上昇が続いていたため、目先の利益を確定する目的の売りが優勢になった。
    国内で8日に新たに確認された新型コロナの感染者数は500人を超え、過去最多を更新したことも重荷となった。市場では「新型コロナ感染の収束が見え始めた欧米と、これから新規の感染者数が増加していく可能性のある日本との差が意識されている」との声があった。
     
    証券関係者は「9日夜に開かれる石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟国で構成するOPECプラスの会合に投資家の関心が向いている」と指摘。ファーストリテなど主要企業の決算を控えていることもあり、様子見気分が強かった。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆0414億円、売買高は6億1537万株だった。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落した。東証1部の値下がり銘柄数は1255。値上がりは841銘柄、変わらずは72銘柄だった。

     
    業種別株価指数(全33業種)では、陸運業、証券・商品先物取引業、食料品の下落が目立った。上昇は鉱業、海運業、ゴム製品など。
     
    個別では、富士フイルムホールディングスが値を下げ、トヨタ自動車も軟調。NTTドコモが売られ、三井不、デンカも安い。JR西日本など陸運株も下落した。オイシックス・ラ・大地、ビックカメラが大幅安、インターネットイニシアティブも大きく利食われた。
     
    半面、ソフトバンクグループが頑強な値動き国際石開帝石、資生堂も高い。スズキやSUBARU、資生堂、ファナックなどが高い。このほか、メディアカル・データビジョンはストップ高に買われた。
     
     
    東証2部株価指数は前日比68.36ポイント高の5452.97ポイントと4日続伸。
    出来高4653万株。値上がり銘柄数は278、値下がり銘柄数は112となった。
     
    個別では、鉄人化計画が一時ストップ高と値を飛ばした。フォーシーズホールディングスは年初来高値を更新。ビットワングループ、リミックスポイント、日本インシュレーション、木村工機、リバーホールディングスが買われた。
     
    一方、新内外綿、ボーソー油脂、ロブテックス、武蔵野興業、価値開発が売られた。

     
    日経ジャスダック平均株価は続伸し、午前の終値は同28円13銭高の2984円12銭だった。
    前日の米国株式市場は、新型コロナウイルスの拡大について、感染症の専門家が「来週以降に転換点を迎える」と述べたと伝わり、投資家心理が改善し大幅高となった。短期的な値動きに着目する個人投資家が、好材料の出た銘柄や新型コロナの業績への悪影響が相対的に小さいと見込まれる銘柄に買いを入れた。
    ワークマンやテリロジーが上昇した。半面、リプロセルやハーモニック、中京医薬は下落した。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で272億円、売買高は7380万株。
    値上がり銘柄数は431、値下がり銘柄数は151となった。
     
    個別では、新型コロナの対応薬を米エール大学と共同で臨床試験を開始すると8日に発表したメディシノバ・インクがストップ高。テリロジー、大村紙業、ビーマップ、大谷工業、中央化学など6銘柄は一時ストップ高と値を飛ばした。ズームは年初来高値を更新。ながの東急百貨店、ヤマト・インダストリー、パシフィックシステム、栄電子、SEMITECが買われた。
     
    一方、メディカル一光グループ、エイケン工業、ジーエフシーが年初来安値を更新。買取王国、セキチュー、フェスタリアホールディングス、あさくま、テインが売られた。
     


    東証マザーズ指数は前日比15.49ポイント高の662.07ポイントと4日続伸。
    前日の米国株は、新型コロナウイルスの感染拡大ペース鈍化への期待などから急反発した。こうした流れを映してマザーズ市場にも買いが波及している。
    マネフォやメルカリが上昇し、指数を押し上げた。
    オンライン医療相談サービスを無料で提供すると8日に発表したポートは制限値幅の上限まで買われた。
    値上がり銘柄数は263、値下がり銘柄数は52となった。
     
    個別では、ASJ、農業総合研究所、INCLUSIVE、松屋アールアンドディがストップ高。ステムリム、ヴィス、ポート、ミクリードは一時ストップ高と値を飛ばした。サーバーワークス、AI inside、サイバーセキュリティクラウド、NexToneなど5銘柄は年初来高値を更新。GMOメディア、ベストワンドットコム、global bridge HOLDINGS、ハウテレビジョン、PKSHA Technologyが買われた。
     
