【市況一覧】
日経平均株価
38,701.90 -111.68 12/20
TOPIX
2,701.99 -11.84 12/20
マザーズ
624.89 -5.96 12/20
NYダウ平均
42,342.24 +15.37 12/20
ナスダック総合
19,372.77 -19.92 12/20


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    今週は堅調となった。
    日経平均は週明け22日は大幅高となり、3万1000円台に到達。23日の後場に相場が急変して9日ぶりに反落すると、24日は大幅安となり、天井感が意識された。
    しかし、25日は米エヌビディアの良好な決算を手がかりに、半導体株のアドバンテストが急騰。225構成銘柄の派手な上昇を受けて指数も3日ぶりに反発すると、26日も半導体株買いが続いて続伸。軽い調整を挟みながらも週間ではプラスで終えた。
    日経平均は週間では約107円の上昇となり、週足では7週連続で陽線を形成した。
     
    来週は波乱含みの展開か。
    米国は週明けの5月29日が休場。週末の6月2日は5月雇用統計が発表予定で、やや手がけづらさが意識される。最大の注目は債務上限問題。過去のイエレン財務長官の発言から、6月1日が「Xデー(米政府の資金繰りが行き詰まる日)」として注目されており、関連ニュースに振り回されることになるだろう。債務上限問題が解決しないまま6月1日を迎えるようなら、この近辺では米国株の大幅安を想定しておく必要がある。
     
    一方、土壇場で与野党が合意に至るようなら、リスクオンに傾斜する展開も期待できる。週末の米雇用統計は、足元で米国のインフレが長期化するのではとの見方が強まっていることから、警戒材料として受け止められるだろう。
     
    日本株は足元の基調が非常に強く、基本的には悪材料には耐性を示し、好材料には強く反応すると考える。外国人による日本株買いは旺盛だ。米債デフォルト(債務不履行)となれば一大事だが、基本的に茶番にほかならず、政府、共和の双方ともいずれは安全な着地点を探るとみられる。金融市場もそれを前提にしているため、どこかで物色対象を変えてくる可能性があるだろう。
    米国の債務上限問題が解決せず、米国株の下げが大きくなってしまった場合には、週末にかけてはリスク回避の動きが強まると予想する。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(26日現在)
     
    32257.07  ボリンジャー:+3σ(25日)
    32029.48  ボリンジャー:+3σ(13週)
    31554.47  ボリンジャー:+3σ(26週)
    31348.37  ボリンジャー:+2σ(25日)
     
    30916.31  ★日経平均株価26日終値
     
    30905.18  ボリンジャー:+2σ(13週)
    30875.51  6日移動平均線
    30565.80  均衡表転換線(日足)
    30439.66  ボリンジャー:+1σ(25日)
    30321.54  ボリンジャー:+2σ(26週)
    30093.59   新値三本足陰転値
    29797.10  均衡表基準線(日足)
    29780.88  ボリンジャー:+1σ(13週)
    29530.95  25日移動平均線
    29356.13  均衡表転換線(週足)
    29088.61  ボリンジャー:+1σ(26週)
    28656.57  13週移動平均線
    28622.25  ボリンジャー:-1σ(25日)
    28507.21  均衡表基準線(週足)
    28329.10  75日移動平均線


     

    【大引け概況】


    26日の日経平均株価は続伸し、前日比115円18銭(0.37%)高の3万0916円31銭で終えた。
     
    本日のマーケット動画
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    前日の米株式市場では、NYダウが5日続落したが、ナスダック指数は上昇した。好決算を発表したエヌビディア<NVDA>が一時29%高と急騰し半導体関連株などが買われた。この流れを引き継ぎ、東京市場も値を上げてスタート。半導体関連株が軒並み高となるなどハイテク株を中心に買いを集めた。値がさの電気機器や精密機器が買われ、指数を押し上げた。
     
    為替はニューヨーク市場で一時1ドル140円台と昨年11月以来、約半年ぶりの円安に振れたことも追い風となった。日経平均株価は前場には一時3万1101円と、22日につけたバブル崩壊後の高値(3万1086円)を上回る水準まで上昇した。
    今後のインバウンド(訪日外国人)需要の回復期待もあり、JALやJR東海が上昇した。
     
    ただ、後場にかけ上昇幅は縮小した。週末を前にバリュー(割安)株を中心に利益確定の売りが出て、上値が重くなった。
    「過熱感から利益確定売りも増えてきたが、日本経済の正常化と今後の業績回復に対する期待が外国人投資家を中心に根強い」と指摘した。
     
    日経平均は目先的にスピード調整を迎えてもおかしくないだろう。また、米国の債務上限問題の行方も気がかりである。一方、米国では、4月の個人消費支出(PCE)統計が発表される。インフレ率の低下が確認され、利上げ継続に対する思惑が後退するのか見極めたいと考える向きも多く、PCEの結果と米国市場の動向には注意が必要だ。また、来週も5月のISM製造業景況指数や5月の雇用統計など重要指標の発表が目白押しで、経済統計を受けた米国市場の動向に左右される展開となりそうだ。
     
