24日の日経平均株価は5営業日続落し、2万8313円(前日比139円安)引けとなった。朝方は、きのう4営業日続落した反動で、自律反発狙いの買いが先行したが、一巡後はマイナス圏入りした。米利上げに対する警戒感は根強く、株価指数先物にまとまった売りが出たこともあり、下げ幅は一時170円に達した。その後は下げ渋ったが、戻りは限定された。直近5連敗(合計900円超安)で押し目買いを誘いやすい面はあるが、FRB議長講演を前にポジション整理の動きも想定される。
きょうは東電HDに加えて重工系の銘柄が賑わったが、そのきっかけとなった次世代原発に関して具体的な話が進むようなら、エネルギー政策関連が大きなテーマとして浮上する可能性もある。東電にしても重工系銘柄にしても今年に大相場を演じており、再浮上してくるようなら物色の裾野が広がる。
市場では、「25日移動平均線(2万8181円)をにらみ下値支持線として意識されるが、これを割り込むと調整が尾を引く可能性がある」との声も聞かれた。
あす25日の東京株式市場は、手控え気分か。現地24日の米国市場では、7月耐久財受注額、7月中古住宅販売仮契約などの経済指標や、半導体大手エヌビディアなどの企業決算が発表され、株式相場への影響が注目されるが、経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」(25−27日開催)を控え、26日予定のパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演を見極めたいとの空気は変わらず、基本的で積極的な売買は期待しにくいだろう。
米国株も足元の下げが利益確定の一環であれば、そろそろ押し目を拾う動きが出てきても良いタイミング。ハイテク株の動向があすの日本株を大きく左右することになるだろう。
■上値・下値テクニカル・ポイント(24日現在)
29830.92 ボリンジャー:+3σ(26週)
29656.88 ボリンジャー:+3σ(25日)
29378.23 ボリンジャー:+2σ(13週)
29165.06 ボリンジャー:+2σ(25日)
28935.24 ボリンジャー:+2σ(26週)
28775.99 6日移動平均線
28715.32 均衡表転換線(日足)
28673.24 ボリンジャー:+1σ(25日)
28418.54 ボリンジャー:+1σ(13週)
28313.47 ★日経平均株価24日終値
28285.03 均衡表雲上限(週足)
28249.24 新値三本足陰転値
28181.42 25日移動平均線
28039.55 ボリンジャー:+1σ(26週)
28007.24 均衡表基準線(日足)
27933.13 均衡表雲下限(週足)
27689.60 ボリンジャー:-1σ(25日)
27541.99 200日移動平均線
27532.26 均衡表転換線(週足)
27458.85 13週移動平均線
27220.66 75日移動平均線
27197.78 ボリンジャー:-2σ(25日)
27143.87 26週移動平均線
26954.99 均衡表雲上限(日足)
26952.26 均衡表基準線(週足)
26705.95 ボリンジャー:-3σ(25日)
ローソク足は陰線で終了。株価上方では5日移動平均線が下降角度が増したほか、パラボリックは売りサイン点灯を開始し、短期的な調整トレンド入りを強く示唆した。ただ、株価下方では25日線が上向きをキープ。一目均衡表では三役好転を維持しつつ、転換線と基準線が上向きで引けて大勢強気継続を示唆しており、強弱感の対立が著しくなった格好だ。
【大引け概況】
24日の日経平均株価は5日続落し、前日比139円28銭(0.49%)安の2万8313円47銭で終えた。
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5日続落は2月17日〜24日以来、半年ぶり。米国の利上げへの警戒感が根強く、運用リスクを回避する売りが値がさ株を中心に優勢だった。自律反発狙いの買いも入って下値は限られ、朝方は上昇する場面もあった。
前日のNYダウは154ドル安と3日続落した。経済指標の悪化などが警戒された。ただ、日経平均株価は前日まで4日続落していたこともあり、寄り付きでは値頃感からの買いが入り値を上げてスタートした。しかし、上値は重く買い一巡後はマイナス圏に転じ、一時170円安まで下落した。26日に予定されているジャクソンホール会議でのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を前に、いったんポジションを落とす動きが出ている様子だ。
米市場では長期金利が23日に一時3.07%と、およそ1カ月ぶりの高水準を付けた。同日のダウ工業株30種平均が150ドル超下落した流れが東京株式市場にも波及した。
ただ、全体的に様子見姿勢が強く、後場に入ってからは狭いレンジでの一進一退が続いた。
