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【市況一覧】
日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,239.66 +153.86 04/27
ナスダック総合
15,927.90 +316.14 04/27


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    日経平均は3桁上昇で2万1500円台を回復。
    米中関係の改善期待はそれなりに市場に織り込まれてはいるが、材料出尽くしとはならず、堅調相場が続いた。
    中国上海株が4%超の大幅高を演じていることで、改めて評価する動きとなったようだ。
     
    一方、米中の緊張緩和とともに進んでいたドル高・円安の動きはここ1週間ちょっと横ばいで、多角的にリスクオンの状態が進んでいない様子もうかがえる。
    今週の米中貿易協議や米朝首脳会談の結果を待たないと分からないが、好材料を先食いしている面もあるため慎重な売買も求められるだろう。
     
    明日(26日)の東京株式市場は、米中貿易交渉の進展期待を背景に引き続き買い優勢で、日経平均株価は堅調な推移となりそうだ。
    きょうの東証1部の売買代金は1兆9870億円と2兆円を割り込む薄商い状態となっているものの、投資家心理は改善傾向にあり売り物薄が上昇相場の支えとなっているようだ。
     
    今週は26、27日にパウエルFRB議長の議会証言が予定されているが、米国市場がこれを好感できれば、日本株に買い材料がなくても上昇継続は期待できる。
    今年に入って下げ止まり感が出ている銘柄などを見直す動きが一段と強まると予想する。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(25日現在)
     
    22862.72  ボリンジャー:+1σ(26週)
    22589.92  ボリンジャー:+3σ(13週)
    22071.36  200日移動平均線
    22043.58  均衡表雲上限(週足)
    21972.04  ボリンジャー:+2σ(13週)
    21888.38  ボリンジャー:+3σ(25日)
    21783.24  均衡表雲下限(週足)
    21698.33  均衡表基準線(週足)
    21666.55  26週移動平均線
    21564.07  ボリンジャー:+2σ(25日)
     
    21528.23  ★日経平均株価25日終値
     
    21405.66  6日移動平均線
    21354.16  ボリンジャー:+1σ(13週)
    21302.65   新値三本足陰転値
    21239.75  ボリンジャー:+1σ(25日)
    21221.68  均衡表転換線(日足)
    21155.32  75日移動平均線
    20952.67  均衡表基準線(日足)
    20915.44  25日移動平均線
    20823.69  均衡表雲上限(日足)
     
    ローソク足はマドを空けて陽線を引き、買いの勢いの強さを裏付けた。日々線が上向きの5日線を下回る場面がなかったほか、25日線も上向きをキープし、日経平均の上昇トレンド継続が示唆されている。
    ボリンジャーバンドでは、上向きの+2σの直下で引け、こちらもレンジの上方拡張を示唆。RSI(9日)は82.95%から77.01%に下落したものの、依然として高い水準にあり、利益確定売りや戻り売りの増加が警戒される。
     
    【信用規制・解除】
    (25日大引け後 発表分)
     
    ■石垣食 <2901>
    東証と日証金が26日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。
     
    ■マーケットE <3135>
    東証と日証金が26日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。
     
    【明日の注目銘柄】
     
    ■井筒屋 <8260>
    2月25日業績修正を発表。19年2月期の連結経常利益を従来予想の4億円→7億円(前期は5.6億円)に75.0%上方修正し、一転して24.8%増益見通しとなった。
     
    ■エンカレッジ・テクノロジ<3682>
    東京証券取引所の承認を受けて3月4日付で東証マザーズから東証1部へ市場変更することになったと発表した。
     
    ■明電舎[6508]
    2019年3月期の期末配当を25円にすると発表。従来は未定だった。前期末は普通配当4円に記念配当1円を加えて5円配当を実施したが、18年10月1日付で5株につき1株の割合で株式併合を行っており、実質では横ばいとなる。
     
    ■イーソル[4420]
    3月31日(実質上は3月29日)を基準日として1株を4株に分割すると発表した。
     

    [概況]
     
    25日、東京外国為替市場の米ドル円は、早朝にトランプ米大統領が対中関税の引き上げを延期するとの内容を発表したことなどを受け一時110.870円まで上昇した。その後は、利益確定売りなどでやや弱含み110.700円付近の水準で推移している。引き続き米中通商協議の進展内容などには注目が集まりそうだ。
     
