会員情報作成
ログイン
【市況一覧】
日経平均株価
38,236.07 -37.98 05/02
TOPIX
2,728.53 -0.87 05/02
マザーズ
642.96 -3.29 05/02
NYダウ平均
38,225.66 +322.37 05/03
ナスダック総合
15,840.96 +235.48 05/03


04月01日 マーケットコメント

04月02日 マーケットコメント

04月03日 マーケットコメント

04月04日 マーケットコメント

04月05日 マーケットコメント

04月06日 マーケットコメント

04月07日 マーケットコメント

04月08日 マーケットコメント

04月09日 マーケットコメント

04月10日 マーケットコメント

04月11日 マーケットコメント

04月12日 マーケットコメント


    週明けの市場は日経平均が大幅反落。終値は前週末比455円安の1万9043円だった。前週末の米国市場はグッドフライデーのため休場。欧州市場も休みで材料不足の中での始まりとなった。東証1部の売買代金は2兆円を大きく下回る薄商いで、買い手不在の中で売りだけが急がれた感は強い。ただ、先週相当戻したにもかかわらず、日本株を積極的に買いづらいということは強く印象付けられた。
     
    日経平均は、先週は週初の6日に大幅高で5日線を上に抜けたことから上昇に勢いがついたが、今週は週初から大幅安で5日線(1万9238円、13日時点)を下に抜けた。先週と逆の展開を回避できるかという点では、明日1万9000円台を維持できるかが大きく注目される。
    日銀頼みの状況である中で、積極的な参加者は期待しづらく、しばらくは中小型株などでの個人主体の個別物色が中心になりそうである。
     
    ■テクニカル・ポイント
     
    21652.31  75日移動平均線
    21505.51  ボリンジャー:+3σ(25日)
    21481.09  均衡表雲上限(週足)
    20884.25  均衡表雲下限(週足)
    20735.60  13週移動平均線
    20487.94  ボリンジャー:+2σ(25日)
    20237.07  均衡表基準線(週足)
    20082.38  均衡表転換線(週足)
    19827.96  ボリンジャー:-1σ(26週)
    19470.37  ボリンジャー:+1σ(25日)
    19127.90  6日移動平均線
     
    19043.40  ★日経平均株価13日終値
     
    18709.70  均衡表基準線(日足)
    18573.29  均衡表転換線(日足)
    18452.80  25日移動平均線
    18189.87  ボリンジャー:-1σ(13週)
    17544.55  ボリンジャー:-2σ(26週)
    17435.23  ボリンジャー:-1σ(25日)
    16552.83   新値三本足陰転値
    16417.66  ボリンジャー:-2σ(25日)
     
     

    [概況]

    13日、東京外国為替市場の米ドル円は一時107.785円まで下落し上値が重い展開となった。12日に石油輸出国機構(OPEC)と非加盟国で構成されるOPECプラスにおいて5月-6月の間、日量970万バレルの減産を行うことで最終合意に至ったことなどが報じられている。

    ただ、合意した減産量は予想された範囲内との見方や、原油相場の安定化に対する懐疑心などから原油価格は伸び悩んでいるようだ。こうした原油や株式相場の動向を受け、米ドル円は上値が重い。

    また、この後は欧州がイースターマンデーにより、祝日であることなどから取引参加者は限定的で動意薄の展開が予想される。現在、米ドル円は107.980円付近で推移。
    テクニカル的には米ドル円は5日移動平均線(108.510円)付近が引き続きレジスタンスと予想する。

    [提供:カネツFX証券株式会社]

    【大引け概況】
    13日の日経平均株価は反落し、前週末比455円10銭安の1万9043円40銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:42 容量:6.26M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    前週末10日の欧米市場は聖金曜日の祝日で休場だったが、日本時間13日の時間外取引で米株価指数先物が下落した影響があった。
    国内で新型コロナウイルスの感染者数の増加に歯止めがかからず、企業活動や消費を長期にわたって押し下げるとの見方が売りを促した。日銀が上場投資信託(ETF)を買い入れなかったとの観測を受けて後場には下げ幅を広げた。
    複数のメディアが中国で新たに確認された感染者数が再び100人を超えたと伝えたのも重荷となった。
     