     
    東証株価指数(TOPIX)は午後に失速し、小幅に4日続落。0.31ポイント(0.01%)安の2145.84で終えた。
     
    東証プライムの売買代金は概算で3兆4058億円。売買高は12億1944万株だった。東証プライム市場の値上がり銘柄数は419、値下がりは1371、変わらずは45だった。
     
    業種別株価指数(33業種)では空運業、陸運業、精密機器が上昇した。下落は鉱業、石油・石炭製品、証券・商品先物取引業など。
     
       
    個別銘柄では、東京エレクトロンやレーザーテック、ルネサスエレクトロニクス、SUMCOといった半導体関連株が高く、アドバンテストやSCREENホールディングスは連日の上場来高値に買われた。ソフトバンクグループやソニーグループ、HOYAが高い。任天堂、オリエンタルランド、HOYA、丸紅、京成が買われた。
     
    半面、三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループが安く、ファーストリテイリングや日本製鉄、ダイキン工業、日本郵船が軟調。ニデックや楽天グループが値を下げた。KDDIや第一三共、セブン&アイは売られた。




     


     
    東証スタンダード市場は、米半導体大手の決算や業績見通しが好感され、ハイテク株に買いが集まった。スタンダード市場は「蚊帳の外」状態が続いている。スタンダードTOP20は小幅安。出来高3億4024万株。
    値上がり銘柄数447、値下がり銘柄数836と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、アルメディオがストップ高。鉄人化計画、大阪油化工業、アズジェント、ぷらっとホームは一時ストップ高と値を飛ばした。麻生フオームクリート、三東工業社、マサル、日東富士製粉、燦キャピタルマネージメントなど45銘柄は年初来高値を更新。ヤマシナ、GMB、CSSホールディングス、インスペック、日本ラッドが買われた。
     
    一方、高田工業所、クルーズ、システム・ロケーション、菊池製作所、日東製網など42銘柄が年初来安値を更新。SCAT、名村造船所、ベクター、タカトリ、ストライダーズが売られた。
     


     
    東証グロース市場は、東証プライム市場の大型株に国内外の投資資金が向かう中、出遅れが目立つ展開が続いた。グロースCore、東証マザーズ指数はともに軟調。東証マザーズ指数の終値は前日比11.28ポイント(1.53%)安い725.69と安値引けとなり、1月中旬以来の安い水準を付けた。日経平均株価が33年ぶりの高値圏で推移するなどプライム市場銘柄に投資資金が流入する一方、個人投資家のグロース市場銘柄への関心が低下しているといい、幅広い銘柄が散発的な売りに押された。
     
    需給面では前月上場のispaceに引き続き物色が集まったことも大きい。同社については24日に最高経営責任者のインタビュー記事が出たことが材料視されており、「業績が関係ない銘柄なので、ニュースが出れば一方向に動きやすい」とみられる。
     
    東証グロース市場ではカバーやエニーカラーが下落した。一方、人気ゲームでメタバース空間を制作すると発表したmonoAIは制限値幅の上限(ストップ高水準)まで上昇した。アイスペースも高い。
    値上がり銘柄数133、値下がり銘柄数374と、値下がりが優勢だった。
     
     個別ではmonoAI technologyがストップ高。Arentは一時ストップ高と値を飛ばした。イオレ、ランディックス、クリアル、BRUNO、アンビション DX ホールディングスなど12銘柄は年初来高値を更新。Ridge−i、アルファクス・フード・システム、アディッシュ、テクノロジーズ、旅工房が買われた。
     
    一方、ウェッジホールディングス、アマナ、サンワカンパニー、グランディーズ、テックファームホールディングスなど34銘柄が年初来安値を更新。ウェルプレイド・ライゼスト、マイクロアド、Photosynth、BTM、トゥエンティーフォーセブンが売られた。
     

    26日午前の日経平均株価は続伸し、前引けは前日比300円47銭(0.98%)高の3万1101円60銭だった。
     
    前日の米国市場でNYダウは5日続落したが、エヌビディア<NVDA>の急騰で半導体株などが買われ、ナスダック指数は上昇した。この流れを受けた東京市場でも半導体関連株を中心に値を上げ、日経平均株価は22日につけた1990年7月以来の高値(3万1086円)を上回って前場の取引を終えた。
     
    25日の米市場では主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が大幅に上昇した。東京市場でも東エレクなど半導体関連株に買いが入り、日経平均を押し上げた。円相場が一時1ドル=140円台まで下落したのを背景に、輸出企業の採算改善への期待も高まった。
     
