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【市況一覧】
日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,239.66 +153.86 04/27
ナスダック総合
15,927.90 +316.14 04/27


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    明日(28日)の東京株式市場は、きょうの日経平均株価が終値で心理的フシ目の2万1500円台に乗せたことや、このところの円安・ドル高進行に一服感が出ていることを受けて、利益確定売り先行で軟調な推移となりそうだ。
    また、2日目を迎える米朝首脳会談に関連して、想定外の内容が表面化すれば波乱展開となる可能性もある。
    ただ、建設や不動産など、海外要因の影響が相対的に小さいセクターが動き出しており、内需で物色の蚊帳の外に置かれていた銘柄を見直す流れが強まると予想する。
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(27日現在)
     
    22043.58  均衡表雲上限(週足)
    22036.83  ボリンジャー:+3σ(25日)
    21979.87  ボリンジャー:+2σ(13週)
    21783.24  均衡表雲下限(週足)
    21698.33  均衡表基準線(週足)
    21685.21  ボリンジャー:+2σ(25日)
    21667.64  26週移動平均線
     
    21556.51  ★日経平均株価27日終値
     
    21475.89  6日移動平均線
    21431.49   新値三本足陰転値
    21359.16  ボリンジャー:+1σ(13週)
    21333.60  ボリンジャー:+1σ(25日)
    21232.11  均衡表転換線(日足)
    21142.98  75日移動平均線
    20981.98  25日移動平均線
    20963.10  均衡表基準線(日足)
    20823.69  均衡表雲上限(日足)
    20738.46  13週移動平均線
    20630.37  ボリンジャー:-1σ(25日)
    20471.58  ボリンジャー:-1σ(26週)
    20453.63  均衡表雲下限(日足)
     
     
     

    [概況]
     
    27日、東京外国為替市場の米ドル円は一時110.345円まで下落した。米ドル円は米朝首脳会談などを控え110円台半ば付近で様子見ムードが続いていたが、欧州時間に入るとインドとパキスタンの紛争状況が報道され、地政学的リスクなどから円買いが優勢となった。報道によると、パキスタン側が停戦ラインを超え、インド側で攻撃を行ったと発表。前日、インド軍の空爆への報復処置とみられている。
     
    更にパキスタン領空内でインド軍機2機を撃墜し、脱出したパイロットの身柄を拘束したとの報道も伝わっている。これらの報道により、目先はリスク回避的な円買いが続きそうか。テクニカル的には米ドル円は下値付近に一目均衡表の雲上限(110.193円)などが控えており、サポートとして意識されるか注目したい。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    【大引け概況】
    27日の経平均株価は反発した。終値は前日比107円12銭高の2万1556円51銭で、2018年12月13日以来ほぼ2カ月半ぶりの高値を付けた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:48 容量:7.24M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    朝方から内需銘柄を中心に買いが優勢だった。買い戻しや押し目買いが入ったが、上値では買いが細って日経平均株価は2万1500円台で頭打ちとなり、前日の高値を上回る場面はなかった。
     
    米国と中国の貿易交渉進展に対する期待感や米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長発言を受けた当面の利上げ見送り観測、中国・上海などアジア株式市場の堅調などが、東京株式市場の株高材料となった。午後になって株価指数先物にまとまった買いが入ったことも「市場参加者に安心感を与えた」という。
     
    医薬品株や内需関連株を中心に堅調に推移し、徐々に上げ幅を広げ、後場終盤には一時2万1578円81銭(前日比129円42銭高)まで上昇した。その後は一服ながら、大引けにかけて高値圏で推移した。ただ節目の2万1600円に近づくと3月の決算期末をにらんだ国内金融機関などからの戻り売りが出て上値が重くなった。
     
    JPX日経インデックス400も反発。終値は前日比26.41ポイント高の1万4393.69だった。東証株価指数(TOPIX)も反発し、3.22ポイント高の1620.42で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆3924億円と4営業日ぶりに2兆円を超えた。株価指数への組み入れ株数変更に伴う売買が大引けにかけて膨らんだ。売買高は12億3574万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1153と全体の5割強を占めた。値下がりは893、変わらずは83だった。
     