    この日の株安の大きな要因は、原油安への不安だった。主要産油国は12日、日量1500万バレル以上の減産で合意したが、新型コロナウイルスの流行による経済活動の停滞でエネルギー需要は落ち込んでおり、「投資家は、原油相場を引き締めるには、減産の幅が不十分と判断した」ようだ。
    原油価格が低迷すれば米国のシェールオイル業者が発行した社債が債務不履行に陥って金融市場が混乱する、と心配する市場関係者は多い。株式市場はしばらく、新型コロナの動向とともに原油価格にも神経質になりやすいと思われる。
     
    JPX日経インデックス400は大幅反落。終値は前週末比223.15ポイント(1.74%)安の1万2611.65だった。TOPIXも大幅反落し、24.13ポイント(1.69%)安の1405.91で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で1兆6513億円と2兆円を下回り、1月20日以来3カ月ぶりの低水準だった。売買高は10億5607万株。東証1部の値下がり銘柄数は1740と、全体の8割を占めた。値上がりは380銘柄、変わらずは49銘柄だった。
     
     
    業種別株価指数(33業種)は、海運業、証券・商品先物取引業、鉄鋼、非鉄金属の下落率が大きかった。上昇は鉱業、水産・農林業の2業種。
     
    個別では、ファーストリテイリングが大幅安、東京エレクトロンの下げも目立つ。リクルートホールディングスも安い。オンワードホールディングスも大きく値を下げた。川崎汽や商船三井など海運株の下げが目立ったほか、日本製鉄やJFEの鉄鋼株も大きく売られた。トヨタ自動車が軟調、三菱自やマツダも下げが大きかった。
     
    一方で武田や東洋紡は逆行高となった。イオンやヤマトHDも上昇した。SHIFTが活況高に買われた。シキボウが値幅制限いっぱいに買われたほか、ファイズホールディングスも商いを伴いストップ高、クロスキャットはストップ高に張り付いたまま大引けまで値がつかなかった。このほか低位株では有機薬品工業が物色人気となった。
     
     
    東証2部株価指数は前週末比12.05ポイント安の5482.55ポイントと6日ぶり反落した。出来高8527万株。値上がり銘柄数は200、値下がり銘柄数は224となった。
     
    個別では、鉄人化計画、ロブテックス、セコム上信越、いい生活、キクカワエンタープライズが売られた。
     
    一方、キーウェアソリューションズ、木村工機、ぷらっとホームがストップ高。ツヴァイ、ショクブンなど3銘柄は年初来高値を更新。フュートレック、ミズホメディー、パシフィックネット、野崎印刷紙業、パスが買われた。

     


    日経ジャスダック平均株価は6日続伸した。終値は前週末比17円78銭高い3010円75銭だった。
    国内で新型コロナウイルスの感染は拡大しており、投資家の先行き警戒感は根強い。日経平均株価が下落する一方、新興市場ではオンライン医療、テレワーク、バイオ関連など新型コロナが業績の追い風になると受け止められた銘柄に個人投資家などの思惑買いが集まった。
    市場関係者は「3月の急落局面で投げ売りされた銘柄に買い戻し入っている」と指摘していた。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で353億円、売買高は9095万株だった。
    値上がり銘柄数は308、値下がり銘柄数は286となった。
     
    個別では、マックスバリュ九州、フジタコーポレーション、コスモ・バイオ、メディシノバ・インク、大日光・エンジニアリングなど8銘柄がストップ高。ヤマザキ、OSGコーポレーション、SIホールディングス、ダイヤ通商、フューチャーベンチャーキャピタルは一時ストップ高と値を飛ばした。ジェーシー・コムサ、アビックスは年初来高値を更新。文教堂グループホールディングス、第一商品、ネクストウェア、中央化学、岡藤ホールディングスが買われた。
     