    今後のインバウンド(訪日外国人)需要の回復を期待し、空運や陸運なども上昇した。「過熱感を気にせず今後の業績回復を見込めるセクターや銘柄に買いが入った」とみていた。
     
    午後の日経平均は堅調な動きが想定されるものの、上値追いには慎重になるべきか。来週は中国で購買担当者景気指数(PMI)、米国ではISM製造業景気指数、雇用統計など重要指標が発表される。米債務上限問題も合意に近づいていると報じられているが、最後まで予断を許さない。海外動向を見極めたいとの思惑も働くなか、国内勢の追随買いは引き続き期待しづらく、海外勢の買いがどこまで続くかを見極める局面に入ったといえるだろう。
     
     


     

    東証株価指数(TOPIX)は反発し、午前終値は前日比12.48ポイント(0.58%)高の2158.63だった。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆7074億円、売買高は5億7402万株だった。東証プライム市場の値上がり銘柄数は774、値下がりは955、変わらずは104だった。
     
     
    業種別株価指数(33業種)では空運業、陸運業、精密機器の上昇が目立った。下落は鉱業、石油・石炭製品、電気・ガス業など。

    個別銘柄では、東京エレクトロンやアドバンテスト、レーザーテックといった半導体関連株が高く、ルネサスエレクトロニクスやSCREENホールディングス、信越化、ソシオネクストも買われた。オリエンタルランドや三菱重工業、任天堂もしっかり。TDK、HOYA、三菱商、ANAHD、JR東海、OLCも買われた。
     
    半面、三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループが安く、日本電信電話や日本製鉄が軟調だった。KDDIや第一三共、セブン&アイが下落した。

     


     
    東証スタンダード市場はプライム市場では米半導体大手の決算や業績見通しが引き続き好感され、大型ハイテク株などに買いが集まった。インバウンド関連も堅調だった。スタンダード市場も半導体関連株が買われた。スタンダードTOP20は小幅高。出来高2億1410万株。
    値上がり銘柄数578、値下がり銘柄数617と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、ぷらっとホーム、アルメディオがストップ高。鉄人化計画、大阪油化工業、アズジェントは一時ストップ高と値を飛ばした。麻生フオームクリート、日東富士製粉、燦キャピタルマネージメント、CSSホールディングス、東北新社など37銘柄は年初来高値を更新。GMB、ヤマシナ、インスペック、ウインテスト、テクノクオーツが買われた。
     
    一方、高田工業所、システム・ロケーション、菊池製作所、チエル、片倉コープアグリなど19銘柄が年初来安値を更新。エム・エイチ・グループ、ベクター、SCAT、ヘリオス テクノ ホールディング、ストライダーズが売られた。

     


     
    東証グロース市場の中小型株は「蚊帳の外」状態が続いている。グロースCore、東証マザーズ指数はともに軟調。東証マザーズ指数の前引けは前日比4.71ポイント(0.64%)安い732.26だった。日経平均株価が再び33年ぶりの高値圏に上昇した半面、グロース市場銘柄は散発的な売りに押される銘柄が目立った。
     
    市場では「グロース市場に上場する銘柄を売って、為替の円安を背景に株価上昇が見込める東証プライム銘柄を買う個人投資家もいるだろう」と、グロース市場銘柄への関心低下を指摘する声があった。
     
    東証グロース市場ではカバーやマイクロアドが下落した。一方、メタリアルやGDHは上昇した。
    値上がり銘柄数187、値下がり銘柄数299と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、Arentが一時ストップ高と値を飛ばした。イオレ、クリアル、BRUNO、アンビション DX ホールディングス、アルファクス・フード・システムなど11銘柄は年初来高値を更新。Ridge−i、アディッシュ、テクノロジーズ、ispace、gooddaysホールディングスが買われた。
     
     一方、ウェッジホールディングス、アマナ、サンワカンパニー、イルグルム、ハイブリッドテクノロジーズなど24銘柄が年初来安値を更新。ウェルプレイド・ライゼスト、マイクロアド、BTM、カヤック、Photosynthが売られた。
     
     

    【寄り付き概況】


    26日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比108円48銭高の3万
    0909円61銭。

    前日の米株式市場は、NYダウが35ドル安と5日続落したが、好業績を発表した半導体大手エヌビディア<NVDA>の急騰を受けIT・ハイテク株が買われナスダック指数は上昇した。このナスダック高を受け、東京株式市場も値を上げて始まった。
    取引時間中として3万1000円を上回るのは23日以来。25日の米市場でナスダック指数が1.7%高、主要な半導体株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は6.8%上昇した。東京市場でも半導体関連株など電気機器株に買いが入っている。

