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【市況一覧】
日経平均株価
37,552.16 +113.55 04/23
TOPIX
2,666.23 +3.77 04/23
マザーズ
650.64 -0.61 04/23
NYダウ平均
38,239.98 +253.58 04/23
ナスダック総合
15,451.31 +169.30 04/23


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    今週はやや軟調。
    米国でアップルが軟調となったことを受け、東京株式市場でもハイテク株が乱高下。
    カルロス・ゴーン氏の逮捕といった大きなニュースも流れる中、日経平均は下を試す場面もあったが、2万1500円より下では買いも入って持ち直した。
    週末に三連休を控え、リスク回避の売りと押し目買いのせめぎ合いのような地合いが続いたが、週を通しては小幅な動きにとどまった。
     
    日経平均は週間では約33円の下落となり、週足では2週連続で陰線を形成した。
     
     
    本日は2万1500円レベルでの底堅さが意識されるなど、やや安心感にはつながった格好である。物色はディフェンシブ系中心とリスク回避的な商いにとどまっているほか、海外勢のフローが限られる中で売りが少なかったとの見方もされる。
    そのため、米年末商戦の出足や月末に控えている米中首脳会談といった重要イベントを見極めたいところであろう。
     
     
    来週は堅調展開か。
    週末のG20での米中首脳会談が注目され、これへの期待と不安が入り交じるような地合いが想定される。ただ、足元の米国株はハイテク株の下落で楽観ムードは高まっていない分、下値は限定的で、好材料があれば強い反応を示す可能性が高い。
    米国では感謝祭休場明けで年末商戦に絡むニュースも多く出てくるであろう。
     
    ブラックフライデー、サイバーマンデーにおいてある程度の好調が伝わるようだと安心材料となろう。足元で米小売企業の冴えない決算が相次いでおり、市場はそれ程期待感を高めていないと考えられ、好調な出足となれば一定の評価をすることが考えられる。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(22日現在)
     
    22667.42  ボリンジャー:+2σ(25日)
    22636.36  13週移動平均線
    22585.44  75日移動平均線
    22550.12  26週移動平均線
    22293.32  200日移動平均線
    22273.71  ボリンジャー:+1σ(25日)
    22145.81  均衡表雲上限(週足)
    21922.53  均衡表基準線(日足)
    21902.09  ボリンジャー:-1σ(26週)
    21880.00  25日移動平均線
    21783.70  均衡表転換線(日足)
    21771.26  ボリンジャー:-1σ(13週)
    21684.43  均衡表雲下限(週足)
    21673.72  6日移動平均線
     
    21646.55  ★日経平均株価22日終値
     
    21486.29  ボリンジャー:-1σ(25日)
    21254.05  ボリンジャー:-2σ(26週)
    21149.80   新値三本足陰転値
    21092.58  ボリンジャー:-2σ(25日)
    20906.17  ボリンジャー:-2σ(13週)
    20698.87  ボリンジャー:-3σ(25日)
    20606.01  ボリンジャー:-3σ(26週)
    20041.07  ボリンジャー:-3σ(13週)
     
     
    ローソク足はやや長い下ひげを出して陽線を引いたものの、終値べースでは5日線を下回り、上値の重さが再確認された。
    25日や75日、26週、52週など主な移動平均線は下向きのままで、短期でも中長期でも強い下落トレンドが続く。

    ボリンジャーバンドでは、-1σを下回ることなく推移したが、中心線にタッチする場面もなく、弱地合いの好転には至らなかった。
     
     
     
    ■東証主体別売買動向
    11月第2週、外国人は現先合計1901億円と2週ぶり売り越し
     
    東京証券取引所が22日発表した11月第2週(11月12〜16日)の投資部門別売買動向(東京・名古屋2市場、1、2部など)は、現物の海外投資家が1369億6289万円と3週ぶりの売り越しとなった。前週は2440億7255万円の買い越しだった。
     
    なお、先物ベース(日経225とTOPIXの先物・mini合計)で外国人は531億円の売り越し。現物・先物の合計では1901億円と2週ぶりの売り越し(前週は3838億円の買い越し)だった。
     
    現物では、個人投資家は1074億998万円と3週ぶりの買い越し。事業法人は2484億4283万円と6週連続の買い越し。信託銀は670億6870万円と2週連続の売り越しだった。
     
     

    [概況]

    22日、東京外国為替市場の米ドル円は日米の連休を控え、113円前後で小動きとなった。本日、米国は感謝祭により祝日となるため、積極的な売買が手控えられている模様だ。この後は、米国の祝日により、取引参加者は限定的となることが予想される。

    また、特段目ぼしい経済指標なども予定されていないことから、引き続き同価格帯で小動きが続きそうか。現在、米ドル円は112.995円付近で推移。

    テクニカル的には米ドル円は下値付近に一目均衡表の雲上限(112.824円)や55日移動平均線(112.785円)などが控えており、下値サポートとなる可能性が考えられそうだ。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    【大引け概況】
    22日の日経平均株価は反発し、前日比139円01銭高の2万1646円55銭で終えた。
    本日のマーケット動画

