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【市況一覧】
日経平均株価
40,369.44 +201.37 03/29
TOPIX
2,768.62 +17.81 03/29
マザーズ
746.45 +11.66 03/29
NYダウ平均
39,807.37 +47.29 03/29
ナスダック総合
16,379.46 -20.06 03/29


12月01日 マーケットコメント

12月02日 マーケットコメント

12月03日 マーケットコメント

12月04日 マーケットコメント

12月05日 マーケットコメント

12月06日 マーケットコメント


    日経平均は前場で失速しながらも、後場には改めて買いが入り、3桁の上昇で終えた。今週は、週初の12/3に直近11/8の高値2万2583円を上回った一方、下げ局面でも11/21の安値21243円は割り込まなかった。
     
    雰囲気が悪かった割には、チャートが著しく崩れたわけではない。マザーズ指数も下げて終えたものの、25日線より上は保っており、何とか踏みとどまった格好。早いもので、2018年の株式市場はあと3週を残すのみとなる。
     
    最終週(12/25〜28)は、月曜24日が休場で、29日が土曜日というスケジュールを鑑みると、例年以上に閑散ムードが強まると見ておいた方が良い。
     
     
    今週は、大幅安となった。米中首脳会談は波乱なく通過したが、好影響は長くは続かず調整色を強める展開だった。
    さらに、中国通信機器大手ファーウェイのCFO逮捕報道を受けて米中貿易摩擦激化懸念が再燃。
    日経平均は4日に538円安、6日に417円安と急落が続き、センチメントが急速に悪化した。ハイテク株が下げを主導し、金利低下で銀行株なども下値模索が続く中、リスクに敏感となる地合いが続いた。
    日経平均は週間では約672円の下落となり、週足では陰線を形成した。
     
     
    来週は、もみ合いか。
    外部要因が懸念材料となり上値を圧迫する可能性があることから、下値固めの推移で戻りの値幅は限定的となりそうだ。
    11日には英国でEU離脱協定案の議会採決が実施される予定。
    可決は難しいと見られているだけに、結果やその後の英国の対応次第では下を試す場面もあるかもしれない。
    また、米国株に関しても、これまでは長期金利の上昇加速が警戒されていたが、今週は金利低下で下げる場面があっただけに、不安定な環境が続く可能性が高い。
    一方、13日に予定されているECB理事会およびドラギ総裁の会見は、マーケットの不安を和らげるイベントとして期待できる。
    翌週に米FOMCを控えていることもあり、各種材料に一喜一憂しながらも、方向感は定まりづらいと予想する。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(7日現在)
     
    22309.93  200日移動平均線
    22280.66  均衡表転換線(週足)
    22269.13  ボリンジャー:+1σ(25日)
    22266.05  均衡表雲下限(日足)
    22010.25  6日移動平均線
    22003.26  均衡表転換線(日足)
    21973.92  25日移動平均線
    21971.09  均衡表基準線(日足)
    21852.13  ボリンジャー:-1σ(26週)
    21684.43  均衡表雲下限(週足)
    21678.72  ボリンジャー:-1σ(25日)
     
    21678.68  ★日経平均株価7日終値
     
    21651.20  ボリンジャー:-1σ(13週)
    21383.51  ボリンジャー:-2σ(25日)
    21186.30  ボリンジャー:-2σ(26週)
    21184.60   新値三本足陰転値
    21088.30  ボリンジャー:-3σ(25日)
    20753.92  ボリンジャー:-2σ(13週)
    20520.47  ボリンジャー:-3σ(26週)
    19856.63  ボリンジャー:-3σ(13週)
     
     

    [概況]

    7日、東京外国為替市場の米ドル円は112円台後半で推移している。日経平均株価が上昇に転じたことなどを受け、米ドル円は一時112.945円まで強含んだ。現在、欧州時間に入り米ドル円は112.770円付近で推移している。
     
    この後、米国時間では11月米雇用統計の発表が予定されている。テクニカル的には米ドル円は一目均衡表の雲上限(112.674円)や雲下限(112.473円)などが下値サポートとなりそうか。



    [提供:カネツFX証券株式会社]


     

    【大引け概況】
    日経平均株価は前日比177円06銭高の2万1678円68銭だった。
    東証株価指数(TOPIX)は9.85ポイント高の1620.45と共に反発した。
    本日のマーケット動画