    また、為替は前日のニューヨーク市場で昨年11月以来、半年ぶりに1ドル=140円台をつけるなど円安が進んでいる。

    企業業績の採算改善期待から自動車など輸出株の一角が上昇した。

    東証株価指数(TOPIX)は反発している。

    個別では、東エレクやスクリン、信越化が高い。TDK、HOYA、太陽誘電、三菱商事、トヨタなども上昇している。半面、ファストリやKDDI、セブン&アイは安い。

    「背景には新設JPXプライム150指数の存在も」

    「SOX指数は212ポイント(6.81%)高」

    木曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
    NYダウは5日続落。
    一方NASDAQ総合指数は急上昇。
    好調な業績見通しを発表した半導体大手エヌビディアが24%上昇。
    過去最高値を更新し時価総額1兆ドルに迫った。
    売買代金は約600億ドル。
    この日のS&P500構成銘柄全体の5分の1を占めた。
    「エヌビディアは正式にFANGに代わって市場の中心的存在となった。
    投資家はAIに注目している」との見方だ。
    マイクロソフトは3.9%高。
    アルファベットは2.1%高。
    半導体大手AMDは約11%高。
    マイクロン・テクノロジーは4.6%高。
    ブロードコムは7%超上昇。
    フィラデルフィア半導体(SOX)指数は6.8%上昇。
    1年以上ぶりの高値水準。
    1日の上昇率としては昨年11月以来の大きさ。
    バイデン大統領とマッーシー下院議長の債務交渉は見解の相違がわずか700億ドル。
    「合意に近づいている」という解釈だ。
    2023年第1四半期の実質GDP改定値は年率換算で前期比1.3%増。
    速報値の1.1%増から上方修正された。
    週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週から4000件増加し22万9000件。
    市場予想は24万5000件だった。
    週間継続受給件数は5000件減の179万4000件。
    4月の調査期間と比べて減少。
    4月の中古住宅販売仮契約指数は前月から横ばいの78.9。
    在庫不足が背景にあり、住宅市場の回復を遅らせる可能性がある。
    市場市場予想は1.0%上昇。
    3月は5.2%低下していた。
    前年同月比では20.3%低下。
    国債利回りは上昇。
    一方、短期証券(Tビル)利回りは7%を超える水準から、6%を下回る水準に大きく低下した。
    10年国債利回りは3.823%。
    2年国債利回りは4.537%。
    6月FOMCでの0.25%利上げを確率は約53%。
    前日の約36%から上昇した。
    ドル円は140円台前半。
    140円台は約半年ぶり。
    WTI原油先物7月限は前日比2.51ドル(3.4%)安の71.83ドル。
    ビッドコインは245ドル高の26470ドル。
    SKEW指数は136.42→138.37→140.73。
    恐怖と欲望指数は60→63(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

    木曜のNYダウは35ドル(0.11%)安の32764ドルと5日続落。
    高値3287ドル、安値32586ドル。
    サイコロは3勝9敗。
    騰落レシオは74.77%(前日73.95%)。
    NASDAQは213ポイント(1.71%)高の12698ポイントと3日ぶりに反発。
    高値12736ポイント、安値12604ポイント。
    サイコロは7勝5敗。
    騰落レシオは89.46%(前日89.89%)。
    S&P500は36ポイント(0.88%)高の4151ポイントと3日ぶりに反発。
    高値4165ポイント、安値4129ポイント。
    サイコロは6勝6敗。
    騰落レシオは85.50%(前日84.59%)。
    ダウ輸送株指数は194ポイント(1.42%)高の13889ポイントと3日ぶりに反発。
    SOX指数は212ポイント(6.81%)高の3336ポイントと3日ぶりに反発。
    VIX指数は19.14と低下。
    NYSE出来高は9.67億株(前日8.70億株)。
    3市場合算出来高は108億株(前日97億株、直近20日平均は105億株)。
    シカゴ225先物円建ては大証日中比270円高の31110円。
    ドル建ては大証日中比315円高の31145円。
    ドル円は140.05円。
    10年国債利回りは3.823%。
    2年国債利回りは4.537%。