    テクニカル的には米ドル円は5日移動平均線(110.703円)付近で推移しており、同線が下値サポートとして意識される可能性も考えられそうか。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    東証マザーズ指数は前週末比15.28ポイント高の932.04ポイントと6日続伸。
    米国株高を受けて東証1部市場全般が買い先行の展開となっており、マザーズ市場にも資金流入が継続した。バイオ医療関連株や直近上場銘柄などに個人投資家の買いが入りしっかりした展開となった。
    海外投資家の動きが鈍く、東証1部の大型株の値幅があまり広がらない中、個人など短期売買の投資家の商いがマザーズやジャスダックに集まりやすかった。引き続きバイオ医療関連株がにぎわって相場を下支えしたほか、「直近上場銘柄も人気だった」という。
    値上がり銘柄数は160、値下がり銘柄数は107となった。
     
    個別では、ITbookホールディングス、総医研ホールディングス、アンジェス、オンコリスバイオファーマがストップ高。リネットジャパングループ、クラウドワークス、ウォンテッドリー、リンク、アイリックコーポレーションなど7銘柄は昨年来高値を更新。夢展望、ブライトパス・バイオ、メディアシーク、プロパティデータバンク、旅工房が買われた。
     
    一方、アクセルマーク、アクアラインが昨年来安値を更新。Kudan、マーケットエンタープライズ、ベルトラ、ピアラ、ソフトマックスが売られた。
     
    22日に上場した識学の終値は、初値を150円(3.3%)上回る4700円だった。上場初日は買い気配のまま終え、25日午前に公募・売り出し価格(公開価格)の1500円の2.5倍となる4550円で取引が成立していた。市場では「識学は前評判も高く、相場上昇で心理が上向いた投資家が素直に買いを入れることができた」との声が聞かれた。
     

    【大引け概況】
    25日の日経平均株価は反発した。終値は前週末比102円72銭高の2万1528円23銭。
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:58 容量:8.63M

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    2万1500円台を回復し、2018年12月13日以来およそ2カ月半ぶりの高値を付けた。
     
    朝方は、米中貿易協議の進展から前週末の米国株式が上昇した流れを受け、買いが先行した。日本時間25日朝にトランプ米大統領が対中関税引き上げの延期を表明し、両政府が最終合意に向かうとの期待感が一段と強まった。

    中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席との首脳会談で最終合意を目指す方針だ。発言を受けて米株価指数先物が時間外取引で上昇したうえ、中国・上海株式相場が上昇。投資家心理が強気に傾き、日経平均は上げ幅を160円あまりに広げる場面があった。
     
    午後の日経平均はやや上値が重くなった。米中協議の進展はある程度相場に織り込まれていたとみる投資家が多い。3月の決算期末に向けて国内金融機関から戻り待ちの売りが出やすくなるとの観測も相場の上値を抑えた。
     
    市場からは「米中貿易問題は解決に向け進んでいるようだが、期待先行で織り込んできた面がある。さらにプラスαがないと、材料出尽くしの可能性もある。日経平均2万1500円超えからは売り物も増えてくるとみられ、当面は押し目買い、戻り売りが基本だろう」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400は反発した。終値は前週末比97.92ポイント高の1万4399.78だった。東証株価指数(TOPIX)も反発し、11.35ポイント高の1620.87で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で1兆9870億円と、引き続き2兆円を下回った。売買高は10億5731万株。東証1部の値上がり銘柄数は1585と全体の7割強。値下がりは467、変わらずは78だった。
     

    業種別株価指数(33業種)では、パルプ・紙、ガラス・土石製品、電気機器の上昇が目立った一方、石油・石炭製品が下落した。
     
    個別では、任天堂、ファーストリテ、NTTが買われ、ZOZO、レオパレス21は大幅高。日本紙、武田が値を上げ、三菱UFJは強含んだ。キーエンス、日本電産、SMCが上伸し、ソニー、トヨタ、TDKやリクルートも上昇した。東海カは堅調だった。
     
    半面、イオンが値を下げ、日通、日ハムは大幅安。電通、日産化が下押し、KDDI、三井住友は弱含み。ファナック、SUMCOが軟調で、昭和シェルやJXTGなど石油関連株が売られた。
     
