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【市況一覧】
日経平均株価
38,079.70 +117.90 04/18
TOPIX
2,677.45 +14.30 04/18
マザーズ
659.87 +9.75 04/18
NYダウ平均
37,753.31 -45.66 04/18
ナスダック総合
15,683.37 -181.88 04/18


02月01日 マーケットコメント

02月02日 マーケットコメント

02月03日 マーケットコメント

02月04日 マーケットコメント


    明日(6日)の東京株式市場はもみ合い展開か。
    18年4−12月期決算が相次ぐなか、引き続き個別株物色の色彩が強いとみられる。
    輸出企業を代表するトヨタが午後1時30分に決算を発表する予定で、その結果を受けた株価動向とともに、全体相場に影響を与えるかが注視されるだろう。
     
    また、トランプ米大統領による一般教書演説が日本時間午前11時からスタートすることから、その内容が取引時間中に株価に反映されることになる。
    メキシコ国境への壁の建設費用を巡って民主党との対立が続き、一時政府機関の閉鎖に追い込まれるなか、支持率回復のためにも今後の具体的な経済政策を提示することになりそうだ。
    懸案の米中貿易交渉、米朝首脳会談、ベネゼエラ問題などへの言及内容次第では、株価に影響を与える可能性もあるだろう。
     
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(5日現在)
     
    22136.71  200日移動平均線
    21952.54  均衡表雲上限(週足)
    21835.56  26週移動平均線
    21698.33  均衡表基準線(週足)
    21684.43  均衡表雲下限(週足)
    21680.04  ボリンジャー:+1σ(13週)
    21573.47  ボリンジャー:+3σ(25日)
    21316.76  75日移動平均線
    21191.46  ボリンジャー:+2σ(25日)
    21084.58  均衡表雲上限(日足)
    20987.92  新値三本足陽転値
    20915.89  13週移動平均線
     
    20844.45  ★日経平均株価5日終値
     
    20809.44  ボリンジャー:+1σ(25日)
    20751.88  6日移動平均線
    20701.51  均衡表雲下限(日足)
    20693.73  均衡表転換線(日足)
    20636.70  ボリンジャー:-1σ(26週)
    20427.43  25日移動平均線
    20409.96  均衡表転換線(週足)
    20151.74  ボリンジャー:-1σ(13週)
     
    ローソク足は陰線を引いたがザラ場で20981.23円まで上げて節目の21000円に急接近する場面があった。日経平均は終日上向きの5日線上で推移し、25日線も上向きをキープ。一目均衡表では、日々線が昨年12月3日以来およそ2カ月ぶりに雲中に復帰した。
    横ばいを交えながら下降してきた基準線が本日上向きに転じたほか、転換線も上昇し、日経平均の上昇基調を再確認。遅行線は株価との上方乖離幅を一段と拡大して強気シグナルを鮮明しており、売り手優位からの脱却を示唆した。
     

    [概況]

    5日、東京外国為替市場の米ドル円は一時110.055円まで上昇するも大台110.00円付近では上値が重い展開となった。1月以降、上値が抑えられてきた大台110.00円を一時上抜ける動きとなったが、利益確定売りなどから伸び悩んでいるようだ。一方で、クロス円では豪ドル円が一時79.855円まで上昇。
     
    本日、豪準備銀行が政策金利の据え置きを発表し、その後の声明文では政策金利を長期間据え置きとなる可能性を示唆した。これらを受け豪ドル買いの反応となっている。
     
    現在、米ドル円は109.940円付近、豪ドル円は79.640円付近で推移している。この後はトランプ米大統領の一般教書演説などに注目が集まりそうだ。



    [提供:カネツFX証券株式会社]

    【大引け概況】
    5日の日経平均株価は4営業日ぶりに反落した。前日比39円32銭の2万0844円45銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:59 容量:17.47M

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    本格化する決算発表とあわせて通期業績予想を下方修正する企業が目立ち、先行きに対する不透明感から利益確定を目的とした売りが出た。
     
