会員情報作成
ログイン
【市況一覧】
日経平均株価
37,934.76 +306.28 04/26
TOPIX
2,686.48 +22.95 04/26
マザーズ
644.61 +4.49 04/26
NYダウ平均
38,239.66 +153.86 04/27
ナスダック総合
15,927.90 +316.14 04/27


02月01日 マーケットコメント

02月02日 マーケットコメント

02月03日 マーケットコメント

02月04日 マーケットコメント

02月05日 マーケットコメント

02月06日 マーケットコメント

02月07日 マーケットコメント

02月08日 マーケットコメント

02月09日 マーケットコメント

02月10日 マーケットコメント

02月11日 マーケットコメント

02月12日 マーケットコメント

02月13日 マーケットコメント

02月14日 マーケットコメント

02月15日 マーケットコメント

02月16日 マーケットコメント

02月17日 マーケットコメント

02月18日 マーケットコメント

02月19日 マーケットコメント

02月20日 マーケットコメント

02月21日 マーケットコメント

02月22日 マーケットコメント

02月23日 マーケットコメント

02月24日 マーケットコメント

02月25日 マーケットコメント


    26日の日経平均が反落。終値は前日比78円安の2万1449円で、わずか1日で2万1500円の大台を割り込んだ。
    前日の米株高につられて序盤は小高く推移したものの、中頃以降は3月決算期末を控えた機関投資家の売りに押されてマイナス圏へと落ちてしまった。途中から円相場がやや強含んだことも影響したようである。出来高は相変わらずの低水準で需給的にも手詰まりが感じられる。
    上値の重さが改めて意識される。心理的なフシ目を明確に上抜けず、その先には26週移動平均線(26日時点で2万1663円)が控えており、戻り売りが増してくる価格帯を前に市場エネルギーが復調していない点もネックになる。
     
    明日(27日)の東京株式市場では、米朝首脳会談の動向に関心が集まるなか、米中貿易交渉を巡る情報が減少する可能性もあり、手掛かり材料難から売り買いともに手控え姿勢が強まり、方向感に乏しい展開となりそうだ。
     
    今晩のパウエルFRB議長の上院議会証言がその材料となるかが注目される。
    FRBのハト派姿勢を再確認するイベントになると見られているが、この場合のオーソドックスな反応としては、米長期金利低下、米国株高、為替はドル安(円高)が想定される。
    早期の利上げを示唆するようなネガティブサプライズ発言が出ない限りは、基本的には米国株にはフレンドリーな影響が見込まれる。
     
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(26日現在)
     
    22066.25  200日移動平均線
    22043.58  均衡表雲上限(週足)
    21958.41  ボリンジャー:+3σ(25日)
    21951.05  ボリンジャー:+2σ(13週)
    21783.24  均衡表雲下限(週足)
    21698.33  均衡表基準線(週足)
    21663.52  26週移動平均線
    21620.49  ボリンジャー:+2σ(25日)
     
    21449.39  ★日経平均株価26日終値
     
    21433.58  6日移動平均線
    21340.64  ボリンジャー:+1σ(13週)
    21302.65  新値三本足陰転値
    21282.56  ボリンジャー:+1σ(25日)
    21232.11  均衡表転換線(日足)
    21152.14  75日移動平均線
    20963.10  均衡表基準線(日足)
    20944.64  25日移動平均線
    20823.69  均衡表雲上限(日足)
    20730.22  13週移動平均線
    20606.71  ボリンジャー:-1σ(25日)
    20466.90  ボリンジャー:-1σ(26週)
     
    ローソク足は陰線を引き、終値は5日線を下回って上げ一服を示唆した。ただ、5日線や25日線は上向きをキープしており、相場の方向性は引き続き上昇が示唆されている。一目均衡表では、日々線が雲上方にあり、転換線と基準線がともに上昇を続け、こちらも上昇トレンドの持続を示唆。
    ボリンジャーバンドでは、+2σと+1σで形成するレンジのうち+1σ側で取引を終えた。27日に終値が+1σを下回ると、短期的なスピード調整が長引くリスクが出てくる点に留意したい。
    RSI(9日)は77.01%から64.83%に低下し、短期的な過熱感が解消された形となった。
     

