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【市況一覧】
日経平均株価
40,168.07 -594.66 03/28
TOPIX
2,750.81 -48.47 03/28
マザーズ
734.79 -4.44 03/28
NYダウ平均
39,760.08 +477.75 03/28
ナスダック総合
16,399.52 +83.82 03/28


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11月19日 マーケットコメント


    明日(21日)の東京株式市場は、上値の重い展開か。
    日経平均株価が2万1500円近辺にまで下落すると、自律的な買いが入る地合いを引き継ぎ、積極的な売りは回避されて底堅い推移となりそうだ。
    引き続き海外要因にらみの展開になるが、現地22日の米感謝祭から始まるホリデーシズンを間近に控え、海外の市場参加者は減少するとみられる。
     
    また、きょうの日経平均は、日足で始値と終値がほぼ同水準の十字足となっており、下落基調一服となる可能性もある。
     
    本日の日産自下落の日経平均株価への影響は約2円の押し下げとなった。
    むしろ、市場参加者の関心は、米長期金利が低下傾向を示しているにもかかわらず、米株式の下落に歯止めが掛からないことに集まっている」との見方が出ていた。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(20日現在)
     
    22420.63  ボリンジャー:+1σ(25日)
    22311.35  200日移動平均線
    22145.81  均衡表雲上限(週足)
    22034.04  均衡表転換線(日足)
    21973.81  25日移動平均線
    21965.67  均衡表基準線(日足)
    21896.14  ボリンジャー:-1σ(26週)
    21760.66  ボリンジャー:-1σ(13週)
    21757.54  6日移動平均線
    21684.43  均衡表雲下限(週足)
     
    21583.12  ★日経平均株価20日終値
     
    21526.98  ボリンジャー:-1σ(25日)
    21244.59  ボリンジャー:-2σ(26週)
    21149.80  新値三本足陰転値
    21080.16  ボリンジャー:-2σ(25日)
    20889.83  ボリンジャー:-2σ(13週)
    20633.34  ボリンジャー:-3σ(25日)
    20593.05  ボリンジャー:-3σ(26週)
    20019.00  ボリンジャー:-3σ(13週)
     
    ローソク足は上下にヒゲを伴い胴体部分が極めて短い十字足を示現。5日、25日など主な移動平均線が下降して強い下落トレンドを示しており、日経平均は下放れが懸念される。日経平均と同じく移動平均線が下降トレンドを示すTOPIXが本日、一目均衡表の変化日を迎えたことも、下放れの懸念材料。
    一目均衡表では、日経平均の日々線は本日も雲下限を大幅に下回って推移。基準線と転換線は横ばいを保ったものの、遅行線は株価との下方乖離幅を拡大し、弱気シグナルがより鮮明になった。
    ボリンジャーバンドでは、日々線は下向きの中心線を下放れて-1σ側に引き寄せられて終了。明日21日以降の本格的な-1σ割れも警戒される。
     
     
     

    [概況]

    20日、東京外国為替市場の米ドル円は一時112.670円まで上昇したが、その後は上値が重い展開となった。

    東京時間では日経平均株価が軟調に推移するなか、米ドル円は112円台半ば付近で小動きが続いた。

    現在、欧州時間に入り米ドル円は112.460円付近で推移しており、やや売りが優勢か。

    テクニカル的には米ドル円は下値付近に一目均衡表の雲下限(112.162円)などが控えており、下値サポートとなるか注目したい。

    [提供:カネツFX証券株式会社]

    日経ジャスダック平均株価は小幅に反落した。終値は前日比7円54銭安の3517円78銭だった。朝方から売りが先行したものの、ジャスダックは一時プラス圏に浮上した。午前に上昇銘柄がやや目立ったことで、短期志向の投資家が目先の利益を確定する目的の売りを出した。
    12月にかけて新興市場で新規株式公開(IPO)が増えるため、手元資金を厚めにしようとした投資家が既存上場銘柄を買い控えたとの見方もあった。
    主に時価総額上位の銘柄が売られた。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で415億円、売買高は6711万株。売買代金は8月20日、売買高は9月10日以来の低水準だった
    値上がり銘柄数は193、値下がり銘柄数は424となった。