    朝方は前日の米国株の上昇や、為替相場の円安・ドル高基調を好感した買いが先行。採算改善への期待から電気機器や機械など輸出関連株に買いが入った。米株式相場の上昇が続いていることも投資家心理を改善させ、相場の支えとなった。
    日経平均株価は節目となる2万1000円の手前まで迫る場面があったが、買いは続かず、その後マイナス圏に沈んだ。
     
    午後に入ると、旧正月で中国市場などが休場となっていることもあり、こう着感が強まり、2018年10〜12月期の決算発表をにらんだ個別株物色が中心となった。
     
    19年3月期の企業業績見通しは下方修正も多いが、事前に織り込み済みで株価の反応は限られている。
    市場からは「バリュエーション(企業価値評価)的に高くはないが、新規の材料がなく上値は重い。景気が良ければ株が買われるところだが、金利に目が行き警戒感が出ている雰囲気だ。米利上げ見送りといっても半信半疑のようで、確信が持てるまで、資金が流入してにくい面もあろう」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400は小幅に続伸した。終値は前日比6.46ポイント高の1万4053.16だった。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、1.55ポイント高の1582.88で終えた。
     
    東証1部の売買代金は概算で2兆1054億円、売買高は12億2836万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は730、値上がりは1325、変わらずは72だった。
     
    業種別株価指数(33業種)では、石油・石炭製品、医薬品、その他製品の下落が目立った一方、水産・農林業、非鉄金属、繊維製品などが上昇した。
     
    個別では、キーエンスが大きく買われ、村田製作所も上昇した。ファナックや京セラは上昇。花王や資生堂が高い。伊藤忠商事も高い。ハウスドゥが一時値幅制限いっぱいに買われたほか、JCUが値を飛ばし、レーザーテック、カカクコムなども大幅高。ヤフーも上値を追った。日本水産も商いを伴い上昇した。日清食品ホールディングスも活況高となった。
     
    半面、1月の国内既存店売上高が減収となったファストリが大きく下げ、1銘柄で日経平均を50円あまり押し下げた。任天堂が売られたほか、アステラス、武田薬品工業など医薬品株が軟調。ユニファミマやキッコマンが下落。通期予想を下方修正したパナソニックも安い。ZOZOも下値を探る展開。日立製作所も冴えない。イビデンが急落、ケーズホールディングスも大幅安。シャープ、ヤマシンフィルタ、アダストリアなどの下げも目立った。
     
     
    東証2部株価指数は前日比27.85ポイント高の6750.00ポイントと続伸した。
    出来高3595万株。値上がり銘柄数は211、値下がり銘柄数は200となった。
    個別では、インスペックが昨年来高値を更新。ピーエイ、戸上電機製作所、MCJ、アシードホールディングス、ジーエルサイエンスが買われた。

    一方、ダイハツディーゼル、小島鉄工所が昨年来安値を更新。カワセコンピュータサプライ、アサガミ、村上開明堂、田岡化学工業、マナックが売られた。
     

    日経ジャスダック平均株価は小幅に続伸し、終値は前日比1円61銭高い3401円67銭だった。為替相場の円安・ドル高基調を好感した買いが入り、日経ジャスダック平均株価が小幅続伸した。
    新興市場全体では値上がりする銘柄が多く、個人投資家の買い意欲は根強かった。
     
    ジャスダック市場の売買代金は概算で379億円、売買高は6389万株だった。値上がり銘柄数は304、値下がり銘柄数は310となった。
     
    個別では、シベール、アイビー化粧品がストップ高。ANAP、アイサンテクノロジーは一時ストップ高と値を飛ばした。オリコン、日本アンテナ、スターツ出版は昨年来高値を更新。共同ピーアール、ダイヤ通商、マジェスティ ゴルフ、ホロン、新報国製鉄が買われた。
    一方、ミヤコ、エスケー化研、NKKスイッチズ、藤井産業が昨年来安値を更新。夢の街創造委員会、白鳩、クリエイト、ソレキア、国際チャートが売られた。


