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【市況一覧】
日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,085.80 -375.12 04/26
ナスダック総合
15,611.76 -100.99 04/26


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    28日の日経平均は大幅反発。終値は前日比600円高の2万9149円で、今月10日以来の2万9000円台回復となった。
    前日の米国株が上昇して買い戻しが先行。景気敏感株を中心にほぼ全面高の展開となった。米中を中心とした世界的な景気回復が続くとの見方から市場に買い安心感が広がっている。円相場が1ドル=110円に迫る下落を演じていることや、前日のMSCI銘柄入れ替えというイベントを通過して需給不安が後退したことも大きかったようだ。
    また、国内での新型コロナワクチンの接種加速が見込めるとの見方のほか、時間外取引での米株先物が堅調に推移していることも支援材料になり、高値圏での推移が続いた。
    本日の上げで相場環境はかなりの改善方向となった。
     
    今週は、堅調となった。中盤までは物色は日替わりでやや不安定ではあったが、前の週からの戻り基調が継続。日経平均は場中の動きが良く、2万8500円台を回復したことで下値不安が和らいだ。
    27日にはMSCIの銘柄入れ替えに伴う売り需要を警戒して下落。グロース・バリュー株ともに崩れたことで、センチメントの悪化が警戒された。ただ、これを消化した後の28日は、円安進行も追い風に600円高と大幅上昇。節2万9000円も大きく上回り、週間でも大幅高となった。
    日経平均は週間では831円の上昇となり、週足では2週連続で陽線を形成した。
     
     
    来週は一進一退の展開か。
    米国は月曜31日が休場で、週末には5月の雇用統計の発表が控えている。雇用統計が強い内容となった場合、市場は6月のFOMC(6/15〜16)で量的緩和縮小に関する材料が出てくるとの見方を強めてくるだろう。通常月よりも注目度が高まるため、米国株もこれを前に様子見姿勢が強まる可能性が高いだろう。
    日経平均は今週2万9000円台を回復してきたことで、下値に関しては堅くなると考える。ただ、しばらく3万円より下でもたついたため、ここから一段と上を試しに行くところでは戻り売りも出てくると思われる。月曜は5月最終日で下げの特異日でもある。
    大きく上昇した後でも方向感は定まりづらく、中盤以降は雇用統計を前にこう着ムードが強まると予想する。
     
    大和証券は27日付で日本の主要企業の2021年度、22年度の経常利益の伸び率の予想を上方修正し、金融を除きそれぞれ18.2%増、14.8%増(前回比ではそれぞれ5.3ポイント、6.1ポイント増額)としており、先行きの業績向上観測も下支え要因になる。
     
    引き続き、日米欧での新型コロナウイルスワクチン接種の進展の先にある、経済活動の正常化という長期的な見通しを前提に、相場はその時々の物色動向に応じたアップダウンが見込まれるが、日経平均株価に関しては、ひとまず13日の取引時間中の安値2万7385円が当面の底になりそうだ。
     
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(28日現在)
     
    29751.03  ボリンジャー:+1σ(13週)
    29692.54  ボリンジャー:+2σ(25日)
    29665.12  ボリンジャー:+1σ(26週)
    29611.21  均衡表雲上限(日足)
    29511.55  均衡表雲下限(日足)
    29246.37  75日移動平均線
    29199.93  13週移動平均線
    29171.27  ボリンジャー:+1σ(25日)
     
    29149.41  ★日経平均株価28日終値
     
    28796.96  均衡表転換線(週足)
    28650.00  25日移動平均線
    28648.83  ボリンジャー:-1σ(13週)
    28619.36  26週移動平均線
    28596.52  均衡表基準線(日足)
    28596.17  6日移動平均線
    28520.80  均衡表基準線(週足)
    28508.04  均衡表転換線(日足)
    28128.73  ボリンジャー:-1σ(25日)
     
    終値は25日線を上放れて2万9000円を突破。5月12日に陰転したパラボリックが買いサイン点灯を開始した。ローソク足はマドを空けて上昇し、上下のヒゲが短い大陽線でもみ合い離脱を印象付けた。
    一目均衡表では週明け31日の変化日到来を前にセオリー通りの急動意。転換線が上向きで大引けを迎えて上昇継続を示唆したほか、本日終値比横ばいなら31日に遅行線が強気シグナル発生を再開することになる。
    ただ、株価は依然として雲下にあって依然として売り手優位の形状であり、下降中の25日線が戻り売り圧力の強さを暗示する。ボリンジャーバンド(25日ベース)で本日終値が+1σ下にとどまっており、本日の急伸が短期的なレンジ上限確認に終わるリスクも意識される。
     

    【大引け概況】
    28日の日経平均株価は大幅反発し、前日比600円40銭高の2万9149円41銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:52 容量:7.68M

    過去のマーケット動画はこちら
     
     前日の米株式市場では、NYダウが141ドル高と続伸し最高値に迫った。良好な経済指標を受け、景気回復期待が膨らんだ。この米国市場の堅調な値動きを受け、東京株式市場も買い先行でスタート。上昇幅は600円を超え終値ベースで今月10日以来となる2万9000円台を回復した。東証1部33業種中のすべてが上昇する全面高となった。景気敏感株のほか、ハイテクを含む値がさ株が買われた。
    前日にMSCIのリバランスに絡む指数イベントが一巡していたこともあり、需給面も良好だった。
     
