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【市況一覧】
日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,085.80 -375.12 04/26
ナスダック総合
15,611.76 -100.99 04/26


03月01日 マーケットコメント

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03月26日 マーケットコメント

03月27日 マーケットコメント

03月28日 マーケットコメント


    日経平均株価は前営業日比127円77銭高の2万1159円08銭と反発。
    買い先行後はこう着感の強い相場展開だったが、5日線処での踏ん張りをみせて2万1000円をキープした。
     
    期末要因からインデックスに絡んだ売買のため方向感が掴みづらいほか、週末は海外市場が休場になるため、引き続きトレンドは出難く、200日線辺りの抵抗も引き続き意識されやすいところ。ただし、名実ともに新年度相場入りとなる来週からの需給改善も期待されるなか、押し目買い意欲は強そうだ。
     
    30日の東京株式市場は、年度末、月末、週末が重なり様子見ムードが広がりそうだ。

    30日の米国市場が休場(Good Friday)となるため、今晩の米国株の方向性は非常に重要だろう。
    落ち着いた動きとなれば、足元の戻り基調が続くであろうが、大きく崩れてしまうようだと、来週の月曜も買い材料に乏しいとの見方から、値幅を伴った下げとなる可能性がある。

    海外投資家からの売買が減少することが見込まれ、「中小型株に短期の値幅を狙った資金が向かう可能性もある」(中堅証券)との見方があった。

     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(29日現在)
     
    22539.75  均衡表雲上限(日足)
    22454.23  75日移動平均線
    22364.59  ボリンジャー:+2σ(25日)
    22250.54  26週移動平均線
    22244.83  13週移動平均線
    22238.42  均衡表基準線(週足)
    22153.63  新値三本足陽転値
    22067.36  均衡表転換線(週足)
    22045.62  均衡表雲下限(日足)
    21944.14  ボリンジャー:+1σ(25日)
    21523.69  25日移動平均線
    21424.77  均衡表基準線(日足)
    21322.29  200日移動平均線
    21315.81  ボリンジャー:-1σ(26週)
     
    21159.08  ★日経平均株価29日終値
     
    21114.94  ボリンジャー:-1σ(13週)
    21113.39  均衡表転換線(日足)
    21103.24  ボリンジャー:-1σ(25日)
    21080.61  6日移動平均線
    20682.80  ボリンジャー:-2σ(25日)
    20381.08  ボリンジャー:-2σ(26週)
    20262.35  ボリンジャー:-3σ(25日)
    19985.04  ボリンジャー:-2σ(13週)
    19726.63  均衡表雲上限(週足)
     
     
    きょうは終値(2万1159円)で5日線(2万0978円、3/29)を上回っており、明日は、5日線がサポートになるかに注目したい。また、今日は上を試したものの高値は2万1298円までで、200日線(2万1322円、3/29)には届かなかった。27日も大幅高ではあったものの200日線が壁になった格好となっており、同水準を早めにブレークできるかどうかが、4月相場を左右すると考える。
     
     
    【投資部門別売買動向】 (3月第3週)
     
    ■海外投資家が11週連続の売り越し、個人は2週ぶりに買い越し
     
    東京証券取引所が29日に発表した3月第3週(19〜23日)の投資部門別株式売買動向(東京・名古屋2市場、1部、2部と新興企業向け市場の合計)によると、海外投資家(外国人)は11週連続で売り越した。売越額は4541億円だった。
    前の週は1728億円の売り越しだった。
    一方、個人は2週ぶりに買い越した。買越額は4478億円だった。信託銀行も2週ぶりに買い越した。買越額は99億円だった。
     
     
    【信用規制・解除】
     (29日大引け後 発表分)
    ○イナリサーチ <2176> [JQ]
    東証と日証金が30日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。
    東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。
     

    [概況]

    昨日のNY市場は、米朝首脳会談の実現が前向きに進んでいるとの報道を受けて、リスク選好姿勢が強まり、米ドル円は一時107円台を回復した。29日の米ドル円は、朝鮮半島の有事と米中の貿易対立のリスク後退で上昇が期待されるも、利益確定の売りと思われる動きに押され、勢いは続かなかった。