    一方、ジェイック、MRT、富士山マガジンサービス、ビーアンドピー、フルッタフルッタが売られた。
     
     

    【寄り付き概況】


    9日の日経平均株価は前日比22円76銭高の1万9376円00銭で寄り付いた。
    前日のNYダウ工業株30種平均の急反発や、外為市場での円安傾向を好感した買いに小幅ながら5日続伸して始まった。ただ、その後は売り買いが交錯し、値を消す場面もあった。
     
    外国為替市場で1ドル=108円90銭近辺と円安方向に振れていることもポジティブ材料で、これを受けて東京株式市場でも主力株中心に買い戻しの動きが継続しやすい。
     
    ただ、今週に入ってから日経平均は急ピッチの上昇で、3営業日で1500円以上の上昇をみせていることもあって目先的には戻り一服感も台頭している。米株価指数先物やアジア株市場の動きなどを横目に不安定な動きとなることも考えられる。
     
    個別では、ファナック、ソニー、スクリンが高く、資生堂、ソフトバンクG、パナソニックはしっかり。反面、トヨタ、富士フィルム、デンカがさえない。


    テクニカル的にはSBS(2384)、ワッツ(2735)、クリエイトSD(3148)、帝繊維(3302)、サカイオーベ(3408)、王子(3861)、NRI(4307)、花王(4452)、小野薬(4528)、JCRファ(4552)、第一三共(4568)、大幸薬品(4574)、ファルコ(4671)、オービック(4684)、SBテク(4726)、東計電算(4746)、レーザテック(6920)、TBK(7277)エコス(7520)、山善(8051)、オリムピック(8289)、丸和運輸(9090)、東陽倉(9306)、ドコモ(9437)、太田昭和(9658)が動兆。
     
    人気はプレサンス(3254)、フーバー(3927)、サイバーセキュ(4493)、サンエー(2659)、システム情報(3677)、日リーテック(1938)、Macbee(7095)、ギグワークス(2375)、Cotta(3359)、九州フィ(7180)、ブレインパッド(3655)、長谷川香料(4958)、マニー(7730)、JMHD(3539)、upr(7065)。


    「勝ち組の筈」
     
    NY株式は反発。
    前日とは異なりなだらかな右肩上がりの展開だった。
    トランプ大統領が前日「国内の新型コロナウイルス感染はおそらくピークに近づきつつある」とコメント。
    これを受けて寄りから堅調展開。
    ニューヨーク州のクオモ知事は「新型コロナ抑止に向けたソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)は奏功している」とコメント。
    これも好感された。
    民主党のバーニー・サンダース上院議員が大統領候補指名争いから撤退すると表明。
    これも好材料視され特にヘルスケアセクターが上昇。
    OPECとロシアなど非加盟産油国による減産合意への期待から原油先物が6%超上昇。
    エネルギー株の上昇につながった。
    10年国債利回りは0.770%。
    2年国債利回りは0.256%。
    ドルは上昇。
    株式市場と違って「新型コロナウイルス流行がピークに近いとの期待が薄れた。
    経済への影響が懸念される中、安全資産とされるドルが買われた」という解釈だ。
    ドル円は108円台後半。
    恐怖と欲望指数は26→31に上昇。
     
