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【市況一覧】
日経平均株価
37,628.48 -831.60 04/25
TOPIX
2,663.53 -47.20 04/25
マザーズ
640.12 -15.48 04/25
NYダウ平均
38,460.92 -42.77 04/25
ナスダック総合
15,712.75 +16.11 04/25


02月01日 マーケットコメント

02月02日 マーケットコメント

02月03日 マーケットコメント

02月04日 マーケットコメント

02月05日 マーケットコメント

02月06日 マーケットコメント


    明日(8日)の東京株式市場は、3連休を前にした週末とあって、持ち高調整の売りが優勢となりそうだ。
    きょうの東証1部市場は、業種別株価指数で33業種中、情報・通信を除く32業種が前日比でマイナスとなるなど、売り圧迫ムードが強まっており、10〜12月期決算の内容が芳しくない銘柄への売りが顕在化しそうだ。
     
    日経平均は2万1000円から一段と遠のいた。明日は三連休を控えた週末となるが、分かりやすく2万1000円の壁に跳ね返されたため、海外からよほど強い材料が届かない限り上値は重いだろう。
    調整が25日線(2万516円、7日時点)あたりまでで一巡すれば、次の上昇でまた2万1000円は狙えるだろう。
    目先は押しの深さを見極める局面ではあるが、過度に悲観に傾くことはなく、下にオーバーシュートしたものを丹念に拾っていくのに良いタイミングと考える。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(7日現在)
     
    21952.54  均衡表雲上限(週足)
    21831.98  26週移動平均線
    21698.33  均衡表基準線(週足)
    21684.43  均衡表雲下限(週足)
    21673.94  ボリンジャー:+1σ(13週)
    21450.07  ボリンジャー:+3σ(25日)
    21274.16  75日移動平均線
    21138.80  ボリンジャー:+2σ(25日)
    20987.92  新値三本足陽転値
    20954.00  均衡表雲上限(日足)
    20908.72  13週移動平均線
    20827.53  ボリンジャー:+1σ(25日)
    20819.24  6日移動平均線
     
    20751.28  ★日経平均株価7日終値
     
    20693.73  均衡表転換線(日足)
    20630.03  ボリンジャー:-1σ(26週)
    20586.82  均衡表雲下限(日足)
    20516.26  25日移動平均線
    20409.96  均衡表転換線(週足)
    20204.99  ボリンジャー:-1σ(25日)
    20143.50  ボリンジャー:-1σ(13週)
    20111.30  均衡表基準線(日足)
    19893.71  ボリンジャー:-2σ(25日)
    19582.44  ボリンジャー:-3σ(25日)
     
    ローソク足は陰線を引き、下降に転じた5日線を下回って取引を終え、短期的な調整局面入りを示唆した。一目均衡表では、日々線が雲中に留まるとともに、転換線は横ばいを続けて上値の重さを再確認。
    ボリンジャーバンドでは、日々線が中心線近くまで下落する場面があり、終値は6日ぶりに+1σを下回った。明日8日終値が中心線を下回ると、ザラ場で+2σを一時上回った5日をピークとして-1σ側に向かう下落サイクル入りする可能性が出てくる点に注意しておきたい。
    東証1部の騰落レシオは3日ぶりに120%を下回り、短期的な過熱感はいったん解消されたもよう。
     
    【株式分割】
     (7日大引け後 発表分)
     
    ■テルモ <4543>
    3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
    最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
     
     
     
    ■東証主体別売買動向:1月第5週、外国人は現先合計83億円と3週ぶり売り越し
     
    東京証券取引所が7日発表した1月第5週(1月28日〜2月1日)の投資部門別売買動向(東京・名古屋2市場、1、2部など)は、現物の海外投資家が1294億1566万円と2週ぶりの売り越しとなった。前週は1201億6032万円の買い越しだった。
     
    なお、先物ベース(日経225とTOPIXの先物・mini合計)で外国人は1210億円の買い越し。現物・先物の合計では83億円と3週ぶりの売り越し(前週は2095億円の買い越し)だった。
     