    [概況]

    26日、東京外国為替市場の米ドル円は110円台後半付近で推移している。米中貿易協議の進展期待などから米ドル円は一時111円台前半付近で推移していたが、日経平均株価が軟調に推移したことなどを受け、米ドル円は110円台後半まで弱含んだ。
     
    現在、欧州時間に入り、米ドル円は110.850円付近で推移している。
    この後はパウエル米FRB議長の議会証言などが予定されている。テクニカル的には米ドル円は下値付近に一目均衡表の転換線(110.750円)などが控えており、下値サポートとして意識されそうか。


    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    【大引け概況】
    26日の日経平均株価は反落した。前日比78円84銭安の2万1449円39銭で終えた。
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:33 容量:13.79M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    約2カ月半ぶりの高値圏とあって、3月期決算を控えた国内の金融機関などから戻り待ちの売りが出た。
     
    米中貿易協議の進展への期待から米国株が上昇し、為替も1ドル=111円台まで円安が進んだ。この流れを引き継ぎ、東京株式市場の寄り付きは買いが優勢で、日経平均株価は約2カ月半ぶりに2万1600円台に上昇した。自動車など輸出関連株に買いが先行した。
     
    しかし、前場半ばから円相場が110円台後半に上昇し、米国株先物が下落すると戻り売り圧力が強まった。
     
    後場は、下げ幅を拡大した。昼休みの時間帯に「インド軍がパキスタン実効支配地域を空爆」と報じられ、投資家心理が後退。時間外取引で米株価指数先物が軟調に推移したこともあり、一時2万1405円84銭(前日比122円39銭安)まで下落した。その後は下げ渋ったが、戻りは鈍かった。
     
    前日時点で東証1部の騰落レシオは110%台と過熱領域に近く、日経平均2万1500円近辺は3月期末を控えた機関投資家の決算絡みの売りが厚かった。海外ファンドの先物売りも全体の地合いを悪くした。
     
    市場からは「インドのパキスタン空爆報道に反応したが、ズルズルと下げるほどの材料でもなく一過性の売りに終わった。ただ、下値は限られたが、それ以上に上値の重さが認識された」との声が聞かれた。
     
    JPX日経インデックス400は反落した。終値は前日比32.50ポイント安い1万4367.28だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、3.67ポイント安の1617.20で終えた。
     
    東証1部の出来高は10億7847万株、売買代金は1兆8969億円。騰落銘柄数は値上がり726銘柄、値下がり1250銘柄、変わらず107銘柄。
     
    業種別株価指数(33業種)は、鉱業、石油・石炭製品、保険業の下落が目立った。上昇は医薬品、電気・ガス業、陸運業など。
     
    個別では、ファストリとユニファミマが安い。ソニーが軟調、キーエンスも利益確定売りに値を下げた。SMC、ファナックなども売りに押された。東京エレクトロン、信越化学工業が軟調、TDKも値を下げた。ラサ工業が大きく利食われ、オンワードホールディングス、ミスターマックス・ホールディングスなどの下落も目立つ。新日本科学も安い。
     
    半面、ZOZOが堅調、資生堂、花王が上昇、テルモも買いを集めた。エーザイや第一三共など医薬品株も上昇した。レオパレス21が上値追い、井筒屋が商いを膨らませ大幅高となった。エンビプロ・ホールディングスは大引けストップ高配分。アイロムグループも値を飛ばし、さくらインターネット、アイスタイルも高い。
     
     
    東証2部株価指数は前日比50.50ポイント安の6850.02ポイントと8日ぶり反落した。
    出来高6027万株。値上がり銘柄数は184、値下がり銘柄数は240となった。
     
