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【市況一覧】
日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,085.80 -375.12 04/26
ナスダック総合
15,611.76 -100.99 04/26


05月01日 マーケットコメント

05月02日 マーケットコメント

05月03日 マーケットコメント

05月04日 マーケットコメント

05月05日 マーケットコメント

05月06日 マーケットコメント

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05月08日 マーケットコメント

05月09日 マーケットコメント

05月10日 マーケットコメント


    あす12日の日経平均株価は、神経質な展開か。
    米国で経済正常化に伴いインフレ圧力が高まりつつあるなか、改めて米長期金利動向が意識される。金利水準によっては米ハイテク株に影響を与え、日本株にも反映されることになる。米国では、12日に注目の4月消費者物価が公表され、10年物国債の入札が予定される。また、11日にブレイナードFRB(米連邦準備制度理事会)理事が、12日にはクラリダFRB副議長が講演を予定しており、今後の金融政策を占う上で幹部の景気認識にも注視する必要があろう。
     
    あすは後場の取引時間中にトヨタが、引け後にソフトバンクGが決算を発表予定。グロース株の弱さが際立つ中では、ソフトバンクGの動向が特に注目される。同社に関しては前21.3期の純利益が4兆円台後半になるとの観測報道が既に出ており、良好な着地は織り込み済み。一方、足元の金利上昇を背景としたグロース株安は、先行き業績への警戒材料となる。ソフトバンクGはきょう6%を超える下げとなったが、足元で業績期待の高い銘柄の決算反応が芳しくないことを鑑みると、発表前の買い戻しは期待しづらいだろう。同社がもう一段下げるようだと、全体市場の重しにもなり得る。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(11日現在)
     
    29810.66  ボリンジャー:+1σ(13週)
    29788.42  ボリンジャー:+1σ(25日)
    29681.78  ボリンジャー:+1σ(26週)
    29432.03  均衡表転換線(週足)
    29391.12  25日移動平均線
    29356.92  13週移動平均線
    29314.37  均衡表基準線(日足)
    29305.60  均衡表雲上限(日足)
    29275.97  75日移動平均線
    29172.16  均衡表雲下限(日足)
    29113.79  6日移動平均線
    29110.39  均衡表転換線(日足)
    28993.81  ボリンジャー:-1σ(25日)
    28903.17  ボリンジャー:-1σ(13週)
     
    28608.59  ★日経平均株価11日終値
     
    28596.50  ボリンジャー:-2σ(25日)
    28449.43  ボリンジャー:-2σ(13週)
    28435.86  26週移動平均線
    28405.52   新値三本足陰転値
    28199.19  ボリンジャー:-3σ(25日)
    28070.06  均衡表基準線(週足)
    27995.68  ボリンジャー:-3σ(13週)
    27189.93  ボリンジャー:-1σ(26週)
    26287.35  200日移動平均線
    25944.01  ボリンジャー:-2σ(26週)
     
     
     
    25日線とその下を走る5日線がともに下向きに転じ、終値は5日線を下回った。ローソク足は胴体部分が長く上下のヒゲが極端に短い大陰線を引き、強い売り圧力を窺わせた。一目均衡表では終値が雲を下放れたほか、遅行線は弱気シグナルを発生して三役逆転を示現し、チャート形状は一気に売り手優位に転じた。ボリンジャーバンドでは-2σ付近で引けて下値拡張余地を示唆。-1σ分の間隔が拡大する5本線発散が始まっており、中心線から離れながら下降する-2σに沿った下値拡張リスクに警戒が必要となろう
     
     

    【大引け概況】
    11日の日経平均株価は大幅に反落し、前日比909円75銭安の2万8608円59銭で終えた。下げ幅は2月26日(1202円26銭)以来の大きさだった。
    本日のマーケット動画
    時間:00:02:22 容量:21.09M

    過去のマーケット動画はこちら
     
     前日の米市場で米長期金利が上昇してハイテク株に売りが広がった流れを受け、東京株式市場でも売り注文が出た。
     
    ナスダック総合株価指数と主要な半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が大幅安となった。東京市場でも東エレクといった値がさの半導体関連やソフトバンクグループ(SBG)に売りが出て指数を押し下げた。
    朝方から売りが優勢だった。チャート上で5日移動平均を明確に下回り、午前の中ごろから下げが加速した。米株価指数先物が日本時間11日午後の時間外取引で軟調に推移したことで日経平均先物に短期筋などからの売りが出たのも重荷となり、下げ幅は一時1000円に迫った。
     
