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【市況一覧】
日経平均株価
37,910.97 -549.11 04/25
TOPIX
2,680.89 -29.84 04/25
マザーズ
647.53 -8.07 04/25
NYダウ平均
38,460.92 -42.77 04/25
ナスダック総合
15,712.75 +16.11 04/25


03月01日 マーケットコメント

03月02日 マーケットコメント

03月03日 マーケットコメント

03月04日 マーケットコメント

03月05日 マーケットコメント

03月06日 マーケットコメント

03月07日 マーケットコメント

03月08日 マーケットコメント

03月09日 マーケットコメント

03月10日 マーケットコメント

03月12日 マーケットコメント


    [概況]

    13日午後の外国為替市場は、軒並み円安が進む展開となっている。米ドル円はじりじりと水準を上げ一時107.050円まで、他方、クロス円通貨ペアでは英ポンド円が一時148.75円まで、それぞれ本営業日の高値を更新する値動きとなっている。
     
    この値動きについて一部の市場関係者からは、日経平均株価が午後に入ってプラス圏で推移したことや森友学園問題で揺れる国内政治に対してのリスク回避姿勢の巻き戻しも入っているようだとの声が聞かれている。
     
    この後の時間については、21:30に2月米消費者物価指数(予想:前年比+2.2% 前回:前年比+2.1%)などの発表が控えており注目されている。先週末の米雇用統計では平均時給の伸びが前年比+2.6%と前回の+2.9%から鈍化したことが注目された。インフレーションが低下したことで、程よい成長期待が強まって米ドル買いや米株買いの一因となった。
     
    このことから、今回発表される米消費者物価指数では、予想通りであれば雇用統計発表後の動きと同様となりそうか。その他であれば、あらっぽい値動きも考えられそうだといった声が聞かれている。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    13日の日経平均が4日続伸。終値は前日比144円高の2万1968円でこの日の高値引けとなった。前場は前日の米株下落や森友問題が重荷となって100円を超える下げを演じていたが、後場は、外国為替市場での円安・ドル高進行を追い風に、株価指数先物主導の買いで日経平均はジリ高歩調となり、高値引けとなった。
     
    明日(14日)の日経平均株価は、フシ目とされる2万2000円奪回を巡る攻防となりそうだ。
    森友学園への国有地売却に関する財務省決裁文書の書き換え問題が引き続き懸念され、国内政治に対する不透明感が尾を引いている。
    市場エネルギーを伴わない戻りとあって、安定感に乏しい面もある。フシ目を超えたレンジでの戻り待ちの売りも想定される。米国株式や為替動向など外部要因に恵まれないと、直近4連騰の反動で売りが出る可能性がある。
     
    日程面では、日銀金融政策決定会合議事要旨(1月22〜23日)、寄り付き前に1月機械受注が発表されるほか、11時ごろには中国2月の小売売上高、鉱工業生産、都市部固定資産投資が発表される。
     
     
    ■日経平均サポート&レジスタンス
    日経平均株価           
    21968.10      +144.07
     
    レジスタンス
    22721.30   ボリンジャーバンド25日+3σ
    22634.46   75日線
    22590.66   12月SQ値
    22583.12   週足一目均衡表の転換線
    22566.54   13週線
    22531.10   11月SQ値
    22501.34   100日線
    22369.50   ボリンジャーバンド25日+2σ
    22322.54   ピボットHBOP
    22218.51   26週線
    22195.60   週足一目均衡表の基準線
    22145.32   ピボット抵抗線2
    22055.22   ピボット抵抗線1
    22017.69   ボリンジャーバンド25日+1σ
    21968.10   高値・終値
     
    サポート
    21952.48   一目均衡表基準線
    21878.00   ピボット
    21787.90   ピボット支持線1
    21742.45   寄付
    21700.78   安値
    21665.89   25日線
    21610.68   ピボット支持線2
    21576.42   5日線
    21575.45   3月SQ値
    21520.58   ピボットLBOP
    21454.21   一目均衡表転換線
    21314.09   ボリンジャーバンド25日-1σ
    21277.28   ボリンジャーバンド26週-1σ
    21239.54   200日線
    21190.11   2月SQ値
     