     
    水曜の日経平均は寄り付き97円高、終値403高と4日続伸。
    約1カ月ぶりに終値で19000円台を回復した。
    4日続伸は今年初。
    今週に入って3日間で1500円超の上昇。
    昨年11月22日→27日以来。
    日足は3日連続の陽線。
    日中値幅は約720円。
    右肩上がりに転じた5日線(18503円)を3日連続で上回った。
    プラスかい離は4.59%。
    東証1部の売買代金は2兆8115億円。
    6日連続の3兆円割れ(47日連続の2兆円超)。
    値上がり1634銘柄(前日1877銘柄)。
    値下がり478銘柄(前日255銘柄)。
    新高値27銘柄(前日19銘柄)。
    新安値2銘柄(前日1銘柄)。
    騰落レシオは86.35(前日77.34)。
    NTレシオは13.58倍。
    サイコロは7勝5敗で58.33%。
    右肩下がりの25日線(18664円)からは3.69%のプラスかい離。
    右肩下がりの75日線は21839円。
    右肩下がりの200日線(21884円)からは11.57%のマイナスかい離。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲8.698%(前日▲6.885%)。
    買い方▲19.775%(前日▲21.047%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り▲13.195%(前日▲14.475%)。
    買い方▲36.740%(前日▲39.011%)。
    空売り比率は43.8%で10日連続の40%超。
    空売り規制なし銘柄の比率8.9%。
    Quick調査の4月3日時点の信用評価損率は▲30.51%(前週▲25.07%)と2週ぶりに悪化。
    3月27日時点の裁定売り残は134億円減の1兆6045億円。
    3週連続の減少。
    当限は213億円減の1兆4693億円。
    翌限以降は79億増の1352億円。
    同裁定買い残は541億円減の6466億円。
    4週ぶりの減少。
    当限は358億円減の5428億円。
    翌限以降は183億円減の1038億円。
    日経HVは58.6、日経VIは42.45。
    日経平均採用銘柄の予想PERは12.82倍。
    3日連続で12倍台。
    EPSは1509円(前日1501円)。
    PBRは0.94倍。
    BPSは20588円。
    225先物採用銘柄の益回りは7.80%。
    ドル建て日経平均は177.85(12月13日が219.64)。
    東証1部単純平均株価は35円高の1858円。
    (2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
    売買単価は1671円(前日1657円)。
    東証1部の時価総額は545兆円。
    シカゴ225先物終値は大証日中比225円高の19145円。
    高値19435円、安値18705円。
    大証夜間取引終値は日中比210円高の19130円。
    気学では「人気に逆行し前後場仕成りを変える日」。
    金曜は「目先のポイントを作る注意日」。
    ボリンジャーのプラス1σが19977円。
    勝手雲の下限は18483円
    上限は19038円で9日ぶりに勝手雲脱出。
    RSIが66.67。
    RCIが53.85。
    昨日のピンクムーンは世界株高につながった格好。
    今年5勝8敗の木曜日はアノマリー的には「下げの日」。
    明日はオプションSQ。
    そして海外は聖金曜日でNY株などが休場。
    OECDは「新型コロナウイルス危機により主要国の経済活動を示す月次の先行指標が過去最大の落ち込みになった」と発表。
    「経済活動の低下にいつ歯止めがかかるのか予見できない。
    先行指標はほとんどの主要国で過去最大の落ち込みになった」。
    現実の景気は甘くない。
    とはいえ・・・。
    4日連続日足陽線、5日続伸に期待したい。
     
    OECDの3月景気先行指数は前月を0.8ポイント下回り98.8。
    下げ幅は過去最大。
    水準は2009年9月以来10年半ぶりの低さ。
    国別では、日本98.4(前月比▲0.5)、米国98.9(▲0.6)、中国98.8(▲0.3)。
     
     
    今年の曜日別勝敗(4月8日まで)

    月曜4勝8敗
    火曜7勝6敗
    水曜8勝6敗
    木曜5勝8敗
    金曜6勝6敗
     
    日経朝刊1面のコラムは「コロナと世界」。
    登場したのはフランスの経済学者ジャック・アタリ氏。
    「世界経済を立て直すための優先事項は、ワクチンと治療薬に極めて多額の資金を充てること」。
    ココは明確だ。
    「歴史上、大きな感染症は権力の変容を生んできた。
    16世紀のペスト発生を機に教会から治安当局に権力が移った」。
    これもコロナ後を考えれば社会の変革という形で登場するに違いない。
    特に日本ではテレワークなどの浸透で「選別・淘汰」が起きてくるに違いない。
    そして・・・。
    「日本は危機対応に必要な要素、すなわち国の結束、知力、技術力、慎重さをすべて持った国だ。
    島国で出入国を管理しやすく、対応も他国に比べると容易だ。
    危機が終わった時に日本は国力を高めているだろう」。
    外から言われると面映ゆい気がしないでもないが・・・。
    しかしそう考えている人は少ないに違いない。
     
