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    [概況]

    20日の東京外国為替市場は、円安が優勢だった。理由の一つに挙げられるのは、昨日の黒田日銀総裁の追加緩和を示唆する発言が、本日も意識された点だ。このことを背景に、米ドル円は序盤から買いが優勢で、短時間のうちに本日の高値110.945円まで上昇した。
     
    その後、中盤では弱含み110.700円台まで沈んだが、欧州時間に入ると再び買いが優勢で、現在は本日の高値へ迫る勢いだ。この後の米ドル円は、NY時間に発表されるFOMC議事録で動意が生まれる可能背が高い。利上げに慎重な姿勢が示された1月のFOMCで、具体的にどんな議論が繰り広げられたかに注目が集まるわけだが、仮に想定よりも強いハト派色の内容が伝われば、米ドル円は一転売られる可能背が強い。
     


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    【大引け概況】
    20日の日経平均株価は3日続伸し、前日比128円84銭高の2万1431円49銭と2018年12月17日以来およそ2カ月ぶりの高値で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:43 容量:15.47M

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    前日の米国市場で、米中貿易協議への警戒感が後退したことから、東京株式市場でも買いが優勢となった。取引開始後に為替が円安・ドル高方向に進んだことも好感され、日経平均株価は午前中に一時、前日終値比192円高の2万1494円まで上昇。午後は円安一服とともに利益確定売りが出て伸び悩んだが、終日プラス圏で推移した。
     
    米中貿易協議が次官級、閣僚級と続くため、その行方を見極めようとまだ様子見の市場参加者も少なくない。「海外勢の売買は目立たず、新規材料待ち」の状況で、商いは薄く、個人投資家らの個別物色が中心だった。
     
    市場からは「後場、急速に値を消す場面があったが、単なる利益確定売りだとしたら雑すぎる。今のところ、これと言った話は出ていないが、ここからは上がれば上がるほど戻り売りが増してくるのは確かだろう」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400も3日続伸。終値は前日比61.78ポイント高の1万4327.29だった。東証株価指数(TOPIX)は6.95ポイント高の1613.47で終えた。

    東証1部の売買代金は概算で2兆922億円、売買高は11億6836万株と、引き続き低水準だった。東証1部の値上がり銘柄数は1196、値下がりは846、変わらずは88だった。
     
    業種別株価指数(33業種)では、非鉄金属、電気・ガス業、卸売業の上昇が目立った。下落は石油・石炭製品、鉱業、証券・商品先物取引業など。
     
    個別では、ソフトバンクグループが群を抜く売買代金で高いほか、ソニーも上値追い。トヨタ自動車、ホンダも買いが優勢だった。三菱UFJ、ファーストリテは小幅高。三菱商事が買われ、ダイキン工業も堅調。住友鉱、アルコニックスが大幅高に買われ、エスクロー・エージェント・ジャパン、ペッパーフードサービスも値を飛ばした。シャープも活況高。ソースネクストも商いを伴い高い。
     
    半面、富士通が売られたほか、東京エレクトロンも冴えない。アンリツも利益確定の売りに押された。レオパレス21が反落、アウトソーシングも大きく値を下げた。TOKYO BASE、ポーラ・オルビスホールディングスが下落、TOYO TIRE、IBJも安い。
    JXTG、国際帝石がさえない。野村、SBIが下押し、レオパレス21も売られた。
     
    東証2部株式指数は前日比34.53ポイント高の6774.79ポイントと4日続伸した。出来高5522万株。値上がり銘柄数は234、値下がり銘柄数は170となった。
     
    個別では、築地魚市場が一時ストップ高と値を飛ばした。MRKホールディングス、価値開発、スリープログループ、Jトラスト、リミックスポイントが買われた。
     
    一方、ユタカフーズ、日住サービスが昨年来安値を更新。デュアルタップ、ぷらっとホーム、オリエンタルチエン工業、くろがね工作所、RVHが売られた。
     

    日経ジャスダック平均株価は小幅ながら3日続伸した。終値は前日比7円51銭高い3438円65銭だった。
    このところ新興株市場は堅調な展開が続いており、投資心理の改善した個人が成長期待の高い銘柄を中心に買いを入れた。
    売り買い交錯状態だったが、底打ち感が出ているバイオ医療関連株の一角などが大きく上昇し、株価指数を下支えした。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で423億円、売買高は6958万株だった。
    値上がり銘柄数は352、値下がり銘柄数は252となった。
     