    時間:00:00:52 容量:7.51M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    日経平均は前日までのおよそ1000円下落の反動や前日の米株式相場の急速な下げ渋りで投資家心理の悪化に歯止めがかかり、現物株への見直し買いや株価指数先物の売り方による買い戻しが相場全体を押し上げた。

    朝方は、自律反発に期待した買いが先行した。前場早々に2万1734円94銭(前日比233円32銭高)まで上昇する場面があった。一巡後は上げ幅を縮小して一時2万1506円45銭(同4円83銭高)まで押し戻され、前引けにかけて小高い水準で停滞した。

    後場は、盛り返した。円が対ドルで伸び悩むとともに買い戻しを誘い、大引けにかけて堅調に推移した。市場では、日銀のETF買いとの声も聞こえた。

    「買い先行後にすかさず戻り売りが出るなど物色動向は落ち着かなかった」という印象だった。
    中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)副会長逮捕のニュースはひとまず消化されたものの、米中貿易戦争激化に対する懸念は残り、投資家の慎重姿勢が表れた。

    JPX日経インデックス400は4日ぶりに反発。終値は前日比102.95ポイント高の1万4336.16だった。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆5406億円。売買高は13億7189万株だった。
    東証1部の値上がりは1016、値下がり銘柄数は1028、変わらずは78だった。

    業種別株価指数(33業種)では、陸運業、小売業、サービス業の上昇が目立った。
    半面、石油・石炭製品、鉱業、非鉄金属などが下落した。

    個別では、日経平均への影響度が高いファーストリテーリングやユニーファミマが上昇。
    任天堂、資生堂が買われ、11月の取扱数が好調だったヤマトHDも上げた。NTT、キヤノンが値を上げ、ソニー、キーエンスも堅調だった。

    半面、6日に通信障害が発生したソフトバンクが大きく値を下げ、三菱UFJは小安く、TDKが売られた。トヨタ、ファナック、村田製が軟調。武田は年初来安値を更新した。

    東証2部株価指数は前日比14.38ポイント高の7017.34ポイントと4日ぶり反発した。
    出来高9821万株。値上がり銘柄数は190、値下がり銘柄数は226となった。 

    個別では、東海汽船、サンセイが年初来高値を更新した。
    PALTEK、アルメディオ、日本抵抗器製作所、ダイヤモンドエレクトリックホールディングスが買われた。 

    半面、土屋ホールディングス、安川情報システム、カワニシホールディングス、ストリームなど32銘柄が年初来安値を更新した。
    大和自動車交通、アイケイ、アピックヤマダ、相模ゴム工業、川口化学工業が売られた。

     


    日経ジャスダック平均株価は前日比3円01銭安の3552円17銭と4日続落した。
    前日の米国株の下げ渋りを背景に朝方は買いが先行した。しかし、売り方の買い戻し一巡後は上値は重く、次第に利益確定の動きが出た。その後は、米雇用統計発表を控えて、様子見ムードが広がり、前日終値水準でのもみ合いが続いた。
    市場では、12月中旬以降のIPOラッシュを控えて、積極的な買いを控える個人投資家が多かったもようだ。との声が聞かれた。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で523億円、売買高は8441万株だった。
    値上がり銘柄数は292、値下がり銘柄数は312となった。
     
    個別では、夢真ホールディングス、シベール、東北新社、ケアサービス、日本サード・パーティなど38銘柄が年初来安値を更新した。シンバイオやユニバーサル、前田製作所、ハーモニック、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所が売られた。
     
    半面、「針なし注射器」への期待で、タカギセイコーがストップ高。秋川牧園、博展、ジェイテック、小田原機器、ホロンなど6銘柄は年初来高値を更新した。テリロジーやジェイテック、フォーサイド、アクセスグループ・ホールディングスが買われた。

     

    東証マザーズ指数は前日比0.31ポイント安の980.61ポイントと4日続落した。
    前日の米国株の下げ渋りを受けて、朝方のマザーズ指数は自律反発狙いの動きから買いが先行した。連日の下落から押し目買いや値ごろ買いが散見されたものの、今夜に11月雇用統計の発表を控えているだけに見極めムードが強まったほか、週末のポジション調整の動きもみられ、上値追いの動きは限られた。
    ルカリなど指数寄与度の高い銘柄に売りが続き徐々に軟化した。市場では、「直近買われていた銘柄や時価総額が大きい銘柄が売られ、IPOをしたばかりの銘柄に資金が流れていた。」という声が聞こえた。