    序盤、米ドル円は106円台の後半を維持していたが、次第に上記の理由で売り圧力が強まり、東京時間終盤に差し掛かる頃には本日の安値106.380円まで下押している。

    このように、東京時間で米ドル円はやや売られたが、大きな値崩れに至っていなことから、リスク回避の後退姿勢は維持されていると見てよさそうか。今後の米ドル円だが、約1ヶ月半ぶりとなる108円をどのような形でトライしてくるかを注目してみたい。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     



    【投資部門別売買動向】 (3月第3週)
     
    ■海外投資家が11週連続の売り越し、個人は2週ぶりに買い越し
     
    東京証券取引所が29日に発表した3月第3週(19〜23日)の投資部門別株式売買動向(東京・名古屋2市場、1部、2部と新興企業向け市場の合計)によると、海外投資家(外国人)は11週連続で売り越した。売越額は4541億円だった。
    前の週は1728億円の売り越しだった。
    一方、個人は2週ぶりに買い越した。買越額は4478億円だった。信託銀行も2週ぶりに買い越した。買越額は99億円だった。

    【大引け概況】
    29日の日経平均株価は反発し、前日比127円77銭高の2万1159円08銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:09 容量:9.84M





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    東京株式市場は反発したものの上下に不安定な動きをみせた。
    朝方は外国為替市場で1ドル=106円台後半まで急速に円安が進行したことを受けリスクを取る動きが先行した。
    海外投資家の買い戻しが入った。後場は国内機関投資家の利益確定売りで下げに転じる場面があったが、終盤に「韓国と北朝鮮による南北首脳会談の日程が4月27日に決まった」と伝わると、再び買いの勢いが増した。
     
    日経平均を東証株価指数(TOPIX)で割った「NT倍率」が年初来の低い水準で推移していたため、「TOPIX先物を売って、日経平均先物を買うリバランスの動きがあったようだ」との声も聞かれた。
    一方、米フェイスブックの情報流出問題や米アマゾン・ドット・コムに対する課税強化観測など米ハイテク株に対する警戒感は強く、半導体需要の減少が懸念された東エレクやSUMCOなどには売りが優勢だった。
     
    3月30日から4月2日にかけては、欧米主要国で休場になる市場が多い。市場関係者は「海外投資家が休暇モードの状態では、相場も盛り上がらない」と、あきらめ気味だった。
     
    JPX日経インデックス400は反発。終値は前日比30.72ポイント高の1万5058.42だった。TOPIXも反発し、4.44ポイント高の1704.00で終えた。
     
    業種別株価指数(33業種)は、サービス業、食料品、水産・農林業の上昇が目立った。下落は、鉱業、医薬品、鉄鋼など。
     
    東証1部の売買代金は、2兆5507億円。売買高は13億2442万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1328と、全体の64%を占めた。値下がりは669、変わらずは82銘柄だった。
     
    個別では、アサヒやファストリ、関西電が上昇した。キーエンス、資生堂や小野薬、住友不も買われた。リクルートホールディングスが買い優勢。セブン&アイ・ホールディングスが上値追い、花王も物色人気となった。
    メンバーズが急騰、クリーク・アンド・リバー社、ニチイ学館も高い。ヤーマンが商いを伴い大幅高、オプトホールディングも上昇した。
     
    一方、武田が大幅に下落。パナソニックや楽天、HOYAが売られた。ソニー、ファナックなども軟調。豊和工業、石川製作所が大きく値を下げたほか、ブイ・テクノロジー、レノバなども下値を探る展開に。楽天が軟調、セイコーエプソンなども売りに押された。
     
    東証2部株価指数は前日比22.06ポイント高の7165.19ポイントと反発した。
    値上がり銘柄数は294、値下がり銘柄数は151となった。
     
    個別では、日本リーテック、アイスタディ、グッドコムアセット、野崎印刷紙業、青山財産ネットワークスが昨年来高値を更新。アジア航測、ジェイ・エス・ビー、アイ・アールジャパンホールディングス、ゼロ、高砂鐵工が買われた。
     
    一方、工藤建設、信和、スーパーバッグが昨年来安値を更新。ファステップス、大和自動車交通、アピックヤマダ、原田工業、石井表記が売られた。









     

