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【市況一覧】
日経平均株価
37,552.16 +113.55 04/23
TOPIX
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マザーズ
650.64 -0.61 04/23
NYダウ平均
38,239.98 +253.58 04/23
ナスダック総合
15,451.31 +169.30 04/23


02月01日 マーケットコメント

02月02日 マーケットコメント

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02月04日 マーケットコメント

02月05日 マーケットコメント


    [概況]

    6日、東京外国為替市場の豪ドル円は78.045円まで下落し軟調な展開となっている。豪準備銀行(RBA)のロウ総裁が「現在の政策金利見通しは一段と均衡している」と発言をしたことなどを受け、豪利下げの思惑などから豪ドル円が下落している。

    現在、欧州時間に入り、豪ドル円は78.065円付近で推移し下値を探る動きとなっている。豪ドル円は引き続き軟調な動きとなった場合、1/25の安値77.495円付近が視野に入りそうか。

    [提供:カネツFX証券株式会社]
     

    【大引け概況】
    6日の日経平均株価は小幅に反発し、前日比29円61銭高の2万0874円06銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:00:59 容量:8.92M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    前日の米株市場で高級衣料や化粧品といった中国関連銘柄が買われた流れを引き継いだ。資生堂など訪日外国人(インバウンド)関連に連想買いが膨らんだ。
     
    後場は、個人投資家投資家の売りも多く伸び悩んだ。一般教書演説は無事通過したが、材料に欠き物色意欲が鈍った。終盤には2万860円99銭(同16円54銭高)まで上げ幅を縮める場面があった。

    好業績が確認されれば上値を試すきっかけになると注目されたトヨタの連結決算は、今期の純利益予想が下方修正され、肩透かしに終わった。堅調な業績に押し上げられた株高への期待が薄れ、「日経平均の上値は一段と重くなる」との声が上がっていた。
     
    市場からは「日経平均2万1000円を前に押し戻され、2日連続の陰線となり、上値の重さが改めて意識される。ただ、売りを仕掛けても追随する動きにはならず下値も堅い。要はきっかけさえあれば、突破できる状況だ」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400は3日続伸し、終値は前日比3.54ポイント高の1万4056.70だった。東証株価指数(TOPIX)は3日ぶりに反落し、0.75ポイント安の1582.13で終えた
     
    東証1部の出来高は12億5015万株、売買代金は2兆2858億円。騰落銘柄数は値上がり936銘柄、値下がり1106銘柄、変わらず85銘柄。
     

    業種別株価指数(33業種)は海運業、精密機器、不動産業が上昇し、その他製品、ゴム製品、輸送用機器が下落した。
     
    個別では、日経平均寄与度の大きいソフトバンクGやファーストリテがしっかり。武田も2%超高と堅調だった。資生堂は米エスティローダーの好決算を受けて4%超上昇した。花王やファストリ、コマツが高い。
    決算発表銘柄ではSUMCOが売り買い交錯しつつも終値でプラスとなり、協和キリンは事業構造改革が好感されて6%近く上昇、ヤマハや森永乳は急伸した。
     
    一方、業績下方修正のセガサミーHDが東証1部下落率トップとなった。
    ソニーが昨年来安値を更新し、任天堂も大幅安。ZOZOや伊藤忠も下げた。トヨタ自動車は取引時間中の決算発表を受け売りに押された。
    NTTデータも下落した。ゼンショーホールディングス、ニチレイ、カルビーなども安い。

     
    東証2部株価指数は前日比1.09ポイント高の6751.09ポイントと3日続伸した。
    出来高4063万株。値上がり銘柄数は241、値下がり銘柄数は169となった。
     
    個別では、スガイ化学工業、RVHがストップ高。インスペック、英和は昨年来高値を更新。青山財産ネットワークス、パーカーコーポレーション、技研ホールディングス、ウイルコホールディングス、C&Gシステムズが買われた。
     
    一方、小島鉄工所が昨年来安値を更新。サイオス、サンテック、大興電子通信、東邦化学工業、情報企画が売られた。
     

    日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前日比10円84銭高の3412円51銭だった。マザーズ市場でサンバイオ株が上昇し、冷え込んでいた個人の投資家心理がやや改善した。材料や好調な決算を発表した個別銘柄を中心に買いが入った。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で334億円。売買高は4706万株と、2017年4月21日以来1年9カ月ぶりの低水準だった。
    市場関係者は、「今年に入ってからの株式相場の上昇に一服感がみられ、積極的に持ち高を傾ける雰囲気ではない」とみていた。
    値上がり銘柄数は347、値下がり銘柄数は258となった。
     