26日にパウエルFRB議長が講演を予定するが、市場では「インフレ抑制に向けて金融引き締めに積極的な姿勢を示すとの懸念がある」との指摘があった。
外国為替市場で前日の夕方に比べ円高・ドル安が進んだことや、前日の原油先物相場が上昇したことも、国内企業の採算が悪化するとの見方から相場の重荷になった。日経平均は前日までの4営業日で700円超下げていたため朝方は自律反発狙いの買いが先行したが、続かなかった。
午後には岸田文雄首相が新型コロナウイルスの全数把握の見直しや水際対策緩和の方針について発表したが、事前の報道内容に比べて目新しさに欠け、相場の反応は限られた。
東証株価指数(TOPIX)は3日続落し、終値は前日比4.26ポイント(0.22%)安の1967.18で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で2兆2916億円。売買高は10億2293万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は734と、全体の約4割を占めた。値上がりは1005銘柄、変わらずは99銘柄だった。
業種別株価指数(全33業種)ではその他製品、空運業、海運業の下落が目立った。上昇は電気・ガス業、鉱業、パルプ・紙など。
個別銘柄では、東京エレクトロンやレーザーテック、ファーストリテイリング、富士フイルム,任天堂といった値がさ株が安い。日本郵船や川崎汽船などの海運株、それにエムスリーやオリエンタルランド,コナミG、バンナムHDが軟調だった。ANAホールディングスや日本航空など空運株も値を下げた。東急や小田急も売られた
半面、ソフトバンクグループが値を上げ、三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループなど銀行株がしっかり。オリンパスやホンダが値を上げた。原油価格の上昇でINPEXが高い。岸田首相が次世代の原子力発電の開発・建設を検討するように指示し、来夏以降に最大で17基の原発を再稼働させるとの報道を受け、東京電力ホールディングスや関西電、三菱重工業、川重、日本製鋼所、助川電気工業など原発関連株が急伸した。
東証スタンダード市場は、米国の大幅利上げ継続に対する警戒感から米国株が下落したことを受け、割高感のある株などが売られた。一方、下値では押し目買いも入り、底堅さも見られた。スタンダードTOP20は小幅高。出来高1億5639万株。値上がり銘柄数692、値下がり銘柄数515と、値上がりが優勢だった。
個別では,ホーブ、THEグローバル社、フジタコーポレーション、チエル、大阪油化工業など10銘柄がストップ高。川辺、協和コンサルタンツは一時ストップ高と値を飛ばした。田中建設工業、太洋基礎工業、マサル、CSSホールディングス、焼肉坂井ホールディングスなど42銘柄は年初来高値を更新。鈴与シンワート、新東、ソレキア、大谷工業、スターツ出版が買われた。
一方、サンユー建設、第一屋製パン、焼津水産化学工業、ディーブイエックス、アサヒペンなど16銘柄が年初来安値を更新。光・彩、日本色材工業研究所、セイファート、ケイブ、三ッ星が売られた。
東証グロース市場は、グロースCoreは軟調、東証マザーズ指数は小反発。東証マザーズ指数の終値は前日比2.20ポイント(0.30%)高い735.16だった。米ハイテク株安を背景に足元で下げが続いていたため、自律反発狙いの買いが入った。
ただ、上値は重かった。米国で25日から国際経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)が開かれるのを前に、警戒感から国内グロース銘柄に持ち高整理の売りが出た。世界景気の先行き不透明感も重荷となった。
東証グロース市場ではアクリートや坪田ラボが上昇した。一方、デジプラやストリームMは下落した。
値上がり銘柄数274、値下がり銘柄数173と、値上がりが優勢だった。
個別では、地域新聞社、TORICOがストップ高。シリコンスタジオ、Amaziaは一時ストップ高と値を飛ばした。LAホールディングス、パルマ、はてな、バルテス、アドベンチャーなど14銘柄は年初来高値を更新。プロパティデータバンク、イーディーピー、フォースタートアップス、マーキュリーリアルテックイノベーター、ログリーが買われた。
一方、スペースマーケット、ヘリオス、アジャイルメディア・ネットワーク、クラシコム、KIYOラーニングが年初来安値を更新。フューチャーリンクネットワーク、サスメド、ストリームメディアコーポレーション、ココペリ、ポートが売られた。
24日午前の日経平均株価は続落し、前引けは前日比93円65銭(0.33%)安の2万8359円10銭だった。下げ幅は一時170円を超えた。重要イベントを控えて米国の金融政策への警戒感が強まっており、値がさ株の一角を中心に売りを促した。
