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日経平均株価
40,003.60 +263.16 03/19
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マザーズ
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NYダウ平均
38,790.43 +75.66 03/19
ナスダック総合
16,103.45 +130.27 03/19


01月01日 マーケットコメント

01月02日 マーケットコメント

01月03日 マーケットコメント


    [概況]

    大暴落から一夜明けた4日の東京外国為替市場は、総じて買戻しが優勢だった。

    米ドル円は序盤から108.00円を試す展開で、中盤には高値108.460円まで上昇した。ただ、欧州時間に入ると弱含み、現在は107.90円台である。

    この後は、米雇用統計に注目だ。今回は、事前のADP雇用統計が予想を大幅に上回ったため、期待感を高めるFX参加者は多そうだ。

    また、パニック的に下落した直後だけに、良好な結果が出れば、相場が回復するスピードも速いかもしれない。米ドル円が上昇した場合は、窓埋めが完成する水準である109.00円近辺を、上値の目処として予想したい。

    [提供:カネツFX証券株式会社]

    2019年の大発会となった4日の東京株式市場は、リスク回避の売りが加速する展開となった。
    日経平均株価は一時770円強の下落をみせる波乱展開となった。大引けは下げ渋ったものの1万9500円台まで一気に水準を切り下げている。
     
    前日のNYダウは660ドル安と3日ぶりに大幅反落した。18年10-12月期の売上高予想を下方修正したアップルが急落したほか、米12月ISM製造業景況感指数が悪化したことも嫌気された。
     
    主力ハイテク株等が大きく売り込まれる中で、リスク回避から中小型株へ資金が向かい、マザーズ指数は後場上昇に転じたことも安心感につながったようである。
     
    さて、来週は日米株式市場ともに底固めの週となりそうだ。
    直近で変動率が高まっている為替市場はリスク要因として警戒だが、日本株の短期的な方向を決める主要因は米国株式の動向であろう。
    米12月雇用統計の発表後で材料に欠ける週となる。トランプ大統領の発言なども引き続き警戒だが、日経平均やダウ平均は直近安値を割り込まずに反転上昇につながるかが焦点となる。
    昨年1年間で海外投資家は日本株を5.6兆円程度売り越しており、年明けからの買い戻しに期待したいところだ。
    ただ、月後半から始まる4-12月期の決算発表を前に円高が加わり、下方修正懸念は根強い。しばらくは静観姿勢が予想されるものの、長期の海外年金などからの資金流入が見込める時期でもある。
     
    東証一部の騰落レシオ(25日)でも、1/4現在で72.7%と依然として売られ過ぎを示唆している。一般的には120%以上を株価の過熱圏、70%前後は相場の底値圏と判断し、実際の株価の底入れもおおむね一致することが多い。
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(4日現在)
     
    22197.06  26週移動平均線
    22153.69  ボリンジャー:+1σ(25日)
    22152.19  75日移動平均線
    21853.11  均衡表雲下限(日足)
    21698.33  均衡表基準線(週足)
    21684.43  均衡表雲下限(週足)
    21490.74  13週移動平均線
    21189.32  25日移動平均線
    21122.87  ボリンジャー:-1σ(26週)
    20987.92  新値三本足陽転値
    20823.69  均衡表転換線(週足)
    20823.69  均衡表基準線(日足)
    20519.08  ボリンジャー:-1σ(13週)
    20224.95  ボリンジャー:-1σ(25日)
    20139.47  均衡表転換線(日足)
    20048.68  ボリンジャー:-2σ(26週)
    19717.22  6日移動平均線
     
    19561.96  ★日経平均株価4日終値
     
    19547.43  ボリンジャー:-2σ(13週)
    19260.59  ボリンジャー:-2σ(25日)
    18974.49  ボリンジャー:-3σ(26週)
    18575.77  ボリンジャー:-3σ(13週)
    18296.22  ボリンジャー:-3σ(25日)
     

    【大引け概況】
    2019年最初の取引となった4日の日経平均株価は大幅続落し、18年12月28日の終値と比べ452円81銭安の1万9561円96銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    [時間] 00:45 [容量]06.00M

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    2万円割れは3営業日ぶり。大発会としては16年以来3年ぶりの下落で、下落幅の大きさも16年(582円安)以来だった。
    東証株価指数(TOPIX)は22.93ポイント安の1471.16と、ともに大幅続落だった。
     
    現地3日の米国株式が、アップルの業績下方修正による先行き不透明感から大幅に反落したことで、朝方から売りが先行した。「アップル・ショック」や為替市場での円高なども重なり、午前9時56分には、同773円40銭安の1万9241円37銭の安値を付けた。
    後場に入り、日銀の上場投資信託(ETF)買い入れ観測や時間外取引で、米株価指数先物が上昇したこと、中国・上海総合株価指数が反発に転じたことなどから下げ幅を縮小。ただ、積極的に買いを入れる向きは限られたもようで、もみ合い商状が続いた。
     
    市場では「米アップルの業績下方修正により同社関連銘柄の他にも、米中の貿易摩擦激化による業績への影響が警戒され、リスク回避ムードが高まる可能性もある」との見方があった。
     