    個別では、秋川牧園、シベール、アイビー化粧品、日本アンテナがストップ高。オリコン、スターツ出版、クレオなど4銘柄は昨年来高値を更新。共同ピーアール、新報国製鉄、シンクレイヤ、ぱど、プラコーが買われた。
     
    一方、日本エマージェンシーアシスタンス、ビーマップ、綜研化学、ケア21、夢の街創造委員会が売られた。

    東証マザーズ指数は前日比5.80ポイント高の874.66ポイントと4日ぶり反発した。
    朝方から買いが先行し、プラス圏でもみ合う展開となった。マザーズは、上場銘柄の半数以上が値下がりしており、市場関係者からは「買いが集中したサンバイオの押し上げ効果が大きかった」との見方が出ていた。
    値上がり銘柄数は125、値下がり銘柄数は139となった。
     
    個別ではネットイヤーグループ、アンジェスがストップ高。はてなは昨年来高値を更新。ピーバンドットコム、オンコリスバイオファーマ、バーチャレクス・ホールディングス、ディジタルメディアプロフェッショナル、総医研ホールディングスが買われた。
     
     一方、インタースペース、コンヴァノが昨年来安値を更新。ソネット・メディア・ネットワークス、エンカレッジ・テクノロジ、アドウェイズ、Aiming、GA technologiesが売られた。

    【後場寄り付き概況】

    後場寄り付きの日経平均株価は前営業日比107円15銭高の2万0951円60銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、6.23ポイント高の1589.11で始まった。
     
    日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)はともにしっかり。素材や機械など景気動向に敏感な業種を中心に買いが優勢だ。
     
    外国為替市場では、1ドル=109円80銭近辺の推移となっている。
     
    225先物はランチタイムにかけて2万910円-2万940円のレンジで推移した流れから、後場の日経平均は前引け時点から上げ幅をやや狭めて寄り付く形となり、節目の2万1000円にこそ届かないもののしっかりした動きとなっている。
     
    後場の取引時間中に発表されるトヨタ自の2018年4-12月期決算も注目されるだろう。輸出企業を中心に業績下方修正が相次ぐなか、同社の動向は市場への影響が大きいことから市場関係者の関心が集まる。
     
    個別では、SUMCOがにぎわい、パナソニックは反発している。トヨタ、キーエンス、コマツは堅調。JFEが買われ、川崎船は大幅続伸。三菱UFJ、ソフトバンクG、資生堂は上伸。武田は大幅高となっている。
     
    半面、ファーストリテがさえず、ZOZOが下押し、ニトリHDは続落している。東電力HDが売られ、ディーエヌエーは反落。ソニー、スズキ、任天堂は安い
     
    ランチバスケットは370億円、差し引き売り買い均衡との観測。
     


    「要諦」

    90年代半ば。
    都内の支店の営業課長からエクイティトレーディング室に異動した。
    広いトレーディングルームで法人のオーダーをさばく部門だった。
    エクトレなんて呼んでいたが、実際は古の株式部。
    市場部の場立ち育ちの人たちが多く、徒弟制度の延長線みたいな場所だった。
    最初の日に「板と手口教えて」と場電に聞くと「あとあと」と追い返された。
    営業から行った人間は異邦人みたいなもの。
    仕事にならないので、外国株式の先輩に引き回しをお願いした。
    すると、状況は一変。
    彼らは何でも言うことを聞いてくれるようになった。
    なんでもアリのとても不思議な世界だった。
    感じたのは、彼ら日々に動きの中核を的確に掴む習性や嗅覚を持っているということ。
    何が場の中心で何が場の話題なのかということだ。
    若い頃から場に行ってくるとたぶんああいう完成が養われるのだろう。
    それが何を意味するかは理解していなくとも、抽出し反応できる技術。
    そういう習性は何年かトレーディングルームにいる間に身についた。
    これはある意味財産となった。
    営業部門で「明日は何が起こる」と考えるよりも、もっと場の近くで相場を感じられたからだ。
    だから、という訳ではないが、昨日の寄り前。
    「ポイントはサンバイオが寄りそうということと1月月次の悪かったファーストリテが足を引っ張るかどうか」。
    こう診断した。
    結果、サンバイオは大商いで寄って回転が効き、ファーストリテは日経平均を60円引き下げた。
    習性や嗅覚が相場の核心を捉えることはままある。
    しかしそれが何の意味をもっているかはわからない。
    体や感覚で感じることはあまり間違わず、頭で考えることはしばしば間違えるものだ。
    場の最中に、米中貿易摩擦がどうだとかブレグジットがああだとか論じても耳には入らない。
    その他製造セクターが東証33業種の値上がり8位から5位になったからといって相場は見えない。
    枝葉末節にこだわる一方で、頭を世界経済に向けたりするから見えなくなるものは多い。
    株の世界に棲息しているからにはいちばん重要なのは「今、何が起きているのか」。
    証券報道の世界も場の立っている時間は同様だろう。
    「今、場で何が起きているのか」を顧みずに余計なことを詮索していても意味はないし響かない。
    そんな思いで日々実況に臨んでいる。
    基本は「場の核心は何か」。
    数字を弄り回しても、罫線をひっくり返しても、需給を眺め回しても結論は出ない。
    そうではなく「今起きていること」を忠実に見つめることが必要だと考えている。
    「値動きと売買高こそ全て」と言ってしまうと言い過ぎかも知れないが・・・。
    今日ならさしずめ「トランプ大統領の一般教書演説の通過と13時25分のトヨタの決算」となるのだろう。
    相場の要点をまとめること。
    そんなに難しくはない筈である。