    前日に21年3月期決算を発表したパナソニックは6%安となった。市場では「決算発表をきっかけに売りを出す流れが続いている」との声も聞かれた。
     
    東証株価指数(TOPIX)は4営業日ぶりに反落し、前日比46.35ポイント安の1905.92で終えた。JPX日経インデックス400も反落。終値は425.75ポイント安の1万7173.53だった。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆9567億円。売買高は12億8914万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1989と、全体の9割を占めた。値上がりは169、変わらずは33銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)では精密機器、非鉄金属、ガラス・土石製品の下落が目立った。上昇は電気・ガス業のみ。
     
    個別では、断トツの売買代金をこなしたソフトバンクグループが一時7%近くと大幅安、東京エレクトロン、レーザーテック、アドバンテストなど半導体関連主力も急落した。トヨタ自動車が売りに押され、村田製作所、キーエンスなども下落した。ホクシンが大きく利食われ値下がり率トップとなったほか、丸和運輸機関も急落。ボルテージ、東海カーボンも大幅に売り込まれた。
     
    半面、任天堂、日本製鉄、日本郵船なども買いが優勢だった。塩野義製薬も強い動き。極東貿易がストップ高に買われ、日本ケミコンが急騰、ノリタケカンパニーリミテドも値を飛ばした。宮越ホールディングス、新日本科学、グリーも買われた。
     
    東証2部株価指数は前日比71.83ポイント安の7462.14ポイントと5日ぶり反落した。
    出来高1億2128万株。値上がり銘柄数は94、値下がり銘柄数は319となった。
     
    個別では、YE DIGITAL、ソケッツ、フライトホールディングス、ダイトーケミックス、富士ソフトサービスビューロなど9銘柄が年初来安値を更新。ヴィスコ・テクノロジーズ、SECカーボン、神鋼環境ソリューション、ミズホメディー、東京ボード工業が売られた。
     
    一方、三井金属エンジニアリング、アートスパークホールディングス、エス・ディー・エス バイオテック、神鋼鋼線工業、オーナンバなど10銘柄が年初来高値を更新。SANEI、AMGホールディングス、セキド、ジー・スリーホールディングス、電響社が買われた。
     
     


    日経ジャスダック平均株価は4営業日ぶりに反落した。終値は前日比27円84銭(0.71%)安い3889円66銭だった。ナスダック総合指数の下落により投資家心理が悪化し、手じまい売りが優勢となった。
    シンバイオや出前館、ハーモニックが下落した。半面、メイコーやTホライゾンなど10日に決算を発表した銘柄には買いも入った。
    ジャスダック市場では「好決算を発表した企業の株が買いを集めた」。この結果、マザーズ指数の前日比下落率は3.5%と大きかったが、日経ジャスダック平均は0.7%と比較的小幅にとどまった。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で588億円、売買高は6800万株だった。
    値上がり銘柄数は155、値下がり銘柄数は465となった。
     
    個別ではオールアバウト、出前館、ピクセルカンパニーズ、アスコット、山王など25銘柄が年初来安値を更新。ツクイスタッフ、シキノハイテック、昭和真空、東洋合成工業、北川精機が売られた。
     
    一方、テクノホライゾンがストップ高。ネクストウェア、芝浦電子は一時ストップ高と値を飛ばした。美樹工業、シンクレイヤ、ミサワホーム中国、山田債権回収管理総合事務所、高見澤など16銘柄は年初来高値を更新。メイコー、テイン、日本電計、ネオマーケティング、川重冷熱工業が買われた。
     


    東証マザーズ指数は6日続落した。終値は前日比40.07ポイント(3.46%)安い1117.35と、2020年8月28日(1081.57)以来の安値となった。
    10日の米国市場でハイテク株が軒並み下落したことで、成長株が多いマザーズ市場でも売りが膨らんだ。米ナスダック総合指数の下落により投資家心理が悪化し、手じまい売りが優勢となった。主力株を中心に幅広い銘柄が売らており、メルカリやHENNGE、JIG-SAWなどが安い。
    市場では「デジタルトランスフォーメーション(DX)に関する銘柄などをひとくくりに運用する投資家が米市場の動きと連動させて売っているようだ」との声があった
    値上がり銘柄数は44、値下がり銘柄数は301となった。
    個別ではフィット、ITbookホールディングス、GA technologies、農業総合研究所、ALBERTなど43銘柄が年初来安値を更新。ZUU、ブロードマインド、Jストリーム、JIG−SAW、ソーシャルワイヤーが売られた。
     