    現物では、個人投資家は77億7095万円と4週連続の売り越し。事業法人は520億2476万円と2週ぶりの買い越し。信託銀は1064億2853万円と2週ぶりの買い越しだった。
    この週の日経平均株価は終値ベースで15円上昇している。
     

    [概況]

    7日、東京外国為替市場の米ドル円は一時110.100円まで上昇するも、大台110円付近では上値が重い展開となった。一方で、クロス円でもユーロ円が一時124.380円まで下落し、軟調となっている。12月独製造業受注(予想:前月比0.8% 結果:前月比-0.4%)の結果や、欧州委員会によるユーロ圏の経済成長率見通しの下方修正などを手掛かり材料にユーロ円は下落している。
    現在、欧州時間では、米ドル円は109.810円付近、ユーロ円は124.400円付近で推移している。
     
    テクニカル的にはユーロ円は一目均衡表の雲に突入する格好となっているが、雲上限(125.265円)や転換線(125.150円)付近では上値が抑えられそうか。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

    【大引け概況】
    7日の日経平均株価は反落し、前日比122円78銭安の2万0751円28銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:07 容量:9.98M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    前場中ごろから日経平均は下げ幅を広げる展開を余儀なくされた。前日の米国株市場でNYダウなど主要指数が軟調だったことに加え、東証1部の騰落レシオが前日時点で120%を超えていたこともあって、目先利益確定を急ぐ動きが株価を押し下げた。
     
    個別企業の決算内容をみて選別物色する動きが活発だった。6日に純利益の見通しを下方修正したトヨタに海外投資家などの売りが膨らみ、最近発表した業績がさえなかった銘柄に改めて売りが広がった。
    一方、好決算と自社株買いを発表したソフトバンクグループ(SBG)が急伸し、相場を下支えした。
     
    日経平均の下げ幅は200円を超える場面があった。このところ2万1000円に接近しながら上回れない展開が続いており、年明け以降の戻り相場が一巡したとみた海外短期筋による株価指数先物への売りが膨らんだ。
     
    SBGは制限値幅の上限で終え、日経平均へのプラス寄与は166円に達した。18年4〜12月期は投資ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」などの株式評価益が貢献し大幅増益となった。ただ市場には投資ファンド収益の振れは大きいとの見方があり、「きょうのSBG株の上昇は短期的な買い戻しにとどまりそう」との声も出ていた。
     
    市場では「買い手掛かり難もあり、日経平均株価の2万1000円が壁として意識されるなか、トレンドが出るまでの間は、個別株への物色が中心になりそう」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400は4営業日ぶりに反落した。終値は前日比118.15ポイント安の1万3938.55だった。
    東証株価指数(TOPIX)は続落し、13.10ポイント安の1569.03で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆5553億円。売買高は12億5075万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1575と、全体の7割強を占めた。値上がりは489、変わらずは63だった。
     

    業種別株価指数(33業種)は、石油・石炭製品、パルプ・紙、鉱業、不動産業、建設業の下落率が大きかった。上昇は情報・通信業。
     
    個別では、ファーストリテイリングが軟調、トヨタ自動車も下値を探る展開。ソニー、任天堂、パナソニック、デンソーが下げたバンダイナムコホールディングス、電通、ヤマハ、NTTデータは急落した。三菱ケミカルホールディングスの下げも目立つ。鳥居薬品が値下がり率トップに売り込まれたほか、ネクシィーズグループ、雪印メグミルク、森永乳業なども大幅に値を下げた。システナ、ネクステージなども大きく下落した。
     
    半面、ソフトバンクグループが断トツの売買代金をこなしストップ高となり、東京エレクトロン、キーエンスなども高い。SUBARUや資生堂、武田も買われた。メンバーズが急騰、船井総研ホールディングスも値を飛ばした。イソライト工業、ニチイ学館、グレイステクノロジーが大幅高、島津製作所なども物色人気となった。
     
    東証2部株価指数は前日比22.20ポイント安の6728.89ポイントと4日ぶり反落した。
    出来高3491万株。値上がり銘柄数は165、値下がり銘柄数は250となった。
     
