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【市況一覧】
日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,085.80 -375.12 04/26
ナスダック総合
15,611.76 -100.99 04/26


03月01日 マーケットコメント

03月02日 マーケットコメント

03月03日 マーケットコメント

03月04日 マーケットコメント

03月05日 マーケットコメント


    [概況]

    6日、東京外国為替市場の米ドル円は一時106.465円まで上昇するも、その後上値は伸び悩む展開となった。

    NY取引時間において、ライアン米下院議長が鉄鋼・アルミニウム輸入に関税を賦課する計画に反対を表明したことなどを受け、貿易戦争の懸念が後退しており、米国主要株価の上昇とともに米ドル円が106円台の水準まで強含んだ。

    本日、米ドル円はNY時間の流れから買いが優勢となった。その後、参院議院運営委員会で行われた日銀黒田総裁の所信表明では2019年度ごろに出口を検討、議論していることは間違いないなどの発言が伝わっており、これらの発言を受け、米ドル円はやや円高に推移し上値を抑えられる格好となった。

    この後は1月米製造業受注指数(予想:-0.5% 前回:1.7%)など米経済指標の発表が予定されている。

    テクニカル的には米ドル円は5日移動平均線(106.193円)付近を推移しており、上抜け切れるか注目したい。

    仮に上抜けた場合、20日移動平均線(107.172円)などが控えている。

    [提供:カネツFX証券株式会社]

    昨日の日経平均は、2月14日につけた安値を下回ったが、今日は大幅高となり、底割れ懸念がひとまず遠のいた。ただ、終値では2万500円や5日線を上回ることができずなかった。
    明日は改めて2万1500円より上を試す動きが見られるかが注目される。
    今日の日経平均株価が5日ぶりに大幅反発したことで、大きく弱気に傾いていた投資家心理がある程度改善することが予想され、買い優勢の地合いが継続しそうだ。
    25日線(2万1983円、3/6)あたりまでは一気に値を戻す可能性もある。
     
    明日以降のリバウンドの持続を見極める必要がありそうだ。戻りの鈍さから資金の逃げ足が速まるようだと、調整色が一段と強まりやすいだろう。
    あす(7日)の東京株式市場は、
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(6日現在)
     
    22607.60  13週移動平均線
    22533.30  均衡表転換線(週足)
    22389.86  新値三本足陽転値
    22362.25  均衡表基準線(日足)
    22137.36  26週移動平均線
    21983.93  25日移動平均線
    21783.24  均衡表基準線(週足)
    21719.66  均衡表転換線(日足)
    21662.26  ボリンジャー:-1σ(13週)
    21637.34  6日移動平均線
     
    21417.76  ★日経平均株価6日終値
     
    21297.47  ボリンジャー:-1σ(25日)
    21192.93  200日移動平均線
    21042.49  ボリンジャー:-1σ(26週)
    20716.91  ボリンジャー:-2σ(13週)
    20611.02  ボリンジャー:-2σ(25日)
    19947.61  ボリンジャー:-2σ(26週)
    19924.56  ボリンジャー:-3σ(25日)
     
     
    大幅反発。マドを空けての上昇から、5日線を捉えている。その後は同線での攻防から上げ幅を縮めているが、2日の急落局面で空けたマド(2万1366-2万1645円)下限辺りでの攻防といった形であり、マド下限を上回っているため、一先ず5日線に上値を抑えられたとしても、本日のところはリバウンド態勢をキープといったところ。
    また、5日線に上値を抑えられる状態が続くと上値切り下げのトレンド形成となり、直近安値でのダブル・ボトムや200日線をサポートとしたボトム形成が危うくなる。
     

    【大引け概況】
    6日の日経平均株価は、前営業日比375円67銭高の2万1417円76銭で終了した。
     
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:46 容量:14.93M



    過去のマーケット動画はこちら
     
    東証株価指数(TOPIX)は、21.51ポイント高の1716.30で終了した。
     
    前日のNYダウが5営業日ぶりに上昇したことを受け、6日の東京株式市場でも幅広い銘柄が値上がりした。
    米国経済の先行き不透明感を背景とした円買い・ドル売りの動きが一服したことも投資家心理の改善につながり、日経平均株価は前日終値に比べ500円を超える上げ幅となる場面があった。
    国際貿易や世界景気の拡大によって恩恵を受ける機械株や資源株、自動車株、電機株など幅広い銘柄に買いが入った。
    貿易の停滞が業績の向かい風になるとの見方から売られていた日立建やJFE、郵船などの銘柄に買い戻しが入った。上海、香港、韓国、台湾などアジア諸国・地域の株式相場がそろって上昇したことも投資家心理を上向かせた。
     