    個別では、堀田丸正、スリープログループ、タビオ、京葉瓦斯、ツヴァイが売られた。
    一方、鉄人化計画がストップ高。伏木海陸運送は一時ストップ高と値を飛ばした。京進、安楽亭は昨年来高値を更新。ストリーム、日本アビオニクス、東京ボード工業、Oak キャピタル、篠崎屋が買われた。

     

    東証マザーズ指数は前日比0.57ポイント高の932.61ポイントと小幅ながら7日続伸。
    東京株式市場全般が一服商状となったことで、前日まで続伸を続けてきたマザーズ市場にも利益確定売りが先行。朝高後に失速したが、下値買いも入って大引けはプラスとなった。
    一部のバイオ関連銘柄が売り買いを集め、活況となった。
     
    アンジェスの売買代金が東証1部銘柄を抜くなどバイオ関連銘柄への売り買いが目立った。ある市場関係者は、「海外投資家と国内機関投資が手控え気味の中、個人投資家の物色は活発だった」と話していた。
     
    値上がり銘柄数は97、値下がり銘柄数は171となった。
     
    個別では、リアルワールド、窪田製薬ホールディングスがストップ高。識学は一時ストップ高と値を飛ばした。クラウドワークス、Kudan、リンク、アンジェス、オンコリスバイオファーマなど6銘柄は昨年来高値を更新。イーソル、ハイアス・アンド・カンパニー、アイリッジ、アルー、キャリアが買われた。
     
    一方、アクアラインが昨年来安値を更新。霞ヶ関キャピタル、ソレイジア・ファーマ、アクトコール、DELTA-Fly Pharma、フーバーブレインが売られた。


    新規上場したリックソフトは初日の26日、買い気配のまま取引が成立しなかった。

     

    【後場寄り付き概況】

    後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比89円20銭安の2万1439円03銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、7.22ポイント安の1613.65で始まった。
    日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに軟調。アジア株がさえない動きとなる中で、幅広い業種に売りが出ている。
    外国為替市場では、1ドル=110円80銭近辺の推移。
     
    個別では、ソニーが小安く、キーエンス、村田製、SMCは値を下げている。SUMCOは甘い。JXTGが下押し、商船三井は反落している。三井住友が下げ幅を広げ、ファーストリテ、イオンは売られている。
     
    半面、ソフトバンクGが締まり、リクルートHDはしっかり。資生堂、花王が続伸し、ZOZOはにぎわっている。トヨタが小高く、昭和電工は強含み。任天堂も小幅に上昇している。
     
    今週は、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言(26-27日)、昨年10-12月期の米国内総生産(GDP)発表(28日)といった重要イベントが予定されており、これらの内容を見極めたいとの思惑が広がったようだ。
     
    為替の円安進行や中国・上海総合指数の上げが一服していることもあり、東京市場でも一段の上値追い材料に乏しい。後場の日経平均は日足チャートの5日移動平均線(2万1460円付近)レベルで軟調もみ合いとなることが見込まれる。
     
    日本株や米国株は昨年末からの戻りで米中協議の合意期待をかなり織り込んできたと言えるだろう。「思惑で買って事実で売る」スタンスの投資家からは早々に利益確定の売りが出ていてもおかしくない。押し目買いには慎重姿勢で臨みたいところだ。
     
    ランチバスケットは13件、135.63億円、10億売り越し。

    26日午前の日経平均株価は反落した。午前の終値は前日比42円94銭安の2万1485円29銭だった。東証株価指数(TOPIX)は4.39ポイント安の1616.48と、いずれも小幅安。
     
    前日の米国市場は、トランプ米大統領が中国製品に対する追加関税引き上げを延期すると表明し、貿易協議の進展期待が強まった。米国株の主要指数がそろって上昇し、為替も1ドル=111円台まで円安に進んだことから、東京株式市場も買い先行で始まった。日経平均株価は一時、2万1600円台を回復した。
     
