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【市況一覧】
日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,085.80 -375.12 04/26
ナスダック総合
15,611.76 -100.99 04/26


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12月12日 マーケットコメント


     
    13日の日経平均は続伸。
    中国による米国産大豆など農産物の輸入拡大やハイテク産業政策の見直し検討が伝わったほか、ファーウェイ幹部の釈放も好感されるなか、米中関係の改善期待から買い先行で始まった。明日の先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)が控える中で積極的な売買は手控えられ、リバランス中心とはなったが、権利行使価格水準が切上がるなかでヘッジに伴う商いも底堅さにつながった。後場は狭いレンジでのこう着とはなったが、大引けでは6営業日ぶりに2万1800円を回復している。
     
     
    明日(14日)の東京株式市場は、米中貿易摩擦を巡る懸念後退への期待感などから買いが先行し、日経平均株価は続伸となりそうだ。
    また、外国為替市場で1ドル=113円台半ばの推移となっていることも買い支援材料となりそうだ
    今晩、欧州ではECB理事会およびドラギ総裁会見が予定されており、株高の後押し材料になるかが注目される。2万2000円台をあっさり回復するような展開となれば、来週は直近の高値が控える2万2500円何処が視野に入る。
     
    日経平均は連日の3桁上昇。当面の底割れを回避し、2万2000円台が射程圏内に迫った。終値(2万1816円)は25日線(2万1870円)には届かなかったが、5日線は上向きに転じており、極端に海外市場が悪化しない限りは、明日も戻り基調が続くと予想する。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(13日現在)
     
    22586.24  ボリンジャー:+2σ(25日)
    22574.76  新値三本足陽転値
    22494.43  75日移動平均線
    22478.14  26週移動平均線
    22450.14  13週移動平均線
    22364.72  均衡表雲上限(週足)
    22301.23  200日移動平均線
    22228.29  ボリンジャー:+1σ(25日)
    22209.15  均衡表雲下限(日足)
    21965.67  均衡表転換線(週足)
    21880.55  均衡表転換線(日足)
    21880.55  均衡表基準線(日足)
    21870.33  25日移動平均線
     
    21816.19  ★日経平均株価13日終値
     
    21802.56  ボリンジャー:-1σ(26週)
    21684.43  均衡表雲下限(週足)
    21548.06  ボリンジャー:-1σ(13週)
    21512.38  ボリンジャー:-1σ(25日)
    21494.46  6日移動平均線
    21154.43  ボリンジャー:-2σ(25日)
    21126.99  ボリンジャー:-2σ(26週)
    20796.48  ボリンジャー:-3σ(25日)
    20645.98  ボリンジャー:-2σ(13週)
    20451.41  ボリンジャー:-3σ(26週)
     
    ローソク足は陽線を引いた。取引時間中としては4日以来の一時25日線超えをみせ、14日以降は終値の25日線超えや4日安値と5日高値で形成する窓埋めも期待される。
    ボリンジャーバンドでは、2日連続の一時-2σ割れとなった11日をボトムとした短期反発トレンド入りを示し、中心線への本格回復が視野に入ってきている。
     

    [概況]

    13日の東京外国為替市場は、中国が貿易問題で米国に譲歩した報道で、リスク回避姿勢が後退した。具体的には、150万〜200万トンに上る米国産大豆の購入と、米輸入車の関税の引き下げで、報道は関税を40%から15%に引き下げると伝えている。
    外国為替市場はこれらを好感し、米ドル円が高値113.510円まで上昇。ユーロ円も一時129.240円へ高値を伸ばした。
     
    この後は、ユーロ円の上昇がどこまで続くか注目したい。昨日、イタリアの予算案を巡り、イタリアがEUに財政赤字のGDP比率目標を、当初の2.40%から2.04%へ引き下げた案を提出。このイタリアの歩み寄りで、ユーロ相場は目先の重しが取れた印象だ。
     
    そのため、本日予定されているトリア伊財務省と欧州委員会の協議でも、事態の進展を期待させる報道が伝われば、ユーロ円はさらに上昇する可能性がある。その場合は、一目均衡表の雲の上限129.900円近辺が意識されそうだ。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    【大引け概況】
    13日の日経平均株価は続伸し、前日比213円44銭高の2万1816円19銭と、5日以来およそ1週間ぶりの高値で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:05 容量:9.39M


    過去のマーケット動画はこちら
     
    米国と中国の貿易問題の先行きに対する楽観的な見方を背景に前日の米国株が上昇し、東京株式市場でもリスク回避姿勢が和らいだ。
    海外ヘッジファンドなどの買いが前日に続き優勢だった。海運や鉄鋼、金属製品など今年の下落率が大きかった景気敏感株の上昇が目立った。
     
