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【市況一覧】
日経平均株価
39,596.29 -144.15 03/19
TOPIX
2,728.30 +6.31 03/19
マザーズ
740.57 +0.12 03/19
NYダウ平均
38,790.43 +75.66 03/19
ナスダック総合
16,103.45 +130.27 03/19


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01月07日 マーケットコメント


    [概況]

    8日の東京外国為替市場は、米ドル円が109円台を何度かトライしたが、明確に上抜けることはできなかった。

    米ドル円は序盤こそ108円台半ばでもみ合うも、中盤では買いが優勢で109.00円を上抜ける。

    そしてこれ以降、米ドル円は109円を上抜けると売られ、売られれば買われて再び109.00円を試すといった動きを繰り返す。

    この動きから言えることは、米ドル円の基調は強いものの、節目109.00円を抵抗帯とみている参加者が多いため、同水準を明確に上抜けるには新たな材料が必要だということか。

    この後は、目立った経済指標の発表がないため、109.00円での攻防はしばらく続きそうか。

    [提供:カネツFX証券株式会社]

    8日の日経平均株価は続伸。
    北朝鮮の金正恩委員長が訪中し、習近平国家主席と4回目の首脳会談を行うと伝えられた。このタイミングでの首脳会談により、米中通商協議での貿易摩擦の解消に向けた歩み寄りの動きとも捉えられ、通商合意に楽観的な見方が広がり堅調推移となった。
    また、サウジが原油輸出を絞るとの観測から原油相場(WTI)が6日連続で上昇。これも買い材料となっている
    日経平均株価は、寄り付き後上げ幅を縮める展開となったが、2万円を割り込まずに底堅さが意識されており、後場に入り再び強含む展開もみられた。
     
    日経平均は終日2万円台で推移し短期的ながらも底打ち感が広がっている。
    本日は円相場が1ドル=109円台をつけるなど為替市場にも落ち着きが戻っており、マーケット全体のリスクオフの動きはひとまず一巡してきたようだ。
    110円あたりまで戻してくれば外需を中心に買い戻しが加速する可能性もあるだけに、為替動向は注目しておきたい。
     
    また、このまま市場の期待通り米中貿易摩擦が決着すれば本当の底入れの可能性も出てこようが、それが確認できるのはまだ先のこと。目先は2万円〜2万500円のレンジでもみ合う展開が予想される。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(8日現在)
     
    22105.01  26週移動平均線
    22085.18  75日移動平均線
    22029.85  ボリンジャー:+1σ(25日)
    21723.60  均衡表雲下限(日足)
    21698.33  均衡表基準線(週足)
    21684.43  均衡表雲下限(週足)
    21299.15  13週移動平均線
    21048.46  25日移動平均線
    20987.92  新値三本足陽転値
    20968.34  ボリンジャー:-1σ(26週)
    20823.69  均衡表基準線(日足)
    20823.69  均衡表転換線(週足)
    20338.28  ボリンジャー:-1σ(13週)
     
    20204.04  ★日経平均株価8日終値
     
    20067.08  ボリンジャー:-1σ(25日)
    19894.96  均衡表転換線(日足)
    19870.74  6日移動平均線
    19831.67  ボリンジャー:-2σ(26週)
    19377.41  ボリンジャー:-2σ(13週)
    19085.69  ボリンジャー:-2σ(25日)
    18694.99  ボリンジャー:-3σ(26週)
    18416.54  ボリンジャー:-3σ(13週)
    18104.30  ボリンジャー:-3σ(25日)
     
     
     
     

    【大引け概況】
    8日の日経平均株価は続伸し、前日比165円07銭高の2万0204円04銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:35 容量:13.67M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    昨年12月20日以来ほぼ3週ぶりの高値となる。
     
    前日の米国株高や1ドル=108円台後半の円安・ドル高を好感し、輸出企業の採算悪化懸念の後退につながり、買いが先行して取引が始まった。
    株価指数先物などに買いを誘った。ソフトバンクグループ(SBG)など値がさ主力株の上昇が主導した。
     
    当面の利益を確保する売りで上値が重くなる場面もあったが、午後には再び買いが強まり、日経平均株価の上昇幅が前日比で一時300円を超えた。
    一巡後は戻り売りに抑えられ、大引けにかけて伸び悩み商状となった。