    時間:00:01:25 容量:12.01M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    朝方は買いが先行した。買い一巡後は、戻り待ちの売りに上値が抑えられ、前場には下げに転じる場面もみられた。

    中国株の戻りの鈍さが意識されると、安川電など中国関連株に売りが集まった。
    米中通商摩擦が長引き、世界経済が減速することへの懸念から、鉄鋼、機械など景気に業績が左右されやすい業種は買いが手控えられた。

    一方で、小売りや建設といった内需株や景気動向に業績が左右されにくい医薬品株が買われた。

    後場に入り「日銀によるETF(上場投資信託)買い観測が流れ、ポジション調整の買いを誘ったようだ」との声が聞かれ、上げ幅を取り戻す動きが強まった。

    ただ、国内三連休や米感謝祭を控えた売り方の買い戻しなどもあり、大引けにかけて上げ幅を拡大したが、全般的に様子見ムードが強かった。

    市場では「月末の米中首脳会談を控え、積極的に動きにくい」との声が多かった。海外勢の動きは乏しく、「個人投資家の売買が中心の、方向感に欠ける展開」となった。

    JPX日経インデックス400も3日ぶりに反発した。終値は前日比120.72ポイント高の1万4420.76だった。
    東証株価指数(TOPIX)も3日ぶり反発。13.07ポイント高の1628.96で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆810億円。売買高は12億162万株だった。売買断金は9月10日以来およそ2カ月半ぶりの低水準だった。
    東証1部の値上がり銘柄数は1451、値下がりは580、変わらずは81だった。
     

    業種別株価指数(33業種)は、水産・農林業、陸運業、食料品など27業種が上昇、鉱業、海運業、鉄鋼など6業種が下落した。

    個別では、任天堂、トヨタ自動車が買われ、訪日外国人客数の復調を受け資生堂が上伸。GMOペイメントが買いを集め、トリドールHDが大幅高となった。カカクコム、NTT、アンリツも物色人気となった。

    半面、ファーストリテイリング、ソフトバンクが軟調。三菱UFJは北朝鮮の資金洗浄で捜査と報じられ軟調、アイロムが急落、ダブル・スコープ、ブイテクが下落した。

    東証2部株価指数は前日比112.00ポイント安の7124.72ポイントと3日続落した。
    出来高7374万株。値上がり銘柄数は260、値下がり銘柄数は177となった。 

    個別では、カワニシホールディングス、三井金属エンジニアリング、バイク王&カンパニー、サイバーステップ、神島化学工業など25銘柄が年初来安値を更新した。 
    グローバルダイニング、杉村倉庫、東芝、ラピーヌが売られた。

    半面、サンユウ、省電舎ホールディングスがストップ高。東邦化学工業は一時ストップ高と値を飛ばした。FUJIKOH、ジョリーパスタは年初来高値を更新した。 
    マルマエ、ベネフィット・ワン、フライトホールディングス、アイケイ、相模ゴム工業が買われた。

     

    日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比17円51銭高い3526円92銭だった。

    前日の米ハイテク株の上昇を映して買い先行で始まった。ただ、来週の20カ国(G20)首脳会議時に行われる予定の米中首脳会談を控え、米中貿易摩擦問題の動向を警戒し、内需・ディフェンシブ関連を中心に買われた。
    また、中国・上海株式相場が軟調となり中国経済への警戒感が意識されるなか、時価総額が大きい内需株を中心にも買いが入った。午後に入り、日銀による上場投資信託(ETF)買い観測を受けて日経平均が堅調に推移したことも投資家心理の改善に寄与した。

    一方、日米ともに連休を控えており、持ち高調整の売りも散見されており、上値の重い展開となっていた。

    ジャスダック市場の売買代金は概算で475億円、売買高は7919万株だった。
    値上がり銘柄数は411、値下がり銘柄数は210となった。 
     
    個別では、子会社が中国のアリババグループ企業と業務提携したフォーサイド、米国企業との提携を発表した日本ラッドやKYCOMホールディングスがストップ高。イメージ ワン、久世、ムラキなど4銘柄は年初来高値を更新した。 
    メイコー、アテクト、ソフトフロントホールディングス、共同ピーアール、やまねメディカルが買われた。 

    半面、協和日成、ゲンダイエージェンシー、ベクター、フェスタリアホールディングス、スーパーバリューなど17銘柄が年初来安値を更新した。 
    テリロジーやハーモニック、国際チャート、HAPiNS、ぱど、マリオンが売られた。 


     

