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【市況一覧】
日経平均株価
38,202.37 -632.73 05/08
TOPIX
2,706.43 -39.79 05/08
マザーズ
654.89 -1.42 05/08
NYダウ平均
38,884.26 +31.99 05/08
ナスダック総合
16,332.56 -16.69 05/08


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    週明けの日経平均が3日ぶりに反発。終値は前週末日140円高の2万1821円だった。
    米中貿易摩擦に対する目先的な不安がやや後退したことで買い戻しが入り指数を緩やかに押し上げた。中国上海株も上昇し株高を促すかと思われたが、円相場が対ドルで高めに推移したことが響き上値を少し重くさせてしまったようである。
     
    明日(20日)の東京株式市場は、手掛かり材料に乏しいなか、売り買いともに手控え姿勢が強まりそうだ。売買代金が低迷するなかで日経平均株価は小幅なレンジでの推移となりそうだ。
     
    今週はどちらか一方向に大きく傾く流れにはなりづらいのではないかと考える。方向感が定まらない中で、日経平均は早めに2万2000円台を回復できるかが注目される。
    この近辺には25日線(2万2012円、11/19時点)も位置しており、テクニカル面からも重要な節目となる。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(19日現在)
     
    23196.32  ボリンジャー:+1σ(26週)
    23149.70  均衡表雲下限(日足)
    22918.64  ボリンジャー:+2σ(25日)
    22710.00  均衡表転換線(週足)
    22710.00  均衡表基準線(週足)
    22649.79  13週移動平均線
    22622.88  75日移動平均線
    22556.84  26週移動平均線
    22465.55  ボリンジャー:+1σ(25日)
    22318.93  200日移動平均線
    22145.81  均衡表雲上限(週足)
    22034.04  均衡表転換線(日足)
    22012.45  25日移動平均線
    21965.67  均衡表基準線(日足)
    21917.35  ボリンジャー:-1σ(26週)
    21872.00  6日移動平均線
     
    21821.16  ★日経平均株価19日終値
     
    21798.93  ボリンジャー:-1σ(13週)
    21684.43  均衡表雲下限(週足)
    21559.36  ボリンジャー:-1σ(25日)
    21277.86  ボリンジャー:-2σ(26週)
    21149.80   新値三本足陰転値
    21106.26  ボリンジャー:-2σ(25日)
    20948.06  ボリンジャー:-2σ(13週)
    20653.16  ボリンジャー:-3σ(25日)
    20638.38  ボリンジャー:-3σ(26週)
    20097.20  ボリンジャー:-3σ(13週)
     
     
    【自社株買い】
     (19日大引け後 発表分)
     
    ■ZOA <3375> [JQ]
    発行済み株式数(自社株を除く)の7.1%にあたる11万2000株(金額で1億0255万6000円)を上限に、20日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
     
    ■長谷川香料 <4958>
    発行済み株式数(自社株を除く)の2.35%にあたる100万株(金額で25億円)を上限に、21日〜22日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
     
    ■エレコム <6750>
    発行済み株式数(自社株を除く)の0.89%にあたる37万0100株(金額で11億8400万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月20日から19年5月19日まで。
     
    ■フルヤ金属 <7826>
    発行済み株式数の13.77%にあたる100万株(金額で53億円)を上限に自社株TOB(株式公開買い付け)を実施する。公開買い付け期間は11月20日から12月18日まで。買い付け価格は5300円。
     
    ■SOMPO <8630>
    発行済み株式数の10.12%にあたる4202万1805株の自社株を消却する。消却予定日は11月30日。
     
     
    【増資・売り出し】
    (19日大引け後 発表分)
     
    ■長谷川香料 <4958>
    筆頭株主の長谷川藤太郎商店による834万7900株の売り出しと、オーバーアロットメントによる上限125万2100株の売り出しを実施する。
    売出価格は11月28日から30日までの期間に決定される。
     
    ■田淵電 <6624>
    ダイヤモンド電機を引受先とする6382万9787株の第三者割当増資を実施する。
    発行価格は47円で調達する約30億円は構造改革資金などに充てる。
     
     

    [概況]

    19日、東京外国為替市場の米ドル円は112円台後半で膠着状態となった。東京時間では特段目新しい取引材料が見当たらず小動きが続いた。現在、欧州時間に入り、米ドル円は112.710円付近で推移。テクニカル的には米ドル円は55日移動平均線(112.696)付近を推移しており、同線が下値サポートとなるか注目したい