    「週足陽線基準は31086円」

    木曜の日経平均は寄り付き83円安。
    終値は118円(△0.39%)高の30801円と3日ぶりに反発。
    NYのエヌビディアにつられてアドバンテスト1銘柄で日経平均を154円押し上げた。
    日足は3日ぶりに陽線。
    5月オプションSQ値は29235円28銭なので10勝。
    TOPIXは6.25ポイント(▲0.29%)安の2146ポイントと3日続落。
    プライム市場指数は3.21ポイント(▲0.42%)安の1104.35と3日続落。
    東証マザーズ指数は9.07ポイント(▲1.22%)安の736.97と3日続落。
    プライム市場の売買代金は3兆4686億円(前日は3兆1885億円)。
    10日連続で3兆円超。
    値上がり726銘柄(前日603銘柄)。
    値下がり1010銘柄(前日1134銘柄)。
    新高値90銘柄(前日53銘柄)。
    新安値68銘柄(前日36銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは113.90(前日115.92)。
    NTレシオは14.35倍(前日14.26倍)。
    10日連続で14倍台。
    サイコロは9勝3敗で75.00%。
    TOPIXは7勝5敗で68.33%。
    マザーズ指数は5勝7敗で41.66%。
    上向きの25日線(29440円)からは△4.62%(前日△4.54%)。
    30日連続で上回った。
    上向きの75日線は28283円。
    43日連続で上回った。
    上向きの200日線(27750円)からは△10.63%(前日△10.99%)。
    41日連続で上回った。
    上向きの5日線は30867円。
    2日連続で下回った。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.535%(前日▲13.307%)
    買い方▲8.001%(前日▲7.777%)。
    マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.307%(前日▲5.537%)。
    買い方▲22.368% (前日▲21.791%)。
    空売り比率は45.3%(前日40.9%、2日連続で40%超)
    空売り規制なしの銘柄の比率7.2%(前日8.1%)。
    日経VIは18.49(前日19.00)。
    2月16日の安値は14.63。
    日経平均採用銘柄のPERは14.15倍(前日14.20倍)。
    前期基準では14.47倍。
    EPSは2176円(前日2160円)。
    5月10日は2005円まで低下。
    11月15日の過去最高準は2238円。
    225のPBRは1.27倍(前日1.28倍)。
    BPSは24252円(前日23970円)。
    10年国債利回りは0.425%(前日0.405%)。
    日経平均の予想益回りは7.07%。
    予想配当り利回りは2.07%。
    プライム市場の予想PERは14.71倍。
    前期基準では15.08倍。
    PBRは1.25倍。
    プライム市場の予想益回りは6.79%。
    配当利回り加重平均は2.40%。
    プライム市場の単純平均は1円高の2530円。
    プライム市場の売買単価は2742円(前日2564円)。
    プライム市場の時価総額は767兆円(前日770兆円)。
    ドル建て日経平均は220.65(前日221.74)と3日続落。
    木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比270円高の31100円。
    高値31105円、安値30510円。
    大証先物夜間取引終値は大証日中240円高の31070円。
    気学では「変化日にして不時の高下をみせる日」。
    月曜は「人気に逆行して前後場仕成りを異にする日」。
    火曜は「前日の足取りに反して動くこと多し」。
    水曜は「急伸することあり。吹き値は売れ」。
    木曜は「押し目買い」。
    金曜は「上寄りしたら売り方針の日。逆なら見送れ」。
    ボリンジャーのプラス1σが30318円。
    プラス2σが31197円。
    プラス3σが32075円。
    週足ボリンジャーのプラス2σが30851円。
    プラス3σが31968円。
    アノマリー的には「株高の日」。
    29日が「リーマンショック以降強い株高の日」。
    30日が「変化日」。
    31日が「リーマンショック以降株高の日」。
    週足陽線基準は31086円。
    前週末プラス基準は30808円。
    月足陽線基準は29123円。

    《今日のポイント5月26日》

    (1)木曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
       NYダウは5日続落。
       一方NASDAQ総合指数は急上昇。
       フィラデルフィア半導体(SOX)指数は6.8%上昇。
       10年国債利回りは3.823%。
       2年国債利回りは4.537%。
       ドル円は約半年ぶりに140円台前半。。
       SKEW指数は136.42→138.37→140.73。
       恐怖と欲望指数は60→63(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

    (2)ダウ輸送株指数は194ポイント(1.42%)高の13889ポイントと3日ぶりに反発。
       SOX指数は212ポイント(6.81%)高の3336ポイントと3日ぶりに反発。
       VIX指数は19.14と低下。
       NYSE出来高は9.67億株(前日8.70億株)。
       3市場合算出来高は108億株(前日97億株、直近20日平均は105億株)。
       シカゴ225先物円建ては大証日中比270円高の31110円。

    (3)プライム市場の売買代金は3兆4686億円(前日は3兆1885億円)。
       10日連続で3兆円超。
       値上がり726銘柄(前日603銘柄)。
       値下がり1010銘柄(前日1134銘柄)。
       新高値90銘柄(前日53銘柄)。
       新安値68銘柄(前日36銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは113.90(前日115.92)。
       NTレシオは14.35倍(前日14.26倍)。
       10日連続で14倍台。
       サイコロは9勝3敗で75.00%。

    (4)上向きの25日線(29440円)からは△4.62%(前日△4.54%)。
       30日連続で上回った。
       上向きの75日線は28283円。
       43日連続で上回った。
       上向きの200日線(27750円)からは△10.63%(前日△10.99%)。
       41日連続で上回った。
       上向きの5日線は30867円。
       2日連続で下回った。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.535%(前日▲13.307%)
       買い方▲8.001%(前日▲7.777%)。
       マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.307%(前日▲5.537%)。
       買い方▲22.368% (前日▲21.791%)。