     
    個別では、常磐開発、三東工業社、ソーバル、シベール、フォーサイドなど56銘柄が年初来安値を更新。フルヤ金属、多摩川ホールディングス、アクセスグループ・ホールディングス、ぱど、HAPiNSが売られた。
     
    一方、ジャストプランニング、ナビタス、KYCOMホールディングスがストップ高。ZOAは一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、クルーズ、国際チャート、クレステックなど5銘柄は年初来高値を更新。フジトミ、新報国製鉄、SDエンターテイメント、菊池製作所、エスケー化研が買われた。

     

    【大引け概況】
    20日の日経平均株価は、前日比238円04銭安の2万1583円12銭と大幅反落。
    本日のマーケット動画

    時間:00:01:22 容量:11.49M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    朝方は、ハイテク株中心に19日の米国株式が大幅に下落した流れを受け、売り優勢で始まり、前場早々に一時2万1526円95銭(前日比294円21銭安)まで下押した。
    一巡後は、対ドルでの円伸び悩みもあって下げ渋ったが、戻りは限定され、再度軟化。
     
    昼休みの時間帯に中国・上海総合指数が一段安となったことで後場に入り、いったん安値圏に押し戻された。日銀のETF(上場投資信託)買い期待を支えに下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍く大引けにかけて上値の重い展開となった。
     
    電機や情報通信など主力業種の株式に売りが目立った。日々の売買代金が多い任天堂が年初来安値を更新し、「個人の投資意欲を低減させた」との指摘もあった。午後に入ると市場全体で買い注文が減り、売り物に押される銘柄が多くなった。
     
    JPX日経インデックス400は反落した。終値は前日比121.46ポイント(0.84%)安の1万4383.76だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、11.94ポイント(0.73%)安の1625.67で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆3369億円、売買高は14億3070万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1294と、全体の約6割だった。値上がりは734、変わらずは84だった。
    業種別株価指数(全33業種)はその他製品、電気機器、情報・通信業などが下落し、輸送用機器、電気・ガス業、陸運業は上昇した。
     

    個別では、カルロス・ゴーン会長の逮捕が嫌気され、日産自動車が売買代金トップで株価は大幅安。三菱自は6%あまり下落して取引を終えた。任天堂、ソフトバンクグループも大きく下げた。アステラスや大塚HD、第一三共など医薬品株が安い。村田製作所、ファナックも軟調。コスモエネルギーホールディングスが値下がり率トップ、長谷川香料、ヤーマンも急落した。GMOインターネット、アウトソーシングも安い。TOKYO BASE、インフォマートも安い。
     
    半面、トヨタ自動車やブリヂストンは高い。NTTも頑強。東京電力ホールディングスや中部電が買い優勢だった。メディカル・データ・ビジョン、不二製油グループ本社が値を飛ばし、ヤマシンフィルタも大幅高。トリドールホールディングス、関西ペイントも物色人気を集めた。リソー教育、グレイステクノロジーなども水準を切り上げた。
     
    東証2部株価指数は前日比24.26ポイント安の7284.05ポイントと反落した。
    出来高1億0675万株。値上がり銘柄数は149、値下がり銘柄数は286となった。
     
    個別では、中外鉱業、三井金属エンジニアリング、土屋ホールディングス、カワニシホールディングス、あじかんなど57銘柄が年初来安値を更新。ラピーヌ、クロスキャット、ビットワングループ、大興電子通信、フォーシーズホールディングスが売られた。
     
    一方、ダイヤモンドエレクトリックホールディングスがストップ高。ダイベアは年初来高値を更新。堀田丸正、リスクモンスター、阪神内燃機工業、イワキ、サンテックが買われた。
     

    東証マザーズ指数は前日比26.51ポイント安の950.39ポイントと反落。
    米中通商摩擦の先行き不透明感を背景に投資家のリスク回避姿勢が強く、持ち高調整の売りに押された。
    朝方から売りが先行。午後になると売りの勢いが強まり、マザーズは下落率が3%に迫る勢いだった。全般相場の下落に連動して主力株を中心に幅広い銘柄に売りが出て、前日の上げ分をほぼ帳消しにした。
    市場では「ソフトバンクの上場に備えて個人投資家が換金売りを出している可能性が高い」との声が出ていた。
    値上がり銘柄数は50、値下がり銘柄数は211となった。
     