    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    日経ジャスダック平均株価は小幅ながら7営業日ぶりに反発した。終値は前週末比9円39銭高の3525円32銭だった。
    このところの下落に対する反動から買い戻しが先行したほか、小安く始まった日経平均が切り返したことから、個人投資家のリスク回避姿勢が後退したこともプラスに働いた。ただ、米中通商政策の行方やイタリアの予算を巡る動きなど海外政治リスクへの警戒感もくすぶっており、自律反発の域を抜け出せず、商いは盛り上がりに欠けた。
    個別ではバイオ・医薬品株の上昇が目立った。

    札証アンビシャス上場のRIZAPは小幅続落し、前週末比10円安の255円で終えた。連日で制限値幅の下限(ストップ安)まで売られた反動から目先の戻りを期待した買いが入った一方、中長期的な業績の不透明感から売りも出て、株価は一進一退が続いた。売買代金は新興株市場で3位の68億円に膨らんだ。
     
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で448億円、売買高は7880万株だった。値上がり銘柄数は384、値下がり銘柄数は256となった。
     
    個別では、やまねメディカル、アール・エス・シー、ナビタス、多摩川ホールディングス、KYCOMホールディングスがストップ高。フジトミは一時ストップ高と値を飛ばした。
    国際チャート、クレステック、クレオなど4銘柄は年初来高値を更新した。
    ぱど、フェローテックホールディングス、アジアゲートホールディングス、ピクセルカンパニーズ、高見沢サイバネティックスが買われた。
     
    一方、アミタホールディングスがストップ安。シード平和、常磐開発、三東工業社、大成温調、nms ホールディングスなど74銘柄は年初来安値を更新した。
    かんなん丸、太洋物産、CBグループマネジメント、ディ・アイ・システム、寺崎電気産業が売られた。


     

    東証マザーズ指数は前週末比28.58ポイント高の976.90ポイントと反発した。
    反発基調となって資金が戻り、そーせいグループ、サンバイオ、MTGなど指数寄与度の高い主力銘柄が買われた。
    マザーズ指数の上昇率が3%を超えるなど、中小型株物色が活発だった。時価総額上位のサンバイオが5営業日続伸で最高値を更新した影響が大きいものの、マザーズ指数の底堅さは個人のセンチメントを明るくさせよう。週末にかけて商いが細る中で、中小型株物色の流れがより活発化しそうだ。
    値上がり銘柄数は198、値下がり銘柄数は63となった。
     
    個別では、WASHハウスがストップ高。オークファン、チームスピリット、サンバイオ、メディアフラッグは年初来高値を更新した。
    イーエムネットジャパン、Orchestra Holdings、ALBERT、バンク・オブ・イノベーション、農業総合研究所が買われた。
     
    一方、富士山マガジンサービス、グローバル・リンク・マネジメント、フェイスネットワーク、リーガル不動産、ネットイヤーグループなど19銘柄が年初来安値を更新した。
    アプリックス、G-FACTORY、ダブルスタンダード、キャンディル、エクスモーションが売られた。
     

    【大引け概況】
    19日の日経平均株価は3営業日ぶりに反発し、前週末比140円82銭高の2万1821円16銭で終えた。
    本日のマーケット動画

    時間:00:01:07 容量:10.01M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    週明けの日経平均は小幅安からスタートした。
    しかし、トランプ米大統領の発言を受けて米中関係改善へ期待が高まり、日経平均は朝方に一時21852.92円(前週末比172.58円高)まで上昇すると、その後もプラス圏で推移した。
     
    東証1部で先行して下げていた半導体関連を中心に買い戻され、日経平均株価は堅調に推移した。前週末に売りが目立っていたソフトバンクや半導体関連株などへの買い戻しが相場を押し上げた。

     ただ、前週末の米国では利上げの打ち止め感が台頭し、米長期金利が低下。日本の長期金利も連動して下げ、利ざや悪化懸念から銀行など金融株が下押した。
     
    東証1部の売買代金は概算2兆1367億円と前週末より1割以上、減少するなど商いは低調だった。世界経済の減速懸念など外部環境には、なお不透明感が濃く、「売り買いともに既存の持ち高を整理する動きにとどまった」との声が聞かれた。
     
