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【市況一覧】
日経平均株価
37,109.81 -969.89 04/19
TOPIX
2,627.80 -49.65 04/19
マザーズ
639.45 -20.42 04/19
NYダウ平均
37,775.38 +22.07 04/19
ナスダック総合
15,601.50 -81.87 04/19


02月01日 マーケットコメント

02月02日 マーケットコメント

02月03日 マーケットコメント


    [概況]

    4日、東京外国為替市場の米ドル円は一時109.935円まで上昇した。先週末に発表された米雇用統計(非農業部門雇用者数 予想:16万人 結果:30.4万人)や1月ISM製造業景況指数(9予想:54.2 結果:56.6)など良好な結果となったことを受け本日、米ドル円は堅調に推移した。
    現在、米ドル円は109.900円付近で推移している。ただ1月以降、米ドル円は大台110.000円付近では上値が抑えられているため、同水準を上抜けきれるかが目先の焦点となりそうだ。


    [提供:カネツFX証券株式会社]
     

    【大引け概況】

    4日の日経平均株価は3日続伸し、前週末比95円38銭高の2万0883円77銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:01 容量:9.01M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    前週末1日に発表された米経済統計が市場予想を上回る良好な結果となり、米景気は引き続き堅調との見方から幅広い銘柄に買いが入った。
    午前10時過ぎには一時2万922円58銭(前週末比134円19銭高)まで上昇した。
    外国為替市場での円安・ドル高の進行も輸出関連株への買い安心感を強めた。
    その後、上げ幅を縮小する場面もあったが、円安歩調を支えに大引けにかけて底堅く推移した。
    一方、1日に決算を発表したソニーが8%安と急落するなど、国内企業の業績に対する警戒感は根強く、買い一巡後は上値の重さが目立った。
    春節(旧正月)の休暇を控えて中国・上海などアジアの主要市場の一部が休場となっており、日中の売買材料に乏しかったことも次第に相場の膠着感を強めた。
     
    JPX日経インデックス400は反発した。終値は前週末比132.69ポイント高の1万4046.70だった。東証株価指数(TOPIX)も反発し、16.70ポイント高の1581.33で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆2729億円、売買高は13億2895万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は全体の9割近い1888、値下がりは203、変わらずは36銘柄だった。
     

    業種別株価指数(全33業種)はその他製品、情報・通信業、医薬品、電気機器などが上昇し、海運業だけが下落した。
     
    個別では、任天堂が高く、ユニー・ファミマ、キーエンスも値を飛ばした。アステラスやエーザイ、中外薬が買われた。NTTデータも高い。ガンホー・オンライン・エンターテイメントが物色人気となり値上がり率トップに。トヨタ自動車が堅調、東京エレクトロンも買い優勢だった。大塚商会がストップ高、ショーワも一時値幅制限いっぱいに買われた。
    アルゴグラフィックス、保土谷化学工業なども大きく上値を伸ばした。
     
    半面、売買代金トップのソニーが急落、ファーストリテイリングやファナックも軟調。1日の18年4〜12月期決算発表を受けてホンダも売りに押され、4日の取引時間中に決算を発表したキッコーマンも安い。ZOZOも安い。ネクステージが値下がり率でトップに売り込まれ、イー・ガーディアン、OKI、エディオンなども大きく値を下げた。デサントも下落した。
     
    東証2部指数は前週末比70.02ポイント高の6722.15ポイントと反発した。
    出来高3749万株。値上がり銘柄数は306、値下がり銘柄数は118となった。
     
    個別では、JIECが昨年来高値を更新。タクミナ、セブン工業、日本抵抗器製作所、富士通フロンテック、アクロディアが買われた。
     
    一方、ロックペイント、互応化学工業、指月電機製作所が昨年来安値を更新。東邦金属、ピーエイ、MCJ、あじかん、ショーエイコーポレーションが売られた。
     


    日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前週末比24円06銭の3400円06銭で、昨年12月17日以来およそ1カ月半ぶりの高値だった。
    米雇用統計など良好な米経済指標を映して米国株が上昇し、為替市場でも円安・ドル高が進むなど外部環境が落ち着いたことから、個人投資家中心にマインドが改善。ジャスダック市場にも買いが先行して始まった。ただ、新規の手掛かり材料にも乏しいのも事実で、買い一巡後上値の重い展開となった。こうしたなか、個人の物色の矛先は、好決算を発表した企業など好材料が出た銘柄を中心に買いが広がった。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で459億円、売買高は1億64万株だった。
    値上がり銘柄数は445(スタンダード417、グロース28)、値下がり銘柄数は167(スタンダード163、グロース4)、変わらずは43(スタンダード40、グロース3)。

