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【市況一覧】
日経平均株価
40,003.60 +263.16 03/19
TOPIX
2,750.97 +28.98 03/19
マザーズ
746.07 +5.62 03/19
NYダウ平均
38,790.43 +75.66 03/19
ナスダック総合
16,103.45 +130.27 03/19


01月01日 マーケットコメント

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01月12日 マーケットコメント

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01月25日 マーケットコメント

01月26日 マーケットコメント

01月27日 マーケットコメント


    週明けの日経平均が反落。終値は前週末比124円安の2万649円だった。
    先週末のNYダウ平均は3桁上昇だったにもかかわらず、日経平均は、一度もプラス圏に浮上することなくダラダラと弱い動きが続いた。
    ドル円はやや円高気味、中国株安につれて下落幅が拡大。
    FOMCや米中通商協議を前に動きづらいという状況はあすも変わらないため、米国株に連れ高できなかった点はネガティブだった。
    今週は注目イベントが続く。国内主力企業の決算発表もあり神経質な1週間となりそうだ。
     
    明日29日の東京株式市場は、様子見気分か。
    今週は、29-30日にFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催され、29日に英議会がEU(欧州連合)離脱協定の代替案を採決する。
    30-31日には米中閣僚級の貿易協議が行われる予定で、週末2月1日には米1月雇用統計の発表を控えている。相次ぐイベントをにらみ、一方的にポジションを傾けにくい状況だろう。
     
    きょうの終値は2万649円で、弱いながらも5日線(2万642円、28日時点、以下同じ)は意識された。ここで反転して欲しいところだが、もう一段下げる場合には、25日線(2万379円)近辺までの押しは想定しておきたい。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(28日現在)
     
    21886.11  26週移動平均線
    21859.02  ボリンジャー:+1σ(13週)
    21850.01  均衡表雲下限(日足)
    21698.33  均衡表基準線(週足)
    21684.43  均衡表雲下限(週足)
    21523.55  75日移動平均線
    21401.83  ボリンジャー:+2σ(25日)
    21013.30  13週移動平均線
    20987.92  新値三本足陽転値
    20890.90  ボリンジャー:+1σ(25日)
    20823.69  均衡表転換線(週足)
    20695.68  ボリンジャー:-1σ(26週)
    20655.53  6日移動平均線
     
    20649.00  ★日経平均株価28日終値
     
    20642.76   5日線
    20608.00  均衡表転換線(日足)
    20379.97  25日移動平均線
    20349.95  均衡表基準線(日足)
    20167.59  ボリンジャー:-1σ(13週)
    19869.04  ボリンジャー:-1σ(25日)
    19505.25  ボリンジャー:-2σ(26週)
    19358.11  ボリンジャー:-2σ(25日)
    19321.88  ボリンジャー:-2σ(13週)
     
     
    【信用規制・解除】
     (28日大引け後 発表分)
     
     
    ■クボテック<7709>
    東証と日証金が29日売買分から信用取引に関する臨時措置を強化する。
    東証は委託保証金率を現行の50%以上(うち現金を20%以上)→70%以上(うち現金を40%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の50%(うち現金を20%)→70%(うち現金を40%)とする。

    ■デュアルT <3469> [東証2]
    東証と日証金が29日売買分から信用取引に関する臨時措置を強化する。
    東証は委託保証金率を現行の50%以上(うち現金を20%以上)→70%以上(うち現金を40%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の50%(うち現金を20%)→70%(うち現金を40%)とする。 

    ■ショクブン <9969> [東証2]
    東証と日証金が29日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。
    東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。
     
     

    【大引け概況】
    28日の日経平均株価は反落した。前週末比124円56銭安の2万0649円ちょうどで終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:15 容量:11.11M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    東証株価指数(TOPIX)は10.59ポイント安の1555.51と、ともに反落した。
     
    寄り付きは前週末に200円近く上昇した反動で戻り売りが先行、翌日以降に英国の欧州連合(EU)離脱修正案採決や米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催、米中閣僚級貿易協議など重要イベントを控えて様子見が強かった。
     