    なお、売買代金は概算で740.14億円。騰落数は、値上がり123銘柄、値下がり134銘柄、変わらず9銘柄となった。 

    個別では、フィット、ユナイテッド、夢展望、霞ヶ関キャピタルなど17銘柄が年初来安値を更新した。
    メルカリは、昨日に続き上場来安値を更新した。サンバイオやキャンディル、フルッタフルッタ、ユーザベースが売られた。
     
    半面、アズーム、ハイアス・アンド・カンパニー、インターネットインフィニティーがストップ高。
    ALBERT、農業総合研究所、オークファン、CRI・ミドルウェア、はてななど8銘柄は年初来高値を更新した。プロレド・パートナーズ、フィル・カンパニー、トレンダーズ、リーガル不動産が買われた。

     

    【後場寄り付き概況】

    後場寄り付き日経平均株価は前日比100円高前後と前場終値と比較して上げ幅を拡大している。

    電力株など大型株の一角に買いが入っている。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに堅調。
     
    外国為替市場では、1ドル=112円80銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて高い。


    個別では、ファーストリテ、ユニー・ファミマがしっかり。NTTが買われ、関西電、中部電も値を上げている。任天堂、ソニー、キーエンスが堅調。資生堂は高い。

    半面、ソフトバンクGが安値圏でもみ合っている。三菱UFJ、三井住友はさえない。武田が値を下げ、東エレク、SUMCOは軟調。トヨタ、日産自は弱含みとなっている。

     

    東証マザーズ指数は前日比3.10ポイント安の977.82ポイントと4日続落。
    6日のNYダウ下落を前日に先取りする形で前日のマザーズ先物も大幅に下落しただけに、想定よりも下げ渋った米国株の動向を受け、足元のマザーズ先物による急ピッチの下落に対する押し目買いが入っているが、ただ、週末要因のポジション調整の動きが出ている。
    値上がり銘柄数は125、値下がり銘柄数は132となった。
     
    個別では、フィット、ユナイテッド、夢展望、ユニフォームネクスト、ネットイヤーグループ<など13銘柄が年初来安値を更新。ユーザベース、オンコリスバイオファーマ、FRINGE81、キャンディル、フルッタフルッタが売られた。
     
    一方、ハイアス・アンド・カンパニーがストップ高。インターネットインフィニティーは一時ストップ高と値を飛ばした。オイシックス・ラ・大地、農業総合研究所、オークファン、CRI・ミドルウェア、はてななど7銘柄は年初来高値を更新。アルファポリス、アズーム、フィル・カンパニー、プロレド・パートナーズ、エルテスが買われた。
     


    7日午前の日経平均株価は小幅に反発した。午前終値は前日比22円40銭高の2万1524円02銭だった。
     
    朝方は、買いが先行した。6日のNYダウが大幅下落後に急速に下げ渋ったことで投資家の不安心理がいったん後退。直近3日続落(合計1073円安)の反動もあって自律反発の動きとなり、前場早々に2万1734円94銭(前日比233円32銭高)まで上昇した。
    外国為替市場で円高が一服したことや、取引時間中はアジア株が堅調に推移したことも投資家心理改善につながった。
     
    ただ週末で、米雇用統計などの重要経済指標を控え、上値も重い。一時2万1506円45銭(同4円83銭高)まで押し戻された。
    その後の戻りは鈍く、前引けにかけて小高い水準で停滞した。
     
    市場からは「NYダウが急落後に大きく下げ幅を縮小し、本来なら日本株市場は元気を出していいところだが、なんと言っても海外投資家の買いの手が伸びていない。ファーウェイ問題を引きずり、週末の米雇用統計などイベントを控え、様子見気分が強い」との声が聞かれた。