    日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比19円52銭高の3948円03銭だった。外国為替市場で円安・ドル高が進行し、新興市場でも輸出関連銘柄が買われた。北朝鮮情勢の緊張緩和で投資家心理が改善したのも、値動きの大きい新興株への資金流入を誘った。
    市場では「東証1部の主力株の上昇で個人投資家のリスク許容度が回復しており、新興株には買いが入りやすい」との声があった。
    大日本住友との業務提携の発表が引き続き材料視されたカルナバイオが大幅高だった。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で852億円、売買高は1億2911万株だった。値上がり銘柄数は422、値下がり銘柄数は230となった。
     
    個別では、ODKソリューションズ、クレオがストップ高。仙波糖化工業、アズ企画設計は一時ストップ高と値を飛ばした。三信建設工業、イナリサーチ、サニーサイドアップ、エスプール、日本プリメックスなど18銘柄は昨年来高値を更新。カルナバイオサイエンス、SAMURAI&J PARTNERS、Nuts、アンドールが買われた。
     
    一方、五洋インテックスがストップ安。ヒビノ、SYSホールディングス、大伸化学、アイビー化粧品、ニチリョクは昨年来安値を更新。ニチダイ、ヴィスコ・テクノロジーズ、免疫生物研究所、サカイホールディングスが売られた。

    東証マザーズ指数は3日続伸した。終値は前日比13.46ポイント高の1185.59だった。東京市場全般の堅調展開に連動して新興市場も買い優勢の展開だった。
    値上がり銘柄数は180、値下がり銘柄数は59となった。
     
    前日にマザーズ市場に上場したアジャイルは上場2日目のきょうも買い注文が集まり、取引が成立しなかった。
    29日にジャスダックに上場したアズ企画設計は、同日午後に公開価格の2.2倍である4705円で初値を付けた。終値は初値を0.7%下回る4670円だった。29日マザーズ上場の和心は1日を通して買い気配が続き、取引が成立しなかった。
     
    個別では、SOUがストップ高。ユナイテッド、シンメンテホールディングス、ソネット・メディア・ネットワークス、エリアリンク、シルバーライフなど7銘柄は昨年来高値を更新。ALBERT、ジーニー、トレンダーズ、ライフネット生命保険、メディアシークが買われた。
     
    一方、フェイスネットワーク、WASHハウスが昨年来安値を更新。MRT、RPAホールディングス、エル・ティー・エス、アクセルマーク、バリューゴルフが売られた。

     


    「自分の市場は自分で守る」

    前場の日経平均は122円66銭高の21153円97銭と反発。
    上昇幅は200円を超えた場面もあった。
    「下落した円相場を受け、海外投資家の買い戻しが入った。
    中小型株には個人投資家の買い」という声が聞こえる。
    もっとも貿易摩擦激化への警戒感から上値は重かった。
    リバウンド狙いの買いと戻り待ちの売りの交錯の構図だ。
    東証1部の売買代金は1兆1252億円。
    東証1部の値上がり銘柄数は1175全体の5割。
    値下がりは810銘柄。
    JXTG、エーザイ、花王が上昇。
    武田、パナ、東エレが下落。

    「日経平均は朝鮮半島の緊張緩和等で堅調」と大和のレポート。

    朝鮮半島の緊張緩和期待やドル高を受け、CME日経平均先物は堅調だった。
    北朝鮮情勢に関しては、米朝首脳会談の実現性には疑問符も付いていた。
    しかし、中朝首脳会談の実現に続き、日米首脳会談が4月18日、
    日朝首脳会談も6月初めの可能性が一部で報じられた。、
    進展が期待できる情勢となってきた。
    1994年春の北朝鮮危機の終息以降は、米国株は冴えなかった。
    しかしが、日経平均は戻り高値を更新する展開だった。

    今考えておかないといけないのは外国資本の今後の動向ということでもあろうか。
    「喫茶店は情報取得の出先機関、遊園地はは大量誘拐の場所」というような陰謀論も聞かれる。
    あるいはサーバーテロを防ぐためには、パソコンも国産を利用する必要があるという声もある。
    不動産の価格上昇を見るまでもなく、押し寄せてきている海外からのヒトとカネ。
    「海外投資家が10週連続売り越し」などと嘆いている場合ではないのかも知れない。
    自分の国は自分で守りというのは大前提。
    自分の市場も自分で守るという思考法も必要だろう。