    日経平均も順調であれば明日は25日線がようやく上昇に転じるタイミングとなる。
    日足のローソク足は2/27高値時に「十字足」、3/5安値時にも「十字足」を形成し、分岐の転換サインとなってきた。一方、3/12も「十字足」形成した。
    翌線となる3/13は陽線を形成し、前日の寄り引け同時の水準を上回って終えた。 つまり、3/12の「十字足」は分岐の下げ転換のサインではなく、目先のトレンドの中間を示唆している可能性がある。
    3/5安値から3/12までの上げ幅の倍値の上昇が見込まれ、2万2600円程度までは目先的に上昇が続くことが予想される。
     
    ■信用規制・解除】銘柄
    ●シーズメン <3083> [JQ]
    東証と日証金が14日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。
    東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。
     
     

    【大引け概況】
    13日の日経平均株価は4日続伸した。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:21 容量:11.57M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    終値は前日比144円07銭高の2万1968円10銭で、同日の高値で終えた。
    朝方は、米輸入制限や、森友学園への国有地売却に関する財務省決裁文書の書き換え問題が懸念され、売りが先行した。ドル安・円高も重しとなり、一時2万1700円78銭(前日比123円25銭安)まで下落した。
    一巡後は持ち直し、前場後半には上げに転じる場面もあった。後場は、円高一服を受けて下げ渋って始まり、再びプラス圏入りした。円が弱含むとともに上げ幅を広げる動きとなった。
     
    12日の米国株式市場でハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が最高値を更新し、東京株式市場でも半導体製造装置の東エレクやスクリンなどに買いが入った。
     
    JPX日経インデックス400は4日続伸した。終値は前日比82.85ポイント高の1万5488.55だった。東証株価指数(TOPIX)も4日続伸し、9.73ポイント高の1751.03で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆3364億円と低調だった。
    東証1部の売買高は12億2152万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1579と、全体の約76%を占めた。値下がりは419、変わらずは71銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、電気・ガス業、精密機器、サービス業の上昇が目立った。下落は石油・石炭製品、鉱業、鉄鋼など。
     
    個別では、関西電や中部電が上昇し、小野薬や大塚HDも上げた。ニトリHDは上場来高値を更新した。東京エレクトロン、SUMCOが買われ、信越化学工業も物色人気となった。ソニーも堅調。ライクキッズネクストがストップ高、ヴィンクスも大幅高となった。
     
    半面、昭和電工が軟調、JXTG、住友金属鉱山、良品計画も売られた。住友商や三井物など商社株も安かった。ソフトブレーンが急反落、シーズ・ホールディングス、日本ペイントホールディングスなども大きく下げた。。
     
    東証2部指数は前日比53.37ポイント高の7366.06ポイントと4日続伸。値上がり銘柄数は282、値下がり銘柄数は186となった。
     
    個別では、ベネフィット・ワン、キタムラ、パシフィックネット、ICDAホールディングス、アールエイジなど9銘柄が昨年来高値を更新。ピクセラ、ぷらっとホーム、図研エルミック、スリープログループ、省電舎ホールディングスが買われた。
     
    一方、ジオスター、日本アビオニクス、ヨネックス、オプティマスグループが昨年来安値を更新。神島化学工業、イムラ封筒、ブルボン、森組が売られた。







     

    日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。終値は前日比33円91銭高の4108円03銭だった。値動きの軽い新興企業株に個人投資家の買いが入った。午後に為替が円安に転じ日本株全体の投資家心理が強気に傾くと、ジャスダック平均株価も上げ幅を拡大した。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で996億円、売買高は1億5677万株だった。
    値上がり銘柄数は446、値下がり銘柄数は200となった。
     
    個別では、協和日成、イナリサーチ、日本フォームサービスがストップ高。伊豆シャボテンリゾートは一時ストップ高と値を飛ばした。サニーサイドアップ、エスプール、イメージ ワン、ミズホメディー、日本パレットプールなど19銘柄は昨年来高値を更新。平山ホールディングス、歯愛メディカル、アルファクス・フード・システム、東京日産コンピュータシステムが買われた。
     
    一方、市進ホールディングス、ピープルが昨年来安値を更新。ニューフレアテクノロジー、アミタホールディングス、理研グリーン、ネットマーケティング、グリムスが売られた。

     