    JPX日経インデックス400は続落した。終値は前営業日比213.69ポイント安の1万3039.68だった。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆7718億円と18年の大発会を下回った。売買高は15億5130万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1475、値上がりは598、変わらずは56銘柄だった。
     
     
    業種別株価指数(33業種)では、電気機器、精密機器、機械の下落が目立った一方、電気・ガス業、陸運業、石油・石炭製品が上昇した。
     
    個別では、ファーストリテが5%超、キーエンスが6%超下落したほか、任天堂、ソフトバンクG、トヨタ自、ソニーなどが軟調。アップル関連銘柄では村田製が10%近く下落した。太陽誘電<など他の電子部品株も急落。テルモやダイキンも下げた。また、引け後に決算発表を控えたマルマエなどが東証1部下落率上位に顔を出した。
     
    一方、セコム、ソフトバンクやKDDIが上昇した。7&iHDが3%高と堅調で、武田薬や三井住友は小じっかり。東京電力HDは7%近く上昇した。ディフェンシブ株として資金が向かったほか、長期金利の低下が買い材料となったようだ。決算発表銘柄ではアダストリアが買い先行した。また、前期の利益上振れが好感された北興化は買い気配のままストップ高比例配分となった。


    東証2部株価指数は前週末比34.13ポイント安の6199.48ポイントと4日ぶり反落した。
    出来高は、4689万株。値上がり銘柄数は193、値下がり銘柄数は237となった。 

    個別では、北海道コカ・コーラボトリング、ダイナックホールディングス、バナーズ、北日本紡績、リスクモンスターなど13銘柄が昨年来安値を更新した。
    萬世電機、赤阪鐵工所、京進、ダイヤモンドエレクトリックホールディングス、東亜石油が売られた。 
    半面、キクカワエンタープライズ、大和自動車交通がストップ高。Abalance、カワセコンピュータサプライ、神島化学工業、パシフィックネット、ジャパンエンジンコーポレーションが買われた。 

     

    日経ジャスダック平均株価は、前週末比8円28銭安の3201円85銭と4日ぶり反落した。
    3日の米国株の急落や年末年始に発表された米中の経済指標の悪化を受け、投資家心理が悪化。米国株の急落を受けて売り優勢で始まったが、朝の売買が一巡すると値頃感などから買いも入った。
    ただ、時価総額の大きい銘柄を中心に売りが優勢だった。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で429億円、売買高は6870万株だった。
    値上がり銘柄数は312、値下がり銘柄数は342となった。  

    個別では、岩塚製菓、湖池屋、ウェッジホールディングス、フジオフードシステム、ハイパーなど23銘柄が昨年来安値を更新した。
    プラコー、メイコー、fonfun、ビーイング、ハーモニック・ドライブ・システムズが売られた。 

    半面、シーズメン、フジタコーポレーション、イメージ情報開発、アイ・ピー・エス、多摩川ホールディングスなど8銘柄がストップ高。
    スリー・ディー・マトリックスは一時ストップ高と値を飛ばした。三ツ知は昨年来高値を更新。
    ラクオリアやマクドナルド、テラ、ヒューマンホールディングス、幸和製作所、ソフィアホールディングスが買われた。 

     

    東証マザーズ指数は、前週末比15.01ポイント高の827.33ポイントと反発した。

    東証1部市場が一時700円を超す大幅安となる中、小型株には波乱商状となる大型の輸出株を避けたアクティブな資金が流入した。
    前月までの株価下落で信用取引の評価損が膨らみ、投資余力が低下している個人は少なくないとみられ、売買代金は低水準だった。
    ただ、「残った力を振り絞って、押し目買いや見直し買いを入れた向きもいたようだ」といい、後場は上昇銘柄数がやや増えた。

    値上がり銘柄数は140、値下がり銘柄数は128となった。

    個別では、マーケットエンタープライズ、SKIYAKI、ロジザード、ブライトパス・バイオ、トランザスがストップ高。旅工房は一時ストップ高と値を飛ばした。
    オンコリスバイオファーマ、自律制御システム研究所、ギフトなど5銘柄は昨年来高値を更新。サンバイオ、アンジェス、霞ヶ関キャピタル、エルテス、WASHハウス、ディー・ディー・エスが買われた。 

    半面、EduLabが一時ストップ安と急落した。フィット、インタースペース、串カツ田中ホールディングス、ユナイテッド&コレクティブ、ユニフォームネクストなど20銘柄は昨年来安値を更新した。
    ロコンド、イオレ、Mマート、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、キャリアが売られた。

    【後場寄り付き概況】
    4日後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比512円07銭安の1万9502円70銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、26.68ポイント安の1467.41で始まった。
    日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに安値もみ合い。米国株安と円高を受けて輸出関連株には売りが継続しているが、内需関連株の一角には押し目買いが入っている。
     
    外国為替市場では、1ドル=108円40銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
     
    個別では、任天堂が安く、ソニー、キーエンス、村田製は大幅安で、トヨタもさえない。ソフトバンクGが下落し、ファーストリテは軟調。三菱UFJ、三井住友、花王、資生堂は下押し、JTも売られている。
     