    (6)空売り比率は45.3%(前日40.9%、2日連続で40%超)
       空売り規制なしの銘柄の比率7.2%(前日8.1%)。
       日経VIは18.49(前日19.00)。
       2月16日の安値は14.63。

    (7)日経平均採用銘柄のPERは14.15倍(前日14.20倍)。
       EPSは2176円(前日2160円)。
       5月10日は2005円まで低下。
       11月15日の過去最高準は2238円。
       225のPBRは1.27倍(前日1.28倍)。
       BPSは24252円(前日23970円)。
       10年国債利回りは0.425%(前日0.405%)。

    (8)プライム市場の単純平均は1円高の2530円。
       プライム市場の時価総額は767兆円(前日770兆円)。
       ドル建て日経平均は220.65(前日221.74)と3日続落。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが30318円。
       プラス2σが31197円。
       プラス3σが32075円。
       週足ボリンジャーのプラス2σが30851円。
       プラス3σが31968円。
       アノマリー的には「株高の日」。
       29日が「リーマンショック以降強い株高の日」。
       30日が「変化日」。
       31日が「リーマンショック以降株高の日」。
       週足陽線基準は31086円。
       前週末プラス基準は30808円。
       月足陽線基準は29123円。

    今年の曜日別勝敗(5月25日まで)

    月曜13勝6敗(月曜2連勝中)
    火曜14勝5敗
    水曜11勝9敗
    木曜11勝8敗(木曜6連勝中)
    金曜14勝5敗(金曜3連勝中)

    5月第3週(5月15日─5月19日)の週間海外投資家動向。
    現物7476億円億円買い越し(8週連続で買い越し)。
    先物5518億円買い越し(3週連続で買い越し)。
    合計1兆2995億円買い越し(7週連続で買い越し)。
    7週連続の買い越しは2020年11ー12月以来、約2年半ぶり。
    7週間の買越額は累計で4兆1137億円。
    個人は現物9273億円売り越し。
    先物1998億円買いり越し。
    合計7275億円売り越し。
    信託銀行は現物936億円売り越し(8週連続で売り越し)。
    先物687億円売り越し。
    合計1621億円売り越し(7週連続で売り越し)。

    5月第2週(5月8日─5月12日)の週間海外投資家動向。
    現物5658億円億円買い越し(7週連続で買い越し)。
    先物2185億円買い越し(2週連続で買い越し)。
    合計7844億円買い越し(6週連続で買い越し)。
    7週連続の買い越しは2020年11ー12月以来、約2年半ぶり。
    7週間の買越額は累計で2兆8842億円。
    個人は現物3054億円売り越し。
    先物860億円売り越し。
    合計3914億円売り越し。
    信託銀行は現物1473億円売り越し(7週連続で売り越し)。
    先物257億円売り越し。
    合計1731億円売り越し(6週連続で売り越し)。

    3月30日に発表された「JPXプライム150指数」。
    算出は7月に開始予定。
    どうもこのスケジュールが市場では蠢いている気がする。
    この指数は価値創造が推定される我が国を代表する企業で構成される指数。
    2つの基準が使われる。
    (1)推定エクイティスプレッド基準・・・財務実績上、価値創造創造が推定される銘柄
       ROE(株主資本利益率)と株主資本コストの差である「エクイティスプレッド」の上位75銘柄
    (2)PBR(株価純資産倍率)基準・・・市場評価上、価値想像が推定される銘柄
       PBRが1倍を超える銘柄のうち、時価総額上位75銘柄

    野村證券の推定では、高ROE・高PBRの傾向がある電機・精密や情報通信・サービスその他のウエイトがTOPIXと比較して大きい。
    この2業種だけで推定ウエイトが50.8%だという。
    一方で銀行や商社・卸売のウエイトはTOPIXと比較して小さい。
    また銀行や非鉄・鉄鋼、電気・ガスでは組み入れ銘柄なしと推定。
    当時JPXの清田瞭CEOは「採用した150銘柄だけでおそらく350兆円の時価総額があるのではないか」と話してた。
    つまり東証プライム上場企業の約半分はこの「JPXプライム150指数」がらみということになる。
    機械的に組み入れられるだけでなく、日本株ビギナーにとってもわかりやすい指数。
    フレッシュ東京の代表的存在になるとすれば、それこそ旧態依然とした日経225よりも日本株が身近になってくるハズだ。
    因みに、2017年末→2022年末のパフオーマンスのシミュレーション結果がある。
    TOPIXは△0.8%だったのに対し想定JPXプライム150指数は△2.1%。
    想定JPXプライム150指数のPBR1倍以上の銘柄は87%。
    S&P500no89%、ストックス600の75%に治して遜色がない。
    またROE12%以上の比率は65%。
    S&P500の65%、ストックス600の62%よりも高い。
    要は「高いROE高PBE」の指数の誕生がまもなく来る。
    市場ではあまり騒がれていないが、このところの日本株高の一因であることは容易に推定できる。