    東証マザーズ指数は前日比12.30ポイント高の959.27ポイントと3日ぶり反発した。

    マザーズ市場にも朝方から買いが先行した。その後は前場中ごろに中国株の戻りの鈍さが意識されると一時マイナスに転じる場面もあったが、日経平均の下値の堅さが意識されるなか、国内三連休や米感謝祭を控えた売り方の買い戻しなどもあり、大引けにかけて朝方に付けたこの日の高値水準に迫る格好となった。
    売買代金は概算で644.64億円。騰落数は、値上がり166銘柄、値下がり90銘柄、変わらず11銘柄となった。
     
    個別では、グローバル・リンク・マネジメント、ジェネレーションパス、アクトコールがストップ高。SKIYAKIは一時ストップ高と値を飛ばした。 
    チームスピリット、オークファン、リンクバルは年初来高値を更新した。
    値上がり率上位では、Bluetooth Low Energyモジュールの累計出荷台数が50万台を突破したことを発表したアプリックスが16%高となったほか、サンバイオやバンク・オブ・イノベーション、UUUM、プロレド・パートナーズ、SOUが買われた。 

    半面、フルッタフルッタ、富士山マガジンサービス、フェイスネットワーク、グローバルウェイ、シャノンなど11銘柄が年初来安値を更新した。 
    ALBERTやイーソル、シェアリングテクノロジー、うるる、一家ダイニングプロジェクトが売られた。 

     

    【後場寄り付き概況】


     
    22日後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比31円38銭高の2万1538円92銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、2.02ポイント高の1617.91で始まった。
     
    日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに前日終値付近での小動き。値頃感から買いが入る一方、中国株安を嫌気した売りも出て、相場全体の方向感が定まらない。
     
    外国為替市場では、1ドル=113円近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
     
    個別では、任天堂がにぎわい、トヨタは締まり、日産自は小幅高。資生堂の買いが厚く、コーセーもしっかり。ZOZOが上げ、ドンキホテHDも上伸している。
     
    半面、三菱UFJの売りが膨らみ、三井住友は軟調。ソフトバンクGが下げ、ファーストリテは大幅安。東海カ、昭和電工、村田製も下落している。
     
    日経平均は、前日に引き続き予想PER12倍水準(前日のデータで算出すると約2万1300円処)での下値の堅さが意識されている。
    国内三連休や米感謝祭を控えた薄商いのなか、明確な方向感は確認されていない。
     
    しかし、米国におけるクリスマス商戦の前哨戦とも言われるブラックフライデーを23日、サイバーマンデーを26日に控えて、一般的に11月下旬から上旬にかけて相場は上昇確率が高くなるとのアノマリー面からも、好材料が出た銘柄の株価感応度は高くなっている。
    個別物色が活発化する展開には注目しておきたいところである。
     
    ランチバスケットは11件、118.22億円、10億買い越し。
     

    ブラックフライデー、サイバーマンデー、そしてブエノスアイレスでのG20で米中首脳会談。
    ここで抱擁でもできれば、師走に向かって掉尾の一振。
    同時にあるのは2025年大阪万博が土曜日の朝に決まるかどうか。
    日経朝刊では「市場点描」で「大阪万博関連」。
    大阪夢洲に土地を持っているヨコレイ(2874)。
    鉄道延伸や開発工事で京阪(9045)。
    などが登場していた。

    ロシアやアゼルバイジャンに負ける気はしないのだがもし決まれば東京五輪ー大阪万博。
    イベントだけは高度成長期のデジャブになる。

    関連銘柄は・・・。
    杉村倉庫(9307):大阪本社
    オープンドア(3926):旅行サイト運営
    三精テクノロジー(6357):万博設備関連
    南海(9044)、阪急(9042):電鉄
    山久(9065):夢洲に物流用地所有
    桜島埠頭(9353):倉庫
    上組(9364):夢洲に物流用地所有
    ロイヤルホテル(9713):大阪にホテル
    鉄建(1815):鉄道延伸
    乃村工芸(9716):ディスプレイ

    ゴールドマンの「2019年日本株見通し」。
    キーワードは「富士山」。
    EPSの予想は2019年度5%、2020年度7%の成長見通し。
    3ヶ月後のTOPIXは1700、6ヶ月後は1800、12ヶ月後は1725。
    3ヶ月後の日経平均は22600円、6ヶ月後は24000円、12ヶ月後は23000円。
    富士山の頂上は7月の参院選。
    上期は景気対策での相場回復期待。
    下期は消費増税、世界的需要軟化で相場軟調。
    戦略としては、上期は成長性の高いバリュー株と設備投資関連。
    下期は株主還元、高配当株。中小型のディフェンシブセクター。
    だそうである。

    毀誉褒貶の日産ゴーン会長。
    時価総額から見ると確かに貢献している。
    ゴーン氏が会長になった99年5月の日産の時価総額は1.2兆円。
    それが3.5倍の4兆円レベルまで増加した。
    一方トヨタが59%増、ホンダは9%増に過ぎない。
    それだけ当時の日産がボロボロだったということも言えなくはないが・・・。