    一方、アルファ、中野冷機が年初来安値を更新。IGポート、サン電子、テーオーホールディングス、ETSホールディングス、ソフィアホールディングスが売られた。
     


    東証マザーズ指数は反発した。終値は前週末比6.61ポイント高い676.62だった。
    国内景気や企業業績に対する先行き懸念が根強いなか、日経平均が急反落するなか、出遅れ感などから買い戻しの動きが続いた。また、現物市場ではオンライン診療やテレワーク関連銘柄などを中心に値を上げる銘柄が増加した。堅調な推移となったが、後場に入って東証1部市場が一段安となったことで、新興市場も上げ幅を縮小させた。
    メドレックス、窪田製薬HD、サンバイオなどバイオ関連が大幅高。メドレー、チャットWも上昇した。サイバーセキなど直近の新規株式公開(IPO)銘柄の上昇も引き続き目立っていた。
    値上がり銘柄数は154、値下がり銘柄数は162となった。
     
    個別では、ベガコーポレーション、ディジタルメディアプロフェッショナル、JIG-SAW、メドレックス、窪田製薬ホールディングスなど8銘柄がストップ高。ステムリム、SERIOホールディングス、アディッシュ、関通は一時ストップ高と値を飛ばした。Chatwork、メドレー、サイバーセキュリティクラウドなど6銘柄は年初来高値を更新。松屋アールアンドディ、バルテス、サンバイオ、エーアイ、リビン・テクノロジーズが買われた。
     
    一方、コンヴァノが年初来安値を更新。メディア工房、スポーツフィールド、旅工房、ベストワンドットコム、クックビズが売られた。
     

    「ぜんざい公社」

    司馬遼太郎氏の名品「燃えよ剣」に登場していた一場面。

    剣術の教授法は、この幕末、未曽有の進歩を遂げた。
    ことに千葉周作などは、きわめてすぐれた分析的な頭脳を持っていた。
    古流の剣術にありがちな神秘的表現を一切やめた力学的な合理性の面から諸流儀を検討して不要のものを取り除いた。
    教えるための言葉も誇大不可思議な用語をやめ、誰でもわかる論理的な言葉を使った。
    が、近藤勇の天然理心流は違う。
    これは「気組」である。
    気合と合理性。
    結局勝者になったのは気合ではなく合理的分析だった。
    ここ数年の株式市場も同様。
    訳のわからない秘伝や罫線などから合理的分析に移行しわかりやすくなったのは事実。
    しかし、AIまで行ってしまってまた理解不能になってきた。
    まさか「気」が復活するとは思えないが・・・。