    個別では、テックポイント・インクがストップ安。フルッタフルッタ、富士山マガジンサービス、グランディーズ、G−FACTORY、アズームなど19銘柄は年初来安値を更新。バリューデザイン、レントラックス、and factory、VALUENEX、ジーニーが売られた。
     
    一方、オークファン、メディアフラッグが年初来高値を更新。クックビズ、ライトアップ、アズーム、アクトコール、エンバイオ・ホールディングスが買われた。
     
     

    【後場寄り付き概況】

    20日後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比242円59銭安の2万1578円57銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、14.38ポイント安の1623.23で始まった。
     
    半導体関連などハイテク株の売りが相場の重しとなり、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに軟調に推移している。
     
    外国為替市場では、1ドル=112円50銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
     
    個別では、日産自、三菱自は大幅続落。東エレク、京セラ、ソニーが値を下げ、ファナックは大幅安。TDK、オリンパスは反落。JXTGが軟調で、コスモエネルギは下げがきつい。みずほFG、東京海上が売られ、ソフトバンクG、任天堂、ファーストリテも下落している。
    半面、KDDI、NTTが小高く、東電力HDは反発。住友鉱はしっかり。東海カは続伸。トヨタは買われている。
     
    下値のサポートとして意識される予想PER12倍の水準はおよそ2万1360円で、これに迫る2万1500円近辺では押し目買いが入り下値の堅さを見せる。
     
    今月末の20カ国・地域(G20)首脳会議までは海外情勢に一喜一憂する展開が続きそうだ。また今週末には3連休が控えており、模様眺めムードが強まりやすいだろう。
    前日に堅調ぶりが目立ったマザーズ指数も本日は反落している。12月のIPO(新規株式公開)ラッシュに向けて換金売り圧力が強まりやすく、こちらも目先は上値の重い展開となる可能性がある
     
     
    ランチバスケットは22件、382.29億円、売り買いほぼ同金額。
     
     

    20日午前の日経平均株価は反落し、午前の終値は前日比187円52銭安の2万1633円64銭だった。
    前日の米株式市場でフェイスブックやアップルなどハイテク関連の一部が大幅に下落し、投資家心理が悪化。日本株にもリスク回避目的の売りが広がった。

    外国為替市場で一時1ドル=112円台前半まで円高が進んだことも買い手控え要因となった。ただ、下値では押し目買いも入り、売り一巡後に日経平均は下げ渋る動きをみせた。
     
    東京地検特捜部は19日、仏ルノー・日産自・三菱自の会長を兼務するカルロス・ゴーン容疑者を金融商品取引法違反の疑いで逮捕した。日産自株は20日午前の終値の段階で4%下げた。ただ市場では日産自個別の問題で、相場全体への影響は限られるとの見方が多かった。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落した。前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆1105億円、売買高は7億2107万株だった。
     
    業種別株価指数(全33業種)は電気機器、その他製品、情報・通信業などが下落し、輸送用機器、銀行業、陸運業は上昇した。
     
    個別では、任天堂が安く、ソフトバンクグループも軟調。カルロス・ゴーン会長の逮捕が嫌気され、日産自や三菱自が大幅安となった。村田製作所、ファナックや安川電が売りに押され、ソニーも値を下げた。アステラスやエーザイといった医薬品株の下げも目立つ。コスモエネルギーホールディングスが急落、ヤーマンも大幅安となった。
     
    半面、トヨタ自動車が堅調、ユニー・ファミリーマートホールディングスもしっかり。ヤマシンフィルタ、不二製油グループ本社なども高い。ペッパーフードサービス、トリドールホールディングスなども買われた。JR東海と中部電が高い。
     
    東証2部株価指数は前日比24.63ポイント安の7283.68ポイントと反落した。
    出来高6063万株。値上がり銘柄数は148、値下がり銘柄数は254となった。
     
    個別では、三井金属エンジニアリング、カワニシホールディングス、あじかん、カネヨウ、アールエイジなど41銘柄が年初来安値を更新。クロスキャット、ラピーヌ、フォーシーズホールディングス、ビットワングループ、アルメタックスが売られた。
     