    FRB(米連邦準備理事会)が保有資産の縮小を早期に打ち止めるとの米紙報道を受け、米金融政策の正常化ペースが緩やかになるとの観測が広がった。米利上げペースも鈍るとの見方から円相場は1ドル=109円台前半まで円高方向に振れ、株式相場の重荷となった。米金利が低下すれば運用環境が悪化するとの警戒も広がり、銀行や保険といった金融株の下げも目立った。
     
    午後は堅調だった中国・上海株式相場が値を消したため、日経平均も下値を模索する動きとなった。
     
    市場からは「今週は海外イベントが多く、動きにくい。特に30日まで開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の会見をにらみ、結果が為替にどう影響を与えるかが気になるところだ。あすも手控え気分が強いだろう」(準大手証券)との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400は反落した。終値は前週末比90.95ポイント安の1万3809.01だった。
     
    東証1部の売買代金は概算で1兆8765億円と、2兆円を下回った。売買高は10億6502万株。東証1部の値下がり銘柄数は1498、値上がりは560、変わらずは69だった。
     
    業種別株価指数(全33業種)では、電気・ガス業、その他製品、その他金融業などが下落した。上昇は電気機器の1業種のみ。
     
    個別では、任天堂が軟調、ソフトバンクグループ、トヨタ自動車売りに押された。キッコマンや大塚HDが安い。東電HDや大ガスの下げが目立った。日本電産、村田製作所も冴えない。イーブックイニシアティブジャパンが急落、チェンジも安い。幸楽苑ホールディングスが大幅安となったほか、ブレインパッド、ダイキン、荏原実業も安い。富士通ゼネラルの下げも目立った。
     
    半面、キーエンスが買い優勢、東エレク、SUMCO、信越化学工業が底堅い動きをみせた。ファストリやソニーが高い。低位株の新日本理化が商いを集め急騰、イントラスト、インソース、アジアパイルホールディングスなども値を飛ばした。ムゲンエステート、インターアクションなども物色人気に。オプトホールディング、セレス、ダイワボウホールディングスも高い。
     
    東証2部株価指数は前週末比2.90ポイント安の6650.75ポイントと3日ぶり反落した。
    出来高6142万株。値上がり銘柄数は239、値下がり銘柄数は184となった。
     
    個別では、ショクブン、ウイルコホールディングス、アピックヤマダ、ビットワングループ、サイバーステップ下が売られた。
     
    一方、ぷらっとホームがストップ高。Abalanceは一時ストップ高と値を飛ばした。JFEシステムズ、太平製作所は昨年来高値を更新。明豊ファシリティワークス、東邦化学工業、RVH、日本化学産業、ウインテストが買われた。
     

    日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。
    終値は前週末比10円43銭高の3392円00銭と2018年12月17日以来、約1カ月半ぶりの高値を付けた。好材料の出た個別銘柄を中心に個人投資家の買いが入った。
    ジャスダック平均は大きく値を崩す場面もなく、比較的しっかりした値動きだった。材料株を中心に商いは活発で、時価総額上位の主力株も堅調となった。前週の株価上昇が目立ったマザーズ銘柄からジャスダック銘柄に個人投資家の物色がシフトしたものとみられる。
    ただ、株式相場全体が弱含んだことで、小幅な上昇で終えた。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で457億円と、8日以来およそ3週間ぶりの水準に膨らんだ。売買高は8614万株だった。
    値上がり銘柄数は331、値下がり銘柄数は281となった
     
    個別では、麻生フオームクリート、エムケー精工、リーダー電子、キムラ、幸和製作所がストップ高。フジタコーポレーションは一時ストップ高と値を飛ばした。フジオフードシステム、オーケー食品工業、ディーエムエスは昨年来高値を更新。ブロードバンドタワー、マジェスティ ゴルフ、ソフィアホールディングス、タカギセイコー、AKIBAホールディングスがり買われた。
     
    一方、第一建設工業、KG情報、フィスコ、シャクリー・グローバル・グループが昨年来安値を更新。アクシーズ、アイ・ピー・エス、日本エマージェンシーアシスタンス、歯愛メディカル、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所が売られた。