    東証マザーズ指数は前日比30.23ポイント高の1239.53ポイントと反発した。
    米国株安を受けて東京市場全般と同様に安く始まったが、すぐにプラス浮上した。主力級銘柄を中心に幅広い銘柄に買いが入った。値動きの軽さに着目した個人の買いで創薬ベンチャーのそーせいが大幅高となり、指数を押し上げた。ソレイジアなど他のバイオ関連銘柄も上げた。
    値上がり銘柄数は192、値下がり銘柄数は43となった。
     
    個別では、タイセイ、ピクスタ、ユーザベース、テモナ、マネーフォワードなど8銘柄が昨年来高値を更新。ソレイジア・ファーマ、ジェイテックコーポレーション、オウチーノ、ディジタルメディアプロフェッショナル、ソウルドアウトが買われた。
     
    一方、日本スキー場開発、シャノン、プラッツ、日本動物高度医療センター、ベイカレント・コンサルティングが売られた。

     


    【寄り付き概況】

    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比26円37銭安の2万1797円66銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、1.59ポイント安の1739.71で始まった。
    国内の政治情勢などが不透明だとして主力株が売られ、上値が抑えられている。
    市場は「森友学園」問題の行方を見守る格好から、トレンドが出にくい相場展開が続きそうである。
    外国為替市場では、1ドル=106円50銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は、高安まちまち。
     
    日経平均がこう着の中、新興市場の中小型株にはリバウンド狙いの資金が向かっている。
    個別では、トヨタが売られ、日産自、ファナックは弱含み。ファーストリテが値を下げ、ソフトバンクGは小幅安。三井住友が反落し、第一生命、住友鉱が下押し、JXTGは大幅安。マクニカ富エレはさえない。
    半面、ソニーが締まり、東エレクは堅調。SUMCO、信越化はしっかり。ヴィンクスが急騰し、任天堂、三菱UFJは強含み。ヤクルトが買われ、エーザイは続伸している。
     
    ランチバスケットは14件、157.19億円、差し引き10億円の買い越しとの観測。


    13日午前の日経平均株価は、前営業日比34円58銭安の2万1789円45銭で終了した。
    東証株価指数(TOPIX)は、1.48ポイント安の1739.82で終了した。
     
    円相場の上昇やNYダウ平均の反落を嫌気し、日経平均は下げ幅を前日比120円超に広げる場面があった。
    一巡後は持ち直し、東エレク、信越化などの半導体関連株が高く、指数を支えた。
    「個人投資家を中心に小型株や内需関連株への押し目買い意欲が根強い」中で、徐々に値を戻す展開となった。
     
    しかし、国内の「森友学園」問題や米国の同盟国に対する鉄鋼とアルミニウムの輸入制限措置の先行き不透明感など、相場の重しになっている。
    13日夜(日本時間)には米国で2月消費者物価の発表やペンシルベニア州下院補欠選挙を控えている環境では、投資意欲は一層前向きになりにくい。
    日経平均が力強く戻りを試すには、「エネルギー不足」との声が上がっていた。
     
    ただ、日経平均は12日、短期的なトレンドラインとして意識される25日移動平均線(12日時点で2万1694円45銭)を回復している。13日午前の取引では、日経平均が2万1700円78銭まで下押した後に戻り歩調に転じ、25日移動平均線が株価の下支えとして意識されやすくなっている。
     
    東証1部の出来高は5億3950万株、売買代金は1兆73億円。騰落銘柄数は値上がり1071銘柄、値下がり894銘柄、変わらず104銘柄。
    業種別株価指数(33業種)は石油・石炭製品、鉱業、鉄鋼の下落が目立ち、上昇は電気・ガス業、空運業、その他金融業など。

    個別では、中部電、東京ガスが高く、東京エレクトロンやSUMCOなど半導体関連が堅調、SMCも高い。ヴィンクス、エスケイジャパンが値を飛ばし、ブレインパッドも買われた。フィックスターズも物色人気となった。
    半面、ファーストリテイリングが軟調、良品計画も売られた。ソフトブレーンが急反落、シーズ・ホールディングス、スミダコーポレーションなども安い。JXTGホールディングスや国際帝石の下げも目立つ。
     
     
    東証2部株価指数は前日比18.65ポイント高の7331.34ポイントと4日続伸した。
    値上がり銘柄数は243、値下がり銘柄数は182となった。
     
    個別では、ベネフィット・ワン、キタムラ、パシフィックネット、ICDAホールディングス、アールエイジなど8銘柄が昨年来高値を更新。図研エルミック、エルナー、チャーム・ケア・コーポレーション、スリープログループ、省電舎ホールディングスが買われた。
     