    業種別株価指数(全33業種)は医薬品、その他製品、小売業などが上昇し、輸送用機器、機械、電気機器が下落した。
     
    個別では、武田が大量の買いで3日続伸し、エーザイ、アステラス薬も買われ、第一三共は大幅高。任天堂がにぎわい、ソニー、コナミHDもしっかり。NTT、ソフトバンクが締まり、KDDIは堅調。ファーストリテやユニファミマが高く、ZOZOは急伸した。
    半面、トヨタ、スズキが甘く、コマツや日立建機も下落し、キーエンス、ファナックは売られた。伊藤忠、三菱商が緩んだほか、ソフトバンクGは小幅安だった。
     
    東証2部株価指数は前日比15.31ポイント高の6865.33ポイントと反発した。
    きょう東証2部に新規上場したソフトウエア受託開発の東海ソフトは公開価格(1500円)を91%上回る2872円で初値を付けた。終値は2469円。
     
    出来高4498万株。値上がり銘柄数は249、値下がり銘柄数は157となった。
     
    個別では、北日本紡績、京進、安楽亭が昨年来高値を更新。DNAチップ研究所、黒田精工、サンコーテクノ、やまみ、エリアクエストが買われた。
     
    一方、東海ソフトが一時ストップ安と急落した。エスプール、東京ボード工業、伏木海陸運送、篠崎屋、兵機海運が売られた。
     

    日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比21円26銭高の3476円84銭だった。
    内需関連銘柄が堅調だったほか、値動きの軽い小型株を中心に個人投資家の買いが入った。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で510億円、売買高は1億943万株だった。
    値上がり銘柄数は389、値下がり銘柄数は221となった。
     
    個別では、共同ピーアール、アイ・ピー・エス、ラクオリア創薬、ガーラがストップ高。ウチダエスコは一時ストップ高と値を飛ばした。WDI、オリコン、santecは昨年来高値を更新。エヌエフ回路設計ブロック、テラ、セルシード、日本ラッド、白鳩が買われた。
     
    一方、マミーマートが昨年来安値を更新。スペースシャワーネットワーク、ハーモニック・ドライブ・システムズ、日本エマージェンシーアシスタンス、ぱど、グラファイトデザインが売られた。
     
     

    東証マザーズ指数は8日続伸した。終値は前日比6.80ポイント高の939.41だった。8日続伸は2017年5月19日から6月1日まで10営業日続伸して以来、およそ1年9カ月ぶり。
     
    値上がり銘柄数は182、値下がり銘柄数は80となった。
     
    個別では、霞ヶ関キャピタル、リボミック、窪田製薬ホールディングス、メディアフラッグ、インターネットインフィニティーがストップ高。リアルワールドは一時ストップ高と値を飛ばした。クラウドワークス、ウォンテッドリー、Kudan、リンク、識学など7銘柄は昨年来高値を更新。レアジョブ、Amazia、ナノキャリア、オンコリスバイオファーマ、ライトアップが買われた。
     
    一方、ユーザーローカル、アクアラインが昨年来安値を更新。メルカリ、オークファン、アンジェス、ハイアス・アンド・カンパニー、ユーザベースが売られた。
     
    26日にマザーズに上場したリックソフトは2日目のきょう、公開価格(4000円)の約2.3倍となる9050円の初値を付け、その後も堅調に推移した。終値は1万300円と初値を14%上回り、きょうの高値で取引を終えた。

    【後場寄り付き概況】

    27日後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比95円65銭高の2万1545円04銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、3.48ポイント高の1620.68で始まった。
    内需関連株などが買われ堅調となった前場の流れを引き継ぎ、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)はいずれもしっかり。情報通信業の主力株などに買いが目立つ。
    外国為替市場では、1ドル=110円60銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
     
    個別では、ファーストリテ、NTTが後場に入り一段高。ZOZOは高値圏でもみ合っている。任天堂、ソニーが堅調。武田は伸び悩み。資生堂、昭和電工が高い。
     
    半面、キーエンス、ファナック、コマツがさえない。トヨタが値を消している。ソフトバンクG、三菱UFJは弱含みとなっている。
     
    今夕からの米朝首脳会談に加え、英議会による欧州連合(EU)離脱方針の採決が控えるほか、翌28日には中国の2月製造業購買担当者景気指数(PMI)や米国の昨年10-12月期国内総生産(GDP)といった経済指標の発表が予定される。これらの内容を見極めたいとの思惑から、後場は模様眺めムードが強まりそうだ。
     