    東証1部の出来高は6億6174万株、売買代金は1兆1382億円。騰落銘柄数は値上がり763銘柄、値下がり1265銘柄、変わらず94銘柄。
     
    業種別株価指数(33業種)では、陸運業、小売業、サービス業の上昇が目立つ一方、石油・石炭製品、鉱業、非鉄金属などが下落した。


    個別では、ファーストリテイリングは上げ幅を拡大し、日経平均を押し上げている。ユニー・ファミリーマートホールディングスも高い。第一三共やエーザイ、小野薬など医薬品株の一部が高い。資生堂も堅調。バリューコマースが急伸、アルヒ、クラボウも大幅高。ラウンドワン、MonotaROも買われた。

    半面、武田薬品工業が軟調、トヨタ自動車も冴えない。東京エレクトロン、TDKも売りに押された。トリケミカル研究所、鳥居薬品が大きく下げたほか、古河電気工業、タダノも下落した。第一生命HDやMS&AD、三井住友FGなどが下げ幅を広げた。
     
    東証2部株価指数は前日比2.84ポイント安の7000.12ポイントと4日続落
    した。
    値上がり銘柄数は166、値下がり銘柄数は223となった。
     
    個別では、カワニシホールディングス、ストリーム、Oak キャピタル、日本製麻<3306>、スガイ化学工業など22銘柄が年初来安値を更新。大和自動車交通<9082>、アピックヤマダ、アイケイ、東京衡機、東亜石油が売られた。
     
    一方、サンセイ、東海汽船が年初来高値を更新。ダイヤモンドエレクトリックホールディングス、やまみ、インスペック、エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート、PALTEKが買われた。
     
     
     

    日経ジャスダック平均は前日比5円73銭安の3549円45銭と4日続落した。
    6日の米国株の下落を先取りする形で前日の新興市場も下落したものの、想定以上に米国株が下値の堅さは意識させる動きをみせたことで、本日は個人投資家中心に買い戻しの動きもあった。ただ週末で、米雇用統計などの重要経済指標を控え、上値も重い。
    時価総額が大きい銘柄を中心に売りが優勢となった。
    市場では「上昇基調だった個別株に利益確定売りを出す投資家も多かった」との声が出ていた。

    ジャスダック市場の売買代金は概算で292億円、売買高は4802万株。
    値上がり銘柄数は257、値下がり銘柄数は325となった。
     
    個別では、シベール、夢真ホールディングス、ケアサービス、日本サード・パーティ、佐藤食品工業など29銘柄が年初来安値を更新。フジタコーポレーション、前田製作所、イメージ情報開発、シンバイオ製薬、地域新聞社が売られた。
     
    一方、秋川牧園、ジェイテック、小田原機器、三協フロンテアが年初来高値を更新。タカギセイコー、リバーエレテック、フォーサイド、ウエストホールディングス、ニッパンレンタルが買われた。


    【寄り付き概況】

    7日の日経平均株価は、前日比142円13銭高の2万1643円75銭と4日ぶりに反発してスタート。
    前日のNYダウが一時800ドル近い下げをみせたが、FRBが12月の利上げ後に利上げを一時休止して様子を見るとの報道がポジティブ視され、そこから急速に下げ渋り、大引けは79ドル安まで戻した。また、ナスダック指数はプラス圏に切り返して着地しており、これを受けて東京市場でも自律反発の流れとなっている。日経平均はアルゴリズム売買の影響もあり上げも下げも一方通行になりやすく、前日までの3日間は下落のタームにあったが、足もとは売り一巡感が出ている。
    ただ、目先リバウンドに転じても週末要因も絡みアジア株市場の動向を横目に神経質な動きが予想される。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、23業種が高く、値上がり上位にサービス、医薬品、情報通信、電気機器、精密機器など。
     
    個別では、東エレクが値を上げ、SUMCOはしっかり。村田製、ソニー、コマツが買われ、トヨタは強含み。ファーストリテ、任天堂、KDDIは堅調。アステラス薬、資生堂は高い。
     
    半面、昭和シェルが値を下げ、国際帝石は安い。伊藤忠が売られ、JFEは小幅安。武田が下押し、ソフトバンクG、キリンHDは軟調。大成建、三菱UFJ、東京ガスは弱含み。
     

    [概況]

