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【市況一覧】
日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,239.66 +153.86 04/27
ナスダック総合
15,927.90 +316.14 04/27


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02月17日 マーケットコメント


     
    18日の日経平均は381円高。
    15日の下げ分(239円安)を埋める上昇となった。
    前の週の金曜に大きく売られて、週明けに海外要因を材料に大きく買われるパターンは先週と同じ。後場に一時21300円に乗せる局面もみせるなど、戻り高値水準での強い動きが続いた。
     
    今晩の米国市場は休場で、明日は手がかり難となるだろう。
    米国株のサポートなしでは上値は重そうだ。本日上回った75日線(2万1153円、18日時点)を意識した動きが見られるかが焦点となる。
    日経平均の2万1200円処でのこう着が続くようだと、祝日明けの米国市場の動向を見極めたいとする流れにより、次第に利益確定の商いが増えることも意識しておきたい。
     
    物色では、金融株に強い動きが見られたことには目新しさがあった。景気敏感株が見直される局面で金融株が連れ高できるようになると、リスク選好ムードが一段と強まる。しばらく蚊帳の外に置かれていた分、動きが良くなれば一気に買いが集まる展開も期待できるだけに、明日の動向にも注目しておきたい。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(18日現在)
     
    22227.60  ボリンジャー:+2σ(13週)
    22094.55  200日移動平均線
    21973.25  均衡表雲上限(週足)
    21712.45  26週移動平均線
    21698.33  均衡表基準線(週足)
    21684.43  均衡表雲下限(週足)
    21508.06  ボリンジャー:+1σ(13週)
    21428.80  ボリンジャー:+3σ(25日)
     
    21281.85  ★日経平均株価18日終値
     
    21194.67  ボリンジャー:+2σ(25日)
    21153.04  75日移動平均線
    20960.53  ボリンジャー:+1σ(25日)
    20944.01  6日移動平均線
    20823.69  均衡表雲上限(日足)
    20810.84  均衡表転換線(日足)
    20788.53  13週移動平均線
    20726.40  25日移動平均線
    20704.15  均衡表基準線(日足)
    20493.15  ボリンジャー:-1σ(26週)
    20492.26  ボリンジャー:-1σ(25日)
    20272.58  均衡表雲下限(日足)
    20258.12  ボリンジャー:-2σ(25日)
    20127.47  均衡表転換線(週足)
    20068.99  ボリンジャー:-1σ(13週)
    20023.99  ボリンジャー:-3σ(25日)
     

    【大引け概況】
    18日の日経平均株価は大幅反発した。終値は前週末比381円22銭高の2万1281円85銭で、2018年12月17日以来約2カ月ぶりの高値だった
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     きょうの東京株式市場は主力株をはじめ幅広い銘柄に買いが流入した。日経平均は2万1000円台を大きく回復し、一時400円を超える上昇をみせる場面もあった。
    中国・上海株が大幅高となったのをはじめアジア株市場が軒並み上値を追ったことも投資マインドの改善を後押しした。
     
    ただ、米商務省が17日、安全保障を理由に検討している自動車や部品への輸入制限についてトランプ米大統領に調査報告書を提出したと午後に伝わり、トヨタなど自動車株の一角がやや伸び悩む場面があった。
     
    内閣府が朝方発表した18年12月の機械受注統計は民間設備投資の先行指標とされる「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比0.1%減と、市場予想(1.1%減)ほど悪化しなかった。製造業や外需の低迷が足を引っ張ったが、市場では「外需の落ち込みは想定範囲内で、むしろ12月が底ではないかとの見方も買い安心感につながった」との声があった。
     
    市場関係者は、米国株式市場のダウ工業株30種平均は年初から10%超上昇しているのに対し、日経平均の値上がりは6%程度にとどまる。投資家心理が前向きになり始めているため、「日経平均は出遅れ状態を修正しながら2万2000円を目指す動きなる」と強気の声が上がっていた。
     