    「焦点は米VIX指数の15。
    これを下回ったら、日経平均も上値を切り上げると想定。
    戻りは移動平均で抑えられると考えていただけに、投資心理は改善。
    ただNYダウなど海外株の先行に対し日本株には出遅れ感」という声が聞こえてきた。




    (櫻井)

    6日午前の日経平均株価は反発し、午前の終値は前日比112円92銭高の2万0957円37銭だった。中国景気の減速懸念の一服から5日の米国株が上昇し、投資家心理を支えた。
    海運や鉄鋼、化学といった景気敏感株の上げが目立った。
    好調な米国企業の決算や米中貿易協議の進展期待がポジティブに作用している。
     
    一方、国内企業の決算発表では下方修正の動きも目立つことで、2万1000円大台近辺では個人投資家の戻り待ちの売りも多く、上値を抑えた。
    いまひとつ力強さが感じられない。6日は午後の取引時間中にトヨタが決算発表を予定している。
     
    市場関係者は「好業績に素直に反応できている市場の地合いは良好。トヨタの決算次第では戻りを試す可能性がある」と、上値突破からの本格的な上昇相場入りに期待を寄せていた。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は上昇した。
    前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆1244億円、売買高は6億2606万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1225、値下がりは800、変わらずは101だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、海運業、鉄鋼、化学が上昇し、下落はその他製品、パルプ・紙、電気・ガス業など。
     
    個別では。SUMCOが商いを伴い堅調、ソフトバンクグループも買い優勢。資生堂が大幅高となり、花王、コマツ、ヤマハも高い。SMCも物色人気を集めた。三井海洋開発が急伸、ヤマハも大きく買われた。ヤフー、ダイキン、川崎汽船も高い。
     
    半面、任天堂が売られ、前日に4〜12月期決算を発表したソフトバンクソフトバンクも朝高後に軟化した。ZOZOも値を下げた。セガサミーホールディングスが大幅安、ハウスドゥ、NTTデータなども大きく値を下げた。カルビーも下落した。
     
    東証2部株価指数は前日比8.63ポイント高の6758.63ポイントと3日続伸した。
    出来高2489万株。値上がり銘柄数は226、値下がり銘柄数は137となった。
     
    個別では、インスペックが昨年来高値を更新。青山財産ネットワークス、パーカーコーポレーション、ウイルコホールディングス、技研ホールディングス、アゼアスが買われた。
     
    一方、小島鉄工所が昨年来安値を更新。サイオス、情報企画、中央ビルト工業、大興電子通信、サンテックが売られた。
     


    日経ジャスダック平均株価は小幅に続伸した。前引けは前日比8円64銭高の3410円31銭だった。
    東証マザーズ市場のサンバイオ株の上昇を受け、新興市場全体でも個人投資家の投資意欲がやや改善した。決算など材料が出た個別銘柄を中心に買いが優勢となった。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で190億円、売買高は2875万株。
    値上がり銘柄数は331、値下がり銘柄数は231となった。
     
    個別では、秋川牧園、シベール、日本アンテナがストップ高。オリコン、クレオなど3銘柄は昨年来高値を更新。シンクレイヤ、新報国製鉄、テクノクオーツ、共同ピーアール、ぱどが買われた。
    一方、アイ・ピー・エス、ビーマップ、ラック、夢の街創造委員会、ホットマンが売られた。

     

