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【市況一覧】
日経平均株価
37,068.35 -1011.35 04/19
TOPIX
2,626.32 -51.13 04/19
マザーズ
638.74 -21.13 04/19
NYダウ平均
37,775.38 +22.07 04/19
ナスダック総合
15,601.50 -81.87 04/19


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    [概況]

    21日、東京外国為替市場の米ドル円は一時112.950円まで上昇した。

    日経平均株価が下げ幅を縮める動きとなったことなどから、リスク回避の動きが一服したとの見方も出ており、米ドル円は買いが優勢となっている。

    現在、欧州時間に入り米ドル円は112.865円付近で推移。

    この後は10月米耐久財受注【速報】(予想:前月比-2.1% 前回:前月比0.7%)や10月米中古住宅販売件数(予想:前月比1.0% 前回:前月比-3.4%)など米経済指標の発表が予定されている。

    テクニカル的には米ドル円は上値付近に一目均衡表の雲上限(112.848円)や5日移動平均線(112.918円)などが控えており、同線を上抜けるか注目したい。

    [提供:カネツFX証券株式会社]

     
    21日の日経平均が続落。終値は前日比75円安の2万1507円だった。
    前日の米国株の急落を受けて開始早々に300円以上も売り込まれたが、円相場が落ち着いていたことや中国株の下げが限定的だったことからその後は下げ幅を縮小。
    売り込まれていた半導体株などにも買いが入り目先的ながらも売り一巡感が広がった。10月の安値接近で売り込みづらくなっている。
     
    明日22日の東京株式市場は、調整含みの展開か。
    手掛かり材料に乏しいなか、23日の勤労感謝の日からの3連休を控えて持ち高調整売りの可能性がある。現地22日の感謝祭から始まるホリデーシーズンを目前に海外の市場参加者も細るとみられ、売買の盛り上がりは期待しにくい。きょうの下落幅を縮小して終値でフシ目の2万1500円台を回復した堅調さを考慮すると、押し目買い意欲は健在。
     
    米中両国は、11月30日−12月1日にアルゼンチンで開かれるG20(主要20カ国・地域)首脳会談に合わせ、トランプ米大統領と習近平・中国国家主席が会談する予定であり、通商交渉の行方を見極めたいとの空気も引き続き買い気を鈍らせる要因となる。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(21日現在)
     
    22596.92  75日移動平均線
    22544.78  26週移動平均線
    22339.28  ボリンジャー:+1σ(25日)
    22301.46  200日移動平均線
    22145.81  均衡表雲上限(週足)
    21965.67  均衡表基準線(日足)
    21920.46  25日移動平均線
    21888.78  ボリンジャー:-1σ(26週)
    21868.98  均衡表転換線(日足)
    21747.64  ボリンジャー:-1σ(13週)
    21707.04  6日移動平均線
    21684.43  均衡表雲下限(週足)
     
    21507.54  ★日経平均株価21日終値
     
    21501.64  ボリンジャー:-1σ(25日)
    21232.79  ボリンジャー:-2σ(26週)
    21149.80   新値三本足陰転値
    21082.82  ボリンジャー:-2σ(25日)
    20869.61  ボリンジャー:-2σ(13週)
    20664.00  ボリンジャー:-3σ(25日)
    20576.79  ボリンジャー:-3σ(26週)
    19991.58  ボリンジャー:-3σ(13週)
     

    日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比8円37銭安い3509円41銭だった。日経平均株価の下落幅は前場から縮小したものの、好材料が出た銘柄を起点にした物色が周辺銘柄に広がらず、新興株市場では買いを手控える姿勢が続いた。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で560億円、売買高は8836万株だった。値上がり銘柄数は244、値下がり銘柄数は397となった。
     
    個別では、インターライフホールディングス、シード平和、三東工業社、ETSホールディングス、ソーバルなど82銘柄が年初来安値を更新。ナビタス、シャクリー・グローバル・グループ、ウルトラファブリックス・ホールディングス、ルーデン・ホールディングス、エヌリンクスが売られた。
     
    一方、ジャストプランニングが一時ストップ高と値を飛ばした。ムラキ、クレステック、KYCOMホールディングス、クレオは年初来高値を更新。HAPiNS、フジトミ、ケア21、ワンダーコーポレーション、ジェイテックが買われた。

     


    東証マザーズ指数は前日比3.42ポイント安の946.97ポイントと続落した。
    東証1部の主力株が軟調に推移したため投資意欲が後退し、持ち高整理の売りが目立った。
    マザーズ指数は一時プラスに転じる場面もみられた。その後は、3連休を控えた資金の逃げ足の速さも意識され、上値の重い展開となった