    JPX日経インデックス400は前週末比212.81ポイント高の1万4220.39、東証株価指数(TOPIX)は24.67ポイント高の1601.96で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆425億円と3週ぶりの低水準。売買高は11億9024万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1908と全体の約9割を占めた。値下がりは180、変わらずは41。
     

    業種別株価指数(33業種)は、石油・石炭製品、鉱業、ゴム製品を中心に全業種が上昇した。

    個別では、任天堂が高く、ファーストリテイリングやユニファミマが大きく買われた。自社株買いを発表したブリヂストンが活況高となり、国際石油開発帝石、JXTGホールディングスなど原油関連株が上昇した。日立建機や安川電が買われ、三菱UFJフィナンシャル・グループなど銀行株も堅調。双信電機がストップ高に買われ、市光工業、ダブル・スコープが急伸、シャープも物色人気となった。CAC Holdingsも値を上げた。
     
    半面、マイネットが値下がり率トップに売り込まれ、レオパレス21も大商いのなか、株価は下値模索が続いた。ジャパンベストレスキューシステム、ブレインパッドが大きく値を下げたほか、ソースネクストも安い。じげん、NISSHAなども大幅安。太陽誘電やオリンパス、東ガスも安い。
     
     
    東証2部株価指数は前週末比63.70ポイント高の6718.17ポイントと続伸した。
    出来高5007万株。値上がり銘柄数は299、値下がり銘柄数は134となった。
     
    個別では、ぷらっとホームがストップ高。アイスタディは一時ストップ高と値を飛ばした。京進、パルステック工業は昨年来高値を更新。アマテイ、オプティマスグループ、Jトラスト、くろがね工作所、MRKホールディングスが買われた。
     
    一方、アートスパークホールディングスがストップ安。価値開発、リミックスポイント、互応化学工業、ノザワ、日住サービスは昨年来安値を更新。デュアルタップ、アップルインターナショナル、兼松エンジニアリング、さいか屋、ビットワングループが売られた。
     

    日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反発した。終値は前週末比24円65銭高の3421円95銭だった。米中貿易交渉の進展期待を背景に日経平均株価が大幅高となり、新興企業市場でも投資心理が改善した個人などから個別銘柄への見直し買いなどが入った。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で404億円、売買高は7862万株だった。値上がり銘柄数は434、値下がり銘柄数は189となった。
     
    個別では、メディシノバ・インク、北川精機、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリングがストップ高。フーマイスターエレクトロニクス、ビーイング、精工技研、日本アンテナは昨年来高値を更新。シノケングループ、第一商品、ジェクシード、ジェイホールディングス、GFAが買われた。
     
    一方、セルシードがストップ安。IGポート、大井電気、NKKスイッチズ、うかい、マミーマートなど6銘柄は昨年来安値を更新。YKT、大塚家具、ハンズマン、大伸化学、リリカラが売られた。
     

    東証マザーズ指数は前週末比12.70ポイント高の875.04ポイントと3日ぶり反発。
    米国と中国の貿易協議に対する楽観的な見方が広がり東証1部市場が大幅高となっており、
    新興市場も連動。投資家心理の改善に恩恵を受け買われた。
    朝方から売り物が薄い中、小口の買い注文が続いた。寄り付き後は一時伸び悩む場面も見られたが、盛り返すとその後は終日875ポイントを中心とした堅調な推移となった。
    「株価の上昇で個人投資家が強気になってきた」との見方があった。
    アンジェスやそーせいといった一部のバイオ関連株のほか、ラクスルやJIAなどの上昇が指数を支えた。
     
    売買代金は概算で1166.45億円。騰落数は、値上がり189銘柄、値下がり78銘柄、変わらず6銘柄となった。
    個別では、マーケットエンタープライズ、ベルトラがストップ高。オークファン、CRI・ミドルウェア、はてななど4銘柄は昨年来高値を更新。AmidAホールディングス、メタップス、クラウドワークス、プレシジョン・システム・サイエンス、ベストワンドットコムが買われた。
     