    東証マザーズ指数は前週末比18.27ポイント安の949.65ポイントと4日ぶり反落。
    前場は高く推移する場面もあったが、前週末まで3日続伸していた反動もあって徐々に利益確定売りが先行した。後場にかけて様子見ムードも強まる中でマザーズ指数はじりじりと下げ幅を拡大し、安値引けとなった。
    時価総額の大きな銘柄やユーザベース、エコモットなど直近で上昇していた銘柄を中心に売り上げ先行した。
    売買代金は概算で982.93億円。騰落数は、値上がり97銘柄、値下がり166銘柄、変わらず10銘柄となった。
     
    個別では、CYBERDYNE、AmidAホールディングス、マネジメントソリューションズ、リファインバース、ユーザベースが売られた。
     
    一方、テックポイント・インク、和心がストップ高。リネットジャパングループ、オークファン、UUUM、チームスピリット、Kudanなど7銘柄は昨年来高値を更新。リンク、シリコンスタジオ、WASHハウス、うるる、ライフネット生命保険が買われた。
     
     

    【後場寄り付き概況】

    28日後場寄付きの日経平均株価は、前営業日比96円83銭安の2万0676円73銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、7.53ポイント安の1558.57で始まった。
     
    為替の円高・ドル安基調を嫌気した売りに押され、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに軟調に推移している。
    外国為替市場では、1ドル=109円30銭台の推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
     
    個別では、任天堂が下押し、ソフトバンクGはさえない。東電力HDが値を下げ、積水ハウスは軟調。三菱UFJが緩み、東京海上は反落。トヨタ、スズキ、東海カは安い。日本電産が売られている。
     
    半面、武田が買われ、ファーストリテ、ソフトバンク、ZOZOは堅調。SUMCO、キーエンスが値を上げ、ソニー、東エレク、ファナック、村田製、コマツなど買われている。
     
     
    米上下両院は来月15日までの期限付きで連邦政府機関を再開する法案を25日に可決、トランプ大統領は同法案に署名した。これを材料視した買いが先行するとみていたが、再度閉鎖される可能性もあり、不透明要因の払しょくとまでは評価につながらなかったようである。また、連邦政府機関集計の滞っていた経済指標などが今週相次いで発表される可能性があるため、これを見極めたいといったところであろう。
     
     
     

    「月曜は今年初の負け?」

    今年になってから25日までの曜日別勝敗。
    月曜:2勝0敗(2連勝)
    火曜:2勝1敗
    水曜:1勝2敗(2連敗)
    木曜:0勝3敗(3連敗)
    金曜:3勝1敗(直近3連勝)
    木曜が勝ちナシで圧倒的に良くない。
    月金と週末週初が頑張っている印象だ。

    一方で日足の罫線で見てみると・・・。
    月曜:陽線1回陰線1回
    火曜:陽線1回陰線2回
    水曜:陽線2回陰線1回
    木曜:陽線1回陰線2回
    金曜:陽線2回陰線1回
    こちらは大した差がない。
    しかも陽線7回、陰線7回と互角。

    節分。
    豆や落花生を撒くことばかりがクローズアップされるが本来は季節の変わり目に生じる邪気払い。
    悪い奴を追い出す行事なので因習とはいえ結構重要だ。
    因みに、2月3日に決まっているというのは思い込み。
    1984年までの閏年は2月4日だった。
    2025年以降閏年の翌年は2月2日になるという。
    豆や鰯が登場するが、豆は「摩滅」に由来。
    節分には花街などでは扮装する風習もあり「お化け」と呼ばれる。
    どうせなら海の向こうの魔を滅し、マーケットのお化粧にでも期待したいもの。
    「節分天井彼岸底」なんて言葉は最近聞かなくなってきた。
    「天神天井天神底」の方がポピュラーになってきたのだろうか。