     東証マザーズ指数は3日続落した。終値は前日比10.44ポイント安の868.86と1月7日以来およそ1カ月ぶりの安値だった。創薬ベンチャーのサンバイオ株が大幅安(29%安)となり、1銘柄で指数を12ポイント近く押し下げた。
    日経平均株価が軟調に推移したことも投資家心理の重荷となった。一方、下値では短期の値幅取りを狙った個人投資家などの買いも入り、商いが膨らんだ。売買代金は1373億円と東証1部を含む全市場で首位だった。
    他の主力級銘柄そのサンバイオに資金を吸い取られた感もあるが、UUUMやそーせいグループ  、CYBERDYNEが堅調に推移した。
    市場では、新興市場全体では値上がりする銘柄が多く、「個人投資家の買い意欲は根強かった」という。
    値上がり銘柄数は140、値下がり銘柄数は126となった。
     
    個別では、サンバイオが昨年来安値を更新。手間いらず、エニグモ、AmidAホールディングス、エスユーエス、ソーシャルワイヤーが売られた。
     
    一方、はてながストップ高。ベルトラなど2銘柄は昨年来高値を更新。Fringe81、フェイスネットワーク、MRT、ピアラ、フィットが買われた。
     
     
     

    【後場寄り付き概況】

    5日午後の日経平均株価は、前営業日比18円38銭安の2万0865円39銭で始まった。
    東証株価指数(TOPIX)は、3.09ポイント高の1584.42で始まった。
     
    日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに方向感が定まらず、前日の終値近辺で横ばいとなっている。手掛かり材料に乏しい中で、模様眺め気分が強い。
     
    前場、2万1000円手前では引き続き戻り売り圧力が強く、個別株でも月次売上を発表したファーストリテ、業績下方修正のパナソニックなどが軟調とあって日経平均は失速し、前日終値近辺でもみ合う展開となった。
    一段の円安進行といった手掛かり材料がない限り、目先は個別の決算対応を中心とした相場展開が続きそうだ
     
    個別では、ファーストリテが下押し、任天堂は大幅安で、ソフトバンクGもさえない。ソニー、パナソニックが下落している。ZOZO、ガンホー、三井住友、みずほFGが安くなっている。
    半面、キーエンス、村田製、SUMCO、アンリツが上伸し、富士通も高く、トヨタは小じっかり。三菱UFJが底堅い。花王、資生堂が買われヤフーが急騰している。
     
     
     
    ランチバスケットは23件、222.97億円、差し引き30億円の売り越しとの観測。
     

    5日午前の日経平均株価は反落した。午前の終値は前日比8円39銭安の2万0875円38銭だった。
    通期の業績予想を下方修正する企業が相次ぐなど、企業業績の先行きに対する警戒感から売りが優勢だった。
     
    朝方は、4日の米国株高や円安・ドル高を支えに買いが先行し、寄り付き早々に2万981円23銭(前週末比97円46銭高)まで上昇した。
    一巡後は、株価指数先物売りを交えて下げに転じ、一時2万842円25銭(前日比41円52銭安)まで軟化した。
    その後の戻りは鈍く、前引けにかけて小安い水準で推移した。
    2018年10〜12月期の決算発表が相次ぐ中、売買の中心は個別株物色で、ユニクロの1月既存店売上高がさえなかったファーストリテが売りを集め、日経平均を50円超押し下げた。
     
    市場では、「企業の決算発表で下方修正の動きが目立つ展開となっており、個別株の物色意欲がやや後退している。日経平均2万1000円に近付くと売り物が出てくる。材料がなく、テクニカル的には昨年10月下旬、12月中旬にこの近辺で下げ止まり、それが上値抵抗線となっている。上に行くには、外部環境の好転が必要だ」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続伸した。

    前引けの東証1部の売買代金は概算で9896億円、売買高は5億9921万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は626、値上がりは1402、変わらずは99銘柄だった。
     