    ただ、「東証1部への昇格が決まった銘柄が人気を集めた」ほか、値頃感のある銘柄も個別に買われ、マザーズ指数は底堅く推移した。
     
    売買代金は概算で667.71億円。騰落数は、値上がり114銘柄、値下がり144銘柄、変わらず8銘柄となった。
     
    個別では、フルッタフルッタ、富士山マガジンサービス、G−FACTORY、フェイスネットワーク、リアルワールドなど31銘柄が年初来安値を更新。シェアリングテクノロジー、VALUENEX、テックポイント・インク、フロンティア・マネジメント、ユーザベースが売られた。
     
    一方、ジェネレーションパスがストップ高。オークファン、チームスピリット、リンクバルは年初来高値を更新。イーソル、Aiming、and factory、エルテス、窪田製薬ホールディングスが買われた。


     

    【大引け概況】
    21日の日経平均株価は続落し、前日比75円58銭安の2万1507円54銭で終えた。
    本日のマーケット動画

    時間:00:01:23 容量:12.33M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    20日の米国株式相場の大幅下落や原油安を嫌気し、リスク資産とされる株式の持ち高を減らす売りが優勢だった。下げ幅は一時300円を超えたが、半導体関連株や景気に左右されにくい食料品株などに押し目買いが入り、その後は底堅く推移した。
    中国・上海株式相場が上昇し、投資家心理の悪化を和らげた面もある。
     
    後場終盤には一時2万1555円61銭(同27円51銭安)まで引き戻した。
    対ドルでの円弱含みとともに時間外取引で米株価指数先物が持ち直し、朝安の中国・上海総合指数も底堅く推移したほか、日銀のETF(上場投資信託)買い期待も支えとなった。
     
    市場からは「NYダウの500超ドル安と比べれば、日経平均は忍耐強くなっている。日銀のETF買いが入り、年金のリバランス(資産の再配分)も期待される。ただ、下を支えるものであって上を買うものではない。
    一方、海外投資家は先物市場で相当の売りポジションを抱え、下に仕掛けにくいとみられ、どのタイミングで本格的に買い戻しに動くかが注目される」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400は続落。終値は前日比83.72ポイント安の1万4300.04だった。東証株価指数(TOPIX)も続落し、9.78ポイント安の1615.89で終えた。
     
     


    東証1部の売買代金は概算で2兆4105億円。売買高は13億9258万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1431、値上がりは596、変わらずは85銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、鉱業、証券・商品先物取引業、卸売業、海運業、石油・石炭製品などが下落。上昇は電気機器など。
     
    個別では、ファストリや国際石開帝石、オリンパスが下げた。任天堂やソニー、トヨタも下落した。高島屋が急落したほか、オリンパス、SBIホールディングスが大きく売られた。三菱商事が軟調、武田薬品工業も安い。キャリアインデックス、東祥、東プレなども値を下げた。日本CMK、日本トムソンも下値を探った。
     
    一方、ソフトバンクや信越化、京セラが上昇。日産自も上げた。東京エレクトロン、SCREENホールディングス、SUMCOなど半導体関連が買われ、村田製作所、キーエンスも堅調。長谷川香料も大幅高。CKD、TOKYO BASE、伊藤忠テクノソリューションズも上値を追った。

     
    東証2部株価指数は前日比47.33ポイント安の7236.72ポイントと続落した。
    出来高8882万株。値上がり銘柄数は190、値下がり銘柄数は255となった。
     
    個別では、三井金属エンジニアリング、ブルボン、カワニシホールディングス、アイケイ、バナーズなど64銘柄が年初来安値を更新。ジーエルサイエンス、サンセイ、ロブテックス、阪神内燃機工業、富士ソフトサービスビューロが売られた。
     
    一方、省電舎ホールディングス、ダイヤモンドエレクトリックホールディングス、東京コスモス電機がストップ高。JFEシステムズは年初来高値を更新。マルマエ、RVH、昭和飛行機工業、FUJIKOH、南海辰村建設が買われた。

     

    【後場寄り付き概況】

    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比91円68銭安の2万1491円44銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、13.01ポイント安の1612.66で始まった。
    日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに戻り歩調。米国株の大幅安を受けた売りを押し目買いが吸収しつつあり、底堅い値動きとなっている。
     
    外国為替市場では、1ドル=112円90銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
     
    個別では、任天堂、トヨタ、ホンダが売られ、三菱UFJ、三井住友が軟調で、SBIは大幅安。国際帝石が下落し、三菱商はさえない。武田が下押し、高島屋は急落している。ファーストリテが弱含みとなっている。
    半面、ソフトバンクGが高く、ソニーは切り返し、東エレク、SUMCOは上伸し、村田製もしっかり。東海カ、昭和電工が堅調。日産自は買い戻されている。
     
     
    ランチバスケットは23件、326.70億円、22億売り越し。
     
    日経平均は米株安を嫌気し、大幅続落してスタートしたが、前場は下げ渋る展開となった。前日とほぼ同じ動きを見せている。前日の日経平均の予想PER12倍の水準はおよそ2万1200円。この「12倍」はアベノミクス相場では下限水準に位置するとあって、押し目買いが入りやすい局面と考える。