    東証マザーズ指数は前日比3.58ポイント高の872.44ポイントと4日ぶり反発した。
    前日の米株高や為替の円安推移といった良好な外部環境を背景に買い安心感が台頭、相場全体として午後の取引時間中に発表される予定のトヨタ自決算内容を見極めたいとのムードも強まっている。
    前日、5営業日ぶりに取引時間中に商いが成立したサンバイオ株の動向には警戒が必要だろう。
     
    ある証券アナリストは、「東証マザーズCore指数”をみる限り、サンバイオが他銘柄へ及ぼす悪影響は過度な懸念と言えることを指摘。同指数は、マザーズ市場上場銘柄より時価総額や売買代金、利益及び配当状況等を考慮して選定された15銘柄から構成される指数で、サンバイオは採用銘柄に含まれていない。サンバイオを除いた代表的な東証マザーズ銘柄で構成された指数である。
    東証マザーズCore指数は30日こそ下落したが、31日以降は底堅く推移し、2月4日に直近高値を抜いてきた。また、そーせい、メルカリ、ミクシィ、サイバダインといった東証マザーズ市場の主要銘柄は値を崩していない。サンバイオの他銘柄への悪影響は軽微と言っていいだろう」と話している。
     
    値上がり銘柄数は113、値下がり銘柄数は144となった。
     
    個別では、アンジェスが一時ストップ高と値を飛ばした。ピーバンドットコム、オンコリスバイオファーマ、ナノキャリア、アクリート、総医研ホールディングスが買われた。
    一方、ソネット・メディア・ネットワークス、エンカレッジ・テクノロジ、アドウェイズ、EduLab、Aimingが売られた。
     

    【寄り付き概況】

    6日の日経平均株価は、前日比84円42銭高の2万928円87銭と反発してスタートした。現地5日の米国株式は、欧州株高を背景に、NYダウが3日続伸し、ナスダックも続伸。海外株高の流れや、為替市場でドル・円相場が落ち着いた動きとなっていることなどもあり、買い先行となったようだ。
     
    外国為替市場では1ドル=110円近辺で推移しておおり、輸出株セクターにはポジティブ。また、きょう日本時間の前場取引時間中にトランプ米大統領が一般教書演説に臨むが、演説を受け米中貿易摩擦問題への警戒感が後退すれば全般相場の一段高につながる可能性がある。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、25業種が高く、値上がり上位に海運、鉄鋼、化学、精密機器、機械など。
     
    個別では、ソフトバンクGが買い注文を集め、ソフトバンク、ヤフーも底堅い。パナソニックが反発し、東エレク、キーエンスは堅調。ファーストリテが締まり、武田、アステラス薬はしっかり。三菱商が上伸し、神戸鋼は大幅高となっている。
     
    半面、ソニーが高寄り後に値を消し、任天堂は軟調で、SUMCOも下落している。トヨタが弱含みで、スズキは下押している。NTTデータは売り注文を浴び、気配値を切り下げた。

     
    225先物は、GS・アムロ・パリバ・日興・SBIが売り越し。
    メリル・野村・ソジェン・モルスタ・クレディ・大和・JPが売り越し。
    TOPIX先物はモルスタ・GS・バークレイズ・メリルが買い越し。
    みずほ・ソジェン・ドイツ・野村が売り越し。
     
    テクニカル的には、ホクト(1379)、アルフレッサ(2784)、ハニーズ(2792)、日本調剤(3341)、クリレス(3387)、IIJ(3774)、東ソー(4042)、タキロン(4215)、積水化成(4228)、PI(4290)、栄研化学(4549)、フォーカス(4662)、コニシ(4956)、DOWA(5714)、フリュー(6238)、SMC(6273)、アマノ(6436)、オリジン(6513)、ダイヘン(6622)、オムロン(6645)、富士通(6702)、日置電(6866)、原田工業(6904)、村田(6981)、トヨタ(7203)、NOK(7240)、第一興商(7458)、IDOM(7599)、廣済堂(7868)、凸版(7911)、アシックス(7936)、菱鉛筆(7976)、平和不(8803)、スターツ(8850)、サンフロンティア(8934)、JR東(9020)、阪急阪神(9042)、三井倉(9302)、東ガス(9531)、大ガス(9532)、メタウォータ(9551)、東宝(9602)、Tナカヤマ(9830)、JBCC(9889)が動兆。

     