     
    業種別株価指数(33業種)では、石油・石炭製品、医薬品、その他製品の下落が目立った一方、非鉄金属、海運業、電気・ガス業などが上昇した。

    個別では、任天堂が売られ、ファーストリテイリングも大きく値を下げた。ソニーも強弱感対立のなかやや売りに押される展開。武田薬品工業、アステラス、塩野義、第一三共といった医薬品株が安い。ホンダや東エレクも下落した。イビデンが値下がり率トップに売り込まれ、ケーズホールディングスも急落している。
     
    半面、キーエンス、ファナックや信越化が高く、村田製作所も上昇。トヨタ自動車が堅調、花王も上値追い。京セラや資生堂のほか、住友鉱など非鉄株も高い。J CUが値上がり率トップとなり、ハウスドゥ、ヨシムラ・フード・ホールディングスなども値を飛ばした。
     
     
    東証2部株価指数は前日比24.16ポイント高の6746.31ポイントと続伸した。
    出来高2196万株。値上がり銘柄数は210、値下がり銘柄数は175となった。
    個別では、インスペックが昨年来高値を更新。ピーエイ、戸上電機製作所、MCJ、NCS&A、アシードホールディングスが買われた。
    一方、ダイハツディーゼルが昨年来安値を更新。アサガミ、カワセコンピュータサプライ、アルメディオ、村上開明堂、ショクブンが売られた。
     

    日経ジャスダック平均株価は小幅に続伸した。前引けは前日比1円95銭高い3402円01銭だった。
    前日の米国株高や為替の円安進行といった外部環境の改善を背景に買いが先行している。
    一段の円安進行といった手掛かり材料がない限り、目先は個別の決算対応や好材料を発表した銘柄を中心とした相場展開が続きそうだ。
    ジャスダック市場の売買代金は概算で217億円、売買高は3802万株。
    値上がり銘柄数は289、値下がり銘柄数は277となった。
     
    個別では、シベールがストップ高。ANAP、アイサンテクノロジーは一時ストップ高と値を飛ばした。オリコン、日本アンテナ、スターツ出版は昨年来高値を更新。マジェスティ ゴルフ、GMOフィナンシャルホールディングス、環境管理センター、エムケイシステム、新報国製鉄が買われた。
    一方、エスケー化研が昨年来安値を更新。ミサワホーム中国、ソレキア、国際チャート、日本ラッド、ヤマックスが売られた。
     


    東証マザーズ指数は前日比3.62ポイント安の875.68ポイントと3日続落した。
    値上がり銘柄数は171、値下がり銘柄数は94となった。

    前日の米国株高や為替の円安進行といった外部環境の改善を背景に買いが先行。
    ただ、現地時間の5日夜にトランプ米大統領の一般教書演説を控えているほか、マザーズ市場の主力企業の決算発表も本格化しており、業績動向を見定めたいとの見方が広がりやすいだろう。これらを受け、買い一巡後は様子見姿勢が強まっている。
    創薬ベンチャーのサンバイオ株の大幅安が指数を押し下げた。日経平均株価の下落も個人投資家の心理を圧迫し、買い手控えを促した。
    サンバイオ株は前日比1180円(31.8%)安の2530円で終え、1銘柄でマザーズ指数を12ポイントあまり下押しした。同銘柄の取引が大引け前に成立したのは1月29日以来5営業日ぶり。4日まで4日連続で制限値幅の下限(ストップ安)となる水準まで下げ、大引けで取引が成立していた。
    前引け時点の売買代金は635億円で、東証1部を含む全市場で首位だった。

     
    個別では、サンバイオが昨年来安値を更新。手間いらず、Amazia、エニグモ、フーバーブレイン、アズームが売られた。
    一方、はてな、ベルトラが昨年来高値を更新。フェイスネットワーク、GA technologies、ジーエヌアイグループ、アプリックス、CYBERDYNEが買われた。

    【寄り付き概況】

    5日の日経平均株価は、前日比76円70銭高の2万960円47銭と4日続伸してスタート。
    前日のNYダウ、ナスダック総合指数ともに上昇、アップルをはじめハイテク主力株が買われ全体を押し上げており、この流れが東京株式市場にも波及している。
     