    個別では、イナリサーチ、ジェイホールディングスがストップ高。平賀は一時ストップ高と値を飛ばした。ウルトラファブリックス・ホールディングス、テラ、nms ホールディングス、ディ・アイ・システム、ブロードバンドセキュリティが買われた。
     
    一方、NKKスイッチズ、初穂商事、うかい、藤井産業が昨年来安値を更新。Nuts、santec、今村証券、メディシノバ・インク、日本エマージェンシーアシスタンスが売られた。

     

    東証マザーズ指数も3日続伸し、終値は前日比7.86ポイント高の890.87だった。
    このところ新興株市場は堅調な展開が続いており、投資心理の改善した個人が成長期待の高い銘柄を中心に買いを入れた。堅調地合いが継続し、主力株が堅調展開した。東証1部市場に連動して後場に失速する場面があったが、マザーズ指数はプラスをキープ。
    この日は相場全体を動かす材料が少なかったが、個人投資家の投資余力が少しずつ回復する中で、終日しっかりした展開が続いた。
     
    市場関係者は、米中貿易協議が進展するとの期待感を背景に日本株全体が戻り歩調をたどっており、「信用取引の評価損益率はさらに改善している」という。
    値上がり銘柄数は150、値下がり銘柄数は114となった。
     
    個別では、フィットがストップ高。リボミック、ベルトラは一時ストップ高と値を飛ばした。ウォンテッドリー、チームスピリット、リンク、マネジメントソリューションズなど5銘柄は昨年来高値を更新。窪田製薬ホールディングス、ライトアップ、トレンダーズ<、ラクスル、アドベンチャーが買われた。
     
    一方、レアジョブ、リンクバル、メタップス、アンジェス、MRTは値下がり率上位に売られた。

    【後場寄り付き概況】

    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比133円63銭高の2万1436円28銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、6.27ポイント高の1612.79で始まった。
     
    日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに小幅高。当面の利益を確保する売りに圧迫され、上げ幅を縮小している。
    外国為替市場では、1ドル=110円80銭台の推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
     
    個別では、ソフトバンクGが高く、任天堂、ソニーは堅調。トヨタ、ホンダが値上がりを維持し、ファナック、ダイキンはしっかり。三菱商が上げ、三井物は強含みとなっている。
     
    半面、ファーストリテが値を消した。三菱UFJ、三井住友が甘く、東京海上は小幅安。村田製、東エレクが緩み、SUMCOもさえない。レオパレス21が大量の売り物に押され、ZOZOも値下がりしている。
     
    ランチバスケットは19件、347.20億円、差引き10億売り越し。
     

    日経平均株価は前日比149円60銭高の2万1452円25銭、東証株価指数(TOPIX)は7.44ポイント高の1613.96と、ともに続伸した。
    米中貿易協議の進展期待を背景に買い先行で始まった。その後は外国為替市場で円安が進み、一時1ドル=110円90銭付近まで円が下落。先物に主導される形で上昇し、
    株価指数先物への海外ファンドとみられる買いが裁定取引を通じて現物株市場にも浮揚力を与えた。一時は前日終値に比べた上げ幅が192円まで広がった。
     
    取引開始前に財務省が発表した1月の貿易統計速報(通関ベース)は、中国向けの輸出が前年同月比17.4%減と落ち込んだ。中国向けの輸出減速は織り込み済みとの声が聞かれ、相場への影響は限定的だった。
     
    市場からは「極端な好材料は出ていないが、セクター物色の循環が続いている。買い気は根強く市場ムードは良くなっている。20日発表のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨でFRB(米連邦準備理事会)のハト派姿勢が追認されるとみて、先回り買いの動きも出ているのではないか」との声が聞かれた。
     