    NY市場で発表された11月ADP雇用者数は予想を下回り、新規失業保険申請件数は予想より増え、10月貿易収支の赤字幅は予想より増加し、第3四半期非農業部門労働生産性指数は予想通りだったがドルには影響薄で、続いて発表された11月ISM非製造業景況指数は予想を上回ったが、10月耐久財受注と10月製造業新規受注は予想を下回った。
     
    しかし中国企業トップが逮捕されたとのニュースにNY株式市場が大幅続落で始まるとドルも売られて一気に112円前半に落ち、株価の下げ幅拡大と共にNY市場序盤に当日安値112.230円まで下落した。
     
    ただ米国経済に特段の悪材料が出た訳ではなかった事から、NY株式市場は序盤以降は下げ幅を縮小し、株価の戻りに連れてドルも買い戻されて序盤過ぎには112円半ばを回復した。其の後もドルは買い戻しが進み、最後は前日比-51.5銭の112.675円と113円を割れたが112円台後半は維持して引けた。
     
    ドルは利上げ期待後退と株価の下げに上値が重いが、ドル売りに対して買われる通貨も通貨も無い事から下値も堅い状況となっている。目先しばらくドルは揉み合い継続か。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

    「もういいだろう、という感じ」

    一時800ドル近く下落して79ドル安とボラ高く不安定な展開。
    NASDAQはプラスに転じた。
    3市場の売買高は105億株と拡大。
    「異例の週半ばでの休場のせい」という見方もある。
    FRB当局者が「今月のFOMCで予想されている利上げを決定した上で、様子見姿勢のシグナルを送るかどうか検討してる」とコメント。
    これは好材料視された格好。
    10年国債利回りは2.8%台と3ヶ月ぶりの低水準。
    原油先物は約3%下落。
    OPECがウィーンで開いた総会で暫定的な減産で合意.
    しかし具体的な減産規模について非加盟国のロシアと翌日に協議を行うとしたことが背景だ。
    貿易収支の赤字額は前月比1.7%増の554億8800万ドル。
    金額ベースで2008年10月以来10年ぶりの高水準。
    市場予想は550億ドルだった。
    貿易赤字の拡大は5カ月連続。
    大豆輸出が減り続けた一方で、消費財の輸入が過去最高額に達した。
    「トランプ政権は赤字縮小に向けて輸入関税対策を導入したが、こうした政策に効果がなかった」という見方だ。
    ドル円は112円台後半での推移。
    ロンドンは5年ぶりの安値。


    日経平均は寄り付き153円安で大引け417円安と3日続落。
    この間の下落幅は1000円超。
    その前の7日続伸で上昇した分は帳消しとなった。
    市場では「ファーウェイ・ショック」という声。
    中国の通信機器最大手・華為技術(ファーウェイ)副会長CFOの孟晩舟氏がカナダ当局によって逮捕。
    この報道が悪材料視された。
    寄り付き段階ではさほど材料視されなかったが台湾や上海などの株安を背景に下落幅を拡大した。
    値上がり253銘柄、値下がり1828銘柄。
    新高値4銘柄、新安値228銘柄。
    騰落レシオは96.10まで低下した。
    ソフトバンクの通信障害も悪材料となった。
    「結局、日経平均が1.91%下げたのに対し、標的とされた中国の上海市場は下落率が1.6%。
    ボラの高さを印象づけた」という見方だ。
    ただ日経平均が11月24日の安値21243円を割り込まなかったのは救いだろう。
    NT倍率は13.35倍。
    25日線(21974円)からは2.2%、200日線(22312円)からは3.6%のマイナスかい離。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲6.668%。買い方▲14.020%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲2.58%。買い方▲19.41%。
    空売り比率は47.2%と上昇。
    空売り規制なし銘柄の比率は8.7%とほぼ限界値まできた。
    日経HVは17.5、日経VIは22.24。
    日経平均採用銘柄のPERは12.09倍。
    EPSは1778円。
    シカゴ225先物終値は大証日中比130円高の21580円。
    高値21900円、安値21075円。
    勝手雲の下限は21662円、上限は21913円。
    12日の白いねじれに頼りたいところ。
    ボリンジャーのマイナス1σが216790円。マイナス2σは21384円。
    ココが抵抗線だろう。
    24ヶ月移動平均(21345円)も同様だ。
    まずは5日線(22076円)の奪還が求められる。
    気学では「強調をみせても飛びつき買い警戒し売り狙え」。
    しかし月曜は「転機をつくる重要日」だ。