    米景気の先行き期待に加えて、日本株の需給悪化懸念が後退したのも追い風となった。
    米景気の力強さが継続するという見方から機械や鉄鋼など景気敏感株を中心に買いが入った。ホンダやトヨタ、いすゞといった自動車株の上昇も目立った。一方、食品や医薬品株の一角には売りが出た。
     
    前日にMSCIの銘柄入れ替えに伴う指数イベントを通過し、需給不安が後退したのも短期筋の買いを誘った。株価指数先物主導で現物株は上げ幅を拡大する展開となった。
     
    JPX日経インデックス400は反発した。終値は前日比336.36ポイント高の1万7615.67だった。東証株価指数(TOPIX)も反発し、36.42ポイント高の1947.44で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で3兆1088億円。売買高は13億5662万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1847と、全体の約8割を占めた。値下がりは315、変わらずは30銘柄だった。
     
     

    業種別株価指数は33業種すべて上昇し、非鉄金属、鉄鋼、機械、海運業、繊維製品、陸運業が上昇率上位となった。
     
    個別銘柄では、ソフトバンクグループやファーストリテイリングが高く、三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループといった銀行株が買われた。三菱商事やJR東海、日本製鉄など景気敏感株がしっかり。東京エレクトロンやレーザーテック、村田製作所など値がさハイテク株が高い。トヨタ自動車や日産自動車、ホンダなど自動車株が軒並み高。富士石油、KDDI、オムロンが上昇した。
     
    半面、ドテスト、花王、サイバーエージェントやオリエンタルランドが安く、花王や野村ホールディングス、アサヒグループホールディングス、キリンHDが下落した。ニトリホールディングスやユニ・チャームが値を下げた。ワタベウェディングやミクシィが売られた。
     
    東証2部株価指数は前日比32.12ポイント高の7446.12ポイントと反発した。
    出来高1億3980万株。値上がり銘柄数は225、値下がり銘柄数は170となった。
     
    個別ではジー・スリーホールディングス、テクノマセマティカル、スーパーバッグ、日本ピグメント、上村工業など14銘柄が年初来高値を更新。アルメディオ、加地テック、北日本紡績、日本アビオニクス、セキドが買われた。
     
    一方、旭松食品、情報企画、いい生活、旭コンクリート工業、中国工業など8銘柄が年初来安値を更新。ピーエイ、TBグループ、中北製作所、表示灯、ノダが売られた。
     


    日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比10円05銭高い3882円65銭だった。
    ジャスダック市場は堅調な展開となった。27日の米株式市場でNYダウは続伸し、141ドル高となった。労働市場の回復が好感されたほか、28日公表のバイデン大統領による予算案に関する報道を背景に、景気敏感株を中心に買いが入った。
    イメージワンやメイコー、シンバイオが上昇した。半面、マクドナルドやジェイテックは下落した。
    ジャスダック市場は、利益確定売りが強まったマザーズ市場に比べれば影響は相対的に限定的だったが、ジャスダック平均の上昇率は0.26%と小幅な伸びにとどまった。それでも、本日の上昇により、25日、75日の移動平均線を終値ベースで超えてきた。
    テクニカル的には好転してきており、来週以降の動きに注目したい。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で838億円、売買高は1億3077万株だった。値上がり銘柄数は352、値下がり銘柄数は244となった。
     
    個別では、イメージワン、ANAPがストップ高。ランシステム、環境管理センターは一時ストップ高と値を飛ばした。ソーバル、アルバイトタイムス、ジェイテック、ULSグループ、日本エス・エイチ・エルなど13銘柄は年初来高値を更新。インターライフホールディングス、日本テレホン、第一商品、メイコー、テラが買われた。
     
    一方、マサル、ナフコ、ホリイフードサービス、ユニリタ、システム ディなど8銘柄が年初来安値を更新。夢みつけ隊、ウッドフレンズ、イーサポートリンク、内外テック、東武住販が売られた。

    東証マザーズ指数は前日比0.69ポイント安の1145.19ポイントと続落した。
    買い先行で始まって25日移動平均線を奪回する場面もあったが、週末相場で後場にかけて利益確定売りに押されて値を消す銘柄が目立った。
    午前は時価総額の大きいIT(情報技術)銘柄の上昇が目立ったが、午後になると利益確定の売りや戻り待ちの売りが出て、相場の重荷になった。ウェルスナビなどが下げに転じた。メルカリやサイバトラスも下げた。半面、PアンチエイやAIinsが上昇した。
     
    東証株価指数(TOPIX)が大幅高となるなか、市場関係者は「バリュー株に投資資金が向かった」と指摘。新興企業株は買いが手控えられた。
    値上がり銘柄数は172、値下がり銘柄数は166となった。
     
    個別ではフィーチャ、ZUU、日本動物高度医療センター、ホープ、コパ・コーポレーションが年初来安値を更新。イーエムネットジャパン、I−ne、Fast Fitness Japan、交換できるくん、Fringe81が売られた。
     