    市場では「短期売買を得意とする海外の投資ファンドが強気に転じた可能性がある」との見方が出ていた。
     
     JPX日経インデックス400は続伸し終値は前日比43.60ポイント高の1万3454.88。東証株価指数(TOPIX)も続伸し5.90ポイント高の1518.43で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆6752億円。売買高は15億5257万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1304と、全体の6割強を占めた。値下がりは761、変わらずは63だった。
     
    業種別株価指数(全33業種)は輸送用機器、情報・通信業、銀行業などが上昇し、化学、小売業、空運業は下落した。
     
    個別で上昇が目立ったのはソフトバンクグループ(SBG)。6%上昇し日経平均を46円押し上げた。7日の米市場で成長期待の高いハイテク株が買われた流れでSBGにも見直し買いが入った。シェアオフィス運営の米ウィーワークへの出資計画を縮小するとの報道についても「投資資金をより有望な分野へ振り向けられる」と前向きな受け止めがあった。SBGの国内通信子会社ソフトバンク(SB)は6日続伸で終えた。

    他では、アイルランド製薬大手シャイアーの買収を完了したと発表した武田が上昇した。ファナック、ダイキン、KDDI、オリンパス、日産自も買われた。
    田淵電機が物色人気となったほか、東海カーボンも上昇した。オリンパスが大きく上値を伸ばし、コジマ、サンデンホールディングスなども高い。
     
    一方、ファストリが小幅下落。10日の決算発表を前に持ち高整理の売りが出やすかった。資生堂や花王、三越伊勢丹などインバウンド関連や、キッコマン、セブン&アイなど昨年末の相場急落局面でも値持ちの良かった銘柄が売られた。
    日本電産が下落、JR東日本、JR東海の下げも目立つ。ウエルシアホールディングスが急落、リソー教育、関西ペイントも大幅安。ユニ・チャームも軟調だった。

    東証2部株価指数は前日比47.73ポイント高の6432.00ポイントと続伸した。
    出来高5520万株。値上がり銘柄数は325、値下がり銘柄数は115となった。
     
    個別では、デュアルタップ、ダイヤモンドエレクトリックホールディングス、東京ボード工業、カワセコンピュータサプライがストップ高。エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマートなど2銘柄は昨年来高値を更新。ウイルコホールディングス、光陽社、富士ソフトサービスビューロ、バイク王&カンパニー、インスペックが買われた。
     
    一方、キクカワエンタープライズ、ノザワ、ビットワングループ、コメ兵、ウェルス・マネジメントがり売られた。
     

    日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比7円18銭高い3278円34銭だった。
    昨年12月19日以来の高値水準だった。米中貿易摩擦が和らぐとの期待感から前日の米株式相場やきょうの日本の主力株が上昇した。
    外部環境の影響を受けにくい中小型株には個人投資家の物色が向かっているようだ。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で484億円、売買高は9229万株だった。値上がり銘柄数は457、値下がり銘柄数は185となった。
     
    個別では、シーズメン、AKIBAホールディングスがストップ高。アイレックスは一時ストップ高と値を飛ばした。ウェッジホールディングス、JALCOホールディングス、ABホテル<、ピクセルカンパニーズ、ユークスが買われた。
     
    一方、ミヤコ、NKKスイッチズが昨年来安値を更新。芝浦電子、タカギセイコー、ヒューマンホールディングス、アール・エス・シー、創健社が売られた。


    東証マザーズ指数も続伸した。終値は前日比28.02ポイント高い887.50で、昨年12月17日以来の水準に上昇した。
    7日のNYダウが続伸し、為替市場でも1ドル108円台後半と円安が進んだため、良好な外部環境を背景にマザーズ市場にも朝方から買いが先行した。また、前日に引き続き材料のあったバイオ関連株への旺盛な物色が継続したことも個人投資家のマインド改善につながり、日中取引終了にかけて上げ幅を拡大した。
    医薬品株や直近で上場した株など成長期待の高い銘柄が買いを集め、指数を押し上げた。
     
    値上がり銘柄数は196、値下がり銘柄数は73となった。
     
    個別では、イオレ、ソフトマックス、VALUENEX、そーせいグループ、ジーニーなど6銘柄がストップ高。霞ヶ関キャピタル、Amazia、イード、キャリア、テクノスデータサイエンス・エンジニアリングなど6銘柄は一時ストップ高と値を飛ばした。ロジザード、自律制御システム研究所、旅工房、AmidAホールディングスなど5銘柄は昨年来高値を更新。ベストワンドットコム、サンバイオ、はてな、GMO TECH、データセクションが買われた。