    その後、中国・上海総合指数が小高く寄った後に小幅安になったこともあり、いったん下げに転じた。また、円相場が110円台後半に戻すと、次第に戻り売り圧力が強まった。日経平均は前日終値付近でもみ合いとなり、前引けにかけて下げ幅を広げた。
     
    市場からは「上値が重くなってきた。米中貿易協議への進展期待はあるが、織り込みが進んでおり、新たな材料が欲しいところだ。パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言を見極めたいとの空気も手控えにつながっているようだ」との声が聞かれた。
     
    東証1部の出来高は5億3156万株、売買代金は9170億円。騰落銘柄数は値上がり703銘柄、値下がり1329銘柄、変わらず92銘柄。
     
     
    業種別株価指数(33業種)は、鉱業、石油・石炭製品、保険業の下落が目立った。上昇は医薬品、電気・ガス業、パルプ・紙など。
     
    個別では、資生堂、花王が高く、テルモも上昇した。任天堂、トヨタ、武田は小幅高。井筒屋が商いを膨らませ大幅高、アイロムグループも値を飛ばした。アイスタイルが上昇、レオパレス21も買い優勢だった。
     
    半面、キーエンスが利食われ、村田製作所、SMCなども安い。ソニーは小幅安。東京エレクトロン、信越化学工業なども冴えない。オンワードホールディングス大きく売られ、ラサ工業も急反落した。
     
    東証2部株価指数は前日比38.08ポイント安の6862.44ポイントと8日ぶり反落した。
    出来高3714万株。値上がり銘柄数は182、値下がり銘柄数は221となった。
     
    個別では、堀田丸正、タビオ、ナルミヤ・インターナショナル、京葉瓦斯、マックスバリュ東北が売られた。
     
     一方、鉄人化計画がストップ高。京進、安楽亭は昨年来高値を更新。ストリーム、篠崎屋、いい生活、Oak キャピタル、日本アビオニクスが買われた。

     

    日経ジャスダック平均は7日ぶり反落、利益確定の売りが優勢
     
    日経ジャスダック平均株価は反落した。午前終値は前日比10円48銭安の3455円07銭だった。
    前日まで6日続伸した反動で、利益確定の売りが優勢になった。売買代金は概算356億円、売買高7801万株だった。ハーモニックやシンバイオが下落した。半面、ラクオリアやEAJは買われた。
    値上がり銘柄数は264、値下がり銘柄数は323となった。
     
    個別では、ニューテック、マックハウス、シャクリー・グローバル・グループ、マミーマートが昨年来安値を更新。シンバイオ製薬、グラファイトデザイン、サカイホールディングス、きょくとう、アズ企画設計が売られた。
     
    一方、やまねメディカルがストップ高。大和コンピューター、オリコン、santec、Nuts、澤田ホールディングスは昨年来高値を更新。タツミ、鉱研工業、第一商品、夢の街創造委員会、ビーイングが買われた。


    東証マザーズ指数は前日比3.50ポイント高の935.54ポイントと7日続伸。
    前日の米国株の上伸などを背景に買い意欲が強まっている。前日の米国市場は米中貿易交渉の進展期待を背景にNYダウが続伸、マザーズ市場にも買いが波及している。
    また、アンジェスやオンコリスなどバイオ関連株人気が続いていることも個人の買い意欲を刺激し、マザーズ市場にも好影響を与えている。
    ただ、マザーズ市場は前日まで6連騰しているため、一本調子の上昇に対する警戒感も台頭し始めている。このため、上値での戻り待ち売りや目先の利益を確保する売りが出てくることも想定されることには留意したい。
    値上がり銘柄数は88、値下がり銘柄数は177となった。
     
    個別では、リアルワールド、窪田製薬ホールディングスがストップ高。識学は一時ストップ高と値を飛ばした。クラウドワークス、アンジェス、オンコリスバイオファーマなど4銘柄は昨年来高値を更新。ハイアス・アンド・カンパニー、GMO TECH、イーソル、夢展望、ティーケーピーが買われた。
     