    ただ、日経平均は2万1500円を上回る水準では上値が重くなった。追加の買い材料が乏しかったため、短期スタンスの個人投資家らによる利益確定売りが徐々に出て、相場はやや上げ幅を縮めた。
     
    JPX日経インデックス400の終値は前日比176.34ポイント高の1万5165.98。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆5175億円、売買高は12億8881万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1789と全体の86%を占めた。値下がりは237、変わらずは43だった。
     
    業種別株価指数(全33業種)はその他製品、情報・通信業、輸送用機器などが上昇し、パルプ・紙製品と空運業が下落した。
     
    個別では、任天堂やヤクルトが商いを伴って上昇した。ソフトバンクG、ファーストリテ、トヨタ、日産自が上げ、東エレク、ソニー、三菱UFJ、三井住友、野村、ヤクルト、資生堂、東海カは買われた。
     
    半面、JR東日本、JT、NTTドコモ、大東建、王子紙、JAL、ANAなど下落した。
     
    東証2部指数は前日比130.29ポイント高の7248.30ポイントと4日ぶり反発。値上がり銘柄数は391、値下がり銘柄数は82となった。
     
    個別では、アライドテレシスホールディングス、ぷらっとホームがストップ高。ファーマフーズ、キーウェアソリューションズ、D.A.コンソーシアムホールディングス、北陸ガス、京都ホテルなど6銘柄は昨年来高値を更新。カワセコンピュータサプライ、ヒラノテクシード、プレミアムウォーターホールディングス、昭和化学工業、大盛工業が買われた。
     
    一方、ケー・エフ・シー、日本精機が昨年来安値を更新。日本モーゲージサービス、タカショー、日本食品化工、アバントが売られた。

     

    日経ジャスダック平均株価は4営業日ぶりに反発した。終値は前日比65円48銭高の4030円22銭だった。
    最近の株価下落に伴い、値頃感が強まった銘柄に押し目買いが入った。
    米株価や東証1部の反発も投資意欲を刺激する形となり、幅広い銘柄が値上がりした。市場関係者は、「値動きが軽い小型株には自律反発を狙った買いが向かいやすい」とし、新興企業市場では商いを伴って大幅高となる銘柄が目立った。
    ヴィスコなどの値がさ株が上昇し、指数を押し上げた。マクドナルドなど時価総額の上位銘柄も買われた。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で934億円、売買高は9995万株だった。値上がり銘柄数は551、値下がり銘柄数は114となった。
     
    個別では、ワイエスフード、セルシードがストップ高。アイサンテクノロジーは一時ストップ高と値を飛ばした。シーズメン、テリロジー、ハーバー研究所、ナビタスなど13銘柄は昨年来高値を更新。シノケングループ、国際チャート、アール・エス・シー、アイル、アバールデータが買われた。
     
    一方、ありがとうサービス、大塚家具、コックスが昨年来安値を更新。大谷工業、トミタ、セリア、新都ホールディングス、アクシーズが売られた。

     

    東証マザーズ指数も4営業日ぶりに反発した。終値は33.78ポイント高の1186.62だった。前日までの3営業日で86ポイント下落した反動から下値買いが入った。前日下落していたそーせいグループやサンバイオといったバイオ株に資金が戻っている。
    値上がり銘柄数は206、値下がり銘柄数は34となった。
     
    個別では、メドピアがストップ高。テモナは一時ストップ高と値を飛ばした。ピクスタ、エスユーエスなど3銘柄は昨年来高値を更新。カナミックネットワーク、ALBERT、オンコリスバイオファーマ、データホライゾン、ヘリオスは値上がり率上位に買われた。
     
    一方、イグニスが一時ストップ安と急落した。シリコンスタジオ、アイリッジ、SERIOホールディングスは昨年来安値を更新。ジェイテックコーポレーション、テックポイント・インク、日本ファルコム、オウチーノ、ツナグ・ソリューションズが売られた。