    NYダウは79ドル安の24947ドル。
    NASDAQは29ポイント高の7188ポイント。
    一時7000ポイントを割れる局面もあった。
    S&P500は4ポイント安の2695ポイント。
    急落からの戻りは「そして何もなかった」かのような展開だ。
    ダウ輸送株指数は15ポイント安の10358ポイント。
    SOX指数は0.54%下落。
    3市場の売買高は105億株と拡大。
    CME円建ては大証比130円高の21580円。
    ドル建ては大証比130ポイント高の21580ポイント。
    225先物大証夜間取引は日中比変わらずの21450円。
    ドル円は112.70円。
    10年国債利回りは2.876%。


    225先物はGS・ナティクス・UBS・HSBC・ソジェンが買い越し。
    クレディ・みずほ・バークレイズ・ドイツ・メリル・野村が売り越し。
    TOPIX先物UBS・HSBC・ナティクス・バークレイズ・ソジェン・大和が買い越し。
    GS・日興・JP・野村・メリル・ドイツ・みずほが売り越し。

    テクニカル的にはナイガイ(8013)、東邦ガス(9533)が動兆。

    スケジュールを見てみると・・・

    7日(金):景気動向指数、米雇用統計、ミシガン大学消費者信頼感、独キリスト教民主同盟党首選挙
    週末:中国貿易収支、消費者・生産者物価
    10日(月):7〜9月GDP改定値、景気ウォッチャー調査、臨時国会会期末、
    11日(火):法人企業景気予測調査、マネーストック、米生産者物価、独ZEW景況感、英議会はEU首脳会議で決定した離脱合意案の採決
    12日(水):機械受注、国内企業物価指数、米財政収支、消費者物価指数
    13日(木):都心オフィス空室率、米輸出入物価、EU首脳会議(〜14日)、ECB定例理事会
    14日(金):メジャーSQ、日銀短観、米小売売上高、鉱工業生産、中国各種経済指標

    【12月】 

     7日(金)米雇用統計、水星順行開始、変化日
    10日(月)GDP改定値、貿易収支、ノーベル賞受賞式(ストックホルム)、株安の日
    13日(木)EU首脳会議、ECB理事会、変化日
    14日(金)日銀短観、メジャーSQ、株安の日
    18日(火)米FOMC(〜19日)
    19日(水)日銀金融政策決定会合(〜20日)、ソフトバンク通信小会社上場、変化日
    23日(日)満月、東京タワー開業60周年
    24日(月)天皇誕生日の振り替え休日で休場
    25日(火)クリスマスでNYロンドン休場、年内受け渡し最終日、変化日
    26日(水)ボクシングデーでロンドン休場、上げの特異日
    27日(木)株高の日
    28日(金)失業率、大納会
    30日(日)「TPP11」が発効
    31日(月)ニューイヤーズイブでロンドン市場短縮取引
    月内:税制大綱とりまとめ、19年度予算案策定

    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    内外テック(3374)・・・動兆


    内外テックに注目する。
    同社は半導体製造装置の部品の仕入れ販売、受託製造事業が中核。
    半導体・FPD製造装置用部品などの販売は東京エレクトロン向けなど堅調。
    受託製造事業も好調。
    製造商社の度合いが拡大している。
    業績は好調。 
    割安好業績銘柄。


    (兜町カタリスト櫻井)

     

     
    7日の東京株式市場は、シカゴ日経平均先物にサヤ寄せして強含みのスタートが予想される。その後、もみ合い展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万1400円-2万1700円。
    6日のNYダウが急速に下げ幅を縮小したことから、過度な先行き警戒感が後退するとみられる。
    日経平均は直近3日間で約1073円下げており、買い戻しの動きが先行しそうだ。ただ、引き続き、時間外取引での米株価先物の動きに対し、神経質な展開となることも予想され、上値は限られそう。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の後半(6日終値は113円08-10銭)と円高に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の前半(同128円05-09銭)と小動き。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、6日の大阪取引所終値比130円高の2万1580円だった。
     
     
    【好材料銘柄】 
     

    ■中広<2139>
    地域新聞社<2164> 株式売却について、12月3日までの売却による売却益2億5900万円に加え、4日〜6日に発生した売却益4600万円を追加計上する。
     