    個別では、シーズメン、アエリア、ユークス、日本アンテナがストップ高。ANAP、AKIBAホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。オーケー食品工業、東映アニメーション、スターツ出版など4銘柄は昨年来高値を更新。santec、ラクオリア創薬、ミサワホーム中国、日本一ソフトウェア、シンクレイヤが買われた。
     
    一方、シベール、藤井産業が昨年来安値を更新。カーメイト、タウンニュース社、ニチダイ、チエル、麻生フオームクリートが売られた。

    東証マザーズ指数は前週末比7.25ポイント安の879.30ポイントと続落した。
    サンバイオが4日連続のストップ安となり、指数を押し下げる展開が継続した。
    1銘柄でマザーズ指数を21ポイントあまり押し下げた。
    東証1部市場の堅調展開もあってUUUM、そーせいグループなど主力級銘柄の多くは買われており、サンバイオと指数以外はしっかりだった。
    マザーズ指数は下落したが、値上がり銘柄数が値下がりを圧倒的に上回り、「投資家の心理状況は前向き」という。サンバイオが4営業日連続のストップ安売り気配となり指数の足を引っ張った形だが、「相場の実勢は悪くない」との声が上がっていた。
     
    値上がり銘柄数は203、値下がり銘柄数は63となった。
     
    個別では、サンバイオがストップ安。Kudan、ディー・ディー・エス、GA Technologies、テックポイント・インク、ロコンドが売られた。
     
    一方、フェイスネットワークが一時ストップ高と値を飛ばした。ビープラッツ、チームスピリット、ベルトラは昨年来高値を更新。FFRI、エスユーエス、トレンダーズ、アイリッジ、タイセイが買われた。
     
     
     

    【後場寄り付き概況】

    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比104円75銭高の2万0893円14銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、17.21ポイント高の1581.84で始まった。

     
    決算を材料に個別株の上げ下げが目立つ中、為替の円安基調が支えとなり買い優勢の展開。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともにプラス圏でのもみ合いが続いている。
    アジアの主要株式市場は高安まちまち。
    外国為替市場では、1ドル=109円60銭近辺の推移。 
     
    個別では、ガンホーが急騰し、任天堂は大幅反発。大日住薬が値を上げ、武田、資生堂、三菱UFJ、ZOZO、ソフトバンクは高い。アンリツ、コマツが上伸し、キーエンス、日立は大幅高。トヨタ、東エレクは堅調となっている。
    半面、ファーストリテ、ユニー・ファミマが売られ、キッコーマンは安い。ソニーが急落し、ファナックは軟調。デンソーが値を下げ、ホンダは大幅安の展開。
     
    日経平均は、2万1000円に接近する局面においては、一段高よりも達成感につながるリスクは警戒しておきたいところである。
     
    マザーズ市場は、サンバイオがストップ安売り気配で寄らずにいる。
    値幅制限が倍になっているが完全合致は厳しそうであり、需給懸念は根強い。とはいえ、好業績に対する物色がみられているほか、他のマザーズ銘柄への物色もみられており、全体の需給悪化懸念から、個別の需給懸念との見方に落ち着いてきているようである。
    押し目買い意欲は高まってきそうである。
     
     


    「恩讐の彼方」

    米スーパーボウルはAFCのペイトリオッツが13−3でNFCラムズに勝った。
    NFLが負けると株安のアノマリーはあるが、昨年はNFCが勝っても株安だった。
    気にせずに忘れることは重要だろうか。
    日経平均の今年のザラバ高値は金曜の20929円。
    今日の前場高値は20922円。
    因みに・・・。
    2000年4月の高値は20833円。
    この動きは20年近い「恩讐の彼方に」のような気がする。