     


    【後場寄り付き概況】

    6日後場寄付き日経平均株価は、前営業日比452円65銭高の2万1494円74銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、30.30ポイント高の1725.09で始まった。
    午後も高値圏でもみ合う展開が続いている。
    外国為替市場では、1ドル=106円40銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は、総じて堅調。
     
    2万1300円処を上回っていれば、次第にショートカバーを誘う格好となりそうだ。
    ただ、幅広い銘柄が上昇しているものの、中小型株の多くは自律反発の範囲内である。
    マザーズ指数は心理的な1200ptを回復できずにいる。こう着感が強まってくる局面では、次第に戻り待ちの売り圧力に押される可能性は警戒しておきたい。
     
    個別では、SUMCO、ソニー、東エレクの半導体関連株が買われ、任天堂は大幅高、ヤクルトが商いを集め、ソフトバンクG、ファーストリテ、ファナックの値がさ株は高い。三菱UFJが堅調、トヨタ、日産自、ホンダ、Vテク、キーエンス、資生堂が上昇している。
     
    半面、JT、大東建託、NTTドコモが安く、王子HD、レンゴー、日本紙はさえない。
     
    ランチバスケットは26件、419.27億円、差し引き60億円の買い越しとの観測。

    日経ジャスダック平均株価は反発した。午前終値は前日比76円21銭安の4040円95銭だった。マクドナルドやハーモニックなど時価総額の上位銘柄を中心に幅広い銘柄で買いが優勢だった。前日に大幅に下落した反動で、押し目買いなどが入った。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で515億円、売買高は5423万株だった。値上がり銘柄数は562、値下がり銘柄数は74となった。
     
    個別では、ワイエスフードがストップ高。アイサンテクノロジーは一時ストップ高と値を飛ばした。シーズメン、ハーバー研究所、ナビタス、ユニバーサルエンターテインメントセルシードなど9銘柄は昨年来高値を更新。国際チャート、エスプール、nms ホールディングス、アール・エス・シー、ワンダーコーポレーションが買われた。
     
    一方、ありがとうサービスが昨年来安値を更新。トミタ、新都ホールディングス、遠州トラック、アクシーズ、ナカボーテックが売られた。


     東証マザーズ指数も反発した。午前終値は38.32ポイント高の1191.16だった。
    値上がり銘柄数は219、値下がり銘柄数は20となった。
     
    個別では、ピクスタが昨年来高値を更新。ALBERT、カナミックネットワーク、テモナ、弁護士ドットコム、オンコリスバイオファーマが買われた。
     
    一方、シリコンスタジオ、アイリッジ、SERIOホールディングスが昨年来安値を更新。イグニス、テックポイント・インク、ツナグ・ソリューションズ、オロ、ソフトマックスが売られた。

    6日前場の日経平均株価は前日比445円07銭高の2万1487円16銭と5日ぶりに大幅反発して引けた。東証株価指数(TOPIX)は、29.71ポイント高の1724.50で終了した。
     
    前日のNYダウ工業株30種平均が336ドル高と急反発し、東京市場の株価も米国に連動する形で上昇した。
    朝方から幅広い銘柄が値上がりし、寄り付きの取引が一巡した後も買いが続いて全面高となった。日経平均株価は前場後半にかけて上げ幅を拡大し、一時前日比509円05銭高の2万1551円14銭まで上昇した。
     
    為替が1ドル=106円台前半の円安・ドル高に動いたことも株価上昇を加速した。日経平均が前日までの4営業日で合計1347円下落していたため、「値頃感が強まり、買いが入りやすかった」という。
    市場では「株価指数先物や大型株を中心に海外投資ファンドの買い戻しが入った」との見方が出て、投資家のリスク回避姿勢が和らいだ。
     