    ■ラクーンホールディングス<3031>
    家賃保証サービスを展開するALEMOの全株式を取得し子会社化する。取得価額は2.9億円。
     
    ■すかいらーくホールディングス<3197>
    11月既存店売上高は前年同月比0.7%増と4ヵ月連続で前年実績を上回った。
     
    ■メディカルシステムネットワーク<4350>
    大分県で調剤薬局23店舗を展開する永冨調剤薬局の全株式を取得し子会社化する。取得価額は34.9億円。
     
    ■富士製薬工業<4554>
    ファイザーから抗てんかん剤「ガバペン」の製造販売承認を承継する。
     
    ■ミマキエンジニアリング<6638>
    米マサチューセッツ工科大学(MIT)が立ち上げる事業共同体に創立メンバーとして参加する。3Dプリンターなど次世代製造技術の研究と教育を行う。
     
    ■アドバンテスト<6857>
    米ブラックロックの日本法人ブラックロック・ジャパンが6日付で財務省に提出した大量保有報告書によると、ブラックロックと共同保有者の同社株式保有比率は5.15%となり、新たに5%を超えたことが判明した。
     
    ■ピジョン<7956>
    米ブラックロックの日本法人ブラックロック・ジャパンが6日付で財務省に提出した大量保有報告書によると、ブラックロックと共同保有者の同社株式保有比率は5.63%となり、新たに5%を超えたことが判明した。
     
    ■レオパレス21<8848>
    米ブラックロックの日本法人ブラックロック・ジャパンが6日付で財務省に提出した大量保有報告書によると、ブラックロックと共同保有者の同社株式保有比率は5.41%となり、新たに5%を超えたことが判明した。
     
    ■スバル興業<9632>
    8-10月期(3Q)経常は47%増益、今期配当を90円増額修正。
     
    ■アイ・エス・ビー<9702>
    医用画像製品であるDICOM転送ルーター「L-Share Router」を、日立ヘルスケアシステムズの検診車向け医用画像転送サービスに提供開始。
     
    ■日本マクドナルドホールディングス<2702>
    11月既存店売上高は前年同月比4.1%増と36ヵ月連続で前年実績を上回った。
     
    ■大塚家具<8186>
    埼玉県春日部市に保有する賃貸用不動産の売却に伴い、18年12月期に売却益2.1億円を特別利益に計上する。
     
    ■マーケットエンタープライズ<3135>
    KDDI <9433> が提供するホームIoT「au HOME」に、「高く売れるドットコム」の買取機能が追加。ユーザーは家電をアプリで簡単に売却することが可能になる。
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
    7(金)
    10月家計調査(8:30)
    10月毎月勤労統計(9:00)
    10月景気動向指数(14:00)
    《決算発表》
    積水ハウス、HEROZ、gumi、鳥貴族、エイチーム、ベステラ、アルトナー、日駐、ケア21、シーアールイー、日東網、ポールHD、ソフトウェアサー、アイル、ミライアル、ユークス、日本スキー、イトクロ、巴工業、アイモバイル、OSGコーポ、カナモト、丹青社
     
    【海外】
    米11月雇用統計(22:30)
    米10月消費者信用残高(12/8 5:00)
     
    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [株価材料]

    ■森永菓<2201>
    系列が植物肉使う商品をコンビニで展開
     
    ■富士フイルム<4901>
    橋梁やトンネルなどの診断・補修支援へ
     
    ■ディスコ<6146>
    半導体製造効率化装置を開発
     
    ■ダイキン<6367>
    東大と包括提携 数十億円提供も視野

     
    6日のNYダウ工業株30種平均は続落し、休場前の4日に比べ79ドル40セント安い2万4947ドル67セントで終えた。
     
    中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟・副会長が米国の要請でカナダ当局に逮捕されたことを受け、6日のアジア株は全面安。米中関係が一段と悪化するとの懸念から、取引開始直後から売りが殺到。キャタピラーやボーイングなど中国市場への依存度の高い企業の株を中心に売られ、午前中にダウの下げ幅は一時780ドルを超えた。
    原油先物相場が大きく下げ、シェブロンなど石油株が売られたことも相場の重荷となった。
     