    「サンバイオ(4592)。
    2年かけて10倍、3日で半値、4日で3分の1。
    でも、お疲れ様と言いたい。
    また、どこかで暴れるときもあるでしょう。
    それまでじっくり養生して下さい」と市場関係者。
    相場を彩ってくれた銘柄に感謝の心。
    その銘柄で大損をしているとなかなかなれるものではない。
    しかしこの感謝の心というのは悪くないだろう。
    「株塚」とかいう名前で祀ることも悪くない。
    相場は永遠に続くものでもある。
    教訓は2つ。
    一つはアノマリー。
    「仕手株急騰は安値から10倍まで。理由は10倍で仲間割れ」というのがある。
    まさに10倍になると不思議と下がることは多い。
    今更仕手筋などおらず、仲間割れもなかろうが、アノマリーというのは面白い。
    もう一つは「ストップ高した銘柄はその後どこかで上昇する。
    あるいは何回かストップ高する」。
    これらの教訓を忘れないことが大切だ。
    加えれば・・・。
    「サンバイオ。
    スタート点の1000円台前半まで下がるとしたら最短で営業日10日。
    2年かけて石積みしたものが10日で崩れて元に戻ってしまいます。
    まさに賽の河原の石積みみたいなものです」。
    深い。
    「相場はあなたの都合には あわせてくれません。
    相場と会話をしてください。
    相場と仲良しになってください」。
    これも深い。

    朝7時15分からの兜町での「朝活」。
    聞いてみたのは「ホンマルキとハナマルキの違い知っていますか」。
    会場はシーン。
    「では誠備は?マルキは?」。
    誰も知らない世界と化していた。
    仕手株なんて既に失われた言葉。
    記憶の彼方の世界でもある。
    これは証券市場の世代交代の印でもあるのだろう。
    良いことや悪いことは混在していうのが相場の歴史だが、歴史は消えつつあるということ。
    当然ながら「仕手」なんて言葉は市場から消えた。
    そのうち「手振り」とか「手張り」なんて言葉も消えるのだろう。
    きれいになった市場にはきれいな相場が似合うようになってくるのだろう。
    「100%儲かる指示を出すAIに従いますか?」の質問に「ハイ」と答える人は少しずつ増えてきた。
    でも「全資金をAIに任せますか。
    あるいは半分はAI、半分は自分の判断にしますか?」と伺うと・・・。
    ほぼ全員が「半分は自分の判断で投資したい」。
    これが本音なのだろう。
    相場にはやはり「生き様」が必要ということ。
    相場に人生を投映している投資家さんは多いということである。
    相場は常に「恩讐の彼方」と言えるのかも知れない。


    (櫻井)

    4日の日経平均株価は続伸した。午前の終値は前週末比109円46銭高の2万0897円85銭だった。
    前週末発表の米経済統計が良好な内容となり、米景気の堅調さを確認できたことで投資家のリスク回避姿勢が後退した。
    外国為替市場で1ドル=109円台半ばまで円安が進んだことなども株高を後押しした。
    午前10時過ぎには一時2万922円58銭(前週末比134円19銭高)まで上昇した。その後、上げ幅を縮小する場面もあったが、買い気は根強く前引けにかけて高値圏で推移した。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反発した。
     
    前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆819億円、売買高は6億4863万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は全体の9割強にあたる1935。値下がり銘柄数は165、変わらずは26銘柄だった。
     
    業種別株価指数(全33業種)はその他製品、情報・通信業、電気機器、銀行業などが上昇し、海運業だけが下落した。

    個別では、任天堂が買われ、東エレクやキーエンスも値を飛ばした。アステラス、エーザイ、中外薬、武田薬品工業が高く、キッコマン、ダイキンも上昇した。日立製作所も上値を追った。トヨタ自動車も堅調。ダントーホールディングスが買われ、ガンホー・オンライン・エンターテイメントも急伸。大塚商会はストップ高になっている。
     