     

    「願かけ」

    短い髪の毛をゲンを担いでわざわざ切りに行った人。
    15年続いた株式投資から撤退した人。
    株式セミナーに一人で来て「今日は一人なんです。
    友達がみなトルコとかバリ島とかに言っちゃって。
    今年も皆儲かってます」という猛者。
    カツ丼、厚揚げ、鳥の空揚げで願をかける人。
    人さまざな投資風景だ。
    市場関係者岡本さんは・・・。
    「今回は日本株、とくに個別は米国株に比べて強く感じます。
    何かこれまでなかった新しい変化が芽生えているのか!? そんな感覚も…。
    米ソ冷戦時、日本株は上がった。漁夫の利!?
    米中冷戦…日本は!?
    何か今までと違う流れが始まっている!?
    まだ、何とも言えませんが…。
    ともあれ、現実(チャート)を見て判断して行きます」。

    日経ヴェリタスは「株価浮揚には何が必要か」。
    専門家の中には11月末予定の米中首脳会議に期待する声が多い。
    16日にトランプ米大統領は、中国が対米貿易の改善策を出してきたことをあきらかにした。
    「取引で合意するかもしれない」と期待にじませつつも「大きな懸念が残り、まだ受け入れない」。
    ハイテク分野の派遣を目指す「中国製造2025」の見直しが焦点。
    「米中首脳会談で貿易戦争がいったん緩和し、投資家心理が改善すれば株価は再び上昇に向かう」とも。
    トランプ米政権の打ち出す大規模なインフラ投資。
    議会での与野党歩み寄りによる減税策の実現で米景気拡大の「延命」に期待する声もある。

    日経朝刊スクランブルの見出しは「貯蓄から投資促せるか」。
    1987年のNTT上昇以降、日本の個人は日本株を70兆円売り越してきた。
    貯蓄から投資は失敗の歴史というのは明快だ。
    興味深かったのはソフトバンクの通信小会社の上昇に対する観測。
    「5%の配当利回りの投資機会を個人に提供する意義は大きい」。
    低金利に対する資産防衛手段が「投資」だったのは間違いない。
    確かに「エクイティカルチャーが根付くかどうか」の試金石でもある。

    木曜夜のNYは感謝祭で全市場が休場。
    感謝祭前後(水曜日から金曜日)の米株アノマリーは株高。
    S&P500は過去35年で34回上昇。
    下落は1964年の1回だけだった。
    1987年以降の31年間の感謝祭前の水曜日と翌週の月曜日を比較すると上昇は22回。
    下落は8回。
    2011年のギリシャ危機の際には1.86%安で弱かった。
    感謝祭前の水曜日と年末の水準を比較した場合、2016年、17年と2年連続で年末に向けて堅調だった。

    <10月3日から11月20日までのダウ平均構成銘騰落率(%)>
    アップル         ▲23.7
    IBM           ▲23.5
    キャタピラー       ▲22.7
    ボーイング        ▲19.0
    ホーム・デポ       ▲17.0
    ゴールドマン・サックス  ▲16.0
    ナイキ          ▲13.8
    ダウ・デュポン      ▲12.5
    マイクロソフト      ▲11.7
    ビザ           ▲10.7
    エクソンモービル     ▲10.7
    ユナイテッド・テクノロジーズ     ▲10.7
    シスコシステムズ     ▲ 9.5
    シェブロン        ▲ 7.4
    スリー・エム(3M)     ▲ 7.1
    JPモルガン・チェース     ▲ 5.7
    ウォルト・ディズニー   ▲ 4.3
    ユナイテッドヘルス・グループ     ▲ 3.5
    ファイザー        ▲ 2.9
    インテル         ▲ 2.8
    アメリカン・エキスプレス ▲ 2.2
    トラベラーズ       ▲ 0.9
    ウォルマート         0.1
    メルク            4.8
    ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)    5.3
    コカ・コーラ         7.7
    ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス     8.1
    ベライゾン・コミュニケーションズ      9.5
    プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)  10.9
    マクドナルド        11.6
    ─────────────────
    ダウ平均           8.8
    (注)単位は%、▲は下落。
    <8月29日から11月20日までのナスダック構成時価総額上位銘柄の下落率(%)>
    1 エヌビディア       ▲46.5
    2 アライン・テクノロジー  ▲45.5
    3 京東集団(JDドットコム)▲39.0
    4 携程旅行網(シートリップ)▲35.9
    5 エレクトロニック・アーツ ▲35.4
    6 アクティビジョン・ブリザード    ▲34.2
    7 ウィン・リゾーツ     ▲32.1
    8 マイクロン・テクノロジー ▲30.3
    9 セルジーン        ▲29.1
    10 ウエスタンデジタル    ▲27.9
    11 ネットフリックス     ▲27.5
    12 スカイワークス・ソリューションズ     ▲25.4
    13 アマゾン・ドット・コム  ▲25.2
    14 シーゲート・テクノロジーズ▲24.7
    15 フェイスブック      ▲24.7
    16 アイデックス・ラボラトリーズ     ▲24.5
    17 テイクツー・インタラクティブ・ソフトウエア  ▲23.1
    18 ASMLホールディングス     ▲22.0
    19 百度(バイドゥ)     ▲21.4
    20 オートデスク       ▲21.0
    ─────────────────
    ナスダック総合      ▲14.8
    (注)単位は%