    ランチバスケットは16件、262.38億円、10億売り越し。
     

    「未来へ」
     
    多くの市場関係者から異論が出てきた今朝の日経朝刊「スクランブル」。
    見出しは「戻り相場、迫る賞味期限」。
    「底入れが見えない業績と株価のギャップは広がるばかり。
    戻り相場の賞味期限がそろそろ気になってくる」というのが結論。
    経済のファンダメンタルズの裏付けのない上昇は1980年代まで繰り返された「不況下の株高」の再現。
    海外では「ベア・マーケットラリー」としてしられているという。
    2000年以降に4回起きた日本株のベア・マーケットラリー。
    グローバルPMIが52を下回って株価が上昇したのは01年3月、08年3月。
    そして12年6月と15年9月を底としての上昇パターン。
    株価が安値から天井に至る時間軸は2ヶ月〜2ヶ月半。
    安値からの上昇率は平均約15%。
    今は12月安値から2ヶ月。
    そして上昇率は12%。
    「今回のベア・マーケットラリーはそろそろ終わりを迎えるタイミング」というのが結論。
    「最終的には企業業績が株価を決める」は正しい。
    しかし「増収減益」の背景はコスト増と言う指摘。
    「主因は減価償却費と陣形費の増加。
    これを吸収する増収が期待できなければ、企業のコスト削減の進展度合いが増益達成の分水嶺となる」。
    論理的には間違ってはいない。
    しかし・・・。
    減価償却費は設備投資拡大の裏返し、人件費の増加はコストではあるが景気に対する影響は悪くはない筈。
    つまり、成長経済には必要なことでもあろう。
    デフレ経済に慣れきってしまうと「コスト削減」が錦の御旗になるが、成長経済では状況は異なる。
    たぶんこの差が相場観の強弱になるのだろう。
    設備投資が悪役だというなら、社会は進まない。
    十年一日の如く、明日は今日より明るくない。
    市場関係者の言は「だから、何なの!?
    日本株、下げたいの!?
    警鐘を鳴らしたいの!?」。
    首肯。
     
    《兜町ポエム》
     
    「未来へ」
     
    ほら足元をみてごらん
    これが株価の歩む道
    ほら前を見てごらん
    あれが株価の未来
     
    相場がくれたたくさんのやさしさ
    愛を抱いて歩めと繰り返した
    あのときはまだ
    初心者で意味など知らない
    いつも株価を見続けて
    一緒に歩んできた
     
    夢はいつも空高くあるから
    届かなくて怖いね
    だけど追い続けるの
     
    自分のストーリーだからこそ諦めたくない
    不安になるとチャート眺め
    一緒に歩んできた
     
    その気だるさを時には嫌がり
    放れた株へ素直になれず
     
    ほら足元をみてごらん
    これが株価の歩む道
    ほら前を見てごらん
    あれが株価の未来
    新値へ向かって
    ゆっくりと歩いて行こう


    (櫻井)

    27日午前の日経平均株価は反発し、午前の終値は前日比103円83銭高の2万1553円22銭だった。
     
    朝方高く始まり、その後水準を切り上げ2万1500円近辺で売り物をこなした。前日の米国株市場でNYダウは反落したものの下げ幅は限定的でリスク選好ムードが継続している。外国為替市場ではドルが売られ、1ドル=110円台60銭近辺の推移と円高に振れていることで、輸出株には風向きが悪いものの、医薬品や建設、不動産など内需株が買いを集め全体相場を支えた。
     
    ただ、日経平均の構成銘柄では、ファーストリテなど指数への寄与度が高い値がさ株の一角の上げが目立っており、「先物の上昇に対応した一部の機関投資家の買いが入っているのかもしれない」との見方もあった。
    年初からの株価上昇で「好材料はほぼ織り込んでしまった状況」となっており、出来高や売買代金は低水準。後場も商いは膨らまないとみられ、日経平均は小幅なレンジ内でのもみ合いが続きそうだ。
     