    一方、サイジニアが一時ストップ高と値を飛ばした。ケアネット、LeTech、Delta−Fly Pharma、プレミアアンチエイジング、アライドアーキテクツなど9銘柄は年初来高値を更新。コマースOneホールディングス、インパクトホールディングス、インターネットインフィニティー、ティーケーピー、和心が買われた。
     

    「ネーミング」

    MSCIの指数入れ替えと緊急事態宣言延長での株高の印象。
    明るい週末となってきた。

    ネーミングと言うのは人の心理に結構影響するもの。
    そう考えると「コロナ」というのは重い。
    何となく異星からやってきた正体不明の未確認物体というような印象になる。
    良くはわからないがインフルエンザと似通ったようなものなのだろう。
    でもコロナというネーミングが「死を招く恐怖の物体」に繋がってくる。
    累計感染者数73.5万人。
    治癒した数は66万人。
    亡くなられた方は約1.3万人。
    9割以上の人は治っているのが現実だが「コロナ」と聞くと怯えてくるものだ。
    100年前は「スペイン風邪」。
    日本では別名「流行性感冒とも呼んだ。
    当時の人口5500万人に対し約2380万人(人口比:約43%)が感染。
    約39万人が死亡したとされる
    それでも「スペイン風邪」とは戦おうという気になる。
    この末裔の一部が今の「季節性インフルエンザ」なのだろう。
    世界での呼称は「1918パンデミック」。
    2015年以降ヒトの新興感染症には地名や動物の名称を使用しないことがWHOより推奨された。
    だから今は「コロナ」。
    もう少しやさしい呼び方はないものだろうか。

    金融商品取引法などでは「投資における自己責任原則」というのが存在する。
    もう30年以上使われてきた言葉だ。
    投資家さん自身に規定されることであり、違反したとてとりたてて社会に迷惑をかけるものではない。
    今回のコロナでは絶対的命令はほとんどなく「自粛」という形で営業停止や短縮をしてきている。
    これが現実だ。
    ただ、だからといって飲食の影響がどれほどのものなのか。
    よくわからない。
    屋形船だった、ボウリング場だってわからない。
    でありながら「人流の増加が懸念」とか「まだまだ緊急宣言は延長」とか懸念ばかり。
    注意したって警戒したって株式市場では下落には遭遇する。
    だから注意や警戒などではなく、それこそ「自己責任原則」を援用したらどうなのだろう。
    マスク・手洗い、不要の外出忌避などなど自己責任だろう。
    「権利と自由」だけを主張するのは誤りでそれらを担保するのは「義務」。
    イロハのイだがどうも一方ばかりがクローズアップされるからややこしい。、

    スケジュールを見てみると・・・。

    【5月】5勝5敗、(勝率50%、9位)
        気学では「市場活気づく。後半に波乱あり。利食いを考慮のこと」

    31日(月):鉱工業生産、消費動向調査、商業動態統計、緊急事態宣言期日、米メモリアルデー、
           中国製造業非製造業PMI、株高の日L、変化日、鬼宿日・大明日・神吉日、
           水星逆行


    【6月】7勝3敗、(勝率70%、2位)
        気学では「乱調相場に始まる。上旬は戻り売り。夏至頃より買い良し」

      1日(火)1−3月期法人企業統計、自動車販売台数、米ISM製造業景況感、中国製造業PMI、変化日
      2日(水)マネタリーベース、米ベージュブック
     3日(木)米ADP雇用レポート、IMS非製造業景況感
     4日(金)家計調査、米雇用統計、製造業受注
     7日(月)景気動向指数、中国貿易収支
     8日(火)景気ウォッチャー調査、毎月勤労統計、GDP確報値、米貿易収支、独ZEW景況感
      9日(水)マネーストック、中国消費者・生産者物価、株安の日L
    10日(木)国内企業物価指数、都心オフィス空室率、米財政収支、消費者物価、ECB定例理事会、変化日
    11日(金)4−6月期法人企業統計予測調査、メジャーSQ、G7コーンウォールサミット(英国)、ミシガン大学消費者信頼感、株高の日L
    12日(土)ゲーム関連「E3」オンライン開催(→15日)
    14日(月)インド消費者物価
    15日(火)第三次産業活動指数、米FOMC(→16日)、小売売上高、生産者物価、鉱工業生産、NY連銀製造業景況感、NAHB住宅価格、対米証券投資、カリフォルニア州経済再開、天赦日
    16日(水)貿易統計、機械受注、通常国会会期末、米パウエルFRB議長会見、住宅着工件数、輸出入物価、中国工業生産等経済指標、株安の日L、変化日
    17日(木)日銀金融政策決定会合(→18日)、首都圏マンション販売、米フィラデルフィア連銀製造業景況感
    18日(金)消費者物価、黒田日銀総裁会見、イラン大統領選挙
    21日(月)英国社会的接触に関する法定制限撤廃予定、上げの特異日
    22日(火)米中古住宅販売件数、変化日
    23日(水)4月日銀金融政策決定会合議事要旨、米経常収支、新築住宅販売件数
    24日(木)企業向けサービス価格指数、米耐久財受注、GDP確報値。独IFO景況感
    25日(金)都議会選告示(7月4日投開票)、米個人所得・支出、株安の日L、鬼宿日
    28日(月)大幅高の特異日、変化日
    29日(火)失業率・有効求人倍率、商業動態統計、米CB消費者信頼感、S&P住宅価格、上げの特異日
    30日(水)鉱工業生産、消費動向調査、東証新市場区分への移行基準日。米ADP雇用レポート、中国製造業・非製造業PMI