    (櫻井)

     


    日経ジャスダック平均株価は続落した。
    前引けは前日比7円78銭安い3510円00銭。東証1部の主力銘柄が下落したのを受け、運用リスクを回避する姿勢が新興株市場の投資家の間で強まった。個別に好材料が出た銘柄を物色する動きは限定的だった。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で334億円、売買高は5514万株。
    値上がり銘柄数は242、値下がり銘柄数は354となった。
     
    個別では、シード平和、ETSホールディングス、ソーバル、シベール、エプコなど70銘柄が年初来安値を更新。シャクリー・グローバル・グループ、エヌリンクス、ウルトラファブリックス・ホールディングス、ZOA、日本色材工業研究所が売られた。
     
    一方、ジャストプランニングが一時ストップ高と値を飛ばした。ムラキ、KYCOMホールディングス、クレオは年初来高値を更新。HAPiNS、ケア21、フジトミ、ワンダーコーポレーション、アスコットが買われた。

     

    21日午前の日経平均株価は前日比135円59銭安の2万1447円53銭、東証株価指数(TOPIX)は15.73ポイント安の1609.94と、ともに続落した。
     
    前日の米国株の大幅安を受け、幅広い業種に売りが広がった。日経平均の下げ幅は一時300円を超えた。
    前日のニューヨークの原油先物相場が一時およそ1年1カ月ぶりの安値圏に下落。世界の景気減速懸念が意識され、業種別では鉱業のほか、総合商社を含む卸売業など資源関連株に売りが出た。
    ただ、国内には新たな手掛かり材料はなく、売り一巡後は下げ幅を縮める銘柄が多かった。
     
    対ドルでの円弱含みとともに時間外取引で米株価指数先物が持ち直し、中国・上海総合指数が一時上げに転じたことも支えとなった。なかで、前日売られた半導体関連株などが上昇し、指数の切り返しにつながった。20日の米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が反発したことを受け、個人投資家の押し目買いや短期目線の海外投資家の買い戻しが入った。
     
    市場からは「ハイテク株が出直り、投資家心理が落ち着いてきたようだ。指数はマイナスだが、下げ幅が縮小し、下値固めに近いところまできた印象だ。
    ただ、買い上がる手掛かりがなく、上に向かうのは難しい。米中貿易問題で良い話が出たり、(米感謝祭翌日の)ブラックフライデー・セールの好調などがあれば、ムードも良くなるだろう」との声が聞かれた。
     
    東証1部の出来高は6億9529万株、売買代金は1兆1434億円。騰落銘柄数は値上がり499銘柄、値下がり1521銘柄、変わらず90銘柄。
     
    業種別株価指数は33業種すべて下落。鉱業、証券・商品先物取引業、石油・石炭製品、卸売業、海運業、非鉄金属の下落率が大きかった。
     
    個別では、子会社が一部部品の品質検査を実施しなかったと報じられた三菱電が下落。トヨタ自動車が軟調、武田薬品工業やリクルートも売られた。高島屋が急落、SBIホールディングスも大きく下げた。国際石開帝石、日本トムソン、戸田建設、オリンパスなども安い。
     
    半面、東京エレクトロンやディスコ、スクリンが高く、朝安の村田製作所もプラス圏に切り返した。ソフトバンクグループが底堅く、日産自動車も買いが優勢。メディカル・データ・ビジョンが急伸、LIFULLも大きく買われた。
     
     
    東証2部株価指数は前日比19.27ポイント安の7264.78ポイントと続落した。
    出来高5560万株。値上がり銘柄数は160、値下がり銘柄数は247となった。
     
     
    個別では、三井金属エンジニアリング、ブルボン、カワニシホールディングス、アイケイ、カネヨウなど57銘柄が年初来安値を更新。ジーエルサイエンス、サンセイ、浜井産業<、ロブテックス、阪神内燃機工業が売られた。
     
    一方、省電舎ホールディングス、ダイヤモンドエレクトリックホールディングスがストップ高。マルマエ、相模ゴム工業、アイル、三精テクノロジーズ、日本食品化工が買われた。

     


    東証マザーズ指数は前日比5.86ポイント高の956.25ポイントと反発。
    NYダウが大幅続落、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も3日続落したため、こうした流れを受けて売りが波及したが、売り一巡後は下げ幅を縮める銘柄が多かった。
     サンバイオやそーせいなどバイオ・医薬品銘柄が高かった。