    市場からは「これと言った材料はないが、指数は下値硬直性があり、年末高を意識して好業績株を拾う動きが出ているようだ。ただ、米中貿易問題への警戒感があり、月末から開催されるG20(主要20カ国・地域)首脳会談までは動きにくい」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400は3営業日ぶりに反発した。終値は前週末比77.41ポイント高の1万4505.22だった。東証株価指数(TOPIX)も3営業日ぶりに反発し、8.31ポイント高の1637.61で終えた。
     
    東証1部の売買高は12億8646万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1289、値下がりは756、変わらずは67銘柄だった。
    業種別株価指数(33業種)では、鉱業、情報・通信業、精密機器の上昇が目立った一方、銀行業、石油・石炭製品、パルプ・紙などが下落した。
     
    個別では、ソフトバンクが大幅反発し、1銘柄で日経平均を50円近く押し上げた。東エレクや信越化、ファナック、テルモが高い。年末商戦への期待でソニーや任天堂が買われた。
    武田薬、東海カーボも堅調ぶりが目立った。トヨタ自は小じっかり。自社株買い実施を発表した島精機やレーティング引き上げ観測のシップHDは急伸した。また、業績上方修正のミタチが宮越HDなどとともに東証1部上昇率上位に顔を出した。
     
    一方、ファストリや丸井Gは下落した。三井住友FGは年初来安値を更新した。静岡銀や千葉銀も大幅安。日揮や昭和シェルの下げが目立った。また、連日の安値更新となっているJDI、10月既存店売上が落ち込んだイオンファンがコロワイドなどとともに東証1部下落率上位になっている。

     
    東証2部株価指数は前週末比28.65ポイント高の7308.31ポイントと反発した。
    出来高9354万株。値上がり銘柄数は255、値下がり銘柄数は171となった。
     
    個別では、ジーエルサイエンスが一時ストップ高と値を飛ばした。マックスバリュ東北、京進、JFEシステムズ、ラピーヌは年初来高値を更新した。
    サンセイ、MRKホールディングス、KIホールディングス、キャピタル・アセット・プランニング、相模ゴム工業が買われた。
     
    一方、三井金属エンジニアリング、ブルボン、アスモ、アイケイ、日本食品化工など47銘柄が年初来安値を更新した。
    新内外綿、ショクブン、東邦化学工業、イトーヨーギョー、エムジーホームが売られた。


     

    【後場寄り付き概況】


    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比65円58銭高の2万1745円92銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、1.56ポイント高の1630.86で始まった。
    後場は日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに堅調。前場に買い戻された半導体など電子部品関連株が値を保っている。
     
    外国為替市場では、1ドル=112円60銭台の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
     
    連日のストップ安を付けていたRIZAPグループが早い段階で寄り付いてきたことも一先ず需給整理の一巡を窺わせる。
    日経平均は5日、25日線に上値を押される格好からこう着が続こうが、一方でマザーズ指数は2%を超える上昇で25日線が支持線として意識されている。
    個人主体の物色ではあるが、中小型株の底堅さが次第にセンチメントを明るくさせてくる可能性がありそうだ。
     
    個別では、東エレク、村田製、SUMCO、信越化も値上がりしている。任天堂が買いを集め、ソフトバンクGは大幅高。武田、資生堂、花王は堅調。ZOZOは個別に買われ、ソースネクストは急伸している。
     
    半面、三菱UFJ、三井住友が大量の売りに押されている。第一生命も下げ、野村は小幅安。トヨタ、SUBARUが下落し、日産自は弱含み。ファーストリテは3営業日ぶりに反落している。
     
     
    ランチバスケットは23件、256.30億円、10億買い越し。
     
     



    東証マザーズ指数は前週末比23.96ポイント高の972.28ポイントと反発。
    先週末までのマザーズ指数は週間で4%超下落しており、押し目買いの動きが出ている。
    決算を好感した動きが続くオークファンが買われている。
    RIZAP傘下でマザーズ上場の夢展望も堅調だった。

    値上がり銘柄数は185、値下がり銘柄数は74となった。
     
    個別では、WASHハウスが一時ストップ高と値を飛ばした。オークファン、チームスピリット、サンバイオは年初来高値を更新。ソレイジア・ファーマ、FRONTEO、エヌ・ピー・シー、イード、ソケッツが買われた。
     