    個別では、東邦化学工業、スガイ化学工業、インテリジェント ウェイブ、デュアルタップ、カワセコンピュータサプライが売られた。
     
    一方、玉井商船がストップ高。高田工業所は一時ストップ高と値を飛ばした。テクノ菱和、インスペックは昨年来高値を更新。プレミアムウォーターホールディングス、上村工業、マミヤ・オーピー、アゼアス、東京自働機械製作所が買われた。
     

    日経ジャスダック平均株価は4営業日ぶりに反落した。終値は前日比7円32銭安の3405円19銭だった。

    同日の日経平均株価が下落し、投資家心理の悪化で新興企業株にも売りが優勢になった。
    朝方から日経ジャスダック平均、マザーズ指数ともに上値が重く、マイナス圏での推移が続いた。市場では「直近に値上がりした銘柄に利益確定売りが目立った」との指摘があった。一方、サンバイオの株価が底打ちしたことで、他のバイオ関連株の一角にも見直し買いが入った。
    売買代金は概算410億円、売買高は6640万株だった。値上がり銘柄数は210、値下がり銘柄数は396となった。
     
    ワークマンやセリア、マクドナルドが下落した。半面、GMOペパボやハーモニック、フルヤ金属は上昇した。
    個別では、KG情報、NKKスイッチズ、ツクイスタッフ、初穂商事が昨年来安値を更新。シベール、ザインエレクトロニクス、日本一ソフトウェア、IGポート、アイ・ピー・エスが売られた。
     
    一方、秋川牧園、GMOペパボがストップ高。ジーダット、スターツ出版は一時ストップ高と値を飛ばした。トシン・グループ、WDI、オリコン、日本アンテナなど6銘柄は昨年来高値を更新。エイアンドティー、高見沢サイバネティックス、ストリームメディアコーポレーション、石垣食品、SEMITECが買われた。
     

    東証マザーズ指数は4.27ポイント安の870.39と反落した。
    前日の米国市場では、来週の米中通商協議を再開が伝わったことで、マザーズ先物によるナイトセッションでの上昇を受けて、本日のマザーズ市場は朝方から買いが先行した。
    一方で、引き続き外部環境が不透明ななかで本格化する決算動向を見極めたいとのムードは根強いなか、買い一巡後の個人投資家の資金の逃げ足は速くなり、マザーズ指数は前場中ごろにかけてマイナス圏に沈んだ。物色としてもミクシィなどの時価総額上位銘柄が揃って売られ、引けにかけて下げ幅をじりじりと拡大させたものの、サンバイオをはじめとしたバイオ関連の一角が指数を下支えする格好になり、下落幅は限られた。サンバイオは制限値幅の上限まで買われた。
    売買代金は概算で1245.91億円。値上がり銘柄数は62、値下がり銘柄数は206となった。
     
    個別では、インタースペースが昨年来安値を更新。総医研ホールディングス、マーケットエンタープライズ、ALBERT、リネットジャパングループ、エリアリンクは値下がり率上位に売られた。
     
    一方、ネットイヤーグループ、サンバイオがストップ高。ブライトパス・バイオ、アンジェス、アクリート、ロックオン、日本ファルコムが買われた。

    【後場寄り付き概況】

    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比151円05銭安の2万0723円01銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、16.22ポイント安の1565.91で始まった。
     
    企業の決算発表が相次ぐ中、全体的には買いが入れにくく、利益確定売りに押される展開。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともにマイナス圏でさえない値動きとなっている。
    ドル・円相場は1ドル=109円80銭台(6日終値109円66−67銭)と、朝方からの円高方向の動きが続く。
     
    日経平均の21000円を前にした上値は依然として重い印象である。この節目の水準を前にした海外短期筋による先物売りも観測されており、本日は一段と手がけ辛さが意識されているようだ。
     
    個別では、トヨタ、ソニー、シスメックスが下押し、スズキは大幅安。バンナムHD、ZOZOが急落し、ファーストリテは安い。大成建が値を下げ、KDDIは軟調。三菱UFJが売られ、野村はさえない。
    半面、東エレクが値を上げ、SUMCOは強含み。マツダは大幅高。ソフトバンクGが急騰し、資生堂、東電力HD、日ハムは堅調。大日住薬が反発し、武田、ソフトバンクは小幅高となっている。
     