    一方、シルバーライフがストップ安。ジェネレーションパス、農業総合研究所、ラクスル、タイセイ、フリークアウト・ホールディングスが売られた。
     

    【後場寄り付き概況】

    8日後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比137円81銭高の2万0176円78銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、7.14ポイント高の1519.67で始まった。
     
    日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともにしっかり。米中貿易摩擦の緩和期待を受けた米国株高や円安が安心感を誘い、買い注文が継続している。
    外国為替市場では、1ドル=108円70銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
     
    個別では、ソフトバンクGが上伸し、任天堂は堅調。トヨタが高く、東エレク、ファナック、キーエンスは買い優勢で、コマツも値を上げている。武田が小幅高で、ファーストリテ、ユニー・ファミマは底堅い。三菱UFJが強含み。東海カが急伸し、昭和電工も買われている。
    半面、ソニーが小甘く、アドバンテスも軟調。資生堂、花王が下押し、JTや7&iHDは売られている。
      
    外部環境の影響を受けにくい中小型株には個人投資家の物色が向かっているようだ。
    マザーズ指数は3%近い上昇で前場を折り返した。
    新年相場入りによる需給改善から目先のリバウンド期待が高まっているようだが、株式市場全体の地合いが急変すれば資金の逃げ足も速いだろう。
     
     

    午前の日経平均株価は前日比160円82銭高の2万0199円79銭、東証株価指数(TOPIX)は7.55ポイント高の1520.08と、ともに堅調だった。前日の米国株高と円安が好感された。
     
    朝方は買いが先行したが、上値では戻り売りや利益確定売りが厚みを増し、前場中盤以降は上げ幅を縮小する銘柄が多かった。日経平均株価は午前9時11分に付けた前日比219円53銭高の2万0258円50銭で頭打ちとなった。
    円が対ドルで下げ渋るとともに伸び悩む場面もあったが、その後は持ち直し、前引けにかけて底堅く推移した。
     
    市場からは「日経平均2万200円では戻り売りが出ている。この水準を超えられないと、今週後半から売られる可能性がある。次官級の米中貿易協議については、実務者レベルで決まる訳ではなく、仮に追加関税引き上げが見送られても、米中の覇権争いは強まることがあっても弱まることはないとみている」との声が聞かれた。
     
    東証1部の出来高は6億3878万株、売買代金は1兆960億円。騰落銘柄数は値上がり1336銘柄、値下がり715銘柄、変わらず76銘柄。

     
     
    業種別株価指数(全33業種)は輸送用機器、情報・通信業、銀行業などが上昇し、化学、陸運業、空運業は下落した。

    個別では、ソフトバンクグループが高く、東海カーボン、ファナックなども上昇した。アイルランド製薬大手シャイアーの買収手続きを完了したと発表した武田が高い。三菱UFJや三井住友FGなど銀行株も堅調。国内債券市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りが上昇したのを好感した。
    オリンパスは急伸。田淵電機が大幅高、ディー・エル・イーも値を飛ばすなど低位株にも物色の矛先が向いている。
     
    一方、資生堂や花王、三越伊勢丹などインバウンド関連の銘柄が下げ幅を拡大している。
    セブン&アイ・ホールディングスも売りに押された。ウエルシアホールディング、ピジョンが大幅安、サントリー食品インターナショナルも安い。

     
    東証2部株価指数は前日比31.71ポイント高の6415.98ポイントと続伸した。
    出来高3646万株。値上がり銘柄数は300、値下がり銘柄数は112となった。
     
    個別では、ダイヤモンドエレクトリックホールディングス、東京ボード工業、カワセコンピュータサプライがストップ高。エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマートなど2銘柄は昨年来高値を更新。ウイルコホールディングス、デュアルタップ、バイク王&カンパニー、リミックスポイントが買われた。
     
    一方、ビットワングループ、キクカワエンタープライズ、コメ兵、まんだらけ、京進が売られた。
     
     

    日経ジャスダック平均株価も続伸し、午前の終値は同3円48銭高の3274円64銭だった。
    米中の貿易交渉が進展するとの期待などから主力株が上昇し、個人投資家の心理が改善した。
    バイオ関連株が一斉高となっている。市場では「昨年末のリスクオフ相場でバイオ関連株は個人投資家の信用取引の追い証絡みの投げが出たことで、株式需給面から上値が軽くなっている。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で267億円、売買高は5143万株。
    値上がり銘柄数は424、値下がり銘柄数は172となった。
     