    東証1部の出来高は6億851万株、売買代金は1兆1846億円。騰落銘柄数は値上がり1918銘柄、値下がり120銘柄、変わらず31銘柄。
     
    業種別株価指数(全33業種)はその他製品、情報・通信業、銀行業、輸送用機器などが上昇し、パルプ・紙製品だけが下落した。
     
    個別では、任天堂が急反発、ヤクルト本社が商いを膨らませ大幅高。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクが買われ、東京海上、野村もしっかり。トヨタ、ホンダが高く、日本電産、東京エレクトロン、SUMCOなど半導体関連も上昇した。キーエンスも値上がりし、ステラ ケミファ、サイバーコム<が急騰、シグマクシス、ブレインパッドなどの上昇も目立つ。
     
    半面、大東建託が値を下げ、プリマハム、レンゴーなども安い。酒井重工業が大きく利食われた。JT、住友大阪は安く、日本紙も値下がりした。

    東証2部指数は前日比141.96ポイント高の7259.97ポイントと4日ぶり反発した。値上がり銘柄数は400、値下がり銘柄数は59となった。
     
    個別では、ぷらっとホームがストップ高。ファーマフーズ、キーウェアソリューションズ、D.A.コンソーシアムホールディングス、アライドテレシスホールディングス、北陸ガスなど6銘柄は昨年来高値を更新。スリープログループ、パシフィックネット、ヒラノテクシード、ダイトーケミックスが買われた。
     
    一方、ケー・エフ・シー、日本精機が昨年来安値を更新。日本モーゲージサービス、日本食品化工、タカショー、アバント、高松機械工業が売られた。


     

    [概況]

    NY市場まで揉み合いだったドルは株式市場が下落で始まる中を一段高となり、発表された2月ISM非製造業景況指数の予想を上回る結果やNY株式市場が上昇に転じた事などにドルも買われ、中盤には106円台に乗せた。

    其の後も株価の上昇と共に上値を伸ばし、終盤に当日高値106.250円まで上昇したあと、最後も前週末比+49.5銭高の106.220円と106円台を維持して引けた。

    株価上昇によるリスク選好の円売りにドル以外の主要通貨も買われ、ポンドはメイ英首相が「離脱交渉は合意に近付いている」と発言した事を好感して大きく買われ、+1.27円の大幅反発となった。

    週明けのNY株式市場は大きく上昇して為替市場はリスク回避後退から円売り優勢となり、ドルは106円台を回復したが、これまでの下げ過ぎ感からの反発という感じで、未だ底を打ったとは言えず注意が必要ではないか。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

    【寄り付き概況】

    6日寄付きの日経平均株価は、前営業日比348円11銭高の2万1390円20銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、24.18ポイント高の1718.97で始まった。
    前日のNYダウの急反発を好感して買いが先行している。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに大幅上昇している。
     
    前日の米国株市場でNYダウが5日ぶりに330ドル強の反発をみせ、ナスダック指数も70ポイントを超える上昇をみせるなど大きく切り返しに転じたことで、足もと投資家の不安心理が後退している。
     
    トランプ米大統領が鉄鋼とアルミニウムへの関税引き上げについて、新しく公正にNAFTAが署名された場合に限り解除するとツイッターで投稿したことなどが、NAFTAの合意を引き出すための取引である可能性を示唆、これが全体相場の買い戻しにつながった。東京株式市場でもここ売り込まれた主力株中心に広範囲に買い直される格好となっている。
    外国為替市場で1ドル=106円台へとドル高・円安方向に振れていることもポジティブに働いている。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中全面高で、値上がり上位に 精密機器、鉱業、ガラス土石、電気機器、機械など。
     
    個別では、三菱UFJ、三井住友が買いを集め、第一生命、日本郵政もしっかり。任天堂、ファーストリテは高く、ソフトバンクGも堅調。デンソー、ブリヂストン、トヨタ、SUBARUも値上がり。ヤクルトが大量の買いで上伸し、キリンHDも上げている。
    半面、大東建託が安く、JT、ニトリHDも軟調となっている。
     
    225先物は野村・クレディ・みずほ・三菱・ソジェン・日興・HSBCが買い越し。
    JP・アムロ・バークレイズ・メリル・シティ・GS・パリバが売り越し。
    週末のメジャーSQを控えて売買枚数は急増。
    TOPIX先物はパリバ・HSBC・ソジェン・クレディ・三菱が買い越し。
    バークレイズ・モルスタ・GS・野村・JPが売り越し。
     
    テクニカル的には、サンエー(2659)、サイバリンク(3693)が動兆。

     