    外国為替市場では一時1ドル=110円台に入るなど円安が進行で輸出セクター中心に追い風となっている。一方、決算発表が本格化するなかで下方修正に動く企業が増えており、警戒感もある。

    日経平均2万1000円台はフシ目として意識され、戻り売り圧力も高まることで、買い一巡後は上値が重くなる可能性がある。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、28業種が高く、値上がり上位に非鉄、電力ガス、ゴム製品、繊維、化学など。
     
    個別では、ソニーが反発し、トヨタは堅調。キーエンス、村田製、ファナックが値を上げ、アンリツ、花王、資生堂、ユニー・ファミマが上伸し、ソフトバンクG、ガンホーは強含み。ヤフーは大幅高となっている。
    半面、日立、東エレクが売られ、パナソニックは大幅安。昭和シェルが下押し、AGCは小幅安。武田が緩み、アステラス薬、ファーストリテ、任天堂は軟調。みずほFGは弱含みの展開。

     
    225先物は、JP・UBS・アムロ・みずほ・モルスタが買い越し。
    ソジェン・メリル・クレディ・SBIが売り越し。
    TOPIX先物はGS・モルスタ・ドイツ・大和が買い越し。
    みずほ・JP・ソジェン・メリルが売り越し。
     
    テクニカル的には、大成建(1801)、熊谷組(1861)、雪印メグ(2270)、飯田G(3291)、あさひ(3333)、クラレ(3405)、テンポイノ(3484)、ネクソン(3659)、豆蔵(3756)、ガンホー(3765)、北越(3865)、東亜合成(4045)、イビデン(4062)、日油(4403)、ペプチド(4587)、リソー教育(4714)、ソフトブレーン(4779)、CIJ(4826)、小林製薬(4967)、住阪セ(5232)、東京製鉄(5423)、丸一管(5463)、アイチ(6345)、新興プラ(6379)、ダイフク(6383)、オーケストラ(6533)、日新電(6641)、ヒロセ電(6806)、プレス工(7246)、ワタミ(7522)、Vテク(7717)、前田工繊(7821)、バンナム(7832)、マーベラス(7844)、ニチハ(7943)、三井不(8801)、富士急(9010)、南海(9044)、乃村工芸(9716)、KNT(9726)、イオンディ(9787)、ミスミ(9962)が動兆。
     


    [概況]

    東京市場の午後にドルは更に上値を伸ばし、欧州株式市場が小幅安で始まる中、ドル買いは続いてNY市場序盤には110円台に乗せ、NY株式市場がマチマチで始まる中、当日高値110.175円まで上昇した。
     
    其の後発表された11月製造業新規受注は予想を下回ってドルは上値を抑えられ、NY市場中盤に110円を割り込むと終盤には109.825円まで値下りしたが、下げ止まりから揉み合いとなり、最後は前週末比+40銭高の109.915円と110円をわずかに下回る水準で引けた。株価上昇によるリスク選好の円売りにドル以外の主要通貨も買われ、南アランド(-4銭)以外は上昇して引けた。
     
    先週末の良好な雇用統計やISM指数の結果を受けた好調な米経済に週明けのNY株式市場は続伸し、ドルも一時110円を付ける上昇となったが、この日は米大統領経済諮問委員会委員長も「雇用拡大は2019年も成長のモメンタムが続いている事を示している」と発言するなど、好調な米経済にドルの下値は堅い動きが続いている。但しFRBは利上げに慎重な姿勢を見せており、ドルの下値は堅いが、上値も重い相場はまだ続きそうだ。
     


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    5日の東京株式市場は、堅調な展開が続きそうだ。
    日経平均株価の予想レンジ:2万700円-2万1000円。
    4日のNYダウ、ナスダックがともに上昇。前日の好地合いもあり、買い先行のスタートとなりそう。
    ただ、日経平均株価は、前日の高値が2万922円58銭、前週1日の高値が2万929円63銭と、2万900円台では戻り待ちの売りに上値を抑えられる格好となっており、2万1000円の壁が意識されそう。
    また、サンバイオがそろそろ場中で寄るかもしれないが、これの反応次第では、先週1月30日のように、マザーズの弱さが全体の重しとなる展開も想定しておいた方が良さそうだ。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の後半(4日終値は109円83-85銭)、ユーロ・円が1ユーロ=125円台の半ば(同125円67-71銭)と小動き。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、4日の大阪取引所終値比30円高の2万880円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■ハウスドゥ<3457>
    上期経常は32%増益で着地。
     