23日の米株式市場でNYダウ平均は154.02ドル安(-0.46%)と3日続落だった。8月製造業・サービス業PMIが予想以上に悪化したことで景気後退懸念から売り優勢でスタート。7月新築住宅販売件数も2016年来で最低となる低調な結果に終わると更なる売り圧力となった。金利が横ばいの中、ジャクソンホール会合を控えた警戒感からハイテク株の序盤の買いも続かず、終日軟調に推移。ナスダック総合指数は0.27ドル安(-0.00%)とほぼ横ばいだった。
米連邦準備理事会(FRB)が大幅な利上げを継続するとの警戒から、米市場では長期金利が23日に一時3.07%とおよそ1カ月ぶりの高水準を付けた。23日のダウ工業株30種平均は150ドル超下げて終え、東京株式市場でも投資家心理の重荷になった。
朝方は買いが先行していた。日経平均は前日までの4営業日で700円超下げていたため自律反発狙いの買いが入ったが、続かなかった。
市場関係者は、「FRB高官から盛んに来年の早期の利下げ観測をけん制する発言が相次いでおり、一部の市場関係者が抱いていた(利上げ減速)期待が剥落している」と話す。
米S&Pグローバルが23日に発表した8月の米購買担当者景気指数(PMI、速報値)は総合指数が2カ月連続で好不況の分かれ目となる50を下回った。ただ最近のFRB高官の発言もあって、利上げの減速期待よりも景気の減速懸念が意識されやすかった。
東証株価指数(TOPIX)は続落した。午前終値は前日比1.70ポイント(0.09%)安の1969.74だった。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆1766億円、売買高は5億2709万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は732と、全体の4割程度にとどまった。値上がりは1013銘柄、変わらずは92銘柄だった。
業種別株価指数(全33業種)ではその他製品、陸運業、サービス業の下落が目立った。上昇は鉱業、電気・ガス業、ゴム製品など。
個別では、レーザーテック、東エレク、HOYAなどの半導体関連株が軒並み下落。コナミG、任天堂、ファーストリテ、キーエンス、OLC、ダイキンの値がさ株が安い。メルカリ、リクルートHD、エムスリー、ベイカレントなどグロース(成長)株は大きく下落。花王、資生堂のディフェンシブ系のほか、武田薬、エーザイなどの医薬品、ほか、大阪チタ、東邦チタニウムの下落が目立つ。東武、小田急、京王も安い。
一方、原油先物価格の上昇を支援要因に連日でINPEX、石油資源開発が大幅高で、富士石油は急伸。来年夏以降に柏崎刈羽原子力発電所など国内の原発計7基の再稼働を目指す方針と伝わり、東京電力HDが大幅高。三井物産、丸紅などの商社株や、三菱重、川崎重、IHI、日揮HDなど重厚長大産業関連も軒並み高い。科学事業の売却交渉において、米投資ファンドのベインキャピタルを軸に調整に入ったと伝わっているオリンパスは年初来高値を更新。中期業績計画のローリングを発表したエンビプロHDも買われた。
東証スタンダード市場は米国の金融引き締め加速に対する警戒感が強く、割高感のある銘柄に売りが膨らんだ。スタンダードTOP20は小幅高。出来高1億0225万株。値上がり銘柄数557、値下がり銘柄数544と、売り買いが拮抗した。
個別ではホーブ、フジタコーポレーション、大阪油化工業、新東、スターツ出版など6銘柄がストップ高。川辺、協和コンサルタンツは一時ストップ高と値を飛ばした。田中建設工業、CSSホールディングス、焼肉坂井ホールディングス、大森屋、シンデン・ハイテックスなど33銘柄は年初来高値を更新。鈴与シンワート、助川電気工業、岡野バルブ製造、チエル、アルファが買われた。
一方、第一屋製パン、焼津水産化学工業、ディーブイエックス、アサヒペン、クリエートメディックなど14銘柄が年初来安値を更新。日本色材工業研究所、ケイブ、セイファート、三ッ星、AKIBAホールディングスが売られた。
東証グロース市場は、グロースCoreは軟調。東証マザーズ指数は小じっかり。東証マザーズ指数の前引けは前日比0.16ポイント(0.02%)高い733.12だった。米長期金利の上昇を背景にハイテク株の下げが続いていたため、自律反発狙いの買いが入った。
もっとも、指数は安く推移する場面も目立った。米国で25日から国際経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)が開かれるのを前に国内のグロース銘柄には持ち高整理を目的とした売りも出た。
坪田ラボが買われた。アクリートも上昇した。一方、ストリームMやフリーは下落した。
値上がり銘柄数205、値下がり銘柄数238と、値下がりが優勢だった。
市場では「世界景気の先行き不透明感が強く、グロース銘柄に積極的に買いを入れられるような状況ではない」との声も聞かれた。