    また、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループは日本時間の午前に「技術的問題でGLOBEX(先物取引システム)ですべての取引が停止した」とツイッター上で発表した。「相場全体の動きには影響がなかった」との見方がある。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反発した。
     
    新規の手掛かりが乏しかったこともあり、前引け時点の東証1部の売買代金は概算で9367億円、売買高は5億654万株と低調だった。東証1部の値上がり銘柄数は1111と全体の5割強。値下がりは901、変わらずは117だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、医薬品、建設業、不動産業、陸運業などが上昇し、下落は機械、電気機器など。
     
    個別では、売買代金トップの武田薬品工業が高く、第一三共が高い。任天堂も買い優勢。ZOZOも上値追い。ユニファミマやファーストリテイリング、昭和電工なども買われ、東海カーボンも堅調。ショーケース・ティービー、エンビプロ・ホールディングスはストップ高となっている。インターネット通販サイトのポイント還元をめぐり公正取引委員会の調査の対象になると伝わった楽天も上げた
     
    半面、キーエンスが軟調、村田製作所、ファナックも冴えない。ソフトバンクグループ(SBG)、コマツは売られた。
    ネオスが大きく売られ、鎌倉新書も安い。ダイフク、北の達人コーポレーションも下落した。
     
    東証2部株価指数は前日比8.96ポイント安の6841.06ポイントと続落した。
    出来高2607万株。値上がり銘柄数は247、値下がり銘柄数は139となった。
     
    個別では、鉄人化計画、リンコーコーポレーション、ストリーム、エスプール、伏木海陸運送が売られた。
     
    一方、北日本紡績、京進が昨年来高値を更新。DNAチップ研究所、ぷらっとホーム、エムジーホーム、フルスピード、ソマールがり買われた。
     


    日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前日比14円13銭高の3469円71銭だった。東京株式市場全体で手掛かり材料に欠けるなか、値動きの軽い銘柄の一部に個人投資家の資金が向かった。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で316億円、売買高は6448万株。
    値上がり銘柄数は350、値下がり銘柄数は215となった。
     
    個別では、アイ・ピー・エス、ラクオリア創薬がストップ高。ウチダエスコは一時ストップ高と値を飛ばした。WDI、オリコン、santecは昨年来高値を更新。共同ピーアール、エヌエフ回路設計ブロック、セルシード、日本ラッド、ディ・アイ・システムが買われた。
     
    一方、マミーマートが昨年来安値を更新。ネクストジェン、日本エマージェンシーアシスタンス、昭和パックス、ディーエムソリューションズ、地域新聞社が売られた。
     

    東証マザーズ指数は前日比4.96ポイント高の937.57ポイントと8日続伸。
    前日の米株安などを背景に売りが先行して始まると予想されるが、今晩から始まる米朝首脳会談の行方を見極めたいとの思惑も強い、ただ、マザーズ市場ではアンジェスなどバイオ株やIPO銘柄の活況が続き、個人投資家の物色意欲は旺盛になっている。主力株の手控えムードからこうしたマザーズ銘柄への物色が継続している。
    値上がり銘柄数は171、値下がり銘柄数は91となった。
     
    個別では、霞ヶ関キャピタル、窪田製薬ホールディングスがストップ高。リアルワールドは一時ストップ高と値を飛ばした。クラウドワークス、ウォンテッドリー、Kudan、リンク、識学など6銘柄は昨年来高値を更新。リボミック、ナノキャリア、レアジョブ、プレシジョン・システム・サイエンス、シリコンスタジオが買われた。
     
    一方、ユーザーローカルが昨年来安値を更新。オークファン、メルカリ、ハイアス・アンド・カンパニー、一家ダイニングプロジェクト、アルファポリスが売られた。

    26日に上場し、2日目のリックソフトは朝方に公開価格(4000円)の2.3倍となる9050円で初値を付けた。その後は1万円まで上昇する場面があった。午前の終値は初値を470円上回る9520円。

     