    (櫻井)。


    28日午前の日経平均株価は大幅に反発し、前引けは前日比562円40銭高の2万9111円41銭だった。日経平均株価は急反発し、11日以来となる2万9000円台を回復、上げ幅は600円に迫る場面もあった。
     
    前日のNYダウが続伸し最高値に迫るなか、東京株式市場でもリスク志向の買いが流入した。為替市場で1ドル=109円80銭台へ急激な円安が進行していることも追い風に働いた。
    米国で大規模なインフラ投資などによって景気回復が一段と鮮明になるという見方から日本株にも買いが向かった。値がさ株に加えて機械や鉄鋼といった景気敏感セクターの上昇が目立った。
     
    日本株独自の上昇要因としては、前日にMSCIの銘柄入れ替えに伴う指数イベントを通過し、需給不安が後退したのも大きかった。目先の相場は上がりやすくなるとみた短期筋の買いが強まり、株価指数先物主導で現物株も上値を試す展開となった。
     
    バイデン米大統領が2022会計年度の予算案で6兆ドル(約660兆円)の歳出を求める計画だと伝わった。債券市場では国債増発による金利上昇を意識させた半面、株式市場ではインフラ投資などの拡大で米景気の回復が加速すると受け止める向きがあったようだ。機械や鉄鋼など米景気回復の恩恵を受けられると期待されやすいセクターへの買いが目立った。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに反発した。前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆4432億円、売買高は6億3476万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1710と、全体の78%を占めた。値下がりは400、変わらずは80銘柄だった。
     
     
    業種別株価指数(33業種)は鉄鋼、機械、非鉄金属などが上昇。下落はパルプ・紙だけだった。
     
    個別銘柄では、ソフトバンクグループやファーストリテイリングが高く、ファナック、任天堂、ソニーグループが値を上げた。東京エレクトロンや信越化、レーザーテックなど半導体関連の値がさ株が上昇。日本製鉄やJR東海も買われた。トヨタ自動車や日産自動車、ホンダなど自動車株が上昇した。
     
    半面、サイバーエージェントや武田薬品工業、花王が安く、富士通や野村ホールディングス、キリンホールディングス、アドテスト、花王が値を下げた。
     
    東証2部株価指数は前日比30.66ポイント高の7444.66ポイントと反発した。
    出来高8784万株。値上がり銘柄数は209、値下がり銘柄数は153となった。
     
    個別ではジー・スリーホールディングス、テクノマセマティカル、スーパーバッグ、日本ピグメント、上村工業など13銘柄が年初来高値を更新。日本アビオニクス、セキド、加地テック、北日本紡績、田岡化学工業が買われた。
     
    一方、情報企画、旭コンクリート工業、タクミナ、京葉瓦斯が年初来安値を更新。TBグループ、アルメディオ、Jトラスト、グローバルダイニング、中北製作所が売られた。

     

    日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比3円82銭高い3876円42銭となった。
    米株高、円安で指数イベント通過によるアク抜けにバイデン米大統領が2022会計年度の予算教書で6兆ドルの歳出を求める計画とのニュースもあり、買い気が一気に高まった。
    ジェイテックやマクドナルド、メイコーが上昇した。半面、シンバイオやフェローテクは下落した。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で474億円、売買高は8074万株。
    値上がり銘柄数は329、値下がり銘柄数は219となった。
     
    個別では、ランシステムが一時ストップ高と値を飛ばした。ソーバル、アルバイトタイムス、ジェイテック、日本エス・エイチ・エル、メイコーなど12銘柄は年初来高値を更新。テラ、インターライフホールディングス、出前館、ウィザス、川重冷熱工業が買われた。
     
    一方、ナフコ、システム ディ、データ・アプリケーション、MITホールディングス、SDエンターテイメントが年初来安値を更新。カイノス、夢みつけ隊、ウッドフレンズ、オータケ、イーサポートリンクが売られた。


    東証マザーズ指数は反発した。前引けは前日比2.95ポイント高い1148.83だった。
    米国市場が堅調に推移したことや、ナイトセッションも上昇した流れを受けて、時価総額の大きい銘柄への買いが目立ち、指数を支えた。
    市場では「調整に一巡感が出ており、主力のIT(情報技術)系の銘柄に少しずつ買いが入ってきている」との指摘があった。弁護士COM、ウェルスナビが上昇した。一方で、ベビカレやメルカリは下落した。
    値上がり銘柄数は162、値下がり銘柄数は162となった。
     
    個別では、ケアネット、LeTech、Delta−Fly Pharma、プレミアアンチエイジング、サイジニアなど9銘柄が年初来高値を更新。和心、アライドアーキテクツ、インターネットインフィニティー、コマースOneホールディングス、インパクトホールディングスが買われた。
     
    一方、フィーチャ、ZUU、コパ・コーポレーションが年初来安値を更新。イーエムネットジャパン、I−ne、交換できるくん、Fringe81、WACULが売られた。

    【寄り付き概況】


    28日午前の東京株式市場は、前日のNYダウ平均上昇や円安進行を受けて買いが先行。日経平均株価は前日比363円53銭高の2万8912円54銭と急反発して始まった。
    一時上げ幅は500円を超えた。取引時間中として2万9000円台に浮上したのは11日以来となる。
     