    中国がハイテク産業育成策「中国製造2025」を見直し、海外企業の参入に柔軟に対応するとの12日の報道を好感し、同日の米株式相場が上昇。日本時間13日朝には複数の海外メディアが「中国が米国産大豆を大量に買い付けた」と伝え、貿易摩擦の緩和期待がさらに高まった。
     
    外国為替市場で円相場が一時1ドル=113円台半ばまで下落したほか、中国・上海や香港株式相場の上げも日本株の追い風となった。半面、個人投資家の戻り待ちの売りが上値を抑えた。
     
    市場では「きのうの好地合いを受け続伸したが、手掛かり材料難の状況が続くことから、個別株への物色が中心となりそうだ」との見方があった。
     
    JPX日経インデックス400は続伸。終値は前日比82.98ポイント高の1万4322.42だった。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、10.04ポイント高の1616.65で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆3993億円と低水準だった。売買高は13億3279万株。東証1部の値上がり銘柄数は1583、値下がりは482、変わらずは61だった。
     
    業種別株価指数(全33業種)は電気機器、輸送用機器、銀行業などが上昇し、情報・通信業、ゴム製品、電気・ガス業は下落した。
     
    個別では、武田薬品工業が売買代金トップで大きく買われたほか、ファーストリテイリングも大幅高。ユニー・ファミリーマートホールディングス、住友鉱、新日鉄住金が上昇。資生堂が堅調、コマツも上値を追った。サイバーコム、エー・アンド・デイが値を飛ばし、アカツキも物色人気に。東京個別指導学院、アルヒも買いを集めた。イビデン、千代田化工建設なども高い。
     
    半面、ソフトバンクグループが軟調、2〜10月期決算が最終減益だったドームが安い。トヨタ自動車が冴えず、昭和電工も売られた。キーエンス、村田製作所も下値を探り、花王も安い。Hameeが急落、ダブル・スコープ、ネクステージも大幅安。OKIも目立った。
     
     
    東証2部株価指数は前日比56.13ポイント高の6884.65ポイントと続伸した。
    出来高1億1454万株。値上がり銘柄数は233、値下がり銘柄数は198となった。
     
    きょう東証2部に上場したオーウエルは公開価格(750円)を14%上回る855円で初値を付けた。その後伸び悩み、終値は776円だった。
     
    個別では、ファーマフーズがストップ高。京進は年初来高値を更新。サイバーステップ、大日本コンサルタント、図研エルミック、アルチザネットワークス、エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマートが買われた。
     
    一方、中央ビルト工業、ボーソー油脂、カワニシホールディングス、アイケイ、ダイショーなど47銘柄が年初来安値を更新。花月園観光、SECカーボン、サンセイ、スリーエフ、カーチスホールディングスが売られた。
     


     日経ジャスダック平均株価は小幅に続伸した。終値は前日比14円72銭高の3498円98銭だった。外部環境の落ち着きを背景に日経平均が続伸して始まったことで投資家心理も改善、11日まで6日続落したため、短期的な戻りを期待した買いが続いたほか、好材料の出た銘柄を中心に買いが入った。
    ジャスダック市場にも買いが先行して始まった。ただ、ソフトバンクの上場を19日に控えるなどIPOラッシュを控え、既存銘柄への換金売りも散見され、全般は小動きにとどまった。個人投資家が持ち高を一方向に傾ける動きは限られた。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で459億円と、11月20日以来3週間ぶりの低水準。売買高は7567万株だった。
    値上がり銘柄数は366、値下がり銘柄数は244となった。
     
    個別では、日本サード・パーティ、前田製作所、理研グリーンがストップ高。ケイブは一時ストップ高と値を飛ばした。ホロン、三協フロンテアは年初来高値を更新。アイ・ピー・エス、綜研化学、LCホールディングス、日特エンジニアリング、極東産機が買われた。
     
    一方、常磐開発、シベール、カイカ、東北新社、ケアサービスなど30銘柄が年初来安値を更新。ヤマト・インダストリー、秋川牧園、夢の街創造委員会、ニッパンレンタル、ダイヤ通商が売られた。
     

    東証マザーズ指数は前日比3.41ポイント高の960.66ポイントと続伸。
    午前中は値を消す場面も見られたが、徐々に値上がり銘柄が増え、午後はプラス圏で安定して推移した。
    個人投資家に人気の高い時価総額上位銘柄が軟調ではあったが、本日のマザーズ市場では、値動きの軽い低位株や直近IPO銘柄に資金がシフトしていた。
     