    値上がり銘柄数は137、値下がり銘柄数は119となった。
     
    個別では、オークファン、チームスピリット、リンクバルが年初来高値を更新。Aiming、SOU、中村超硬、ダブルスタンダード、and factoryが買われた。
     
    一方、富士山マガジンサービス、G-FACTORY、コラボス、アイリッジ、エディアなど27銘柄が年初来安値を更新。テックポイント・インク、フロンティア・マネジメント、グローバルウェイ、VALUENEX、ユーザベースが売られた。


     


    【寄り付き概況】

     
    21日の日経平均株価は、前日比296円31銭安の2万1286円81銭と続落してスタートした。
     
    寄り付きは主力株をはじめ広範囲に売りが優勢となっている。前日の欧米株市場が全面安となり、米国株市場ではNYダウが550ドルあまりの下げをみせリスク回避ムードが一気に高まった。
    米アップル株が下げ止まらず、ハイテク株全般に影響を与えているほか、原油先物価格の急落も投資家のセンチメント悪化につながっている。
     
    ただ、日経平均は既に前週から急な調整を入れていることで、足もとは値ごろ感からの押し目買いも想定される場面。売り一巡後は下げ渋る可能性もある。
     
     
    寄り付き時点で業種別では33業種全面安で、値下がりで目立つのは鉱業、非鉄、卸売、鉄鋼、海運など。
     
    個別では、トヨタ、ホンダが軟調。ソニー、ファナック、キーエンスが値を下げ、村田製はさえない。JFE、住友鉱、三井物が反落し、JXTGは大幅安。みずほFG、三井住友が売られ、ソフトバンクG、NTTは小幅安。ファーストリテ、武田、任天堂、リクルートHDも下落している。
    半面、東電力HDが買われ、明治HD、東エレク、日産自は反発している。
     
    225先物は、SBI・ドイツ・パリバ・みずほ・アムロが買い越し。
    野村・大和・モルスタ・クレディ・バークレイズ・GS・ソジェンが売り越し。
    TOPIX先物はドイツ・アムロ・GS・クレディが買い越し。
    メリル・ソジェン・モルスタ・野村・日興・JPが売り越し。
     
    テクニカル的には、フィールズ(2767)、エムアップ(3661)、オプティム(3694)、タクマ(6013)が動兆。


     

     
    「処世訓」
     
    NY株式は続落。
    NYダウは2%超の下落となった。
    終値べースでは551ドル安、一時650ドル近く下落した場面もあった。
    終値ベースでNASDAQが約7カ月ぶりの安値、NYダウとS&P500は10月下旬以来の安値。
    NYダウとS&Pは年初来の騰落がマイナスとなった。
    ダウ輸送株指数は3%超の下落。
    ただSOX指数は0.15%とはいえ反発した。
    下落の背景は原油価格がバレル53ドル台と下落したこと。
    加えて小売銘柄の軟調な決算との解釈。
    アップルは4.8%安と続落。
    終値ベースの最高値を付けた10月3日以降20%超下落し時価総額は約2500億ドル分が消えた。
    10年国債利回りが一時3.036%に低下し9月28日以来7週間ぶりの低水準。
    「世界的な株安でリスク選好が後退、国債に質への逃避買い」との見方だ。
    ドルは「株価が急落し安全資産買い」で上昇。
    ドル円は112円台後半。
    ビッドコインが下落し年初来安値水準を更新したことは相場の悪材料かも知れない。
     
     
    NYダウが一時500ドル安で戻った火曜の寄り付きは239円安。
    終値は238円だったから銭単位とはいえ日足陽線だったのが救いだった。
    ゴーン会長が逮捕された日産自の株価を映そうと、各局のテレビ・クルーが大挙押しかけた東証アローズ。
    TVクルーには肩すかしだったのかも知れない。
    「意外に下げないなという印象。
    安値21526円だから、先週火曜日の急落以降のもみあい圏の範囲内(TOPIXも同じ)。
    しっかり下値をキープした」という声も聞こえる。
    気にかかるのはNYのFANG銘柄の値崩れ。
    アップルが先週の安値を切って下落率20%台。
    エヌビディアも大幅続落で2日間で28.5%安。
    10月初めの高値から50%の下落率。
    わずか1か月半で半値だ。
    NASDAQも10月安値を切って半年ぶりの水準。
    鬼はNYにいる。
    値上がり734銘柄、値下がり1294銘柄。
    新高値18銘柄、新安値207銘柄。
    騰落レシオは90.88だ。
    25日線(21973円)からは1.8%、200日線(22311円)からは3.3%のマイナスかい離。
    5日移動平均(21746円)すら遠くなってきた。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲7.612%。買い方▲14.957%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△8.97%。買い方▲22.65%。
    空売り比率は46.7%で36日連続40%超。
    11月16日時点の信用買い残は368億円増の3兆274億円。
    売り残は118億円減の7430億円。
    日経平均採用銘柄のPERは12,21倍。EPSは1767円。
    21204円でPER11倍割れとなる。
    逆にPER13倍で22971円だ。
    シカゴ225先物終値は大証日中比320円安の21220円。
    高値21550円、安値21175円。
    2016年11月以来下回らずにサポートなってきた24ヶ月移動平均の21213円が砦となってきた。
    「割れればトランプ相場の終了」という見方も出てきた。
    11月2日以来割れこんでいないボリンジャーのマイナス1σが21526円。
    10月29日から割れこんでいないマイナス2σが21080円。
    今年の水曜は19勝25敗だ。
    過去の統計からは今日も明日も「株高の日」なのだが・・・。
    残念ながら「11月3連休明けは高い」と「11月最終週は高い」のアノマリーまでお預けか」。
    気学では「押し目買いの日。後場へかけて急伸することあり」。
    木曜は「逆行日。大いに高ければ売り。安ければ買い良し」。
     