    そういえば・・・。
    鬼宿日(きしゅくひ)というのもある。
    鬼が入っているので悪い日かと思うがそうではない。
    「鬼が宿にいて出歩かないから邪魔されない日」。
    何をするにも良い吉日とされる。
    今年は全部金曜日。
    1月11日、2月8日、3月8日、4月5日、5月3日、31日、
    6月28日、7月26日、8月23日、9月20日、
    10月18日、11月15日、12月13日。

    (櫻井)
     


    28日午前の日経平均株価は反落した。前週末比65円34銭安の2万0708円22銭で前場を終えた。
     
    前週末の米国株式市場では、連邦準備制度理事会(FRB)が保有資産の圧縮計画を早期に切り上げることを検討しているとの報道が好感され、株高につながった。しかし、東京株式市場では「資産縮小の早期切り上げはドル安、円高につながり、日本株にはネガティブ」と受け止められ、日経平均は先物が主導する形で軟化した。
    米金利が低下すれば運用環境が悪化するとの警戒から銀行や保険といった金融株に売りが出た。
    前週末に200円近く上昇した後とあって、これまで上昇基調にあった電力やガス、食料品といった内需・ディフェンシブ株を中心に戻り待ちの売りが出た。
    外国為替市場で1ドル=109円台前半まで円高・ドル安が進んだことにつれ、輸出関連株の一部に売りが増えたほか、ヘッジファンドなど海外の投資家が株価指数先物に断続的な売りを出したことも相場の重荷となった。
     
    ただ、下値を探る動きは限られた。米政府機関の閉鎖が一時解除されたことなどが好感され、前週末の米株式相場が上昇。28日は中国・上海などアジア株が総じて上げるなど投資家心理は改善傾向にあり、相場の下支え要因となった。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落した。
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で9093億円、売買高は5億4200万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1303、値上がりは717、変わらずは107だった。
     

    業種別株価指数(全33業種)では、その他製品、電気・ガス業、鉄鋼の下落が目立った。上昇は電気機器、小売業、サービス業など。
     
    個別では、任天堂が安く、ソフトバンクグループやTDKも冴えない。大ガスや東電HD、ユニファミマが安い。インド子会社の決算を発表したスズキの下げが目立った。東海カーボンも売りに押された。イーブックイニシアティブジャパンが急落、幸楽苑ホールディングスも大幅安。富士通ゼネラルの下げも目立つ。
     
    半面、塩野義や武田薬品工業がしっかり、ファナックやソニーが上昇。ファーストリテイリングや信越化買い優勢。キーエンスも高い。低位では新日本理化が急動意、イントラストも値を飛ばした。アジアパイルホールディングス、ムゲンエステートなども大幅高となっている。
     
     
    東証2部株価指数は前週末比4.40ポイント安の6649.25ポイントと3日ぶり反落した。
    出来高3935万株値上がり銘柄数は238、値下がり銘柄数は154となった。
     
    個別では、ショクブン、デュアルタップ、ウイルコホールディングス、ボーソー油脂<2608>、アピックヤマダが売られた。
     
    一方、Abalance、ぷらっとホームがストップ高。JFEシステムズ、太平製作所は昨年来高値を更新。明豊ファシリティワークス、東邦化学工業、RVH、日本化学産業、野崎印刷紙業買われた。

     


    日経ジャスダック平均株価は小幅に続伸した。前引けは前週末比13円24銭高の3394円81銭だった。好材料を発表した一部の銘柄に個人投資家の資金が向かった。もっとも、日経平均株価が下げるなど株式相場全体が買いの勢いを欠くなか、上昇は小幅にとどまった。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で257億円、売買高は5051万株。値上がり銘柄数は338、値下がり銘柄数は236となった。
     
    個別では、麻生フオームクリート、リーダー電子、幸和製作所がストップ高。フジオフードシステム、オーケー食品工業は昨年来高値を更新。ブロードバンドタワー、マジェスティ ゴルフ、和井田製作所、タカギセイコー、アミタホールディングスが買われた。
     