    マザーズでは11日に新規上場した2銘柄が売買代金上位に入るなど、「全般的に個人投資家主体の相場の中で新興企業市場もにぎわいがみられた」との声が聞かれた。
     
    値上がり銘柄数は181、値下がり銘柄数は84となった。
     
    個別では、テックポイント・インク、ピアラがストップ高。農業総合研究所、CRI・ミドルウェア、はてな、UUUM、リンクバルなど7銘柄は年初来高値を更新。うるる、ジーニー、くふうカンパニー、エディア、オイシックス・ラ・大地が買われた。
     
    一方、G-FACTORY、ピーバンドットコム、バリューゴルフ、シルバーエッグ・テクノロジー、システムサポートなど11銘柄が年初来安値を更新。マネーフォワード、トレンダーズ、霞ヶ関キャピタル、CYBERDYNE、ログリーが売られた。
     
    札証アンビシャス市場にきょう新規上場したFJは午前に公募・売り出し(公開)価格を23%上回る907円で初値を付けた。上昇する場面もあったが、午後には売りに押され、初値を8%下回る832円で取引を終えた。


    「転ばずに」

    最近のIPOで思うこと。
    モノを作っている企業が少ないなということ。
    という寄りは、コンサルティングみたいな他の企業に対してアドバイスをする企業が多いなということ。
    そんな気がする。
    これはどういうことなのだろうか。
    社会が成熟したからソフト化経済に進んでうることの裏返しなのだろうか。
    でも、「必要不可欠」という視点からすると、どうも違うような気がしないでもない。
    ある市場関係者は「他人の褌で相撲を取っている銘柄が多いですね」。
    市場だけでなく企業も他力本願になっているとしたら、これは結構大きな課題である。
    ただ単にモノを作っていればいいということではない。
    ソフトも重要なコンテンツ。
    創意工夫をより効率的にするためにはコンサルも必要だろう。
    でも市場に溢れているのは「ネットを使ったコンサル」みたいな状況。
    なにか危なげさを感じる。

    火曜日に開催されたのは「第18回宇宙開発戦略本部会合」。
    宇宙基本計画工程表の改訂案が決定した。
    「宇宙ベンチャー支援の積極的な推進、宇宙安全保障の一層の強化、
    米国が構想する月周辺の有人拠点Gatewayに関する国際調整の推進」が行われる。
    となると・・・。
    五輪→万博→宇宙旅行という構図になるのだろうか。
    興味深かったのは昨日の安倍首相。
    13時過ぎに官邸で忍者NINJA議員連盟及び日本忍者協議会による表敬を受けた。
    「政治と忍者」という連想はどこからも登場しないし、忍者議員連盟というのも知らなかった。
    夜は銀座のステーキ「かわむら」で会食。
    出席は麻生財務相、加藤総務会長、甘利選対委員長、萩生田幹事長代行、林幹事長代理ら。
    来年の参院選がテーマだったのだろうか。
    今年の漢字を「転」としただけに、消費税で転がらないで欲しいものである。



    (櫻井)。

    【後場寄り付き概況】
     
    日経平均株価は、前営業日比223円58銭高の2万1826円33銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、12.15ポイント高の1618.76で始まった。
    米国株高を好感し上昇した前場の流れを引き継ぎ、買い優勢の状態が続いている。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに上げ幅を拡大している。
     
    外国為替市場では、1ドル=113円40銭台の推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
     
    個別銘柄では、武田が上伸。ソニー、ファナック、トヨタが堅調。ファーストリテ、ユニー・ファミマがしっかり。三菱UFJ、三井住友も買われている。
    半面、ソフトバンクGが軟調。東電力HDが弱含み。昭和電工、東海カがさえない。キーエンス、村田製が小幅安となっている。
     
    前回の9月限から日経平均は年初来高値2万4270円台を付けた後に約1ヶ月で2万1000円を割り込むといった動きをみせたことからも波乱が予想される先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)と12月日銀短観の発表といったイベントを明日に控えているものの、オプション権利行使価格が切上がるなかでSQ値が一段と切上がる動きも意識されてくる。
     
    個別では、欧州関連銘柄の動きに注目しておきたい。
    直近では、イタリアのコンテ首相が来年の財政赤字目標を国内総生産(GDP)の2.04%とする譲歩案を欧州委員会側に意向に沿う提出したと明らかにした。
     
    そのほか、ドイツ政府がドイツ銀行の再建強化策の検討や、英与党保守党の下院議員による信任投票でメイ首相が信任されたことが明らかになったことで欧州株価は買い戻しの動きに。
    これに伴い、日経VIや米VIX指数といった世界各国の恐怖指数が警戒領域である20を超えた水準で推移するなか、欧州VSTOXX指数は19.73(前日比6.48%減)と急低下をみせている。欧州関連銘柄には支援材料として意識されよう。
     