    一方、ダイベアが年初来高値を更新。堀田丸正、ダイヤモンドエレクトリックホールディングス、ウインテスト、阪神内燃機工業、イワキが買われた。
     

    日経ジャスダック平均株価は続伸。
    午前の終値は同7円82銭高の3533円14銭だった。日経ジャスダック平均株価は小幅に続伸した。前引けは前日比7円82銭高の3533円14銭。日経平均株価が下落したことで個人投資家が値動きの軽い新興企業株に資金を移し、個別に材料が出た銘柄を中心に買いを入れた。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で231億円、売買高は3838万株。
    値上がり銘柄数は200、値下がり銘柄数は373となった。
     
    個別では、KYCOMホールディングスがストップ高。ZOA、ジャストプランニングは一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、クルーズ、国際チャート、クレステックなど5銘柄は年初来高値を更新。フジトミ、新報国製鉄、スパンクリートコーポレーション、ナビタス、ソフトフロントホールディングスが買われた。
     
    一方、常磐開発、三東工業社、ソーバル、イーサポートリンク、カッシーナ・イクスシーなど41銘柄が年初来安値を更新。フルヤ金属、アミタホールディングス、アトミクス、HAPiNS、多摩川ホールディングスが売られた。

     


    東証マザーズ指数は前日比18.45ポイント安の958.45ポイントと反落。
    中小型株優位の展開が継続しているもののサンバイオやそーせいなど前日に大幅高となったバイオ関連株の一角に利益売りが出た。
    値上がり銘柄数は64、値下がり銘柄数は189となった。
     
    個別では、富士山マガジンサービス、グランディーズ、アズーム、リーガル不動産、VALUENEXなど8銘柄が年初来安値を更新。レントラックス、バリューデザイン、ジーニー、シリコンスタジオ、テモナが売られた。
     
    一方、オークファン、メディアフラッグが年初来高値を更新。和心、フィンテック グローバル、sMedio、サンワカンパニー、アクトコールが買われた。


     


    [概況]

    NY市場までドルは狭いレンジでの小動きが続いていたが、NY株式市場が下落して始まると為替市場はリスク回避の動きが優勢となり、ドルはそれまでの安値を下抜く下げとなった。
     
    そして株価の下げ幅拡大と共にドル安も進み、NY市場中盤には当日安値112.405円まで下落したが、株価が引けに掛けて下げ幅を縮小するとドルも値を戻し、最期は前週末比-27銭の112.540円と112円半ばを回復して引けた。
     
    一方対ドルで買われたユーロは対円でも上昇(+12銭)し、トルコリラ(+10銭)も買われたが、ポンド(-6銭)や豪ドル(-62銭)は下げるなどマチマチな動きで引けた。
     
    週明けのNY株式市場は大幅下落し、FRB幹部による発言で来年以降の利上げ姿勢が後退したとの見方にドルは売られて一時112円半ばを割り込んだが、米国は22日(木)が感謝祭、23日はブラックフライデーで、連休を取る米国民も多いとの事から、ドル高期待は来週以降となる可能性もありそうだ。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    【寄り付き概況】


    20日の東京株式市場は大きく売り先行、寄り付きの日経平均株価は、前営業日比238円47銭安の2万1582円69銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、15.71ポイント安の1621.90で始まった。
     
    前日の米国株市場ではアップル株の急落などが足を引っ張り、NYダウが一時500ドルを超える波乱安の展開となり、東京市場でも主力ハイテク株などを中心にリスク回避ムードが広がっている。
    米中貿易摩擦問題も前日はトランプ発言でやや不安心理が後退したかに見えたが、APECでは米中対立の影響で首脳宣言が初めて見送られるなど依然として緊迫感が強い。カルロス・ゴーン容疑者の逮捕の影響は米国株市場では見られなかったが、東京市場では日産自動車の値動きに関心が高まりそうだ。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、保険を除きほぼ全面安、値下がりで目立つのは機械、電気機器、ガラス土石、鉄鋼、その他製品など。
     