    一方、第一建設工業、KG情報が昨年来安値を更新。アクシーズ、日本エマージェンシーアシスタンス、スペースシャワーネットワーク、ユークス、アサカ理研が売られた。
     


    東証マザーズ指数は前週末比7.96ポイント安の959.96ポイントと4日ぶり反落。
    本日は米政府機関の閉鎖が一部で解除され、目先の不透明感がやや後退することも買い安心感につながるだろう。ただ、マザーズ先物は前週末までの3日間で5%超上昇し、上値では利益確定の売りが出ているほか、30日からの米中閣僚級協議の内容を見極めたいとのムードも高まりそうで、上値の重い展開。
    また、今週から東証1部の主要企業の昨年10-12月期決算発表が本格化するだけに、個人投資家の関心が東証1部市場に向かう可能性があり、このところ騰勢を強めていた中小型株にはやはり利益確定の動きで上値を抑える要因になっている。
     
    値上がり銘柄数は121、値下がり銘柄数は141となった。
     
    個別では、AmidAホールディングス、CYBERDYNE、アンジェス、ユーザベース、シャノンが売られた。
     
    一方、テックポイント・インクがストップ高。和心は一時ストップ高と値を飛ばした。リネットジャパングループ、オークファン、UUUM、チームスピリット、Kudanなど6銘柄は昨年来高値を更新。シリコンスタジオ、イード、ライフネット生命保険、うるる、ジェネレーションパスが買われた。

    【寄り付き概況】

    28日の寄り付きの日経平均株価は、前週末比27円27銭安の2万746円29銭と反落してスタート。為替市場で、対ドルで1ドル=109円台前半とやや円高に振れていることが警戒され、売りが先行したようだ。
    前週末の米国株式市場は、政府機関の一部閉鎖がいったん解除されることが追い風材料となりNYダウなど主要指数がいずれも上昇、これを受けて週明けの東京株式市場にも追い風が意識される。
    ただ、今週から本格化する国内企業の決算発表の動向を見極めたいとの思惑や、米中貿易協議の行方、さらに米FOMCと重要イベントを控え上値を積極的に買いにくい環境ともいえる。相場全般は強弱感対立のなか不安定な値動き。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、11業種が高く、値上がり上位に鉱業、電気機器、鉄鋼など。一方、値下がりで目立つのは水産、その他製品、陸運など。
     
    個別では、任天堂が軟調。トヨタは小幅安。積水ハウスもさえない。ソフトバンクGは売り優勢。ユニー・ファミマが値を下げている。三井住友、三菱UFJは弱含み。
    半面、SUMCO、ファナック、キーエンスが上伸。ソニーもしっかり。武田が買われている。ファーストリテは強含みとなっている。
     
    225先物は野村・JP・アムロ・ソジェン・パリバ・GSが買い越し。
    SBI・UBS・メリル・モルスタ・ナティクス・楽天が売り越し。
    TOPIX先物はモルスタ・UBS・JP・みずほが買い越し。
    メリル・野村・GS・アムロ・クレディが売り越し。
     
    テクニカル的にはイソライト(5358)が動兆。
     


     
    「天恩日。面白きこともある場を面白く」
     
    週末のNY株式市場は上昇。
    背景は1ヶ月以上に及ぶ政府機関一部閉鎖解除の方向。
    トランプ大統領は2月15日まで3週間の資金を手当てするつなぎ予算案で議会と合意したと発表。
    つなぎ予算案は上下両院の承認を経て、大統領の署名によって成立することになる。
    「米中通商交渉やブレグジットなどの不透明要素が相場の重荷」という声もある。
    しかし「一部の不透明要素が薄れ始めた」との解釈だ。
    週間ベースではNYダウは0.1%高、5週続伸(累計10.2%上昇)。
    NASDAQは0.1%高、5週続伸(同13.1%上昇。
    S&P5000.2%安、5週ぶりの反落。
    企業の決算発表は佳境。
    S&P500採用企業のうち22%超が決算発表を通過。
    約7割の企業の業績がアナリスト予想を上回っている。
    木曜に一時2.700%と1週間ぶりの低水準だった10年国債利回りは2.755%。
    29〜30日のFOMCを控え「追加利上げのタイミングに関する手掛かり待ち」との見方。
    2019年末までの利上げ確率は30%と前日の22%から上昇。
    北アイルランドの民主統一党(DUP)が、メイ首相のEU離脱協定案支持を条件付きながらも非公式に決定したと大衆紙サンが報道。
    英ポンドは対ドルで3カ月強ぶりの高値。
    ドル円は109円台半ばで動意薄。
     