    半面、7&iHD、イオンが締まり、NTT、KDDIは小幅高。JR東海が値を上げ、東電力HDも堅調。野村が切り返し、武田は小じっかりとなっている。


    2018年大納会の日経平均は辛うじて2万円をキープし、一先ずセンチメント悪化は避けられた格好であったが、アップルの下方修正により世界的な景気減速への警戒感が高まることになりそうである。
    米大統領経済諮問委員会(CEA)委員長は、成長鈍化や通商摩擦の激化を背景に、収益の大部分を中国に依存する米企業は、向こう数カ月に逆風に直面する可能性が高いとの見方を示したと伝えられている。
     
    米国では与党・共和党が上院、野党・民主党が下院の過半数を握るねじれ議会がスタート。米中の通商協議も追加関税の猶予期間内に合意に至るか不透明で、欧州では3月に英国の欧州連合(EU)離脱が控える。
    国内では夏の参院選、10月の消費増税などが重要イベントに挙げられるだろう。今年は1年を通して波乱相場となる可能性もありそうだ。
     

    4日午前の日経平均株価は大幅安となった。18年12月28日と比べて607円37銭安い1万9407円40銭だった。
    東証株価指数(TOPIX)は33.58ポイント安の1460.51と、ともに大幅安。
     
    前日のNYダウやナスダック指数など主要指数が急落、年末年始の株式マーケット休場中に外国為替市場で急速に円高が進行したことも投資家心理を悪化させた。
    外国為替市場で円相場が1ドル=107円台後半に急伸したのも嫌気され、東証1部の8割以上の銘柄が下落した。
     
    日経平均は一時770円強まで下げ幅を拡大した。
    ただ、内需系の中小型材料株には個別に買われる銘柄も少なくなく、日経平均も売り一巡後は押し目買いにやや下げ渋る動きをみせている。
    市場では「午後に日銀による上場投資信託(ETF)買い入れが見込まれる中、徐々に売り方の勢いが鈍った」との声が聞かれた。
     
    株安を受け、財務省や日銀、金融庁が13時から3者会合を開くと伝わったことや、中国商務省が米国との間で7〜8日に貿易協議の次官級会合を開くと発表したことも心理面で一定の支えになったとの見方があった。
     
    JPX日経インデックス400も大幅安だった。
     
    前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆2607億円、売買高は7億2706万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1772、値上がりは313、変わらずは43銘柄だった。
     
     
    業種別株価指数(33業種)では、電気機器、精密機器、機械の下落が目立った一方、電気・ガス業、陸運業が上昇した。
     
     
    個別では、アップル関連のTDKや日東電が安い。村田製作所、太陽誘電、東京エレクトロンも安い。トヨタやスズキ、SUBARUが売られた。第一生命HD、東京海上、三井不が下げた。ファーストリテイリングが一時4000円を超える急落となったほか、任天堂、キーエンスも大幅に水準を切り下げた。資生堂も売られた。ツガミ、タムラ製作所などが大幅安、マネックスグループも安い。
     
    半面、セコム、東京電力ホールディングスが高く、セブン&アイ・ホールディングス、イオンもしっかり。ソースネクストが物色人気となったほか、サイバーコム、アカツキが値を飛ばした
     
    東証2部株価指数は前週末比123.94ポイント安の6109.67ポイントと4日ぶりに反落した。
    出来高は2752万株。値上がり銘柄数は110、値下がり銘柄数は316となった。
     
    個別では、北海道コカ・コーラボトリング、ダイナックホールディングス、バナーズ、北日本紡績、リスクモンスターなど11銘柄が昨年来安値を更新した。
    京進、ダイヤモンドエレクトリックホールディングス、リミックスポイント、萬世電機、アドテック プラズマ テクノロジーが売られた。
     
    半面、キクカワエンタープライズが一時ストップ高と値を飛ばした。光陽社、アイル、野崎印刷紙業、さいか屋、フリージア・マクロスが買われた。
     

     

    日経ジャスダック平均株価は前営業日にあたる昨年12月28日に比べ34円04銭安の3176円09銭だった。
    年末年始に発表された中国の経済指標の悪化や、3日の米国株の急落で投資家心理が悪化。
    日経平均株価の大幅安を受け、新興株市場でも輸出関連株や時価総額の大きい銘柄を中心に売りが優勢だった。

    ジャスダック市場の売買代金は概算で263億円、売買高は4130万株だった。
    値上がり銘柄数は182、値下がり銘柄数は434となった。 

    個別では、岩塚製菓、湖池屋、ウェッジホールディングス、フジオフードシステム、ハイパーなど19銘柄が昨年来安値を更新した。
    メイコー、ダイヤ通商、ワークマン、メディアリンクス、共同ピーアールが売られた。 

    半面、フジタコーポレーション、イメージ情報開発、アイ・ピー・エス、アイレックス、幸和製作所がストップ高。シーズメントは一時ストップ高と値を飛ばした。
    マクドナルド、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、ラクオリア創薬、日本エマージェンシーアシスタンスが買われた。 

     