    株式市場で一世を風靡した「寿司処錦湧兆」を彷彿とさせるような作品だった。

    久しぶりに大阪から東京へ出て来た紳士。
    高層ビル街を歩いていると、その一画に「ぜんざい公社」の看板。
    「東京のぜんざいはどんな味だろう」とビルに入ると、受付で二人が暇そうにべちゃべちゃ話している。
    「ぜんざい、食べたいんやけど」
    「6階の6番窓口へ行ってください」
    ところがエレベーターに乗ろうとすると動いていない。
    「エレベーター動いてないがな」
    「経費削減、電力節約、国民健康増進歩け歩け運動のため運転を停止しています」
    「あんたら毎日、大変やろ」
    「職員専用が裏にあります。
    乗るには職員身分証明書の提示が必要ですけど」。
    仕方なくトコトコと6階の窓口へ・・・。
    「ぜんざい食べたいんやけど」
    「この申込書に記入してください。
    ・・・ちょっと待って、あなた東京にお住まいですか?」
    「いや、大阪から来たんや」
    「それでしたら、こちらの遠隔地者用申込書にお願いします」
    「何が違うねん」
    「ぜんざい食べて何か問題が起こった時に面倒なことにならないように東京以外の方は規約が細かくなっています」
    「何が面倒なことや。
    こっちの書類の方がよっぽど面倒やがな。
    住所・氏名・生年月日・学歴・特技・賞罰 ・・・。
    これ履歴書やがな。
    保証人?
    ぜんざい食うのに何やこれ?」
    「付き添いがいない方には保証人が必要ですが、まあ、今回は大目に見ておきましょう。
    本人の氏名欄に捺印してください」
    「印鑑なんて持ち歩いておらんがな」
    「それでは身分証明書か運転免許証、健康保険証が必要です」
    「免許証はあるがな。
    ぜんざい食うのに免許証がいるとは恐れ入るこっちゃ」
    「それでは銀行で証紙300円買って来てください」
    「銀行はどこやねん」
    「1階です」。
    6階→1階→6階。
    「買うて来たで」
    「ぜんざいは餅入りにしますか」
    「餅入りに決まっておるやろ」
    「それなら8階の診療所で健康診断を受けてください。
    餅をのどに詰まらせる人が最近多発しておりますので。
    診てもらって『ぜんざい飲食許可証』をもらって来てください。
    健康保険証をお持ちでないと実費を徴収されますが、その点ご了承を・・・」。
    6階→8階の診療所へ。
    勤務時間中なのになぜかビルの職員ばかりで混みあっていてだいぶ待たされた。
    「今までにぜんざいを食べたことありますか」
    「大阪でしょちゅう食ってるがな」
    「食べてアレルギー症状が出たとか、餅がのどに詰まったことは?」
    「そんなこと一度もあらへん」
    「それなら喉のレントゲンは省略しましょう」
    やっと許可証を出してもらい、診療費なんか払えるかと大橋さん再び6階の窓口へ。
    だが、窓口には「ただいま昼食休憩時間」でまた待たされる。
    やっと窓口が開いて、許可証を見せると、
    「ぜんざい飲食許可証交付手数料300円を銀行に納めて来てください」。
    ぐっとこらえて6階→1階→6階のウオーキング。
    「これで手続きは完了ですが、餅は焼きますか生で入れますか」
    「焼くにきまってんだろ」
    「焼き方はどうします。Aはこんがり狐色、Bは中に芯がある生焼け、Cは炭のように真っ黒こげ」
    「Aしかないだろ。炭の餅なんか食うやつおらへんで
    「当社では『お客様には丁寧で細かい心配り』をモットーにしておりますので」
    「どこが丁寧で細かいのや。ただの嫌がらせやがな」
    「餅を焼くので地下の消防事務所で火器使用許可書をもらって来てください」。
    ここまで来たら絶対にぜんざいを食うまでは大阪には帰れないとぐっと我慢。
    6階→地下→6階の苦行に耐え忍んで許可証を窓口に見せると、
    「おめでとうございます。これで晴れてぜんざいがお召し上がりになります。
    その前にぜんざい代金2000円を銀行で納めてください」
    「2000円。そんな高いぜんざい食えるか!もうええわ」
    「もう、契約は成立しておりますので契約解除の違約金が発生することになりますが、それでもよろしければ」
    「払うよ、払うよ」
    また6階→1階→6階。
    「ぜんざい食うとこ何処やねん」
    「上野の西郷さんの近くの公社別館です。
    この食券を必ず渡してください」。
    食券を握りしめて上野の別館へやっとたどり着くとガラガラ。
    でもテーブルの上に置いた食券を誰も取りに来ない。
    「おい、ちょっとねえちゃん」と呼ぶと、
    「国家公務員の事務官さんとおっしゃい! 官僚です」。
    やっと運ばれてきたぜんざいを口に流し込んで一息ついて、こんどはゆっくりと味わおうとしたが、全然甘くない。
    「よお、国家公務員のねえちゃん。何だいこりゃ、全然甘くない汁やがな」
    「甘い汁はとうに我々公社が吸わせて貰いました」。


    (櫻井)。


    13日の日経平均株価は反落した。午前の終値は前週末比148円76銭安の1万9349円74銭だった。
    前週末の主要海外市場が休場で手掛かり難となるなか、前週1週間で1600円超上昇したことで一服感が出て、利益確定売りが先行した。日本国内での新型コロナウイルス感染拡大に加え、主要産油国が合意した原油の減産規模が期待を下回り、原油価格下落による金融市場混乱への警戒感が出た。下げ幅は一時300円に迫った。
     
    チャート分析上の5日移動平均(13日前引け時点、1万9299円)を割り込む水準まで下げると、押し目買いが入った。日銀の上場投資信託(ETF)買い入れを期待した買いも相場を下支えした。
     
    ただ、前場の東証1部の売買代金は少なく、ことさら売り圧力が強まった雰囲気もなかった。前週末10日は聖金曜日(グッドフライデー)で欧米市場は休場。13日も欧州市場は休みで、東京株式市場は海外投資家不在の状況。売買に厚みがないため、小口の売りでも下げ幅が広がりやすかったと言えそうだ。
     
