日経平均株価 | 39,380.89 | +102.93 | 10/10 |
TOPIX | 2,712.67 | +5.43 | 10/10 |
マザーズ | 639.94 | -7.30 | 10/10 |
NYダウ平均 | 42,512.00 | +431.63 | 10/10 |
ナスダック総合 | 18,291.62 | +108.70 | 10/10 |
25日のNYダウ工業株30種平均は続伸し、前日比322ドル55セント(1.0%)高の3万3291ドル78セントで終えた。足元で上昇基調にあった米長期金利が低下し、株式の相対的な割高感が和らぐとみた買いが優勢だった。
朝方発表された週間新規失業保険申請件数は市場予想を下回ったほか、4〜6月期の米実質GDP(国内総生産)改定値も速報値から上方修正され、相場の下支え要因となった。
ダウは朝方から底堅い展開を維持。長期金利の低下を眺めハイテク株に買いが入り、終盤に上げ幅を拡大した。26日には米ジャクソンホールでのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長による講演が予定されており、利上げペースに関する発言に注目が集まっている。
ただ、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)までに、雇用統計や消費者物価指数(CPI)の発表もあり、25日の講演はそれほど大きな材料にならないとの楽観的な見方も浮上した。
24日に3.12%と約2カ月ぶりの高水準を付けた米長期金利は、25日に3.02%まで低下する場面があった。高PER(株価収益率)銘柄が多いハイテク株の相対的な割高感が薄れたとの見方から、スマートフォンのアップルとソフトウエアのマイクロソフトが上昇した。
26日には米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)でパウエル議長が講演する。インフレへの認識や今後の利上げペースについての発言への関心が高い。ただ、FRBは今後の利上げペースは経済データ次第との姿勢で、先行きの金融政策について明確な示唆が出てくる可能性は低いとみられている。「タカ派的な発言が出てくることも想定しにくい」といい、講演を前に売りの持ち高を膨らませていた投資家が買い戻す動きが強まったもようだ。
中国の経済対策への期待から、航空機のボーイングや建機のキャタピラー、化学のダウなど景気敏感株の上昇が目立った。半面、24日夕に2023年1月期通期の業績見通しを下方修正した顧客情報管理のセールスフォースは3%安で終えた。
ナスダック総合株価指数は続伸した。前日比207.737ポイント(1.7%)高の1万2639.265で終えた。24日夕に発表した22年8〜10月期の売上高見通しが市場予想を下回った半導体のエヌビディアは4%高。材料出尽くしや長期の成長期待に着目した買いが入った。アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やクアルコムなど半導体関連の上昇が目立った。
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7479.74(+8.23)
25日のFTSE100種総合株価指数は4営業日ぶりに小幅に反発した。前日に比べ8.23ポイント(0.11%)高の7479.74で引けた。原油安の一服や非鉄金属価格の上昇で、エネルギー株や資源株が買われた。
FTSEでは、指数構成銘柄の4割が上昇。セメント大手CRHが3.4%高で上昇率トップとなったほか、投資持ち株会社パーシングスクエア・ホールディングスと有害生物管理会社レントキル・イニシャルが2.2%高で続いた。一方、保険大手フェニックス・グループ・ホールディングスは4.1%安と売り込まれた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 13271.96(+51.90)
25日のドイツ株価指数(DAX)は続伸した。前日に比べ51.90ポイント(0.39%)高の1万3271.96で終えた。中国政府による景気刺激策への期待が買い安心感につながった。25日発表のドイツの2022年4〜6月期の国内総生産(GDP)改定値が、速報値から上方修正されたのも投資家心理を支えた。
DAXでは、医療機器のシーメンスヘルスケアが2.1%高、製薬大手バイエルが2.0%高、半導体のインフィニオンが1.7%高となった。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 6381.56(−5.20)
フランスCAC40種指数は0.08%安だった。
石油などエネルギー株を中心に買いが入り、相場上昇を支援した。ただ、ジャクソンホール会議でのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を翌日に控え、内容を見極めたいとの思惑から積極的な取引は手控えられた。
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