    一方、キャリアがストップ高。アズーム、アライドアーキテクツ、Fast Fitness Japan、日本リビング保証など5銘柄は年初来高値を更新。ソフトマックス、gooddaysホールディングス、アクアライン、和心、サイジニアが買われた。


    11日午前の日経平均株価は大幅反落した。午前終値は前日比812円39銭(2.75%)安の2万8705円95銭だった。
     
    前日の米国株市場でハイテク株に売りがかさみ、ナスダック総合指数が350ポイント強の急落をみせたことを受け、ハイテクセクターを中心に幅広く売り込まれる展開となった。日経平均は先物を絡めて下げ足を強め、800円を超える波乱安の展開となり、2万9000円台を大きく割り込み、引け際に2万8700円も瞬間下回る場面があった。全体の8割以上の銘柄が下落したが、バリュー株の一角に買いが入るなど全面安とはならず、値上がり銘柄数も300を上回った。
    東エレクやアドテストといった半導体関連、ソフトバンクグループ(SBG)に売りが出て指数を押し下げた。
    前日に21年3月期決算を発表したパナソニックも大幅安となった。市場では「決算発表をきっかけに売りを出す流れが続いている」との声が聞かれた。
     
    午前の中ごろから売り圧力が高まった。日経平均がチャート上で5日移動平均(2万9146円)を明確に下回ると、売りに拍車がかかった。
    東証株価指数(TOPIX)は反落し、午前は38.65ポイント安い1913.62だった。JPX日経インデックス400も反落した。
     

    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆3946億円、売買高は6億1649万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1770と、全体の約8割を占めた。値上がりは330、変わらずは81銘柄だった。
     
     
    業種別株価指数(33業種)では精密機器、非鉄金属、ガラス・土石製品の下落が目立った。上昇は電気・ガス業のみ。
     
    個別では、売買代金断トツのソフトバンクグループが6%安と急落、東京エレクトロン、レーザーテックなど半導体関連も大幅安、トヨタ自動車、村田製作所、パナソニックなども安い。ホクシンが急反落、ボルテージ、テクマトリックスなどの下げも目立つ。
     
    半面、任天堂が、日本製鉄、日本郵船などが買われた。日本ケミコンが急騰、グリーも値を飛ばした。新日本科学も物色人気となった。
     
     
    東証2部株価指数は前日比55.75ポイント安の7478.22ポイントと5日ぶり反落した。
    出来高1億2128万株。値上がり銘柄数は104、値下がり銘柄数は290となった。
     
    個別ではYE DIGITAL、ソケッツ、タクミナが年初来安値を更新。ヴィスコ・テクノロジーズ、神鋼環境ソリューション、ミズホメディー、TONE、東京ボード工業が売られた。
     
    一方、三井金属エンジニアリング、エス・ディー・エス バイオテック、オーナンバ、岡山県貨物運送、東海リースが年初来高値を更新。セキド、AMGホールディングス、石井食品、太平製作所、電響社が買われた。


    「違和感」

    週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って反落。
    NYダウは過去最高値を更新した場面もあったが終値は6日ぶりに反落。
    NASDAQは2%超の下落。
    「物価上昇への懸念が拡大。
    ハイテク銘柄などグロース株への売りが膨らんだ」との見方。
    背景には石油パイプラインへのサーバーテロがあることも否定できない。
    シティはアルファベットとフェイスブックの株式投資判断を「買い」から「ニュートラル」に引き下げ。
    「デジタル広告で収入を得ている企業に対して慎重な見方」という内容。
    アルファベットは一時2.6%安、フェイスブックは4.2%下落。
    国債利回りは上昇。
    10年国債利回りは1.603%。
    2年国債利回りは0.154%。
    ドル円は108円台後半。
    WTIの原油先物は0.02ドル(0.03%)高の64.92ドル。
    イーサは4148.88ドルと続伸。
    月初からの上昇率は41%に達した。  
    SKEW指数は142.72。
    恐怖と欲望指数は55→51。