    東証2部株価指数は前週末比67.28ポイント高の6900.52ポイントと7日続伸した。
    出来高5952万株。値上がり銘柄数は282、値下がり銘柄数は144となった。
     
    個別では、京進、安楽亭が昨年来高値を更新。篠崎屋、イワキ、日和産業、堀田丸正、アイケイが買われた。
     
    一方、ノザワが昨年来安値を更新。ハイレックスコーポレーション、リミックスポイント、アウンコンサルティング、土屋ホールディングス、C&Gシステムズが売られた。
     

    日経ジャスダック平均株価は6営業日続伸した。終値は前週末比15円82銭高い3465円55銭だった。米中貿易交渉の進展で個人投資家の心理が上向き、買いが優勢となった。
    バイオ医療関連株や直近上場銘柄などに個人投資家の買いが入り、新興企業市場はしっかりした展開となった。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で495億円、売買高は1億1598万株だった。値上がり銘柄数は423、値下がり銘柄数は211となった。
     
    個別では、ビーマップ、スペースシャワーネットワークがストップ高。日本エマージェンシーアシスタンスは一時ストップ高と値を飛ばした。大和コンピューター、菱友システムズ、オリコン、サン電子、santecは昨年来高値を更新。ジェイテック、Nuts、ぱど、nms ホールディングス、HAPiNSが買われた。
     
    一方、光・彩、エージーピー、マミーマート、藤井産業が昨年来安値を更新。AKIBAホールディングス、ブロードバンドセキュリティ、コックス、杉田エース、シンバイオ製薬が売られた。
     
     

    【後場寄り付き概況】

    25日後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比105円26銭高の2万1530円77銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、10.76ポイント高の1620.28で始まった。
    日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともにしっかり。米国と中国の通商協議の進展に対する期待感から買われた前場の流れを引き継ぎ、輸出関連銘柄が値を保っている。
     
    外国為替市場では、1ドル=110円60銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
     
    2万1500円を突破してきたこともあり、買い戻しの動きを強めてくることが考えられる。買い方は依然として慎重姿勢であると考えられるが、押し目買い意欲は次第に強まることが期待される。
    また、中小型株についてはマザーズ指数が再び75日線を突破してきており、需給状況が回復傾向にあることも、安心感につながるだろう。
     
    個別では、任天堂がにぎわい、ソニーは堅調。キーエンスは大幅高で推移し、村田製、東エレクも値上がりしている。ファーストリテが高く、ZOZOは3営業日続伸し、レオパレス21は急反発している。
    半面、ソフトバンクGが甘く、KDDIは弱含み。JXTGが緩み、伊藤忠はさえない。イオンが安く、7&iHDも値下がりしている。
     
     
    ランチバスケットは120億円、差し引き10億円の買い越しとの観測。
     



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    《マーケットストラテジーメモ》02月4週

    【推移】

    18日(月):
    週末のNY株式はプレジデンツデーの3連休を控えていたが3指数がそろって上昇。NYダウとNASDAQは8週間連続の上昇。S&P総合500は4週連続で200日移動平均線を上回った。米中政府は北京で行っていた閣僚級貿易協議を終了。米中双方とも「協議で進展があった」と主張。「米中が貿易摩擦解消に向け通商合意にこぎ着けるとの期待が株価への追い風」という解釈。「貿易問題の解消は世界成長を下支えする可能性がある」という見方も出てきた。

    VIX指数は14.91に低下。株価最高値更新への条件15%割れ水準を達成した。トランプ米大統領は議会の承認を得ずにメキシコ国境の壁建設費を確保するため国家非常事態を宣言。ただ市場への影響は限定的だった。

    週明けの日経平均は3日ぶりの反発。寄り付き371円高、一時400円高があって終値381円高。15日金曜の下落分(239円安)を埋める上昇パターンは先週と同じ。75日移動平均線(21153円)を回復。ファーストリテ、安川電が上昇。オリンパス、太陽誘電が下落。

    19日(火):
    週明けのNYはプレジデンツデーで休場。欧州市場で主要指数は高安まちまち。STOXXヨーロッパ600指数は続伸。終値ベースで昨年10月9日以来、4カ月ぶりの高値水準を回復。「米国市場がプレジデントデーで休場の中、主要指数は狭い値幅で様子見ムードの強い展開」との見方だ。