    個別では、日産自、三菱自、ソフトバンクG、任天堂が下げ、ファーストリテも下押している。三菱UFJ、三井住友が値下がりし、日本郵政は小幅安。
     
    半面、東京海上が上伸し、第一生命、野村は小幅高。第一三共、テルモ、JR東海、JR西日本はしっかり。トヨタは個別に買われている。


    225先物は、野村・モルスタ・ドイツ・メリルが買い越し。
    アムロ・ソジェン・シティ・JPが売り越し。
    TOPIX先物はドイツ・クレディ・ソジェン・アムロ・野村が買い越し。
    大和・モルスタ・バークレイズが売り越し。
     
     
    テクニカル的には、デジア(2326)、神戸物産(3038)、メディアドゥ(3678)、ガンホー(3765)、オープンドア(3926)、塩野義(4507)、フォーカス(4662)、アサヒイン(7747)、ニプロ(8086)、海上(8766)、九電(9508)が動兆。
     

    20日の東京株式市場は反落後、落ち着きどころを探る展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万1500円−2万1800円。
     
    NYダウ平均が395ドル安と大幅安となっており、売りが優勢の展開を予想する。
    米国でハイテク株が再び売られたことはネガティブ。日産のカルロス・ゴーン氏逮捕も売り材料となる。欧州市場ではルノー株が急落した。シカゴ日経平均先物からはスタートから大きく水準を切り下げる展開が想定される。
    株価指数と関連性の薄い、値動きの軽い中小型株に物色の矛先が向かいそうだ。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の半ば(19日終値は112円74−75銭)と円高に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の後半(同128円61−65銭)と円安に傾いている。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所終値比250円安の2万1590円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■ヤーマン<6630>
    今期経常を一転21%増益に上方修正・最高益更新へ。
     
    ■青山財産ネットワークス<8929>
    今期経常を12%上方修正。
     
    ■岡本硝子<7746>
    中期経営計画を策定。22年3月期に営業益9億円(19年3月期計画は2億円)を目指す。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
    20(火)
    20年国債入札
     
    【海外】
    米10月住宅着工件数(22:30)
    米10月建設許可件数(22:30)
    《米決算発表》
    キャンベル・スープ、ロス・ストアーズ、メドトロニック、コールズ、ジェイコブズ・エンジニアリング・グループ、ターゲット、ベスト・バイ、ロウズ、フット・ロッカー、オートデスク
    休場:ブラジル


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


     

    [株価材料]
     
     
     
    ■三菱電<6503>
    車載カメラ画像をリアルタイム解析する技術開発
     
    ■三井住友<8316>
    航空機パイロット育成ローン組成へ
     
    ■邦ガス<9533>
    熱処理炉向けガスバーナーに小口経追加


     


    19日のNYダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落し、前週末比395ドル78セント安の2万5017ドル44セントと、10月30日以来3週ぶりの安値で終えた。
     
    米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)はこの日、アップルが9月に発表したスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の新モデル3機種について、ここ数週間で生産の発注を減らしていると報道。これを受けてアップル株やサプライヤー株が急落したほか、アマゾン・ドット・コムなど他の主要IT株にも売りが膨らんだ。
    ダウ平均の下げ幅は一時512ドルに達した。アップル1銘柄でダウ平均を51ドル押し下げた。
     
    また、18日閉幕したアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議では、米国と中国の意見が対立し、首脳宣言採択を断念する異例の結果となった。両国の主張の開きが大きいことが浮き彫りとなり、市場では貿易摩擦が早期に解決されるとの期待が後退。中国との取引が多いボーイングなどが売り込まれ、ダウを押し下げた。
     
    建機のキャタピラーや工業製品・事務用品のスリーエム(3M)など中国売上高が多い銘柄が下落。航空機のボーイングはインドネシア機墜落との関連が指摘される機体の不具合について当局の調査を受けていることも嫌気され、下げが大きくなった。ボーイング1銘柄でダウ平均を101ドル押し下げた。
     
    全米住宅建設業協会(NAHB)が19日朝に発表した11月の住宅市場指数は前の月から大幅に低下し、2016年8月以来の低水準となった。市場予想も下回り、利上げ継続による住宅市場への悪影響も警戒された。
     