    一方、アクアラインが昨年来安値を更新。霞ヶ関キャピタル、アクトコール、ソレイジア・ファーマ、フーバーブレイン、and factoryが売られた。

    【寄り付き概況】

    26日の日経平均株価は、前日比27円79銭高の2万1556円02銭と続伸してスタート。
    前日の米国株市場では米中貿易摩擦問題に対する警戒感が後退したことを背景にNYダウが続伸、外国為替市場では1ドル=111円台へとドル高・円安が進行しており、これを受けて主力株中心にリスクを取る動きが継続している。
     
    ただ、日経平均は前週来大きく水準を切り上げ利益確定売りが出やすいタイミングにあるほか、実質3月相場入りで期末を意識した機関投資家の決算対策売りなども予想され、上値は重いとの見方もある。
    また、前日に中国・上海株市場が大幅な上昇をみせているが、きょうの値動きが注目され、東京市場にも影響を与えそうだ。
     
    寄り付き時点で業種別では33業種中、18業種が高く、値上がり上位にその他製品、海運、サービス、紙パルプ、医薬品など。一方、値下がりで目立つのは鉱業、石油、証券など。
     
    個別では、任天堂、ソニー、資生堂、花王も堅調。トヨタは小幅高。ソフトバンクG、ファーストリテは強含み。リクルートHDが買われている。
    半面、キーエンス、JXTGがさえない。イオンが値を下げている。三菱UFJ、みずほFGは弱含みとなっている。
     
     
    225先物は、モルスタ・野村・ナティクス・アムロ・メリルが買い越し。
    JP・ソジェン・ドイツ・SBIが売り越し。
    TOPIX先物はJP・モルスタ・三菱・みずほが買い越し。
    ソジェン・メリル・バークレイズが売り越し。
     
    テクニカル的には、NESIC(1973)、パソナ(2168)、アウトソ(2427)、ラクーン(3031)、さくら(3778)、フリービット(3843)、日本紙(3863)、北越コーポ(3865)、ラサ工(4022)、アイカ(4206)、タクマ(6013)、豊田織機(6201)、北越工(6364)、太平洋(7250)、フジシール(7864)、JAL(9201)、NTT(9432)、カドカワ(9468)が動兆。
     
     



    「大統領選前年の3月高がアノマリー」

    週明けのNY株式は続伸。
    NYダウは60ドル高の26091ドルと昨年11月8日以来ほぼ3ヵ月半ぶりの高値水準を回復した。
    トランプ大統領が中国製品への関税引き上げの延期を表明。
    「米中の貿易協議が進展するとの期待が高まった」との解釈だ。
    キャタピラーやボーイング、GS、GEなど幅広い銘柄が買い物優勢の展開。
    もっとも上昇幅は一時200ドルを超えた場面もあり上値も重かった印象。
    引け値は一日の安値水準となった。
    VIX(恐怖)指数は14.90。
    シカゴ連銀全米活動指数は予想に反してマイナス。
    ダラス連銀製造業活動指は市場予想を上回って着地とマチマチ。
    債券は反落。
    ドル円は111円台前半での推移。
    小型株中心のラッセル2000は9週続伸と堅調展開。
    昨年10月16日以来の高値水準。
    アノマリーは「大統領選挙前の年の3月に中小型株は強含む」。
    1979年以降の10回のうちラッセル2000が上昇したのは10回とパーフェクト。
    1950年以降ではNYダウとS&P500が13勝4敗。
    1971年以降のNASDAQも10勝2敗と勝ち越し。