    (櫻井)。

    【後場寄り付き概況】

    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比123円15銭高の2万1154円46銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、2.40ポイント高の1701.96で始まった。
    外国為替市場では、1ドル=106円60銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は、高安まちまち。

    個別では、ファーストリテが大きく値を上げ、JT、関西電はしっかり。資生堂、アステラス薬は続伸している。リクルートHDは反発。住友不、JXTG、キーエンス、日立建機が堅調で、ブリヂストン、ニコン、日東電工が買われている。
    半面、東エレクが売られ、パナソニックは大幅続落。トヨタは軟調。三菱UFJがさえず、ソフトバンクG、任天堂は安い。武田は急落している。
     
    日経平均株価は、朝方こそ200日線に近づく場面もみられたが超えられず、次第に上げ幅を縮めている。
    朝方に買い材料視されていた為替動向についても、日経平均の伸び悩みからやや円高に振れてきており、こちらも材料視され難い。
    そのため個人主体の物色は、IPOや直近IPO銘柄のほか、個別に材料の出ている中小型株にシフトする格好になろう。引き続き米ハイテク株の動向を睨みつつ、同時に国内政治要因を見極めながらの相場展開になっている。
     
    ランチバスケットは21件、381.04億円、差し引き売り買い均衡との観測。
     

    東京株式(前引け)=
     
    29日午前の日経平均株価は反発し、前日比122円66銭高の2万1153円97銭で前場を終えた。上げ幅は200円を超える場面があった。
     
    朝鮮半島情勢の緊張緩和を背景として外国為替市場でドル高・円安が進んだことで買いが優勢となった。外国人投資家の買い戻しや、個人投資家の買いが全体相場に寄与した。
     
    ただ、米中の貿易摩擦激化への警戒感がくすぶり、上値は重かった。中小型株には個人投資家の買いが入った。
    業種別にはサービスや食料品、金融など内需系の銘柄に買いが集まっており、売買代金上位の主力株は安いものが目立つ。
    市場では「買い戻しの域を出ておらず、上値では戻り待ちの売りが多い」との声も聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反発した。食料品や石油、ゴムなど年初来の下げがきつかった銘柄の上げが目立った。
     
    前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆1252億円、売買高は5億8728万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1175と、全体の5割強を占めた。値下がりは810、変わらずは93銘柄だった。

    個別では、今期の連結純利益が従来予想を上回る見通しだと発表したJXTGが買われた。後発薬子会社を売却すると発表したエーザイも上昇した。アサヒや花王、ファストリは上げた。
    ヤーマンが値上がり率トップに買われ、メンバーズも大幅高。オプトホールディング、クリーク・アンド・リバー社も値を飛ばした。
     
    一方、M&Aの検討で大規模増資が懸念された武田が下落した。パナソニックや東エレク、ソニーも安い。東京海上、住友鉱、楽天、昭和電工、日本通運なども値を下げた。
     
    東証2部株価指数は前日比34.28ポイント高の7177.41ポイントと反発した。値上がり銘柄数は302、値下がり銘柄数は118となった。
     
    個別では、日本リーテック、グッドコムアセット、野崎印刷紙業、青山財産ネットワークスが昨年来高値を更新。ゼロ、アジア航測、サイバーステップ、KTC、松尾電機が買われた。
     
    一方、信和、スーパーバッグが昨年来安値を更新。サイオス、ロックペイント、ファステップス、大和自動車交通、原田工業が売られた。

     

    日経ジャスダック平均株価は反発した。午前終値は前日比25円82銭高の3954円33銭だった。外国為替市場で円相場が1ドル=106円台後半に下落し、日経平均株価が上昇で投資家心理の改善つながった。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で486億円、売買高は7097万株だった。
    値上がり銘柄数は460、値下がり銘柄数は168となった。
     
    個別では、ODKソリューションズ、クレオがストップ高。仙波糖化工業は一時ストップ高と値を飛ばした。イナリサーチ、サニーサイドアップ、エスプール、日本プリメックスに、三ツ知など15銘柄は昨年来高値を更新。カルナバイオサイエンス、SAMURAI&J PARTNERS、オートウェーブ、Nuts、アンドールが買われた。
     