    週末の日経平均は4日ぶりの反発。
    月曜始値の20848円は上回れなかったが月曜終値20719円は上回っており週足は3週連続陽線。
    (始値を基準にする向きにとっては陰線と解釈は異なる)。
    前週末比は103円高で3週連続プラスとなった。
    3日ぶりの5日線(20656円)回復。
    6日連続で25日線(20409円)を上回った。
    「短期上昇トレンドを取り戻した。
    21日のザラバ高値(20892円)を抜けなかったが終値ベースでは今年の高値。
    3日間の足踏みはイライラさせられたが相場底堅さの確認場面だった。
    東京エレクトロン上昇は悲観相場からの回復という流れ」との声が聞こえる。
    週間ベースでは日経平均株価は0.5%高、3週連続上昇(累計6.2% 1211.6円上昇)。
    TOPIXは0.6%高、3週連続上昇(同6.5%上昇)。
    東証マザーズ指数は1.8%高、5週連続上昇(同19.3%上昇)。
    日経ジャスダック平均は0.4%高、3週連続上昇(同5.6%上昇)。
    東証2部指数は0.9%高、2週ぶりの反発。
    値上がり1337銘柄、値下がり697銘柄。
    新高値5銘柄。新安値7銘柄。
    騰落レシオは86.74。
    NT倍率は13.26倍。
    25日線からは1.8%のプラスかい離。
    200日線(22165円)からは6.3%のマイナスかい離。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲7.884%。買い方▲12.591%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.588%。買い方▲12.824%。
    空売り比率は41.2%と低下してきたものの34日連続40%超。
    日経HVは28.0、日経VIは19.54。 
    日経平均採用銘柄のPERは12.05倍。EPSは1723円。
    PBRは1.10倍。
    225先物シカゴ終値は大証日中比15円高の20795円。
    高値20890円、安値20540円。
    13週線(21135円)の先が26週線(21958円)。
    24ヶ月線がその間の21355円に位置している。
    月足陽線基準19561円は遥か下。
    1月SQ値20290円もその後下回ったことはない。
    米企業決算はアップル(29日)、フェイスブック(30日)、アマゾン(31日)。
    国内決算発表も佳境に入る。
    1月30日(水)179件、31日(木)400件。
    2月1日(金)155件と前半のピーク。
    2月4日(月)123件、5日(火)165件、6日(水)167件。
    7日(木)262件、8日(金)545件。
    FOMCから週末の雇用統計、そして決算が絡む週。
    気学では「吹き値売り方針の日。下放れ突っ込みは見送れ」。
    火曜は「人気に逆行して動く日。逆張り方針良し」。
    水曜は「前後場歩調を異にして動く日」。
    木曜は「相場の放れを注意して駆引きする日」。
    金曜は「後場高の日。始め安ければ買い狙い良し」。
     
    週刊東洋経済の今週号の特集。
    「株価崩落に備えよ」。
    サブタイトルは「小康状態にリスクが潜む」。
    そして市場関係者の対談のテーマは「日本株は利食いのチャンスが迫っている」。
    あるいは「最近の急落が大当たり。
    経済物理学で日本株の崖をズバリ予測」。
    日経朝刊の広告を見ただけで中身は読んでいない。
    ただ大きな活字の「株価崩落」の見出しは、逆指標となるのかも知れない。
    ただ「利食いのチャンス」というからには、目先上昇シナリオ。
    どうせなら徹底的弱気を前目に出してくれた方が市場は歓迎しようか。
    週刊ダイヤモンドやエコノミストも同時に弱気特集を組んでくれれば最強の強気材料視したいのだが・・・。
    ちなみに・・・
    東洋経済ONLINEの年末の記事は「経済物理学で予測、株価は2019年初に下落」。
    サブタイトルは「逆バブルシグナルを出すクラッシュ指数」となっている。
     