    市場からは「結構戻した割には、それほど下げている訳ではない。新型コロナ関連の悪い話は相当織り込んだとみられ、とんでもない悪材料が出ない限り、落ち着き所を探す場面ではないか。タイミング的には米企業決算に対する反応を学習する段階に入る」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落した。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で7495億円、売買高は4億7622万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1444と、全体の約67%を占めた。値上がりは626銘柄、変わらずは98銘柄だった。
     
     
    業種別株価指数(33業種)は、鉄鋼、海運業、非鉄金属、建設業などが下落した。上昇は鉱業、医薬品など。
     
    個別ではファーストリテイリングが安く、東京エレクトロンも軟調。カシオやシチズン、エプソン、ソニーも値を下げた。JFEや神戸鋼の鉄鋼株、郵船や商船三井の海運株も下げが目立った。パイプドホールディングスは急落した。
    半面、前週末に決算を発表した安川電は逆行高武田薬品工業が上昇、島津製作所買い優勢。SHIFTが大幅高に買われた。イオンやセブン&アイも高い。シキボウはストップ高となった。
     
     
    東証2部株価指数は前週末比14.14ポイント高の5508.74ポイントと6日続伸した。
    出来高5143万株。値上がり銘柄数は210、値下がり銘柄数は172となった。
     
    個別では、キーウェアソリューションズ、木村工機がストップ高。ショクブンなど2銘柄は年初来高値を更新。ぷらっとホーム、ミズホメディー、パシフィックネット、アイケイ、フュートレックが買われた。
     
    一方、鉄人化計画、ロブテックス、フォーバルテレコム、ピーエイ、リミックスポイントが売られた。
     


    日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比28円55銭高い3021円52銭となった。国内で新型コロナウイルス感染が拡大し投資家の先行き懸念が根強いなか日経平均株価は軟調に推移しており、新興市場ではオンライン診療やテレワーク関連などのテーマ株に個人投資家の買いが集まった。
    コスモ・バイオは、新型コロナウイルスのテストキットや研究用抗体、コロナウイルス検出用プローブ取り扱いなどで思惑買いを呼んでいる。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で190億円、売買高は5207万株。
    値上がり銘柄数は348、値下がり銘柄数は207となった。
     
    個別では、フジタコーポレーション、コスモ・バイオ、大日光・エンジニアリング、フューチャーベンチャーキャピタルがストップ高。ヤマザキ、SIホールディングス、ダイヤ通商、文教堂グループホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。ジェーシー・コムサ、アビックスは年初来高値を更新。ネクストウェア、OSGコーポレーション、第一商品、ミアヘルサ、ソレキアが買われた。
     
    一方、アルファ、中野冷機が年初来安値を更新。IGポート、平山ホールディングス、ANAP、ぱど、エヌ・シー・エヌが売られた。
     
     


    東証マザーズ指数は前週末比10.55ポイント高の680.56ポイントと反発した。
    前週末の欧米市場は、聖金曜日で休場だったほか、為替市場でも1ドル=108円台前半で大きな動きがないことなどから、明確な方向感は出にくいなか、前週のマザーズ市場では、直近IPO銘柄にストップ高を演じる銘柄が増えるなど、個人投資家のセンチメントは改善しつつある。オンライン診療のメドレー、メドレックス、サイバーセキが上昇。サイバダインも高い。
    値上がり銘柄数は194、値下がり銘柄数は113となった。
     
    個別では、ベガコーポレーション、メドレックス、NexTone、松屋アールアンドディ、ビーアンドピーがストップ高。窪田製薬ホールディングス、ステムリム、SERIOホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。Chatwork、メドレー、サイバーセキュリティクラウド、関通など6銘柄は年初来高値を更新。バルテス、エーアイ、トビラシステムズ、インフォネット、アディッシュが買われた。
     
    一方、コンヴァノが年初来安値を更新。メディア工房、ベストワンドットコム、旅工房、ピアズ、クックビズが売られた。
     

    [概況]
     