    ランチバスケットは17件、362.04億円、30億買い越しです。

     

    13日午前の午前の日経平均株価は前日比214円87銭高の2万1817円62銭、東証株価指数(TOPIX)は11.13ポイント高の1617.74と、ともに上伸した。
     
    12日の好地合いや、欧米株高を受け買いが先行。買い一巡後は上げ幅を縮小する場面もあったが、午前11時16分には、同219円79銭高の2万1822円54銭と、きょうの高値を付けている。時間外取引で米株価指数先物が堅調で、中国・上海総合指数は3日続伸するなど、外部環境も良好なことも支えとなった
     
    その後日経平均は伸び悩む場面もあったが、外国為替市場で1ドル=113円台半ばまで円安が進んだことや、中国や香港株をはじめアジア株市場が総じて堅調に推移していることを受け、再び上げ幅を拡大した。
     
    市場では「朝方に買いが先行した後もプラス圏を維持するなど、堅調な展開が続いたことから、買戻しの動きを誘ったようだ」との声が聞かれた。
     
    業種別株価指数(全33業種)は医薬品、小売業、輸送用機器などが上昇し、化学、電気・ガス業、水産・農林業は下落した。
     
    個別では、武田薬品工業が買われ、ファーストリテイリング、ユニー・ファミリーマートホールディングスも上昇した。安川電やファナックなど中国関連株が上昇。エー・アンド・デイが値を飛ばし、ニチコン、イビデンなども物色人気となった。
     
    半面、ソフトバンクグループが冴えず、キーエンスも軟調、ZOZOも売りに押された。Hameeが急落、昭和電工も大幅安、SBIホールディングスも安い。中部電やユニチャームが安い。
     
    東証2部株価指数は前日比28.31ポイント高の6856.83ポイントと続伸した。
    出来高4943万株。値上がり銘柄数は222、値下がり銘柄数は172となった。
     
    きょう東証2部に上場したオーウエルは公開価格(750円)を14%上回る855円で初値を付けた。午前終値は773円だった。
     
    個別では、ファーマフーズがストップ高。サイバーステップ、図研エルミック、インスペック、杉村倉庫、大日本コンサルタントが買われた。
     
    一方、中央ビルト工業、アイケイ、ダイショー、バイク王&カンパニー、自重堂など32銘柄が年初来安値を更新。花月園観光、プレミアムウォーターホールディングス、フリージア・マクロス、大和自動車交通、青山財産ネットワークスが売られた。
     


    日経ジャスダック平均株価は小幅に続伸した。
    前引けは前日比16円24銭高の3500円50銭だった。日経ジャスダック平均は11日まで6日続落していたため、12日に続き自律反発狙いの買いが優勢となった。ただ商いは低調に推移した。
    新規株式公開(IPO)の集中期を迎え、個人投資家はIPO銘柄に資金を振り向けるため現金の持ち高を増やし、積極的な取引を控えているようだ。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で271億円、売買高は4607万株といずれも前日よりも減少した。値上がり銘柄数は365、値下がり銘柄数は218となった。
     
    個別では、日本サード・パーティがストップ高。ケイブは一時ストップ高と値を飛ばした。ホロンは年初来高値を更新。アイ・ピー・エス、ソフトフロントホールディングス、前田製作所、タカギセイコー、極東産機が買われた。
     
    一方、常磐開発、シベール、カイカ、ケアサービス、白鳩など20銘柄が年初来安値を更新。ヤマト・インダストリー、夢の街創造委員会、秋川牧園、ダイヤ通商、ヒューマンホールディングスが売られた。

     

    東証マザーズ指数も小幅に続伸した。前引けは前日比3.90ポイント高の961.15だった。
    米中貿易摩擦問題に対する警戒感が一服し前日の米株高を受け買い優勢でスタート伸び悩む場面もあったが続伸で前場を終了した。
    値上がり銘柄数は176、値下がり銘柄数は80となった。
     
    個別ではテックポイント・インク、ピアラがストップ高。農業総合研究所、CRI・ミドルウェア、はてな、リンクバルなど5銘柄は年初来高値を更新。くふうカンパニー、ファイズ、うるる、オイシックス・ラ・大地、タイセイが買われた。
     
    一方、G-FACTORY、ピーバンドットコム、バリューゴルフ、システムサポート、イトクロなど8銘柄が年初来安値を更新。トレンダーズ、そーせいグループ、霞ヶ関キャピタル、マネーフォワード、ベストワンドットコムが売られた。
     