    一方、グローバル・リンク・マネジメント、フェイスネットワーク、リーガル不動産、ネットイヤーグループ、モブキャストホールディングスなど17銘柄が年初来安値を更新。アプリックス、バリューデザイン、ビーブレイクシステムズ、イーソル、シェアリングテクノロジーが売られた。

     


    日経ジャスダック平均株価は小反発した。前引けは前週末比4円41銭高の3520円34銭だった。日経平均株価が反発し、リスク許容度の高まった個人投資家が新興株にも買いを入れた。
    札証アンビシャス上場のRIZAPは売り気配で始まった後、9時6分に前週末比16円安の249円で取引が成立した。
    その後は売り買いが交錯し、6%高になる場面もあった。前引けは4円(1.5%)高の269円。RIZAP傘下でジャスダック上場のぱどやワンダコーポ、SDエンターも上昇した。
     
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で260億円、売買高は4516万株。値上がり銘柄数は352、値下がり銘柄数は232となった。
     
    個別では、アール・エス・シー、多摩川ホールディングスがストップ高。ナビタス、フジトミ、KYCOMホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。国際チャート、クレステック、クレオなど4銘柄は年初来高値を更新。やまねメディカル、ぱど、フェローテックホールディングス、高見沢サイバネティックス、オプトエレクトロニクスが買われた。
     
    一方、シード平和、常磐開発、大成温調、nms ホールディングス、シベールなど57銘柄が年初来安値を更新。エムティジェネック、かんなん丸、イメージ情報開発、太洋物産、アルファグループが売られた。
     

     
    19日前場の日経平均株価は前週末比75円12銭高の2万1755円46銭と3営業日ぶりに反発。
     
    日経平均株価は、円高・ドル安が重しとなり、やや弱含んで始まったが、一巡後は上げに転じた。
    前週に大幅安となった半導体や電子部品関連銘柄を中心に買い戻しの動きが広がり、相場全体を押し上げた。
    米半導体大手のエヌビディアやアプライド・マテリアルズの決算を受け、米国でも関連銘柄の売りが広がるとの警戒感があったものの、前週末のナスダック総合指数は小幅安にとどまった。米ダウ工業株30種平均は続伸し、安心感をもたらした。
     
    一方、米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言を受け、米国の利上げペースが加速しないとの見方が強まったことが米長期金利の低下を招き、為替相場は円高・ドル安方向に振れている。このため自動車株に売りが出ているほか、金利低下が日本にも波及するとの見方から銀行や保険など金融株が下落した。
     
    市場は好悪材料まちまちの中で、「個人投資家を中心とした値ごろ感からの押し目買いが優勢」とみられる。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も小幅ながら反発した。
     
    東証1部の出来高は6億5140万株、売買代金は1兆331億円。騰落銘柄数は値上がり1194銘柄、値下がり824銘柄、変わらず89銘柄。

     
    業種別株価指数(33業種)では、鉱業、その他製品、電気機器の上昇が目立つ一方、銀行業、保険業、鉄鋼などが下落した。
     
    個別では、任天堂が大商いで反発したほか、ソフトバンクグループも売買活況のなか大きく切り返している。1銘柄で日経平均を40円押し上げた。東京エレクトロンと信越化、SCREENホールディングスなど半導体関連も高い。ファナックやソニーも上げた宮越ホールディングスがストップ高、島精機製作所も値を飛ばした。ペッパーフードサービスも高い。
     
    半面、ファーストリテイリングやダイキンが値を下げ、三井住友FGは年初来安値を更新した。第一生命ホールディングスも軟調。静岡銀行が大幅安となるなど地銀株が安い。コロワイド、ペガサスミシン製造も売られた。
     
    東証2部株価指数は前週末比40.25ポイント高の7319.91ポイントと反発した。
    出来高5694万株。値上がり銘柄数は232、値下がり銘柄数は163となった。
     
    個別では、マックスバリュ東北、京進、JFEシステムズ、ラピーヌが年初来高値を更新。MRKホールディングス、SECカーボン、トーヨーアサノ、櫻島埠頭、フジマックが買われた。
     
    一方、三井金属エンジニアリング、ブルボン、アスモ、アイケイ、日本食品化工など42銘柄が年初来安値を更新。新内外綿、ショクブン、東邦化学工業、イトーヨーギョー、フォーシーズホールディングスが売られた。
     