    一方、オークファン、エクストリームがストップ安。アジャイルメディア・ネットワーク、コンヴァノ、CRGホールディングス、MTG、エリアリンクは昨年来安値を更新。和心、フルッタフルッタ、ピアラ、FRONTEO、リネットジャパングループが売られた。

    【後場寄り付き概況】


     
    後場寄り付きの日経平均株価は前営業日比400円27銭高の2万1300円90銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、25.54ポイント高の1602.83で始まった。
     
    休みの時間帯に中国・上海総合指数が一段高したこともあり、上げ幅を広げて始まった。
    前週末の米国株急伸を受けた買い戻しが続き、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)はともにこの日の高値圏でもみ合っている。
     
    外国為替市場では、1ドル=110円50銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
     
    個別では、ファーストリテが買われ、武田、JTは堅調。三菱UFJ、三井住友が値を上げ、スルガ銀はしっかり。ZOZOは反発している。出光興産が上伸し、国際帝石、三井物は高い。ブリヂストンがにぎわい、トヨタ、キーエンス、村田製が締まり、ソニーは切り返している。任天堂も上昇している。
    半面、ソフトバンクGが軟調で、レオパレス21は下値模索を継続。太陽誘電は続落している。
     

    18日午前の日経平均株価は大幅に反発し、前週末比372円53銭高の2万1273円16銭で前場を終えた。
    朝方から広範囲に買いが流入、日経平均は大幅高で始まった後、目先筋の戻り売りを吸収し高値圏で更に強含む展開となった。
     
    米中貿易協議が合意に向けて進展すれば中国をはじめ世界の景気が持ち直すとの見方から、機械や資源・エネルギーなど景気敏感株に海外短期筋の買い戻しが入った。日経平均の上げ幅は一時390円を超えた。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反発した。
    日立建機やファナックなど景気敏感株を中心に幅広い銘柄が買われた。
     
    内閣府が発表した2018年12月の機械受注統計は民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比0.1%減と、市場予想(1.1%減)ほど悪化しなかった。
    日経平均は、一目均衡表の雲を突破する中で、18日は75日移動平均線(約2万1150円)を上回るなどテクニカル面での好材料もある。
     
    市場関係者は、製造業や外需の低迷が足を引っ張ったが、「中国向けの落ち込みは工作機械受注の結果などからわかっていた。むしろ12月が底ではないかとの見方が株式の買いを支えた可能性がある」と話していた。
     
    トランプ米大統領が5月26日から28日の日程を軸に来日を検討していると一部で伝わったが相場の反応は限定的だった。
     
    前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆0802億円、売買高は6億3703万株。18日の米株式市場はプレジテントデーで休場となるため売買はそれほど増えなかった。
    東証1部の値上がり銘柄数は1909と全体の約9割を占めた。値下がりは183、変わらずは36だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、ゴム製品、石油・石炭製品、証券・商品先物取引業を中心に全業種が上昇した。
     
     
    個別では、任天堂が堅調、ソフトバンクグループ(SBG)、ファーストリテイリングやユニファミマといった値がさ株が大幅高に買われた。三菱UFJフィナンシャル・グループなど銀行株も堅調。ブリヂストンが商いを膨らませ大幅高、国際石開帝石、JXTGホールディングスも上昇した。市光工業が値上がり率トップに買われ、ダブル・スコープ、関東電化工業なども急反発。シャープも物色人気、エーザイが高い。
     
    半面、レオパレス21が売りに押され、ソニーやオリンパス、KDDI、シスメックスも安い。マイネットが急落、じげん、NISSHAなども大きく値を下げた。
     
     
    東証2部株価指数は前週末比67.99ポイント高の6722.46ポイントと続伸した。
    出来高3286万株。値上がり銘柄数は302、値下がり銘柄数は104となった。
     