    個別では、シーズメン、AKIBAホールディングスがストップ高。アイレックスは一時ストップ高と値を飛ばした。アイ・ピー・エス、GFA、ピクセルカンパニーズ、ユークス、夢みつけ隊が買われた。
     
    一方、NKKスイッチズが昨年来安値を更新。アルファ、ユビテック、ヒューマンホールディングス、タカギセイコー、東北化学薬品が売られた。
     
     


    東証マザーズ指数は前日比25.28ポイント高の884.76ポイントと3日続伸。
    米中両国は7日から8日まで開催される次官級の通商協議の最終的な結果が判明するまでは相場全体としても神経質な動きとなりやすく、個人投資家もポジションを傾けにくい需給状況となっている。そんななか、マザーズ市場は7日の米国株上昇などや材料豊富なバイオ関連銘柄に対する個別物色といった流れになっている。
    今日は、そーせいがアストラゼネカ社から1500万ドルのマイルストンを受領することになることが好感され、ストップ高に買われたが、この流れが横に波及している。
    もっともそーせいのマイルストン対象のAZD4635はまだ第2臨床試験開始前の段階で、値幅制限上限まで買われるのは地合いが良い証拠、同社株をはじめバイオ関連株の需給関係が改善していることを裏付けている」としている。
    値上がり銘柄数は199、値下がり銘柄数は62となった。
     
    個別では、ソフトマックス、そーせいグループ、キャリア、ジーニー、ベストワンドットコムがストップ高。イード、ベルトラは一時ストップ高と値を飛ばした。ロジザード、自律制御システム研究所、旅工房、AmidAホールディングスなど5銘柄は昨年来高値を更新。イオレ、VALUENEX、テクノスデータサイエンス・エンジニアリング、GMO TECH、Amaziaが買われた。
     
    一方、シルバーライフがストップ安。グローバルウェイ、ギフト、日本リビング保証、ウェルビー、WASHハウスが売られた。


    [概況]

    東京時間に当日安値108.030円まで下げたドルだったが108円は割れず、其の後は下げ止まりから揉み合いとなる一方、対ドルで買われたユーロは対円でも上昇し、欧州市場中盤に124円台に乗せた。NY株式市場は横ばいで始まり、其の後発表された12月ISM非製造業景気指数は予想を下回ってダウはマイナス圏に落ちドルも売られたが、ダウがプラスを回復したあとも上値を伸ばす上昇にドルも買い戻され、NY市場中盤に東京時間に付けた高値(108.640円)を上抜いた。
     
    其の後も株価の上昇と共にドルも買われ、引け近くに当日高値108.760円まで上昇し、最後も前週末比+24.5銭高の108.695円と108円後半に乗せて引けた。
    一方対ドルで買われたユーロは対円でも+1.08円の大幅高となり、トルコリラ(-12銭)以外の主要通貨は上昇して引けた。ドルは円以外の主要通貨に対して売られたが、NY株式市場の上昇に買われており、先週末のFRB議長の利上げに慎重な姿勢に上値は重いが、議長発言はNY株式市場の上昇要因となっている事から、ドルはしばらく揉み合いの展開か。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    【寄り付き概況】


    8日の日経平均株価は、前日比185円70銭高の2万224円67銭と続伸してスタート。
    前日のNYダウ、ナスダック総合指数など主要株価指数が続伸、米中の貿易協議進展に対する期待感から広範囲に買いが流入したことで、東京株式市場でも引き続き上値を慕う展開で始まった。
    外国為替市場で1ドル=108円台後半まで円安が進んでいることも輸出セクター中心に追い風となっている。ただ、日経平均は前日に500円近い上昇をみせ、目先筋の売りに買い一巡後は上値が重くなる可能性も指摘される。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、27業種が高く、値上がり上位に海運、精密機器、情報通信、鉱業、石油など。
     