    「そろそろ戻してこないと年末期待が剥落していく」
     
    週末のNY株式はNYダウとS&P500は上昇。
    NASDAQはエヌビディアの下落が響き小幅に下落。
    エヌビディアは18.8%。
    前日発表した第4四半期の売上高の軟調が嫌気された。
    通貨のマイニングブームが終息したことが背景。
    フェイスブックは3.0%下落。
    2016年米大統領選のロシア介入疑惑などへの批判をかわすため外部企業を採用したとのニューヨーク・タイムズの報道が懸念となった。
    週間ベースでは、S&P500が1.61%、NYダウは2.22%、NASDAQは2.15%の下落。
    「FRBのクラリダ副議長が米金利についてFRBが中立金利と見なす水準に近づいているとの見方を示したことも株式市場の支援材料」という声も聞こえる。
    またトランプ大統領が「中国が貿易合意を求めており、同国に追加関税を課す必要がなくなる可能性がある」とコメントしたことも好材料視された。
    10年国債利回りは2週間ぶりの水準に低下し一時3.06%台。
    「パウエル議長、クラリダ副議長、カプラン地区連銀総裁の3人が国外の経済情勢のネガティブな部分に言及。
    3人ともかなり似たような文言を使ってFRBが世界経済の成長が政策に及ぼす影響について懸念していることを示した」との解釈だ。
    ドル円は112円台後半。
     
     
    週末は1円高で寄りついたものの続落。
    NYダウが200ドル超の上昇でも日経平均は123円安。
    15日まで続いた前日比プラス・マイナスの繰り返しは12日で途切れた。
    値上がり607銘柄、値下がり1442銘柄。
    米半導体株の時間外取引での下落が響きハイテクセクターが軟調。
    米エヌビディアの半導体販売見通しに慎重だったことが嫌気材料。
    「今度はNVDAショックの様相。グロース株への警戒はまだまだ強い」という解釈だ。
    日経平均は週間では約569円(2.6%)の下落。
    週足では3週ぶりに陰線。
    TOPIXは2.6%安。
    東証マザーズ指数は4.2%安で3週ぶりの反落。
    日経ジャスダック平均は3.0%安で3週ぶりの反落。
    東証2部指数は0.7%安。
    「米国市場は22日が感謝祭で休場。
    東京は23日が祝日で3連休というスケジュール。
    市場の空白は嫌われる」という見方もある。
    騰落レシオは86.03。
    新高値15(前日7)、新安値169(前日154)では感覚は土砂降り。
    NT倍率は13.30倍。
    松井証券信用評価損率で売り方▲7.469%。買い方▲15.017%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損率速報で売り方△9.96%(10月29日の△10.13%がバッケンレコード)。
    買い方▲22.87%。
    空売り比率は46.1%で34日連続40%超は今年最高。
    空売り規制なし銘柄の比率は5.8%。
    日経HVは24.8、日経VIは22.60。
    日経平均株価のPERは12.21倍。EPSは1775円。
    シカゴ225先物終値は大証日中比95円高の21745円。
    高値21910円、安値21490円。
    25日線(22030円)からは1.8%、200日線(22326円)からは2.9%のマイナスかい離。
    週末は5日線(21882円)で頭を押さえられた格好だ。
    勝手雲の下限は21829円、上限は22011円と薄くなっており20日に白くねじれているのが期待感。
    気学では「上放れ売り。下寄りは見送り」。
    火曜は「人気弱く押し込んでも戻す日。悪目買い良し」。
    水曜は「押し目買いの日。後場へかけて急伸することあり」。
    木曜は「逆行日。大いに高ければ売り。安ければ買い良し」。
    そろそろ戻してこないと年末期待が剥落していく。
     