    週明けのNYダウは34ドル(0.10%)安の34742ドルと6日ぶりに反落。
    NASDAQは350ポイント(2.55%)安の13401ポイントと3日ぶりに反落。
    S&P500は44ポイント(1.04%)安の4188ポイントと4日ぶりに反落。
    ダウ輸送株指数は13ポイント安の15929ポイントと6日ぶりに反落。
    SOX指数は4.66%安の2967ポイントと4日ぶりに反落。
    VIX指数は19.66と上昇。
    合算売買高は109.7億株(前日は102.3億株、過去20日平均は102億株)。
    225先物CME円建ては大証比日中比300円安の29270円。
    ドル建ては大証比日中比290円安の29280円。
    ドル円は108.78円
    10年国債利回りは1.603%。
    2年国債利回りは0.154%。


    週明けの日経平均は寄り付き19円高。
    終値は160円高の29518円。
    上昇率は0.55%。
    高値は29635円。
    日足は3日連続陽線。
    25日線(29413円)と一目均衡の雲の上限(29414円)を上回った。
    TOPIXは0.29%上昇し続伸。
    PBRが低い銘柄で構成するTOPIXバリュー指数は前週末比1.12%上昇。
    グロース指数は0.86%高とバリュー株優位の展開
    東証マザーズ指数は5日続落。
    日経ジャスダック平均は3日続伸。
    東証1部の売買代金は2兆4642億円(前日2兆5446億円)。
    75日連続で2兆円超。
    値上がり1482銘柄(前日1611銘柄)。
    値下がり614銘柄(前日505銘柄)。
    新高値117銘柄(前日84銘柄)。
    新安値27銘柄(前日36銘柄)。
    騰落レシオは90.79(前日84.49)と上昇。
    NTレシオは15.15倍(前日15.19倍)。
    25日連続15倍台。
    サイコロは7勝5敗で58.33%。
    ほぼ横ばいの25日線(29413円)からは△0.35%。
    11日ぶりに上回った。
    右肩上がりの75日線は29271円。
    3日連続で上回った。
    右肩上がりの200日線(26258円)からは△12.42%(前日△11.96%)。
    右肩上がりの5日線(29214円)から△1.04%。
    3日連続で上回った。
    75日線とまもなくゴールデンクロスの可能性。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.626%(前日▲17.928%)。
    買い方▲5.913%(前日▲6.225%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用価損益率で売り方▲0.636%(前日▲1.759%)。
    買い方▲18.361%(前日▲17.353%)。
    空売り比率は39.0%(3日連続で40%割れ:前日39.7%)。
    空売り規制なしの比率は7.0%(前日8.3%)。
    Quick調査の4月23日時点の信用評価損率は▲8.75%(前週▲8.71%)。
    2週連続の悪化。
    4月30日時点の裁定売り残は1190億円増の9415億円。
    (当限は9415億円)
    6週ぶりに増加。
    ピークは昨年11月第1週の2兆380億円。
    昨年4月第4週は2兆4125億円だった。
    4月30日時点の裁定買い残は1669億円減の7031億円。
    (当限は7031億円)。
    5週連続で減少。
    3月第2週の7022億円以来の低水準。
    ボトムは昨年3月第3週の2420億円。
    日経VIは18.20と低下。
    日経平均採用銘柄の予想PERは18.48倍(前日19.31倍)。
    前期基準では25.76倍。
    EPSは1597円(前日1520円)。
    (4月28日1367円→1411円→1519円→1520円)。
    7日連続で今年の最大値更新。
    因みに今年大発会は1081円、最低値は1072円。
    575円の増加は53%増。
    昨年1月大発会の1639円が指呼の間。
    19年1月大発会の1763円も見えてきた。
    225のPBRは1.30倍。
    BPSは22706円(前日22758円)
    日経平均の益回りは5.41%(前日5.18%)。
    配当利回りは1.70%。
    東証1部全銘柄だと予想PERは20.52倍。
    前期基準では26.39倍。
    PBRは1.37倍。
    東証1部単純平均株価は13円高の2422円。
    (2020年末2341円、2019年末2327円、
    2018年末2077円、2017年末2946円)。
    東証1部売買単価は2187円(前日は2167円)。
    東証1部時価総額は727兆円(前日は721兆円)。
    48日連続で700兆円超。
    ドル建て日経平均は271.16(前日268.99)。
    週明けのシカゴ225先物終値は大証日中比300円安の29270円。
    高値は29695円、安値は29230円。
    225先物大証夜間取引終値は日中比300円安の29270円。
    気学では「相場の分岐する日。足取りについて駆け引きせよ」。
    水曜は「目先の天底を作ることあり」。
    木曜は「戻り売りの日なれど下寄り突っ込みは見送れ」。
    金曜は「人気に逆行して動く日」。
    ボリンジャーのプラス1σは29780円
    一目均衡の雲の上限は29414円。
    下限が29172円で11日ぶりに雲の上に浮上。
    勝手雲の上限は29314円
    下限は29066円。
    11日ぶりに勝手雲の上。
    RSIが48.46(前日44.05)。
    RCIが46.43(前日32.14)。
    日銀は4月21日(前場▲2.17%)の701億円以来9日連続でETFを買っていない。
    3月16日までの6日続伸以来の4日続伸に期待。
    2月10日以来の4日連続日足陽線の可能性も否定できない。
    その先は1月14日までの5日連続日足陽線だ。
    残念ながらNY株は反落での戻り。