    【寄り付き概況】

    27日の日経平均株価は、前日比55円22銭高の2万1504円61銭と反発してスタート。きのう26日は反落となったが、底堅く推移していたこともあり、押し目を拾う動きが先行したようだ。
     
    前日のNYダウが3日ぶりに反落したが下げ幅は小幅にとどまった。パウエルFRB議長の米上院銀行委員会での議会証言は、当面は利上げを見送る姿勢を改めて示したことが相場の下支え材料となっている。
     
    ただ、日米金利差の縮小思惑からドル・円相場ではドルが売られ、1ドル=110円台半ばの推移と円高方向に振れており、東京株式市場ではこれが主力輸出株中心に向かい風として意識される。買い先行ではじまったものの、全般相場は強弱拮抗する状況で足もとは方向感がつかみにくい。
    取引時間中は中国・上海株市場の値動きなどが日経平均にも影響を与えそうだ。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、24業種が高く、値上がり上位に紙パルプ、不動産、建設、電力ガス、医薬品など。一方、値下がりで目立つのは鉱業、機械、精密機器など。
     
     
    個別では、武田、資生堂が値を上げソフトバンクG、ファーストリテが小高く、イオンは反発している。ZOZOがにぎわい、東電力HD、三井住友はしっかり。ソニーが締まり、ホンダが強含みで、昭和電工は大幅高。任天堂も上昇している。
     
    半面、キーエンス、コマツが売られ、村田製はさえない。スズキは続落している。JT、アサヒが軟調で、東京海上は値を下げている。
     
     
    225先物は、ソジェン・三菱・クレディ・アムロ・みずほ・JPが買い越し。
    バークレイズ・シティ・野村・大和・モルスタ・GSが売り越し。
    TOPIX先物はUBS・モルスタ・メリル・アムロ・ソジェンが買い越し。
    みずほ・JP・GS・シティが売り越し。
     
    テクニカル的には、ヤマウラ(1780)、熊谷組(1861)、JBR(2453)、レンゴー(3941)、日理化(4406)、JCRファーマ(4552)、リクルート(6098)、アイシン(7259)、ヤマ発(7272)、JSP(7942)、東急(9005)、ANA(9202)が動兆。
     


    「信用倍率は2.57倍に低下」
     
     
    NY株式市場は小幅反落ながら値動きの荒い展開。
    注目されたFRBパウエル議長の議会証言は「今年の米景気見通しは底堅いとしつつも、FRBが利上げに忍耐強く対応する」。
    市場では「織り込み済み」との解釈。
    「さらに上昇するには新たなニュースなど材料が必要」となんでも欲しがる姿勢だ。
    S&P500のザラバ高値は昨年9月の終値ベースでの過去最高値まであと4.7%。
    高値水準にいることは間違いない。
    12月の住宅着工件数は年率換算で前月比11.2%減の107.8万戸。
    16年9月以来の低水準に落ち込み市場予想を下回った。
    2月の消費者信頼感指数は131.4と、前月の121.7(上方修正)から9.7ポイント上昇。
    市場予想を上回る強さで着地。
    マチマチの内容だ。
    ホームセンター大手ホーム・デポの第4四半期売上高が予想を下回ったことは悪材料視された。
    10年国債利回りは2.63%水準。
    メイ英首相がEU離脱期限の延期を検討しているとの報道を受けポンドは上昇。
    ドイツ銀行は「英国の合意なき離脱」確率を15%→10%に引き下げた。
    英国で2回目の国民投票が実施される確率は5%→10%に引き上げ。
    ドル円は110円台半ばでの推移。
    95年以来の10週続伸への生みの苦しみというところか。
     