    日産自のカルロス・ゴーン会長が金融商品取引法違反の疑いで逮捕された件については「心理面で米市場でもマイナスに働いた可能性はあるが、実質的な影響はない」との見方があった。
     
     
    セクター別では公益事業や電気通信サービスが上昇する一方で、半導体・半導体製造装置やソフトウェア・サービスが下落した。
     
    ナスダック総合株価指数は大幅続落し、前週末比219.396ポイント安の7028.477と4月25日以来ほぼ7カ月ぶりの安値で終えた。
     
    個別銘柄では、アマゾンとフェイスブックが5%を超える下落。中国当局が反トラスト(独占禁止法)違反を示す証拠を主張したと報じられた企業にマイクロン・テクノロジーが含まれたことから、半導体株にも売りが殺到した。前週の決算が失望を誘った半導体のエヌビディア(NVDA)は19日も12%安で引けた。
    電気自動車のテスラ(TSLA)は、マスクCEOが独ダイムラーとライトバンの電動化で協業の可能性を示唆したほか、電気自動車リーフで一部競合する日産自動車(NSANY)のゴーン会長逮捕の報道もあり日中上昇して推移していたが、引けにかけて小幅下落に転じた。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    25,017.44−395.78
    S&P500種
    2,690.73−45.54
    ナスダック
    7,028.477−219.396
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,225.30+2.30   
    NY原油(ドル/バレル)
    57.17+0.71
    円・ドル
    112.51 - 112.52−0.23


     

    【シカゴ日本株先物概況】

     
    シカゴ日経平均先物は続落した。
    12月物は前週末比155円安の2万1590円で引け、19日の大取終値を250円下回った。
    アップル主導で米株が大幅に下げたうえ、米中貿易協議への警戒感が広がり、米株とともに売られた。18日に閉会したアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議は、米中の対立で首脳宣言を初めて断念した。

    この日の12月物安値は2万1530円。高値は2万1915円。
     
    シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
    21590 ( -250 )
    シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
    21605 ( -235 )
    ( )は大阪取引所終値比
     


    【欧州株式市場】

      
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7000.89(−12.99)
    FTSE100種総合株価指数は続落した。前週末16日の終値に比べ12.99ポイント安の7000.89と10月下旬以来、約3週間ぶりの安値水準で引けた。構成銘柄の約6割が下落した。
     
    株価は高値で寄り付いたが、米株安を眺めて値を消した。英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる政局混迷やアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議での米中対立も市場心理を圧迫した。
    首相であるメイ保守党党首の不信任投票をめぐる政治的駆け引きの行方を見きわめたいとの様子見の姿勢が漂い、終日低調な取引だった。
     
    個別銘柄では、石油株が全面安となったほか、エネルギー関連サービスのウッド・グループも売られた。建機・産業機器レンタルのアシュテッド・グループが4.2%安、特殊化学のジョンソン・マッセイも4.1%安と売りが進行し、指数の下げを主導した。買いが先行して始まったたばこのインペリアル・ブランズは利益確定の売りなどで下落して引けた。
     
    一方、金属相場の上昇を背景に鉱業株が軒並み上昇した。なかでもフレスニージョは3.4%高と上げが目立った。前週末に下落した銀行株と保険株の大半が買い戻された。携帯電話サービスのボーダフォン・グループなど通信株も上げた。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 11244.54(−96.46)
    ドイツ株式指数(DAX)は4日続落した。終値は前週末16日と比べて96.46ポイント安の11244.54だった。
    午後に入り、米株安に連動して下げ幅を広げた。
     
    個別では、オンライン決済サービスのワイヤーカードが約7%安と大幅に下落し、株価指数の重荷になった。医療機器のフレゼニウスとIT(情報技術)のSAPの下げが目立った。
    一方で工業用ガスのリンデが上げた。下落基調が続いていた自動車株は買い戻され、全銘柄が上げた。


    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 4985.45(−39.75)
    フランスの株価指数CAC40は、自動車大手ルノー株の下落が指数を押し下げ、前営業日終値比で0.80%近く下落した。ルノー株は一時15%安まで急落する場面があったが、8%超安で引けた。
     
     

11月20日 毎日コラム
まだ続く値上げに、家計は悲鳴
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