    ■花王 <4452>
    今期税引き前は9%増で7期連続最高益、10円増配へ。
     
    ■レーザーテック<6920>
    上期経常が56%増益で着地・10-12月期も37%増益。
     
    ■ベルーナ<9997>
    発行済み株式数(自社株を除く)の0.6%にあたる60万株(金額で8億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は2月5日から8月5日まで。
     
    ■戸上電機製作所<6643>
    今期経常を25%上方修正、配当も15円増額。
     
    ■オリコン<4800>
    今期経常を18%上方修正。
     
    ■アイビー化粧品<4918>
    薄毛予防に対する効果が期待される「頭皮外用剤」に関する特許を出願。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
     
    5(火)
    10年国債入札
    《決算発表》
    ソフトバンク、NTTデータ、スズキ、伊藤忠、双日、日水、日清食HD、三井化学、日立キャピ、三菱商、カルビー、ニチレイ、大陽日酸、参天薬、フジHD、神戸鋼、横河電、コンコルディア、ドンキホーテH、ヤマハ、丸井G、スズケン、SUMCO、協和キリン、スクエニHD
     
    【海外】
    米12月貿易収支(22:30)
    米1月ISM非製造業景況指数(2/6 0:00)
    《米決算発表》
    ウォルト・ディズニー、エレクトロニック・アーツ、ラルフローレン、バイアコム、アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド、ウェルケア・ヘルス・プランズ、エマソン・エレクトリック、ベクトン・ディッキンソン、ガートナー、マイクロチップ・テクノロジー、スカイワークス・ソリューションズ、バーテックス・ファーマシューティカルズ
    休場:香港(旧正月、〜2/7)
     
    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

     

    [株価材料]
     