    「新高値18、新安値ゼロは悪くない」

    週明けの日経平均は反発。
    3ケタの上昇で終値ベースの21500円台を回復した。
    寄り付き142円高、終値102円高で残念ながら日足は6日ぶりの陰線。
    ただ東証マザーズ指数とジャスダック平均は6日続伸。
    日経平均の日中値幅は85円。
    東証1部の売買代金は1兆9870億円と2日連続の2兆円割れ。
    新高値18銘柄は今年と記録を更新したのは微かな期待感へつながろう。
    しかも新安値はナシだった。
    値上がり1585銘柄、値下がり467銘柄。
    騰落レシオは110.64。
    NT倍率は13.28倍。
    25日線からは2.9%のプラスかい離。
    200日線からは2.5%のマイナスかい離。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方は▲9.069%。
    買い方▲10.388%と接近。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.855%。
    買い方▲17.878%。空売り比率は42.9%と54日連続40%超。
    日経HVは15.9、日経VIは17.04。
    日経平均採用銘柄のPERは12.37倍。EPSは1740円。PBRは1.14倍
    シカゴ225先物終値は大証日中比20円高の21570円。高値21625円、安値21445円。
    気学では「初高後安の日。吹き値売り方針良し」。
    水曜は「不時安をみせる日。戻り売りで駆け引きせよ」。
    木曜は「前場安いと後場引き返す日」。
    金曜は「人気に逆行して動くこと多し」。


    (兜町カタリスト櫻井)

     

    [概況]

    東京市場朝方に対中関税引き上げの延期が発表された事を好感してドルは買われたが、其の後当日安値110.575円まで値を下げた。
     
    しかし110円半ばでは底堅く、揉み合いのあとNY株式市場が大幅上昇で始まるとドル買いは進み、NY市場中盤にドルは東京時間の高値を上抜き、終盤には14日以来となる111円台に乗せて当日高値111.250円まで上昇した。
     
    其の後は株価の上げ幅縮小などにドルも上値を抑えられたが、最後は前週末比+40銭高の111.070円と111円を維持して引け、株価上昇とリスク選好の円売りにドル以外の主要通貨も上昇して引けた。米中貿易協議の進展を期待して株価は上昇しドルも買われて111円台を回復し、ここからの更なる上昇を期待したいところだが、上昇はゆっくりではないか。
     

    [提供:カネツFX証券株式会社]

     

    26日の東京株式市場は、引き続き、米中の貿易協議の進展期待を支えに、堅調展開か。
    シカゴ日経先物が大阪比20円高の21570円。
    日経平均は昨日終値が節目の2万1500円に乗せた流れを引き継いで、本日も戻りを試す展開となろう。
    日経平均株価の予想レンジは、2万1400円-2万1700円。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の前半(25日終値は110円62−63銭)、ユーロ・円が1ユーロ=126円台の前半(同125円62-66銭)と円安方向に振れている。輸出関連銘柄には、追い風となるだろう。
    ただ、きのう25日東証の1部の売買代金は1兆9870億円で、前週末22日に続き2兆円割れとなり盛り上がりに欠けるなか、日足チャート上では6日ぶりに陰線を形成した。買いが一巡した後は、上値の重さが意識される場面も想定される。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、25日の大阪取引所終値比20円高の2万1570円だった。
     
     
    【好材料銘柄】
     
    ■プラネット <2391>
    11-1月期(2Q)経常は13%増益。
     
    ■バルクホールディングス <2467>
    子会社CELがCYBAVO社とサイバーセキュリティ分野で協業を開始。ホワイトハッカー人材を国内成長企業に提供する。
     
    ■片倉工業 <3001>
    非開示だった今期経常は6%増益へ。
     
    ■マーチャント・バンカーズ <3121>
    見守り型介護ロボットの開発・販売を手掛けるIVホールディングスと業務提携。
     
    ■ファインデックス<3649>
    健診施設向け視線分析型視野計「GAP-screener」を販売開始。
     
    ■リアルワールド<3691>
    動画の受託制作や動画ツールサービスを提供するvivito社と資本業務提携。
     
    ■いい生活<3796>
    1月売上高は前年同月比24.0%増の1億9100万円。
     
    ■アイフリークモバイル<3845>
    チャットに仮想通貨トークンを管理するウォレット機能を搭載したアプリ「Challet(チャレット)」のiOS版を配信開始。
     