    前日のNYダウ工業株30種平均の上昇を受けて運用リスクを取りやすくなった投資家の買いが日本株にも先行している。
    週間の米新規失業保険申請件数が市場予想より少なく、米景気の回復期待が一段と高まった。米長期金利は上昇したものの、ナスダック総合株価指数の下げが小幅にとどまったのも安心感につながった。
     
    為替は1ドル=109円80銭台へ急激な円安が進行。米国株が上昇し円安が進んだ流れを受け、東京株式市場も大幅に値を上げて始まった。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、全業種が高く、値上がりは精密機器、輸送用機器、鉄鋼、機械、保険、石油など。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は上昇している。
     
    個別では、値がさ株の買いが目立ち、ファストリ、ソフトバンクグループ(SBG)、信越化、東エレク、エムスリーが高い。一方、アドテスト、武田、サイバーが安い。
     


    「専門家もチャートを読めれば」

    木曜のNY株式市場でNYダウとS&P500は続伸。
    NASDAQは小幅に反落。
    ボーイングが3.87%上昇しNYダウをけん引。
    ボーイングのサプライヤーであるGEは7.09%上昇。
    合算売買高は124.8億株(前日は98.3億株、過去20日平均は105.2億株)。
    MSCIの入れ替えに伴い増加した。
    週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は40万6000件。
    前週の44万4000件から改善し2020年3月中旬以来の低水準。
    市場予想は42万5000件だった。
    申請件数が50万人を下回るのは3週連続。
    20年4月上旬に記録した過去最高の614万9000件からは減少した。
    第1四半期の実質GDP改定値(季節調整済み)は年率換算で前期比6.4%増。
    前月発表の速報値と一致。
    市場予想は6.5%増だった。
    4月の耐久財受注統計はコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注が前月比2.3%増。
    市場予想の1.0%増を上回る伸びとなった。
    機械や一次金属、組立金属製品、コンピューター・電子製品が増加。
    一方、電気機器・家電は0.9%減少した。
    耐久財受注はトースターから航空機まで3年以上使われるモノ。
    輸送機器が6.7%減少。
    ただ民間航空機の受注は17.4%増加。
    自動車・同部品は6.2%減と3月の3.8%増からマイナスへ転じた。
    世界的に半導体チップが不足していることが背景。
    受注残は3カ月連続で増加した。
    中古住宅販売仮契約指数は前月比4.4%低下の106.2。
    第1四半期の住宅在庫が記録的な低水準だったことを受けた。
    市場予想は0.8%増だった。
    「バイデン大統領が2022年度の予算教書で6兆ドルの歳出を求める」との一部報道
    これを受け政府は国債発行を増加させるとの見方が台頭し債券は売られた。
    10年国債利回りは1.606%。
    2年国債利回りは0.146%。
    ドル円は109円台後半。
    円は2日間で1%下落。
    人民元相場は一時1ドル=6.368元まで上昇。
    暗号資産(仮想通貨)のビットコインは1%安の3万8808ドル。
    イーサは約5%安
    WTI原油先物は0.64ドル(0.97%)高の1バレル=66.85ドル。
    中心限月清算値ベースでは2018年10月下旬以来2年7カ月ぶりの高値。
    SKEW指数は149.35。
    恐怖と欲望指数は35→36。

    木曜のNYダウは141ドル(0.41%)高の34464ドルと続伸。
    NASDAQは1ポイント(0.01%)安の13736ポイントと反落。
    S&P500は4ポイント(0.12%)高の4200ポイントと続伸。
    ダウ輸送株指数は105ポイント高の15709ポイントと続伸。
    SOX指数は0.58%高の3159ポイントと4日続伸。
    VIX指数は16.74と低下。
    合算売買高は124.8億株(前日は98.3億株、過去20日平均は105.2億株)。
    225先物CME円建ては大証比日中比320円高の28850円。
    ドル建ては大証比日中比320円高の28850円。
    ドル円は109.80円
    10年国債利回りは1.606%。
    2年国債利回りは0.146%。