    スケジュールを見てみると・・・

    22日(木):NY市場は感謝祭で休場
    23日(金):勤労感謝の日で休場、米ブラックフライデー、25年万博の開催国決定
    週末:台湾統一地方選挙
    26日(月):独IFO景況感、シカゴ連銀全米活動指数、米サイバーマンデー
    27日(火):企業向けサービス価格指数、米CB消費者信頼感、S&P住宅価格指数
    28日(水):米GDP改定値、新築住宅販売
    29日(木):商業動態統計、米個人所得、中古住宅販売仮契約、FOMC議事録
    30日(金):鉱工業生産、有効求人倍率、消費者態度指数、G20首脳会議(アルゼンチン)
           米ロ首脳会談、日米・日露首脳階段、米シカゴ購買部協会景気指数、
           中国製造業PMI、フィリピン休場

    【11月】
    21日(水)変化日、株高の日
    22日(木)米サンクスギビングイデーで休場、株高の日
    23日(金)勤労感謝の日で休場、米ブラックフライデーで半日立会い、
    25日(日)海王星順行開始
    26日(月)「11月3連休明けは株高」の特異日、米サイバーマンデー、
    27日(火)変化日
    28日(水〉株高の日
    30日(金)G20首脳会議(~1日、ブエノスアイレス)

    (櫻井)。

    21日午前の日経平均株価は小幅に続落し、午前の終値は前日比3円54銭安の2万1504円00銭だった。

    21日の米ハイテク株高を好感した買いが先行し日経平均は一時150円あまり上昇したが、世界的な景気減速への懸念がくすぶり、中国株安を警戒した売りが次第に優勢となった。
    3連休を控えており持ち高調整の売りも出た。

    陸運や不動産など内需株が買いを集め、10月の訪日観光客が2カ月ぶりに増加に転じたことが好感され、化粧品株が堅調だった。

    一方では、北朝鮮の資金洗浄をめぐり米検察当局の捜査を受けたと報じられた三菱UFJは売られた。
    また、資源関連や鉄鋼、銀行株などに売りが優勢だった。全般は様子見気分が強く、前場の売買代金は1兆円を下回っている。

    市場参加者の動きが鈍く薄商いとなり、「値がさ株の動きに伴って日経平均も簡単に上下する状態」。市場では「米中首脳会談の結果を見極めたい投資家が多い」との声も聞かれ、積極的な売買は手控えられた。

    JPX日経インデックス400は小反発、東証株価指数(TOPIX)は小幅続落した。

    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で9889億円、売買高は6億887万株だった。
    値下がり銘柄数は1250、値上がりは763、変わらずは97だった。

    業種別株価指数(全33業種)は鉱業、銀行業、金属製品など19業種が下落、電気機器、その他製品、情報・通信業など14業種が上昇した。
    個別では、ファーストリテーリング、エムアップ、ソフトバンクが下落、東海カや昭電工も軟調だった。アイロムが大幅安、ダブル・スコープも大きく売られた。


    半面、10月の訪日外国人客が増えたことが好感され、資生堂が上昇。東京エレクトロン、GMOペイメントも買い優勢となった。サッポロHDが急伸、トリドール、コシダカHDが上昇した。


    東証2部株価指数は前日比108.95ポイント安の7127.77ポイントと3日続落した。
    出来高4574万株。値上がり銘柄数は210、値下がり銘柄数は190となった。 

    個別では、カワニシホールディングス、バイク王&カンパニー、三井金属エンジニアリング、サイバーステップ、神島化学工業など21銘柄が年初来安値を更新した。 
    ミズホメディー、東芝、SECカーボン、富士ソフトサービスビューロ、杉村倉庫が売られた。 

    一方、サンユウがストップ高。ベネフィット・ワン、東邦化学工業、ネポン、マルマエ、相模ゴム工業が買われた。 

     

    日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前日比8円27銭高い3517円68銭だった。

    21日の米株式市場でハイテク株が上昇したことを背景に、投資家心理が改善した。
    米中貿易摩擦への懸念が拭えないなか、海外情勢に影響を受けづらい内需関連株を中心に買いが優勢となった。好材料が出た銘柄の株価感応度は高くなっている。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で273億円、売買高は4645万株。
    値上がり銘柄数は324、値下がり銘柄数は252となった。 
     
    個別では、システム開発好調でKYCOMホールディングスがストップ高。イメージ ワン、久世、ムラキなど4銘柄は年初来高値を更新した。 
    マクドナルド、フォーサイド、CBグループマネジメント、ジーダット、やまねメディカルが買われた。 

    半面、ゲンダイエージェンシー、協和日成、ベクター、フェスタリアホールディングス、スーパーバリューなど15銘柄が年初来安値を更新した。 
    テリロジーやメイコー、フジトミ、HAPiNS、APAMAN、ケア21が売られた。 