     
    火曜の日経平均は反落。
    とはいえ2月配当権利落ち分約20円を考えれば78円安なら高値調整の域だろう。
    「3月相場はけっして相性が良くない。金融機関の決算月のため、売り物が出やすい。
    金融システム不安に揺れた1990年代。
    10年間で7回も3月相場がマイナスだったという不都合な記録もある。
    ヤレヤレ売りも出やすい」という声も聞こえる。
    終値ベースでは21500円や5日線(21459円)を下回った。
    日足は2日連続陰線。
    値上がり768銘柄。値下がり1250銘柄。
    新高値18銘柄は今年のタイ記録。新安値は7銘柄。
    騰落レシオは105.25に低下した。
    NT倍率は13.26倍。
    25日線(20944円)からのかい離はプラス2.4%。
    200日線(22066円)からのかい離はマイナス2.8%。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲9.341%。買い方▲10.597%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.654%。買い方▲18.070%。
    空売り比率は41.5%で55日連続40%超。
    2月22日時点の信用買い残は474億円減の2兆3842億円。
    同信用売残は750億円増の9275億円。
    信用倍率は2.57倍に低下。
    2017年11月以来の低水準だ。
    あの時は2018年4月の4.84倍まで拡大したのが歴史。
    株価は約2割の上昇局面となった。
    日経HVは15.9、日経VIは16.83。
    日経平均採用銘柄のPERは12.35倍でEPSは1736円。
    PBRは1.14倍。
    シカゴ225先物終値は大証日中比50円高の21530円。
    高値21610円、安値21375円。
    ボリンジャーのプラス1σが21282円。
    プラス2σが21620円。プラス3σが21958円と拡大してきた。
    気学では「不時安をみせる日。戻り売りで駆け引きせよ」。
    木曜は「前場安いと後場引き返す日」。
    金曜は「人気に逆行して動くこと多し」。
    半値戻しの21713円は遠くて近いような気がするのだが・・・。
    330社出展の国際二次電池(水素・燃料電池)展が東京ビッグサイトで今日から開催
    全固体電池、EV開発というのも材料になろうか。
     
     
    先週2月20日水曜日の東京株式市場は堅調。
    罫線は月火と2日間、以前よりも高い水準での陽線が並んだ形だった。
    高寄りして始まったことで、「並び赤、もっとも強し」と呼ばれる良い足組が完成した。
    というのは先週の大和のレポート。
    「下に小さい線が連続してジリ高の動きをみせていたところから、パッと上放れて、ほぼ同等の二本の赤線(陽線)が仲良く並んだ形。
    その翌日、上寄りすれば大上げの前兆とされる」(『酒田五法は風林火山』日本証券新聞社編)。
    日本証券新聞でも「並び赤は大上げの予兆」との指摘。
    80年代以降を振り返ってもあまり見かけないという。
    来週はメジャーSQ。
    12月メジャーSQ値は21618円、2月は20481円だった。
     
     
    NYダウは33ドル安の26057ドルと3日ぶりに反落。
    NASDAQは5ポイント安の7549ポイント。
    S&P500は2ポイント安の2793ポイント。
    ダウ輸送株指数は38ポイント安の10546ポイント。
    SOX指数は0.68%下落。
    VIX指数は15.11に上昇。
    3市場の売買高は70.5億株。
    CME円建ては大証日中比50円高の21530円。
    ドル建ては大証比45ポイント高の21525ポイント。
    ドル円は110.57円。
    10年国債利回りは2.637%。
     
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    オプティム(3694)・・・動兆
     
    オプティムに注目する。
    同社はスマホなど端末の一括管理サービスをクラウドで提供。
    遠隔サポートも展開。
    ドローン・ロボットがピンポイントで農薬を散布できる技術で特許取得。
    「ピンポイント農薬散布テクノロジー」用いて栽培したコメで第三者検査機関による残留農薬検査で「不検出」という評価。
    スマート農業の中核だ。
     
     

    (兜町カタリスト櫻井)

     

     
    27日の東京株式市場は、手掛かり材料難のなか、方向感の出づらい展開か。
    日経平均株価予想レンジは、2万1300円-2万1600円。
    米国株は下げたものの、シカゴ日経平均先物は上昇スタートを示唆している。
    上値を追うような流れにはなりづらいが、小じっかりの地合いが続くと予想する。
     
    ただ、日本時間の夜にも行われる予定の米朝首脳会談の行方や、インドとパキスタンによるカシミール地方を巡る対立の影響などを見極めたいとして、手控えムードが広がりそうだ。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の半ば(26日終値は110円82-84銭)と円高に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=125円台の後半(同125円77-81銭)と小動き。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、26日の大阪取引所終値比50円高の2万1530円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■共同ピーアール<2436>
    データ分析サービスを提供するキーウォーカーと資本業務提携。
     