個別では地域新聞社、TORICOがストップ高。シリコンスタジオ、Amaziaは一時ストップ高と値を飛ばした。LAホールディングス、パルマ、はてな、バルテス、MRTなど12銘柄は年初来高値を更新。デジタルプラス、マーキュリーリアルテックイノベーター、ステムセル研究所、フォースタートアップス、坪田ラボが買われた。
一方、スペースマーケット、ヘリオス、アジャイルメディア・ネットワーク、クラシコム、KIYOラーニングが年初来安値を更新。フューチャーリンクネットワーク、サスメド、ストリームメディアコーポレーション、ココペリ、ドラフトが売られた。
【寄り付き概況】
24日午前の日経平均株価は、前営業日比28円59銭高の2万8481円34銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、1.64ポイント高の1973.08で始まった。
前日の米株式市場は、NYダウは154ドル安と3日続落。米経済指標の内容に景気悪化を示すものが多いことが警戒された。ただ、ナスダック指数はほぼ横ばいだった。
日経平均は前日までの4営業日で700円超下げていた。前週に年初来高値(2万9332円)に接近したことで利益確定売りなどが出やすい状況が続いていたが、23日には東証プライムの騰落レシオ(25日移動平均)が買われすぎの目安とされる120%を約2週間ぶりに下回った。高値警戒感が薄らいで、いったん株を買い直す動きが先行した。
寄り付き時点で業種別では33業種中、24業種が高く、値上がりは鉱業、石油、非鉄、鉄鋼など。値下がり上位に医薬品、その他製品、海運など。
ただ、上値は重く、日経平均は下落に転じる場面もある。米連邦準備理事会(FRB)が大幅な利上げを継続するとの警戒は根強く、米市場では長期金利が23日に一時3.07%とおよそ1カ月ぶりの高水準を付けた。
23日のダウ工業株30種平均は150ドル超下げて終え、東京株式市場でも投資家心理の重荷になっている。26日にはパウエルFRB議長の講演も控えており、投資家は積極的に買いを入れにくいだろう。
個別では、原油先物相場の上昇でINPEXや出光興産が高い。オリンパスや日野自が買われている。半面、任天堂やリクルートは下落している。川崎汽や日立建機も売られている。
「アノマリー的には逆行日」
「3日続落」
火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って小幅に3日続落。
S&Pグローバルが発表した8月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は45。
7月改定値の47.7から低下し、2020年5月以来2年3カ月ぶりの低水準となった。
2020年半ば以来の低水準。
市場ト予想(サービス業で49.2、製造業で52)を下回った。
「FRBが9月に0.75%利上げする可能性は依然としてある。
パウエル議長が再びタカ派スタンスになるのを市場は警戒している」という見方だ。
9月FOMCで0.50%利上げ確率は47.5%。
0.75%利上げ確率は52.5%。
ズーム・ビデオ・コミュニケーションズが17%下落。
通期の売上高および利益見通しを引き下げたことを嫌気した。
百貨店大手のメーシーズは3.8%高。
第2四半期の利益が予想を上回った。
サイバーセキュリティー関連のパロアルト・ネットワークスも好決算や株式分割計画の発表を受けて約12%上昇。
7月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で12.6%減の51万1000戸。
市場予想の57万5000戸を下回り2016年1月以来6年半ぶりの低水準。
30年物固定金利の住宅ローンの平均は5.13%。
年初の3.22%から上昇。
10年国債利回りは3.057%。
2年国債利回りは3.301%。
8月のユーロ圏PMI速報値は49.2。
2カ月連続で好不況の分かれ目となる50を下回り21年2月以来の低水準。
人民元は1ドル=6.853元と、約2年ぶりの安値水準。
ドル円は136円台後半。
WTI原油先物9月限は3.38ドル(3.7%)高の93.74ドル。
SKEW指数は123.93→128.83。
恐怖と欲望指数は46→45。
火曜のNYダウは154ドル(0.47%)安の32909ドルと3日続落。
高値33138ドル、安値32858ドル。
サイコロは7勝3敗。
NASDAQは0ポイント(0.00%)安の12381イントと3日続落。
高値12490ポイント、安値12352ポイント。
サイコロは4勝8敗。
S&P500は9ポイント(0.22%)安の4128ポ゚イントと3日続落。
高値4159ポイント、安値4124ポイント。
サイコロは5勝7敗。
ダウ輸送株指数は95ポイント(0.65%)高の14634ポイントと3日ぶりに反発。
SOX指数は0.74%高の2864ポイントと3日ぶりに反発。
VIX指数は24.11と上昇。
3市場の合算売買高は94億株(前日99億株。過去20日平均は109億株)。