     
    札証アンビシャス市場にきょう新規上場した、北海道を中心に住宅の外壁リフォーム工事を手掛けるFJは9時55分、907円で初値を付けた。公開価格(740円)を23%上回った。その後は売り買いが交錯し、初値を3.4%下回る876円で午前の取引を終えた。
     


    【寄り付き概況】

    13日の東京株式市場は買い優勢、寄り付きの日経平均株価は、前営業日比152円38銭高の2万1755円13銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、8.82ポイント高の1615.43で始まった。
     
    前日のNYダウ、ナスダック指数ともに上昇、「中国製造2025」の見直しや米国産農産物の輸入拡大、米国車の関税引き下げ検討などの観測が米中貿易摩擦問題の緩和につながるものとして意識された。
    ただ、東京市場では日経平均が前日に450円強の上昇をみせていることで、目先の利益確定売り圧力も意識される。メジャーSQ算出をあすに控え、積極的な実需買いは入りにくく不安定な展開も想定される。
     
    財務省が取引開始前に発表した、2-8日の対外対内証券売買契約によると、非居住者の株式取引は4466億円の処分超で、4週連続で処分超となった。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、30業種が高く、値上がり上位に非鉄、その他製品、鉱業、医薬品、電気機器、機械など。
     
    個別では、任天堂が高く、ファーストリテはしっかり。三菱UFJ、三井住友が強含み、東京海上は堅調。ソニーが上げ、日立も高く、村田製も値上がりしている。
     
    半面、ソフトバンクGがは3日ぶりに反落し、NTTドコモは小幅安。トヨタ、HOYA、7&iHDが安く、JR東日本は軟調となっている。
     
    テクニカル的には、大和ハウス(1925)、キッコマン(2801)、味(2802)、ミサワ(3169)、住友重(6302)、HOYA(7741)、東電(9501)、九電(9503)、北海電(9509)が動兆、
     
     

    [概況]

    欧州市場序盤にメイ英首相に対する信任投票が実施されるとの報道が流れるとポンドは買われてユーロも連れ高となり、其の後イタリア政府がEUに財政赤字目標2%を提示したと報じられるとユーロは急伸してそれまでの高値を上抜いた。
     
    NY市場に入り発表された11月消費者物価指数は予想通りで、NY株式市場は大幅高で始まったがドル買いとはならず、独政府がドイツ銀行とコメルツ銀行の合併による再建計画を強化すると報道されるとユーロは買われ、ドルは対ユーロや対ポンドで売られた為に対円でも値下がりした。
    そしてNY市場序盤にユーロが当日高値128.850円まで上昇する一方、ドルは当日安値113.150円まで下落したが其の後は株価の上昇にドルも113円前半で揉み合いとなり、最後は-11銭の113.270円と小幅安で引けた。
     
    またユーロは+39銭高の128.735円で引け、東京時間朝方にメイ英首相が保守党党首と信任された事を受けてポンドは当日高値143.50円まで上昇し、最後も+1.27円高と大幅上昇で引けた。
    この日はユーロやポンドが買われ、対ユーロや対ポンドで売られたドルは対円でも売られて小幅安となったが、消費者物価指数は予想通りでFRBの利上げ予定は変わらず、ドルは揉み合い継続か。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    「雌伏」
     
    取引終了前に失速し高値からは押し戻される展開。
    トランプ大統領は「中国との通商協議はすでに電話会談で行われている」とコメント。
    また中国は12日に50万トンの米国産大豆を購入。
    米中首脳が今月1日に通商戦争休戦で合意してから初めての大規模な購入となった。
    半導体セクターが上昇。
    過去3日でSOX指数は4.6%上昇したが依然10月の安値水準。
    3月の過去最高値を約17%下回っている。
    マイクロソフトの時価総額がアマゾンを約200億ドル上回った。
    米中通商問題が解決に向けて進んでいるとの楽観的な見方からハイテク株を中心に上昇。
    アマゾンは2.5%高、マイクロソフトとアップルはそれぞれ1.6%高。
    ただアップルはiPhone需要減速懸念などが重荷。
    11月に時価総額最大の米上場企業の座から転落した。
    現時点での時価総額はマイクロソフトが8460億ドル、アマゾンが8230億ドル、アップルが8140億ドル。
    11月の消費者物価指数(CPI)は前月比横ばいで着地。
    前年比は2.2%増だった。
    「ガソリンの値下がりが物価を抑制したが家賃や医療費の上昇を背景に基調的な物価圧力は依然として底堅い。
    結果的にFRBによる今月の利上げ方針に変更はない」との見方だ。
    10年国債利回りは2.9%台に上昇。
    英国のメイ首相が保守党の党首信任投票で信任されるとの見通しからポンドは上昇。
    結論は信任で着地。
    イタリアのコンテ首相は2019年予算案を巡る財政赤字の対GDP比率目標について、当初案の2.4%から2.04%に引き下げた。
    これを受けユーロは対ドルで上昇。
    ドル円は113円台前半での推移。
     