    ランチバスケットは22件、166.56億円、差し引き売り買い均衡との観測。

     

    日経平均株価は前日比137円17銭安の2万0736円89銭、東証株価指数(TOPIX)は14.96ポイント安の1567.17と、ともに軟調だった。
    相場全体を押し上げる新たな材料がない中で、前日の米国市場では主要株価指数がそろって小幅に下落した。米株の上昇がいったん止まったことから、「海外投資家は東京でも売り姿勢で臨んでいる」とされ、一時下げ幅を200円超に広げた。前場は幅広い業種が値下がりした。
     
    日経平均はソフトバンクグループ(SBG)が前日に発表した好決算と自社株買いを手掛かりに急上昇し、1銘柄で日経平均を約160円押し上げたが、その他の銘柄の下げを補えなかった。
     
    市場関係者は、「国内主要企業の決算がピークを過ぎたことで、海外勢が動きだしているのではないか」との指摘を裏付けるように、前場の東証1部の売買代金は前日に比べて増加した。ただ、取引時間中の決算発表は多くないため、後場は手掛かり難となり、商いが伸び悩むかもしれない。
     
    JPX日経インデックス400も下落した。
     
    前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆3047億円、売買高は6億2562万株だった。
    東証1部の値下がり銘柄数は1696と、全体の約8割を占めた。値上がりは359、変わらずは72銘柄だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、石油・石炭製品、鉱業、パルプ・紙、輸送用機器、不動産業の下落率が大きかった。上昇は情報・通信業のみ。
     
    個別では、ファーストリテイリング、エーザイ、ヤマハ、アステラスが安く、トヨタ自動車も軟調。ソニーも値を下げた。昭和電工、ユニー・ファミリーマートホールディングスも下落した。鳥居薬品、コロプラが急落したほか、日本冶金工業も大幅安となっている。
     
    半面、ソフトバンクグループが大商いで急伸、資生堂、東京エレクトロンも堅調。メンバーズが急騰、船井総研ホールディングス、ダイヘン、ニチイ学館、ブラザー工業なども大きく買われた。
     
    東証2部株価指数は前日比21.62ポイント安の6729.47ポイントと4日ぶり反落した。
    出来高2233万株。値上がり銘柄数は138、値下がり銘柄数は247となった。
     
    個別では、東邦化学工業、RVH、アシードホールディングス、明豊ファシリティワークス、カワセコンピュータサプライが売られた。
     
    一方、高田工業所が一時ストップ高と値を飛ばした。テクノ菱和、インスペックは昨年来高値を更新。アゼアス、プレミアムウォーターホールディングス、マミヤ・オーピー、上村工業、ロックペイントが買われた。

     

    日経ジャスダック平均株価は反落した。午前終値は前日比8円54銭安の3403円97銭だった。
    同日午前の日経平均株価が下落し、新興企業株も売りが優勢になった。売買代金は概算で244億円、売買高は4069万株だった。
    値上がり銘柄数は172、値下がり銘柄数は400となった。
     
    個別では、KG情報、NKKスイッチズ、ツクイスタッフ、初穂商事が昨年来安値を更新。シベール、ザインエレクトロニクス、夢の街創造委員会、アイビー化粧品、応用技術が売られた。
     
    一方、GMOペパボ、スターツ出版がストップ高。ジーダットは一時ストップ高と値を飛ばした。トシン・グループ、オリコン、日本アンテナなど5銘柄は昨年来高値を更新。ストリームメディアコーポレーション、岡本硝子、ヒップ、ケア21、SEMITECが買われた。


     
    東証マザーズ指数も反落した。5.47ポイント安の869.19だった。
    前日の米国市場はNYダウが反落し、為替市場でも円安進行が一服するなか、積極的には上値を追いにくい外部環境となっている。加えて、週末のオプションSQ算出日を前にした思惑的な売買も警戒されることから、様子見ムードが強まっている。
    値上がり銘柄数は48、値下がり銘柄数は214となった。
     