    東証マザーズ指数は前週末比1.71ポイント安の810.61ポイントと続落した。
    米国株安や円高など外部環境悪化を映して寄りから売りが先行した。引けにかけて下げ幅を縮小し、800ポイントを上回って引けた。
    米国では12月の雇用統計の発表を今晩に控えており、これを受けた市場反応への警戒感から個人投資家による積極的な押し目拾いの動きは限られている。

    値上がり銘柄数は83、値下がり銘柄数は189となった。 

    個別では、インタースペース、串カツ田中ホールディングス、ユニフォームネクストなど20銘柄が昨年来安値を更新した。
    ALBERTやメルカリ、キャリア、Mマート、ピアラが売られた。 

    半面、旅工房が一時ストップ高と値を飛ばした。ロジザード、オンコリスバイオファーマ、自律制御システム研究所、ギフトなど5銘柄は昨年来高値を更新した。
    サンバイオやオンコリス、ブライトパス・バイオ、マーケットエンタープライズ、WASHハウス、SKIYAKI、イノベーションが買われた。


    [概況]

    NY市場で発表されたMBA住宅ローン申請指数は前週比マイナスだったが、12月ADP雇用者数は予想を大きく上回ってドルは買われ、108円に乗せる上昇となった。

    しかし其の後発表された新規失業保険申請件数は予想より増加してドルは108円を割れ、NY株式市場が大幅下落で始まり、続いて発表された12月ISM製造業景気指数の予想を大きく下回る結果にドルは売られ、107円割れ近く(107.090円)まで下落した。

    其の後は買い戻しも入り、再度108円を回復する場面があったが、株価下落に戻りを売られて直ぐに108円を割れ、揉み合いのあと最後は前日比-1.235円の107.660円と大幅下落で引けた。

    株価下落によるリスク回避の動きにドル以外の主要通貨も売られ、ユーロは122円台、ポンドは136円台に落ちるなど、主要通貨の多くが大台を割れる下落となった。アップルの売上見通し下方修正に、市場は米景気後退への警戒感を強めており、朝方のインターバンク市場(クリック365の取引開始前)ではドルが104円台に落ちる大幅下落となった。

    これだけの下落を見せられると市場は下値を警戒せざるを得ず、買いは少し待った方が良さそうだ。

    [提供:カネツFX証券株式会社]


    【寄り付き概況】

    4日の東京株式市場は大きく売り先行、寄り付きの
    日経平均株価は、大納会終値比359円64銭安の1万9655円13銭と大幅に続落してスタートした。
    2019年大発会の東京株式市場は、寄り付きから米国株急落を受けたリスク回避の売りに晒される形で始まった。

    前日の米株市場はアップル株の急落などを背景に景気減速に対する警戒感が一気に高まり、NYダウが一時700ドル超の急落となった。

    また、外国為替市場では一時1ドル=104円台まで急激な円高が進行、足もとは1ドル=107円台後半で推移しているものの、輸出採算悪化への懸念から主力株中心に強い逆風が意識されている。
    昨年12月25日につけた昨年来安値1万9155円も視野に入れる下値模索の展開を余儀なくされそうだ。

    寄り付き時点で業種別では33業種ほぼ全面安で、値下がりで特に目立つのは鉄鋼、海運、電気機器、証券、非鉄など。


    個別では、トヨタが大きく売られ、ブリヂストンはさえない。村田製が急落し、ソニー、ファナック、東エレク、SUMCOは大幅安。ソフトバンクG、ファーストリテが値を下げ、任天堂は続落。三菱UFJ、東京海上は軟調。武田、JTは安い。

    半面、NECが上伸。東電力HD、関西電が買われ、スカパーJはしっかり。7&iHDが締まり、日ハム、JR西日本は堅調となっている。

    225先物は、アムロ・メリル・日興・JPが買い越し。
    野村・UBS・HSBC・ソジェン・大和・GSが売り越し。
    TOPIX先物はドイツ・GS・パリバが買い越し。
    バークレイズ・ソジェン・メリル・野村が売り越し。

    テクニカル的には、ヤマウラ(1780)、SRGタカミヤ(2445)、サイバーコム(3852)、新興プラ(6379)、バンナム(7832)、菱鉛筆(7976)、ランビジネス(8944)、HIS(9603)が動兆。

     


    1月4日大発会の東京株式市場は売り先行後、落ち着きどころを探る展開となりそう。

    日経平均株価の予想レンジは、1万9300円−1万9500円。

    3日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12月28日の大阪取引所終値比630円安の1万9370円。
    朝方は、同清算値にサヤ寄せする動きで売りが先行するとみられる。
    米国株式が不安定な動きを続けるなか、5−6日が休日となることもあり、積極的な売買は期待しづらく、手控えムードが広がりそうだ。

    一方、売り一巡後は値ごろ感による選別物色も予想される。中国の景気指標の悪化で市況関連や円高を背景に自動車株は見送られるが、昨年末にかけてみられたディフェンシブ買いや内需系銘柄への見直し買いは意識されそう。

    今晩の米12月雇用統計を前に為替市場ではドルの円に対する戻りは期待できないが、時間外のダウ先物などがプラスで推移していれば、全般下落圧力は次第に和らぐ公算が大きいだろう
    。 