    一方、ジオスター、日本アビオニクス、ヨネックス、オプティマスグループが昨年来安値を更新。ソフト99コーポレーション、神島化学工業、東京汽船、森組、イムラ封筒が売られた。

     

    日経ジャスダック平均株価は続伸した。
    午前終値は前日比18円57銭高の4092円69銭だった。個人投資家など短期間で売買する投資家の資金が、上値の重い大型株から値動きの軽い新興企業株に向かった。
    12日の米国市場でのハイテク株高で、新興市場でもハーモニックなどハイテク株に買いが入った。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で567億円、売買高は8901万株だった。エンジャパンやセリアなど主力銘柄が上昇した。中期経営計画の利益目標を前倒しで達成する見通しと伝わったUTも高い。値上がり銘柄数は365、値下がり銘柄数は247となった。
     
    個別では、協和日成がストップ高。イナリサーチ、エスプール、イメージ ワン、エン・ジャパン、ゲームカード・ジョイコホールディングスなど10銘柄は昨年来高値を更新。伊豆シャボテンリゾート、アール・エス・シー、平山ホールディングス、アルファクス・フード・システム、オプトエレクトロニクスが買われた。
     
    一方、市進ホールディングス、ピープルが昨年来安値を更新。ジェクシード、理研グリーン、ニューフレアテクノロジー、太洋工業、岡藤ホールディングスが売られた。

     


    東証マザーズ指数は反発した。午前終値は14.36ポイント高い1223.66だった。
    そーせいやジーエヌアイなどバイオ関連の上昇が目立った。
    値上がり銘柄数は169、値下がり銘柄数は61となった。
     
    個別では、タイセイ、ピクスタ、ユーザベース、マネーフォワード、メドレックスが昨年来高値を更新。ソレイジア・ファーマ、シルバーライフ、ジェイテックコーポレーション、ディジタルメディアプロフェッショナル、テモナが買われた。
     

    一方、シャノン、日本スキー場開発、ベイカレント・コンサルティング、ナノキャリア、日本動物高度医療センターが売られた。

    [概況]

    東京時間に当日高値106.985円まで上昇したドルだったが、107円は付けられず其の後は揉み合いとなり、NY株式市場が上昇で始まったあと下げに転じて下げ幅を拡げるとドルも売られた。
     
    株価下落に米国債利回りが低下するとドルも売られ、NY市場終盤には当日安値106.300円まで値下がりし、最後も前週末比-42銭の106.405円と106円半ばを割れて引けた。
     
    ドル安に連れて他の主要通貨も下げたが、英EU離脱省の政務次官が「合意に極めて近い」と発言した事に反応してポンドは買われ、+2銭高と小幅ながら上昇して引けた。
     
    この日は大きな米経済指標の発表が無く、ドルは方向性の無い揉み合いといった感じだったが、目先は本日以降発表される米経済指標の結果で上下する展開か。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

    【寄り付き概況】

    13日の日経平均株価は前日比81円58銭安の2万1742円45銭で寄り付いた。
    12日の米国株式は高安まちまちながら、米輸入制限への懸念や、学校法人「森友学園」への国有地売却に関する財務省決裁文書の書き換え問題による政治的混乱が警戒され、売りが先行した。
    足もと円高含みで推移する為替動向にも神経質な展開を強いられそうだ。
     
    ただ、米国ではここ半導体関連株が見直し人気となっており、ハイテク株比率の高いナスダック指数は7日続伸と最高値街道を走っている。東京株式市場でも半導体関連株の下値では押し目買いニーズが強いことが予想され全体相場を支えそうだ。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、値上がりは電力ガス、空運、食料品の3業種。値下がりで目立つのは鉱業、石油、輸送用機器など。
     
    個別では、任天堂が安く、ファーストリテ、トヨタ、ホンダが値を下げ、京セラ、ファナック、東エレクはさえない。三菱UFJ、三井住友、、野村は弱含み。良品計画は大幅安となっている。
    半面、ヤクルトが高く、JTは堅調で、安寄りしたエーザイが切り返した。ソフトバンクG、NTTは底堅い。ソニー、キーエンス、SUMCO、リクルートHDが買われている。
     