    個別では、インタースペースが昨年来安値を更新。ALBERT、リンクバル、エンカレッジ・テクノロジ、JMC、アクトコールが売られた。
     
    一方、サンバイオがストップ高。ロックオン、アンジェス、ロードスターキャピタル、ブリッジインターナショナル、ケアネットが買われた。

    【寄り付き概況】

    7日の日経平均株価は、前日比61円84銭安の2万812円22銭と反落してスタート。現地6日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに反落した。きのう6日の上値が重い状況が続いていたこともあり、売りが先行したようだ。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、6日の大阪取引所終値比10円安の2万860円だった。
     
    外国為替市場では1ドル=110円近辺の推移と円安水準はキープしているものの、東京市場は全般手掛かり材料難で買い手控え感が拭えない状況。
    ただ、前日に好決算と自社株買いを発表したソフトバンクグループに買いが集まりやすく、全体地合いを支える可能性がある。また、米半導体セクターの上昇はポジティブに作用しそうだ。個別株は決算発表横にらみの展開が続く。指数の上値も重く、日経平均2万1000円ラインは上値のフシとして一段と意識されやすくなっている。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、6業種が高く、値上がり上位に鉱業、鉄鋼、医薬品。一方、値下がりで目立つのは水産、繊維、倉庫、不動産など。
     
     
    個別では、トヨタ、ソニー、パナソニックが値を下げ、コマツ、オリンパスは軟調。任天堂は続落している。ZOZOが下押し、ファーストリテはさえない。バンナムHD、三菱UFJ、KDDIは売られている。
     
    半面、ソフトバンクGが買い注文を集め、資生堂が堅調で、武田は続伸している。東エレク、SUMCO、ローム、キーエンスが値を上げ、マツダは大幅高。
     
    225先物はソジェン・みずほ・GS・UBS・SBIが買い越し。
    JP・野村・ドイツ・シティ・日興・メリルが売り越し。
    TOPIX先物はGS・ソジェン・みずほ・パリバ・アムロが買い越し。
    JP・野村・バークレイス・シティ・ドイツが売り越し。
     
    テクニカル的には、大豊建設(1822)、不二油(2607)、ヨコレイ(2874)、プレサンス(3254)、ホギメディ(3598)、レンゴー(3941)、三井化学(4183)、中外薬(4519)、クレスコ(4674)、日立(6501)、電子材料(6855)、ローム(6963)、フジシール(7864)、キング(8118)、東京建物(8804)、トーセイ(8923)が動兆。

    「NYは買い疲れ感」
     
    NY株式は小幅反落。
    「市場は1月と2月初旬に大きく上昇したことからやや疲労感が出ている」という見方だ。
    ビデオゲームのエレクトロニック・アーツは通期売上高見通しが市場予想を下回って13.3%急落。
    冴えない見通しを示したテイクツー・インタラクティブ・ソフトウエアも13.8%急落。
    もっとも「S&P500はあと7.3%上昇すれば、昨年9月に付けた終値ベースの過去最高値を上回る」という声もある。
    VIX(恐怖)指数は15.35と低下。
    SOX指数は2.6%上昇。
    10年国債利回りは2.700%。
    「FOMCを受け国債相場は値上がりし、利下げの可能性もやや織り込んだ。
    しかし足元では一段と中立的に水準に落ち着いている」という見方だ。
    ドイツの鉱工業受注は予想外に落ち込んだ。
    「世界経済の低迷を背景にドイツ経済の減速があらためて浮き彫りとなった」との見方。
    ドイツ国債利回りの低下に米国債利回りも追随という格好。
    オーストラリアの利下げの可能性が出てきたことから豪ドルは急落。
    市場では、米中通商協議進展の兆しや金融政策の短期見通しが注目ポイント。
    貿易赤字は6カ月ぶりに縮小した。
    ドル円は109円台後半。
    政府機関の一部閉鎖により公表が延期されていた2018年第4四半期のGDP速報値は2月28日に発表予定。
    小売売上高は14日、耐久財受注は21日。
     