    今の東京市場の主役はなんのだろう。
    さまざまな見方はあろうが、個人的にはレーザーテックだと思う。
    売買代金は日々数千億円で毎日トップ。
    指数売買の代表である日経レバETFの2倍から3倍の売買代金だ。
    最低売買代金は高いがそれでも全員参加型みたいな存在になっている。
    因みに同社の時価総額は2兆円レベル。
    でも売上高は900億円だ。
    日経平均の寄与度トップのフアーストリテの時価総額10兆円、売上高2兆円と比べると小さい。
    それでも日々の商いは断トツトップ。
    「市場人気の高さ」という株価形成要因を忘れてはいけない。

    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    都築電機(8157)・・・動兆

    情報システムと電子デバイスが中核。
    大株主に麻生、富士通
    クラウドサービス好調。
    電子デバイスがFA機器向け好調。
    DX需要受け情報機器、電子デバイスの受注残豊富。
    DX人材育成リスキリングサービスの提供開始。
    物流向けに動態管理サービス開始。
    ICTの中核。


    (兜町カタリスト櫻井)


     


    [株価材料]
     
    ■日銀総裁、物価高「国民に負担」 緩和は継続強調

    ■三菱UFJ<8306>
    AT1債3300億円発行へ 当初予定積み増し

    ■サントリーも値上げへ 業務用ビールなど 缶は減税で下げ

    ■富士通<6702>
    最高品質責任者を決定 コンビニ誤交付受け

    ■ソニーG<6758>
    PS5で携帯型ゲーム機 ワイヤレスイヤホンも

    ■セントラル硝子<4044>
    EV向け電池材料増産 中国企業と合弁

    ■アステラス<4503>
    オランダ医薬品工場譲渡へ 仏製薬に

    ■東洋機械金属<6210>
    中国子会社で資金流用か 5億円超

    ■ばら積み用船料反落 中型、直近高値から3割安 穀物・石炭の荷動き鈍化

    ■DRAM値下がり続く 4月大口価格1%安 12カ月連続下落

    ■OpenAI、ChatGPTアプリ日本で提供 AI安全対策も公募

    ■マネックスG<8698>
    傘下コインチェック、米国上場に遅延の可能性

    ■円安再加速、対ドルで140円台に下落 半年ぶり

    ■日米両政府が半導体・先端技術の協力で声明

    ■中部電<9502>や関西電<9503>
    などの株主、一斉に提訴請求へ カルテル問題

    ■トヨタ<7203>
    3万9000台リコール 排ガス装置に不具合

    ■富士フイルム<4901>
    組織再編 国内生産子会社統合、高機能材を拡大


     


    26日の東京株式市場は、続伸後もしっかりか。
    日経平均株価の予想レンジは、3万700円−3万1100円を想定。(25日終値3万801円13銭)

    米国株はまちまち。ダウ平均が下落した一方、S&P500とナスダックは上昇。ダウ平均は35ドル安の32764ドルで取引を終えた。エヌビディアが凄まじい上昇を見せたこと、エヌビディア以外の半導体株にも強い動きが見られ、グロース株買いが活況となったこと、円安が進んでいることなどから、日本株には買いが入ると予想する。

    きのう25日の日経平均株価は、朝安後に上げ転換し3日ぶりに反発。強い地合いのなか、堅調な値動きとなりそう。

    為替相場は、ドル・円が1ドル=140円前後(25日は139円39−41銭)、ユーロ・円が1ユーロ=150円台の前半(同149円44−48銭)と、円安に振れている。円安を追い風に、輸出関連銘柄などが上昇を支えそうだ。
    ただ、現地29日の米国市場はメモリアルデーで休場となることもあり、様子見姿勢が広がる場面も想定される。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、25日の大阪取引所清算値比270円高の3万1100円だった。



    【好材料銘柄】 

    ■燦キャピタルマネージメント <2134> 
    コンサルティング業務を手掛ける桂経営ソリューションズと業務提携。

    ■バナーズ <3011> 
    発行済み株式数(自社株を除く)の3.83%にあたる61万株(金額で8113万円)を上限に、5月26日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。

    ■gooddaysホールディングス <4437> 
    6月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。

    ■テリロジーホールディングス <5133> 
    さくらインターネット <3778> グループのアイティーエムと資本業務提携。アイティーエムが実施する第三者割当増資を引き受け、持ち分法適用関連会社化する。

    ■エイベックス <7860> 
    今期最終を2倍上方修正。


    【主な経済指標・スケジュール】


    26(金)
    【国内】
    5月都区部消費者物価指数(8:30)

    【海外】
    米4月個人所得・個人消費支出(21:30)
    米4月耐久財受注(21:30)
    休場:香港(仏誕節)