     
    225先物は、シティ・野村・大和・クレディ・GSが買い越し。
    メリル・フィリップ・UBS・日産が売り越し。
    TOPIX先物は日興・UBS・シティ・三菱・クレディが買い越し。
    GS・ソジェン・アムロ・JPが売り越し。
     
    テクニカル的には、イチケン(1847)、浅沼組(1852)、東芝プラ(1983)、塩水港(2112)、JACR(2124)、新日本科学(2395)、物語(3097)、東洋紡(3101)、ウィンパート(3183)、小松精(3580)、オプティム(3694)、フリービット(3843)、シンクロフ(3963)、日本化(4092)、ソースネク(4344)、ITFOR(4743)、ソフトブレーン(4779)、Dガレ(4819)、東京網(5981)、カワタ(6292)、THK(6481)、マキタ(6586)、サンケン(6707)、ヨコオ(6800)、シスメックス(6869)、メガチップス(6875)、象印(7965)、任天堂(7974)、平和堂(8276)、日産東京(8291)、フジ住宅(8860)、中部電(9502)、北沢産(9930)が動兆。


     

    週明けのNYダウは3日ぶりの反落。
    前週末の雇用統計通過後の上昇相場を引き継ぎプラスでスタート。
    ただ関税問題による貿易摩擦激化懸念からボーイングが3%、キャタピラーが2%下落。
    ダウを押し下げた。
    下落幅は一時180ドルを超えた場面もあった。
    国家経済会議(NEC)の委員長に自由貿易派のラリー・クドロー氏が検討されていると報じられたが反応薄。
    一方でアップルが上場来高値を更新。
    マイクロンテクノロジーが急伸。
    NASDAQ総合指数は7日続伸し過去最高値を更新した。
    フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)も7日続伸。
    半導体関連銘柄がハイテク株の牽引役となった格好。
    SOX指数が7日続伸するのは、今年1月11〜23日の8日続伸以来だ。
    10年国債利回りは前週末比0.02%低下し2.87%。
    消費者物価指数(CPI)発表を前の小動きとの解釈。
    前週末にドルが大幅に上昇した反動で円買い・ドル売りが優勢。
    ドル円は106円台半ばでの動き。
     
    週末金曜も週明け月曜も日経平均は一時500円超の上昇からの失速。
    3日続伸とプラス展開継続ながら日足陰線4本となった。
    気になるのは日足の十字足。
    始値21826円。終値21824円で2円の陰線。
    上値145円、下値137円のヒゲだった。
    ただ頭を押さえていた25日線は1月29日以来1ヵ月半ぶりにブレイクし風景は少し変化した印象。
    「過去の累積売買代金で日経平均の22000円〜22500円は約57兆円。
    22500円〜23000円は約84兆円。
    戻り待ちの売りは多い」との指摘もある。
    3月5日の十字足で反発。
    2月27日の十字足で反落というのが直近の動きだ。
    騰落レシオは90.36%。
    サイコロは7勝5敗で58.3%。
    空売り比率は42.7%で9日連続の40%越え。
    ただ松井証券信用評価損益率速報で売り方は▲15.106%(前日▲14.329%)。
    今年の記録は1月23日の▲18.371%だったから意外と売り方も苦しい筈だ。
    日経平均採用銘柄のEPSは1701円と1700円台キープでPERは12.83倍。
    今日からNYは夏時間となったので直近の先物価格はシカゴでなく大証夜間取引。
    日中比150円安の21570円だから現物換算21700円レベルだ。
    今年初の4日続伸挑戦というのが重くのしかかった火曜日。
    昨年は4月26日、一昨年は3月4日、2015年は2月23日が4日続伸示現日。
    毎年遅くなってきたのが多少気にかかる。
    だが裁定買い残は先週のメジャーSQに向けて減少しているだろうからスカスカ。
    売り叩く原資は少ない。
     
     
    ◇━━━ カタリスト ━━━◇
     
    オプティム(3694)・・・動兆。
     
    オプティムに注目する。
    同社はスマホなど端末の一括管理サービスをクラウドで提供。
    遠隔サポートが拡大基調。
    ドローンやAIを活用するスマート農業ソリューションを開始。
    IoT分野も拡大基調。
     