    為替相場は、ドル・円が1ドル=107円台半ば(12月28日終値110円39−41銭)、ユーロ・円が1ユーロ=122円台の半ば(同126円44−48銭)と大幅に円高方向に振れている。円高の進行を嫌気した売りが優勢となりそう。


    【好材料銘柄】

    ■テクノアルファ <3089> 
    前期経常は3.7倍増益で着地、今期業績は非開示。前期配当を2円増額・今期も27円継続。

    ■アダストリア <2685>
    9-11月期(3Q)経常は64%増益で着地。

    ■アミタホールディングス <2195> 
    18年12月期第4四半期に受取保険金3700万円を営業外収益に計上する。

    ■シベール <2228> 
    9-11月期(1Q)経常は赤字縮小で着地。

    ■アスクル <2678>
    12月単体売上高は前年同月比6.3%増と増収基調が続いた。

    ■ハローズ <2742>
    3-11月期(3Q累計)経常は11%増益で着地。

    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】

     4(金)
    大発会
    《決算発表》
    マルマエ

    【海外】
    米12月雇用統計(22:30)

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [株価材料]
     
    ■大成建<1801>
    医薬品や半導体などの研究施設にZEB化提案へ

    ■ブリヂストン<5108>
    レクサス「UX」向けにタイヤ供給

    ■東海カ<5301>
    黒鉛電極を市況連動型で価格決定へ

    ■NTT<9432>
    狂言など芸能の超広角映像化図る

    ■四国電<9507>
    家族割りなど家庭向け新サービス提供へ
     

    謹賀新年

    ラグビーの帝京は十連覇を逸し、箱根駅伝の青学は5連覇ができませんでした。
    早稲田、日体はシード落ち。
    盛者必衰の理といったような年初の出来事。
    「おごれるもの久しらず」とは言いませんが、理不尽でない相場に期待していきたいもの。
    変化の兆しはアチコチに登場してきたようです。
    本年もよろしくお願い申し上げます。


    2019年の干支は「己亥(つちのと・い)」。
    「己(つちのと)」は明るい中天の太陽。
    「亥(い)」は暗闇の新月の象徴。
    十干である「己」と、十二支の「亥」の組み合わせ。
    「己亥」は「ステップアップする充実したタイミングにありながら、どうも調子に乗るとチャンスを逃す年」。
    ツチノトとは土の弟という意味で陰陽五行では陰の土にあたる。
    土とは今、自分が立っている土地。
    全ての中心的存在という意味も持つ。
    また「己」は「おのれ」。
    3本の棒に糸を巻きつけて糸束を作る糸車の象形文字。
    多くの糸束を生み出す源だ。
    転じて自分自身を意味するという。
    決まり事や正しい行いといった意味もある。
    「己」は、生命が真っ盛りを迎えた時期。
    同時に正しい姿の自分という意味がある。
    絶好調も行き過ぎるとマイナス。
    「絶好調が故の落とし穴が潜む年」との解釈だ。
    「亥」は次に進むための安定した準備期間
    十二支最後の「亥」で地面に落ちた種が土中へ埋まり次世代の生命へと繋がっていくという意味。
    「亥」とは、生命が収蔵された核で次へのタスキを渡す大切な準備期間を意味している。
    そして「亥」は陰陽五行では陰の水にあたる。
    己亥は「土剋水」。
    土を水が侵すという意味。
    溢れ出ようとする水の流れを土が堰き止める、
    または清流の流れを土が汚し濁流にするといったイメージ。
    「己」と「亥」は、五行で「土剋水」という相剋の関係。
    「土は水を濁らせ、溢れ出ようとする水の流れを土が止める」ことを意味している。
    また「己亥」は「平地木」。
    野中の一本杉の様に平地に真っ直ぐ立つ孤高の木を指している。
    寂しく孤立しているが、ひとり茂っている姿から「迷わず信念を持って継続すれば吉運が舞い込む」との解釈だ。
    結論は「己」が持つ横溢するエネルギーが「亥」が持つ飛躍のための大切な準備期間の邪魔をしようとする。
    しかし「地平木」が持つ孤高の継続力で乗り切れる年。

    ・・・・・・・・・・・・・・・

    「面白き?」

    「面白き事もなき世を面白く」は幕末の高杉晋作の辞世。
    日経元旦朝刊1面の見出しは「つながる100億の脳」。
    サブタイトルは「知の探究 常識通じぬ未来へ」。
    当然ながら連想は人工知能(AI)、ビッグデータ分析・解析関連となる。
    しかし・・・。
    それで市場が面白いかどうかは別。
    下の句は「すみなすものは心なりけり」。
    ココは本人が詠んだかどうかは異論のあるところだか、基本は「ココロ」。
    心の持ちようで相場観はいかようにも変わるものだ。