225先物CME円建ては大証日中比70円高の28460円。
ドル建ては大証日中比75円高の28465円。
ドル円は136.78円。
10年国債利回りは3.057%。
2年国債利回りは3.301%。
「今年の最大連続下落日数5日」
火曜の日経平均は寄り付き214円安。
終値は341円(▲1.19%)安の28452円と4日続落。
6月10ー15日の4日続落以来のこと。
4日間で1880円(今回は771円)下落。
今年の最大連続下落日数は2月12ー24日の5日続落。
8月SQ値28525.62円を8日ぶりに下回った。
日足は2日ぶりに陰線。
空いた窓は28586円ー28580円。
昨日は28828円ー28930円で2空。
TOPIXは21.15ポイント(▲1.16%)安の1971ポイントと続落。
プライム市場指数は10.89ポイント(▲1.06%)安の1014.44と続落。
東証マザーズ指数は0.04%安の732.96と4日続落。
プライム市場の売買代金は2兆3245億円(前日は2兆1252億円)。
値上がり288銘柄(前日798銘柄)。
値下がり1396柄(前日956銘柄)。
新高値33銘柄(前日62銘柄)。
新安値9銘柄(前日7銘柄)。
日経平均の騰落レシオは117.45(前日120.85)。
NTレシオは14.43倍(前日14.45倍)。
サイコロは5勝7敗で41.66%。
上向きの25日線(28127円)からは△1.16%(前日△2.61%)
26日連続で上回った。
3月29日は△6.80%だった。
上向きの75日線は27194円。
26日連続で上回った。
横這いの200日線(27544円)からは△3.30%(前日△4.53%)。
21日連続で上回った。
下向きの5日線は28868円。
3日連続で下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.549%(前日▲12.918%)
買い方▲6.875%(前日▲6.637%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲16.025%(前日▲15.495%)。
買い方▲25.363% (前日▲25.510%)。
空売り比率は42.8%(前日43.5%。3日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は8.2%(前日7.6%)。
8月19日時点の信用売り残は515億円増の9366億円。
3週連続で増加。
同信用買い残は402億円増の2兆8831億円。
2週ぶりに増加。
信用倍率は3.08倍(前週3.21倍)。
5週連続で3倍台
日経VIは20.06(前日19.21)。
日経平均採用銘柄の予想PERは12.87倍(前日13.03倍)。
5日ぶりに12倍台。
前期基準では13.47倍。
EPSは2210円(前日2209円)。
市場予想の平均値は2242円。
225のPBRは1.17倍。
BPSは24318円(前日24402円)。
10年国債利回りは0.215%。
プライム市場の予想PERは13.83倍。
前期基準では14.50倍。
PBRは1.20倍。
プライム市場の予想益回りは7.23%。
配当り利回り(加重平均)は2.45%。
プライム市場の単純平均は17円安の2528円。
プライム市場の売買単価は2308円(前日2308円)。
プライム市場の時価総額は717兆円(前日725兆円)。
ドル建て日経平均は207.12(前日209.81)と4日続落。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比70円高の28460円。
高値28575円、安値28345円。
大証先物夜間取引終値は日中比60円高の28450円。
気学では「不時高、不時安を見せる逆行日」。
木曜は「変化激しい日。逆張り方針で駆け引きせよ」。
金曜は「目先の天底をつくる日」。
ボリンジャーのプラス3σが29641円。
プラス2σが29218円。
プラス1σが28673円。
《今日のポイント8月24日》
(1)火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って小幅に3日続落。
10年国債利回りは3.057%。
2年国債利回りは3.301%。
ドル円は136円台後半。
SKEW指数は123.93→128.83。
恐怖と欲望指数は46→45。
(2)ダウ輸送株指数は95ポイント(0.65%)高の14634ポイントと3日ぶりに反発。
SOX指数は0.74%高の2864ポイントと3日ぶりに反発。
VIX指数は24.11と上昇。
3市場の合算売買高は94億株(前日99億株。過去20日平均は109億株)。
225先物CME円建ては大証日中比70円高の28460円。
(3)プライム市場の売買代金は2兆3245億円(前日は2兆1252億円)。
値上がり288銘柄(前日798銘柄)。