     

    東証マザーズ指数は前日比1.64ポイント高の948.61ポイントと反発した。
    朝方は主力株の堅調に伴い買いが続いたが、10時過ぎに主力株が上げ幅縮小すると共にマザーズ市場でも上げ幅が縮小した。
    国内では三連休を控えているほか、米国も22日は感謝祭で休場とあって、持ち高調整の売りが出ており、上値の重い展開だった。

    値上がり銘柄数は119、値下がり銘柄数は127となった。 

    個別では、スポーツサイト運営会社を子会社化するSKIYAKIが一時ストップ高と値を飛ばした。チームスピリット、リンクバルは年初来高値を更新した。 
    サンバイオやアプリックス、RPA、ジェネレーションパス、SOU、ZUU、アクリートが買われた。 

    半面、フルッタフルッタ、富士山マガジンサービス、フェイスネットワーク、グローバルウェイ、シャノンなど10銘柄が年初来安値を更新した。 
    うるる、シェアリングテクノロジー、中村超硬、イーエムネットジャパンが売られた。

     


    【寄り付き概況】

    22日午前の東京株式市場の日経平均株価は、前営業日比74円93銭高の2万1582円47銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、4.28ポイント高の1620.17で始まった。
     
    前日のNYダウ平均が引けにかけ値を消し小幅続落して着地、目先方向感が定まりにくいなか、東京株式市場は3連休前ということもあり積極的な売り買いは見送られやすいタイミングにある。
     
    ただ、為替がドル高・円安含みで推移していることもあり、半導体関連株などが前日に続き強さを発揮すれば全体相場も頑強な値動きが想定される。
     
    総務省が取引開始前に発表した10月CPI(消費者物価指数)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比1.0%増で市場予想平均と一致した。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、22業種が高く、値上がり上位に石油、その他製品、医薬品、精密機器、サービスなど。
     
    任天堂が堅調。トヨタ、日産自は小幅高。資生堂、アステラス薬が買われている。ファーストリテは小高い。
     
    半面、三菱UFJが値を下げている。三井住友は弱含み。ソフトバンクG、KDDIが軟調。東エレク、キーエンス、東海カが売られ、武田も安い。
     
    225先物は、野村・みずほ・JP・シティ・ドイツが買い越し。
    ソジェン・SBI・UBS・GS・メリル・クレディ・アムロが売り越し。
    TOPIX先物はドイツ・クレディ・大和・モルスタが買い越し。
    UBS・みずほ・JP・野村・バークレイズ・メリルが売り越し。
     
    テクニカル的には、LIFULL(2120)、ハリマ化成(4410)、ワタベ(4696)、大和冷(6459)、幸楽苑(7554)、ユニー・ファミマ(8028)、SRS(8163)が動兆。


     

    [概況]

    ドルは欧州市場中盤に当日高値113.160円まで上昇したが、其の後NY市場に入り発表されたMBA住宅ローン申請指数は前週比マイナスで、10月耐久財受注は予想を下回り、更に新規失業保険申請件数も予想より増加した事などに売られてドルは113円を割り込んだ。
     
    しかしNY株式市場が大幅反発で始まるとドルも買われ、続いて発表された10月中古住宅販売件数は予想を上回り、10月景気先行指数は予想通りで、11月ミシガン大学消費者信頼感指数は予想を下回るなどマチマチでドルは113円を割れる場面もあったが直ぐに大台を回復した。
    株価の上昇にドルは113円前半で推移し、引けに掛けて株価は急速に売りが強まったがドルは113円を維持して、最後は前日比+33.5銭高の113.065円と113円を回復して引けた。
     
    株価の上昇によるリスク回避後退の動きにドル以外の主要通貨も上昇して引けたが、本日は感謝祭で米国は休日となり、明日は日本が勤労感謝の日となる事から、ドル続伸への期待は来週以降か。
     