    《今日のポイント5月11日》

    (1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って反落。
       NYダウは過去最高値を更新した場面もあったが終値は6日ぶりに反落。
       NASDAQは2%超の下落。
       10年国債利回りは1.603%。
       2年国債利回りは0.154%。
       ドル円は108円台後半。
       SKEW指数は142.72。
       恐怖と欲望指数は55→51。

    (2)ダウ輸送株指数は13ポイント安の15929ポイントと6日ぶりに反落。
       SOX指数は4.66%安の2967ポイントと4日ぶりに反落。
       VIX指数は19.66と上昇。
       合算売買高は109.7億株(前日は102.3億株、過去20日平均は102億株)。
       225先物CME円建ては大証比日中比300円安の29270円。

    (3)東証1部の売買代金は2兆4642億円(前日2兆5446億円)。
       新高値117銘柄(前日84銘柄)。
       新安値27銘柄(前日36銘柄)。
       騰落レシオは90.79(前日84.49)と上昇。
       NTレシオは15.15倍(前日15.19倍)。
       サイコロは7勝5敗で58.33%。

    (4)ほぼ横ばいの25日線(29413円)からは△0.35%。
       11日ぶりに上回った。
       右肩上がりの75日線は29271円。
       3日連続で上回った。
       右肩上がりの200日線(26258円)からは△12.42%(前日△11.96%)。
       右肩上がりの5日線(29214円)から△1.04%。
       3日連続で上回った。
       75日線とまもなくゴールデンクロスの可能性。

    (5)空売り比率は39.0%(3日連続で40%割れ:前日39.7%)。
       空売り規制なしの比率は7.0%(前日8.3%)。
       Quick調査の4月23日時点の信用評価損率は▲8.75%(前週▲8.71%)。
       2週連続の悪化。
       4月30日時点の裁定売り残は1190億円増の9415億円。
       (当限は9415億円)
       6週ぶりに増加。
       ピークは昨年11月第1週の2兆380億円。
       昨年4月第4週は2兆4125億円だった。
       4月30日時点の裁定買い残は1669億円減の7031億円。
       (当限は7031億円)。
       5週連続で減少。
       3月第2週の7022億円以来の低水準。
       ボトムは昨年3月第3週の2420億円。
       日経VIは18.20と低下。

    (6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.626%(前日▲17.928%)。
       買い方▲5.913%(前日▲6.225%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用価損益率で売り方▲0.636%(前日▲1.759%)。
       買い方▲18.361%(前日▲17.353%)。

    (7)日経平均採用銘柄の予想PERは18.48倍(前日19.31倍)。
       前期基準では25.76倍。
       EPSは1597円(前日1520円)。
       (4月28日1367円→1411円→1519円→1520円)。
       7日連続で今年の最大値更新。
       因みに今年大発会は1081円、最低値は1072円。
       575円の増加は53%増。
       昨年1月大発会の1639円が指呼の間。
       19年1月大発会の1763円も見えてきた。
       225のBPSは22706円(前日22758円)

    (8)東証1部時価総額は727兆円(前日は721兆円)。
       ドル建て日経平均は271.16(前日268.99)。

    (9)ボリンジャーのプラス1σは29780円
       一目均衡の雲の上限は29414円。
       下限が29172円で11日ぶりに雲の上に浮上。
       勝手雲の上限は29314円
       下限は29066円。
       11日ぶりに勝手雲の上。
       RSIが48.46(前日44.05)。
       RCIが46.43(前日32.14)。
       日銀は4月21日(前場▲2.17%)の701億円以来9日連続でETFを買っていない。
       3月16日までの6日続伸以来の4日続伸に期待。
       2月10日以来の4日連続日足陽線の可能性も否定できない。
       その先は1月14日までの5日連続日足陽線だ。
       残念ながらNY株は反落での戻り。