    週末、外国為替市場においてドル円は、欧米市場が休場のため、手掛かり難から108.40円前後の小幅な値動きとなり108.425円で終了した。
     
    今週のドル円は、コロナウイルス感染問題が収束に向かうことができるのか注目され、変動幅がやや大きくなっている株価指数に連動する形で高下しそうだ。各国から発表されている経済指標は軒並み悪化しているが、既に折り込みが進んでいるため決め手材料にはなっていない。
    各国政府によるさらなる経済支援策へ市場の期待は根強く、内容次第で失望感が意識される可能性については留意が必要だろう。
    チャートにおいては、日足線の5日移動平均線が下向きに変化していることから4月1日につけた106.910円を目指す展開を予想する。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

    【寄り付き概況】

    13日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前週末比186円46銭安の1万9312円04銭。国
     
    前週末の欧米株市場が休場だったことで手掛かり材料難となるなか、前週に日経平均は週間ベースで1700円近い上昇をみせていたこともあって、目先筋の売りが優勢となっている。
    新型コロナウイルスの感染拡大に伴う企業業績への影響が懸念されるなか、積極的に買い向かう動きも限られるが、全体指数が下押す局面では日銀のETF買いなどに対する期待感が下値リスクを緩和しそうだ。取引時間中は中国・上海株の動向などアジア株や為替の動向などを横目に不安定な動きも予想される。
     
    東京外国為替市場では、円が1ドル=108円台前半(前週末終値は108円38−42銭)、1ユーロ=118円台前半(同118円55−59銭)で取引されている。

    テクニカル的にはNESIC(1973)、オエノン(2533)、メディアス(3154)、USMH(3222)、JM(3539)、レンゴー(3941)、キョーリン(4569)、ヤマシン(6240)、ホソカワミク(6277)、エレコム(6750)、電子材料(6855)、トーカイ(9729)、JK(9896)が動兆。
     
    人気はショクブン(9969)、HPC(6597)、島津(7701)、メドレー(4480)、リバー(5690)、アイスタディ(2345)、アゼアス(3161)、ITBook(1447)、global br(6557)、竹内製(6432)、ブリッジ(7039)、ロコンド(3558)、ライドオン(6082)、Link−U(4446)。


     




    「フェイク」
     
     
    NYの週末はグッドフライデーの3連休で休場。
     
    週間ベースではNYダウは12.7%高、NASDAQは10.6%高、S&P500は12.1%高。
    それぞれ2週ぶり反発。
    英FTSE、独DAX、仏CAC40株価指数はそれぞれ2週ぶり反発。
     
    金曜の日経平均は寄り付き155円高、終値152円高と反発。
    前場は小安く後場プラ展で19000円台キープ。
    SQ値19577円48銭上抜けず「幻」のまま。
    日中値幅は265円と狭いレンジ。
    2円違いの「寄り引け同値線」ながら日足は2日連続の陰線。
    週足は2週間ぶりの陽線。
    週間では1678円上昇し前週の下落分(1569円)を埋めた。
    東証1部の売買代金は2兆1946億円。
    8日連続の3兆円割れ(49日連続の2兆円超)。
    SQ日だが海外投資家の参加者が少なく薄商い。
    2月21日(2兆973億円)以来の低水準となった。
    値上がり1511銘柄(前日1098銘柄)。
    値下がり608銘柄(前日1007銘柄)。
    新高値18銘柄(前日21銘柄)。
    新安値0銘柄(前日0銘柄)。
    2日連続で新安値はゼロ。
    騰落レシオは90.65(前日88.18)。
    NTレシオは13.63倍。
    サイコロは6勝6敗で50.00%。
    右肩下がりの25日線(18521円)からは5.28%のプラスかい離。
    第一次限界水準。
    右肩下がりの75日線は21717円。
    右肩下がりの200日線(21868円)からは10.84%のマイナスかい離。
    右肩上がりの5日線(19144円)からは1.85%のプラスかい離。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲9.204%(前日▲8.629%)。
    買い方▲18.276%(前日▲18.869%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り▲14.417%(前日▲13.901%)。
    買い方▲34.303%(前日▲34.624%)。
    空売り比率は46.97%(12日連続40%超)。
    空売り規制なしの比率は9.2%。
    日経HVは55.8、日経VIは41.18。
    日経平均採用銘柄の予想PERは12.89倍。
    4日連続で12倍台。
    EPSは1512円(前日1518円)。
    PBRは0.94倍。
    BPSは20743円。
    225先物採用銘柄の益回りは7.76%。
    ドル建て日経平均は179.84(12月13日が219.64)。
    東証1部単純平均株価は19円高の1876円。
    (2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
    売買単価は1601円(前日1680円)。
    東証1部の時価総額は546兆円。
    大証夜間取引終値は日中比10円安の19320円。
    気学では「吹き値売り方針の日」。
    火曜は「逆行性強く、前後場足取りを変える」。
    水曜は「前日の総名にお反して動く」。
    木曜は「安値にある時は買い方針良し」。
    金曜は「後場高の日。悪目買戻し、逆の時は見送るべし」。
    ボリンジャーのプラス1σが19629円。
    勝手雲の上限は18879円で3日連続勝手雲の上。
    勝手雲は4月16日に白くねじれている。
    RSIが67.33。
    RCIが50.55。
    3月25日高値19564円にさらに手が届く位置。
    暫定SQ値は19577円48銭は「幻」。
    この2つの奪還がとりあえずの目標だ。
    25日線から5%超のプラスかい離は見えないフリをしたい局面。
     