値下がり1396柄(前日956銘柄)。
新高値33銘柄(前日62銘柄)。
新安値9銘柄(前日7銘柄)。
日経平均の騰落レシオは117.45(前日120.85)。
NTレシオは14.43倍(前日14.45倍)。
サイコロは5勝7敗で41.66%。
(4)上向きの25日線(28127円)からは△1.16%(前日△2.61%)
26日連続で上回った。
3月29日は△6.80%だった。
上向きの75日線は27194円。
26日連続で上回った。
横這いの200日線(27544円)からは△3.30%(前日△4.53%)。
21日連続で上回った。
下向きの5日線は28868円。
3日連続で下回った。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.549%(前日▲12.918%)
買い方▲6.875%(前日▲6.637%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲16.025%(前日▲15.495%)。
買い方▲25.363% (前日▲25.510%)。
(6)空売り比率は42.8%(前日43.5%。3日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は8.2%(前日7.6%)。
8月19日時点の信用売り残は515億円増の9366億円。
3週連続で増加。
同信用買い残は402億円増の2兆8831億円。
2週ぶりに増加。
信用倍率は3.08倍(前週3.21倍)。
5週連続で3倍台
日経VIは20.06(前日19.21)。
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.87倍(前日13.03倍)。
5日ぶりに12倍台。
EPSは2210円(前日2209円)。
市場予想の平均値は2242円。
BPSは24318円(前日24402円)。
10年国債利回りは0.215%。
(8)プライム市場の単純平均は17円安の2528円。
プライム市場の時価総額は717兆円(前日725兆円)。
ドル建て日経平均は207.12(前日209.81)と4日続落。
(9)ボリンジャーのプラス3σが29641円。
プラス2σが29218円。
プラス1σが28673円。
今年の曜日別勝敗(8月23日まで)
↓
月曜16勝14敗
火曜16勝17敗
水曜18勝13敗
木曜17勝14敗
金曜17勝14敗
大和のレポートは「信用期日明けが近い主な売残の多い銘柄」。
↓
★2月24日高値(8月23日期日)
Klab(3656)、DLE(3686)、セグエ(3968)、ソースネク(4344)、
ギフティ(4449)、エラン(6099)、洋エンジ(6330)、LTS(6560)、
不二電機(6654)、ホクシン(7897)、Wゲート(9419)。
★3月3日高堰(9月2日期日)
亀田製菓(2220)
★3月7日高堰(9月6日期日)
いちご(2337)、ディップ(2379)、ラクーン(3031)、デザインワン(6048)、
NISSHA(7915)、東京産(8070)、富士急(9010)、Sバリュー(9417)。
★3月8日高値(9月7日期日)
TED(2760)、チムニー(3178)、イーグランド(3294)、ムゲン(3299)、
アレンザ(3546)、カーリット(4275)、ラウンドワン(4680)、BS(5108)、
モリテック(5986)、オプトラン(6235)、井関(6310)、金銭機(6418)、
大豊工(6470)、三桜工(6584)、芝浦メカ(6590)、タムラ製(6768)。
新電元(6844)、双葉電(6986)、日立造(7004)、GMB(7214)、
愛三工(7283)、エコトレ(7428)、丸文(7537)、中本パ(7811)、
三陽商(8011)、セイコー(8050)、内田洋行(8057)、Gウィン(8111)、
サンリオ(8136)、チヨダ(8185)、松屋(8237)、京都銀(8469)、
オリコ(8585)、JAL(9201)、ANA(9202)、藤田観(9722)。
★3月9日高値(9月9日高値)
大豊建(1822)、L&M(2170)、DyDO(2590)、イートアンド(2882)、
JT(2914)、ティーライフ(3172)、ピーバン(3559)、enish(3667)、
昭和電(4004)、クレハ(4023)、ネクシーズ(4346)、MORESCO(5018)、
虹枝(5603)、フジクラ(5803)、鎌倉新書(6184)、島精機(6222)、
UMCエレ(6615)、ティアック(6803)、三井ハイテ(6966)、
三井E&S(7003)、藤久(7135)、モーゲージS(7192)、4℃(8008)、
オンワード(8016)、木曽路(8160)、AOKI(8214)、青山商事(8219)、
アイフル(8515)、ファースト住(8917)、元気寿司(9828)。