    日経平均株価は20円高の21302円と小幅に続伸。ザラ場、終値ともに今年の最高値を更新した。もっともNY市場の休場を受けて商いは低調。東証一部の売買代金は1兆8570億円と約1カ月ぶりの低水準。NTTデータ、セコムが上昇。ソフトバンクG、安川電機が下落。

    20日(水):
    3連休明けのNY株式市場で主要3指数はいずれも小幅続伸。NASDAQは7日続伸。米中通商協議がワシントンで再開。ウォールマートの好決算を背景に買い物優勢の展開。ただニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が「バランスシートの縮小をしばらく継続する」とコメント。上昇幅を縮小した。
    「日経平均の高値は21344円。24カ月線(21446円)が射程圏内に入ってきた」という見方もある。空売り比率は43.0%で50日連続40%超。

    日経平均株価は128円高の21431円と3日続伸。12月17日以来およそ2カ月ぶりの高値水準を回復。一時24か月移動平均を上回った場面もあった。「NY株式相場が上昇した流れを引き継ぎ、当面の株高を見込んだ海外投資家が株価指数先物に買いを入れた」との解釈だ。ソフトバンGグループとソニーが上昇。東エレとTDKが下落。日経平均は3日続伸で3日連続日足陽線。今年の水曜は3勝3敗の5分に戻し、残るは木曜の1勝5敗が目立つ。「先々週と先週は週の前半が強かった一方で、後半は失速。金曜には大きく売られた。今週もここまでは同様の展開」という声も聞こえる。

    21日(木):
    NY株式市場は小幅続伸。S&P500は昨年12月の安値から約18%上昇。9月下旬に付けた過去最高値を約5%下回る水準。NASDAQは8日続伸。VIX(恐怖)指数は14.03に低下した。
    日経平均株価は32円高の21464円と4日続伸。日足は4日連続陽線。取引時間中には約2カ月ぶりに2万1500円台を回復。終値ベースで24ヶ月線も回復。後場から先物主導で上昇に転じた。戻り待ちの売りも多く上値は抑えられた。ファーストリテの上昇寄与度が27円。東エレ、ソニーが上昇。ソフトバンクG、トヨタが下落。今年初の4日続伸。

    今年初の4日連続日足陽線。終値ベースで24ヶ月線を上回った。「4日連続高した相場は強い」というジンクスも持ち出されて来た。1月7日〜9日、1月30日〜2月4日と3日続伸は今年2回。「次は昨年11月22日〜12月3日の7日続伸」という勇ましい声もある。

    22日(金):
    NY株式市場は反落。背景は買い疲れと軟調だった経済指標。耐久財受注統計は、民間設備投資の先行指標とされるコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注が前月から0.7%減。市場予想の0.2%増に反して落ち込んだ。フィラデルフィア連銀業況指数はマイナス4.1と、1月の17.0から大幅に低下。16年5月以来のマイナス。
    1月の中古住宅販売も約3年ぶりの水準に落ち込んだ。コンファレンス・ボード(CB)が発表した1月の米景気先行指数は前月比0.1%低下。

    日経平均株価は38円安の21425円51銭と5日ぶりの反落。世界的な景気後退懸念が復活したとの解釈。ソフトバンクG、資生堂が上昇。東エレ、ダイキンが下落。日足は5日連続陽線。昨年11月26日以来の5日陽線だ。ボリンジャーのプラス2σが21485円。プラス3σが21788円。少しずつ拡大してきている。月足陽線基準は21781円。

    (2) 欧米動向

    「NYダウとNASDAQは8週連続上昇。
    VIX指数は8週連続で下落。
    過去9週連続はNYダウは1回、NASDAQは2回、VIXはゼロ。
    確率的には今週の9週連続の上昇(VIXの下落)はない可能性が高い」という声もある。

    (3)アジア・新興国動向

    先週の世界の株式相場は主要25の株価指数のうち24指数が上昇。

    上位1位中国週間騰落率4.54%、2位ベトナム4.00%、3位香港3.28%、
    4位南アフリカ2.66%、6位日本2.51%。
    下位25位英国▲0.80%、24位インド0.17%、23位イタリア0.25%、
    22位ブラジル0.37%、21位トルコ0.46%、20位米国0.57%。