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


     



    25日のNYダウ工業株30種平均は5日続落し、前日比35ドル27セント(0.1%)安の3万2764ドル65セントで終えた。
    3月29日以来、およそ2カ月ぶりの安値。米連邦政府の債務上限問題を巡る不透明感が引き続き重荷となった。半面、ダウ平均の構成銘柄ではないが、画像処理半導体(GPU)のエヌビディアが急騰し、ハイテク関連銘柄に買いが入り、ダウ平均を下支えした。

    6月1日にも米連邦政府の資金繰りが行き詰まるとの警戒感が根強い中、政府の借入上限額である「債務上限」問題の協議が大詰めを迎え、バイデン政権と野党共和党の合意に向けた進展に依然関心が集まる状況。このところの弱地合いを引き継ぎ、ダウ平均は取引序盤から売り先行で推移した。下げ幅は一時200ドルを超えた。

    売り一巡後は下げ渋り、小幅に上昇する場面もあった。25日の取引時間中にバイデン米大統領が交渉は「進展している」との考えを示したと伝わった。共和党のマッカーシー下院議長も「どこに隔たりがあるか分かっている。結論に至るように努力している」などと記者団に話したと報じられた。市場では債務不履行は避けられるとの見方も根強い。

    エヌビディアは24%高で終えた。24日夕に四半期決算と併せて発表した5〜7月期の売上高見通しは市場予想を大幅に上回った。人工知能(AI)に使う半導体の需要急増が大幅な業績拡大を支えるとの見方が強まり、「エヌビディア株の急騰がハイテクを中心に相場を押し上げた」。AI技術の成長期待が広がり、ダウ平均の構成銘柄ではソフトウエアのマイクロソフトが4%高となり、スマートフォンのアップルも高い。

    ハイテク株に資金が流入した半面、ディフェンシブ株や消費関連株は売られた。通信のベライゾン・コミュニケーションズやバイオ製薬のアムジェンが安い。ドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスやホームセンターのホーム・デポも売られた。米原油先物相場が下げ、石油のシェブロンや化学のダウも下落した。

    ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発し、前日比213.932ポイント(1.7%)高の1万2698.094で終えた。エヌビディアの好調な見通しを受け、同業のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)は11%高となった。半導体製造装置株も高い。主要半導体株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は7%上昇した。ネット検索のアルファベットや交流サイトのメタプラットフォームズも買われた。



     

    【シカゴ日本株先物概況】

    25日のシカゴ日経平均先物は上昇した。6月物は前日比605円高の3万1100円で終えた。同日に日経平均株価が上昇したほか、米国ではハイテク株が堅調に推移した。外国為替市場での円安・ドル高進行もあって日経平均先物には買いが優勢となった。
    NYダウは、米債務上限問題を巡る不透明感が引き続き地合いを圧迫する中、5営業日続落した。


    シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
    31100 ( +270 )
    シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
    31145 ( +315 )
    ( )は大阪取引所終値比






    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    FTSE100 7570.87(−56.23)

    25日のFTSE100種総合株価指数は3日続落した。前日に比べ56.23ポイント(0.74%)安の7570.87と、3月29日以来約2カ月ぶりの安値で終えた。前日発表の4月の英消費者物価指数(CPI)の伸び率が市場予想を上回ったことから、イングランド銀行(英中央銀行)による金融引き締めの長期化が警戒されている。高インフレと利上げによる英経済の悪化懸念が投資家心理を圧迫した。

    個別では、飲料大手コカコーラHBC(4.36%安)が下落率トップ。たばこ大手インペリアル・プランズ(4.17%安)、複合企業DCC(3.80%安)と続いた。一方、投資持ち株会社パーシングスクエア・ホールディングスは2.53%高、エネルギー小売大手セントリカ2.33%高だった。




    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 15793.80(−48.33)

    25日のドイツ株価指数(DAX)は4日続落した。前日に比べ48.33ポイント(0.31%)安の1万5793.80と、3週間ぶり安値で取引を終えた。25日発表のドイツの1〜3月期実質国内総生産(GDP)が下方改定され、2四半期連続でマイナス成長となった。製造業を中心に景況感の冷え込みを示す指標の発表も続き、企業業績に対する警戒感が強まった。小売りや化学セクターの一角に売りが出た。

    個別では、通信大手ドイツテレコムが2.76%安と売られた。電力大手RWEは2.51%安、半導体大手インフィニオン・テクノロジーズは1.87%安だった。半面、エネルギー大手シーメンス・エナジーは1.54%高、医療大手メルク1.07%高とそれぞれ買われた。



    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 7229.27(−24.19)

    フランスCAC40種指数は0.33%安だった。
    軟調なアジア株や米株を背景に、欧州株も売りが優勢となった。



     

05月26日 毎日コラム
RSI【買われすぎ】【売られすぎ】
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