★3月14日高値(9月13日期日)
山パン(2212)、Bガレージ(3180)、トリドール(3397)、Aチーム(3662)。
★3月15日高値(9月14日期日)
日アクア(1429)、スターティア(3393)、グッドコム(3475)、
レオン自(6272)、サンデン(6444)、菱洋エレ(8068)、SBG(9984)。
★3月16日高値(9月15日期日)
大幸薬品(4574)、アーストリテ(9983)。
★3月24日高値(9月23日期日)
モス(8153)。
★3月29日高値(9月28日期日)
CDG(2487)。
★3月30日高値(9月29日期日)
理想科学(9413)。
◇━━━ カタリスト━━━◇
サムティ(3244)・・・動兆
自社系列REITや機関投資家向けに新築や再生マンション販売。
ホテル開発・運営も積極化
ベトナム大型案件が貢献し海外伸長。
ホテルは系列REITへの物件拠出が追い風。
京都市内で開発中の外資系高級ホテルに出資、24年春開業。
「不動産を超えて行け」
(兜町カタリスト櫻井)
[株価材料]
■三井住友<8316>
米でネット銀行 来年に個人向け
■原発の運転期間延長 首相検討へ
■原発再稼働7基追加へ 電力需給ひっ迫緩和 経産省方針、来夏以降に
■東京海上<8766>
リサイクル費補償の保険 循環型経済促す
■MS&AD<8725>
25年度に純利益5000億円へ 国内生保や海外強化カギ
■カネカ<4118>
ポリマー3割増産 欧州の工場で能力増強
■関西電力<9503>
DX人材2.4倍、1000人超に 業務変革を推進
■パナソニック<6752>
人工光合成の特許開放 国際的な環境枠組み参画
■日産自<7201>
英工場、24年にエンジン部品生産終了 EVシフト加速
■東洋製缶<5901>
お飲料カップ脱プラ アルミで代替、缶に再生
■ホンダ<7267>
など 自動運転車に複数回線 通信障害に備え
■ZHD<4689>
ヤフー、ロハコで期日遅い配送便 ポイント付与、負荷分散
■東京エレクトロン<8035>
ガス貯蔵技術の米新興に出資
■三菱重工<7011>
三菱原子燃料、原発燃料を月内にも生産再開
■ミルボン<4919>
EC比率30% 26年12月期、ヘアケア製品で
■西武HD<9024>
資産追加売却も ホテルレジャー需要鈍化 財務改善急ぐ
■大塚HD<4578>
25年ぶりオロナミンC値上げ 税込み113→130円に
■雪国まいたけ<1375> 東南アジア・欧米進出へ 健康需要狙う
■漫画アプリ「ピッコマ」が日本上場へ 時価総額8000億円超も
24日の東京株式市場は、戻りを試す場面もありそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万8300円−2万8600円を想定。
米国株は下落。ダウ平均は154ドル安の32909ドルで取引を終えた。前日大幅安の反動で序盤には買われる場面もあったが、ジャクソンホール会合を前に警戒感は払しょくできず、マイナス圏に沈んだ。ナスダックはプラス圏で推移する時間帯が長く、横ばいで終えた。
日経平均株価はきのう23日、大幅に4日続落し、4日間で770円強の下落となった。値ごろ感は出てきている。10日の終値2万7819円から17日の2万9222円までの上げ幅(1403円)の半値押しを超えたことから、短期的な戻りを試す動きもみられそうだ。
ただ、買いづらさも売りづらさもある中、イベントを前に売買自体が手控えられ、指数は前日終値近辺で方向感に欠ける動きが続くと予想する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=136円台の後半(23日は137円27−29銭)と円高に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=136円台の前半(同136円35−39銭)と小動き。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、23日の大阪取引所清算値比70円高の2万8460円だった。
【好材料銘柄】
■デジタルプラス <3691>
売買可能な「NFTデジタルギフト」を提供開始。
■日本システム技術 <4323>
9月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
■レントラックス <6045>
7月売上高は前年同月比69.1%増。
■ジンズホールディングス <3046>
株主優待制度を拡充。買い物優待券の額面金額を9000円分(従来は5000円分)に増額する。22年8月末から適用。
■いい生活 <3796>
7月売上高は前年同月比12.6%増と増収基調が続いた。
■ジャパンベストレスキューシステム <2453>
発行済み株式数の1.62%にあたる56万0823株の自社株を消却する。消却予定日は8月31日。