     
    東証1部の出来高は5億9135万株、売買代金は9976億円。騰落銘柄数は値上がり1356銘柄、値下がり668銘柄、変わらず105銘柄。
     
    業種別株価指数(33業種)では、非鉄金属、卸売業、海運業の上昇が目立ち、下落は石油・石炭製品、鉱業、パルプ・紙など。
     
    個別ではソフトバンクグループ、ソニーなどが高く、トヨタ自動車も堅調。三菱商事も上値を追った。花王も買い優勢。アルコニックスが急伸、ジーンズメイトも値を飛ばした。シャープも物色人気となった。
     
    半面、富士通が下落、アンリツも軟調。太陽誘電も値を下げた。レオパレス21が大きく下値を探ったほか、アウトソーシング、TOKYO BASEなどの下げも目立つ。
     
    東証2部株価指数は前日比34.31ポイント高の6774.57ポイントと4日続伸した。
    出来高3714万株。値上がり銘柄数は248、値下がり銘柄数は140となった。
     
    個別ではソフトバンクグループ、ソニーなどが高く、トヨタ自動車、ホンダも堅調。キーエンス、村田製、武田は小幅高。住友鉱が買われた。三菱商事も上値を追った。花王も買い優勢。アルコニックスが急伸、ジーンズメイトも値を飛ばした。シャープも物色人気となった。
     
    半面、富士通が下落、アンリツも軟調。太陽誘電も値を下げた。レオパレス21が大きく下値を探ったほか、アウトソーシング、TOKYO BASEなどの下げも目立つ。
    ZOZOはさえない。JXTG、国際帝石が軟調。富士通、アンリツ、王子HDも安い。
     

    日経ジャスダック平均株価は小幅に3日続伸した。前引けは前日比3円81銭高い3434円95銭となった。
    前日の米株小幅上昇に加え、為替の円安・ドル高で投資家心理が改善し、買いが優勢となった。
    東証1部の小型株などの値動きがよく「このところの相場上昇で投資余力が回復した個人投資家が、バイオ・医薬やIT(情報技術)関連など人気の銘柄に資金を向けている」という。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で238億円、売買高は4027万株。値上がり銘柄数は341、値下がり銘柄数は221となった。
     
    個別では、平賀が一時ストップ高と値を飛ばした。ディ・アイ・システム、イナリサーチ、夢の街創造委員会、ブロードバンドセキュリティ、ウルトラファブリックス・ホールディングスが買われた。
     
    一方、初穂商事、うかいが昨年来安値を更新。秋川牧園、Nuts、ホロン、横浜丸魚、サトー商会が売られた。

    東証マザーズ指数は前日比5.47ポイント高の888.48ポイントと3日続伸。
    連休明けの米国市場では、米ウォルマートの好決算などを受けてNYダウが8ドル高と小幅に続伸したものの、政権運営の先行き懸念や米中通商協議の行方を見極めたいとの思惑が強かった。本日の東京株式市場は全般にこうした流れを引き継でいたが、外国為替市場でドル高・円安が進み、追い風材料となった。
    マザーズ市場も小幅な値動きにとどまっているものの、好材料銘柄物色は続いている。
    値上がり銘柄数は158、値下がり銘柄数は99となった。
     
    個別では、ウォンテッドリー、チームスピリット、リンクが昨年来高値を更新。窪田製薬ホールディングス、システムサポート、ライトアップ、アイ・ピー・エス、ベルトラが買われた。
     
    一方、UUUM、レアジョブ、リンクバル、Amazia、バリューデザインが売られた。
     
     
     

    【寄り付き概況】

    20日の日経平均株価は、前日比43円39銭高の2万1346円04銭と3日続伸してスタート。
    前日のNYダウが小幅ながら続伸、約3カ月ぶりの高値で引けており東京市場でもリスク選好の流れが継続している。ただ、日経平均は今週に入って400円を超える上昇をみせていることから、目先利益確定売り圧力も意識される場面。ワシントンで再開した米中貿易交渉の行方を見極めたいとの思惑もあり、買い手控えムードも漂う。日経平均ベースの騰落レシオは前日時点で過熱ゾーンとされる120%を上回っており、これも警戒感につながりやすい。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、23業種が高く、値上がり上位に非鉄、海運、卸売など。一方、値下がりで目立つのは石油、鉱業、精密機器など。
     