    【展望】

    スケジュールを見てみると・・・

    25日(月):企業向けサービス価格指数、米シカゴ連銀活動指数。携帯電話見本市「モバイル・ワールド・コングレス」(スペイン)
    26日(火):米CS住宅価格指数、住宅着工件数、CB消費者信頼感、パウエルFRB議長議会証言
    27日(水):国際水素・燃料電池展、米朝首脳会談(ベトナム)、英議会EU離脱案採。米製造業受注、パウエル議長下院サービス委員会証言
    28日(木):鉱工業生産、米10〜12月GDP、シカゴ購買部景気指数、中国製造業PMI
    1日(金):失業率、法人企業統計、米ISM製造業景況感、米中貿易協議期限、法定債務上限の運用停止期限、ユーロ圏失業率、台湾休場

    2月15日時点の信用買い残は前週比689億円減の2兆4316億円。
    同信用売り残は同647億円増の8525億円。
    信用倍率は2.85倍に低下(12月14日4.00倍、10月26日4.37倍)。
    9月21日時点の2.62倍(買い残2兆4245億円、売り残1兆673億円)以来の水準だ。

    2月15日時点の裁定買い残は1943億円増の7617億円。
    同裁定売り残は1528億円増の4822億円。
    ただ3月限だけだと買い残は1065億円増の6739億円。
    同売り残は419億円減の2874億円。
    翌限以降が買い残は877億円増、売り残は1947億円増という形だ。
    前週までゼロだった翌限以降の残が増加してきた。
    ということは3月のメジャーSQを睨んだロールオーバーが進み始めたということ。
    数字だけを見ていると間違う可能性がある。
    特に売り残の2000億円近い増加には要注意だ。

    火曜の衆議院予算委員会。
    黒田日銀総裁のウィットに富んだコメント。
    「必要になれば追加緩和策を検討する」。
    金利はまたマイナス状態で未来に希望は少ない水準。
    それでもまだ追加金融緩和を考える姿勢。
    教科書的には悪くはないが・・・。

    (兜町カタリスト 櫻井英明)

    25日前場の日経平均株価は前週末比146円60銭高の2万1572円11銭と反発。
    朝方は、米中貿易協議の進展から前週末の米国株式が上昇した流れを受け、買いが先行した。
    日経平均株価は2万1500円台での堅調展開。前週末の米国株の上昇が好感されたほか、米中通商協議に対する進展期待が一段と高まったことが上昇の要因となっている。
    その後、上値が重くなる場面もあったが、すかさず持ち直し、前引けにかけて高値圏で推移した。
     
    米中通商交渉は24日に米ワシントンでの閣僚級協議が終了した。「大きな進展があった」として、トランプ米大統領が3月1日の期限延期の意向を改めて示すとともに、米中首脳会談の開催を示唆した。
     
    ただ、米中協議の進展は「既定路線と捉えられ、上値を追う材料とも言えない」との評価もある。週初で市場参加者が少ないこともあり、「様子見気分が強く、上値は抑えられやすい」とみられている。
     
    市場からは「米中貿易協議が順調に進んでいる。トランプ米大統領が対中関税の引き上げ延期を表明し、相場に効いている。ただ、貿易問題で米中協議が進展すれば、次は日本の番になり、悩ましい面はある。
    米国株は力強く、それにリンクした動きが期待されるが、日経平均2万1500円から上は戻り売りが出やすく、それをこなしていけるかが注目される」との声が聞かれた。
     
    前引け時点の東証1部の売買代金は概算で9515億円、売買高は5億2207万株と低調だった。東証1部の値上がり銘柄数は1551と全体の約7割。値下がりは495、変わらずは84だった。
     

    業種別株価指数(33業種)では、ガラス・土石製品、非鉄金属、電気機器の上昇が目立った一方、石油・石炭製品、鉱業が下落した。

    個別では、キーエンスが大幅高、任天堂も堅調。日本電産も高い。東エレクやアドテストといった半導体関連が高い。リクルートやエーザイが上昇したほか、住友鉱など非鉄金属株の上げも目立つ。エンビプロ・ホールディングスがストップ高に買われ、星光PMC、アトラエも急伸。レオパレス21は大量の売買注文が錯綜したが買いが優勢。MonotaROも物色人気。
     