    個別では、アイスタディが一時ストップ高と値を飛ばした。パルステック工業は昨年来高値を更新。アマテイ、オプティマスグループ、Jトラスト、ピーエイ、三社電機製作所が買われた。
     
    一方、価値開発、リミックスポイント、互応化学工業、ノザワ、日住サービスが昨年来安値を更新。アップルインターナショナル、デュアルタップ、さいか屋、石井表記、セブン工業が売られた。

     

    日経ジャスダック平均株価は反発した。午前終値は前週末比19円63銭高の3416円93銭だった。
    米中貿易交渉の進展期待で18日午前の日経平均株価が大幅に上昇し、投資家心理の改善で新興企業株にも買いが入った。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で239億円、売買高は4782万株だった。
    15日に2018年12月期の連結決算を発表したシノケンGが大幅高となった。
    値上がり銘柄数は425、値下がり銘柄数は171となった。
     
    個別では、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリングが一時ストップ高と値を飛ばした。フーマイスターエレクトロニクス、ビーイング、精工技研、日本アンテナは昨年来高値を更新。メディシノバ・インク、シノケングループ、santec、ジェイホールディングス、ぱどが買われた。
     
    一方、IGポート、大井電気、NKKスイッチズ、うかい、マミーマートなど6銘柄が昨年来安値を更新。大塚家具、YKT、ASIAN STAR、リリカラ、アマガサが売られた。

    東証マザーズ指数も反発した。午前終値は13.02ポイント高の875.36だった。
     
    前週末の米国株の大幅反発を受けて日経平均の上昇となっている。マザーズ市場でも投資家心理が上向き、買いが先行となっている。
    1月末から急落していたサンバイオが買われ、バイオ関連株全体への投資家心理の悪化に歯止めがかかっているとの見方があった。アンジェスやそーせいも上げている。
    値上がり銘柄数は187、値下がり銘柄数は78となった。
     
    個別では、ベルトラがストップ高。オークファン、CRI・ミドルウェア、はてななど4銘柄は昨年来高値を更新。ALBERT、AmidAホールディングス、アイ・ピー・エス、プレシジョン・システム・サイエンス、フィル・カンパニーが買われた。
     
    一方、エクストリームがストップ安。オークファンは一時ストップ安と急落した。コンヴァノ、エリアリンクは昨年来安値を更新。和心、サンワカンパニー、トレンダーズ、フルッタフルッタ、シェアリングテクノロジーが売られた。
     

    【寄り付き概況】

    18日の日経平均株価は、前週末比316円69銭高の2万1217円32銭と3日ぶりに反発。寄り付きにフシ目の2万1000円ラインを再び突破してのスタートとなった。
     
    前週末のNYダウが440ドルあまりの上昇と急速に上値を伸ばし、昨年11月初旬以来約3カ月ぶりの水準に浮上、このリスクオンの流れに乗って東京株式市場でも主力株中心に幅広く買いが先行している。米中貿易交渉が合意に向かっているとの思惑が相場にプラスに働いているほか、前週末に発表された2月のニューヨーク連銀製造業景況感指数が市場コンセンサスを上回る好調で米国経済の強さが改めて確認されたことから、投資家心理が強気に傾いた。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種全面高で、値上がり上位に海運、非鉄、鉱業、鉄鋼、ゴム製品など。
     
    個別では、ソフトバンクGが高く、任天堂、ファーストリテはしっかり。トヨタ、ブリヂストン、キーエンス、村田製、ファナックも堅調。武田、塩野義が値を上げ、JTは強含み。三菱UFJ、三井住友は買い注文を集めている。
    半面、高寄りしたソニーが値を消し、KDDI、スルガ銀はさえない。

     
    225先物は、アムロ・UBS・日興・JP・みずほが買い越し。
    野村・クレディ・ドイツ・メリル・シティが売り越し。
    TOPIX先物は大和・HSBC・UBS・パリバが買い越し。
    JP・クレディ・バークレイズ・シティ・みずほ・メリルが売り越し。
     