    個別では、ホンダが堅調。トヨタは小高い。ソニー、キーエンス、村田製は強含み。武田、塩野義もしっかり。三菱UFJが買われている。
     
    半面、富士通、ルネサスが値を下げている。任天堂は小幅安。KDDIがさえない。レオパレス21が売られている。


    225先物は、みずほ・UBS・メリル・大和・アムロが買い越し。
    GS・シティ・三菱・楽天・野村・ソジェンが売り越し。
    TOPIX先物はモルスタ・野村・UBS・GSが買い越し。
    大和・みずほ・HSBC・シティ・ドイツが売り越し。
     
    テクニカル的には、サカタのタネ(1377)、安藤ハザマ(1719)、大林組(1802)、清水(1803)、三機工(1961)、Vコマース(2491)、インフォマート(2492)、伊藤園(2593)、不二油(2607)、ソリトン(3040)、マツキヨ(3088)、ラクト(3139)、サムティ(3244)、フュージャーズ(3284)、シップ(3360)、トーカロ(3433)、TIS(3626)、コーエー(3635)、住友ベ(4203)、栄研化学(4549)、フォーカスS(4662)、ラウンドワン(4680)、オービック(4684)、ジャストシス(4686)、フルキャスト(4848)、電硝(5214)、大特鋼(5471)、古河機(5715)、文化シャ(5930)、チャームケア(6062)、FUJI(6134)、ベル24(6183)、島精機(6222)、新川(6274)、荏原(6361)、QBネット(6571)、双葉電(6986)、全国保証(7164)、日産車体(7222)、スズキ(7269)、コーナン(7516)、日ライフL(7575)、アルゴグラフ(7595)、スター精密(7718)、東京計器(7721)、商事(8058)、明和産(8103)、しまむら(8227)、住友不(8830)、鴻池運(9025)、日通(9062)、商船三井(9104)、スマートバリュ(9417)、ゼンリン(9474)、東邦ガス(9533)、PCA(9629)が動兆。

     

    「ビックリ京急」
     
    3連休明けのNY株式市場で主要3指数はいずれも小幅続伸。
    NASDAQは7日続伸。
    「NYダウとNASDAQは8週連続上昇。
    VIX指数は8週連続で下落。
    過去9週連続はNYダウは1回、NASDAQは2回、VIXはゼロ。
    確率的には今週の9週連続の上昇(VIXの下落)はない可能性が高い」という声もある。
    米中通商協議がワシントンで再開。
    ウォールマートの好決算を背景に買い物優勢の展開。
    ただニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が「バランスシートの縮小をしばらく継続する」とコメント。
    上昇幅を縮小した。
    トランプ米大統領は「中国との通商協議は非常に複雑だ。
    極めてうまく進んでいる。
    正確な時期は言えないが、(3月1日の)期限は魔法が起きる日ではない。
    多くのことが起こり得る」とコメント。
    期限の延長を示唆したと解釈されたようだ。
    ただ売買エネルギーは低調で3市場の売買高は68.9億株。
    10年国債利回りは2.652%と小幅に低下。
    為替市場も米中協議について楽観論台頭。
    安全資産としてのドル持ち高を減らす動きからはドルは軟調。
    ドル円は110円台半ばでの推移。
     