    日経朝刊のスポーツ欄のコラム「スポートピア」。
    今朝は女子プロゴルファーの不動裕里氏の「結果に一喜一憂しない」。
    簡単なようで深い言葉が載っていた。
    「ゴルフでは調子が良くても勝てない時上がるし、悪いのに勝てる時もある。
    自分が納得できるショット、パットが打てれば大丈夫。
    たとえ序盤戦でつまづいたとしても、まだ30試合以上残っている。
    あきらめずにやっていればいずれチャンスは訪れる」。
    ここから連想したのは今年の株式相場。
    そして目に止まったのはコレ。
    「シーズンが始まればオフにやってきたことをやるしかない。
    開幕戦も10試合目も30試合目もやることは一緒。
    一日一日頑張るだけ。
    一喜一憂せず自分が出来ることを一生懸命やることが大切」。
    もちろん株式市場にはオフがないので毎日勝負の世界。
    しかし、株高で声高になることなく、株安でトーンが沈むことは無い方がいい。
    つまり「淡々と」。
    これがなかなか保てない。
    平常心とかいうものの、相場の世界の平常心はなかなか身につかないもの。
    もっとも、鉄のパッとだって少し遠ければ痺れるのだからどちらも難しい。
     
    週明けのNYダウは336ドル高の24784ドルと5日ぶりの反発。
    朝方は150ドルあまり下落。
    その後上昇幅は一時400ドルを超えた場面もあった。
    「カナダ、メキシコと公正な通商関係で合意できれば、2国に対し鉄鋼・アルミニウムの輸入制限で交渉の余地がある」。
    このトランプ発言を好感したとの解釈だ。
    貿易摩擦が激化するとの警戒感がやや後退。
    「建機のキャタピラーなど前週まで売り込まれた銘柄中心に押し目買いが優勢になった」との見方。
    キャタピラーとボーイングの銘柄でダウ平均を88ドル押し上げた。
    貿易摩擦への懸念から、NYダウは4日で1171ドル下落。
    2月は月間ベースで4.28%安で10カ月連続で上昇した連騰記録(1959年以来最長記録)は途絶えていた。
    NASDAQは小幅に続伸。
    アナリストが投資判断を引き上げた動画配信のネットフリックスが上場来高値を更新。
    フェイスブックやアマゾンなど主力株も軒並み上昇した。
    S&P500は全11業種が上昇。
    VIX(恐怖)指数は大幅続落。
    一時は17.94まで低下し節目の18を3日ぶりに割り込んだ。
    ISM非製造業景況感指数は59.5と前月の59.9より0.4ポイント低下したが高水準。
    10年国債利回りは一時2.9%台に乗せたが見えないフリ。
    ドル円は106円台で推移。
     
    「200日線割れは2日まで」
     
    週明けは4日続落。
    週末のNY株が下落ながら切り返していたことから「下値限定的」とう見方が強かった。
    しかし切り返しもなく終始軟調展開。
    市場から「ファンダメンタルズ要因というよりは需給要因」という声が聞こえる。
    「この際、世界経済や為替の影響の少ないファンダメンタルズ中心に」という見方も出てきた。
    週末までNYは4日続落、為替は105円台。
    「また貿易戦争ならば相場のなかった内需系」となっても致し方ないのかも知れない。
    2月14日安値(20950円)を割り込み、昨年9月8日以来の200日線(21154円)割れ。
    「昨年9月に200日線を割れ込んだ時は2日だけ」という指摘に期待だろう。
    ドイツ・イタリアの欧州西部戦線は通過。
    雇用統計を控えたトランプ動向とアベノミクスの行方が気にかかることになる。
    25日線からのかい離はマイナス4.7%。
    騰落レシオは78.28%。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.273%(前日▲15.399%)。
    買い方▲9.958%(前日▲7.955%)と悪化。
    空売り比率は46.8%(前日48.8%とバッケンレコード)と低下。
    日経平均採用銘柄のEPSは1683円でPERは12.50倍。
    週明けのNYダウは5日ぶりの大幅反発。
    ドル円は106円台復活。
    シカゴ225先物は大証日中比420円高の21410円。
    高値は21465円だった。
    啓蟄で「虫が這い出る日」。
    気学は「突っ込み買いの日。逆に上寄り高きは見送れ」と微妙。
    昨日の十字線でいったん底打ち反転気配。
    さすがに日銀のETF買いは今月初めて途絶えそうな気配だ。
     