     
    「何だかなあ」の継続。
    日経平均は寄り付き84円高、前引け112円高、大引け29円高。
    水曜の4週連続安は逃れたがTOPIXは0.75ポインとはいえ反落。
    トランプ大統領の一般教書演説はサプライズなし。
    トヨタの決算は玉虫色の解釈。
    「徒労感を積み上げるだけの相場」という印象だ。
    日経平均は4日連続で、場中に20900円台をつける場面がありながら21000円は遠い世界。
    「ここはどこの細道じゃ」という感じで跳ね返され終値ベースでは20900円に届いていない。
    「買ってもダメなら売ってみな」に変化しないことが重要だ。
    値上がり936銘柄、値下がり1106銘柄。
    新高値7銘柄、新安値11銘柄。
    騰落レシオは124.23。
    NT倍率は13.17倍。
    25日線(20489円)からは1.9%のプラスかい離。
    200日線(22132円)からは5.7%のマイナスかい離。
    5日線(20832円)が依然サポートだ。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲7.778%。
    買い方▲12.605%。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.269%。
    買い方▲19.705%。
    空売り比率は45.0%で41日連続の40%超。
    2月1日時点のQuick調査の信用評価損率は▲15.00%と5週ぶりの悪化。
    同裁定買い残は431億円減の6999億円と2週連続減少。
    同裁定売り残は434億円減の3566憶円と2週ぶりの減少。
    日経平均採用銘柄のPERは12.04倍でEPSは1733円。
    PBRは1.11倍。
    シカゴ225先物終値は大証日中比10円安の20860円。
    高値20945円、安値20805円。
    一目均衡の雲の上限は20954円、下限は20616円。
    ボリンジャーのプラス1σは20808円。
    プラス2σが21126円とそんなに遠くはない。
    今年の日足陰線は3本まで。
    木曜は「初め高いと後安し」。
    金曜は「前場安いと後場戻す日。突っ込み買い良し」。
     
    NYダウは21ドル安の25390ドルと4日ぶりの反落。
    NASDAQは28ポイント安の7375ポイントと反落。
    S&P500は6ポイント安の2731ポイントと6日ぶりの反落。
    ダウ輸送株指数は42ポイント高の10250ポイント。
    SOX指数は2.59%上昇。
    VIX指数は15.35に低下。
    3市場の売買高は75億株。
    CME円建ては大証日中比10円安の20860円。
    ドル建ては大証比変わらずの20870ポイント。
    ドル円は109.96円。
    10年国債利回りは2.700%。
     
     
    ◇━━━ カタリスト━━━◇
     
    ヒビノ(2469)・・・動兆
     
    ヒビノに注目する。
    同社はコンサート等の音響・映像サービスを提供。
    放送局向けが拡大、コンサートは好採算。
    業績は堅調。
    韓国の音響機器販売3社買収。
    日本板硝子環境アメニテイの全株式を4月1日に取得予定。
    売上上乗せにつながろう。


    (兜町カタリスト櫻井)

     


    [概況]

    欧州時間に当日安値109.550円まで下げたドルは買い戻されて値を戻し、NY市場で発表されたMBA住宅ローン申請指数はマイナスだったが、続いて発表された11月貿易収支の赤字幅縮小にドルは一段高となった。
     
    しかし上昇も続かず、NY株式市場が横ばいで始まったあとダウがマイナス圏に落ちる下げにドルも売られて、序盤にNY市場安値109.645円まで値下がりした。しかし再び下値は買われて値を戻し、終盤に米国10年債入札が不調で利回りが上昇するとドルは急伸して、終盤に再び110円を付け、引け間際には東京時間に付けた当日高値110.055円に面合わせした。
     
    最後は前日比-1銭の109.970円とこの日も110円手前で引け、ドル以外の主要通貨も下げ、豪中銀総裁による利下げの可能性を示唆する発言に豪ドルは-1.35円の大幅安となった。ドルは連日110円手前で上値が重くなる状況となっており、ここからの上昇には新たな材料が必要かも知れない。


    [提供:カネツFX証券株式会社]


     