    ■ガーラ<4777>
    スマートフォン向けゲーム「Rappelz Mobile(ラペルズモバイル)」の韓国・台湾・中国におけるライセンス契約を韓国・Entermate社と締結。
     
    ■テクマトリックス <3762>
    LINE <3938> が提供する法人向けサービスの販売・開発パートナーを認定する「LINE Biz-Solutions Partner Program」の「LINE Account Connect」部門で「Technology Partner」に認定。
     
    ■ウチダエスコ<4699>
    上期経常が15%増益で着地・11-1月期も2倍増益。
     
    ■日本プロセス<9651>
    医療機器関連ソフトの開発を手掛けるインドのベンチャー企業Trenser社と資本業務提携。
     
    ■橋本総業ホールディングス<7570>
    3月31日現在の株主を対象に1→1.1の株式分割を実施。最低投資金額は現在の11分の10に低下する。
     
    ■メディキット<7749>
    ドイツに医療機器の海外販売子会社を設立。
     
    ■カナデン<8081>
    発行済み株式数(自社株を除く)の4.00%にあたる118万6000株(金額で16億6000万円)を上限に、2月27日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
    27(水)
    予定はありません
     
    【海外】
    米朝首脳会談(〜2/28 ベトナム・ハノイ)
    米1月NAR仮契約住宅販売指数(2/28 0:00)
    米12月製造業受注(2/28 0:00)
    パウエルFRB議長が下院で議会証言
    《米決算発表》
    ヒューレット・パッカード、ベスト・バイ、ロウズ、キャンベル・スープ・カンパニー、AES、ANSYS
     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [株価材料]
     
    ■住友化<4005>
    レーザーレーダー用半導体材料の国内生産開始へ
     
    ■第一三共<4568>
    がんウイルス療法新薬候補の製造販売承認申請へ
     
    ■FUJI<6134>
    ロボと人が近距離で作業できるセンサー開発
     
    ■アルプスアルパイン<6770>
    低電力・長寿命の追跡システム開発
     
    ■航空電<6807>
    油田掘削用保守・メンテ強化へ

    [概況]
     
    東京市場で111円を割れたドルは小幅揉み合いが続いていたが、NY市場に入り発表された12月住宅建設許可件数は予想を上回る一方、12月住宅着工件数は予想を大きく下回ってドルは売られ、それまでの安値を下抜いた。NY株式市場も反落して始まったが続いて発表された2月コンファレンスボード消費者信頼感指数が予想を大きく上回って株価は買い戻され、ドルも反発した。
     
    其の後ドルは揉み合いが続き、終盤に米国債利回りの低下に急落して110円半ばを割り込み、当日安値110.415円まで下落したが下値は買われ、最後は前日比-46.5銭の110.605円と110円後半を維持して引けた。
    NY株安とドル安に連れて他の主要通貨も下げたが、メイ英首相が「EUとの離脱合意や合意なしの離脱が議会に支持されない場合、離脱延期を要請する是非を巡り採決を実施する」と発言した為に、合意無きEU離脱のリスクが後退してポンドは大きく上昇(+1.11円)して引けた。ドルは111円を付けたあとは利益確定の売りが優勢で110円台に落ちてしまったが、下値の堅さは維持していると見ている。
     


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

     
    26日のNYダウ工業株30種平均は前日比33ドル97セント安の2万6057ドル98セントと3営業日ぶりに反落で終えた。
     
    米商務省が朝方発表した昨年12月の住宅着工件数は、2カ月ぶりに前月比マイナスとなったほか、約2年ぶりの低水準となった。これを嫌気し、株価は寄り付きから下落。ダウ平均の下げ幅は125ドルまで広がる場面があった。
    日本株や欧州株が下げた流れを引き継いで始まった。ダウ平均は3カ月半ぶりの高値圏にあったため、目先の利益を確定する目的の売りも出やすかった。
     
    2018年11月〜19年1月期決算で売上高の伸びなどが市場予想を下回ったホーム・デポに売りが膨らんだ。建機のキャタピラーはUBSが投資判断を「買い」から「売り」に引き下げたのを受けて大幅に下げた。2銘柄でダウ平均を34ドルあまり押し下げた。
     