     
    NY休場で動意薄は予想の範囲内。
    しかし東証1部の売買代金は2兆円割れと薄商いながら意外に続伸となった日経平均。
    寄り付き25円安、前引け15円高、大引け20円高。
    21000円を超えて戻り待ちの売りをこなしながらのもみ合いとなった。
    ソフトバンクグループは「ビジョン・ファンドの大口出資者が不満を漏らしている」との一部報道を警戒。
    一時1万円割れとなった。
    それでも続伸だから格好は付いた。
    「個別にはそれなりの戦闘意欲が窺われる展開だった」という声が聞こえる。
    「日経平均の高値は21344円。
    24カ月線(21446円)が射程圏内に入ってきた」という見方もある。
    値上がり1049銘柄、値下がり976銘柄。新高値16銘柄、新安値2銘柄。
    騰落レシオは114.44。
    日足陽線2本でかすかに上向いた75日線(21153円)は完全に上抜けた。
    NT倍率は13.26倍。
    25日線からは2.6%のプラスかい離。
    200日線からは3.6%のマイナスかい離。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲8.895%。
    買い方▲11.536%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.822%。
    買い方▲21.234%。
    空売り比率は43.0%で50日連続40%超。
    2月15日時点の信用買い残は前週比689億円減の2兆4316億円。
    同信用売り残は同647億円増の8525億円。
    信用倍率は2.85倍に低下(12月14日4.00倍、10月26日4.37倍)。
    9月21日時点の2.62倍(買い残2兆4245億円、売り残1兆673億円)以来の水準だ。
    日経HVは16.1、日経VIは18.34。
    日経平均採用銘柄のPERは12.27倍。EPSは1736円。PBRは1.12倍。
    シカゴ225先物終値は大証日中比25円高の21325円。高値21395円、安値21170円。
    ボリンジャーのプラス2σは21259円。
    プラス3σは21506円と多少アローワンスが出てきた格好。
    しかもボリンジャーバンドは上向いてきた。次に求められるのは拡大だ。
    ただ週足のボリンジャーのプラス1σは21510円、プラス2σは22231円とまだ遠い。
    気学では「前日の足取りに反して動くこと多し」。
    木曜は「後場に高き日なれど吹き値売り方針良し」。
    金曜は「前後場逆行して動く日」。
     
    昨日の衆議院予算委員会。
    黒田日銀総裁のウィットに富んだコメント。
    「必要になれば追加緩和策を検討する」。
    金利はまたマイナス状態で未来に希望は少ない水準。
    それでもまだ追加金融緩和を考える姿勢。
    教科書的には悪くはないが・・・。
     
    驚いたのは京急(9006)の値下げ。
    10月1日から羽田空港線の羽田ー品川は290円と120円の値下げ。
    空港建設費回収のための加算料金設置があるが、回収が順調というのが理由。
    週末の東証IRを前に、グッドタイミングな発表だ。
    アルコニクス(3036)の増配と自社株買いも意外感。
     
     
     
    NYダウは8ドル高の25891ドルと続伸。
    NASDAQは14ポイント高の7486ポイントと7日続伸。
    S&P500は4ポイント高の2779ポイントと続伸。
    ダウ輸送株指数は49ポイント高の10617ポイント。
    SOX指数は0.20%下落。
    VIX指数は14.94。
    3市場の売買高は68.9億株。
    CME円建ては大証日中比25円高の21315円。
    ドル建ては大証比30ポイント高の21330ポイント。
    ドル円は110.61円。
    10年国債利回りは2.635%。
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    Delta−FlyPharma(4598)・・・動兆
     
    デルタフライファーマに注目する。
    同社は創薬ベンチャー。
    既存の抗がん物質を組み合わせて安全性と有効性を高めた抗がん剤を開発 
    米国での血液がん治験3相開始を予定。
    難治性再発急性骨髄白血病薬(持続静注、米国治験3相)、
    膵がん等固形がん薬(経口剤、欧米治験2相準備中)などに期待。
    「患者にやさしい抗がん剤を。
    モジュール創薬で世界に向けて開発」がテーマ。


    (兜町カタリスト櫻井)


    [概況]

    欧州市場で発表された独とユーロ圏の2月ZEW景況感指数は共にマイナスとなってユーロは売られ、対ユーロで買われたドルは対円でも上昇して、欧州市場中盤に当日高値110.830円まで上昇した。
    しかし上昇は続かず戻りを売られ、NY株式市場が売られて始まると序盤にドルは110円半ば付近まで値を下げた。しかし株価の上昇にドルも買い戻され、揉み合いのあと最後は前日比-5銭の110.590円と前日とほぼ変わらずで引けた。
     