    一方、五洋インテックスがストップ安。ヒビノ、SYSホールディングス、大伸化学、アイビー化粧品、ニチリョクは昨年来安値を更新。ニチダイ、ヴィスコ・テクノロジーズ、セゾン情報システムズ、山陽百貨店が売られた。


     

     東証マザーズ指数は続伸した。午前終値は前日比15.45ポイント高の1187.58だった。
    値上がり銘柄数は183、値下がり銘柄数は51となった。
     
    28日にマザーズ市場に上場したアジャイルは上場2日目の29日午前も買い気配が続き、取引が成立していない。29日にマザーズ市場に上場した和心、ジャスダック上場のアズ企画設計もそれぞれ買い気配が続き、初値が付かなかった。
     
    個別では、SOUがストップ高。シンメンテホールディングス、ソネット・メディア・ネットワークス、エリアリンク、アルファポリスなど5銘柄は昨年来高値を更新。ALBERT、ジーニー、イグニス、バーチャレクス・ホールディングス、旅工房が買われた。
     
    一方、フェイスネットワーク、WASHハウスが昨年来安値を更新。グレイステクノロジー、プラッツ、アクセルマーク、メディカルネット、ゼネラル・オイスターが売られた。

     

    [概況]

    欧州市場中盤に106円に乗せたドルはNY市場に入り発表されたMBA住宅ローン申請件数の良好な結果や第4四半期GDP確報値の予想を上回る結果に一段高となり、ユーロは当日高値131.725円まで上昇した。

    NY株式市場はマチマチで始まりドルも揉み合いとなったが、マイナス圏に落ちたダウがプラスを回復する上昇にドルもそれまでの高値を上抜き、中盤にホワイトハウスが米朝首脳会談のプロセスは進んでいると発表するとリスク回避後退の円売りにドルは一段高となって106円半ばを超えた。

    そして引け間際に13日以来、2週間ぶりとなる107円台に乗せて当日高値107.025円まで上昇し、最後も前日比+1.505円高の106.845円と大幅反発してドル以外の主要通貨も上昇して引けた。

    米朝会談はまだ先の話で、下げ過ぎ感からの反発と見るのが妥当と見て、目先は揉み合い継続を予想している。

    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    3陽連のあと」
     
    NY株式は続落。
    ハイテクセクターの軟調は継続。
    トランプ大統領がアマゾンに対する課税措置見直しに言及した報じられたことからアマゾンが大幅安となった。
    一方、ディフェンシブセクターは底堅く推移。
    2017年第4四半期のGDP確報値は年率換算で前期比29%増で着地。
    改定値の25%増から上方修正。市場予想の27%増も上回った。    
    債券市場は四半期末を控えたポジション調整から買い優勢の展開。
    「不安定な株価動向を受けた債券への逃避買いが膨らんだ」という見方だ。
    10年国債利回りは2773%と一時7週間ぶりの低水準となった。
    290億ドルの7年債入札は応札倍率が20162月以来の低水準。
    米財務省は今週、過去最大規模となる総額2940億ドルの入札を実施したが無事通過したことになる。
    29日は午後2時(日本時間30日午前3時)までの短縮取引。
    30日は聖金曜日の祝日で休場。
    為替はドル高トレンド。
    「貿易戦争懸念が和らいだほか、四半期末を迎えドルに資金が流入した」との解釈だ。
    「聖金曜日の週末を控えトレーダーらがポジションを調整。
    ドルがやや早い段階で底堅く推移した」という声も聞こえる。
    ドル円は一時107円台。
     