    ただ、相場は午後にかけて下げ幅を急速に縮めた。米ウォール・ストリート・ジャーナル紙(電子版)が「米連邦準備理事会(FRB)は18〜19日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げをした後、(利上げを一時休止して)様子をみることを検討している」と報じた。FRBによる利上げ継続が先行きの米景気を冷やすとの懸念が薄れ、投資家心理を上向けたとの指摘があった。
     
    セクター別では、不動産やメディアが上昇する一方で自動車・自動車部品や銀行が下落した。
     
    ナスダック総合株価指数は反発し、同29.833ポイント高の7188.259で終えた。午後にアマゾン・ドット・コムやネットフリックスなど主力株の一角に買い直しが入り、指数を支えた。
     
    個別では、米中関係の悪化が懸念され、中国での売上比率の大きい航空機メーカーのボーイング(BA)や建設機械のキャタピラー(CAT)が下落。半導体のブロードコム(AVGO)も同様の懸念から軟調推移。携帯端末のアップル(AAPL)は、一部アナリストによる目標株価引き下げを受け売られた。大手行のシティ・グループ(C)は、10-12月期の低調な債券トレーディング収入見通しが嫌気されたほか、通期の収益率目標達成が困難との見方を示し下落した。バンク・オブ・アメリカ(BAC)やJPモルガン(JPM)などにも売りが広がった。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    24,947.67−79.40
    S&P500種
    2,695.95−4.11
    ナスダック
    7,188.259+29.833
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,243.60+1.00   
    NY原油(ドル/バレル)
    51.71−1.18        
    円・ドル
    112.69 - 112.70−0.39

     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は下げた。
    12月物は5日比320円安の2万1580円と、6日の大取終値を130円上回った。
    中国通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)の幹部逮捕による米中貿易交渉の難航を警戒する売りが出た。

    NYダウ工業株30種平均の急落場面で日経平均先物も売り込まれ、12月物は一時2万1075円まで下げた。引けにかけては米株とともに下げ幅を縮めた。

    この日の12月物高値は2万1900円
     
    シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
    21580 ( +130 )
    シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
    21580 ( +130 )
    ( )は大阪取引所終値比
     



    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 6704.05(-217.79)
    FTSE100種総合株価指数は、米中貿易摩擦をめぐる懸念の強まりなどを背景にリスク回避の動きが広がり、全面安で3日続落した。
    前日の終値に比べ217.79ポイント安の6704.05と、終値ベースで2016年11月上旬以来、2年1カ月ぶりの安値で引けた。3銘柄を除くすべての銘柄が下落した。日中を通して下げ幅が徐々に広がった。
     
    カナダ当局が中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)の幹部を逮捕したとの報道を受けて、米中貿易摩擦に対する警戒感が再燃し、欧州各国の株式相場で売りが広がった。原油安を背景に石油株が売られ、株価指数の下げに大きく寄与した。
     
    英国では広い範囲で売られ、個別では5%を超える下落が相次いだ。
     
    個別銘柄では、鉱業のアントファガスタは7%、保険のプルーデンシャルは6%超、それぞれ値下がりした。上期決算を発表した包装のDSスミスも大幅安だった。アナリストが株価目標を引き下げた外食デリバリーサービスのジャスト・イートも売られた。
     
    値上がりしたのは、金価格の上昇を背景とした関連のランドゴールド・リソーシズとフレスニージョに加え、水道のセバーン・トレントの3銘柄だけだった。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 10810.98(-389.26)
    ドイツ株式指数(DAX)は3日続落した。終値は前日と比べて389.26ポイント安の10810.98と、終値ベースで2016年12月上旬以来、2年ぶりの安値で引けた。1銘柄を除くすべての銘柄が下落した。
    カナダ当局が中国通信大手の幹部を逮捕したとの報道を受けて、米中貿易摩擦に対する警戒が再燃し、欧州各国の株式市場で売りが広がった。輸出関連株の下げが目立った。
     
    個別では、自動車のダイムラーが6%超下がった。医療機器のフレゼニウスと素材メーカーのコベストロも大幅安となった。
    上昇したのは、不動産のノボビアだけだった。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 4780.46(-163.91)
    フランスの株価指数CAC40の終値が前日に比べて3%以上下がった。
     
     

12月07日 毎日コラム
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