    今年の曜日別勝敗(5月10日まで)

    月曜12勝5敗
    火曜9勝7敗
    水曜8勝9敗
    木曜12勝4敗
    金曜8勝10敗

    日経朝刊マーケット面のレイアウトが今朝から変更された。
    結構長い間親しんだだけに違和感は否めない。
    気になるのは商品面が先に来たこと。
    以前も何回かあった。
    ひょっとすると読者が証券面よりも商品面の方が多いということなのだろうか。
    あるいは勝手な作り手の論理なのだろうか。
    いうれにしても違和感ではある。
    同時に掲載されていたのは「日経平均ルール改正案」。
    みなし額面方式をやめて除数で調整する方向が登場してきた。
    株価の永続性を保つために存在しているのがこの除数。
    因みに日経平均は27.7程度。
    NYダウは0.15程度。
    株価を合計した数字を割るのだから「1」より大きいか小さいかは大きな課題。
    NYダウは1以下だから株価の振幅よりもダウ平均の動きの方が大きい。
    日経平均は30近いので株価の振幅の方が大きい。
    この差はもっと大きい。

    興味深いのはそのNYダウ平均の歴史。
    ダウ・ジョーンズ社による株価指数は1884年から存在した。
    ただ当時のアメリカの産業構造を反映し、鉄道事業者が中心の構成であった(鉄道株9種、工業株2種)。
    その後この従来のダウ平均(現在の輸送株20種平均)と分離。
    1896年に農業、鉱工業などの12銘柄で算出開始。
    1928年に30銘柄となった。
    その後、情報通信業や医療などのサービス業を取り込みながら、現在に至る。
    銘柄構成企業は、以前はすべてニューヨーク証券取引所(NYSE)上場企業。
    1999年111月に初めてNASDAQ上場企業からインテルとマイクロソフトが採用。
    今は6社がNASDAQ上場企業だ。
    一方日経平均は1950年5月が起源。
    世界大恐慌と第二次世界大戦の前と後。
    ここも大きな違いにはなろうか。

    BofAセキュリティーズのリポートは「自社株買いの可能性」。
    ★過去3年間の4〜6月期に自社株買いを2回以上発表した実績のある銘柄
    コード  銘柄名
    7203    トヨタ
    9984    ソフトバンクG
    9432    NTT
    9433    KDDI
    8001    伊藤忠
    4452    花 王
    8801    三井不
    6753    シャープ
    1801    大成建
    8252    丸井G
    9042    阪急阪神
    4021    日産化
    3626    TIS
    6845    アズビル
    2593    伊藤園
    1721    コムシスHD
    1951    協エクシオ


    (兜町カタリスト櫻井)


    11日の日経平均株価は、反落後はもみ合いとなりそう。
    日経平均株価の予想レンジは、2万9200円−2万9500円。
    米国株は下落。NYダウ平均は34ドル安の34742ドルで取引を終えた。買いが先行して35000ドル台に乗せる場面もあった。しかし、長期金利上昇への警戒がくすぶる中、ハイテクを中心にグロース株が弱く、ナスダックが大幅安。この動きを嫌気する格好で、取引終盤に下げに転じた。
    きのうの日経平均株価は大幅に続伸した後に、上値が重い展開となっていたことや、現地10日の米国株式市場で、NYダウとナスダック総合指数が反落したこともあり、売り優勢のスタートとなりそう。
    5日線(2万9214円、10日時点)がサポートとして意識され、水準を切り下げて始まった後の下値は限られるとみる。
    個別株への物色が中心になるとみられる。為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の後半(10日は108円91−93銭)、ユーロ・円が1ユーロ=132円台の前半(同132円30−34銭)と小動き。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、10日の大阪取引所清算値比300円安の2万9270円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■ミサワホーム中国 <1728>
    親会社のミサワホームがTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株320円で10日終値を16.8%上回る水準。買い付け期間は5月11日から6月21日まで。
     