     
    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    「許して欲しい」
     
    NY株式市場はS&Pとナスダックが反発。
    売り込まれていたエネルギー・ハイテク・小売セクターの戻りが牽引役となった。
    ただ引けかけてアップルが下落に転じたことからNYダウは小幅にマイナス。
    引け際に150ドル程度値を消した格好だ。
    感謝祭の休場を控え商いは低調。
    3市場の売買高は約65億株と直近20日平均の85億株を大きく下回った。
    前日の約90億株からは大きな減少。
    アノマリーで参加者薄だったのだろうか。
    「感謝祭前後(水曜日から金曜日)の米株アノマリーは株高。S&P500は過去35年で34回上昇していた」という声もある。
    耐久財受注民間設備投資の先行指標とされるコア資本財の受注が前月から横ばいで着地。
    市場予想は0.2%増だった。
    前年同月比は6.4%増。
    9月は当初発表の0.1%減から0.5%減へ下方修正。
    全体としての耐久財受注は前月比4.4%減と2017年7月以来の大幅な落ち込みとなった。
    設備投資は第3四半期に伸び悩み。
    「景気拡大は9年目で史上2番目に長い期間。
    しかし持続可能でないかもしれない」との見方も出てきた。
    「トランプ政権が1.5兆ドル規模の減税政策を導入したが設備投資は低迷。
    アップルなどは減税による余剰資金を大規模な自社株買いに充てている」というのが背景ともされる。
    新規失業保険申請件数は前週から3000件増の22.4万件と6月末以来約4カ月ぶりの高水準。
    雇用の伸びがやや鈍化している格好だ。
    「米経済は夏の終わりに差し掛かる数カ月前に、成長と繁栄のピークを迎えたかもしれない」というコメントもある。
    CB景気先行指数は112.1と前月から0.1%上昇したが5月以来の小幅な上昇となった。
    中古住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比1.4%増の522万戸と7カ月ぶりにプラスに転じたが住宅市場の弱含みは継続。
    10年国債利回りは3.06%台。
    ドル円は113円台前半での推移。
     
     
    続落とはいえ底堅さが続いた水曜。
    アノマリー通りの「株高の日」にはならなかったが日足は大陽線で9月下旬以来の3日連続陽線。
    寄り付き直後に339円安まで売られたが27円安まで下げ渋っての75円安なら悪くはない。
    NYダウの600ドル超の下落を跳ね返した格好だった。
    フィラデルフィア半導体指数(SOX)がかすかに反発していたのがサインでもあったかのようだ。
    「この間の下げを引っ張ってきたエヌビディア、ネットフリックス、アルファベットなどは反発。
    600ドル超の下落は残った借金に利息をつけて返したようなもの」という解釈もあった。
    終値で21500円はキープ。
    21500円は下回りたくない心理が台頭している印象だ。
    「日経平均は今週172円の下落。
    下げ分を取り戻せば5日線(21679円)も視野に入る」という見方だ。
    価格帯別売買代金が21500円水準が多いという根拠のない神話も崩れる可能性は高い。
    値上がり596銘柄、値下がり1431銘柄。
    新高値9銘柄(前日18銘柄)、新安値308銘柄(前日207銘柄)。
    新安値が300を超えれば目先は売り物一巡感だろう。
    NT倍率は13.31倍。
    25日線(21920円)からは1.9%、200日線(22301円)からは3.6%のマイナスかい離。
    騰落レシオは81.83%まで低下。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲7.362%。
    買い方▲14.725%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△8.08%。(前日△8.97%)。
    伸びてこないということは利食いが進んできたということだろうか。
    買い方▲22.54%(前日▲22.65%)。
    こちらも悪化せず。
    空売り比率は45.2%で37日連続の40%超。
    空売り規制なし銘柄の比率は5.7%だ。
    Quick調査の11月16日時点の信用評価損率は13.14%。
    11月16日時点の裁定買い残は296億円減の1兆1173億円。
    3週ぶりの減少。
    裁定売り残は926億円増の5439億円。
    2週ぶりの増加だ。
    日経HVは23.3、日経VIは21.21。
    日経平均採用銘柄のPERは12.13倍と今年最低水準。
    12倍割れはなんとか逃れた格好だ。
    EPSは1773円。
    シカゴ225先物終値は大証日中比130円高の21650円。
    高値21750円、安値21170円だ。
    前週末終値21680円、今週陽線基準21821円が欲しいところ。
    勝手雲の下限21965円は遠い。
    昨日もサポートになったボリンジャーのマイナス1σは21501円。
    気学では「逆行日。大いに高ければ売り。安ければ買い良し」。
    NYの感謝祭休場前後の株高アノマリー背景にNYは休日リスクを株上昇でヘッジした。
    東京も3連休リスクを買いでヘッジしてもらいたいもの。
    3連休を挟んだ今月初の続伸に期待だ。
    因みに「11月の3連休明けは高い」。
    そして「11月最終日を含む週は高い」というのがアノマリーだ。
    そして昨日に続いて「株高の日」。
    NYの引け味の悪さをどう解釈するかが課題の週末。
     