    大幅安ながら3日連続の高値引けだった水曜。
    一時500円以上の下落となったが、大引けにかけて下げ幅を縮小。
    「大引けにかけて前日同様配当の再投資の買いが奏功した」との解釈だ。
    権利配当落ち分160円を埋めることはできなかったが21000円台キープという格好。
    日経平均の日足は高値引けで「陽の丸坊主」。
    3日連続の陽線で「3陽連」は底堅い足取りだ。
    「ファンダメンタルズからはこれ以上売り叩けない水準」という声も聞こえる。
    23日時点の裁定買い残は前週比2019億円減少し13321億円と3週連続の減少。
    一方裁定売り残は前週比1051億円増の1945億円と6週連続増。
    1991年の統計開始以降の最高を3週連続で更新した。
    25日線(21556円)からは24%のマイナスかい離。
    200日線(21316円)からは13%のマイナスかい離。
    騰落レシオは8941%まで低下。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方は▲13515%(前日▲11591)
    買い方は▲10072%(前日▲10213)
    拮抗から買い方有利のトレンド。
    Quick調査の信用評価損率は▲1166%とやや悪化。
    空売り比率は469%と7日連続の40%超。
    日経平均のEPS1678円でPER1253倍。
    シカゴ225先物終値は日中比200円高の21230円。
    NY株の続落にもかかわらずドル円が一時107円台に乗せたことを好感した格好。
    「ドル高円安は単なる期末要因」という訳のわからない解釈も聞こえる。
    昨日も下値となったボリンジャーのマイナス20711円。
    マイナス21133円。
    これを上回ればあとは200日線、そして25線がターゲットとなろう。
    気学では「後場高のこと多し、前場安なら買い狙い良し」。
    もっとも前場高のスタート予想だからまた難しい。
     
     
    NYダウは9ドル安の23848ドルと続落。
    NASDAQ59ポイント安の6949ポイント。
    SP5007ポイント安の2605ポイント。
    ダウ輸送株指数6ポイント高の10188ポイント。
    3市場の売買高は696億株。
    CME円建ては大証比200円高の21230円。
    ドル建ては大証比240ポイント高の21270ポイント。
    225先物大証夜間取引は日中比230円高の21260円。
    ドル円は10690円。
    10年国債利回りは2775%。
     
     
    ◇━━━ カタリスト ━━━◇
     
    夢真(2362)・・・動兆。
     
    夢真に注目する。
    同社は建設現場の若年層施工管理技術者派遣が主力。
    施工管理技術者など若者採用2500人計画(純増約700人)は順調に推移。
    育成中のIT向け技術者派遣に期待感。
    IT企業への派遣ではなく一般企業のIT技術者ニーズに応える方向だ。
    2月度の売上高は246200万円(前年同月比30%増)で、営業利益は44700万円(同70%増)。
    稼動人数の増加、および派遣単価の改善で30%増収となった。
    営業利益は70%増となった。
    1710月〜182月累計営業利益の通期予想42億円(前期比46%増)に対する進捗率は、5カ月で484%。
    1172円)。
     


    (兜町カタリスト櫻井)

    29日の日経平均株価は、前日比21965銭高の2125096銭と反発してスタート。28日の米国株は続落となったものの、足元で3日続けて高値引けとなっていたことや為替相場が円安に振れていることなどから、シカゴ先物に追随する形で買いが先行している。
     
    前日の米国株市場ではハイテク株比率の高いナスダック指数の下げが目立っており、これは東京株式市場でも電機セクターを中心にマイナス材料ながら、外国為替市場で急速に進む円安が全体相場に浮揚力を与えている。

    北朝鮮の金正恩委員長の訪中に伴い朝鮮半島情勢を巡る地政学リスクが後退、これを受け外国為替市場では1ドル=106円台後半まで一気にドル高・円安が進行しており、電機や自動車など輸出関連セクターを中心に追い風が意識されている。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種全面高で、値上がり上位に石油、ゴム製品、海運、ガラス土石、機械など。
     
    個別では、トヨタ、ホンダ、任天堂、キーエンス、東エレク、ファナックはしっかり。三菱UFJ、三井住友は強含みで、野村、第一生命は堅調となっている。ソフトバンクGKDDIが高く、ファーストリテは底堅い。JTJXTG、久光薬は買われている。
    半面、ソニー、パナソニックが安く、日立、三菱電、NTT、三井金は下落し、武田が急落している
     
    外資系等は、日本マイクロ(6871)、ニトリ(9843)、 NTTデータ(9613)、王子(3861)、IHI7013), 旭硝子(5201)、クラレ(3405)に注目。
     