    ■タスキ <2987>
    今期経常を17%上方修正・最高益予想を上乗せ。
     
    ■ソリトンシステムズ <3040>
    1-3月期(1Q)経常は3.7倍増益で着地。
     
    ■コスモ・バイオ <3386>
    1-3月期(1Q)経常は50%増益・上期計画を超過。
     
    ■ソフトマックス <3671>
    1-3月期(1Q)経常は2.5倍増益・上期計画を超過。
     
    ■ソルクシーズ <4284>
    1-3月期(1Q)経常は2倍増益で着地。
     
    ■デクセリアルズ <4980>
    今期経常は9%増で2期連続最高益、前期配当を10円増額・今期は14円増配へ。
     
    ■バーチャレクス・ホールディングス <6193>
    今期経常は22%増益へ。
     
    ■テクノホライゾン <6629>
    今期経常は14%増で3期連続最高益更新へ。
     
    ■メイコー <6787>
    今期経常は53%増で3期ぶり最高益、20円増配へ。
     
    ■オプテックスグループ <6914>
    1-3月期(1Q)経常は2.6倍増益・上期計画を超過。
     
    ■芝浦電子 <6957>
    今期経常は28%増で2期連続最高益、25円増配へ。
     
    ■日本ケミコン <6997>
    今期経常は2.6倍増益へ。
     
    ■日本リビング保証 <7320>
    今期経常を51%上方修正・最高益予想を上乗せ。
     
    ■京都きもの友禅 <7615>
    今期経常は3.2倍増益へ。
     
    ■NEW ART HOLDINGS <7638>
    今期経常は20%増益、20円増配へ。
     
    ■東京精密 <7729>
    今期経常は39%増で3期ぶり最高益、前期配当を20円増額・今期は26円増配へ。
     
    ■極東貿易 <8093>
    今期経常は70%増益、85円増配へ。
     
    ■ワイヤレスゲート <9419>
    子会社LTE-Xがチエル <3933> と資本業務提携。学校教育市場やエンタープライズ市場向け通信サービスの提供を開始する。
     
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    11(火)
    【国内】
    3月家計調査(8:30)
    日銀金融政策決定会合の主な意見(4/26〜27開催分)
    10年国債入札
    《決算発表》
    ソフトバンク、ダイキン、武田、NTTデータ、バンナムHD、日産自、SUBARU、パンパシHD、小野薬、ダイフク、島津製、りそなHD、シャープ、日本酸素、SUMCO、日清食HD、出光興産、東ソー、ユー・エス・エス、カカクコム、三菱ガス、日精工、参天薬、スクリン、横河電、名鉄、ALSOK、東急不HD、三菱自、川重、スズケン、ニチレイ、帝人、NIPPO、ハウス食G、シップHD、FUJI、ツムラ、神戸鋼、システナ、カチタス、ベネッセHD、不二製油、五洋建、福山運、日触媒、ニプロ、テレ朝HD、三井金、エレコム、長瀬産、BASE、ミルボン、ウシオ電、日化薬、メイテック、西松建、トプコン、サンケン電、ダイヘン、オプトラン、JAM、UNITED
     
    【海外】
    中国4月生産者物価指数(10:30)
    中国4月消費者物価指数(10:30)
    米3年国債入札
     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    [株価材料]
     
     
    ■サイバー攻撃、インフラに 世界で昨年5割増
     
    ■熱延コイル高騰 1000ドル迫る 東アジア価格12年半ぶり高値
     
    ■デンカ<4061>
    前期8%増へ 半導体・EV向け材料好調
     
    ■塩野義<4507>
    コロナワクチン年内実用化も 治験など条件整えば
     
    ■コスモエネHD<5021>
    全直営給油所590店再エネ活用 子会社の風力導入
     
    ■東芝<6502>
    GEと洋上風力で提携正式合意 保守・サービスも
     
    ■日本電産<6594>
    EV生産20社連合 部品一括受託へ中国に集積拠点
     
    ■日産自<7201>
    エンジンに100億円投資 精密部品を国内で集中生産
     
    ■ホンダ<7267>
    「アコード」110万台調査 ステアリング不具合の恐れ
     
    ■青森銀<8342>とみちのく銀<8350>
    統合協議開始へ
     
    ■東海東京FH<8616> フィデアHD<8713>
    商品仲介で提携
     
    ■ANA<9202>
    初の年間ボーナスゼロへ コロナ禍で業績悪化
     

    [概況]


    10日、欧米時間の外国為替市場において、英ポンド円は騰勢を強め一時154.05円まで買われ153.67円で終了した。市場は、先週行われたスコットランド議会選挙でスコットランド民族党(SNP)が勝利したものの過半数には1議席足りなかったことから、独立を問う住民投票への差し迫ったリスクが後退し、騰勢を強めた格好に。
     