    またNY市場中盤にブルームバーグが米中貿易協議で米国は人民元を安定させる様に要求したと報じた事から人民元は対ドルで買われ、ドルは他の通貨に対しても売られて、主要通貨は対円で軒並み上昇し、ポンド/円は+1.46円高と大幅上昇で引けた。ドルは110円半ばで揉み合いが続いているが、本日(日本時間21日未明)は米FOMC議事録が公表され、年内の利上げ(継続か終了)に関して何らかの見方が示されるのかが注目されており、それまでドルは様子見姿勢の揉み合いか。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    20日の東京株式市場は、買い先行後にもみ合いとなりそう。
    日経平均株価の予想レンジは、2万1200円-2万1400円。
    昨日19日の堅調地合いや、19日の米国株式が堅調な展開だったこともあり、買い優勢のスタートが期待される。
    米中関係の改善期待が高まっている状況に変化はなく、米国株の上昇基調が続いていることは強い安心材料となる。新たな手がかりには乏しいため、全体的には動意薄となりそうだが、下げづらい地合いが醸成され、プラス圏でのもみ合いが続くと予想する。

    また、買い手掛かり難が続くなか、東証1部の売買代金はきのう19日が1兆8570億円にとどまり、1月28日以来の2兆円割れだった。上昇の本格化には、売買代金が増加するか否かが、ポイントとなりそうだ。

    為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の半ば(19日終値は110円66-67銭)、ユーロ・円が1ユーロ=125円台の前半(同125円05-09銭)と小動き。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所終値比25円高の2万1325円だった。


    【好材料銘柄】

    ■フィット <1436> 
    不動産投資型クラウドファンディング事業を開始。

    ■テラ<2191> 
    業務提携先である台湾・Vectorite Biomedicalがテラの技術とノウハウを用いたがん治療用細胞の加工を開始。テラは実施件数に応じたロイヤリティを受け取る。通期業績への影響は織り込み済み。

    ■エスクリ<2196> 
    発行済み株式数(自社株を除く)の2.5%にあたる30万株(金額で1億8000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は3月1日から7月31日まで。

    ■アマナ<2402> 
    今期経常は36%増益へ。

    ■ゼットン<3057>
    株主優待制度を変更し、継続保有期間の区分を新設。毎年2月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、保有株数と保有期間に応じて3000円〜1万9000円相当の食事券を贈呈する。なお、現行の公共施設入場券の贈呈は取り止める。

    ■電通<4324> 
    英国の大手クリエーティブエージェンシーBJL社を買収する。

    ■キョーリン製薬ホールディングス <4569> 
    吉田製薬と事業化を進めてきたノンアルコール手指消毒剤について、医薬部外品の製造販売承認を取得。

    ■サイバーエージェント <4751> 
    「AbemaTV」がスポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」とパートナーシップを締結。第1弾としてFC町田ゼルビアの全ホーム試合やJリーグ関連番組をAbemaTVでも放送開始。

    ■エン・ジャパン<4849> 
    IT人材派遣業を展開するインド・Future Focus社の72%の株式を取得し子会社化する。取得価額は約12.6億円。

    ■ヤマシナ<5955> 
    自動車部品をメインとするネジメーカー、山添製作所の全株式を取得し子会社化する。取得価額は5.2億円。

    ■ヒロセ電機 <6806> 
    発行済み株式数(自社株を除く)の0.14%にあたる5万株(金額で5億9500万円)を上限に、2月20日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。


    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
    20(水)
    1月貿易収支(8:50)
    1月訪日外客数

    【海外】
    1/29-30開催のFOMC議事録
    米住宅着工件数(22:30)
    《米決算発表》
    ガーミン、CVSヘルス、テクニップFMC、フローサーブ、シノプシス、アジレント・テクノロジー



    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [株価材料]
     
    ■LIXILG<5938>
    パレットで搬送効率化図る
     
    ■コマツ<6301>
    アジアでICT活用工事支援開始へ
     
    ■NEC<6701>
    カメラ映像から人物照合し追尾する技術開発
     
    ■川重<7012>
    油圧機器の生産能力を25%拡大へ
     
    ■トッパンF<7862>
    IC活用車販売店向け試乗車管理システム開発
     

     
    19日のNYダウ工業株30種平均は小幅に続伸した。3連休前の15日終値比8ドル07セント高の2万5891ドル32セントと昨年11月9日以来ほぼ3カ月ぶりの高値で終えた。
     