    テクニカル的には、ドトル(3087)、大阪曹達(4046)、三洋化(4471)、住友理工(5191)、MARUWA(5344)、IBJ(6071)、アマダ(6113)、エボラブルA(6191)、アイモバイル(6535)、KYB(7242)、ヨロズ(7294)、ルック(8029)が動兆。

     


    「西向いたから」
     
     
    週末のNY株式はプレジデンツデーの3連休を控えていたが3指数がそろって上昇。
    NYダウとNASDAQは8週間連続の上昇。
    S&P総合500は4週連続で200日移動平均線を上回った。
    米中政府は北京で行っていた閣僚級貿易協議を終了。
    次週ワシントンで通商協議を再開する方針を明らかにした。
    米中双方とも「協議で進展があった」と主張。
    「米中が貿易摩擦解消に向け通商合意にこぎ着けるとの期待が株価への追い風」という解釈。
    「貿易問題の解消は世界成長を下支えする可能性がある」という見方も出てきた。
    ボーイング、ユナイテッド・テク ノロジー、キャタピラーなど景気敏感セクターが上昇をけん引。
    エヌビディアも上昇しSOX指数は0.5%高。
    年初来で18%の上昇。
    VIX指数は14.91に低下。
    株価最高値更新への条件15%割れ水準を達成した。
    トランプ米大統領は議会の承認を得ずにメキシコ国境の壁建設費を確保するため国家非常事態を宣言。
    ただ市場への影響は限定的だった。
    鉱工業生産指数は前月比0.6%低下し8カ月ぶりのマイナス。
    輸入物価は前月比0.5%下落し3カ月連続でマイナス。
    NY連銀製造業業況指数は前月比4.9ポイント上昇の8.80と改善したが低い水準。
    好調な雇用統計とは反対の指標となった。
    「強弱混交となっており、相場をどちらの方向にも動かすものでは ない。
    このため相場は膠着している」との解釈だ。
    10年債利回りは2.66%水準。
    12月の対米証券投資統計で海外投資家による米国債の売り越しは773億ドルと過去最大。
    中国の米国債保有は7カ月ぶりに増加。
    12月の保有額は1兆1230億ドル。
    前月は1兆1210億ドルだった。
    ドルは下落。
    ドル円は110円台半ばでの推移。
    原油先物は2%超上昇し今年の最高値を更新。
    WTI原油先物は週間で5%超上昇。
    欧州株式は上昇。FT100は5日続伸。
     
     
    NYダウの一時200ドル超の下落を受け週末の日経平均は21000円割れ。
    寄り付き88円安、大引け239円安と寄り天。
    「日経平均 、TOPIXともに5日線(20876円)の上で止まった。
    売買代金2.2兆円とそれなりの水準の商い。
    あくまでもスピード調整の一環」という声も聞こえた。
    値上がり726銘柄、値下がり1311銘柄。
    新高値5銘柄。新安値35銘柄。
    騰落レシオは103.58に低下。
    日経平均は週間で567円上昇。
    週足は陽線。
    SQ値20481円に対しては4勝1敗。
    NT倍率は13.25倍。
    25日線からは1.1%のプラスかい離。
    200日線からは5.4%のマイナスかい離。
    松井証券信用評価損益率で売り方▲8.317%。買い方▲13.063%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.819%。買い方▲22.910%。
    空売り比率は4 4.8%で48日連続の40%超。
    日経HVは15.5、日経VIは18.64。
    日経平均採用銘柄のPERは12.05倍でEPSは1734円。
    PBRは1.11倍。
    シカゴ225先物終値は大証日中比310円高の21210円。
    高値21225円。安値20815円。
    終値で先週まで上値を抑えてきた75日線(21163円)を抜けてきた。
    5日線、25日線、75日線と収束してきたことは今後の上昇への期待感でもある。
    金曜の下値サポートとなった一目均衡の雲の上限は20823円。
    13週線(20816円)も同じ位置。
    26週線は21763円だ。
    月足陽線基準は20788円。
    勝手雲の22日のねじれは一応注意の週。
    ボリンジャーのプラス1σが20 912円、プラス2σが21142円、プラス3σが21373円とこちらも収束。
    少し上値の邪魔になる。
    月曜のNYはプレジデンツデー。
    週末のNY高を受けた戻りはあろうがその先は火曜以降の楽しみという見方。
    因みに火曜の夜はスーパームーンだ。
    気学では「吹き値売り方針の日」。
    水曜は「一方に偏って動く日。足取りについて良し」。
    木曜は「後場に高き日なれど吹き値売り方針良し」。
    金曜は「前後場逆行して動く日」。
     