    週末の日経「スクランブル」の見出しは「年末高、格好の売り場か」。
    論旨は「長期的な上昇相場の終わりを示唆するサインがちらつく。
    大方の予想通り年末高となれば、それはこの先少ない売り場になる可能性がある」。
    日経平均の10月の下落率は9.1%。
    ブレグジットの2016年6月の9.6%以来の水準。
    そしれ明確に52週線を下回ってきた。
    26週線との差は約100円でデッドクロスの可能性も出てきた。
    2016年12月にはゴールデンクロスしてから約2年でのデッドクロスになるかも知れない。
    一方、101週間連続で26週線が52週線を上回ってきた記録。
    これは1990年5月までの104週に次ぐ記録だという。
    結論「日本株の弱気相場入りが近いのなら、年末高の局面は格好の売り場になるだろう」。
    しごくもっともな論旨に見えるが、どこかに違和感がある。
    まず年末高になるのかどうかという問題。
    仮定の話を装っているが、どうも決め打ちチック。
    一方で本当に年末高になるのなら、デッドクロスはしないだろう。
    今日からの展開が決めることを既定路線で論じてはいけないとは思うのだが・・・。
    むしろ104週継続の26週線元気が105週になって欲しいものだ。
     
    昨日の秩父宮での大学ラグビー対抗戦。
    明治対帝京は8年ぶりに23−15で明治の勝ち。
    5勝1敗で明治・帝京が並んだ。
    早慶は4勝1杯で並んでおり優勝戦線は23日の早慶戦の結果如何になる。
    となると12月2日の秩父宮の明早戦が久々のキーポイント。
    因みに帝京の黒星は2015年の筑波戦以来のこと。
    対抗戦8連覇、大学選手権10連覇への挑戦は続くのかどうか。
    市場にも何か変化があるのかも知れない。
     
     
    NYダウは123ドル高の25413ドルと続伸。
    NASDAQは11ポイント安の7247ポイントと反落。
    S&P500は6ポイント高の2736ポイントと続伸。
    ダウ輸送株指数は31ポイント安の10583ポイント。
    SOX指数は1.17%の下落。
    3市場の売買高は81.8億株。
    CME円建ては大証比95円高の21745円。
    ドル建ては大証比105ポイント高の21755ポイント。
    225先物大証夜間取引は日中比110円高の21760円。
    ドル円は113.31円。
    10年国債利回りは3.064%。
     
    ◇━━━ カタリスト ━━━◇
     
    イグニス(3689)・・・動兆。
     
     
    イグニスに注目する。
    同社はスマホ向けアプリを企画、制作、運営が中核。
    ソーシャルゲームや無料アプリ配信、婚活サイトも運営している。
    婚活サイト、VRアイドル事業に期待感。
    今9月期は復活感。
     

    (兜町カタリスト櫻井)


     

    【寄り付き概況】

    16日の日経平均株価は、前週末比1円31銭安の2万1679円03銭と3日続落してスタート。前週末16日に弱含みで推移していたことや、為替市場で対ドルが円高に振れていることが重しとなったようだ。
     
    前週末の米国株市場では、米中貿易摩擦問題に対する懸念がやや緩和されるなかNYダウが続伸で120ドルあまり上昇しており、東京市場でも広範囲に買い戻しが入りやすくなっている。日経平均は前週1週間で約570円水準を切り下げていることもあって、値ごろ感からの押し目買いも誘導する場面。
    ただ、足もと外国為替市場で為替が1ドル=113円台を割り込む円高方向に振れるなど、輸出株には買い手控え要因も意識され、月末のG20で予定される米中首脳会談を前に積極的な買いも流入しづらい。

    寄り付き時点で業種別では33業種中、13業種が高く、値上がり上位に鉱業、水産、その他製品など。一方、値下がりで目立つのは鉄鋼、保険、石油など。
     
     
    財務省が取引開始前に発表した10月貿易統計(速報)は、4493億円の赤字で2カ月ぶりに赤字となり、市場予想平均の700億円の赤字よりも大きかった。

    個別では、トヨタ、東海カ、東エレク、ファナック、SUMCO、村田製、キーエンス、昭和電工は値上がりしている。任天堂、ソフトバンクG、KDDI、武田、野村が買われ、三菱UFJは小幅高。
    半面、昭和シェル、住友鉱が値を下げ、スズキはさえない。エーザイ、電通、三井住友、東京海上が売られ、ファーストリテは弱含み。

     
    225先物は、アムロ・モルスタ・ソジェン・パリバ・ドイツが買い越し。
    野村・大和・HSBC・GS・SBIが売り越し。
    TOPIX先物はドイツ・JP・クレディ・GSが買い越し。
    メリル・モルスタ・ソジェン・バークレイズが売り越し。
     