    年末のNY株式市場は3市場の売買高が74億株と閑散商いながら上昇。
    もっとも年間の下落率は2008年以来の大きさ。
    NY株式は12月の下げが顕著。
    S&P500は世界恐慌以降で最悪の12月。
    NASDAQは高値から20%下落し弱気相場入り。
    主要3株価指数はいずれも月初から約9%下落した。
    「投資家は企業業績や貿易交渉の行方、FRBの言動などに注目するだろう」という声が聞こえる。
    12月28日までの週間ベースでは、NYダウは2.7%高。
    NASDAQは4.0%高、S&P500は2.9%高。
    それぞれ4週ぶりの反発。
    2018年12月月間ベースではNYダウは8.7%安。
    NASDAQは9.8%安、S&P500は9.2%。
    それぞれ2カ月ぶりの反落。
    年明けの米国株式市場は一時400ドル超えるの下落と軟調な滑り出し。
    しかし切り返して主要3株価指数はプラス圏で引けた。
    「世界的な景気鈍化への懸念が重しとなったが、押し目買いが優勢」との見方だ。
    12月の中国製造業PMIが1年7カ月ぶりに節目の50を下回ったことを受け、株価は序盤下落。
    ただ引け後にはアップルが売上高予想の下方修正を発表。
    引け後の取引で同社株は8%安となった。
    昨日のNY市場は大幅安。
    アップルの下方修正を嫌気。
    株価は9%下落し2017年4月以来の安値を更新。
    1日としては2013年1月以来の大幅安。
    時価総額は7000億ドルを割り込んだ。
    首位はマイクロソフト(7550億ドル)、次がアマゾン(7390億ドル)、3位はアルファベット。
    ISM製造業景気指数は54.1と前月の59.3から低下。
    2016年11月以来の低水準となり市場予想の57.9も下回った。
    1カ月の低下幅は2008年10月以来の大きさ。
    輸送機器メーカーは「顧客需要が景気や関税を巡る懸念で減少し続けている」。
    機械メーカーは「米中間の関税問題が、製造業のコストや材料調達戦略を巡って長期的懸念」。
    コンピューターと電子製品のメーカーは「成長が止まったようだ」。
    これも悪材料となった。
    ADP雇用レポートで民間部門雇用者数が27万1000人増と、約2年ぶりの大きな伸びだった。
    これは見えないフリ。

    大納会の日経平均は寄り付き120円安。
    売り先行の展開で一時2万円を割れたが大引けは62円安で2万円台キープ。
    前年終値に比べ、2750円17銭(12.0%)の下落。
    2012年末にアベノミクス相場が始まって以来6年連続で上昇だったが7年ぶりの下落となった。
    もっとも「日経平均寄与度の高い銘柄(ファストリなど)に集中的な買い物が入り、いわば引けピンの形。
    3日続伸ならずの大納会。
    それでも2万円台維持は好感。
    2万円割れの大納会と2万円維持の大納会では引け後の雰囲気はガラリ違う」という見方だ。
    東証1部の売買代金は2兆293億円で2兆円台キープ。
    商い薄とならない年末だった。
    「3日連続の陽線、週足でも陽線となっており、最悪期は脱した感がある」との声が聞こえる。
    週間ベースでは、日経平均株価は0.8%安、4週続落(累計10.5%下落)。
    TOPIXは0.4%高4週ぶり反発。
    東証マザーズ指数は0.2%高、4週ぶり反発。
    日経ジャスダック平均は0.7%高、4週ぶり反発。
    東証2部指数は1.1%高、7週ぶり反発。
    月間ベースでは、日経平均株価は10.5%安、TOPIXは10.4%安、ともに2カ月ぶり反落。
    東証マザーズ指数は19.7%安、日経ジャスダック平均は10.2%安。
    東証2部指数は12.3%安。
    それぞれ2カ月ぶり大幅反落。
    日経平均は週間では約151円下落。
    ただ週足では長い下ヒゲをつけた陽線。
    年間騰落率では日経平均が▲12.1%(約2750円の下落)。
    TOPIXが▲17.8%、東証2部指数が▲14.3%。
    マザーズ指数が▲34.1%、ジャスダック平均が▲18.7%と株式は惨敗。
    REIT指数が△6.7%%とプラス。
    大納会の値上がり891銘柄、値下がり1166銘柄。
    新高値6銘柄、新安値11銘柄。
    騰落レシオは77.88。
    NT倍率は13.40倍。
    25日線(21272円)からは5.9%。
    200日線(22241円)からは10.0%のマイナスかい離。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲4.819%。
    買い方▲20.509%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△4.679%。買い方▲28.865.%。
    空売り比率は47.5%で19日連続の40%超。
    空売り規制なし銘柄比率は7.7%。
    日経HVは31.9。日経VIは29.32。
    日経平均採用銘柄のPERは11.22倍。
    EPSは1783円。
    PBRは1.04倍。
    月足の一目均衡の雲の1月上限は17207円。
    勝手雲の上限は21802円、下限は20120円。
    2年ぶりに雲を下回るかどうかが課題。
    シカゴ225先物終値は大証比470円安の19370円。
    高値19645円、安値19275円。
    日足のボリンジャーのマイナス1σは20364円、マイナス2σは19445円。
    昨年大発会の日経平均は740円高だったが年足は陰線。
    「発射台は低くなるが、しかし・・・」というところ。
    気学では「押し目にある時は急伸することあり」。
    月曜は「吹き値売り方針の日」。
    火曜は「変化日。後場の動きに注意肝要」。
    水曜は「押し目買いの日なれど上寄り高き時は見送り良し」。
    木曜は「強象日。買い方針の日」。
    金曜は「不時の高下を見せる日。逆張り方針で駆け引き」。