    NYダウは443ドル高の25883ドルと反発。
    NASDAQは45ポイント高の7472ポイントと6日続伸。
    S&P500は29ポイント高の2775ポイントと反発。
    ダウ輸送株指数は30ポイント高の10567ポイント。
    SOX指数は0.53%上昇。
    VIX指数は14.91に低下。
    株価最高値更新への条件は15%割れだ。
    3市場の売買高は74.3億株。
    CME円建ては大証日中比310円高の21210円。
    ドル建ては大証比320ポイント高の21220ポイント。
    ドル円は110.48円。
    10年国債利回りは2.664%。
     
    週末。
    あるバイオベンチャー企業に取材。
    従来の思考法を変えてくれたのは「バイオベンチャーはマネジメント」という言葉。
    研究開発はもちろん重要。
    しかし、研究開発偏重型では成功に時間がかかりすぎる。
    新しい医療や薬を早く待ち望んいる患者さんに届けるために必要なのはスピード。
    スピードを求めるとマネジメントが重要になる。
    「バイオのアップルを目標にすれば、時間とコストは節約できる筈」。
    確かにその通りだ。
    そして・・・。
    「承認された後こそ真価が問われる」とも。
    例えばガンはそれぞれの部位ごとの承認。
    レアなガンで承認を取って、それを全体に拡大するのもマネジメント。
    たとえ患者さんの少ない病気での承認であってもその応用拡大は望める可能性があるということだ。
    最終的には膵臓ガンと肺ガンを征服できれば他のガンへの応用の可能性が大きいという。
    「タバコは遺伝子を傷つける」。
    タバコが病気のもとになるのは、肺へ影響というよりも遺伝子を傷つけることが主因だという。
    遺伝子が傷つくと病気になる。
    強い遺伝子と弱い遺伝子、つまり傷つきやすい遺伝子と傷つきにくい遺伝子。
    「遺伝子を傷つけないこと」は結構脳裏に残る言葉だった。
     
    日経ヴェリタスの特集は「それでもカリスマ」
    「カリスマの変節、ここに注意(複数のファンドマネージャーへの取材を基に作成)」。
    結構興味深い。
    というか過去に取材の折に感じたことばかりだ。

    ・事業のビジョンについての言動が変わった
    ・急に太った、急にやせた。
    ・急にゴルフ焼けするようになった
    ・言葉遣いが横柄になった
    ・ITが売りだったのに「金融の会社ですよ」といい始めた
    ・社長が現場を知らない
    ・身の丈を超えた巨額のM&A
    ・全く違う分野への進出
    ・トップとの面談に多数が同席
     
    「冬の時代のFX」といい記事もあった。
    「2018年の取引金額は約4000兆円。
    3年連続で前年を下回った。
    円相場の値動きが小幅にとどまり、価格の変動が大きい仮想通貨に取引が流れたため。
    投資家のすそ野も思うように広がらず。
    FX業界は冬の時代の到来に危機感強めている」。
    やはりあの世界もボラが低いと投資家さんは寄ってこないということ。
    いずこも同じだ。
    収益機会の減少で業者が他の先物へ移行しなければいいが、というのが今後の危惧だ。
     