    10月9日にIMFの世界経済見通しを下方修正した。
    18年は0.2ポイント下方修正の3.7%となった。
    日経平均は10月2日に24448円の高値を付けその日から11日まで6日連続日足陰線。
    10月16日のザラ場安値20971円、29日の終値安値21149円まで一気に下落。
    米金利上昇リスクや米中貿易摩擦、米中間選挙、イタリアの財政問題などが悪材料視された。
    最近ではGAFA銘柄への警戒感も台頭した。
    MSCI世界株価指数は5週連続で下落で2013年以降で最長。
    株安を背景に10年国債利回りは一時3.057%まで下落(価格は上昇)。
    安全資産志向が大きくなった。
    しかし結局のところ、このIMFの世界経済見通しがトリガーだったのだろう。
    振り返ってみれば影の主役は見えてくるものだ。
    そして今朝はOECD(国連の経済協力開発機構)の来年の世界経済見通し。
    IMFの経済見通しよりも機関投資家などが重用する代物だ。
    日経朝刊の見出しは「世界景気減速、3.5%成長に」。
    9月時点から」0.2ポイント引き下げた。
    しかもIMFよりも0.3ポイント低い。
    世界経済の2018年は3.7%成長、19年は3.5%、20年は3.5%。
    米国は28年2.9%、19年2.7%、20年2.1%。
    ユーロ圏は18年1.9%、19年1.8%、20年1.6%。
    日本は18年0.9%、19年1.0%、20年0.7%。
    中国は18年6.6%、19年6.3%、20年6.0%。
    米国以外の減速が顕在化。
    「先行きには陰りが見えている」という解釈だ。
    その理由は貿易摩擦と先進国の金融引き締め、そして新興国の成長鈍化。
    日本の成長見通し引き下げの背景は自然災害の影響が大きいが米中はそれこそ貿易の縮小だ。
    少なくとも悪材料だが、「見えないフリ」ができるかどうかが年末相場の行方を左右しよう。
    「許してくれない」という声は聞きたくないものだ。
     
    NYダウは0.95ドル安の24464ドルと3日続落。
    150ドル高水準の上昇を引け際に消した格好だ。
    NASDAQは63ポイント高の6972ポイントと4日ぶりの反発。
    S&P500は8ポイント高の2649ポイントと3日ぶりの反発。
    ダウ輸送株指数は152ポイント高の10365ポイント。
    SOX指数は0.42%上昇。
    3市場の売買高は65億株。
    CME円建ては大証比130円高の21650円。
    ドル建ては大証比135ポイント高の21655ポイント。
    225先物大証夜間取引は日中比170円高の21690円。
    ドル円は113.05円。
    10年国債利回りは3.064%。
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    いちご(2337)・・・動兆
     
    いちごに注目する。
    同社は不動産の価値向上・運用と太陽光等のクリーンエネルギー事業が主力。
    不動産価値向上で賃料収入は増。
    町田の商業ビルなど売却益も拡大。
    関東最大級の太陽光発電が通期貢献。
    新宿の自社デザインホテルは好調。
    「心築」というコンセプトは悪くない。
    宮崎でいちごの栽培を開始したのも興味深い。
     

    (兜町カタリスト櫻井)

     

    22日の東京株式市場は、反発後、上値が重い展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万1400円−2万1700円。
    NYダウ平均は下げたものの、海外市場はおおむね堅調。円安も追い風に買い買いが先行しそうだ。
    ただ、買い手掛かりに乏しいことや、23日から3連休となることから、積極的に上値を追う動きにはなりづらいとみられ、戻り待ちの売りが重しとなりそう。
    シカゴ日経平均先物からは2万1600円台からのスタートが見込まれるが、高く寄った後は小動きが続くと予想する。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の前半(21日終値は112円86−87銭)と円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の半ば(同128円52−56銭)と小動き。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所終値比130円高の2万1650円だった。
     
     

    【好材料銘柄】
     
    ■エムアップ <3661>
    子会社VR MODEがTBSテレビとVRコンテンツの制作や配信などでの協業を検討開始。また、スペースシャワーネットワーク <4838> [JQ]傘下のセップ社とVR事業で業務提携。
     
    ■フォーサイド <2330>
    中国アリババグループの日本恒生ソフトウェアと業務提携し、QR決済サービス「アリペイ」の加盟店向け決済ソリューションの提供を開始する。
     
    ■アクトコール <6064> [東証M]
    光通信 <9435> と資本業務提携。光通信が同社株192万0800株(議決権ベースで25.0%)を取得し、筆頭株主となる。業務面では販路拡大による住生活関連サービスの提供加速などの事業シナジーを見込む。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
    22(木)
    10月消費者物価指数(8:30)
    11月の月例経済報告
     
    【海外】
    休場:米(感謝祭)
     


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [株価材料]
     
    ■アミタHD<2195>
    半導体製造時の廃液リサイクル開始
     
    ■ミタチ<3321.T>
    半導体・電子部品をアジアで拡充
     
    ■旭化成<3407>
    系列が米中で血液凝固阻止剤の治験検討
     
    ■日機装<6376>
    中国で米欧3子会社との販路や保守サービス統合へ
     
    ■シャープ<6753>
    「アクオス」向けチャットボットを外販へ
     
    ■丸紅<8002>
    中国社と提携し車両管理事業展開拡大へ
     

     


    21日のNYダウ工業株30種平均は小幅ながら3日続落し、前日比95セント安の2万4464ドル69セントで終えた。
     
    前日までの2日間で900ドル超下げたダウ平均はこの日の序盤、値頃感の出た銘柄への買い戻しが優勢となった。業績不安から売り込まれていたハイテク株をはじめ、幅広い銘柄が買われた。前日に1年1カ月ぶりの安値を付けた原油先物価格が持ち直したことも、相場を支援した。
     