    225先物は、三菱・GS・アムロ・大和・バークレイズが買い越し。
    モルスタ・メリル・ソジェン・JP・クレディ・SBIUBSが売り越し。
    TOPIX先物はみずほ・ドイツ・野村・GS・三菱が買い越し。
    メリル・ソジェン・パリバ・クレディ・シティ・バークレイズが売り越し。
     
    テクニカル的には、いちご(2337)、ABC2670)、 高千穂交(2676)、北の達人(2930)、物語(3097)、 フリービット(3843)、MDV3902)、DI4310)、 日油(4403)、栄研化(4549)、ペプチド(4587)、 資生堂(4911)、ライオン(4912)、ファンケル(4921)、 コーセー(4922)、マキタ(6586)、フジシール(7864)、 ソーダニッカ(8158)、PALTAC8283)、アプラス(8589)、 アニコム(8715)が動兆。
     
     

     
    29日の東京株式市場は、反発後、堅調な展開か。
    米ハイテク株の動向は気掛かりではあるが、円相場が円安に振れて推移していることへの安心感もあり、シカゴ日経平均先物にサヤ寄せする格好から買いが先行しよう。
    日経平均株価の予想レンジは、2万900円-2万1300円を想定する。
    5日線(2万1064円、3/28)を大きく上回るスタートが想定され、次の節目である200日線(2万1316円)をうかがう展開が考えられる。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=106円台の後半(28日終値105円46-48銭)と円安に振れている。円高方向への動きが一服する格好となり、輸出関連株には見直し買いが入り、相場の支えとなりそう。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、28日の大阪取引所終値比200円高の2万1230円だった。
     
    【好材料銘柄】 
     
    ■守谷商会 <1798>
    今期経常を42%上方修正、配当も5円増額。
     
    ■ODKソリューションズ <3839>
    今期経常を90%上方修正。
     
    ■パピレス <3641>
    インフォコム <4348> [JQ]が同社の議決権割合9.83%にあたる96万9500株を取得する。インフォコム子会社で電子コミックサービス「めちゃコミック」を運営するアムタスとの協業の可能性を協議する。
     
    ■アクセルマーク <3624>
    KLab <3656> と資本業務提携。新たなゲームタイトルの企画開発を共同で行う。
    資本面ではKLabを引受先とする20万4900株の第三者割当増資を実施する。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    29(木)
    2月商業動態統計(8:50)
    2年国債入札
    《決算発表》
    夢の街、スター・マイカ、GameWith、NaITO、セキチュー
     
    【海外】
    米2月個人所得(21:30)
    米2月個人支出(21:30)
    米3月シカゴ購買部協会景気指数(22:45)
    《米決算発表》
    コンステレーション・ブランズ
    休場:メキシコ、フィリピン、インド


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [株価材料]
     
    ■ファンコミ<2461>
    アフィリ副業支援アプリ提供
     
    ■JUKI<6440>
    今期設備投資を2倍に引き上げ
     
    ■日立<6501>
    洋上風力発電機で台風に耐える認証取得
     
    ■トレックスセミ<6616>
    ベトナムで車載電源IC製造ライン構築へ
     
    ■ヤマハ発<7272>
    ボートが水上で定点静止する制御技術投入
     
    ■トッパンF<7862>
    デザインの「シニアフィット診断」開始
     
    ■みずほ<8411>
    出資IoTベンチャーに30社が資本参加

     

    28日のNYダウ工業株30種平均が小幅に続落し、前日比9ドル29セント安の2万3848ドル42セントで終えた。
     
    10-12月期GDP確定値や、2月中古住宅販売仮契約指数が予想を上振れたものの上値は限られた。トランプ大統領がネット小売のアマゾン(AMZN)に対してアンチトラストの適用や課税強化を検討していると報じられたほか、ウーバーの自動運転車を巡る死亡事故による半導体企業への影響も根強く、引き続きハイテク株を中心に売りが広がり、ナスダック総合株価指数が下げ幅を広げると、ダウ平均もつれ安した。一時は234ドル安まで下げる場面があった。
     