    ■NJS<2325>
    19年内に下水道の点検用ドローンを発売 異常検出の受託も検討
     
    ■オークネット<3964>
    海外企業からのスマホ出品を増強 20年に全体の3割以上に
     
    ■ソフバンテク<4726>
    サーバーOS期限切れ企業向けにクラウド移行で新サービス
     
    ■ディスコ<6146>
    呉に500億円投じて新工場建設を検討 半導体製造装置を増産
     
    ■三菱電<6503>
    ドライバーにインタラクティブに情報伝える車載システム開発
     
    ■堀場製<6856>
    英子会社の車向けサイバーセキュリティ技術をグループ全体で活用
     
    ■村田製<6981>
    車載向け「たわみセンサー」21年度にも量産 筋肉振動を検知可能
     
    ■川重<7012>
    LNGを燃料に使用可能な大型LPG運搬船建造に参入
     
    ■日野自<7205>
    インドネシアの商用車販売台数を26.3期メドに倍増
     
    ■ソフトバンク<9434.>
    全国3000店舗に災害対応の蓄電池を配備 停電時に充電
     

    「5年連続でのスーパーボウル・アノマリー崩れに期待感」
     
    週明けのNYダウは175ドル高と続伸。
    昨年12月上旬以来ほぼ2カ月ぶりの高値となった。
    「アップルなど主力のハイテク株が軒並み買われ、相場上昇をけん引」との解釈。
    朝方は利益確定売り先行。
    一時80ドル超下落した場面もあった。
    ただFRBは金融引き締めを急がない姿勢。
    米中の閣僚級の貿易協議もが合意に向けて前向きな姿勢。
    これらを再認識し取引終了にかけて上昇幅を拡大。
    終値は高値圏のままだった。
    「相場上昇の勢いが強く投資家心理が強気に傾いた」という声が聞こえる。
    特にハイテクセクターの上昇が目立った格好だ。
    マイクロソフトとアップルは2.5%以上上昇。
    NASDAQは反発。
    昨年12月上旬以来の水準を回復した。
    S&P500は4日続伸。
    一方で原油先物価格の下落を背景にエネルギーセクターは軟調展開。
    VIX(恐怖)指数は15.73まで低下した。
    グーグルの持ち株会社アルファベットが発表した10〜12月期決算は最終損益が89.48億ドルの黒字。
    ただ営業利益は7%増の82.03億ドルで市場予想(86億ドル)を下回っての着地。
    時間外取引でアルファベットの株価は約4%下落。
    週末の第53回スーパーボウルはAFCのペイトリオッツがNFCのラムズを13対3で破り2年ぶりに王者となった。
    アノマリー的にはAFCのチームが勝ったことから株安が警戒される。
    ただ2018年まではスーパーボウル・アノマリーと正反対の展開。
    「アノマリーが4年連続で破られるなら今年の米株は上昇となりそう」という逆解釈も聞こえてきた。
    10年国債利回りは一時2.7%台。
    ドル円は109円台後半。
     
     
    週明けの日経平均は小幅高ながら3日続伸。
    寄り付き43円高で終値95円高は4日ぶりの日足陽線。
    ただ「金曜の高値を超えず上値が重い印象」との声。
    2000年ITバブル高値を抜ける苦しみという見方もある。
    TOPIX上昇率1.07%に対して日経平均上昇率は0.46%。
    日経平均は重い。
    しかし値上がり1888銘柄、値下がり203銘柄は「よくできました」の格好。
    値上がり14銘柄は今年最高。値下がり12銘柄。
    騰落レシオは119.80まで上昇。
    120を越えればたぶん弾みがつくだろう。
    「TOPIXは直近高値を上回っており、日経平均も追随するかが注目される」という見方もある。
    しかし結論は「モヤモヤ」だ。
    NT倍率は13.21倍。
    25日線からは2.6%のプラスかい離。
    200日線からは5.7%のマイナスかい離。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲8.330%。
    買い方▲12.905%。
    売り方買い方が逆転すれば相場は復活の狼煙となる。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲8.502%。
    買い方▲22.276%とまだきつい。
    空売り比率は42.7%。
    やや低下したとはいえ39日連続40%超。
    日経HVは14.3、日経VIは17.23。
    日経平均採用銘柄のPERは12.04倍でEPSは1234円。
    PBRは1.11倍。
    シカゴ225先物終値は大証日中比30円高の20880円。
    高値20895円、安値20740円と狭いレンジでの展開だった。
    日経平均の今年のザラバ高値は金曜の20929円。
    昨日の前場高値は20922円。
    因みに2000年4月の高値は20833円。
    この動きは20年近い「恩讐の彼方に」のようだ。
    気学では「不時の高下を見せる日」。
    水曜は「戻り売り方針の日。逆に高いと翌日安し」。
    木曜は「初め高いと後安し」。
    金曜は「前場安いと後場戻す日。突っ込み買い良し」。
     

    (兜町カタリスト櫻井)

     


    4日のNYダウ工業株30種平均は続伸し、前週末比175ドル48セント高の2万5239ドル37セントと昨年12月上旬以来ほぼ2カ月ぶりの高値で終えた。
     
    朝方は売りが先行し、ダウ平均は80ドル超下げる場面があった。新規の手掛かり材料を欠いたほか、相場が上昇基調にあった反動で、目先の利益を確定する目的の売りに押された。金融政策を見極めるうえで、週後半に予定されるパウエルFRB議長ら金融当局者の発言を確認したいとのムードもあった。
    ヘルスケアやエネルギー株が相場の重しとなり、ダウは軟調に推移。ヘルスケアではユナイテッドヘルス・グループやファイザー、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)などが売られた。原油相場の反落を背景に、エクソンモービルなどエネルギー株も安かった。
     
    午後に入ると、ハイテク株がけん引しダウはプラス圏に浮上。この日引け後に発表されるグーグル親会社アルファベット決算への期待が高まり、同社株が買われた。マイクロソフトやアップルなど他のIT大手もつれ高となった。
     