     
    19日に開催された「規制改革推進会議」。
    第4時答申が出された。
    小泉・竹中路線の延長線上のイメージがあるが、中身は深まってきた印象となった。
    報道ベースでは「携帯電話の端末と通信料の分離」はメインに映る。
    しかしその他の部分をフォーカスすることも必要だろう。
     
    (1)総合取引所の推進
    (2)遠隔教育
    (3)電子政府
    (4)空き教室の児童クラブへの転用
    (5)農業へのドローン活用=5Gなどの携帯電話用の電波帯の活用
     
    特にドローンでの5G等活用は喫緊の課題。
    テーマになり得る可能性がある。
    キーワードはあくまでも「第四次産業革命のイノベーション・革新的ビジネスを促す規制・制度の改革」だ。
     
    日産ゴーン会長逮捕の報道で日産自の株価は揺れた。
    ハイエナのようなカメラクルーもアローズに来た。
    TV画面でニュースを見てみれば、結局「安値」の画像。
    そんなシナリオが欲しかったのだろう。
    しかしそんな皮相的なことはなく「金融商品取引法」の援用というのは知恵だったという印象。
    報道を見る限りでは「横領」とか「特別背任」というのが本来の罪状だろう。
    しかし証明は難しい。
    だったら明確である虚偽記載を採用するというのは悪くないセンスだ。
    因みに過去の金商法事件にはテーマがあったような気がする。
    (1)2004年のカネボウの粉飾決算
    債務超過や資産超過という虚偽の公表=有罪
    カネボウは倒産し上場廃止
    これは連結決算の浸透と従来型大企業のありかたへのアンチテーゼだった。
    (2)2006年のライブドア事件
    売上高の不正計上=有罪
    ITバブルの渦中にあった若手経営者に対するアンチテーゼだった
    スタートアップ企業のコンプラに対する警鐘
    (3)2012年のオリンパス事件
    1000億円超の飛ばし=有罪
    過去の陋習との決別、内視鏡で必要不可欠な企業の健全化
    (4)東芝事件
    会計不祥事だったが個人への責任追及は見送り
     
    こうして見ると企業への追求でありながら世相の反映をしているようにも思える。
    今回も一部ではゴーン会長逮捕は来年の消費増税を前に、所得の申告の明確性に対する警鐘という見方もあるが・・・。
    しかし、「今だけ、カネだけ、自分だけ」の欧米型拝金主義への警鐘であるとも読める。
    日本的経営が大事にしてきた「曖昧模糊」は敬遠され、具体的なマネーだけが尊ばれる社会になって約20年。
    フリー・フェア・グローバルの金融ビッグバンから20年。
    あらためて「日本的なる経営」はジャパンアズナンバーワンのように脚光を浴びるきっかけなのかも知れない。
    欧米型拝金主義の終焉の始まりと考えたいところだ。
    「三方一両損」みたいな謙譲の美徳の復活もアリかも知れない。
    それにしても日本の企業社会もゴーン氏に舐められたものだ。
    「物言わぬ」あるいは「物言えぬ」からこうなるというのは自明の理。
    結構立派な経営者や番頭さんでも、この道はたどる可能性はあるだろう。
    結局、最後は「カネ・女・酒」。
    これで潰れるのはサラリーマンだけではない。
    悲しい人間のサガでもある。
    特に外人部隊に襲来されたプロパー社員の怨嗟は計り知れないもの。
    長年低迷していた業績を急回復された日には逆に目も当てられない。
    その人間心理が力を錯覚した経営者を追い込む手段も「カネと女と酒」というのも歴史だ。
    人が集まって活動するところ、つまり組織にはこういう負の面がある。
    そしてそれはどこにでも繁茂し、再生する。
    残念ながらこの心理だけは変えることは難しいだろう。
    トップは使えそうな部下に悪を強要し、見返りに出世させ、悪を共有することを担保に自分の地位を拡大する。
    それはが、他にはやっかみ・嫉妬となり、組織の膿が溢れだす構図。
    この怨念に満ちているのが内部から見た企業社会であり、組織でもある。
    この繰り返しが歴史となってきたということだろう。
    もっとも、3歳の子供でも「やってはいけない」ことは知っている。
    それを不惑を過ぎてやってしまうのが人間の脆さでもある。
    地位に錯覚しないというトップ像こそ必要不可欠という教訓だ。
    「カネと女と酒」に近づかないというのが実はトップの処世訓なのかも知れない。
     