    木曜の日経平均は寄り付き99円安。
    終値は93円安の28549円と6日ぶりに反落。
    下落率は0.33%。
    日足は十字を挟んで8日連続陽線。
    TOPIXは0.50%下落で6日ぶりに反落。
    東証マザーズ指数は0.24%下落で7日ぶりに反落。
    日経ジャスダック平均は0.03%上昇で反発。
    東証1部の売買代金は5兆5996億円(前日2兆4138億円)。
    88日連続で2兆円超。
    大引けで約3兆円の大商い。
    MSCIの指数イベントで2018年2月6日以来の大きさに膨らんだ。
    値上がり474銘柄(前日768銘柄)。
    値下がり1647銘柄(前日1308銘柄)。
    新高値53銘柄(前日56銘柄)。
    新安値165銘柄(前日126銘柄)。
    騰落レシオは81.37(前日84.99)と低下。
    NTレシオは14.94倍(前日14.91倍)。
    12日連続で15倍割れ。
    サイコロは7勝5敗で58.33%。
    右肩下がりの25日線(28671円)から▲0.43%。
    13日連続で下回った。
    横ばいの75日線は29235円。
    13日連続で下回った。
    右肩上がりの200日線(26623円)からは7.23%(前日△7.72%)。
    右肩上がりの5日線(28485円)から△0.22%。
    8日連続で上回った。
    TOPIXの25日線は1908ポイント。
    5日線と微妙にゴールデンクロス。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.986%(前日▲14.662%)。
    買い方▲7.914%(前日▲7.584%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用価損益率で売り方▲5.501%(前日▲5.807%)。
    買い方▲17.729%(前日▲17.360%)
    空り比率は44.4%(7日連続で40%超:前日42.5%)。
    空売り規制なしの比率は5.2%(前日9.0%)。
    日経VIは20.34(前日21.03)と低下。
    日経平均採用銘柄の予想PERは13.85倍(前日13.91倍)。
    前期基準では17.66倍。
    EPSは2061円(前日2059円)。
    3日連続で微妙に増加。
    225のPBRは1.22倍。
    BPSは23400円(前日23477円)
    日経平均の益回りは7.22%(前日7.19%)。
    配当利回りは1.86%。
    10年国債利回りは0.070%。
    東証1部全銘柄だと予想PERは16.04倍。
    前期基準では20.53倍。
    PBRは1.30倍。
    東証1部単純平均株価は17円安の2353円。
    東証1部売買単価は2328円(前日は2201円)。
    東証1部時価総額は709兆円(前日は713兆円)。
    8日連続で700兆円超。
    ドル建て日経平均は261.75(前日263.26)。
    木曜のシカゴ225先物終値は大証日中比320円高の28850円。
    高値は28870円、安値は28360円。
    225先物大証夜間取引終値は日中比350円高の28880円。
    気学では「従来保合いの時は、この日より安きこと多し」。
    月曜は「前週末が高かりし時は反落する日」。
    火曜は「前場高の後場安を見る日」。
    水曜は「安値を極めて急伸することあり」。
    木曜は「変化を起こす注意日。翌日への足取りを注意せよ」。
    金曜は「目先のポイント作る重要日」。
    ボリンジャーのマイナス1σが28119円。
    プラス1σが29222円。
    一目均衡の雲は6月1日に黒くねじれる。
    勝手雲の上限は28596円。
    下限は28192円。
    RSIが41.51(前日42.66)。
    RCIが72.25(前日54.95)。
    日銀は22日連続でETFを買わず。
    週足陽線基準は28364円。
    26週線は28956円。
    13週線は29153円。
    受け渡しベースでは6月入り。
    14日ぶりに25日線(28681円)超に期待の週末。

    《今日のポイント5月28日》

    (1)木曜のNY株式市場でNYダウとS&P500は続伸。
       NASDAQは小幅に反落。
       10年国債利回りは1.606%。
       2年国債利回りは0.146%。
       ドル円は109円台後半。
       円は2日間で1%下落。
       SKEW指数は149.35。
       恐怖と欲望指数は35→36。

    (2)ダウ輸送株指数は105ポイント高の15709ポイントと続伸。
       SOX指数は0.58%高の3159ポイントと4日続伸。
       VIX指数は16.74と低下。
       合算売買高は124.8億株(前日は98.3億株、過去20日平均は105.2億株)。
       225先物CME円建ては大証比日中比320円高の28850円。

    (3)東証1部の売買代金は5兆5996億円(前日2兆4138億円)。
       大引けで約3兆円の大商い。
       MSCIの指数イベントで2018年2月6日以来の大きさに膨らんだ。
       新高値53銘柄(前日56銘柄)。
       新安値165銘柄(前日126銘柄)。
       騰落レシオは81.37(前日84.99)と低下。
       NTレシオは14.94倍(前日14.91倍)。
       サイコロは7勝5敗で58.33%。

    (4)右肩下がりの25日線(28671円)から▲0.43%。
       13日連続で下回った。
       横ばいの75日線は29235円。
       13日連続で下回った。
       右肩上がりの200日線(26623円)からは7.23%(前日△7.72%)。
       右肩上がりの5日線(28485円)から△0.22%。
       8日連続で上回った。
       TOPIXの25日線は1908ポイント。
       5日線とゴールデンクロス。

    (5)空り比率は44.4%(7日連続で40%超:前日42.5%)。
       空売り規制なしの比率は5.2%(前日9.0%)。
       日経VIは20.34(前日21.03)と低下。

    (6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.986%(前日▲14.662%)。
       買い方▲7.914%(前日▲7.584%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用価損益率で売り方▲5.501%(前日▲5.807%)。
       買い方▲17.729%(前日▲17.360%)


    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.85倍(前日13.91倍)。
       EPSは2061円(前日2059円)。
       BPSは23400円(前日23477円)
       日経平均の益回りは7.22%(前日7.19%)。

    (8)東証1部時価総額は709兆円(前日は713兆円)。
       ドル建て日経平均は261.75(前日263.26)。

    (9)ボリンジャーのマイナス1σが28119円。
       プラス1σが29222円。
       一目均衡の雲は6月1日に黒くねじれる。
       勝手雲の上限は28596円。
       下限は28192円。
       RSIが41.51(前日42.66)。
       RCIが72.25(前日54.95)。
       日銀は22日連続でETFを買わず。
       週足陽線基準は28364円。
       受け渡しベースでは6月入り。
       14日ぶりに25日線(28681円)超に期待の週末。