     
    経済物理学ではバブルを「揺れを伴いながら崩壊する点(臨界点)へと近づいていく系列」としてとらえる。
    2017年以降のデータについての推計。
    株価が急落した2018年2月の前の2017年10月〜2018年1月。
    「みずほクラッシュ指数」が高水準にあった。
    「10営業日後に臨界点到達」の蓋然性が高いというシグナルを出していた。
    また、指数の上昇は限定的ではあったものの2018年5〜6月の下落局面の前。
    あるいは2018年10月の下落局面の前も、一定のシグナルを出していたことがわかる。
    株価下落局面の起点を2018年1月とした予測。
    足元(2018年12月5日)までのデータを使って株安が臨界点に達するタイミングを予測した。
    「べき乗則で下落続けば2019年1月に臨界点へ」というのが結論。
     
     
    「面白きこともある場を面白く」というような気になる。
    強気と弱気が相まって成長するのが相場でもある。
     
    テニスの全豪オープンで優勝したのは大坂なおみ選手。
    所属は日清食品(2897)。
    「まんぷく効果」はココにあったのだろうか。
    もっともヨネックス(7906)の株価も堅調だ。
     
    昨日は今年最初の天赦日。
    しかし日曜だったから相場への影響はない。
    そこで今度は天恩日(てんおんひ)を見てみた。
    天恩日とは「天の恩恵で、すべての人が幸福を受けられる最上の吉日」。
    以下は今年の天恩日。
    天赦日とは違って5日連続してやってくる。
    今週は月火水木と天恩日。
    相場では暦の重み=時間の大切さを感じることも必要なのだろう。
    なにか明るい気がするのは気の所為?
     
    1月12日(土)〜 1月16日(水)
    1月27日(日)〜 1月31日(水)
    2月11日(月)〜 2月15日(金)
    3月13日(水)〜 3月17日(日)
    3月28日(木)〜 4月 1日(月)
    4月12日(金)〜 4月16日(火)
    5月12日(日)〜 5月16日(木)
    5月27日(月)〜 5月31日(金)
    6月11日(火)〜 6月15日(土)
    7月11日(木)〜 7月15日(月)
    7月26日(金)〜 7月30日(火)
    8月10日(土)〜 8月14日(火)
    9月 9日(月)〜 9月13日(金)
    9月24日(火)〜 9月28日(土)
    10月9日(水)〜 10月13日(日)
    11月8日(金)〜 11月12日(火)
    11月23日(土)〜11月27日(水)
    12月8日(日)〜 12月12日(木)
     
     
     
    NYダウは183ドル高の24737ドルと反発。
    NASDAQは91ポイント高の7164ポイントと3日続伸。
    S&P500は22ポイント高の2664ポイントと3日続伸。
    ダウ輸送株指数は79ポイント高の9921ポイント。
    SOX指数は2.17%の上昇。
    VIX指数は17.41まで低下。
    3市場の売買高は75.5億株と増加。
    CME円建ては大証日中比15円高の20795円。
    ドル建ては大証比30ポイント高の20801ポイント。
    ドル円は109.53円。
    10年国債利回りは2.758%。
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    平田機工(6258)・・・動兆
     
    平田機工に注目する。
    同社は自動車、半導体、パネル製造装置、家電など生産設備エンジニアリング会社。
    清算設備のインテグレーターだ。
    有機EL向け設備は減少ながらEV、IoT関連が拡大。
    本社新工場建設が稼働。
    ボトムからのリバウンド継続。
    大河ドラマ「いだてん」の熊本銘柄だ。
     


    (兜町カタリスト櫻井)

    28日の東京株式市場は、堅調な展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万600円-2万900円。
    前週末25日の米国株式の上昇を受け、朝方は買いが先行しそうだ。
    米国株式は政府閉鎖の解除など好材料が出てきた上で上昇しており、売りも出しづらいタイミング。指数は緩慢な動きが続くかもしれないが、個別では見直し買いが入る銘柄が多く小じっかりの展開が続くと予想する。
    19年3月期第3四半期の決算発表の本格化を控え、好業績が期待される銘柄や米中の貿易摩擦の影響を受けづらい銘柄などへの物色が中心になりそう。
    為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の半ば(前週末25日終値は109円76-78銭)とやや円高に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=124円台の後半(同124円28-32銭)と円安方向にある。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、25日の大阪取引所終値比15円高の2万795円だった。
     