     
    NYダウは551ドル安の24465ドルと続落。
    NASDAQは119ポイント安の6908ポイントと3日続落。
    S&P500は48ポイント安の2641ポイントと続落。
    ダウ輸送株指数は321ポイント安の10212ポイント。
    SOX指数は0.157%とはいえ反発。
    3市場の売買高は81.8億株。
    CME円建ては大証比320円安の21220円。
    ドル建ては大証比305ポイント安の21235ポイント。
    225先物大証夜間取引は日中比270円安の21280円。
    ドル円は112.75円。
    10年国債利回りは3.061%。
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    SOU(9270)・・・動兆
     
    SOUに注目する。
    同社はブランド品リユース2位。
    「なんぼや」など店舗展開で買い取りに特化。
    販売は自社オークションで行っている。
    業績は好調。
    百貨店や商業施設への出店拡大。
    古美術で自社オークションに期待感。
     


    (兜町カタリスト櫻井)

     

    [概況]

    米国債利回りの低下やユーロ安に連れてドルはNY市場序盤に当日安値112.295円まで下落したが、発表された10月住宅着工件数と同建設許可件数の共に予想を上回る結果にドルは買われ値を戻した。
     
    NY株式市場は大幅続落で始まり、ユーロは当日安値128円丁度まで下落したが、ドルは買われた為にドル高に連れてユーロも其の後は買い戻された。
     
    ドルはNY市場終盤に当日高値112.850円まで上昇したが、其の後は株価の下げもあってドルも上値を抑えられ、最後は前日比+19銭高の112.730円と小幅高で引け、対ドルで売られた他の通貨は対円でも値下がりした。
     
    NY株式市場は大幅続落しても良好な経済指標を見る通り米経済は好調を維持しており、ドルの他通貨に対する相対的な強さを考えれば、今後も底堅い動きを維持するのではないかと見ている。



    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    21日の東京株式市場は、引き続き軟調な展開を強いられそうだ。
    日経平均株価の予想レンジは、2万1200円−2万1500円。
     
    米国ではNYダウ平均が551ドル安と連日の大幅安。世界景気の減速懸念から幅広い銘柄が下落しており、S&P500とともに昨年末の水準を下回った。
    シカゴ日経平均先物からは節目の2万1500円を大きく下回るスタートが想定され、一段のセンチメントの悪化も警戒される。
    手掛かり材料難のなか、落ち着きどころを模索する動きとなりそう。
    値動きの軽い中小型株へ物色の矛先が向かいそうだ。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の後半(20日終値は112円51−52銭)と円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の前半(同128円91−95銭)と円高に傾いている。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所終値比320円安の2万1220円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■ミネベアミツミ<6479>
    発行済み株式数(自社株を除く)の1.49%にあたる630万株(金額で116億5500万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月21日から12月20日まで。
     
    ■マルカキカイ<7594>
    今期経常を17%上方修正・3期ぶり最高益、配当も2円増額。
     
    ■ヤマシナ<5955> 
    発行済み株式数(自社株を除く)の0.50%にあたる70万株(金額で5000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月21日から12月28日まで。
     
    ■ケア21<2373>
    株主優待制度を新設。毎年10月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、一律でクオカード1000円分を贈呈する。
     
    ■ディー・ディー・エス<3782>
    多要素認証基盤「EVE MA」の生体認証でレノボのノートパソコンに対応。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
    21(水)
    9月全産業活動指数(13:30)
    10月訪日外客数(16:00)
     
    【海外】
    米10月耐久財受注(22:30)
    米10月景気先行指数(11/22 0:00)
    米10月中古住宅販売(11/22 0:00)
    《米決算発表》
    ディア・アンド・カンパニー


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [株価材料]
     
    ■牧野フ<6135>
    上海で新工場新設へ
     
    ■ティアック<6803>
    ノイズ抑えた記録装置発売へ
     
    ■堀場製<6856>
    小型の微生物検査装置開発


     

    20日のNYダウ工業株30種平均は大きく続落し、前日比551ドル80セント安の2万4465ドル64セントと10月29日以来ほぼ3週ぶりの安値で終えた。年初来の騰落率で再びマイナスに転じた。
     
    欧州株安の流れを引き継ぎ、この日のダウ平均は売りが先行。寄り付きから節目の2万5000ドルを割り込み、さらなる売りを誘った。
     
    前日に新型スマートフォンの需要低迷が報じられたアップルが5%下落した。ゴールドマン・サックスによる投資判断の引き下げを受けてこの日も売り込まれたほか、業績の先行き懸念が広がっていた他のハイテク大手にも売りが波及した。
     