    半面、ソニーが東証1部売買代金トップで急落した。前週末に18年4〜12月期決算を発表したホンダも安い。ネクステージが大幅安となったほか、エディオン、メガチップス、OKIなどの下げも目立つ。アサヒホールディングスも安い。
     
    東証2部株価指数は前週末比56.13ポイント高の6708.26ポイントと反発した。
    出来高2397万株。値上がり銘柄数は281、値下がり銘柄数は126となった。
     
    個別では、JIECが昨年来高値を更新。東邦化学工業、セブン工業、タクミナ、富士ソフトサービスビューロ、日本抵抗器製作所が買われた。
     
    一方、ロックペイント、互応化学工業が昨年来安値を更新。ピーエイ、アシードホールディングス、キクカワエンタープライズ、ぷらっとホーム、ショーエイコーポレーションが売られた。

     

    日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前週末比18円72銭高の3394円72銭。好材料の出た一部の銘柄に個人投資家の資金が向かった。良好な米経済統計を好感して日経平均株価が上昇したのも投資家心理の改善につながった。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で261億円、売買高は6226万株。
    値上がり銘柄数は438、値下がり銘柄数は159となった。
     
    個別では、日本アンテナがストップ高。AKIBAホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。東映アニメーション、スターツ出版など3銘柄は昨年来高値を更新。ラクオリア創薬、アエリア、santec、北川精機、シンクレイヤは値上がり率上位に買われた。
     
    一方、シベール、藤井産業が昨年来安値を更新。タウンニュース社、カーメイト、ジェクシード、ニチダイ、麻生フオームクリートが売られた。


     

    東証マザーズ指数は前週末比7.26ポイント安の879.29ポイントと続落した。
    前週末のマザーズ市場では、臨床試験結果がネガティブ視されたサンバイオ、東証は本日、制限値幅の下限を通常の2倍に拡大した。これを受けて同社株は4営業日ぶりに取引時間中に売買成立するものとみられるが、直後は思惑的な売買が交錯して荒い値動きになりそうだ。
    個人投資家への影響が大きい銘柄だけに、その影響を受けるだろう。
    マザーズ市場全般としては「サンバイオショック」の影響が徐々に和らぎつつあるが、今週はメルカリやミクシィなどマザーズ主力企業の決算発表が控える。決算への警戒感から利益確定売りが出ている。
    市場では「個人投資家だけでなく、個人以外の短期筋も慌てて売りを出している」との声が聞かれた。
    値上がり銘柄数は201、値下がり銘柄数は58となった。
     
    個別では、ディー・ディー・エス、GA technologies、Kudan<4425>、Delta−Fly Pharma、コラボスが売られた。
     
    一方、ビープラッツ、チームスピリット、ベルトラが昨年来高値を更新。FFRI、アジャイルメディア・ネットワーク、マネジメントソリューションズ、旅工房、エスユーエスが買われた。
     

    【寄り付き概況】

    4日の日経平均株価は、前週末比43円51銭高の2万831円90銭と3日続伸してスタート。
     
    注目されていた米1月の雇用統計は非農業部門の雇用者数が事前の市場予測を大きく上回り米景気減速への懸念が後退、米ISM製造業景況感指数もコンセンサスを上回り、リスク選好ムードを後押ししている。
    前週末1日の米国株市場では主要指数は高安まちまちとなったが、外国為替市場では好調な米経済が確認されたことで1ドル=109円台半ばまで円安が進行しており、これが東京株式市場に追い風材料となっている。
    また、個別には佳境入りとなっている企業の決算発表を横にらみに物色の流れが続くことが予想される。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、海運を除きほぼ全面高、値上がり上位にその他製品、保険、石油、銀行、鉱業など。
     
     
    個別では、任天堂が反発し、ソフトバンクGが買われ、ソフトバンクも堅調。日立、キーエンスの買いが厚く、村田製、アンリツ、三井住友、三菱UFJ、野村も値上がりしている。半面、ホンダ、デンソーが売られ、京セラ、アドバンテスも下落。ファーストリテが小安く、ユニー・ファミマは軟調となっている。