    ただ、米民間調査会社が発表した2月の消費者景気信頼感指数が市場予想を上回ったことから、下げ幅を縮小。その後は前日終値を挟んで小動きとなった。
     
    相場は上昇に転じる場面があった。パウエルFRB議長が米上院銀行委員会で証言し、世界経済や金融市場の不透明感から「金融政策の変更には忍耐強くなれる」と主張した。3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが見送られるとの見方が改めて強まり、買い安心感が広がった。
    米中貿易交渉が合意に向かっているとの期待も引き続き相場を支えた。
     
    セクター別では、ソフトウェア・サービスや小売が上昇する一方でヘルスケア機器・サービスや資本財が下落した。
     
    ナスダック総合株価指数は、前日比5.162ポイント安の7549.298で終えた。エヌビディアなど半導体関連銘柄の一角が下げ、指数の重荷となった。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    26,057.98−33.97
    S&P500種
    2,793.90−2.21
    ナスダック
    7,549.298−5.162
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,328.50−1.00   
    NY原油(ドル/バレル)
    55.99+0.51
    円・ドル
    110.57 - 110.58−0.25

     

    【シカゴ日本株先物概況】


    シカゴ日経平均先物は小幅に反落した。
    3月物は前日比40円安の2万1530円で終え、大阪取引所の終値を50円上回った。米株安や円高を受けた売りに押された。
    注目していたパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の26日の議会証言が年内の利上げ見送り観測を招き、買いが優勢になる場面があった。
    3月物の安値は2万1375円、高値は2万1610円だった。
     
    シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
    21530 ( +50 )
    シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
    21525 ( +45 )
    ( )は大阪取引所終値比
     


    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7151.12(-32.62)
    FTSE100種総合株価指数は反落となり、前日終値比32.62ポイント安の7151.12で終了した。外国為替相場のポンド高進行が逆風となった。英国の欧州連合(EU)からの離脱で、メイ首相が離脱延期を示唆したことで、ポンドには買い安心感が広がったものの、株式は売りが先行した。多国籍企業銘柄が売られ、石油とたばこ、医薬品株の値下がりが株価指数を押し下げた。軟調な決算発表も下押しの材料となった。
    指数構成銘柄全体の約6割が下落した。
     
    個別銘柄では、フレスニージョは8%超下落した。通期の税引き前利益が30%以上縮小したほか、2019年も厳しい状況が続くとの見通しを示したことが嫌気された。航空のインターナショナル・エアラインズ・グループも4%超下がった。同社株について指数プロバイダーのMSCIがスペインの指数から削除する計画を示したことが売り材料。
    特殊化学のクローダ・インターナショナルは、通期の税引き前利益が市場予想を下回り、下げ幅が大きくなった。アナリストが投資評価を引き下げた通信のBTグループも3.2%安と大幅安となった。格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスが信用格付けを引き下げた携帯電話サービスのボーダフォン・グループは、2.1%安と下げも目立った。
     
    半面、ネット専業スーパーのオカド・グループは11%急伸した。同社と小売りのマークス・アンド・スペンサー(M&S)が国内小売りの合弁事業に向けて協議を進めていることが明らかになった。M&Sも大幅高。テイラー・ウィンピーは3.4%高など住宅建設株も軒並み上昇した。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 11540.79(+35.40)
    ドイツ株式指数(DAX)は6日続伸した。終値は前日と比べて35.40ポイント高の11540.79だった。午前は下げていたが、午後に上昇に転じた。
     
    個別銘柄では、化学のBASFは第4四半期の営業利益が減少したものの、市場予想を上回ったことから、4%超上昇した。アナリストが投資判断と株価目標をともに引き上げた重電のシーメンスの値上がりも目立った。ドイツポストも上昇した。
     
    一方、素材メーカーのコベストロは前日の大幅下落に続いて、この日も下げ幅が大きくなった。透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアと半導体のインフィニオンテクノロジーズの値下がりも大きくなった。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5238.72(+6.87)


     

02月27日 毎日コラム
良い株を安く買って長く持つ
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