    また、朝方発表された耐久財受注やミシガン大の消費者景況感指数といった主要な米経済指標の多くがさえない内容だったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げペースが鈍化するとの観測が浮上。金利上昇による業績悪化への懸念が後退し、買い安心感につながった。
     
    前日にかけて売り込まれた主要ハイテク株の一角や石油株、金融株などが買われた。ダウ平均は200ドルあまり上げる場面があった。
     
    引けにかけて急速に伸び悩み、下げに転じた。感謝祭の祝日を控えて市場参加者が買い持ち高を手じまった。不安定な相場が続いて市場心理が冷えこんでいるうえ、世界景気の減速懸念や米中貿易交渉を巡る不透明感も相場の重荷だった。
     
    朝方にアップルは2%高、ボーイングは3%高を付ける場面があったが、戻り売りに押され結局は小幅安で引けた。ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が3%安で終えるなどディフェンシブ銘柄への売りも目立った。
     
    セクター別では、耐久消費財・アパレルやエネルギーが上昇する一方で、公益事業や食品・飲料・タバコが下落。
     
    ナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反発し、同63.428ポイント高の6972.251で終えた。フェイスブックやアルファベット(グーグル)、アマゾン・ドット・コムなどが買い直された。
     
     
    個別では、SNSのフェイスブック(FB)はザッカーバーグCEOが、メディアのインタビューで会長職を辞任する意向はなく、サンドバーグCOOへの信頼も表明し上昇した。スニーカー小売のフットロッカー(FL)や、CADソフトウェアのオートデスク(ADSK)は好決算を発表して上昇。農業機械のディア(DE)も増収増益となる決算を発表して堅調推移となった。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    24,464.69−0.95
    S&P500種
    2,649.93+8.04
    ナスダック
    6,972.251+63.428
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,221.20−4.10   
    NY原油(ドル/バレル)
    54.64+1.21
    円・ドル
    113.03 - 113.04+0.17

     

    【シカゴ日本株先物概況】

     
    シカゴ日経平均先物は4営業日ぶりに反発した。
    12月物は前日比430円高の2万1650円で引け、21日の大取終値を130円上回った。前日まで大幅続落した米株が反発して始まり、日経平均先物も買いが先行した。
    引けにかけてダウ工業株30種平均が値を消したものの、日経平均先物はこの日の高値寄りで引けた。
     
    12月物高値は2万1750円、安値は2万1170円。
     
    シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
    21650 ( +130 )
    シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
    21655 ( +135 )
    ( )は大阪取引所終値比




    【欧州株式市場】

     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7050.23(+102.31)
    FTSE100種総合株価指数は4営業日ぶりに大幅に反発した。前日の終値に比べ102.31ポイント高の7050.23で引けた。構成銘柄の約9割が上昇した。
    株価は朝からプラス圏で推移し、引けにかけてじり高となった。石油株と銀行株の値上がりが株価指数の上昇に大きく寄与した。個別では、決算発表や業績見通しが明暗を分けた。
     
    個別銘柄では、上期決算を発表した鉱業・化学のジョンソン・マッセイは13%高。通期の業績見通しを引き上げたことが好感された。原油相場の上昇を背景に、石油株も高くなった。総合ヘルスケアのNMCヘルスも8%近く上がった。JPモルガンが今後の力強い成長期待を理由に投資判断を引き上げたことが買い材料となった。
     
    梱包材メーカーのスマーフィット・カッパ・グループは5.4%高と大幅高だった。通期決算を発表したソフトウエア開発のセージ・グループは大幅安で始まったものの、その後徐々に買い戻され、上昇に転じて引けた。
     
    半面、医薬品株は売られた。小売りのキングフィッシャーは3%安。第3四半期の売上高が市場予想を下回ったほか、アナリストが株価目標を引き下げたことなどが響いた。
     
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 11244.17(+177.76)
    ドイツ株式指数(DAX)は6営業日ぶりに反発した。終値は前日と比べて177.76ポイント高の11244.17だった。最近の下げの反動で、欧州各国の株式相場がそろって上昇した。
     
    個別では、前日に急落した素材メーカーのコベストロはこの日買い戻され、5%超上がった。半導体のインフィニオンテクノロジーズは、米国の同業が買われるなか大幅高となった。自動車のフォルクスワーゲンの上げも大きくなった。
     
    一方で、下落したのは医療機器のフレゼニウスとドイツポスト、電力のエーオンの3銘柄だけだった。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 4975.50(+50.61)
    フランスの株価指数CAC40の終値が前日に比べて約1%上昇した。



     

11月22日 毎日コラム
「メード・イン・ジャパン」旋風か、化粧品市場
・・・続き



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