    225先物は、メリル・アムロ・シティ・GS・UBS・SBIが買い越し。
    ソジェン・野村・クレディ・大和・ドイツ・パリバが売り越し。
    TOPIX先物はメリル・みずほ・JP・バークレイズが買い越し。
    クレディ・ソジェン・GS・モルスタ・アムロが売り越し。
     
     
    テクニカル的には、コカコーラ(2579)、ハウス食(2810)、セーレン(3569)、LINE(3938)、ハリマ化成(4410)、CTC(4739)、日東工(6651)、エレコム(6750)、アンリツ(6754)、ヨコオ(6800)、エスペック(6859)、日立ハイテク(8036)、新光商事(8141)、カチタス(8919)、名鉄(9048)、日立物(9086)、JAL(9048)、HIS(9603)、ミロク(9928)が動兆。



     
     
     


    「25日線は上向きに転じた」
     
    週末のNY株式市場はマチマチの展開。
    1月の雇用統計は非農業部門の雇用者数が30.4万人増で着地。
    昨年2月以来の大幅な伸びとなった。
    市場予想の16.5万人増も上回った。
    一方、失業率は0.1%ポイント上昇の4.0%と7カ月ぶりの高水準。
    時間当たり賃金は前月比0.1%(3セント)増と前月の0.4%から伸びが鈍化。
    ISM製造業景気指数は56.6と前月の54.3から上昇。
    市場予想の54.2を上回った。
    経済の基調的な力強さを再確認した格好だ。
    悪材料は財新/マークイットの中国製造業購買担当者景気指数(PMI)。
    節目の50を2カ月連続で下回ったこと。
    約3年ぶりの低水準となった。
    また第1四半期売上高見通しが市場予想を下回ったことが嫌気されアマゾンが大幅安となった。
    週間ではS&P500が1.6%、NYダウが1.3%、NASDAQが1.4%それぞれ上昇。
    10年国債利回りは2.68%台に上昇。
    年内の利下げ確率は30%台だったが20%に低下。
    パウエルFRB議長の発言を受け年内の利上げ確率はゼロに低下している。
    市場からは「インフレ圧力は緩やかでFRBは次回の利上げは急ぐ必要はないと見なすだろう」という声が聞こえる。
    ドル円は109円台半ばに上昇。ユーロドルは小動き。
     
     
     
    金曜の日経平均株価は小幅上昇。
    TOPIXは小幅安とマチマチの展開。
    週末要因に加え、米雇用統計や決算発表を控えて様子見ムード。
    買い一巡後は一気に上げ幅を縮小。
    前日終値を挟んでの揉み合いで方向感は薄かった。
    今年初のザラバ20900円台。
    昨年10月26日の20971円、12月19日の20987円の水準で跳ね返された。
    21日の20892円を抜けたが21000円の壁に押し返された格好。
    東証1部の売買代金は2兆4860億円。
    「増加傾向は悪くない」という声が聞こえる。
    ただ今年初の3日連続日足陰線は気にかかる。
    日経平均は週間で14円の上昇。
    週足は陽線。
    値上がり793銘柄。値下がり1268銘柄。
    新高値7銘柄でも今年最大。新安値49銘柄。
    騰落レシオは105.19と上昇。
    むしろ120を早く超えた方が相場に弾みがつこう。
    25日線(20331円)からは2.3%のプラスかい離。
    25日線は上向きに転じた。
    上向きは12月5日以来だ。
    200日線(22145円)からは6.1%のマイナスかい離。
    5日線はサポートだ。
    松井証券信用評価損益率速で売り方▲7.244%。買い方▲13.888%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲4.492%。
    買い方▲21.874%。
    空売り比率は45.3%で38日連続40%超。
    日経HVは16.4、日経VIは18.35。
    日経平均採用銘柄のPERは12.04倍。EPは1726円。
    PBRは1.10倍。
    一目均衡の雲の下限は21284円→21145円と下降中。
    6日には20701円まで下がってくる(6日の雲の上限は20954円)。
    勝手雲の上限は20585円。
    ボリンジャのプラス1σが20765円。プラス2σが21200円。
    13週線が21024円、26週線が21891円、24か月線は21425円とまだ上。
    シカゴ225先物終値は大証日中比75円高の20795円。
    高値20905円、安値20705円。為替の109円台は好感しよう。
    求めるのは4日ぶりの日足陽線。
    月曜の今年4勝目に期待だ。
    気学では「弱体日。吹き値売り方針」。火曜は火曜は「不時の高下を見せる日」。
    水曜は「戻り売り方針の日。逆に高いと翌日安し」。
    木曜は「初め高いと後安し」。
    金曜は「前場安いと後場戻す日。突っ込み買い良し」。
    「株式市場大観」で2月は「高値のついた銘柄から売って少しずつ利食いせよ」。
    1月は「新甫から買い良し。その後戻り売り一貫」だった。
    3月は「買いの月。中旬以降大安値をみてその後買いに転じよ」。
     