    ■モバイルファクトリー<3912>
    ブロックチェーンゲームとアプリに特化した検索サイト「FinDApps」のベータ版をオープン。
     
    ■医学生物学研究所<4557>
    体外診断用医薬品であるコンパニオン診断薬の開発受託サービスを開始。
     
    ■横河ブリッジホールディングス<5911>
    中期経営計画を策定。22年3月期に営業利益140億円(19年3月期計画は110億円)を目指す。
     
    ■元旦ビューティ工業<5935>
    静岡県御前崎市に保有する土地建物の売却に伴い、19年3月期に売却益1.1億円を特別利益に計上する。
     
    ■ファーストロジック<6037>
    不動産投資サイト「楽待」が加盟不動産会社向けに顧客対応アプリをリリース。
     
    ■三井海洋開発<6269>
    セネガル沖合SNE油田向けFPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)の基本設計業務を受注。
      
    ■NEW ART HOLDINGS<7638>
    今期配当を0.7円増額修正。
     
    ■北國銀行<8363>
    発行済み株式数の2.93%にあたる88万株の自社株を消却する。消却予定日は3月1日。
     
    ■アインホールディングス<9627>
    長野県に調剤薬局36店舗を展開する土屋薬品の全株式を取得し子会社化する。
     
    ■ピー・シー・エー<9629>
    次世代セキュリティのトップ企業である米ソフォスと協業開始。「PCAクラウド」のセキュリティ基盤としてソフォス製品を活用する。
     
    ■ウィザス<9696>
    増進会ホールディングスとの資本業務提携を解消する。これに絡み、発行済み株式数(自社株を除く)の6.34%にあたる64万株(金額で2億5984万円)を上限に、2月26日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
    【国内】
     
    26(火)
    《決算発表》
    スリープロ、ウチダエスコ

    【海外】
    米12月FHFA住宅価格指数(23:00)
    米12月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(23:00)
    米2月消費者信頼感指数(2/27 0:00)
    パウエルFRB議長が上院で議会証言
    《米決算発表》
    ホーム・デポ、メイシーズ、オートゾーン
     


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


     

     25日のNYダウ工業株30種平均は前週末比60ドル14セント高の2万6091ドル95セントと続伸した。昨年11月8日以来ほぼ3カ月半ぶりの高値で終えた。
     
    米中両国は24日、ワシントンでの4日間の閣僚級貿易協議を終了した。トランプ大統領はツイッターへの投稿で「知財権保護、技術移転の強要、農業、サービス、為替といった構造的な問題で大きな進展が見られた」と評価。3月1日に設定した交渉期限を「遅らせるだろう」と表明した。
    交渉期限の延長に伴って中国からの輸入品2000億ドル相当に対する追加関税の10%から25%への引き上げは保留される。25日には大統領は両国の立場は「とても、とても近づいている」とも強調した。米中貿易協議が合意に向かうとの期待から25日のダウは取引前半に一時200ドル超上昇。建機のキャタピラーやボーイングなど中国売上高比率の高い銘柄や、金融のゴールドマン・サックスなど景気敏感株に買いが入った。中国市場への依存度
     
    個別株の好材料が目立ったことも投資家心理を上向けた。バイオ製薬事業を産業・医療機器大手のダナハーに214億ドルで売却すると発表したゼネラル・エレクトリック(GE)が上昇。ダナハーもバイオ事業強化が好感され買われた。
     
    ただ、取引終了にかけて上げ幅を縮めた。26〜27日に予定するパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言や、28日発表の昨年10〜12月期の実質国内総生産(GDP、速報値)など週内は重要日程が多い。年明けから米株相場の上昇が続いた後だけに、一連のイベントの内容を見極めたいとのムードが強かった。
     
    セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や半導体・半導体製造装置が上昇する一方で不動産や家庭用品・パーソナル用品が下落した。
     
    ナスダック総合株価指数は同26.915ポイント高の7554.460と昨年11月7日以来の高値で終えた。フェイスブックやアップルなど主力株が軒並み上昇した。
     
     
    NYダウ工業株30種(ドル)
    26,091.95+60.14
    S&P500種
    2,796.11+3.44
    ナスダック
    7,554.460+26.915
    NY金(ドル/トロイオンス)
    1,329.50−3.30   
    NY原油(ドル/バレル)
    55.43−1.83
    円・ドル
    111.04 - 111.05+0.42


     

    【シカゴ日本株先物概況】

    シカゴ日経平均先物は続伸した。
    3月物は前週末比145円高の2万1570円で引け、25日の大取終値を20円上回った。
    対中追加関税の延期を好感し米株とともに日経平均先物は買われた。米中合意が近いとの期待も支えとなった。
    この日の3月物高値は2万1625円、安値は2万1445円。
     
    シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
    21570 ( +20 )
    シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
    21570 ( +20 )
    ( )は大阪取引所終値比



    【欧州株式市場】
     
    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7183.74(+5.14)
    FTSE100種総合株価指数は小幅続伸となり、前営業日終値比5.14ポイント高の7183.74で終了した。
    トランプ米大統領が米中貿易協議の期限延期を表明し、買い安心感が広がった。ただ、中国株が大幅高になったのに対し、欧州株の上げは小幅にとどまった。
    指数構成銘柄全体の5割強が上昇した。保険と医薬品株の値上がりが株価指数を押し上げた。
     
    個別では、保険のプルーデンシャルとヒスコックスはともに約3%高。ヒスコックスは通期の利益が市場予想を上回ったことが好感された。ギャンブル事業のGVCホールディングスも大幅高となった。銀行株も上がった。
     
    半面、鉱業株は売られた。住宅建設株も下落し、パーシモンは4%超の下げと目立った。住宅購入の公的資金スキームに関する同社の進め方に、英国政府が懸念を示したとの一部報道が売り材料となった。配送のブンズルは、通期利益は予想を上回ったものの、コスト増が利益率を圧迫したことが嫌気され3%超下がった。教育事業のピアソンは5.4%の大幅安となった。
     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 11505.39(+47.69)
    ドイツ株式指数(DAX)は5日続伸した。終値は前週末と比べて47.69ポイント高の11505.39だった。米中間の貿易交渉が合意に向かっているとの期待が高まり、欧州各国市場で買いが広がった。
     
    個別銘柄では、フォルクスワーゲンは大幅高となった。アディダスと半導体のインフィニオンテクノロジーズの上げも目立った。
    一方で、素材メーカーのコベストロは大幅に下落した。競合他社の生産増やアジアの自動車向けの需要鈍化を理由に、今年の利益が半減する可能性を示したことが嫌気された。不動産のボノビアも安くなった。
     
     
     
    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 5231.85(+16.00)
    フランスの株価指数CAC40とは上昇した。
     

02月26日 毎日コラム
株の売買の基本の基本
・・・続き

    [株価材料]
     
    系列が発電機の異常ドローンで検知するシステム導入
     
    ■AGC<5201>
    米国に中規模培養タンク増設へ
     
    ■クボタ<6326>
    サプライチェーン高度化する基幹システム構築
     
    ■OKI<6703.T>
    系列がA3カラーLEDプリンターの新製品発売
     
    ■日信号<6741>
    スマホから青信号延長できる信号機開発
     
    ■大日印<7912>
    顧客データ管理分析するクラウドサービス開始へ
     
    ■共同印<7914>
    ジャカルタに歯磨き粉用チューブの新工場着工へ

     



戻る
 
サイトTOPへ

株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。

(C)ilogos / Eimei.tv