    寄り付き200円高で大引け454円高。
    一本調子で上げた「荒れる水曜」だった。
    「ファーウェイ副会長の保釈。
    トランプ大統領の司法介入発言。
    米中情勢の緊迫化が緩和しそうな兆しが出たことが引き金。
    CTA(商品投資顧問)やヘッジファンドの買い戻し中心。
    売り叩いていた海外短期筋が買い戻しに動いたとの読み」との声が聞こえる。
    日経平均は3日終値から約1200円下落。
    454円高で37.7%の戻りとなった。
    「10月後半以降21000円〜22500円レベルでのレンジ相場。
    レンジ下限で切り返したとも言える」という声もある。
    値上がり1867銘柄、値下がり213銘柄。
    新高値6銘柄、新安値131銘柄は物足りなさが残った。
    騰落レシオは87.79%。
    NT倍率は14.45倍で今年最大。
    25日線(21881円)からは1.3%、200日線(22301円)からは3.1%のマイナスかい離。
    5日線(21430円)を7日ぶりに回復したことは美しい図柄だ。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲6.876%。買い方▲14.929%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲2.89%。買い方▲20.5%。
    Quick調査の12月7日時点の信用評価損率は▲12.54%。
    空売り比率は43.6%と依然高く40%は8日連続。
    12月7日時点の裁定買い残は586億円減の1兆1095億円。
    同裁定売り残は1629億円増の7346億円。
    前週は裁定売りが下落を促進していた格好だ。
    日経HVは17.9、日経VIは21.5。
    日経平均採用銘柄のPERは12.08倍と12倍台復活。
    EPSは1788円。PER12倍台割れや24ヶ月線割れは許せなかったということだ。
    シカゴ225先物終値は大証日中比15円安の21645円。
    高値21825円、安値21270円。
    一目均衡の雲の影は22710円とはるか上。
    週足の雲の下限は21684円。
    週足ではこの数週間雲の周辺をウロチョロしている格好だ。
    日足勝手雲の下限は21913円。
    上限は22308円。ここは抜けて欲しいところ。
    気になるのは19日に黒くねじれていること。
    ボリンジャーのマイナス1σの21520円は上回り次は25日線への挑戦。
    日足連続陽線に期待の木曜日。
    気学では「大突込みは底入れとなる」。
    金曜は「戻り売りの日なれど下寄り突っ込みは見送れ」。
     
    気になるのはタマゴ価格の下落。
    本来はクリスマスケーキや鍋などの最盛期だが需要が盛り上がらないという。
    この時期の値下がりは14年ぶりのこと。
    理由は「供給過多」だが、タマゴが安いと株も安いアノマリーが去来する。
    1キロ200円という安値水準は覚えておきたい。
    一方で・・・。
    日経「春秋」では京都・西本願寺のイチョウについて論及。
    昨年台風で大枝が折れた大銀杏は、今年は葉がでなかったという。
    植物はこんな場合、傷を癒やすために内部で力を蓄積するためにあえて葉を出さないことがあるという。
    「大きな衝撃を乗り切るため雌伏の時を過ごす。
    幾百年の風雪に耐えた古木の知恵は何やら示唆に富む。
    ジタバタして気力や体力を浪費しなさるな、ということだろうか」。
    相場も一緒。
    雌伏は至福につながるかも知れない。
     
    今年の漢字は「災」。
    災害は多かった。
    市場での災害も多かった。
    それにしても・・・。
    「21000円で買っておけば・・・」あるいは「空売り比率50%で買っておけば・・・」。
    「PER12倍割れで買っておけば・・・」あるいは「24ヶ月線割れで買っておけば・・・」。
    後悔は多い。
    しかし「24000円で売っておけば・・・」に勝る後悔はないだろう。
    3月末に買って10月初旬に売る。
    結果論的に理想的な商いとなった。
    残るは掉尾の一振。
    課題は年足陽線。
    雌伏ばかりではいられない。
    日経朝刊の「ポスト平成の未来学」。
    「人生100年、職は変えるもの」が今朝の特集。
    読み替えれば「人生100年、相場は変わるもの」とも言える。
    因みに今日は「60代から始める株1年生」発売日。
    本は大安の日に出るということは知らなかった。
    初版発行日は誕生日の「12月25日」との記載。
    「仕込んどきました」とは編集者の弁。
     