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■アジアパイルホールディングス <5288>
    今期経常を36%上方修正・5期ぶり最高益、配当も3円増額。
     
    ■オハラ <5218>
    極低膨張ガラスセラミックスがキヤノン電子 <7739> の超小型人工衛星初号機に採用。
     
    ■イントラスト <7191>
    4-12月期(3Q累計)経常が6%増益で着地・10-12月期も53%増益。また、優待品をクーポン交換サイト「バリュースターモール」で利用できるオンラインクーポン2000円分に変更する。現行はクオカード500円分。
     
    ■キムラユニティー <9368>
    4-12月期(3Q累計)経常が50%増益で着地・10-12月期も42%増益。
     
    ■イーブックイニシアティブジャパン <3658>
    今期経常を22%上方修正・最高益予想を上乗せ。
     
    ■西日本FH <7189>
    発行済み株式数(自社株を除く)の0.78%にあたる120万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は1月28日から3月末日まで。
     
    ■昭和飛行機工業 <7404> [東証2]
    4-12月期(3Q累計)経常が19%増益で着地・10-12月期も30%増益。
     
    ■ブロードバンドタワー <3776> [JQ]
    大口の受注獲得などを踏まえ、昨年8月に開設した新データセンターの第2期工事を実施。投資総額は約23億円で、9月中に完了する予定。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
    28(月)
    通常国会召集
    日銀金融政策決定会合議事要旨(12/19〜20開催分)
    12月企業サービス価格指数(8:50)
    《決算発表》
    オリックス、ルネサンス、JSR、松井証、キーコーヒー、マクニカ富士、東映アニメ、弁護士コム、航空電、信越ポリ、ハマキョウ、コーエーテクモ、エクセディ、トランコム、タカラレーベン
     
    【海外】
    米12月シカゴ連銀活動指数(22:30)
    《米決算発表》
    キャタピラー


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [概況]

    先週末25日のNY株式市場は良好な米企業の決算にダウは反発し、ナスダックとS&P500は3日続伸で引けたがドルは上値が重かった。
    ドルの上値を重くさせているのが米中貿易摩擦と米政府機関の閉鎖で、先週末は政府機関再開の為の暫定予算が合意されてドルは買われたが、其の合意案は2月15日までの僅か3週間だという事が判ってドルは直ぐに109円半ば割れまで急落した。
     
    最後は109円半ばを回復したが、今週は月末に米中貿易協議が行われる予定で、また週末2月1日には米雇用統計も発表される事から、基本的に週末までドルは様子見姿勢の揉み合いではないかと予想している。
     
    今週の米国は28日(月)ナシ、29日(火)11月S&Pケースシラー住宅価格指数、1月消費者信頼感指数、30日(水)MBA住宅ローン申請指数、1月ADP雇用統計、第3四半期GDP速報値、FOMC(29〜30日)政策金利発表、31日(木)12月個人所得・支出、第3四半期雇用コスト指数、新規失業保険申請件数、1月シカゴ購買部協会景気指数、2月1日(金)1月雇用統計、1月ISM製造業景況指数、12月建設支出、1月ミシガン大学消費者信頼感指数などが発表予定となっている。
     


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    [株価材料]
     
    ■日揮<1963>
    ベトナムで再エネエンジ事業拡大
     
    ■DMG森精<6141>
    セラミックス切り粉99%超回収する技術開発
     
    ■アルプスアル<6770>
    中国でEV用電池パック量産へ
     
    ■IHI<7013>
    陸用原動機事業集約へ
     
    ■三井物<8031 >
    VBが高齢者向けAIスピーカー開発
     

01月28日 毎日コラム
高齢化社会で大人用オムツに需要拡大
・・・続き



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