    金曜の大引け後、羽田から福岡へ。
    引け後だったので「西向く」アノマリーは成立せず。
    しかし夜のNYは大幅高。
    何とか「西向く」アノマリーは堅持できた格好だ。
    次の西向きは28日夜の松山の予定。
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    エボラブルアジア(6191)・・・動兆
     
    エボラブルアジアに注目する。
    同社は航空券予約サイト「エアトリ」が主力。
    DeNAトラベルの買収で売上高増加。
    インバウンド含め拡大継続。
     

    (兜町カタリスト櫻井)

     

    18日の東京株式市場は反発後、堅調な展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万1000円-2万1300円。
    米国株の大幅高を好感する流れとなりそうだ。日経平均はスタートから2万1000円台を回復する展開が見込まれる。
    前週末15日シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、NYダウが反発しナスダックが6日続伸したこともあり、15日の大阪取引所終値比310円高の2万1210円だった。
    朝方は、前週末に下落していたこともあり、同清算値にサヤ寄せする動きで買いが先行するとみられる。
    今晩の米国株式市場は、プレジデントデーの祝日で休場となることから、あすも相場を崩す材料は出づらいという安心感が高まりやすく、上値を試す場面もありそう。
    為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の半ば(前週末15日は110円31-33銭)、ユーロ・円が1ユーロ=124円台の後半(同124円42-46銭)と小動き。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■ディア・ライフ<3245>
    発行済み株式数(自社株を除く)の3.74%にあたる150万株(金額で6億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は2月18日から6月28日まで。また、東京都立川市にマンション開発用地を取得。
     
    ■ブリヂストン<5108>
    発行済み株式数(自社株を除く)の7.6%にあたる5700万株(金額で2000億円)を上限に自社株買いを実施。うち1400万株を2月18日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で取得する。取得した全株は20年1月21日付で消却する。今期経常は5%増益へ。
     
    ■ジェネレーションパス<3195>
    1月売上高は前年同月比21.6%増の7.7億円。
     
    ■オプティム <3694>
    カメラ画像を人工知能(AI)が解析し、空席率に応じた割引率のクーポンを提供する特許を保有。
     
    ■ニーズウェル<3992>
    アズジェント<4288>と販売契約を結び、シマンテック製の情報セキュリティソリューション「Web Isolation」を販売開始。
     
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
     
     18(月)
    12月機械受注(8:50)
     
    【海外】
    休場:米(ワシントン誕生記念日)


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [概況]

    先週末15日に発表された米経済指標はマチマチで、米中貿易協議もまとまらなかったが、NY株式市場はダウが440ドル以上も上昇してS&P500と共に反発し、ナスダックは6日続伸するなど大幅上昇となった。
     
    一方株価上昇にも拘わらずドルは小幅安(-13.5銭の110.405円)で引け、14日に発表された米小売売上高の予想を下回るマイナスとなった影響が続いて、ドルは上値が重い状況となっている。但し110円台は維持しており、まだ上値を目指す動きは継続していると思われる。
    今週の米国は18日(月)がプレジデントデーで祭日、19日(火)ナシ、20日(水)MBA住宅ローン申請指数、FOMC議事要旨、21日(木)2月フィラデルフィア連銀景況指数、12月耐久財受注、新規失業保険申請件数、1月中古住宅販売件数、1月景気先行指数、22日(金)ナシ、などと少なくなっている。
     
    米政府機関閉鎖は回避され、米中貿易協議も進展すればドルは111円を目指す流れが再開すると予想しており、また最近のユーロ圏経済指標の悪化を見るとユーロは買われにくく、其の面からもドルの下値は堅いのではないかと予想している。
     


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    [株価材料]
     
    ■DIC<4631>
    東南アや豪州で国ごとにリーダー定め効率化図る
     
    ■楽天<4755>
    米キャッシュバックサイトのブランド統合へ
     
    ■三菱重<7011>
    系列が天然ガス焚き火力発電所をイスラエルで建設


     

02月18日 毎日コラム
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