    ウォルマートが朝方発表した2018年11月〜19年1月期(第4四半期)決算は、主力の米国で既存店売上高(燃料除く)が4.2%増と高い伸びを示した。成長分野とされるオンライン販売も43%増と好調だった。好決算を受けて他の小売株や消費関連株もつれ高となり、相場全体を下支えた。
    ドラッグストアのウォルグリーン・ブーツ・アライアンスや日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)など小売りや消費財株が買われた。
     
    銅や原油など国際商品相場が上昇し、エクソンモービルやシェブロンなど石油株が買われた。化学のダウ・デュポンなど素材株も上げ、ダウ平均を押し上げた。
     
    ダウ平均は引けにかけて上げ幅を縮めた。今週ワシントンで継続する米中貿易交渉の行方や、米連邦準備理事会(FRB)が20日に公表する1月29〜30日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を見極めたいとのムードが広がった。米中交渉を巡っては新たな材料がなく、目先の利益確定売りに押されやすかったという。
     
    ナスダック総合株価指数は7日続伸し、前週末比14.356ポイント高の7486.766と昨年11月8日以来3カ月ぶりの高値で終了した。アマゾン・ドット・コムやアルファベット(グーグル)など主力ネット株が上昇した。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    25,891.32+8.07
    S&P500種
    2,779.76+4.16
    ナスダック
    7,486.766+14.356
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,344.80+22.70
    NY原油(ドル/バレル)
    56.09+0.50
    円・ドル
    110.58 - 110.59−0.08


     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は続伸した。
    3月物は前週末比115円高の2万1325円で引け、19日の大取終値を25円上回った。小売り大手の好決算などを受け米株が買われ、日経平均先物にも買いが波及した。
    今週は米中貿易交渉や、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表を控え、市場には取引に慎重なムードが広がっている。
     
    この日の3月物高値は2万1395円、安値は2万1170円。
     
    シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
    21325 ( +25 )
    シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
    21330 ( +30 )
    ( )は大阪取引所終値比
     







    【欧州株式市場】

     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7179.17(-40.30)
    FTSE100種総合株価指数は英通貨ポンド高を嫌気して続落し、前日比40.30ポイント(0.56%)安の7179.17で終了した。
    この日のFT指数はジリ安。午後に入ってポンドが急伸すると、一時7162.80まで下げ幅を拡大。引けにかけてやや持ち直した。
    構成銘柄の約6割が下落した。
    日中を通して安値圏で推移した。時価総額の大きい銀行のHSBCホールディングスの値下がりが株価指数の下落に大きく影響した。
     
    個別銘柄では、HSBCは4%下がった。通期決算の利益が市場予想を下回ったほか、中国と英国の景気減速の見通しが今年の業績に悪影響を及ぼす可能性を示唆したことが響いた。アジアとの関係が深いスタンダードチャータード銀行の下げも目立った。害虫駆除のレントキル・イニシャルの下げも大きくなった。日用品のレキットベンキーザーは、前日に良好な業績発表を受けて大幅高となった反動で、この日は売られた。
     
    半面、ソフトウエア開発のマイクロフォーカスは前日に引き続き買われ、3%超上昇した。飲料のコカ・コーラ・ヘレニック・ボトリングは2.7%高と買われ、旅行のTUIは3.2%高ともに大幅高となった。銀行のロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)は、アナリストが株価目標を引き上げたことなどが好感され上昇した。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 11309.21(+10.01)
    フランクフルト株式市場で、ドイツ株式指数(DAX)は小反発した。終値は前日と比べて10.01ポイント高の11309.21だった。朝方に買いが強まる場面もあったが、その後は前日の終値付近の狭い範囲で推移した。
     
    個別銘柄では、空売り規制で前日に急伸したオンライン決済サービスのワイヤーカードはこの日も4%超の上昇と目立った。ハイデルベルクセメントも大幅高。アディダスも買われた。
    一方で、ドイツ銀行と素材メーカーのコベストロ、透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアは下がった。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5160.52(-8.02)
     

02月20日 毎日コラム
政策銘柄に外れなし。「どこが儲かるか」
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