     
    「新月そして荒れるSQ週の水曜日」
     
    NY株式市場は続伸。
    トランプ大統領の一般教書演説を控えてはいるものの「好調な企業決算を背景に楽観ムード拡大」との解釈。
    トランプ大統領一般教書演説については「市場にとって壁が建設されるかどうかはどうでもいい。
    気にかけているのは、政府機関閉鎖によって信頼感やGDPがマイナスの影響を受けないかどうかだ」との見方。
    前日引け後に決算を発表したアルファベット(グーグル)は下落から上昇に転じた。
    中国での成長を背景に決算が市場予想を上回った化粧品大手エスティローダーが11.6%高。
    ラルフ・ローレンは売上高と利益が市場予想を上回り8.4%上昇。
    超音速ビジネスジェット機開発のアエリオンに多額の投資を行うと発表したボーイングは3.3%上昇。
    VIX(恐怖)指数は15.57と4ヶ月ぶりの水準に低下。
    ISM非製造業総合指数は56.7と前月の58.0から低下。
    昨年7月以来半年ぶりの低水準となり市場予想の57.2を下回った。
    「政府機関の一部閉鎖や関税が影響した」との見方だ。
    低下は2カ月連続。
    「判断の分かれ目となる50を大幅に上回っており、景気は底堅く推移している」という解釈だ。
    「新規輸出受注の落ち込みがさらに急激だった。
    財政刺激策の押し上げ効果が一段と薄れている。
    FRBによる昨年の利上げの影響が経済活動に波及している」という声もある。
    10年国債利回りは2.70%台と低下。
    ドル円は110円近辺での推移。
    ユーロやポンドは軟調だが、英国FTは6日続伸。
     
     
    それこそ「何だかなあ」の展開。
    日経平均は寄り直後に100円近く上昇したものの2分で限界。
    その後はファーストリテが下落幅を拡大して撃沈。
    10時過ぎにはマイナスに転じ結局4日ぶりの反落。
    「今年初の4日続伸期待」なんて記録を数えるとダメになるという典型だった。
    マザーズ市場では5日ぶりにサンバイオが寄り付いたのが多少は救いだった。
    29日の上場来最高値11860円。
    4日間での下落率は79.8%。
    「半値八掛け2割引(=68%)」を超えた。
    「アキュセラの時は下落率87%だったからまだマシ」という見方もないではない。
    値ごろ感からの短期売買益狙いで商いは膨らみ売買高は5356万株。
    売買代金は1373億円と空前の大商いとなった。
    このサンバイオ効果から東証1部の売買代金は2兆1054億円とようやく2兆円台の乗せた格好。
    「大商いで需給悪が解消されたわけではないが、これだけの商いを呼び込めるのは凄まじいこと。
    市場にとっても別な意味での活力源になるかも知れない」との声もある。
    TOPIXは続伸。
    日経平均225銘柄のうち上昇が133銘柄だから実質はプラス感覚。
    値上がり1325銘柄。値下がり730銘柄。
    新高値14銘柄は前日と一緒。
    新安値4銘柄は前日の12銘柄から減少した。
    騰落レシオは133.06まで上昇。
    ドル円が一時110円台を回復したことは好感された。
    NT倍率は13.17倍。
    25日線(20427円)からは2.0%のプラスかい離。
    200日線(22136円)からは5.8%のマイナスかい離。
    5日線は20769円まで上昇してきた。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲7.850%。
    買い方▲12.695%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲8.306%。
    買い方▲20.117%。
    空売り比率は43.3%で40日連続の40%超。
    2月1日時点の信用買残は93億円減の2兆4539億円。
    同信用売残は123億円増の7732億円。
    日経HVは11.5、日経VIは16.55と低下。
    日経平均採用銘柄のPERは12.04倍。EPSは1731円。PBRは1.11倍。
    シカゴ225先物終値は大証日中比95円高の20925円。
    高値20960円、安値20800円。
    まずは終値ベースでの13週線(20915円)奪還が課題。
    その先は24ヶ月線21427円だ。
    一目均衡の雲の下限は20701円で今日は雲突入。
    上限は21084円。
    明日は上限が20954円まで下がるので雲の上に出る可能性は高い。
    ボリンジャーのプラス1σの20809円はサポート。
    プラス2σの21191円が限界だろうか。
    トランプ大統領の一般教書演説は日本時間午前11時から開始予定。
    ポジティブに荒れるSQ週の水曜日に期待だ。
    気学では「戻り売り方針の日。逆に高いと翌日安し」。
    木曜は「初め高いと後安し」。
    金曜は「前場安いと後場戻す日。突っ込み買い良し」。
    「昨日は新月。少し変化があっても」と市場関係者。
     