    ◇━━━ カタリスト ━━━◇

    ○○○(0000)・・・動兆



    (兜町カタリスト櫻井)

    13日の東京株式市場は、反落、弱含みの展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万1500円-2万1800円を想定する。
    12日の日経平均株価は、朝高後に伸び悩む動きで、戻り待ちの売りが意識された。引き続き手掛かり材料に欠けるなか、財務省による「森友学園」関連の決裁文書の改ざん問題による、政治的な混乱を警戒し、模様眺めムードが広がる可能性もありそう。
     
    今日は転換線(2万1658円 3/12)や基準線(2万2152円 同)の下げが下落圧力となりそうだ。25日線(2万1694円)あたりがサポートになるかが注目される。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=106円台の半ばと円高に振れている。輸出関連銘柄には重しとなることも想定される。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所終値比160円安の2万1560円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
    ■ライクキッズネクスト <6065>
    5-1月期(3Q累計)経常が3.1倍増益で着地。3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
     
    ■グッドコムアセット <3475>
    11-1月期(1Q)経常は3.1倍増益で着地。
     
    ■アバールデータ <6918>
    今期経常を20%上方修正、配当も9円増額。
     
    ■日本フォームサービス <7869>
    米グリーン・レボリューション・クーリング(GRC社)と6日に業務提携契約を結んだ。GRC社が展開するデータセンターなどでサーバーを冷却する液浸冷却装置の販売を始める。
     
    ■メドレックス <4586>
    酸補足剤を含有する貼付製剤の米国特許査定を受領。同特許は中枢性鎮痛貼付剤「MRX-1OXT」をカバーする基本特許の一つ。
     
    ■シルバーライフ <9262>
    4月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。上期経常は2.9億円で着地。
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    13(火)
    2月国内企業物価指数(8:50)
    1月第3次産業活動指数(13:30)
    5年国債入札
    《決算発表》
    アルトナー、トーエル、ツルハHD、シーアールイー、JPNミート、サンバイオ、オーエムツー、正栄食、スバル興、シーイーシー、丹青社
     
    【海外】
    米2月消費者物価(21:30)
    米30年国債入札
     
     
    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    [株価材料]
     
    ■ローム<6963>
    ハイレゾ音源の再生音質上げる部品開発
     
    ■GMOクラウド<3788>
    系列が中古車販売店の在庫出品へ
     
    ■三菱ケミHD<4188>
    系列が業務用光ディスクで保存記録市場深耕
     
    ■JMC<5704>
    医療用臓器モデル事業拡充へ
     
    ■住友電<5802>
    25年に車用動力系ハーネスアルミ化へ
     
    ■武蔵精密<7220>
    独子会社とブランド統一へ
     
    ■トッパンF<7862>
    水ぬれ検知するICタグ開発
     

    12日のNYダウ工業株30種平均は反落し、前週末比157ドル13セント安の2万5178ドル61セントで終えた。
     
    前週の雇用統計で非農業部門雇用者数が大幅に増加した一方で、平均時給の伸びが鈍化したことから、利上げペース加速への懸念が後退し、買いが先行した。
    ハイテク株が上昇する一方で、辞職したコーン国家経済会議委員長の後任に経済評論家のラリー・クドロー氏が最有力候補として浮上すると、通商政策への先行き懸念からS&P500とダウは上げ幅を縮小して小動きとなった。
     
    貿易摩擦への警戒感が改めて意識され、資本財関連株に売りが優勢になった。ダウ平均の構成銘柄では航空機のボーイングが3%弱、建機のキャタピラーが2%強、航空機・機械のユナイテッド・テクノロジーズが2%近く下落した。3銘柄でダウ平均を114ドルあまり押し下げた。
     
    ダウ平均は一時180ドル超下げたが、その後はやや下げ幅を縮小した。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが9日、半導体大手ブロードコムによるクアルコム買収に備えて、インテルがブロードコムの買収などの対応策を検討していると報じた。業界再編への期待から半導体関連銘柄が物色された。アップルは3月のアップルミュージックの有料会員数が2月から200万人増えたと伝わり、買い材料視された。
     
    ナスダック総合指数は7日続伸し、同27.515ポイント高の7588.325と連日で過去最高値を更新した。アナリストが目標株価を引き上げた半導体のマイクロン・テクノロジーが急伸するなど、業界再編への期待などから半導体関連株が買われた。
     