    水曜のNYダウは779ドル高の23433ドルと反発。
    高値は23513ドルまであった。
    NASDAQは203ポイント高の8090ポイント。
    S&P500は90ポイント高の2749ポイント。
    ダウ輸送株指数は286ポイント高の8152ポイント。
    SOX指数は3.44%上昇。
    VIX指数は43.11。
    3市場の売買高は115.6億株(過去20日平均は152.5億株)。
    225先物CME円建ては大証日中比225円高の19145円。
    ドル建ては大証比日中比380円高の19300円。
    ドル円は108.81円。
    10年国債利回りは0.770%。
    2年国債利回りは0.256%。
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    ワイヤレスゲート(9419)・・・動兆
     
    ワイヤレスゲートに注目する。
    同社はWiMAXサービスが中核。
    IoT子会社LTE-Xのセキュリティが法人や学校向け拡大。
    セキュリティの学校向けを公立中心に開拓。


    (兜町カタリスト櫻井)


    [概況]

    8日欧米時間の外国為替市場において、米ドル円は108円台後半を中心に同意の薄い展開が続いた。NY時間序盤、米国大統領選挙における民主党の候補者指名争いにおいて、サンダース候補が離脱する見込みであることが報じられ、一時米ドル売りが先行する場面もみられたが大きな動きには繋がらず、108円台半ばでは一服し、その後は水準を戻している。
     
    その他、15日に開催されたFOMCの議事録の発表もあったが、新味に欠ける内容で、こちらも影響は限定的であった。
     
    テクニカル的には、108.80円付近に重なる5日・20日の両移動平均線がサポートとなるかが注目点となる。同線がサポートされれば、再度110.00円の大台を目指す動きが強まることが予想される。


    [提供:カネツFX証券株式会社]


    9日の日経平均株価は、上値の重い展開となりそう。
    日経平均株価の予想レンジは、1万8900円-1万9500円を想定。
    8日のNYダウ工業株30種平均は反発した。前日比779ドル高の2万3433ドルと、3月11日以来約1カ月ぶりの高値で終えた。
    東京市場でも米株高の流れを引き継ぎ、買い先行で始まりそうだ。
    一方、日経平均株価はきのうまで4日続伸し、好地合いの継続が期待されるものの、新型コロナウイルスの新規感染者数がきのう8日に500人を超え、1日あたりの新規感染者数の最高を更新。感染のまん延による企業業績への影響を警戒し、積極的な売買は限られそうだ。
    日経平均は今週に入って1500円以上水準を切り上げており、買い一巡後は利益確定売りも出て上値の重さが目立ちそうだ。市場では1万9200〜1万9500円の間での値動きになるとの声があった。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、8日大阪取引所終値比225円高の1万9145円だった。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の後半(8日終値は108円83-85銭)、ユーロ・円が1ユーロ=119円台の前半(同118円19-23銭)と小動き。
     
    国内では日本工作機械工業会が3月の工作機械受注額(速報値)を公表するほか、ローソン(2651)やセブン&アイ(3382)、良品計画(7453)が20年2月期決算を発表する。ファーストリテイリング(9983)は19年9月〜20年2月期決算と、3月の国内ユニクロ売上高を発表する。海外では米新規失業保険申請件数(週間)や4月の米消費者態度指数(ミシガン大学調べ、速報値)などが公表される。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■トランスジェニック<2342>
    炎症可視化マウスに関する欧州特許査定を取得。
     
    ■メディカル・データ・ビジョン<3902>
    健康情報管理サービス基盤「ポケットカルテ」とオンライン診療の推進で連携強化。健康・医療情報を自ら管理するPHR(パーソナル・ヘルス・レコード)を活用して医療者に患者情報を提供する。
     
    ■ベルシステム24ホールディングス<6183>
    20年2月期の連結税引き前利益は前の期比32.6%増の105億円に拡大し、4期連続増収となった。なお、21年2月期の業績見通しは開示しなかった。
     