    昨日から日経朝刊に掲載され始めた「4〜12月期決算集計状況」。
    4日時点で通過したのは全体の38.7%。
    第3四半期売上高は△4.4%、同経常利益は▲2.1%、同純利益は▲4.9%。
    通期見通しで売上高は△3.4%、同経常利益は▲1.0%、同純利益は▲2.1%。
    一転して減益見通しとなった。
    ただ、5日時点では全体の44.9%が通過。
    第3四半期売上高は△9.3%、同経常利益は▲1.2%、同純利益は▲3.7%。
    通期見通しで売上高は△7.1%、同経常利益は▲0.1%、同純利益は▲0.7%。
    今後の展開によっては増益維持の可能性もある。
    新聞では記事が重要視されるが、もっと大切なのはこういう裸の数字。
    記者の解釈を交えずに冷静に分析することで見えない敵や訳のわからない恐怖からは解放されることが多い。
    無味無臭あるいは無味乾燥の数字データから明日を読むという動作こそ一番大事だと思う。
     
    因みに時系列で追ってみると・・・。
    昨年5月の前3月期決算時点。
    2018年3月期売上高は△8.0%、同経常利益は△17.0%、同純利益は△34.7%。
    2019年通期見通しで売上高は△2.7%、同経常利益は△1.0%、同純利益は▲2.1%。
    昨年8月の「4〜6月期決算集計上昇」時点。
    第1四半期売上高は△7.9%、同経常利益は△16.5%、同純利益は△27.9%。
    2019年通期見通しで売上高は△3.1%、同経常利益は△2.1%、同純利益は▲0.3%。
    昨年11月の「4〜9月期決算集計上昇」時点。
    第1四半期売上高は△7.5%、同経常利益は△12.3%、同純利益は△19.5%。
    2019年通期見通しで売上高は△3.7%、同経常利益は△6.8%、同純利益は△1.6%。
     
    昨日の日経朝刊では「GDP2期ぶりにプラス」の見出し。
    民間予想期間13社の平均で実質GDPは前期比0.4%増。
    年率換算で1.5%増の見通しだ。
    理由は7〜9月期のGDPを押し下げた自然災害の影響が低下したこと。
    個人消費は0.6%増。
    設備投資は2.2%増の見通し。
    もっとも18年度の成長率は0.6%増、19年度は0.7%増。
    1%は下回る見通し。
    しかし様々なテクニカル的要素があるとはいえ「2期ぶりプラス」は悪くない。
    GDP速報値発表予定は2月14日(木)。
    バレンタインデーの株高の特異日でもある。
    その前には8日(金)が鬼宿日。
    この日は3連休前のSQだ。
     
    今年になってから5日までの曜日別勝敗。
    月曜:3勝1敗
    火曜:3勝2敗
    水曜:1勝3敗(3連敗)
    木曜:1勝3敗
    金曜:4勝1敗(直近4連勝)
    水曜・木曜が圧倒的に悪い。
    月金と週末週初が頑張っている印象だ。
    一方で日足の罫線で見てみると・・・。
    月曜:陽線2回陰線2回
    火曜:陽線2回陰線3回
    水曜:陽線2回陰線2回
    木曜:陽線1回陰線3回
    金曜:陽線3回陰線2回
    こちらは大した差がない。
    しかも陽線10回、陰線12回。
     
    NYダウは172ドル高の25411ドルと3日続伸。
    NASDAQは54ポイント高の7402ポイントと続伸。
    S&P500は12ポイント高の2737ポイントと5日続伸。
    ダウ輸送株指数は42ポイント高の10250ポイント。
    SOX指数は0.48%上昇。
    VIX指数は15.56に低下。
    3市場の売買高は69.7億株。
    CME円建ては大証日中比95円高の20925円。
    ドル建ては大証比100ポイント高の20930ポイント。
    ドル円は109.96円。
    10年国債利回りは2.703%。
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    LTS(6560)・・・動兆
     
    LTSに注目する。
    同社はビジネスプロセス可視化・改善・実行支援などが中核。
    ITビジネスマッチング「アサインナビ」も拡大。
    データ分析やRPA(ロボットによる業務自動化)導入などのデジタル活用サービスが急速に伸長。
    業績は好調。
    株価は静かな上昇を継続している。

    (兜町カタリスト櫻井)

     

    [概況]

    ドルは日経平均株価の下げなどに東京市場終盤に当日安値109.770円まで下げたが下値は堅く、揉み合いに戻った。
    一方欧州株式市場が上昇で始まる中、ユーロは独やユーロ圏の非製造業PMIに対する悲観的な見方に売られたが、発表後は買い戻された。ドルは小幅揉み合いが続き、NY株式市場の上昇や1月ISM非製造業景気指数の予想を下回る結果に変動したが揉み合いの域を出ず、中盤に110円を付ける場面もあったが直ぐに下げ、109円後半で揉み合いが続いたあと最後は前日比+6.5銭高の109.980円と110円少し手前で引けた。
     