    ★2018年(取引日245日)の曜日別勝敗。
    負け越しは水曜だけ。
    結局火曜高の水曜安の動きは変わらなかった。

    《月曜》23勝20敗:前場22勝21敗(勝率51%)、後場23勝20敗(勝率53%)
    《火曜》31勝20敗:前場27勝24敗(勝率54%)、後場31勝20敗(勝率61%)
    《水曜》22勝28敗:前場20勝30敗(勝率40%)、後場22勝28日(勝率44%)
    《木曜》26勝25敗:前場27勝24敗(勝率53%)、後場26勝25敗(勝率51%)
    《金曜》26勝23敗:前場27勝23敗(勝率54%)、後場26勝24敗(勝率52%)

    2017年(取引日247日)
    月曜26勝20敗(勝率56%)
    火曜20勝31敗(勝率39%)
    水曜31勝20敗(勝率60%)
    木曜25勝25敗(勝率50%)
    金曜27勝22敗(勝率55%)


    年末のNYダウは265ドル高の23327ドルと続伸。
    NASDAQは50ポイント高の6635ポイント。
    S&P500は21ポイント高の2506ポイント。
    ダウ輸送株指数は61ポイント高の9170ポイント。
    SOX指数は0.68%の上昇。
    CME円建ては大証比25円安19815円。
    ドル建ては大証比20ポイントト高の19860ポイント。
    ドル円は109.53円。
    10年国債利回りは2.686%。
    年初のNYダウは260ドル高の23138ドルと続伸。
    NASDAQは25ポイント高の6579ポイント。
    S&P500は21ポイント高の2488ポイント。
    ダウ輸送株指数は52ポイント高の9154ポイント。
    SOX指数は0.74%の上昇。
    CME円建ては大証比15円高の20035円。
    ドル建ては大証比55ポイントトの20075ポイント。
    225先物大証夜間取引は日中比200円安の19820円。
    ドル円は110.98円。
    10年国債利回りは2.773%。
    年明けのNYダウは18ドル高の13346ドルと続伸。
    NASDAQは30ポイント高の6665ポイントと5日続伸。
    S&P500は3ポイント高の2510ポイントと3日続伸。
    ダウ輸送株指数は32ポイント高の9202ポイント。
    SOX指数は0.88%の上昇。
    CME円建ては大証日中比25円安の19815円。
    ドル建ては大証比15円ポイント高の19855ポイント。
    ドル円は108.83円。
    ただ日本時間早朝に一時104円台まで買われその後は107円台で推移。
    10年国債利回りは2.632%。

    3日のNYダウは660ドル安の22686ドルと3日ぶりの反落。
    NASDAQは202ポイント安の6463ポイントと6日ぶりの反落。
    S&P500は62ポイント安の2447ポイントと4日ぶりの反落。
    ダウ輸送株指数は320ポイント安の8881ポイント。
    SOX指数は5.94%の下落。
    CME円建ては大証日中比470円安の19370円。
    ドル建ては大証比415円ポイント安の19425ポイント。
    ドル円は107.49円。
    10年国債利回りは2.5%水準。

    スケジュールを見てみると・・・

    4日(金):大発会、米雇用統計
    7日(月):天皇陛下在位30周年、マネタリーベース、新車販売台数、国際観光旅客税導入、米ISM非製造業景況感
    8日(火):消費動向調査、米貿易収支、消費者信用残高
    9日(水):毎月勤労統計、米FOMC議事録、ユーロ圏失業率
    10日(木):景気動向指数、さくらレポート
    11日(金):オプションSQ、家計調査、景気ウォッチャー調査、米消費者物価、財政収支


    【1月】(6勝8敗で11位。月足陽線確率30%)

    1日(火)休眠預金を社会事業に活用開始、ECB銀行監督委員長にエンリア氏が就任、NY・LD休場
    3日(木)米国議会開始
    4日(金)大発会、米雇用統計、ISM製造業景況感、
    6日(日)新月、部分日食、
    7日(月)国際観光旅客税がスタート、天皇陛下即位30周年、天王星順行
    8日(火)米ジョージア州決戦投票、下げの日
    9日(水)ECB理事会
    11日(金)SQ、米消費者物価、変化日、
    14日(月)成人の日で休場(本来は上げの特異日)
    16日(水)機械受注、米小売売上高
    17日(木)米ベージュブック、変化日
    21日(月)NY市場休場(キング牧師生誕記念日)トランプ大統領就任から2年、満月
    22日(火)日銀金融政策決定会合(〜23日)変化日
    23日(水)ダボス会議(〜25日)トランプ大統領出席
    24日(木)米製造業PMI
    25日(金)米耐久財受注
    29日(火)変化日
    30日(水)米GDP速報値
    31日(木)鉱工業生産