    NYダウは157ドル高の24527ドルと反発。
    一時450ドル程度上昇してから上昇幅を縮小。
    NASDAQは66ポイント高の7098ポイントと3日続伸。
    こちらも170ポイント近く上昇した場面があった。
    S&P500は14ポイント高の2651ポイントと反発。
    ダウ輸送株指数は2ポイント高の9833ポイント。
    SOX指数は1.47%上昇。
    3市場の売買高は80.1億株。
    CME円建ては大証比15円安の21645円。
    ドル建ては大証比15ポイント安の21645ポイント。
    225先物大証夜間取引は日中比30円高の21690円。
    ドル円は113.27円。
    10年国債利回りは2.911%。
     
     
    《兜町ポエム》
     
    「星に祈れば」
     
    輝く星に相場の夢を
    祈ればいつか叶うでしょう
     
    きらきら株は不思議なちから
    あなたの夢を満たすでしょう
    投資家は誰もひとり
    怪しい動きに悩んでいる
     
    星に祈れば相場の行方
    光照らしてくれるでしょう
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    アンジェス(4563)・・・動兆
     
    アンジェスに注目する。
    同社は遺伝子治療薬開発が中核。
    承認申請準備費用増で赤字幅は拡大。
    継続前提に疑義注記は取れていない。 
    しかし国内重症虚血肢治療薬の承認目標に期待感。 
    11月15日付日経朝刊は「国内第1号の遺伝子治療薬を19年前半に売り出す」と報道。
    相場は忘れた頃にやってくるものでもある。
     

    (兜町カタリスト櫻井)

     

    [株価材料]
     
    ■出光興産<5019>
    系列が長期保存可能な食品容器開発
     
    ■昭電線<5805>
    品質検査で厳しい定期検査導入
     
    ■兼房<5984>
    20億円投じ丸のこ生産能力を5割引き上げへ
     
    ■エンシュウ<6218>
    IoT新モデルラインを本社工場に設置
     
    ■リコー<7752>
    社内ベンチャー立ち上げへ

     

    13日の東京株式市場は、堅調な展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万1400円-2万1800円。
    昨日12日の好地合いが継続し、買い優勢のスタートとなりそう。
    海外市場が落ち着きを取り戻しつつあり、売りを出しづらい分、しっかりした動きが続くと予想する。
     
    ただ、依然として時間外取引での米株価先物や、中国・上海総合指数の動きに対し、神経質な展開が続くとみられる。取引の中盤以降は、12月限先物・オプションの最終売買日にあたることから、模様眺めムードが広がる可能性もありそう。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の前半(12日終値は113円40-41銭)、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の後半(同128円41−45銭)で推移している。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、11日の大阪取引所終値比15円安の2万1645円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■ミサワ<3169>
    今期経常を35%上方修正、初配当5円を実施。
     
    ■ファーマフーズ<2929>
    8-10月期(1Q)経常は赤字縮小で着地。
     
    ■ウエスコホールディングス<6091>
    8-10月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
     
    ■理研グリーン<9992>
    前期経常を36%上方修正。
     
    ■アセンテック<3565>
    今期経常を23%上方修正・6期ぶり最高益、配当も4円増額。
     
    ■旅工房 <6548>
    10月の旅行取扱額は前年同月比23.1%増の23億円。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
    13(木)
    11月都心オフィス空室率
    5年国債入札
    《決算発表》
    くらコーポ、丸善CHI、トーエル、稲葉製作、J.S.B.、GA TECH、ザッパラス、ネオジャパン、SKIYAKI、ラクスル、ナトコ、SAMURAI、オハラ、石井表記、ヤーマン、サンオータス、ナイガイ、小林産、正栄食
     
    【海外】
    ECB定例理事会(ドラギ総裁定例会見)
    米11月輸出入物価(22:30)
    《米決算発表》
    アドビシステムズ、コストコ


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    12日のNYダウ工業株30種平均は反発し、前日比157ドル03セント高の2万4527ドル27セントで終えた。
     
    中国による米国産大豆など農産物の輸入拡大やハイテク産業政策の見直し検討が伝わり、米中協議の進展が意識され買いが先行した。中国通信機器メーカーである華為技術(ファーウェイ)幹部の釈放も好感され堅調推移となったものの、引けにかけてやや上げ幅を縮小した。
     
    トランプ大統領は11日のロイター通信とのインタビューで、中国が「膨大な量」の米大豆を購入していると述べるなど、「対立緩和を期待できる前向きなニュースが相次ぎ、投資家の買い戻しが入った」という。ボーイングやキャタピラーなど中国市場への依存度の高い銘柄が相場の上昇を主導し、ダウの上げ幅は一時450ドルを超えた
    米長期金利の上昇を受け、利ざやが改善するとの観測からJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスといった金融株も買われた。米原油先物相場が高く始まり、シェブロンなどエネルギー関連株の一部にも買いが入った。
     