     
    ◇━━━ カタリスト ━━━◇
     
    EG(6050)・・・動兆。
     
    イーガーディアンに注目する。
    同社は総合ネットセキュリティ事業が中核。
    SNS投稿等の目視監視や運用支援と、ゲーム利用者の問い合わせ対応代行が主体。
    ビットコイン本人認証が拡大。
    業績は好調。
    リバウンド期待。

    (兜町カタリスト櫻井)

    6日の東京株式市場は、米国株の大幅高と円高一服を好感して買い優勢の展開が想定される。
    大きく売り込まれた銘柄に押し目買いが入り、終日しっかりの推移を予想する
    日経平均株価の予想レンジは、2万1200円-2万1600円を想定する。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、5日の大阪取引所終値比420円高の2万1410円だった。朝方は、株価指数先物を中心に同清算値にサヤ寄せする動きが先行するとみられる。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=106円台の前半(5日終値105円39-40銭)と円安に振れている。対ドルでの円高進行が一服したことから、輸出関連銘柄へ見直し買いが入り相場を支えそうだ。


    【好材料銘柄】  
    ■フォーカスシステムズ <4662>
    今期経常を22%上方修正、配当も3.5円増額。
     
    ■フライトホールディングス <3753>
    非接触型ICクレジットカードに対応した据置型マルチ決済装置「Incredist Trinity」を開発し、7月から出荷を開始する。価格は1台10万円以下を予定。
     
    ■AMBITION <3300>
    今期経常を31%上方修正・最高益予想を上乗せ。
     
    ■メドピア <6095>
    スギホールディングス <7649> と資本業務提携。
    健康・医療・介護領域におけるネットとリアルを融合した統合型プラットフォームを創出する。資本面ではスギHDを引受先とする27万5600株の第三者割当増資を実施する。



    【主な経済指標・スケジュール】
    6(火)
    30年国債入札
    《決算発表》
    アスカネット、アイル
     
    【海外】
    米1月製造業受注(3/7 0:00)
    《米決算発表》
    ターゲット・コーポレーション、ロス・ストアーズ
     
    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    [株価材料]
     
    ■帝人<3401>
    CFRTPが米GMの主力トラックに採用
     
    ■アルファCo<3434>
    中国でドアハンドル増産
     
    ■三菱ケミHD<4188>
    人手不足で樹脂生産減少
     
    ■住友ベ<4203>
    タイヤの安定性高める高機能樹脂増産
     
    ■日ピストン<6461>
    中国で新生産ライン構築へ
     
    ■リコー<7752>
    細胞を生きたまま立体印刷する技術開発
     

    5日のNYダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに大幅反発し、前週末比336ドル70セント高の2万4874ドル76セントで終えた。
    トランプ大統領による鉄鋼・アルミニウムの関税導入の方針について、ライアン下院議長が反対と懸念を表明したものの、撤回する意思がないことが報じられ売りが先行した。
     
    しかしながら、米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した2月の非製造業景況感指数の予想が上振れ米景気への楽観論も相場を支えた。
    2月の非製造業景況感指数は59.5と前月から0.4ポイント低下した。ISMが正式に公表を始めた2008年以来の最高水準だった前月から小幅な低下にとどまり、市場予想(59.0程度)も上回った。
     
    また、原油相場の上昇が好感され上昇に転じた。また北米自由貿易協定(NAFTA)を見直すことを条件に、同地域への関税導入を見送る可能性が報じられたことも好感された。
     
    1日に今週にも署名すると表明していた大統領令を発令する気配が、現時点で乏しいのも投資家心理の支えになった。「政権内の自由貿易主義者が忙しく働いているため」との観測が広がった。
    先週の株価下落受けた買い戻しの動きも広がり、ダウは一時400ドルに迫る上昇となった。
     
    中国など新興国との貿易摩擦が強まれば、収益回復が足踏みするとみられていたキャタピラーが3%高。原材料のアルミ価格の上昇が収益を圧迫するとの見方から売り込まれていた航空機のボーイングも2%上げた。2銘柄でダウ平均を88ドルあまり押し上げた。
     