    週間ベースで日経平均株価は9.4%高、TOPIXは7.9%高。
    東証マザーズ指数は12.9%高、日経ジャスダック平均は5.6%高。
    東証2部指数は8.1%高、東証REIT指数は7.7%高。
    それぞれ2週ぶり反発。
     
     
    今年の曜日別勝敗(4月10日まで)

    月曜4勝8敗
    火曜7勝6敗
    水曜8勝6敗
    木曜5勝9敗
    金曜7勝6敗
     
    先月末くらいから流れていた英国中心の都市伝説は5Gとコロナウィルスの関係。
    フェイクニュースの根拠は「5Gが普及している場所は感染拡大している」。
    そして「5Gが人々の免疫システムを抑え込む」。
    「5Gの電波を通してウイルスが拡散している」などなど。
    5Gが通用するエリア=人口密集地、人の集まる場所。
    感染スピードが早いのは必然なのだが、何となく「そうかな」と思われがちはフェイクだ。
    「日本で感染が欧米よりは拡大しないのは5Gが遅れていたから」という妙な納得感も否定はできなかった。
    とはいえ・・・・。
    英国では携帯電話用の電波塔で放火とみられる不審火が相次いた。
    英政府は4日に5Gと感染拡大の因果関係を否定。
    通信インフラ破壊が救急・医療活動に支障を来すと警告した。
    ゴーブ内閣府担当相は記者会見で「うわさについてばかげている」と一蹴。
    医療・保健当局幹部のポウィス氏も「最悪のフェイクニュースだ」と強く非難した。
    そして先週末はWTOがコメント。
    「携帯電話のネットワークである5G方式は、新型コロナウイルス感染症を広めません」。
    「ウイルスは、電波やモバイルネットワーク上で移動できません。
    COVID−19は5Gモバイルネットワークがない多くの国で感染が広がっています」。
    フェイクも英国政府やWTOまでが登場するとなると大掛かりなものだ。
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    相模ゴム(5194)・・・動兆
     
    相模ゴムに注目する。
    同社はコンドーム大手。
    マレーシアで生産。
    輸出は中国、東南ア等。
    事務用、食品包装用フィルムも取り扱う。
    主力のコンドームは品不足感。
    フィルムは野菜向け需要復調。
    リバウンド基調。
     

    (兜町カタリスト櫻井)

    13日の日経平均株価はもみ合い展開か。
    日経平均株価の予想レンジは1万9300円-1万9700円。
    前週に大幅高となったことで利益確定売りが優勢となる可能性が高いだろう。
    国内での新型コロナウイルスの感染拡大は止まらず、企業業績に対する懸念は一段と強まっている。
    ただ、下値には日銀によるETF(上場投資信託)買いが見込まれることから、下げ渋る動きが期待される。為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の半ば(前週末10日終値は108円38−42銭)、ユーロ・円が1ユーロ=118円台の半ば(同118円55−59銭)と小動き。大阪取引所のナイトセッションは、前週末10日の終値比10円高の1万9320円だった。
    市場からは5日移動平均(10日時点で1万9144円)近辺まで下落余地があるとの見方があった。
     