    来週18、19両日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)の結果に注目している。今年4回目の利上げは確実視されているが、市場では「来年の利上げ想定回数が9月時点の3回から2回に減れば、株価の下支え材料になる」(先の準大手証券)との期待が高まっている。
     
    ただ、取引終盤にかけてダウ平均は上げ幅を縮めた。上げが目立っていた中国関連株やハイテク株が戻り待ちの売りに押されて伸び悩んだ。
     
    セクター別では、自動車・自動車部品や半導体・半導体製造装置が上昇する一方で不動産や電気通信サービスが下落した。
     
    ナスダック総合株価指数は3日続伸し、前日比66.481ポイント高の7098.312で終えた。アマゾン・ドット・コムやフェイスブック、アルファベット(グーグル)など主力株が総じて上昇した。
     
    個別では、米中関係の改善期待から、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)、エヌビディア(NVDA)、マイクロン・テクノロジー(MU)など半導体関連株が上昇。関税引き下げによる恩恵を受ける自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)やフォード(F)も堅調推移。ホームセンターのロウズ(LOW)は、通期の業績目標を据え置いたほか、新たに100億ドルの自社株買い計画を発表し上昇。
    一方で、スポーツ用品メーカーのアンダーアーマー(UA)は、長期的な成長見通しが投資家の失望売りを誘い大幅下落となった。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    24,527.27+157.03
    S&P500種
    2,651.07+14.29
    ナスダック
    7,098.312+66.481
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,247.20−2.20   
    NY原油(ドル/バレル)
    51.20−0.45
    円・ドル
    113.26 - 113.27−0.14
     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は続伸した。
    12月物は前日比300円高の2万1645円で引け、11日の大取終値を15円下回った。米報道を手がかりに米中貿易交渉の進展期待が広がり、買われた。
    米メディアは12日、中国政府がIT(情報技術)関連産業の高度化を目指す計画「中国製造(メイド・イン・チャイナ)2025」を見直す、と伝えた。中国の大豆買い付け報道も流れ、投資家心理が改善した。
     
    この日の12月物高値は2万1825円、安値は2万1270円。
     
    シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
    21645 ( -15 )
    シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
    21645 ( -15 )
    ( )は大阪取引所終値比



    【欧州株式市場】
     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 6880.19(+73.25)
    FTSE100種総合株価指数は大幅に続伸した。前日の終値に比べ73.25ポイント高の6880.19で引けた。構成銘柄の約8割が上昇した。
     
    華為技術(ファーウェイ)幹部の保釈決定で、米中通商摩擦の緩和に期待感が高まった。メイ英首相の与党・保守党党首としての不信任投票が決まったが、信任を得る見通しが強まったことも相場の追い風となった。
    銀行株の値上がりが株価指数の上昇に寄与した。
    朝方に下落していた住宅建設株はその後買い戻され、軒並み大幅高となった。
     
    個別では、バークリー・グループは5%超の上昇と目立った。前日に新たなビジネスプランを発表し大幅上昇した広告のWPPグループは、この日も4%超上がった。航空機エンジンのロールス・ロイスも大幅高となった。通期利益が予想範囲の上限に達するとの見通しを示したことが好感された。
     
    半面、エネルギー関連サービスのウッド・グループは10%安。最近の不安定な原油相場が与える影響について警戒感を示したことが嫌気された。衣料小売りのネクストも売られた。同業の英スーパードライが温暖な天候を理由に、通期利益が半減する可能性を示したことが材料視された。スーパーマーケットのセインズベリーは7%超の下落した。同社と同業アズダは英競争当局に、両社の統合に向けた審査のための準備時間について延長を申請した。
     
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 10929.43(+148.92)
    ドイツ株式指数(DAX)は続伸した。終値は前日と比べて148.92ポイント高の10929.43だった。米中貿易摩擦の懸念が後退し、欧州各国の株式相場が上昇した。3銘柄を除くすべての銘柄が上がった。
     
    個別銘柄では、医療機器のフレゼニウスは7%近くの上昇と目立った。ドイツ銀行も6%近く上がった。同行とコメルツ銀行との合併を容易にするため、ドイツ政府が支援を強めているとの一部報道が材料視された。電力のRWEの値上がりも目立った。下落したのは、ドイツ取引所と工業用ガスのリンデ、ドイツポストの3銘柄だけだった。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 4909.45(+103.25)
    フランスの株価指数CAC40の終値が前日に比べて2%以上上昇した。

     



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