    7日の東京株式市場は、模様眺めムードが広がり軟調展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、2万700円-2万1000円。
    日経平均株価は、フシ目の2万1000円に接近する場面があるものの、積極的に買い進む動きがみられず、上値の重さが意識されているもよう。好業績銘柄や業績の上方修正を行った銘柄などへの物色が中心になりそう。
    指数寄与度の大きいソフトバンクGがADRでは大幅高となっており、全体の下支え役となりそうだ。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=110円前後(6日終値は109円66-67銭)と円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=125円前後(同124円88-92銭)と小動き。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、6日の大阪取引所終値比10円安の2万860円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■メンバーズ <2130>
    4-12月期(3Q累計)税引き前が50%増益で着地・10-12月期も93%増益。
     
    ■なとり <2922>
    4-12月期(3Q累計)経常は29%増益・通期計画を超過。
     
    ■日本冶金工業 <5480>
    4-12月期(3Q累計)経常が4倍増益で着地・10-12月期も57%増益。
     
    ■ブラザー工業 <6448>
    4-12月期(3Q累計)税引き前が15%増益で着地・10-12月期も7%増益。
     
    ■MS−Japan <6539>
    4-12月期(3Q累計)経常が48%増益で着地・10-12月期も69%増益。
     
    ■高田工業所 <1966>
    4-12月期(3Q累計)経常は100%増益・通期計画を超過。
     
    ■サンセイ <6307>
    4-12月期(3Q累計)経常が27%増益で着地・10-12月期も15%増益。
     
    ■玉井商船<9127>
    今期経常を13%上方修正、未定だった配当は3期ぶり40円で復配。
     
    ■船井総研ホールディングス <9757>
    今期経常は8%増で7期連続最高益、5円増配へ。
     
    ■テクノ菱和 <1965>
    今期経常を一転19%増益に上方修正。発行済み株式数(自社株を除く)の2.00%にあたる45万株(金額で4億0545万円)を上限に、2月7日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
     
    ■ヒップ<2136>
    4-12月期(3Q累計)経常は26%増益・通期計画を超過。
     
    ■グレイステクノロジー<6541>
    4-12月期(3Q累計)経常が35%増益で着地・10-12月期も56%増益。
     
    ■Jストリーム<4308>
    松任谷由実「SURF&SNOW in Naeba Vol.39」でVRライブなどの動画配信を実施。
     
    ■ブランジスタ<6176>
    10-12月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
    7(木)
    1月都心オフィス空室率
    12月景気動向指数(14:00)
    30年国債入札
    《決算発表》
    NTT、JT、メルカリ、富士フイルム、、SUBARU、旭化成、デンカ大成建、丸紅、東武、協エクシオ、明治HD、DeNA、テルモ、IHI、ニコン、リコー、雪印メグ
     
    【海外】
    米12月消費者信用残高(2/8 5:00)
    《米決算発表》
    タペストリー、Twitter、エクスペディア、ウエスタンユニオン、スナップオン、S&Pグローバル、タイソン・フーズ、ケロッグ、DTEエナジー、フィリップモリス、ベリサイン、モトローラ・ソリューションズ、DXCテクノロジー


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [株価材料]
     
    ■関西ペ<4613>
    国内工場でリチウム電池材生産開始へ
     
    ■ジェイテクト<6473>
    EV電動ブレーキ用アクチュエーター投入へ
     
    ■IHI<7013>
    系列が沼津工場でドローンポート設置
     
    ■リコー<7752>
    360度カメラ「シータ」使った行動分析サービス開始
     
    ■ヤマトHD<9064>
    インバウンド向け配送サービス開始へ
     
    ■東電力HD<9501>
    置き配サービスとセットの電気契約開始へ
     
     

    6日のNYダウ工業株30種平均は前日比21ドル22セント安の2万5390ドル30セントは4営業日ぶりに小反落で終えた。
     
    ダウは前日まで3営業日続伸し、2万5000ドルの大台を回復していただけに6日は利益確定の売りが出て相場を下押しした。トランプ大統領は5日夜の一般教書演説で不法移民の流入阻止を訴え、メキシコ国境の壁建設の必要性を改めて強調。壁予算をめぐる与野党対立で政府機関が再び閉鎖に追い込まれるのはないかとの懸念も再燃した。「一般教書演説では経済政策で目新しいものは出なかった」とも指摘されていた。
    内容は新味に乏しく、買い材料視されなかった。
     