【主な経済指標・スケジュール】
24(水)
【国内】
予定はありません
【海外】
米7月耐久財受注(21:30)
米7月NAR仮契約住宅販売指数(23:00)
米5年国債入札
《米決算発表》
セールスフォース・ドットコム、エヌビディア
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
23日のNYダウ工業株30種平均は3日続落し、前日比154ドル02セント(0.5%)安の3万2909ドル59セントで終えた。
米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを続けるとの警戒感が根強く、売りが優勢となった。
株価は6月半ば以降、利上げペース減速への期待などに支えられて上昇基調をたどってきたが、足元では利上げに積極的なFRB高官の発言を手掛かりに、売り優勢に転じている。市場は今後の利上げをめぐるさらなる手掛かりを探ろうと、26日にワイオミング州ジャクソンホールで行われるパウエルFRB議長の講演に注目。講演を控え警戒感が広がっている。
米長期金利が23日に一時3.07%とほぼ1カ月ぶりの高水準を付けたのも、株式の相対的な割高感を意識させた。
さえない米経済指標も投資家心理の重荷となった。米S&Pグローバルが23日に発表した8月の米購買担当者景気指数(PMI、速報値)は総合指数が2カ月連続で好不況の分かれ目となる50を下回り、2年3カ月ぶりの低水準となった。7月の米新築住宅販売件数は6年半ぶりの低水準だった。
ダウ平均は前日までの2営業日で930ドルあまり下落したが、23日はその間に比較的値持ちのよかったディフェンシブ株が売られた。日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)や医療保険のユナイテッドヘルス・グループが安い。
一方、原油高を背景に石油のシェブロンが3%上昇。原油が上がると買われやすい建機のキャタピラーや化学のダウも上昇し、ダウ平均を下支えした。足元で売りが目立ったハイテク株の一角も買い直された。
ナスダック総合株価指数は小幅に3日続落し、前日比0.272ポイント安の1万2381.301で終えた。主力株はまちまち。エヌビディアなど半導体株が買い直され、指数は高くなる場面もあった。
【シカゴ日本株先物概況】
23日のシカゴ日経平均先物は小幅続落。9月物は前日比5円安の2万8460円で引け、23日の大取終値を70円上回った。
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が26日の米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)の講演で、利上げに積極的な姿勢を示すとの見方が広がり、米利上げ継続を警戒する売りが米株式市場に出て、日経平均先物もつれ安となった。
シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
28460 ( +70 )
シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
28465 ( +75 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7488.11(−45.68)
23日のロンドン株式市場でFTSE100種総合株価指数は続落した。前日に比べ45.68ポイント(0.61%)安の7488.11で引けた。23日発表の8月の英国の購買担当者景気指数(PMI、速報値)が前月から低下した。英経済の冷え込みが意識され、消費関連株や資本財株など幅広い銘柄に売りが出た。
FTSEでは、指数構成銘柄の約8割が下落。オンライン食品販売大手オカド・グループが5.0%安と下落率が最大だった。ビジネス情報会社インフォーマと医療機器・精密部品大手スミスグループがそれぞれ4.4%安、3.7%安で続いた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 13194.23(−36.34)
23日のドイツ株価指数(DAX)は3日続落した。前日に比べ36.34ポイント(0.27%)安の1万3194.23で終えた。23日に発表された8月のドイツの購買担当者景気指数(PMI、速報値)が前月から低下し、2年2カ月ぶりの低水準だった。ドイツ経済の悪化懸念から消費関連株やハイテク株に売りが出た。
DAXでは、製薬会社サルトリアスが3.2%安、スポーツ用品大手プーマが1.9%安、食材宅配大手ハローフレッシュが1.6%安と売られた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 6362.02(−16.72)
フランスCAC40種指数は0.26%安だった。
燃料危機の影響で景気後退が警戒され上値が抑制された。