     
    ナスダック総合株価指数は大幅に続伸し、前週末比72.838ポイント高の7330.705で終えた。アナリストが投資判断を引き上げた動画配信のネットフリックスが上場来高値を付けた。フェイスブックやアマゾン・ドット・コムなど主力株も軒並み買われた。
     
    セクター別では全面高となり、保険や公益事業の上昇が目立った。
     
    個別では、アナリストが投資判断を引き上げた製薬大手バリアント・ファーマシューティカル・インターナショナルと半導体のマイクロチップ・テクノロジーが上昇。損害保険会社のXLグループ(XL)は、仏の同業アクサによる153億ドルでの買収に合意し30%近い大幅上昇。ネット小売のアマゾン(AMZN)と大手行のJPモルガン(JPM)は、預金口座サービスの提供で協議を進めており、ともに買われた。
     
    一方、導体のクアルコム(QCOM)は、対米外国投資委員会(CFIUS)が年次株主総会の開催と取締役選任の30日間延期を求める仮命令を出し売られた。
     
     
    VIX指数は18.73と低下(前営業日19.59)。トランプ米政権が仕掛けた貿易戦争により、米主要3指数は軒並み下落して始まり、ダウ平均は一時3桁を超える下げ幅を見せた。
    しかし、イタリアのハングパーラメント状態でも同国株以外の欧州株が反発し、独DAXは1.5%弱の上げ幅を見せたことで米株も上昇基調に入ると、VIX指数も一時17.94まで下落した。
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    24,874.76+336.70
    S&P500種2,720.94+29.69
    ナスダック
    7,330.705+72.838
     
    米10年債利回り(%)
    2.8826 +0.026
    米2年債利回り(%)
     
    2.2418 +0.004
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,319.90−3.50   
    NY原油(ドル/バレル)
    62.61+1.36
    円・ドル
    106.17 - 106.18+0.78
     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は上昇した。3月物は前週末比285円高の2万1410円で引け、同日の大取終値を420円上回った。
    貿易戦争の懸念が薄れて米株が反発し、日本株も買われてこの日の高値近くで引けた。
    米トランプ政権は先週に鉄鋼などの輸入関税引き上げ検討を表明したが、投資家の間で実現を疑問視する見方が出た。
    この日の3月物高値は2万1460円、安値は2万0845円。

     
    シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
    21410 ( +420 )
    シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
    21415 ( +425 )
    ( )は大阪取引所終値比






    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7115.98(+46.08)
    FTSE100種総合株価指数は5営業日ぶりに反発した。前週末2日の終値に比べ46.08ポイント高の7115.98で引けた。構成銘柄の約8割が上昇した。
    石油株と医薬品株の上げが指数を押し上げた。鉱業株の上げも指数の押し上げ要因となった。
    個別では、石油のBPとロイヤル・ダッチ・シェルが買われた。アントファガスタなど鉱業株も軒並み上昇した。
    グラクソ・スミスクラインなど医薬品株とオールド・ミューチュアルなど保険株、パーシモンなど住宅建設株も高くなった。
     
    半面、銀行のスタンダードチャータード銀行とHSBCホールディングスは下がった。害虫駆除のレントキル・イニシャルは4%超の下落。ロシアの鉄鋼大手エブラズと欧州有料テレビ大手のスカイ、資産運用のスタンダード・ライフ・アバディーンも売られた。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 12090.87(+177.16)
    ドイツ株式指数(DAX)は5営業日ぶりに反発した。
    終値は前週末2日と比べて177.16ポイント高の12090.87だった。ドイツ大連立政権の樹立が確実となったことから、買いが広がり、午後遅くには上げ幅を拡大した。一方で、イタリアの政局不安から同国の株式相場は下落した。
     
    個別では、電力のRWEとエーオン、半導体のインフィニオンテクノロジーズは買われた。半面、下落したのは5銘柄だけだった。
    トランプ米大統領が3日、「欧州車に関税を課す」とツイッターに投稿したことから、自動車のBMWとフォルクスワーゲン、ダイムラーが売られた。放送大手のプロジーベンザット1メディアとコメルツ銀行も下落した。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5167.23(+30.65)

03月07日 マーケットコメント



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