    テクニカル的には、中外薬(4519)、クボタ(6326)、SANKYO(6417)、アマノ(6436)、QBネット(6571)、インタアクション(7725)、平和堂(8276)、京王(9008)、近鉄(9041)、上組(9364)が動兆。
     
     

     
    19日の東京株式市場は、反発するも上値の重い相場展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万1600円−2万1800円。


    前週末16日に弱含みで推移していた反動や現地16日の米国株高を受け、買いが先行しそうだ。ただ、エヌビディアは19%安とかなり大きな下げとなっており、半導体株への警戒は依然として残る。

    また、手掛かり材料に乏しいことから上値は重そう。
    パプア・ニューギニアで開催されたAPEC(アジア太平洋経済協力会議)で、首脳宣言を巡り米中の対立が明らかとなり、先行き不透明感が台頭し見送りムードが強まる可能性もありそう。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の後半(前週末16日終値は113円29−30銭)と円高に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の後半(同128円50−54銭)と円安に傾いている。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所終値比95円高の2万1745円だった。
     
    シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
    21745 ( +95 )
    シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
    21755 ( +105 )
    ( )は大阪取引所終値比
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■オプティム <3694>
    愛知県での遠隔服薬指導の実証実験に「オンライン診療ポケットドクター」が採択。
     
    ■PALTEK <7587>
    医療・福祉関連機器の展示会「HOSPEX Japan 2018」に出展し、作業支援ロボット「マッスルスーツ」や呼吸見守りセンサー「IBUKI」など未病改善につながる製品を展示する。
     
    ■ガーラ <4777>
    スマートフォン向けゲーム「FOX-Flame Of Xenocide-」(フォックス)の事前登録者数が10万人を突破。
     
    ■アドベンチャー <6030>
    ブランド品の輸入販売を手掛けるギャラリーレアの株式を取得し子会社化する。取得価額は11.5億円。
     
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
    19(月)
    10月貿易統計(8:50)
    《決算発表》
    東京海上、シェアリングT、SOMPOHD、MS&AD
     
    【海外】
    米11月NAHB住宅市場指数(11/20 0:00)
    《米決算発表》
    イントゥイット、アジレント・テクノロジー


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [概況]

     
    16日に発表された米経済指標はマチマチだったが、ダラス連銀総裁が「来年から2020年に掛けて成長は今年よりは鈍化すると予想」と発言した事やFRB副議長も世界経済減速に言及し、「FRBは中立水準に近付いている」と発言して利上げ継続期待が後退し、ドルはNY市場中盤に当日安値112.635円まで下落した。
     
    其の後トランプ大統領が米中貿易問題に関し、「中国は合意をしたがっており、追加関税は必要ないかもしれない」と発言した事が伝わってドルは113円近くまで反発したが、最後は112円後半で引ける大幅安(-82.5銭)となった。
     
    一方NY株式市場はナスダック以外続伸して、ドルの上昇期待は再度出直しといった感じとなった。
     
    今週は22日(木)が米国はサンクスギビングデーによる祭日で、翌23日(金)はブラックフライデーで米国のデパートは年に一度の大セールとなり、金曜日も続けて休みを取る米国人が多いとの事で、今週は株式・為替の両市場とも値動きは21日までが勝負かも知れない。
     
    今週の米国は20日(火)10月住宅着工・許可件数、21日(水)MBA住宅ローン申請指数、10月耐久財受注、新規失業保険申請件数、10月中古住宅販売件数、10月景気先行指数、11月ミシガン大学消費者信頼感指数、などが発表予定となっており、株価やドルの上昇期待はブラックフライデーの結果を見てから来週に持ち越される可能性もありそうだ。
     


    [提供:カネツFX証券株式会社]


     

    [株価材料]
     
     
    ■REMIX<3825>
    割引分をポイントで顧客に還元へ
     
    ■サイバエージ<4751>
    系列が育児用品をSNSで販促へ
     
    ■日精工<6471>
    系列が中国でAT部品生産の新棟建設へ
     
    ■パナソニック<6752>
    テスラ向け電池の研究生産拠点を米国に移管へ
     
    ■多摩川HD<6838>
    系列がEMC試験向け光伝送システムを共同開発
     
    ■三菱重<7011>
    双日<2768>とロシアで物流近代化工事検討
     

11月19日 毎日コラム
転落事故防ぐホームドア
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