    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    MDV(3902)・・・動兆

    メディカル・データ・ビジョンに注目する。
    同社は医療・医薬品データのネットワーク化と利活用の両サービスを提供
    子会社2社の進捗遅れと電子カルテ・決済連携「CADA−BOX」受注遅れで下方修正。
    しかし今12月期は製薬企業向け調査・分析「アドホック」拡大。
    扱うデータ領域は健康診断やがん検診などの未病に拡大。

    (兜町カタリスト櫻井)

    3日のNYダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに大幅に反落し、前日比660ドル02セント安の2万2686ドル22セントで終えた。

    アップル(AAPL)が中国市場での需要後退を理由に売上高見通しを下方修正したほか、
    米サプライマネジメント協会(ISM)が3日に発表した昨年12月の製造業景況感指数は、11月から5.2ポイント低い54.1と市場予想以上に悪化した。米経済の先行き懸念をあおる形となり、株価を一段と下押した。

    アナリストによる投資判断や目標株価の引き下げも相次ぎ、アップルは10%安と急落した。1銘柄でダウ平均を106ドル強押し下げた。
    インテルなど半導体株やネット関連株に売りが波及、中国売上高比率が高いボーイングやキャタピラー、工業製品・事務用品のスリーエム(3M)の下げも目立った。

    投資家がリスク回避姿勢を強め、安全資産とされる米債券は買われた。米長期金利は一時2.54%と昨年1月以来の低水準を付けた。
    利ざやが悪化するとの見方からJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなど金融株が売られ、ダウ平均の重荷となった。

    セクター別では、不動産や電気通信サービスが上昇する一方でテクノロジー・ハード・機器や半導体・半導体製造装置が下落した。

    ナスダック総合株価指数は6営業日ぶりに大幅に反落し、前日比202.434ポイント安の6463.504で終えた。

    個別では、バイオ医薬品のブリストル・マイヤーズ(BMY)は、同業のセルジーンと740億ドルで買収合意したものの、財務負担を懸念され大幅下落。航空大手のデルタ航空(DAL)は、12月実績が予想を下振れたと発表し、軟調推移した。アメリカン航空(AAL)やユナイテッド・コンチネンタル(UAL)なども下落。携帯端末のアップルによる業績下方修正を受けて、部品サプライヤーであるスカイワークス・ソリューションズ(SWKS)、コルボ(QRVO)が大幅下落となった。


    NYダウ工業株30種(ドル)
    22,686.22−660.02 
    S&P500種
    2,447.89−62.14 
    ナスダック
    6,463.504−202.434
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,284.10+2.80 
    原油(ドル/バレル)
    46.83+0.29 
    円・ドル
    107.58 - 107.59−2.81 
     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は下落。
    3月物は前日比445円安の1万9370円で取引を終えた。大阪取引所の終値も630円下回った。
    アップルの業績下方修正や米経済指標の悪化などで米株式相場が660ドル下落。日本株先物も連れ安した。

    シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
    19370 ( -470 )
    シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
    19425 ( -415 )
    ( )は大阪取引所終値比


    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数

    FTSE100種総合株価指数は反落した。前日の終値に比べ41.57ポイント安の6692.66で引けた。構成銘柄の約7割が下落した。

    米IT大手アップルの業績予想下方修正に端を発する世界経済の減速懸念を受け、株価は軟調に推移。米国株の寄り付きの急落なども市場心理を下押した。
    朝方から英国を含む欧州各国の株式相場は売りが優勢だった。英国はその後上昇に転じる場面もあったが、午後に発表された米経済指標も軟調だったことから、世界景気の減速懸念があらためて意識され、再び下落した。
    金属の消費量が多い中国の景気懸念で鉱業関連株が軒並み値下がりし、株価指数を押し下げた。

    個別では、ロシアの鉄鋼大手エブラズは7%超の下落と目立った。中国で人気の高い高級衣料バーバリーが5.9%安と大幅安。鉄鋼大手エブラズが7.7%安と大きく値を下げた。
    金融株も売られた。
    半面、衣類小売ネクストは4.1%高と堅調。前の3週間の売り上げが良好だったことが好感された。流通大手テスコは、4.0%高、WMモリソン・スーパーマーケッツの2.2%高、同マークス&スペンサーは、1.3%高と買われた。


    ■ドイツ・フランクフルト株価指数

    ドイツ株式指数(DAX)は3営業日ぶりに反落した。終値は前日と比べて163.53ポイント安の10416.66だった。中国を中心に世界的な景気減速が懸念され、売りが広がった。

    個別銘柄では、米アップルが業績見通しを下方修正したことが響いて、半導体のインフィニオンテクノロジーズが4%超の下落と目立った。オンライン決済サービスのワイヤーカードと、医療機器のフレゼニウスも大幅安だった。

    一方で、RWEなど電力株は上がった。

    ■フランス・パリ株価指数

    フランスの株価指数CAC40の終値は前日に比べて1%以上、下がった。

     

01月04日 毎日コラム
亥年の設立銘柄は買いか!?
・・・続き

01月05日 マーケットコメント

01月06日 マーケットコメント

01月07日 マーケットコメント



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