    週間エコノミストの特集は「マーケット大予想2019」。
    サブタイトルは「今年はブラックスワンばかり。
    米国景気後退の条件は整った」。
    そして・・・。
    日経平均「景気減速と円高で17000円。
    ドル円「米中貿易戦争の悪化で90円台。」
    原油「OPEC減産崩れで30ドル割れ」。
    先週の東洋経済の「株価崩落」と合わせると見事な弱気指標。
    これで「ダイヤモンド」が追っかければ強気の反対指標の完成だ。
     
    ちなみに日曜日経朝刊の見出しは「反転マネーリスク資産へ。NY株1月上げ幅最大」。
    12月に記録的な資金流出が起きた後2019年1月は一転、大幅な上げ相場となった。
    世界の主要株価指数は上昇。
    債券市場にもお金が戻っている。
    12月のNYダウの月間の下落幅は2211ドルと1896年の算出開始以来最大。
    日経平均株価も2336円と10年ぶりの月間下落幅記録。
    ところが1月は逆に大幅上昇。
    NYダウは月間上げ幅(1672ドル)で過去最大を記録。
    欧州ではドイツ、フランスが6%上昇。
    ブレグジットの英国株も4%高。
    新興国への資金流入も目立つ。
    18年に2割安となったトルコ株は1月14%上昇。
    原油安も一服し、ロシア株も14%高。
    新政権発足したブラジル株は過去最高値。
    上昇率トップは原油先物、ついでREIT、新興国株、米株、日本株。
    ハイイールド債、銅と続く。
    結局原油動向が株に影響しているということだ。
     
    NYダウは64ドル高の25068ドルと反発。
    NASDAQは17ポイント安の7263ポイントと3日ぶりの反落。
    S&P500は2ポイント高の2706ポイントと3日続伸。
    ダウ輸送株指数は64ポイント安の10123ポイント。
    SOX指数は1.20%の上昇。
    VIX指数は16.14に低下。
    3市場の売買高は75億株。
    CME円建ては大証日中比75円高の20795円。
    ドル建ては大証比85ポイント高の20805ポイント。
    ドル円は109.48円。
    10年国債利回りは2.684%。
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    日清食品HD(2897)・・・動兆
     
    日清食品HDに注目する。
    同社は即席ラーメンの先駆者。
    カップ麺は国内シェア5割超。
    中国展開が好調。
    「まんぷく」銘柄だ。


    (兜町カタリスト櫻井)

     

    4日の東京株式市場は,堅調展開か。
    前週末の堅調な地合いを受け、買い先行のスタートとなりそう。
    日経平均株価の予想レンジは、2万700円-2万1000円。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の半ば(前週末1日終値は108円93-95銭)、ユーロ・円が1ユーロ=125円台の半ば(同124円68-72銭)と円安に振れている。
    円安進行を追い風に買いが優勢の展開を予想する。対ドルでの落ち着きから、輸出関連株を中心に堅調な展開が期待される。
    ただ、決算銘柄を中心に個別重視の展開が想定されることから、指数の値動きは緩慢となりそうだ。下げに転じるような場面があれば買いが入るだろうが、2万1000円に接近するような場面があれば上値は重くなりやすい。場中は方向感に欠ける地合いが続くだろう。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所終値比75円高の2万795円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■テンポイノベーション <3484>
    4-12月期(3Q累計)経常が80%増益で着地・10-12月期も2.3倍増益。
     