    またユーロ圏の景気回復の遅れにユーロは売られ(-29.5銭)、EU離脱協議への警戒にポンドも下落(-90銭)するなど、主要通貨はマチマチで引けた。NY株式市場は上昇が続いているが、先週のFOMCでFRBによる利上げに慎重な姿勢が示されて以来ドルは下値は買われるものの、110円から先は買いづらく上値の重い状況となっている。この状態はまだ続きそうな感じがする。
     

    [提供:カネツFX証券株式会社]
     

    6日の東京株式市場は、堅調展開か。
    日経平均株価がフシ目の2万1000円を超える場面もありそうだ。
    日経平均株価の予想レンジは、2万700円-2万1100円。
     
    ここ数日上値が重くなっているが、現地5日の欧米株式が上昇。世界的な株高の流れに乗り、売る材料がないという状況だろう。
    昨日とは違い、きょうはシカゴ日経平均先物も高寄りを示唆しており、米国株の上昇を素直に好感する流れになると予想する。戻り待ちの売りを消化しながら、上値を試す場面も期待される。
    また、昨日5日には、マザーズ市場のサンバイオが5日ぶりに取引時間中に売買が成立したことで、投資家心理の好転も見込まれる。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の後半(5日終値は109円85−87銭)、ユーロ・円が1ユーロ=125円台の半ば(同125円50-54銭)と小動き。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、5日の大阪取引所終値比95円高の2万925円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■プロパティエージェント<3464>
    4-12月期(3Q累計)経常が2.5倍増益で着地・10-12月期も7.7倍増益。
     
    ■ソフトクリエイトホールディングス<3371>
    4-12月期(3Q累計)経常は24%増益・通期計画を超過。
     
    ■リスクモンスター<3768>
    10-12月期(3Q)経常は23%増益、今期配当を1円増額修正。
     
    ■スガイ化学工業<4120>
    4-12月期(3Q累計)経常は2.5倍増益で着地、今期配当を30円で4期ぶり復配へ。
     
    ■青山財産ネットワークス <8929>
    今期経常は10%増益、6円増配へ。キャピタル・アセット・プランニング<3965>と資本業務提携。
     
    ■応用技術<4356>
    今期経常は6%増で2期連続最高益更新へ。
     
    ■クレオ<9698>
    今期経常を15%上方修正、配当も5円増額。
     
    ■アドウェイズ<2489>
    4-12月期(3Q累計)経常が3.3倍増益で着地・10-12月期は黒字浮上。
     
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
    6(水)
    《決算発表》
    トヨタ、三菱重、住友商、新日鉄住、マツダ、三菱ケミHD、レンゴー、グローリー、森永乳、日本新薬、AGC、古河電、ブラザー、ミネベアミツミ、シスメックス、ワークマン、島津製、バンナムHD、千葉銀、ふくおか、京急、ソフトバンクG、ヒロセ電
     
    【海外】
    《米決算発表》
    ゼネラルモーターズ、メットライフ、プルデンシャル・ファイナンシャル、コグニザント・テクノロジー・ソリューションズ、テイクツー・インタラクティブ、ジェイコブズ・エンジニアリング・グループ、ボストン・サイエンティフィック、オライリー・オート・パーツ


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [株価材料]
     
    ■モノタロウ<3064>
    無人搬送車の導入加速
     
    ■東洋炭素<5310>
    半導体製造用黒鉛部材を2割増産へ
     
    ■パイオラックス<5988>
    車のCASE専門チーム新設
     
    ■クボタ<6326>
    系列が配管事業で民需向け拡充へ
     
    ■ミネベアミツミ<6479>
    車載アンテナ研究拠点建設へ
     
    ■USENNEXT<9418>
    系列が有料動画配信サービス刷新
     

    5日のNYダウ工業株30種平均が3日続伸した。前日比172ドル15セント高の2万5411ドル52セントと昨年12月上旬以来、約2カ月ぶりの高値で終えた。
     
    5日発表の1月の米サプライマネジメント協会(ISM)の非製造業景況感指数は市場予想を下回ったが、好不況の節目である50を大幅に超えた。前週発表された雇用関連指標も好調で、米景気への懸念が和らいでいる。米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを急がない姿勢を鮮明にしていることも買い安心感につながっている。
     