    個別では、ファナック、TDK、東エレク、トヨタ、ホンダが買われ、ブリヂストンは小幅高。ソフトバンクG、ファーストリテ、三菱UFJ、三井住友は堅調となっている。
     
    半面、ユニー・ファミマ、7&iHDが軟調。三菱商、伊藤忠が値下がりし、JFEも売りに押されている。
     
     
    225先物は、ソジェン・HSBC・アムロ・野村・GS・メリルが買い越し。
    バークレイズ・みずほ・モルスタ・ドイツ・UBS・シティ・クレディが売り越し。
    TOPIX先物はシティ・日興・GS・ソジェン・みずほ・パリバが買い越し。
    ドイツ・JP・三菱・野村・アムロ・バークレイズが売り越し。
     
    テクニカル的には、日ハム(2282)、アダストリア(2685)、セブンアイ(3382)、アカツキ(3932)、第一興商(7458)、タカショー(7590)、新光商(7458)、三信電(8150)、南海電(9044)、名鉄(9048)、SG(9143)、プレナス(9945)が動兆。
     

    「悪さのしようはないだろう」
     
    週明けのNYダウは98ドル高の23531ドルと続伸。
    米中の貿易協議が前進するとの期待から一時は250ドルあまり上昇した場面もあった。
    サウジアラビアの輸出削減観測で米原油先物相場が6日続けて上昇したことも好感。
    マイクロン・テクノロジーの目標株価の引き上げを受け半導体セクターが上昇。
    家電・技術見本市で新たなGPUを発表したエヌビディアが急伸。
    アマゾンは・ドット・コムや動画配信のネットフリックスの上げも目立った。
    アマゾンは時価総額が7970億ドル(約86兆円)となり、マイクロソフトを抜いて終値で初めて首位に立った。
    ISM非製造業景況感指数は57.6。
    前月より3.1ポイント低下し昨年7月以来5カ月ぶりの低水準となったが見えないフリ。
    商務省が8日発表予定の11月貿易収支の発表は延期される見通し。
    背景は政府機関の一部閉鎖が続いていること。
    10年国債利回りは2.6%台と小動き。
    ドル円は108円台半ばでの推移。
    トランプ大統領は「火曜日(8日)の東部時間夜9時に人道的問題や、南部の国境での国家安全保障の危機に関して演説を行う」とツイート。
    市場の話題にはなりそうだ。
     
    今年2日目の立ち合い。
    週明け月曜の日経平均は反発。
    NYダウの746ドル高を追いかける形で一時は700円を超す上昇。
    米中貿易交渉開始、中国の金融緩和策発動など雰囲気は変わった印象。
    ただ大引けは477円高と上値は重かった。
    寄り付きは383円高だったから日足は陽線で2万円台キープ。
    「日経平均は大発会の下落分(452安)を埋めた。
    昨年12月26日の安値18948円を下回ることな反発。
    いったんは底打ち感」という声がある。
    一方で「昨年最大の上昇幅(750円高)を記録した12月27日の20077円の戻り高値を抜けないことには話にならない」という見方もある。
    「不動産セクターの動きが変わった」という指摘もある。
    25日線(21118円)を早々に上回ることができるかが目先の焦点というところだ。
    右肩上がりに転じた5日線(19804円)は上回った。
    値上がり1964銘柄、値下がり142銘柄。
    新高値6銘柄、新安値ゼロ。
    騰落レシオは77.53。
    12月21日時点の裁定買い残は1699億円減の5578億円。
    東日本大震災の時に外資系が撤退した時の約2500億円以来の低水準。
    裁定解消で悪さのしようはない。
    裁定売り残は670億円増の7033億円。
    売り残と買い残の逆転は2016年10月以来。
    底打ちサインだ。
    12月28日時点の信用取引の買い残は3478億円減の2兆4780億円。
    3週連続で減少し17年6月以来およそ1年半ぶりの低水準だった。
    信用売り残は前の1260億円減の6539億円で16年8月以来の低水準。
    減少は2週ぶり。
    ボリンジャーのマイナス1σは20137円。
    マイナス2σは19156円。
    さすがにマイナス3σ(18175円)は遠のいた。
    25日線からは5.1%、200日線からは9.8%のマイナスかい離。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲5.451%。買い方▲18.837%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲2.497%。買い方▲24.403%。
    空売り比率は47.7%と21日連続40%超。
    日経HVは33.8、日経VIは26.45。
    日経平均採用銘柄のPERは11.35倍でEPSは1765円。
    PBRが1.05倍。
    シカゴ225先物終値は大証日中比80円高の20170円。
    高値20295円、安値19950円。
    月足の雲の上限は17062円で面白いことに12月が今年最低。
    昨年の最高は2月だった。
    今年は9月に向けて上昇基調。
    だが2月から5月が停滞基調だ。
    下限は14640円で4月から上昇基調になる。
    ピークは2021年1月の21338円となる。
    月足の勝手雲の上限は21961円、下限は20120円。
    ココは死命線。
    ただし勝手雲の月足の上限は昨年10月に天井で今年2月に底打ち。
    6月まで上昇し9月に低下。
    そこで黒くねじれている。
    勝手雲のよりフツーの雲にすがりたいところ。
    気学では「変化日。後場の動きに注意肝要」。
    水曜は「押し目買いの日なれど上寄り高き時は見送り良し」。
    木曜は「強象日。買い方針の日」。
    金曜は「不時の高下を見せる日。逆張り方針で駆け引き」。
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    SOU(9270)・・・動兆
     