    半面、東宝が軟調、日本ハムが大きく売られた。北海道電力が急落、電通、インターアクションも安い。イオンや丸井Gなど小売株の一部が安い。ユーグレナも利食われた。
     

    東証2部株価指数は前週末比56.09ポイント高の6889.33ポイントと7日続伸した。
    出来高3742万株。値上がり銘柄数は279、値下がり銘柄数は132となった。
     
    個別では、安楽亭が昨年来高値を更新。篠崎屋、堀田丸正、イワキ、Oak キャピタル、アライドテレシスホールディングスが買われた。
     
     一方、ハイレックスコーポレーション、アートスパークホールディングス、アウンコンサルティング、アイスタディ、インスペックが売られた。

    日経ジャスダック平均株価は6営業日続伸した。前引けは前週末比15円71銭高い3465円44銭となった。米中貿易交渉の進展を好感して主力株が上昇し、前週に引き続き個人投資家の買い意欲が旺盛だった。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で275億円、売買高は6527万株。
    値上がり銘柄数は393、値下がり銘柄数は201となった。
     
    個別では、スペースシャワーネットワークがストップ高。日本エマージェンシーアシスタンスは一時ストップ高と値を飛ばした。大和コンピューター、菱友システムズ、サン電子は昨年来高値を更新。nms ホールディングス、スリー・ディー・マトリックス、中央化学、HAPiNS、ピクセルカンパニーズが買われた。
     
    一方、マミーマート、藤井産業が昨年来安値を更新。ジェイホールディングス、幸和製作所、AKIBAホールディングス、セルシード、北川精機が売られた。
     

    東証マザーズ指数は前週末比14.07ポイント高の930.83ポイント。
    バイオ株を中心としたテーマ株や材料株への買いが続き、マザーズ指数は6日続伸している。本日は前週の一本調子の上昇に対する警戒感などから目先の利益を確定する売りも出ているが、前週末の米株高を受けて個人投資家のマインドが一段と上向いている。
    マザーズ市場にも好影響をもたらしている。
    値上がり銘柄数は147、値下がり銘柄数は114となった。
     
    個別では、ITbookホールディングスがストップ高。総医研ホールディングス、アンジェスは一時ストップ高と値を飛ばした。リネットジャパングループ、クラウドワークス、ウォンテッドリー、リンク、オンコリスバイオファーマなど7銘柄は昨年来高値を更新。夢展望、霞ヶ関キャピタル、メディアシーク、プロパティデータバンク、ナレッジスイートが買われた。
     
    一方、アクセルマーク、アクアラインが昨年来安値を更新。マーケットエンタープライズ、ソフトマックス、ベルトラ、イノベーション、シャノンが売られた。

    22日にマザーズ市場に上場した識学は午前に公募・売り出し価格(公開価格、1800円)の2.5倍となる4550円で寄り付いた。
    その後、初値比265円(5.8%)高の4815円で午前の取引を終えた。一時4980円まで上昇した。


     

    【寄り付き概況】

    25日の日経平均株価は、前週末比142円15銭高の2万1567円66銭と大幅に反発してスタート。
    前週末のNYダウが180ドルあまり上昇し約3カ月半ぶりに2万6000ドルの大台を回復、これを受けて東京市場でも主力株を中心に幅広く投資資金が流入している。米中貿易協議の進展期待が全体相場をリスクオンに傾けている。
     
    ただ、前週に日経平均は短期筋の買い戻しに乗って520円強の上昇をみせており、買い戻しが一巡した現在は、戻り売り圧力も意識されやすい。26日~27日のパウエルFRB議長の議会証言を控え、ドル円・相場の動向などにも神経質な展開が想定される。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、30業種が高く、値上がり上位に海運、その他製品、非鉄、証券、ガラス土石など。
     
    個別では、任天堂、ZOZO、ソフトバンクG、ファーストリテ、スギHDは堅調。武田、イオンモール、三菱UFJ、野村、ソニーが買われ、トヨタは強含み。SMC、コマツ、キーエンス、日本電産が値を上げている。
     