    ■ヘリオス テクノ ホールディング<6927>
    子会社フェニックス電機が不織布マスクの生産販売事業を開始。
     
    ■ポート<7047>
    オムロン ヘルスケア、テレメディーズと共同で、オンライン血圧モニタリングと高血圧に関する医療相談サービスの無料提供を開始。
     
    ■ウエルシアホールディングス<3141>
    今期経常は3%増で23期連続最高益、前期配当を4円増額・今期は4円増配へ。
     
    ■MS−Japan<6539>
    20年3月期の人材紹介事業新規登録者数は前期比14.3%増。
     
    ■プロルート丸光<8256>
    業務提携先のNHNグループ傘下でECサイト構築を専門とするNHN godo JAPANとECプラットフォームシステムの開発で業務委託契約を締結。
     
    ■サーラコーポレーション<2734>
    20年11月期第1四半期(19年12月-20年2月)の連結経常利益は前年同期比34.0%増の29.3億円に拡大し、12-5月期(上期)計画の57億円に対する進捗率は51.4%に達し、5年平均の39.9%も上回った。直近3ヵ月の実績である12-2月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の3.7%→4.4%に改善した。
     
    ■フィル・カンパニー <3267>
    東京スター銀行とビジネスマッチング契約を締結。
     
    ■アレンザホールディングス <3546>
    3月既存店売上高は前年同月比5%増。
     
    ■イルグルム <3690>
    3月全社売上高は前年同月比8.3%増。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    9(木)
    【国内】
    3月都心オフィス空室率(11:00)
    3月工作機械受注(15:00)
    5年国債入札
    《決算発表》
    ファーストリテイ、7&I−HD、ローソン、イオンモール、U.S.M.H、島忠、SHIFT、竹内製作、トーセ、ドーン、アルバイトタイ、ライク、ワッツ、大黒天、AFC−HD、ニッケ、東武住販、ほぼ日、エルテス、東京個別、クリーク&リバ、エスクローAJ、ツインバード、スリーエフ、MrMaxHD、大和、オオバ
     
    【海外】
    米3月生産者物価指数(21:30)

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    [株価材料]
     
     
    ■政府 7都府県知事へ休業要請2週間程度の見送りを打診
     
    ■石綿被害歯止めどこまで 全建材で飛散対策義務化へ
     
    ■キリン<2503>
    東大と作製目視サイズの高分子ゲル ヘルスサイエンスに応用
     
    ■DCM<3050>
    純利益4%増 20.2期 PB商品が好調
     
    ■日清紡<3105>
    マスク向けガーゼを生産 シャツ用設備を転用
     
    ■日本調剤<3341>
    初診患者 処方薬も自宅で購入可能に
    ■マネフォ<3994>
    など フィンテック勢 資金繰り対策で中小を支援
     
    ■パナソニック<6752>
    国内工場の一時稼働停止検討
     
    ■キヤノン<7751>
    緊急事態宣言で神奈川県の半導体工場停止
     
    ■武蔵精密<7220>
    外観検査AI 1週間で導入可能
     
    ■ヤマエ久野<8108>
    社長 上場機に全国展開 巣ごもりで需要増
     
    ■三井不動産<8801>
    福岡・中洲のホテル開業を延期
     
    ■住友不動産<8830>
    マンション販売拠点の営業休止
     
    ■JR九州<9142>
    系が賃料減額 福岡の商業施設が一斉休業
     
    ■ミニストップ<9946>
    月4万円の加盟店支援費


    8日のNYダウ工業株30種平均は反発した。前日比779ドル71セント(3.4%)高の2万3433ドル57セントと、3月11日以来約1カ月ぶりの高値で終えた。
     
    新型コロナウイルスの感染拡大が近く峠を越えるとの見方が投資家心理の改善につながった。感染ペース鈍化への期待から、寄り付きから買いが先行。米国で感染者が最多のニューヨーク州では、8日発表された新たな死者数が779人と、1日の増加数としては2日連続で過去最多となった。一方クオモ州知事は、現在のペースで新規入院者が減り続ければ、「(医療)体制は今後2週間で安定するだろう」との見方を示した。
     
    また、急進左派のサンダース上院議員が、米大統領選の民主党候補指名争いからの撤退を表明。同氏の撤退で、11月の大統領選では、中道派のバイデン前副大統領とトランプ大統領が対決する構図が固まった。撤退したサンダース氏は、民間の医療保険を廃止して公的な国民皆保険の導入を訴えていた。それらの政策が導入されるリスクがなくなり、医療保険のユナイテッドヘルス・グループが8%高となり、ダウ平均を押し上げた。
     