    ダウ平均は取引終了にかけて上げ幅を広げ、この日の高値圏で終えた。「相場上昇の勢いが強く投資家心理が強気に傾いた」との指摘があった。
     
     
    セクター別では、テクノロジー・ハード・機器やソフトウェア・サービスが上昇する一方で電気通信サービスや医薬品・バイオテクノロジーが下落した。
     
    ナスダック総合株価指数は反発し、同83.668ポイント高の7347.536と昨年12月上旬以来の高値で終えた。
     
     
    個別では、バッテリー技術のマックスウェル・テクノロジーズ(MXW)は、電気自動車のテスラ(TSLA)による買収に合意し、急騰。ピザチェーンのパパ・ジョンズ・インターナショナル(PZZA)は、アクティビスト(物言う株主)のスターボード・バリューが2億ドル出資したことが明らかとなり上昇した。PCメーカーのデル(DELL)は、ポール・シンガー氏率いるエリオット・マネジメントが持分比率を引き上げ買われた。
     
    一方で、昨日開催された全米フットボール・リーグ(NFL)の優勝決定戦であるスーパーボウルの視聴率が振るわず、メディアのCBS(CBS)が売られた。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    25,239.37+175.48
    S&P500種
    2,724.87+18.34
    ナスダック
    7,347.536+83.668
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,319.30−2.80   
    NY原油(ドル/バレル)
    54.84−0.42
    円・ドル
    109.86 - 109.87z+0.03
     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は反発した。
    3月物は前週末比85円高の2万0880円で引け、4日の大取終値を30円上回った。米株がハイテク株主導で上昇し、日経平均先物も買われた。前週末に出た好調な米経済指標を受け、円安が進んだことも支援材料となった。

    この日の3月物高値は2万0895円、安値は2万0740円。

    シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
    20880 ( +30 )
    シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
    20890 ( +40 )
    ( )は大阪取引所終値比



    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7034.13(+13.91)
    FTSE100種総合株価指数は方向感を欠いた展開の中を小幅続伸し前週末の終値に比べ13.91ポイント高の7034.13と、12月上旬以来2カ月ぶり高値を付けた。
    構成銘柄の6割近くが上昇した。午後には一時下落に転じる場面もあった。
     
    個別銘柄では、時価総額の大きい石油のロイヤル・ダッチ・シェルと酒類のディアジオの買いが株価指数を押し上げた。原油相場は午後に下落に転じたものの、ロイヤル・ダッチ・シェルは買いが続いた。ディアジオは、ドイツ銀行が株価目標を引き上げたことが好感された。
    シティグループが投資判断を引き上げたWMモリソン・スーパーマーケッツも上昇した。ソフトウエア開発のセージ・グループの値上がりも目立った。航空のイージージェットは、同業のライアンエアーの赤字決算を受けて下がって始まったが、午後には小幅高に転じた。
     
    一方、たばこと医薬品、鉱業関連株は売られた。資源商社のグレンコアは、アナリストによる株価目標の引き下げなどが響いた。梱包材メーカーのスマーフィット・カッパ・グループは2.4%安と値下がりも大きくなった。
    英たばこ大手インペリアル・ブランズは2.1%安。アラブ首長国連邦(UAE)アブダビの民間医療サービス最大手NMCヘルスケアと英広告大手WPPはそれぞれ1.6安とふるわなかった。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 11176.58(-4.08)
    ドイツ株式指数(DAX)は小反落した。終値は前週末と比べて4.08ポイント安の11176.58だった。
     
    個別では、鉄鋼のティッセン・クルップと自動車のフォルクスワーゲン、ダイムラーの値下がりが大きくなった。
    一方で、オンライン決済サービスのワイヤーカードは13%高。一時は23%近く上昇した。同社株は前週に不正取引の疑いが報じられて以来、急落していた。会社側が4日、不正に関する決定的な証拠は見つからなかったと発表したことから、買い戻された。医薬・化学大手の独メルクの上げも目立った。
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5000.19(-19.07)
     
     

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