    今年の曜日別勝敗(5月27日まで)

    月曜13勝6敗
    火曜11勝8敗
    水曜9勝11敗
    木曜13勝6敗
    金曜10勝10敗

    5月第3週の海外投資家動向。
    現物2269億円売り越し(2週連続)。
    先物1711億円売り越し(2週連続)。
    合計3981億円売り越し(2週連続)。
    前週の1.1兆円レベルからは減少した。

    本来なら今週末の予定だったビルダバーグ会議は今年もなさそう。
    一方でカンザスシティー地区連銀は発表した。
    「ワイオミング州の避暑地、ジャクソンホールで世界の中央銀行首脳らを集めて開催する経済シンポジウム。
    8月26─28日に対面形式で開催」。
    昨年はテレビ会議方式で開催。
    今年は対面というのは大きな復活。
    基調講演はオンラインでも中継される予定。

    昨日時点で全国の新型コロナ感染者数は62800人。
    新規感染者は4139人。
    退院者数は4615人。
    新規感染者数はチャートで見ると右肩下がり。
    現在感染者数も右肩下がり。
    前回のピークの72000人台は明確に下回ってきた。
    専門家もチャートを読めれば良いのに・・・。

    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    住江織物(3501)・・・動兆

    住江織物に注目する。
    同社は自動車カーペットや内装品が主力。
    鉄道・バス向けも高シェア。
    業績は好調。
    自動運転車の社内インテリア、リサイクルカーペットなど未来材料は豊富。
    鉄道・バスは環境関連。
    「気が付かれていない」だけと見る。


    (兜町カタリスト櫻井)

    [概況]

    27日、欧米時間の外国為替市場において米ドル円は上昇基調を鮮明にし、終日買い優勢の展開となった。米国時間帯において109円台後半に突入。高値は109.935まで買われる場面がみられ、110円大台回復が現実味を帯びた。この日はバイデン大統領が、2022会計年度(21年10月〜22年9月)の予算教書において6兆ドル規模の歳出を求める計画が報道され、国債増発を巡る懸念が台頭。米10年債利回りが一時1.62%台に突入するなど米金利上昇の流れがドル買いを後押しした。
     
    また、日本政府が緊急事態宣言を来月20日まで延長する意向を固めらことも円売りにつながっていた模様である。
    テクニカル面では、実線が一目均衡表の雲の上限を上に放れる動きとなっている。RSIが70に接近している点は留意が必要だが、着実な地合い良化の流れは買い方にとっての支援材料に。


    [提供:AIゴールド証券株式会社]

     
    28日の日経平均株価は反発後、堅調な展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万8600円−2万8900円。
    現地27日のNYダウ平均は141ドル高の34464ドルで取引を終えた。S&P500も上昇した一方、ナスダックは下落。新規失業保険申請件数が良好な内容となったことなどから、景気敏感株に買いが入った。
    きのう27日の日経平均株価は6日ぶりに反落したものの、取引終了にかけて下げ幅を縮小し、底堅い展開だった。
    米国株式市場では、景気敏感株が買われNYダウが続伸したことから、東京株式市場でも同じような銘柄に物色の矛先が向かいそう。ただ、週末要因や現地31日の米国株式市場がメモリアルデーの祝日で休場となることから、模様眺めムードが広がる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の後半(27日は109円09−11銭)、ユーロ・円が1ユーロ=133円台の後半(同133円14−18銭)と円安に振れている。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、27日の大阪取引所清算値比320円高の2万8850円だった。
     
     
    【好材料銘柄】 
     
    ■ANAP <3189>
    ZOZOTOWNの中国版「ZOZO」で商品の販売を開始。
     
    ■フィル・カンパニー <3267>
    今期経常を2.5倍上方修正。
     
    ■富士石油 <5017>
    シティインデックスイレブンスが27日付で財務省に提出した大量保有報告書によると、シティインデックスイレブンスの同社株式保有比率は5.03%となり、新たに5%を超えたことが判明した。
     
    ■タカショー <7590>
    2-4月期(1Q)経常は3.4倍増益で着地。
     
    ■BEENOS <3328>
    発行済み株式数(自社株を除く)の1.2%にあたる16万株(金額で8億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月28日から6月30日まで。
     
    ■KeePer技研 <6036>
    発行済み株式数(自社株を除く)の3.54%にあたる100万株(金額で21億8800万円)を上限に、5月28日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
     
    ■アインホールディングス <9627>
    前期経常を26%上方修正。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    28(金)
    【国内】
    4月失業率(8:30)
    4月有効求人倍率(8:30)
    5月都区部消費者物価指数(8:30)
    《決算発表》
    東和フード、ひらまつ、大和コン、キタック
     
    【海外】
    米4月個人所得・個人消費支出(21:30)
    G7財務相・中央銀行総裁会議(オンライン)
     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    [株価材料]
     
     
     