    SOUに注目する。
    同社はブランド品リユース2位。
    「なんぼや」など店舗は買い取りに特化。
    自社オークションを展開している。
    香港でのダイヤや時計オークションに期待感。
    インバウンド関連でもある。
     

    (兜町カタリスト櫻井)

     

    8日の東京株式市場は、続伸後も堅調な展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、1万9900円-2万300円。
    昨日7日の好地合いや米国株高などから、買いが先行するとみられる。
    日経平均株価は、昨日しっかり2万円台を回復しており、そこから一段高となれば目先の底打ち感は強まりやすいだろう。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の半ば(7日終値は108円18-20銭)、ユーロ・円が1ユーロ=124円台の半ば(同123円72-76銭)と円安方向にある。
    引き続き、輸出関連銘柄を中心に見直しの動きが進みそうだ。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、7日の大阪取引所終値比100円高の2万170円だった。
     
     
    【好材料銘柄】 
     
    ■スタジオアリス<2305>
    3-11月期(3Q累計)経常は40億円で着地。
     
    ■アイティフォー<4743>
    ネットスターズ社と業務提携し、決済端末「iRITSpay決済ターミナル」が国内主要QRコードに対応を開始。
     
    ■エスクロー・エージェント・ジャパン<6093>
    センチュリー21・ジャパンと業務提携。センチュリー21に加盟するフランチャイズ店に非対面決済サービス「H'OURS(アワーズ)」を導入。
     
    ■太洋工業<6663>
    銅金属と伸縮性銀ペーストの2種類で電子回路を形成した高伸長FPCを開発。ウェアラブル電子機器やロボット、パワードスーツなどの用途を想定。
     
    ■FRONTEO <2158>
    IT調査・コンサルティング会社ITRの市場調査で、AIエンジン「KIBITシリーズ」がAIによる言語解析市場シェア1位を獲得。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
    8(火)
    12月消費動向調査(14:00)
    10年国債入札
    《決算発表》
    イオンモール、イズミ、ネクステージ、パルGHD、ハニーズHLD、サムティ、フロイント、ヨンドシーHD、ワキタ、フジ、AIT、ヤマザワ
     
    【海外】
    米11月貿易収支(22:30)
    米11月消費者信用残高(1/9 5:00)
    世界最大の家電見本市「CES」(米ラスベガス、〜1/11)


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [株価材料]
     
    ■アミタHD<2195>
    国際認証の審査事業拡大へ
     
    ■日立<6501 >
    金属材料の硬度素早く解析するAI開発
    東南アでエレベーターの遠隔監視サービス開始
     
    ■SBG<9984>
    不動産など新分野への投資部門新設
     
     


    7日のNYダウ工業株30種平均は続伸し、前週末比98ドル19セント高の2万3531ドル35セントで終えた。
     
    前週末4日にダウは750ドル近く急伸したため、7日は取引序盤に利益の確定売りが出て、130ドル超下げる場面もあった。ただ、その売りが一巡するとダウはジリジリと上昇。上げ幅は一時250ドルを超えた。
    米中貿易戦争の激化が昨年末からの株価急落の一因となっていただけに、投資家は7日から北京で始まった米中両国政府による次官級の貿易協議の進展に期待。ロス米商務長官は7日の米CNBCテレビのインタビューで「両国が受け入れ可能な合理的な合意を得られる可能性は大きい」と楽観的な見通しを示した。
     