    前日まで上げが目立っていた大型ネット株は利益確定売りが目立った。アルファベット(グーグル)は3%安、マイクロソフトやアマゾン・ドット・コムも安い。前日夕に2018年10〜12月期決算を発表したウォルト・ディズニーも下げた。自前の動画配信事業への参入で、従来のライセンス収入が減ると懸念された。
     
    ただ、企業業績や米景気への悲観論は薄れており、相場の下値は堅かった。半導体株は先行きの市況回復への期待から総じて買われた。前日まで相対的に出遅れていたヘルスケアやバイオ株も買いが優勢だった。
     
    セクター別では、半導体・半導体製造装置やヘルスケア機器・サービスが上昇する一方でメディアや小売が下落した。
     
    ナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落し、前日比26.803ポイント安の7375.281で終えた。主力ネット株が下げ、指数の重荷となった。
     
    個別では、ゲーム大手のエレクトロニック・アーツ(EA)やテイクツー・インタラクティブ・ソフトウェア(TTWO)は、決算内容が嫌気され大幅下落。電気自動車のテスラ(TSLA)は、再び「モデル3」の値下げを発表し軟調推移した。
    一方で、写真共有アプリを手掛けるスナップチャット(SNAP)は、売上高及びアクティブユーザー数が予想を上振れ大幅上昇。自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)は、決算内容が好感され買われた。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    25,390.30−21.22
    S&P500種
    2,731.61−6.09
    ナスダック
    7,375.281−26.803
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,314.40−4.80   
    NY原油(ドル/バレル)53.90+0.24
    円・ドル
    109.97 - 109.98+0.31

     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は反落した。
    3月物は前日比65円安の2万0860円で引け、6日の大取終値を10円下回った。米株が利益確定売りに押され、日経平均先物も売り優勢だった。
    5日のトランプ米大統領の一般教書演説は、メキシコ国境の「壁」建設に言及した一方、米中貿易問題の先行きを示唆する内容に乏しく、反応は限られた。
     
    この日の3月物安値は2万0805円、高値は2万0945円。
     
    シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
    20860 ( -10 )
    シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
    20870 ( 0 )
    ( )は大阪取引所終値比
     


    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7173.09(-4.28)
    FTSE100種総合株価指数は株価は小動きの中を7営業日ぶりに小反落した。前日の終値に比べ4.28ポイント安の7173.09で引けた。構成銘柄の半数以上が下落した。指数は一時小幅高に転じる場面もあったが、結局下げて引けた。
    連日上昇していた反動に加え、米中貿易協議の先行き不透明感などから売りが優勢となった。たばこ株と時価総額の大きい酒類のディアジオの値下がりが株価指数を押し下げた。
     
    個別銘柄では、ネット専業スーパーのオカド・グループは6%超急落した。英南部の配送センターで発生した火事が売り上げの伸びに悪影響を及ぼすとの見通しを示したことが響いた。ガス供給・販売のセントリカ1.7%安と旅行のTUIは2.2%安ともに、アナリストによる投資判断と株価目標の引き下げが響いて売られた。
     
    半面、医薬品のグラクソ・スミスクラインは、午後に市場予想を上回る2019年の利益見通しを示したことから上昇に転じた。上期の販売量が増加したと発表した住宅建設のバラット・ディベロップメンツも大幅高。建設資材のCRHは、物言う株主(アクティビスト)が株式を買い増したとの報道を受けて上がった。石油株と保険株も高くなった。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 11324.72(-43.26)
    ドイツ株式指数(DAX)は反落した。終値は前日と比べて43.26ポイント安の11324.72だった。
    個別では、自動車のダイムラーの値下がりが目立った。第4四半期の営業利益が減少し、減配となったことなどが響いた。アナリストが投資判断と株価目標を引き下げた電力のエーオンの下げも大きくなった。
    一方で、半導体のインフィニオンテクノロジーズは、バークレイズが株価目標を引き上げたことなどが好感され買われた。鉄鋼のティッセン・クルップも上昇した。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5079.05(-4.29)
     

     

02月07日 毎日コラム
『上昇』『高配当』『優待もある」株は存在しない
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