    ■緊急事態宣言、来月20日まで延長の方針 9都道府県
     
    ■三菱ケミカル<4188>
    ハイエンド液晶向けに新たなカラーレジスト投入
     
    ■三和HD<5929>
    ドア新工場を建設 中国で、生産能力3倍に
     
    ■NEC<6701>
    AIで食道がん診断 顔認証技術を応用
     
    ■OKI<6703>
    半導体真贋判定サービス開始 最短1日
     
    ■パナソニック<6752>
    30年にCO2ゼロ目標 環境分野、成長の軸に
     
    ■ソニーG<6758>
    TV工場を自動化 コスト7割減
     
    ■日産自<7201>
    栃木で産ロボ活用 工場自動化を推進
     
    ■レシップHD<7213>
    米で運賃収受システム受注 数億円 サブスクで提供
     
    ■インターアクション<7725>
    自動車向けなど歯車精密検査装置を拡販
     
    ■伊藤忠商事<8001>
    太陽光発電の余剰電力販売 消費者向け
     
    ■長瀬産業<8012>
    蓄電池など情報通信・エネルギービジネスを強化
     
    ■ソフトバンクG<9984>
    国内銀借り入れ2割減 外銀は3倍に(BBG)
     


    27日のNYダウ工業株30種平均は続伸し、前日比141ドル59セント高の3万4464ドル64セントで終えた。
    朝方発表の週間の米新規失業保険申請件数が市場予想より少なかった。雇用回復が続いているとの観測を後押しし、景気敏感株を中心に買いが優勢だった。
     
    米労働省が午前発表した新規の週間失業保険申請件数は、40万6000件と、前週から減少。新型コロナウイルス感染拡大以降の最低の水準を更新した。市場予想も下回った。一方、1〜3月期の米実質GDP改定値は、速報値から変更なかったものの、個人消費、設備投資が引き上げられた。ワクチン普及による経済活動の再開を背景に、雇用や景気の改善が続いていることを示した。
     
    個別銘柄では航空機のボーイングが4%近く上昇した。欧州の同業エアバスが増産計画を発表し、航空機需要の回復を期待した買いが入った。航空機部品を手掛ける機械のハネウェル・インターナショナルも3%高。建機のキャタピラーも高い。経済再開の恩恵を受けやすい映画・娯楽のウォルト・ディズニーが買われ、米長期金利の上昇を受けて銀行のJPモルガン・チェースも高い。ダウ平均の上げ幅は一時285ドルに広がった。
     
    ただ、朝高後は伸び悩んだ。長期金利が上昇すると相対的に割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株は下げ銘柄が多かった。顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムやスマートフォンのアップル、ソフトウエアのマイクロソフトが安い。
     
    ナスダック総合株価指数は小反落し、前日比1.720ポイント安の1万3736.276で終えた。ネット通販のアマゾン・ドット・コムと検索サイトのアルファベットが安い。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    34,464.64+141.59
    S&P500種
    4,200.88+4.89
    ナスダック
    13,736.276−1.720
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,898.50−5.30
    NY原油(ドル/バレル)
    67.19+0.34
    円・ドル
    109.81 - 109.82+0.72
     


     

    【シカゴ日本株先物概況】


     
    27日のシカゴ日経平均先物は続伸した。6月物は前日比240円高の2万8850円で引け、27日の大取終値を320円上回った。
    米景気回復への期待から景気敏感株を中心に買われNYダウ工業株30種平均が続伸し、日経平均先物に買いが波及した。27日発表の週間の米新規失業保険申請件数が好調な雇用回復を示したと受け止められた。
     
     
    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    28850 ( +320 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    28850 ( +320 )
    ( )は大阪取引所終値比




    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7019.67(−7.26)
    27日のFTSE100種総合株価指数は3日続落した。前日の終値に比べ7.26ポイント(0.1%)安の7019.67で引けた。
    米国株が寄り付きから堅調だったものの、英株価指数は売り買いが交錯した。世界経済の回復期待は根強いものの、ポンド高などが上値を抑える要因となった。
    終日狭い範囲で推移した。構成銘柄の約6割が下落した。
     
    個別銘柄では、石油株と時価総額の大きい食品・日用品のユニリーバの下落が株価指数を押し下げた。鉱業・化学のジョンソン・マッセイは3%超下落した。2021年3月期の営業利益が減少したことなどが嫌気された。たばこのインペリアル・ブランズの下げも目立った。
    一方で、銅価格の上昇を背景に鉱業株が買われ指数の下値を支えた。鉱業のアントファガスタは5%近く上げた。欧州航空機大手エアバスの生産拡大が伝えられ、航空機エンジン製造大手ロールス・ロイスが3.9%高と買われた。
     
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 15406.73(−43.99)
    27日のドイツ株式指数(DAX)は続落した。終値は前日と比べて43.99ポイント(0.3%)安の1万5406.73だった。午後に上昇に転じる場面もあったが、その後再び下げた。
     
    個別では、医薬・農薬大手のバイエルが下落した。除草剤の発がん性を巡る米国での訴訟で、提示した和解案が拒否されたことが材料視された。産業機器のシーメンスの下げも目立った。ドイツポストは買われた。
     
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 6435.71(+44.11)
    その他の欧州の主要株式相場はまちまちだった。フランスの株価指数CAC40は終値ベースで2000年9月以来の高値で引けた。

05月28日 毎日コラム
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