日経平均株価 | 38,236.07 | -37.98 | 05/02 |
TOPIX | 2,728.53 | -0.87 | 05/02 |
マザーズ | 642.96 | -3.29 | 05/02 |
NYダウ平均 | 38,225.66 | +322.37 | 05/03 |
ナスダック総合 | 15,840.96 | +235.48 | 05/03 |
東部ニューヨーク州のクオモ知事は3日、今月半ばから経済活動の再開をさらに進める方針を表明した。飲食店や小売店、娯楽施設などの収容人数規制を撤廃する。「再開を進める大きな一歩になる」と表明した。
一方、半数以上の米企業が1〜3月期の決算発表を終えた。リフィニティブのまとめでは、主要企業の利益は約46%増加。約87%の企業の1株当たりの利益が、市場予想を上回った。
市場では、経済活動再開の進展への期待や好調な企業業績を支えに、買いが先行して取引開始。景気動向の影響が大きい業種を中心に株価が上昇した。
米サプライマネジメント協会(ISM)が3日に発表した4月の製造業景況感指数は60.7だった。3月(64.7)から低下したが好不況の境目とされる50を大幅に上回った。IHSマークイットが発表した4月の世界の製造業購買担当者景気指数(PMI)は55.8と2010年以来、11年ぶりの高水準だった。
市場予想を大幅に上回る決算が相次ぎ、QUICK・ファクトセットがまとめた米主要500社の21年第1四半期(主に1〜3月期)の予想増益率は46%に上昇した。「収益上振れで予想PER(株価収益率)が低下しており、株価の割高感が薄れてきた」との声が聞かれた。
商品市況の一段の強まりを期待し、化学のダウが上昇した。原油高を受け、シェブロンなど石油株も買われた。ダウ平均の構成銘柄以外ではアナリストが投資判断を引き上げた物流のフェデックスとUPSの上げが目立った。
主力ハイテク株には利益確定などを目的とした売りが優勢だった。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前週末比67.563ポイント(0.5%)安の1万3895.118で終えた。独ベルリン工場の稼働が遅れると伝わった電気自動車(EV)のテスラが安い。ネット通販のアマゾン・ドット・コムも下げた。
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