    テクニカルは、日足線が長めの陽線引けとなり年初来高値を更新している。一方RSI14日(5/10現在)が70を超えて短期的に買われすぎ領域にある。目先は、応分の調整が入る可能性もあり十分留意していきたい。


    [提供:AIゴールド証券株式会社]


    10日のNYダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反落し、前週末比34ドル94セント安の3万4742ドル82セントで終えた。
     
    先週発表の米雇用統計で、非農業部門の就業者数が市場予想を大きく下回ったことで、米金融緩和の長期化観測が台頭。新型コロナウイルスのワクチン普及を背景にした経済活動の再開への期待も根強く、景気変動の影響が大きい銘柄を中心に買われ、ダウ平均は上昇して取引が始まった。前週末からの上げ幅は、一時300ドル超となった。ただ、主力ハイテク株への売りが止まらず相場は午後に伸び悩み、ダウ平均は取引終了間際に下げに転じた。
     
    米国では政府の大型の経済対策に加え、新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、経済正常化を後押しするとの期待が強いためだ。景気敏感株が買われやすく、工業製品・事務用品のスリーエムや建機のキャタピラーが上昇した。
     
    米最大級の石油パイプラインが7日のサイバー攻撃の影響で主要ラインの操業を停止している。週末に再開する見通しが伝わったが、供給不安によるエネルギー価格の上昇が見込まれ、シェブロンなど石油株も上げた。
     
    ダウ平均は午前中に一時313ドル高となり過去最高値を上回ったが、午後に急速に伸び悩んだ。景気回復や金利先高感を背景に、相対的に割高感が強いハイテク株の保有を減らし、景気敏感株にシフトする流れが強まった。米長期金利が再び1.6%台に上昇したことも、ハイテク株売りを招いたようだ。
     
    スマートフォンのアップルが3%下げ、ソフトウエアのマイクロソフトが2%下落した。ダウ平均の構成銘柄以外ではアナリストが投資判断を引き下げた交流サイトのフェイスブックが4%安となった。電気自動車のテスラが6%下げ、エヌビディアなど半導体銘柄も軒並み売られた。
     
    ナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落し、前週末比350.379ポイント(2.5%)安の1万3401.858で終えた。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    34,742.82−34.94
    S&P500種
    4,188.43−44.17
    ナスダック
    13,401.858−350.379
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,837.60+6.30
    NY原油(ドル/バレル)
    64.88−0.04
    円・ドル
    108.79 - 108.81−0.12
     
     

    【シカゴ日本株先物概況】


    10日のシカゴ日経平均先物は下落した。
    6月物は前週末比140円安の2万9270円で引け、10日の大取終値を300円下回った。10日の米株式市場で長期金利の上昇などを背景に高値付近での利益確定売りに加えハイテク株主導でNYダウ工業株30種平均が反落し、日経平均先物にも売りが波及した。
     
    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    29270 ( -300 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    29280 ( -290 )
    ( )は大阪取引所終値比





    【欧州株式市場】

     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7123.68(−6.03)
    10日のFTSE100種総合株価指数は、ほぼ横ばいながら4営業日ぶりに小反落した。前週末の終値に比べ6.03ポイント(0.1%)安の7123.68で引けた。
    週末に結果判明した英スコットランド議会選で、独立派が過半数を制したものの、独立を掲げるスコットランド民族党(SNP)は単独過半数に届かなかった。これを受けて外為相場でポンド高が進み、株価指数の上値を抑えた。
    構成銘柄の約6割が下落した。ポンド相場の上昇でグローバル企業株が売られる一方で、鉱業株が買われ株価指数の下値を支えた。
     
    個別銘柄では、ブックメーカー(賭け屋)のフラッター・エンターテインメントは大幅安だった。投資信託のスコティッシュ・モーゲージ・インベストメント・トラストは6%超の下落と目立った。
    半面、住宅建設のバークリー・グループは、アナリストによる投資判断引き上げが好感され買われた。資源商社のグレンコアも上昇した。
     
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 15400.41(+0.76)
    10日のドイツ株式指数(DAX)はほぼ横ばいだった。終値は前週末と比べて0.76ポイント高の1万5400.41だった。
    個別では、医療機器のフレゼニウスとアディダスはともに、複数のアナリストが株価目標を引き上げたことなどが好感され買われた。料理宅配大手のデリバリーヒーローは6%超下げた。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 6385.99(+0.48)

05月11日 毎日コラム
「なぜ、あの人とは話が通じない!」イラッとくる
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