    また、朝方発表された四半期決算で既存店売上高が市場予想ほど伸びなかったディスカウントストアのターゲットが急落。見通しが市場予想に届かなかった同業のTJXなど小売株が軒並み売られ、米景気の不透明感を誘った。
     
    原油先物相場の下落を嫌気し、エクソンモービルなど石油株が大きく下落。利ざや縮小の思惑からゴールドマン・サックスなど金融株も下げた。ダウ平均は構成する全30銘柄が下げた。米中貿易摩擦の緩和期待が後退したことも売り圧力となり、ダウ平均は終盤に一時、下げ幅を648ドルまで拡大した。
     
    投資家心理を測る指標とされる米株の変動性指数(VIX)は前日比12%上昇。不安心理が高まった状態とされる20を上回った。
     
    セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や運輸、エネルギーを中心に全面安となった。
     
    ナスダック総合株価指数は同119.654ポイント安の6908.823と節目の7000を下回り、4月1日以来ほぼ7カ月半ぶりの安値で終えた。
     
    個別では、携帯端末のアップル(AAPL)はゴールドマン・サックスが、iPhone XRの価格設定を誤ったとの見方から今月2回目となる目標株価の引き下げを行い続落した。ディスカウントストアのターゲットは冴えない8-10月決算を発表して大幅下落。ホームセンターのロウズ(LOW)は決算で既存店売上高が予想を下回ったことが嫌気され売られた。また、百貨店のコールズ(KSS)は通年の業績見通しが予想を下振れ軟調推移となった。
    一方で食品のキャンベルスープ(CPB)は好決算を発表して上昇。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    24,465.64−551.80
    S&P500種
    2,641.89−48.84
    ナスダック
    6,908.823−119.654
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,225.30+2.30   
    NY原油(ドル/バレル)
    53.39−3.81
    円・ドル
    112.73 - 112.74+0.22


     

    【シカゴ日本株先物概況】


    シカゴ日経平均先物は3営業日続落した。12月物は前日比370円安の2万1220円で引け、約3週間ぶりの安値をつけた。
    20日の大取終値を320円下回った。世界景気の先行き警戒感が広がり、米株とともに売られた。20日の米株式市場ではアップルなどハイテク株が下げ止まらず、小売り大手やエネルギー関連株も下げた。
    この日の12月物安値は2万1175円、高値は2万1685円。
     
    シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
    21220 ( -320 )
    シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
    21235 ( -305 )
    ( )は大阪取引所終値比
     
     


    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 6947.92(−52.97)
    FTSE100種総合株価指数は3日続落した。前日19日の終値に比べ52.97ポイント安の6947.92で引けた。終値が7000を下回るのは10月下旬以来。
    アジアや欧州、米国などの株安を受け、投資家のリスク回避姿勢が強まった。英国の欧州連合(EU)からの離脱に対する懸念も市場心理を圧迫している。
    金融株と資源株を中心に構成銘柄の約7割が下落した。
     
    銀行株をはじめ保険株や資産運用株が全面安となった。イタリア株式市場で銀行株が売られた流れが波及した。原油相場の急落を受けて石油株は全面安となった。金属相場も下落したことで鉱業株も軒並み下げた。
     
    個別銘柄では、ロシアの鉄鋼大手エブラズは6%安となり、下げを主導した。アナリストが目標株価を引き下げたギャンブル事業のGVCホールディングスの下げも目立った。
    原油安を背景に石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルが1.7%安、同BPが0.7%安と弱含んだ。
     
    半面、食品サービスのコンパス・グループが5.4%高と大幅に上昇した。好決算を発表し、アナリストが目標株価を引き上げたことで買われた。
    欧州委員会が武田薬品工業による買収を承認したことで、製薬大手シャイアーも0.7%高と買われた。
    景気動向に左右されにくいとされるディフェンシブ銘柄の医薬品株と公益株が上げた。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 11066.41(−178.13)
    ドイツ株式指数(DAX)は大幅に5日続落した。終値は前日19日と比べて178.13ポイント安の11066.41と、2016年12月上旬以来の安値水準となった。イタリアの財政不安などを背景に欧州株全体に売りが広がるなか、午後に入り米株が大幅安となり下落幅を広げた。
     
    ドイツ株は素材メーカーのコベストロが急落した。同社は通年の利益見通しを引き下げたことが売り材料視され、15%超安で引けた。ドイツ銀行も下げ、日中に一時過去最安値を付けた。一方で日用品のバイヤースドルフなどが数銘柄が上げた。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 4924.89(−60.56)
    フランスの株価指数CAC40は、年初来安値(終値ベース)で引けた。仏ルノー株は下げ幅をやや縮め1%強安だった。

     



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