    セクター別では、半導体・半導体製造装置や耐久消費財・アパレルが上昇する一方で資本財や保険が下落した。
     
     
    個別では、臨床試験に失敗したと発表したアンセラ・ファーマシューティカルズは急落した。医薬品のバイオジェン(BIIB)は、同業ファイザー(PFE)への統合失調症向け治療薬開発部門の売却を発表し下落。動画ストリーミングのネットフリックス(NFLX)は、空売り専門の調査会社シトロン・リサーチによる売り推奨を受け軟調推移となった。
     
    一方、昨年7月に出荷を始めた量産車「モデル3」の量産体制改善のため、生産を2月下旬に一時停止していたと伝わった電気自動車(EV)のテスラも買われた。
    半導体のマイクロン・テクノロジー(MU)は、一部アナリストによる投資判断引き上げを受け大幅上昇。
    ケーブルテレビのチャーター・コミュニケーションズ(CHTR)はソフトバンクグループによる株式取得が報じられ、買収の思惑で堅調推移。投資銀行のゴールドマンサックス(GS)はブランクファインCEOの年内退任の思惑が広がる中、シュワルツ共同社長兼COOが退職し、ソロモン氏が単独の社長兼COOとなる人事を発表して買われた。
     
     
    VIX指数は15.78と前日から上昇(前営業日14.64)。この日の米株は先週末米雇用統計を受けた地合いを引き継ぎ、買い先行でスタートしたが、ダウ平均・S&Pはマイナス圏に沈んだ。
    一方、NASDAQは先週末に続き、史上最高値を更新するなど堅調な動きとなった。先週末に2月上旬の株価急落前の水準まで低下したVIX指数はこの日は上昇に転じ、一時16.35まで上昇した
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    25,178.61−157.13
    S&P500種
    2,783.02−3.55
    ナスダック
    7,588.325+27.515
     
    米10年債利回り(%)
    2.870 -0.024
    米2年債利回り(%)
    2.262 -0.004
     
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,320.80−3.20   
    NY原油(ドル/バレル)
    61.38+0.02
    円・ドル
    106.45 - 106.46   −0.12

     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は反落した。
    6月物は前日比135円安の2万1560円で引け、同日の大取終値を160円下回った。貿易摩擦への懸念からNYダウが反落し、売り圧力が強まった。
    学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐる財務省の決裁文書の書き換え問題を巡り、安倍政権の先行き警戒感も広がった。
     
    この日の6月物安値は2万1505円、高値は2万1810円。



    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    21560 ( -160 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    21625 ( -95 )
    ( )は大阪取引所終値比





    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7214.76(-9.75)
    FTSE100種総合株価指数は6営業日ぶりに反落した。前週末9日の終値に比べ9.75ポイント安の7214.76で引けた。上昇基調が続いていたことから利益確定などの売りが先行した。構成銘柄の半数以上が下落した。株価指数に寄与度の高い資源株が売られ、指数の重荷になった。一方で金融株が堅調だったことで下値を支えた。
    原油と金属相場の下落に伴い、時価総額の大きい石油株と鉱業株が軒並み売られ指数を押し下げた。前日上昇した鉱業株には利益確定を目的とした売りも出た。
     
    個別では、自動車部品のGKNの下げが目立った。英投資会社メルローズ・インダストリーズが同社への買収提示額を引き上げたと発表し、敵対買収の観測が再燃した。
    日用品のレキット・ベンキーザーと総合ヘルスケアのNMCヘルスも下落した。
     
    半面、航空のイージージェットが高かった。アナリストが目標株価を引き上げたことが好感された。同業のインターナショナル・エアラインズ・グループも上げた。
    医薬品株のほか、銀行株や保険株が堅調だった。ロシアの鉄鋼大手エブラズも上げた。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 12418.39(+71.71)
    ドイツ株式指数(DAX)は反発。終値は前週末9日と比べて71.71ポイント高の12418.39だった。
    事業交換の合意を発表した電力のRWEとエーオンが大幅上昇し、指数をけん引した。両社は再生エネルギーと送配電の事業を交換することで合意した。RWEは約9%、エーオンは5%超、上昇した。
    その他では、工業用ガスのリンデも高くなった。一方、放送大手のプロジーベンザット1メディアなど8銘柄が下落した。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5276.71(+2.31)



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