    前週末10日の米株式市場は、聖金曜日に伴う休場だった。

    日程面では、きょうは3月のマネーストック、3月の投信概況など。高島屋(8233)、ファミマ(8028)が20年2月期決算を発表する。香港、英、独、豪州などの株式市場は休場となる。


     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■シキボウ <3109>
    抗ウイルス加工「フルテクト」を施した繊維素材がコロナウイルスに対して抗ウイルス効果があるとの試験結果を得た。
     
    ■黒谷<3168>
    上期経常は黒字浮上で上振れ着地・通期計画を超過。
     
    ■ディジタルメディアプロフェッショナル<3652>
    前期経常を一転2.4倍増益に上方修正。
     
    ■エーアイ<4388>
    前期経常を24%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1円増額。
     
    ■トビラシステムズ<4441>
    東証が27日付で東証1部に市場変更する。
     
    ■木村工機<6231>
    前期経常を一転25%増益に上方修正・最高益更新へ。東大阪市に新工場建設用地を取得。投資金額は約14億円。
     
    ■ローツェ<6323>
    今期経常は10%増で3期連続最高益更新へ。
     
    ■文教堂グループホールディングス<9978>
    上期経常を一転黒字に上方修正。
     
    ■エストラスト<3280>
    今期経常は55%増益へ。
     
    ■ホギメディカル<3593>
    今期経常は18%増益、2円増配へ。
     
    ■チームスピリット<4397>
    上期経常が41%増益で着地・12-2月期も4%増益。
     
    ■セラク <6199>
    上期経常を2.1倍上方修正・4期ぶり最高益更新へ。
     
    ■SERIOホールディングス<6567>
    6-2月期(3Q累計)経常が55%増益で着地・12-2月期も2.1倍増益。
     
    ■ケーヨー<8168>
    今期経常は97%増益へ。
     
    ■USEN−NEXT HOLDINGS<9418>
    上期経常が51%増益で着地・12-2月期も27%増益。
     
    ■プレナス<9945>
    前期経常は5.1倍増益で着地・12-2月期(4Q)経常は黒字浮上、今期業績は非開示。
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    13(月)
    【国内】
    3月マネーストック(8:50)
    《決算発表》
    ファミリーマート、コスモス薬品、イズミ、高島屋、Sansan、コーナン商事、フジ、歌舞伎、日本国土、ハローズ、ウエストHD、サムティ、ヨンドシーHD、ラクトJPN、三栄建築、トランザクショ、進和、アレンザHD、モリト、AIT、佐鳥電機、ヒトコムHD、サインポスト、中本パクス、イージェイHD、MORESCO、AVANTIA、リベレステ、前沢工、東名、農総研、ファーマライズ、エヌピーシー、ナルミヤ、津田駒、ジェーソン、識学、ヴィッツ、スタジオアタオ、ニューテック、インターライフ、プロパスト、昴、グランド、デザインワン、文教堂HD、フェスタリアHD
     
    【海外】
    休場:英国、香港(イースターマンデー)


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [株価材料]
     
     
    ■大企業にも資金難懸念 3割減収 半年で4社に1社枯渇
     
    ■橋の1割修繕必要 災害時の輸送路老朽化 23年度までに
     
    ■パソコン供給追いつかず 在宅勤務で需要増 中国に生産偏り
     
    ■段ボール古紙さらに下落 1年で半値 14年ぶり水準
     
    ■デンカ<4061.T>
    新規フィラー 5Gで採用
     
    ■リクルートHD<6098.T>
    4500億円融資枠要請 派遣先に補償要望も
     
    ■アルバック<6728.T>
    次世代電池に使う金属電極の量産技術開発
     
    ■ソニー<6758.T>
    融資枠2割増 外貨建て3000億円
     
    ■オリンパス<7733.T>
    使い捨て型内視鏡参入 「21年めどに」
     
    ■任天堂<7974.T>
    スイッチ 中古が新品より5割高に
     
    ■オンワードHD<8016.T>
    700店閉店 今期国内外で
     

04月13日 毎日コラム
40〜50代の女性に注意!更年期障害
・・・続き



戻る
 
サイトTOPへ

株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。

(C)ilogos / Eimei.tv