    米国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長が8日、新たな入院患者数が減っていることから「(米国の感染は)来週以降に転換点を迎える」と前向きな発言をしたと伝わった。感染者数が最も多いニューヨーク州では8日も1日あたりの死者数が最多となったが、入院数は減少傾向が続いている。
     
    大規模な協調減産の観測が強まり、米原油先物相場が大幅に上昇した。業績悪化への懸念が和らぎ、石油のエクソンモービルやシェブロンが大幅高だった。米長期金利の上昇を受けて、金融のゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースも買われた。
     
    米連邦準備理事会(FRB)は8日午後、3月15日に開いた臨時の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公表した。「雇用の最大化を達成する軌道に乗るまでは、政策金利を据え置く」と、ゼロ金利政策を続ける姿勢を示し、株式への買い安心感につながった面もあった。
     
    セクター別では自動車・自動車部品や不動産、エネルギーが大きく上昇した一方で、電気通信サービスの上昇は小幅にとどまった。
     
    ナスダック総合株価指数も反発し、前日比203.64ポイント高の8090.90と、3月10日以来の高値で終えた。SNS(交流サイト)のフェイスブックやスマートフォンのアップルなどが高い。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    23,433.57+779.71
    S&P500種
    2,749.98+90.57
    ナスダック
    8,090.903+203.643
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,684.30+0.60
    NY原油(ドル/バレル)
    26.30+1.21
    円・ドル
    108.88 - 108.89+0.05

     

    【シカゴ日本株先物概況】

    8日のシカゴ日経平均先物は続伸した。
    6月物は前日比170円高の1万9145円で引け、8日の大取終値を225円上回った。
    新型コロナウイルスの感染拡大がピークに近いとの期待から日経平均先物は米株とともに買われた。米国立アレルギー感染症研究所の所長が8日、「来週以降に転換期が始まる」と述べ、投資家心理が上向いた。急進左派のサンダース上院議員が8日に米大統領選からの撤退を表明したことも支援材料になった。
     
    この日の6月物高値は1万9435円、安値は1万8705円。
     
    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    19145 ( +225 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    19300 ( +380 )
    ( )は大阪取引所終値比



    【欧州株式市場】

     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 5677.73(-26.72)
    8日のFTSE100種総合株価指数は3日ぶりに反落した。前日の終値に比べ26.72ポイント安の5677.73で引けた。
    新型コロナウイルスの感染拡大ペースについて、英国では7日、8日と続けて24時間で過去最多の死者数を更新し、歯止めがかかっていない。全国的な都市封鎖も延長されるとの見方が強く、投資家心理の重しとなった。
    ただ、引けにかけては米国株の上昇を眺めて下げ渋った。指数構成銘柄全体の約半数が下落した
     
    個別銘柄では、保険のRSAインシュアランス・グループとアヴィヴァは8日、2019年の期末配当の支払いを停止する方針だと、それぞれ発表した。金融監督当局が、金融市場の混乱で運用損が発生する場合に備えるよう保険業界に要請したことに応えた。RSAとアヴィヴァの株価はいずれも約5%下落した。他の保険会社も追随するとの見方から保険株が総じて売られ、相場全体を下押しした。産金大手フレスニーヨが5.5%安で下落率トップ。資源大手BHPビリトン(3.8%安)など資源株は総じて軟調だった。
     
    半面、民放大手ITVが7.2%高と締まった。国際商品相場が軟調に推移するなか、豪英BHPビリトンやスイス系グレンコアなど資源株も安かった。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 10332.89(-23.81)
    8日のドイツ株式指数(DAX)は小幅に下落した。終値は前日と比べて23.81ポイント安の10332.89だった。前日は大幅高となり、反動売りが出ているもよう。銀行や運輸セクターの下落が目立っている。
    同日開かれたユーロ圏財務相会合(ユーログループ)は新型コロナウイルスをめぐる経済対策で合意できず中断した。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 4442.75(+4.48)
     
     

04月09日 毎日コラム
【要注意】ポッコリお腹の人
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