    ■ガンホー・オンライン・エンターテイメント <3765>
    株式併合の承認を得ることを条件に50億円を上限の自社株取得枠設定する。
     
    ■日本アンテナ <6930>
    今期経常を2.4倍上方修正。
     
    ■アルゴグラフィックス <7595>
    今期経常を19%上方修正・最高益予想を上乗せ。
     
    ■高千穂交易 <2676>
    4-12月期(3Q累計)経常が44%増益で着地・10-12月期も51%増益。
     
    ■セントラル硝子 <4044>
    4-12月期(3Q累計)経常が60%増益で着地・10-12月期も53%増益。
     
    ■ブロードメディア <4347>
    今期最終を一転黒字に上方修正。
     
    ■大塚商会 <4768>
    今期経常は4%増で7期連続最高益、前期配当を12.5円増額・今期は5円増配へ。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
    4(月)
    メルケル独首相来日(〜2/5)
    1月マネタリーベース(8:50)
    《決算発表》
    三菱UFJ、パナソニック、花王、帝人、三菱電、エーザイ、東ソー、マルハニチロ、アルフレッサHD、TIS、グリー、宇部興、ヤフー、住友電、三浦工、ホトニクス、JR九州、カプコン、システナ、田辺三菱、キッコーマン
     
    【海外】
    米12月製造業受注(2/5 0:00)
    《米決算発表》
    アルファベット、シスコ、クロロックス、ギリアド・サイエンシズ
    半日:香港
     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    [概況]
     
    先週末1日に発表された米1月雇用統計は非農業部門雇用者数が予想を大きく上回り、続いて発表された1月ミシガン大学消費者信頼感指数と1月ISM製造業景気指数も予想を上回ってNY株式市場はダウが2万5,000ドルを回復する反発となり、ナスダックは反落したがS&P500は3日続伸して引けた。
     
    株価上昇によるリスク選好の円売りにドルは109円半ばを超える上昇となり、トルコリラ以外の主要通貨も軒並み上昇して引けた。FRBの利上げ姿勢後退にドルは上値が重い一方で、欧州の景気減速が目立つ状況ではユーロも買われにくく、好調な米経済を反映したNY株式市場の上昇にドルは下値では買われ易い展開となっている。
     
    今週も其の流れは継続すると見ており、米国では4日(月)12月製造業受注、5日(火)12月貿易収支、1月ISM非製造業景況指数、大統領の一般教書演説、6日(水)MBA住宅ローン申請指数、第4四半期非農業部門労働生産性指数、7日(木)新規失業保険申請件数、8日(金)ナシ、などが予定されており、先週と比べて少なくなっている。引き続き今週もドルは揉み合いを予想し、レンジ逆張りが良いと考えている。
     


    [提供:カネツFX証券株式会社]


     

    [株価材料]
     
    ■FRONTEO<2158>
    行政の情報公開をAIが支援するシステム開発 精度向上
     
    ■日本ハム<2282>
    マレーシアとインドネシアで鶏肉加工品を製造販売
     
    ■博報堂DY<2433>
    ブロックチェーン活用の消費者参加型ネット広告を開発
     
    ■大陽日酸<4091>
    ミャンマーで産業ガスのアルゴンの生産を今夏開始
     
    ■日立建<6305>
    伐採用の林業機械に新システム導入 木材を高く売れる長さに
     
    ■荏原<6361>
    ポンプ生産の自動化を加速 藤沢事業所に作業者2人だけの製造ライン
     
    ■ダイキン<6367>
    2022年メドに中国にフッ素化学品の新工場建設 投資額500億円
     
    ■富士電機<6504>
    EVやハイブリッド車に使われるパワー半導体を増産
     
    ■トヨタ<7203>
    電動車販売目標550万台以上を前倒しで達成する見通し
     
    ■日精機<7287>
    自動車用HUDの生産能力を増強 ポーランドに製造子会社設立
     
     

02月04日 毎日コラム
株価は動く、そのシナリオを探す
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