    ただ、前日に大幅安で終えたため、自律反発狙いの買いで上げに転じる場面もあった。
    ダウ平均は前週に1400ドルあまり下げ、短期的な戻りを期待した買いが入った。アマゾンと競合するウォルマートやターゲットなど小売り関連に買いが入った。長期金利が低下した局面では、不動産や通信など配当利回りをもとに買われる銘柄も上げた。
     
    ナスダック指数は続落し、同59.580ポイント安の6949.226で終えた。2月9日以来の安値。アナリストが目標株価を引き下げたアップルが下げ、動画配信のネットフリックスにも売りが続いた。
     
    セクター別では、不動産や食品・生活必需品小売が上昇する一方で小売や半導体・半導体製造装置が下落した。
     
    個別では、格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが社債を格下げした電気自動車(EV)のテスラに売りが膨らんだ。
    半導体のエヌビディア(NVDA)は全世界で自動運転車の公道走行試験を休止し、軟調推移。動画ストリーミングのネットフリックス(NFLX)は、ブラジルで制作したオリジナルドラマの内容が物議を醸し、契約者の流出が懸念され、下落した。
     
    一方で、フェイスブック(FB)は上昇。情報流出問題で下げが続いていたが、プライバシー保護対策を打ち出したことが好感された。アナリストがリポートで投資妙味があると指摘したと伝わったゼネラル・エレクトリック(GE)も高い。
    ヨガウェアのルルレモン・アスレティカ(LULU)は決算内容が好感され、上昇した。
     
     
    VIX指数は22.87と上昇(前営業日22.50)。
    米主要株式3指数は、米中貿易戦争への警戒感が払しょくしきれないこと、ナスダック総合指数がハイテク主導で続落したことで軟調に推移した。
    VIX指数は一時24.94まで上昇した。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    23,848.42−9.29
    S&P500種
    2,605.00−7.62
    ナスダック
    6,949.226−59.580
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,330.00−17.90
    NY原油(ドル/バレル)
    64.67+0.29
    円・ドル
    106.82 - 106.83 +1.36
     
    米10年債利回り(%)
    2.7825 -0.006
    米2年債利回り(%)
    2.2862 +0.008
     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は大幅続伸した。
    6月物は前日比535円高の2万1230円で引け、同日の大取終値を200円上回った。
    米中貿易摩擦への警戒感の薄れなどを背景に円安が進み、日本株買いにつながった。
    一方で米株がハイテク株主導で続落し、上値を抑える場面もあった。
    この日の6月物高値は2万1325円、安値は2万0670円。
     
     
    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    21230 ( +200 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    21270 ( +240 )
    ( )は大阪取引所終値比
     

    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7044.74(+44.60)
    FTSE100種総合株価指数は続伸した。前日27日の終値に比べ44.60ポイント高の7044.74で引けた。構成銘柄の半数以上は上昇した。
    午後に上昇に転じた後、米国株が上がって始まったことに伴い一段高となった。M&Aの話が浮上した医薬品のシャイアーが急伸し、株価指数を押し上げた。
     
    個別では、シャイアーは14%上昇した。28日、同社のM&Aを武田薬品工業が検討していると伝わり、買い圧力が急速に強まった。一時は20%超上がった。同業のグラクソ・スミスクラインとアストラゼネカも高くなった。
    総合公益会社のユナイテッド・ユーティリティーズ・グループは、アナリストによる投資判断引き上げなどを受けて8%超上昇した。水道のセバーン・トレントと電力・ガス供給のナショナル・グリッドも大幅高。食品・日用品のユニリーバの上げも目立った。
     
    半面、鉱業関連株は軒並み大幅安となった。なかでもロシアの鉄鋼大手エブラズとアントファガスタの下げが大きくなった。石油株も下がった。
    欧州国債の利回り低下で、金融関連株も売られた。銀行のスタンダードチャータード銀行と、保険のオールド・ミューチュアルの下げが目立った。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 11940.71(-30.12)
    ドイツ株式指数(DAX)は反落した。終値は前日27日と比べて30.12ポイント安の11940.71だった。
     
    個別では、半導体のインフィニオンテクノロジーズは4%安。航空のルフトハンザと素材メーカーのコベストロの下げも大きくなった。
    一方、日用品のバイヤースドルフと医薬・化学大手の独メルクは上昇した。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5130.44(+14.70)

     



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