    米主要企業の決算も総じて堅調で、景気敏感株への買いが続いた。航空機のボーイングが3%あまり上昇し、1銘柄でダウ平均を90ドル近く押し上げた。アップル、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コムなどの主要ハイテク株への買いも目立った。
     
    また、化粧品大手エスティローダーが朝方発表した2018年10〜12月期決算は、中国でスキンケア製品の販売が大きく伸びたことから、1株当たり利益や売上高が市場予想を上回った。高級アパレル大手ラルフローレンの同期決算も予想を上回る良好な内容となったことが好感され、市場では消費関連銘柄を中心に買いが膨らんだ。
     
    5日夜にはトランプ米大統領が一般教書演説に臨む。大統領が米中貿易協議の進展状況やインフラ投資に言及すれば、6日の市場で買い材料視されるとの思惑も相場を支えた。
     
    半面、ダウ平均は48ドル高まで伸び悩む場面があった。今年に入って4日までに1900ドルあまり上昇しており、利益確定や持ち高調整の売りが出やすかった。
     
    セクター別では、耐久消費財・アパレルやテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方で銀行やヘルスケア機器・サービスが下落した。
     
    ナスダック総合株価指数は続伸した。同54.548ポイント高の7402.084と約2カ月ぶりの高値で終えた。主力株が軒並み上昇した。前日夕に発表した2018年10〜12月期決算で営業利益が市場予想に届かなかったアルファベット(グーグル)も上げて終えた。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    25,411.52+172.15
    S&P500種
    2,737.70+12.83
    ナスダック
    7,402.084+54.548
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,319.30−2.80   
    NY原油(ドル/バレル)
    53.72−0.84
    円・ドル
    109.93 - 109.94+0.08


     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は小幅続伸した。
    3月物は前日比45円高の2万0925円で引け、5日の大取終値を95円上回った。
    米企業の好決算や米利上げ観測の後退を手掛かりに投資家心理が上向き、米株とともに買われた。円安進行も相場を支えた。

    この日の3月物高値は2万0960円、安値は2万0800円。
     

    シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
    20925 ( +95 )
    シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
    20930 ( +100 )
    ( )は大阪取引所終値比



    【欧州株式市場】
     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7177.37(+143.24)
    FTSE100種総合株価指数は英通貨ポンド安を好感し6日続伸した。朝方からじわじわと上げ幅を広げ、日中の高値水準で引けた。6日連日で上昇するのは2018年4月以来となる。前日4日の終値に比べ143.24ポイント高の7177.37と、終値ベースで18年10月上旬以来、約4カ月ぶりの高値で引けた。
    石油のBPを筆頭にエネルギー株と多国籍企業の大型株を中心に幅広い銘柄に買いが広がり、構成銘柄の約9割が上昇した。
     
    個別銘柄では、BPは5%超上昇し、指数の上げを主導した。18年10〜12月期の決算で利益が市場予想を上回ったほか、年間利益も増益となったことが買い手がかりになった。
    ロイヤル・ダッチ・シェルとエネルギー関連サービスのウッド・グループにも買いが広がった。為替相場でポンドが下落し、ポンド安の恩恵を受けやすい海外で収益を得る医薬品株、たばこ株、食品・日用品のユニリーバや酒類のディアジオにも買いが集まった。いずれも時価総額の大きい銘柄であることから、株価指数の押し上げ効果が大きかった。銀行株も高くなった。
     
    半面、不動産投資信託(REIT)のセルゴの下げが目立った。複数のアナリストが投資判断を引き下げことが響いた。同業のブリティッシュ・ランドも小安く引けた。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 11367.98(+191.40)
    ドイツ株式指数(DAX)は大幅に反発した。
    終値は前日4日と比べて191.40ポイント高の11367.98だった。
    4日の米株高や5日の英株高が波及し、欧州各国の株式相場も大幅に上昇した。ドイツ株では下落したのが2銘柄にとどまり、ほぼ全面高となった。
     
    個別銘柄では、前日に引き続きオンライン決済サービスのワイヤーカードが指数の上げを主導し、7%超高で引けた。不正取引に関与した疑惑が後退し、買い戻されている。アナリストが目標株価を引き上げた透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアも高かった。
     
    一方で半導体のインフィニオンテクノロジーズが下落。慎重な業績見通しを示したことが売り材料視された。鉄鋼のティッセン・クルップは小幅安で引けた。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5083.34(+83.15)

02月06日 毎日コラム
良い株を安く買って長く持つ
・・・続き

02月07日 マーケットコメント



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