    半面、日ハムが下押し、イオン、7&iHDは小幅安。電通が売られ、KDDI、アルプスアルが値を下げ、ファナックは軟調となっている。
     
    225先物は、ソジェン・モルスタ・大和・メリル・アムロが買い越し。
    野村・GS・ドイツ・バークレイズ・パリバ・楽天が売り越し。
    TOPIX先物はソジェン・JP・パリバ・GSが買い越し。
    モルスタ・JP・パリバ・バークレイズ・GSが売り越し。
     
    テクニカル的には、アルトナー(2163)、ベネフィット(3934)、保土谷(4112)、リコー(7751)が動兆。
     

     

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    「6日連続日足陽線に挑戦」


    週末のNY株式市場は反発。
    S&P500は昨年11月8日以来の高値水準。
    12月の安値からは約19%上昇してきた。
    「近い将来に米中間の貿易・関税問題で明るいニュースが出てくることが期待されている」というのが市場の雰囲気。
    3月1日に向けた貿易摩擦合意を織り込んできた格好だ。
    週間では主要株価3指数そろって上昇。
    NYダウとNASDAQは9週連続上昇。
    10年国債利回りは2.65%水準に低下。
    ドルは安全資産としての側面が薄れ軟調。
    「合意期限の3月1日が近づいている。
    市場では新たな関税措置は直ちに発動されないとの楽観的な見方が支配的。
    株式と商品に資金が流れている」という声が聞こえる。



    週末の日経平均は5日ぶりの小幅反落。
    もっとも寄り付き88円安、大引け38円安だから下げ渋りの展開だった。
    日足は5日連続陽線。
    昨年11月26日以来の5日陽線だ。
    売買エネルギーは低下継続で東証1部の売買代金は1兆8245億円。
    週間では524円の上昇。
    週足は2週連続で陽線。
    値上がり731銘柄。値下がり1288銘柄。
    新高値8銘柄、新安値2銘柄。
    騰落レシオは110.18まで低下。
    NT倍率は13.31倍。
    25日線からは2.6%のプラスかい離。
    200日線からは3.0%のマイナスかい離。
    松井証券信用評価損益率で売り方▲9.019%。買い方▲11.124%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.930%。買い方▲19.109%。
    空売り比率は42.5%で53日連続40%超。
    日経HVは16.1、日経VIは17.11。
    日経平均採用銘柄のPERは12.31倍。
    EPSは1740円。
    PBRは1.14倍。
    シカゴ225先物終値は大証日中比25円高の21425円。
    高値21495円。安値21315円。
    勝手雲はいったんねじれたが26日からは白さが広がってくる。
    26週線が21717円。
    24か月線21425円はほぼ上抜けてきた。
    12ヶ月線は22037円。
    週足の一目均衡の雲の下限が21417円、上限が22227円で近づいてきそうな気配。
    月足の雲の下限が21177円。上限が21691円。
    黒くねじれるのは9月でまだ先。
    ボリンジャーのプラス2σが21485円。プラス3σが21788円。
    少しずつ拡大してきている。
    月足陽線基準は20788円。
    気学では「下げ続けてきた時は小底入れとなる日」。
    火曜は「初高後安の日。吹き値売り方針良し」。
    水曜は「不時安をみせる日。戻り売りで駆け引きせよ」。
    木曜は「前場安いと後場引き返す日」。
    金曜は「人気に逆行して動くこと多し」。


    NYダウは181ドル高の26031ポイントと。
    NASDAQは67ポイント高の7527ポイント。
    S&P500は17ポイント高の2792ポイント。
    ダウ輸送株指数は39ポイント安の10593ポイント。
    SOX指数は1.08%上昇。
    VIX指数は13.51に低下。
    3市場の売買高は69億株。
    CME円建ては大証日中比25円高21425円。
    ドル建ては大証比30ポイント高の21430ポイント。
    ドル円は110.68円。
    10年国債利回りは2.653%。

    (兜町カタリスト櫻井)
     