    また、サウジアラビアの輸出削減観測で米原油先物相場が6日続けて上昇した。業績悪化への警戒がやや後退し、シェブロンなど石油株が上げたこともダウ平均を押し上げた。
     
    主力のハイテク株を巡りアナリストから強気のコメントが相次いだことも米株の買い安心感につながった。マイクロン・テクノロジーの投資判断と目標株価の引き上げを受け、半導体株全般に買いが波及。米家電・技術見本市で新たなGPU(画像処理用半導体)を発表したエヌビディアも急伸した。アマゾン・ドット・コムが3.4%高や動画配信のネットフリックスは、6.0%高と上げも目立った。
     
    セクター別では、小売や自動車・自動車部品が上昇する一方で食品・飲料・タバコや公益事業が下落した。
     
    ナスダック総合株価指数は続伸し、前週末比84.614ポイント高の6823.471で終えた。
     
    個別では、玩具メーカーのマテル(MAT)は、韓国のアイドルグループ「BTS(防弾少年団)」とフィギュア制作で提携を結び、上昇した。ディスカウントストアのダラー・ツリー(DLTR)は、アクティビスト(物言う株主)のスターボード・バリューが株式を取得し堅調推移。複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)は、投資会社のアポロ・グローバル・マネジメントと航空機リース部門の売却で交渉中であることが報じられ上昇した。
     
    一方で、多数の行方不明者・死亡者を出したカリフォルニア州の山火事で、巨額の賠償負担が懸念される公益事業のPG&E(PCG)は、破産申請を検討していることが報じられ大幅下落となった。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    23,531.35+98.19
    S&P500種
    2,549.69+17.75
    ナスダック
    6,823.471+84.614
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,285.80−9.00   
    NY原油(ドル/バレル)
    48.77+0.81
    円・ドル
    108.70 - 108.71+0.52


     

    【シカゴ日本株先物概況】

     
    シカゴ日経平均先物は小幅続伸した。
    3月物は前週末比80円高の2万0170円で引け、前夜の大取終値を100円上回った。
    7日に北京で始まった米中貿易協議の進展期待や、米利上げ停止への思惑から米株とともに買われた。
     
    この日の3月物高値は2万0295円、安値は1万9950円だった。

     
    シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
    20170 ( +100 )
    シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
    20205 ( +135 )
     
    ( )は大阪取引所終値比



    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 6810.88(-26.54)
    FTSE100種総合株価指数は反落した。前週末の終値に比べ26.54ポイント安の6810.88で引けた。
    外国為替市場のポンド高が圧迫材料となった。ただ、アジアの株価が軒並み上昇するなど、リスク資産に対する買い安心感が広まる中、下落幅は限定的なものにとどまった。
    指数構成銘柄全体のうち、下落は4割強にとどまった。たばこ株などが下げを主導した。
     
    個別では、インペリアル・ブランズなどたばこ株が大幅に下落した。医薬品株も売られた。時価総額の大きい銀行のHSBCホールディングスはアナリストが投資判断を引き下げたことから大幅安となり、株価指数の下落に影響した。アナリストが投資判断と株価目標をともに引き下げたガス供給・販売のセントリカの下げも大きくなった。
     
    半面、フレスニージョなど鉱業株は上がった。総合ヘルスケアのNMCヘルスは7%超の上昇と目立った。スーパーマーケット株も軒並み高くなった。独アルディの英国部門が2018年12月の売上高が約10%増加したと発表したことが買いにつながった。
    非鉄相場の上昇を受けて産銅大手アントファガスタも3.0%高でしっかり。流通大手マークス&スペンサーは、3.0%高、同テスコは2.6%などの小売株も買われた。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 10747.81(-19.88)
    ドイツ株式指数(DAX)は反落した。終値は前週末と比べて19.88ポイント安の10747.81だった。上がって始まったものの、欧州景気の先行きや長期化する米政府機関の一部閉鎖問題が懸念され、下落に転じた。
    重電のシーメンスの値下がりが目立った。欧州連合(EU)の独禁法当局は7日、同社と仏アルストムのそれぞれの鉄道事業の統合について、2月18日までに承認するかどうかを決定すると発表した。
     
    仏紙が4日に承認されない可能性を報じたことから、シーメンスが売られた。医薬・農薬大手のバイエルとミュンヘン再保険の下げも大きくなった。
     
    一方、先週の欧州各国市場で大幅に下落した半導体株がこの日買い戻され、ドイツではインフィニオンテクノロジーズが大幅高となった。オンライン決済サービスのワイヤーカードも上昇した。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 4719.17(-17.95)

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