    25日の東京株式市場は、堅調展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万1300円-2万1600円。
    NYダウ平均は181ドル高と3桁の上昇、終値で26000ドル台に乗せた。米国株の上昇を好感した流れになると予想する。
    22日の日経平均株価は、5日ぶりに反落したものの、下げ渋る動きをみせるなど、底堅い展開だった。米中の貿易協議進展を期待して、先高感が高まる可能性もあり、上値を試す場面も想定される。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の半ば(前週末22日は110円74-75銭)、ユーロ・円が1ユーロ=125円台の半ば(同125円65-69銭)と小動き
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、22日の大阪取引所終値比25円高の2万1425円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■キタック <4707>
    11-1月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
     
    ■コシダカホールディングス <2157>
    タイに「カラオケまねきねこ」第1号店を出店。
     
    ■シミックホールディングス <2309>
    ベルシステム24ホールディングス <6183> のSMO(治験施設支援機関)子会社であるBELL24・Cell Productの全株式を取得し子会社化する。
     
    ■フジオフードシステム <2752>
    沖縄でステーキ店「SAM’S」8店舗を運営するグレートイースタンの全株式を取得し子会社化する。取得価額は27.5億円。
     
    ■ユーグレナ <2931>
    プロバスケットボールリーグ「琉球ゴールデンキングス」の運営会社の株式を取得し、持分法適用関連会社化する。
     
    ■モバイルファクトリー<3912>
    定款の一部を変更し、事業目的にブロックチェーンと分散型アプリケーションの企画、設計、開発、運営などを追加。
     
    ■ミヨシ油脂<4404>
    中期経営計画を策定。21年12月期に営業利益17億円以上(18年12月期実績は7.4億円)を目指す。
     
    ■スペースシャワーネットワーク<4838>
    インフルエンサーマーケティング事業を展開するGROVEの株式を取得し子会社化する。
     
    ■日本金銭機械 <6418>
    今期配当を3円増額修正。
     
    ■ワキタ <8125>
    介護福祉用具の卸レンタル事業を展開するサンネットワークリブの全株式を取得し子会社化する。
     
    ■NTTドコモ <9437>
    発行済み株式数の11.82%にあたる4億4706万株の自社株を消却する。消却予定日は2月28日。
     
    ■ミスミグループ本社 <9962>
    1月売上高は前年同月比2.0%増と増収基調が続いた。
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
    25(月)
    1月企業向けサービス価格指数(8:50)
    《決算発表》
    プラネット
     
    【海外】
    米1月シカゴ連銀活動指数(22:30)
    世界最大級のモバイル展示会「モバイル・ワールド・コングレス2019」(バルセロナ、〜2/28)
    《米決算発表》
    モザイク


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [概況]

    先週末22日は米経済指標の発表がなかったが、米中貿易協議の進展を期待する買いなどにNY株式市場はダウを始め3市場とも反発し、好調な米経済を裏付ける動きとなる一方で、ドルは小幅安(-3.5銭)で引けたが110円後半(終値110.670円)を維持した。
    ドルは110円後半では上値が重くなって111円に乗せる事が出来ない一方、110円前半では下値が堅い状況が続いており、上にも下にも動きづらい状況となっている。
     
    今週もドルはNY株価の動きと米経済指標の結果に左右され易い状況が続くのではないかと予想しており、其の米経済指標は25日(月)ナシ、26日(火)12月住宅着工・許可件数、12月住宅価格指数、12月S&Pケースシラー住宅価格指数、2月消費者物価指数、27日(水)MBA住宅ローン申請指数、28日(木)第4四半期GDP速報値、新規失業保険申請件数、2月シカゴ購買部協会景気指数、3月1日(金)1月個人所得・支出、2月ISM製造業景況指数、2月ミシガン大学消費者信頼感指数などとなっている。
    最近の米指標は予想を下回るものが増えているが、独やユーロ圏の景気悪化を見ればユーロは買いにくく、結局ドルが一番堅実ではないかと見ている。
     

    [提供:カネツFX証券株式会社]


     

    [株価材料]
     
    ■三洋化<4471>
    化粧品で自社ブランド立ち上げへ
     
    ■藤倉ゴム<5121>
    ベトナムの生産体制再編へ
     
    ■ジェイテクト<6473>
    工作機械用高性能軸受け拡充へ
     
    ■TDK<6762>
    モーター異常自己診断できるIC開発
     
    ■アイシン精<7259>
    常務役員廃止でスリム化図る
     

02月25日 毎日コラム
株価は動く、そのシナリオを探す
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